JP2003003965A - オートドレンバルブ - Google Patents

オートドレンバルブ

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JP2003003965A
JP2003003965A JP2001191504A JP2001191504A JP2003003965A JP 2003003965 A JP2003003965 A JP 2003003965A JP 2001191504 A JP2001191504 A JP 2001191504A JP 2001191504 A JP2001191504 A JP 2001191504A JP 2003003965 A JP2003003965 A JP 2003003965A
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Japan
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pump
valve
upstream
valve element
chamber
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JP2001191504A
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English (en)
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Yoshiki Nakayama
良樹 中山
Toshiaki Kaneko
利昭 金子
Koichi Takeda
浩一 武田
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Kioritz Corp
Original Assignee
Kioritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプの始動時にはポンプ内の空気を、ま
た、ポンプの停止時には液体を、排出口から自動的に排
出するオートドレンバルブの提供。 【解決手段】 ポンプの始動時には該ポンプ内の空気
を、また、ポンプの停止時には液体を、同一の排出口か
ら自動的に排出するオートドレンバルブであって、上流
側に配置されたポンプ室と下流側に配置された排出口と
の間に配設されたバルブ要素と、該バルブ要素を上流側
に付勢するための付勢部材とを有し、バルブ要素は、ポ
ンプの始動時における始動位置においては、ポンプ室に
通じる流通路を形成して、ポンプ室と排出口と連通さ
せ、また、ポンプの作動中における作動位置において
は、ポンプ室内の正圧によって、付勢部材の付勢力に抗
して下流側に移動されて、排出口に通じる下流側連通路
を遮断する、ことを特徴とするオートドレンバルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水等の液体を圧送する
ポンプに設けられるオートドレンバルブに関し、より詳
細には、ポンプの始動時にはポンプ室内の空気を、ま
た、ポンプの停止時には液体を、排出口から自動的に排
出するオートドレンバルブに関する。
【従来技術】従来から、水等の液体を圧送するためのポ
ンプには、使用後に、ポンプ内部に残った液体を排出す
るための手動コックが設けられている。前記ポンプの使
用後、前記手動コックを操作して前記ポンプ室と前記排
出口とを連通させて、ポンプ内部に残留している液体を
排出することができる。ポンプ内部の残留液体を排出す
るのは、主に、冬期に前記ポンプの内部で液体が凍結す
ることによる、前記ポンプの破損を防止するためであ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冬期におい
て、例えば、高圧洗浄機を使用するたびに、いちいち手
動コックを操作して搭載されているポンプ内に残った水
を排出するのは面倒である。特に、レンタル製品に前記
ポンプが使用されている場合には、適切に水抜きを行っ
てもらえない場合が多く、前記ポンプが破損し、修理を
頻繁に行わなければならない。そこで、本発明は、ポン
プの始動時にはポンプ室内の空気を、また、ポンプの停
止時には液体を、排出口から自動的に排出するオートド
レンバルブを提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ポ
ンプの始動時には該ポンプ内の空気を、また、前記ポン
プの停止時には液体を、同一の排出口から自動的に排出
するオートドレンバルブであって、上流側に配置された
ポンプ室と下流側に配置された前記排出口との間に配設
されたバルブ要素と、該バルブ要素を上流側に付勢する
ための付勢部材とを有し、前記バルブ要素は、前記ポン
プの始動時における始動位置においては、前記ポンプ室
に通じる流通路を形成して、前記ポンプ室と前記排出口
と連通させ、また、前記ポンプの作動中における作動位
置においては、前記ポンプ室内の正圧によって、前記付
勢部材の付勢力に抗して下流側に移動されて、前記排出
口に通じる下流側連通路を遮断する、ことを特徴とする
オートドレンバルブによって達成することができる。
【0004】本発明にかかるオートドレンバルブは、前
記バルブ要素が、前記始動位置においては、前記ポンプ
室に通じる前記流通路Fを形成して、前記ポンプ室と前
記排出口とを連通させ、前記ポンプ内の空気を前記排出
口から排気させる。また、空気が排気され、前記ポンプ
室内に液体が流入すると、内部の圧が次第に上昇する。
それによって、前記バルブ要素は、前記ポンプ室内の正
圧によって、前記付勢部材の付勢力に抗して下流側に移
動されて、前記排出口に通じる前記下流側連通路を遮断
し、ポンプの正常作動を可能とする。前記ポンプの作動
を停止させると、前記ポンプ室内の圧が次第に下がり、
前記バルブ要素は、前記付勢部材の付勢力によって、前
記作動位置から前記始動位置に戻される。それによっ
て、前記下流側連通路が開放し、前記ポンプ室に通じる
前記流通路Fを介して、前記ポンプ内の液体が前記排出
口から排出される。
【0005】本発明によれば、ポンプの始動時には、ポ
ンプ内の空気を、また、ポンプの停止時には液体を、排
出口から自動的に排出することができるので、冬季にお
いて、ポンプ内に残留している液体の凍結による破損を
防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、
本発明にかかるオートドレンバルブの種々の実施の形態
について説明する。図1および図2は、本発明にかかる
第一の実施形態にかかるオートドレンバルブの始動位置
(ポンプが正常作動する前の状態)を示し、そのうち、
図1は、オートドレンバルブの縦断面図であり、また、
図2は、図1に示すII−IIに沿ったオートドレンバルブ
の矢視横断面図である。
【0007】図1を参照しつつ、第一実施形態にかかる
オートドレンバルブ2の構成を説明する。本実施形態に
かかるオートドレンバルブ2は、例えば、高圧洗浄機に
おいて使用される、水を圧送するための高圧プランジャ
式等のポンプPに設けられ、ポンプケーシング4内のポ
ンプ室PCに連通して設けられる。また、前記オートド
レンバルブ2には、前記ポンプ室PC内の空気や水を排
出するための排出口6が設けられている。
【0008】より詳細には、前記オートドレンバルブ2
は、バルブハウジング8を有する。該バルブハウジング
8の上端には、前記ポンプケーシング4に対して取付け
るための連結部10が形成されている。前記バルブハウ
ジング8は、好ましくは、前記ポンプケーシング4に対
して、前記排出口6が下方に向くように取付けられる。
前記バルブハウジング8の内部には、前記ポンプ室PC
と前記排出口6との間に、バルブ要素12を収容するた
めのバルブ室Vが配設されている。図1および図2を見
て分かるように、前記バルブ室Vは、横断面が円形の円
筒形をなしている。
【0009】前記バルブ室Vには、上流側に上流側開口
部14が形成されており、そこから、前記ポンプ室PC
内部の最低部位に通じる上流側連通路16が延びてい
る。また、下流側に前記下流側開口部18が形成されて
おり、そこから下流側方向に前記排出口6まで延びる下
流側連通路20が設けられている。前記上流側開口部1
4と前記下流側開口部18は、互いに対向するように配
置されている。また、前記上流側開口部14と前記下流
側開口部18の横断面は、それぞれ円形である。前記バ
ルブ室Vに対して下流側には、付勢部材であるコイルば
ね28を収容するための、円筒状の付勢部材収容室Cが
設けられている。前記バルブ室Vと前記付勢部材収容室
Cとで、段付き円筒形をなしている。また、前記付勢部
材収容室Cは、前記排出口6に通じる前記下流側連通路
20の一部を構成している。前記下流側開口部18は、
前記付勢部材収容室Cの入口部分で構成されている。
【0010】前記バルブ要素12は、前記ポンプPの始
動時における始動位置においては、前記排出口6と前記
ポンプ室PCとを連通させる形状を有している。図1お
よび図2を見て分かるように、前記バルブ要素12は、
前記バルブ要素12の移動方向に延びる軸線方向(上流
側と下流側との間で延びる軸線方向)O−Oにおいて、
中央に位置する本体部分12eと、該本体部分12eに
対して上流側に位置する上流側部分12dと、前記本体
部分12eに対して下流側に位置する下流側部分12c
とを有する。
【0011】前記本体部分12eは板状であり、該本体
部分12eの周面と前記バルブ室Vの内壁との間に隙間
Sが形成される外周輪郭を有している。より詳細には、
前記本体部分12eは円形板状であり、その外径は前記
バルブ室Vの径より小さく、両者の間に前記隙間Sが形
成されている。円板形の前記本体部分12eの下流側面
(下面)の周縁部には、弾性部材あるいは密封部材とし
てのOリング22が脱落しないように設けられている。
該Oリング22は、前記下流側開口部18の周縁部と対
向して設けられている。また、前記本体部分12eは、
前記始動位置にあるとき、前記コイルばね28によっ
て、前記下流側開口部18と離間した位置に付勢されて
いる。
【0012】また、前記上流側部分12bは、前記本体
部分12eと前記上流側開口部14との間の間隔を保持
するための間隔保持部を構成する。これによって、前記
バルブ要素12が前記始動位置にあるとき、前記上流側
開口部14が前記本体部分12eによって閉じられるの
を防止する。すなわち、前記バルブ要素12は、前記コ
イルばね28によって上流側に付勢され、前記上流側部
分12bが、前記上流側開口部14の周縁部に押し付け
られている。前記上流側部分12bには、前記上流側連
通路16と前記下流側連通路20とを連通させるための
流通路Fが形成されている。前記バルブ要素12が前記
始動位置にあるとき、前記本体部分12eと前記下流側
開口部18との間に前記隙間Sが形成されており、前記
流通路Fは、前記上流側開口部14と、前記本体部分1
2eと前記バルブ室Vとの間の前記隙間Sとを連通さ
せ、それによって、前記上流側連通路16と前記下流側
連通路20とが連通する。
【0013】より詳細には、前記上流側部分12bは、
前記軸線方向O−Oにおいて、上流側に向けて縮径する
截頭円錐形をなすコア部12dと、該コア部12dから
半径方向外方に延びる複数の羽根部12b(本実施形態
においては、前記軸線O−Oまわりに等間隔に配置され
た四つの羽根部12b)とを有する。図2を見て分かる
ように、該羽根部12bの径方向の寸法は、円板形をな
す前記本体部分12eの径寸法より大きく、前記バルブ
要素12の横方向への偏位を防止するとともに、前記本
体部分12eと前記バルブ室Vとの間に前記隙間Sを確
保するようになっている。前記コア部12dの基部にお
ける径は、前記本体部分12eの外径よりも小さい。ま
た、前記コア部12d分の上面の径は、前記上流側開口
部14の径よりも小さく、前記流通路Fと前記上流側開
口部14とが常時連通している。截頭円錐形の前記コア
部12dと前記羽根部12bとの間の空間で前記流通路
Fが構成されている。前記本体部分12eの上流側面
は、後述するように、前記ポンプ室PC内の正圧を受け
る受圧面24を構成する。
【0014】更に、前記バルブ要素12の前記下流側部
分12cは、前記コイルばね28との連結部を構成して
いる。前記下流側部分12cは、前記軸線方向O−O下
流側に向かって縮径する截頭円錐形をなしている。該截
頭円錐形の前記下流側部分12cの基部の径は、前記円
板形をなす前記本体部分12eの外径よりも小さく、前
記本体部分12eの下流側面の周縁部に、前記Oリング
22が設けられている。上述したように、前記バルブ室
Vは、段付きの円筒形をなしており、前記Oリング22
は、前記下流側開口部18のまわりのショルダー部26
と対向している。
【0015】前記下流側部分12cは、前記付勢部材収
容室Cの中に延びている。また、前記バルブ室Vに連な
る前記付勢部材収容室Cには、付勢部材としてのコイル
ばね28が収容されている。該コイルばね28の一端
(下流側端部)は、前記付勢部材収容室Cの底面に着座
している。また、他端(上流側端部)は、前記バルブ要
素12の前記下流側部分12cがその中に延び、互いに
係合している。前記バルブ要素12は、前記コイルばね
28によって前記バルブ室Vの上面に対して付勢されて
いる。既に説明したように、前記バルブ要素12の前記
上流側部分は、前記羽根部12bと前記コア部12d分
との間に前記流通路Fが形成され、また、前記本体部分
12eの外周面と、前記バルブ室Vの内壁との間にも前
記隙間Sが形成されている。したがって、前記バルブ要
素12が前記コイルばね28によって、前記バルブ室V
の上面に対して付勢された始動時位置の状態において、
前記上流側開口部14は、前記流通路Fおよび前記隙間
Sを介して前記排出口6と連通されている。
【0016】図1および図2に示す第一実施形態にかか
る前記オートドレンバルブ2は、下記のように作動す
る。まず、前記ポンプPの始動前においては、前記ポン
プ室PCは大気に通じており、その中に空気が存在して
いる。前記オートドレンバルブ2の前記バルブ要素12
は、前記コイルばね28によって上流側に付勢されてい
る(始動位置)。この状態において、前記排出口6は、
前記バルブ要素12の前記上流側部分12bに形成され
た前記流通路Fおよび前記隙間Sを介して、前記ポンプ
室PCと連通している。
【0017】前記ポンプPを始動させると、次第に前記
ポンプ室PC内の圧が上昇する。それによって、内部に
存在している空気が、前記上流側連通路16、前記バル
ブ室Vおよび前記下流側連通路20を介して、前記排出
口6から押し出される。更に、前記ポンプ室PC内の圧
が上昇し、前記バルブ要素12の前記受圧面24が圧を
受け、前記ポンプ室PC内の圧が前記コイルばね28の
付勢力にうちかって、前記バルブ要素12が下流側、す
なわち前記下流側開口部18に向かって移動される。
【0018】前記ポンプ室PC内の空気の大部分が前記
排出口6から排気され、内部の圧が前記ポンプPの作動
圧力に達する過程で、前記バルブ要素12の前記本体部
分12eの、前記下流側面および前記Oリング22が、
前記下流側開口部18の周りの前記ショルダー部26に
対して押圧され(作動位置)、前記排出口6への通路が
遮断され、以後はポンプとしての正常作動が継続され
る。なお、ポンプ始動から正常作動状態への移行は、実
質的に瞬間的なものであるので、前記排出口6から大量
の水が排出されてしまうような不都合は生じない。
【0019】作業を終えて前記ポンプPを停止すると、
前記ポンプ室PC内の圧が次第に下がる。前記バルブ要
素12は、前記コイルばね28の付勢力によって、前記
作動位置から前記始動位置に戻される。前記Oリング2
2と前記ショルダー部26との間が離間すると、前記ポ
ンプP内に残留していた水が、前記上流側連通路16、
前記バルブ室V、および前記下流側連通路20を介し
て、前記排出口6から排出される。前記バルブ要素12
が前記始動位置に自動的に戻された後も、水は、前記羽
根部12bの間の空間(前記流通路F)および前記本体
部分12eと前記バルブ室Vとの間の前記隙間Sを介し
て、前記排出口6から継続して排出可能である。次回、
前記ポンプPを使用する場合には、上記の動作が繰返さ
れる。
【0020】図3は、本発明の第二の実施の形態にかか
るオートドレンバルブの始動位置を示す縦断面図であ
る。なお、前記第一の実施の形態と同じ部材には同一の
図示番号を付して、重複説明を省略する。図3を参照し
つつ、第二実施形態にかかるオートドレンバルブ30の
構成を説明する。本実施形態にかかるオートドレンバル
ブ30は、バルブハウジング32を有する。該バルブハ
ウジング32の上端には、前記ポンプケーシング4に対
して取付けるための連結部34が形成されている。前記
バルブハウジング32の内部には、前記ポンプ室PCと
前記排出口6との間に、バルブ要素36を収容するため
の前記バルブ室Vが配設されている。該バルブ室Vは、
横断面が円形の円筒形をなしている。
【0021】前記バルブ室Vには、上流側に前記上流側
開口部14が形成されており、そこから、前記ポンプ室
PCに通じる前記上流側連通路16が延びている。ま
た、下流側に前記下流側開口部18が形成されており、
そこから下流側方向に前記排出口6まで延びる前記下流
側連通路20が設けられている。前記上流側開口部14
と前記下流側開口部18は、互いに対向するように配置
されている。また、前記上流側開口部14と前記下流側
開口部18の横断面はそれぞれ円形である。
【0022】前記バルブ室Vに対して下流側には、コイ
ルばね58を収容するための円筒状の前記付勢部材収容
室Cが設けられている。前記付勢部材収容室Cは、前記
排出口6に通じる前記下流側連通路20の一部を構成し
ている。前記バルブ室Vと前記付勢部材収容室Cとは、
前記下流側開口部18を介して連通しており、前記下流
側開口部18の周囲の壁部でショルダー部40が構成さ
れている。図3を見て分かるように、前記バルブ要素3
6は、本体部分36aと、前記バルブ要素36の移動方
向に延びる中心軸線(上流側と下流側との間で延びる中
心軸線)O−Oに沿って、前記本体部分36aから上流
側および下流側にそれぞれ延びる上流側軸部36bおよ
び下流側軸部36cとを有する。
【0023】前記本体部分36aは板状であり、該本体
部分36aの外周面と前記バルブ室Vの内壁との間に隙
間Sが形成されている。より詳細には、前記本体部分3
6aは円形板状であり、その外径は前記バルブ室Vの内
径より小さく、前記本体部分36aの外周面と前記バル
ブ室Vの内壁面との間に前記隙間Sが形成されている。
前記本体部分36aの上流側面の周縁部は、後述するよ
うに、前記ポンプ室PC内の正圧を受ける受圧面41を
構成する。
【0024】また、前記バルブ要素36が前記始動位置
にあるとき、前記本体部分36aは前記上流側開口部1
4と間隔を隔てて位置決めされており、この間隔と前記
隙間Sとで、前記上流側開口部14と前記下流側開口部
18とを連通させる前記流通路Fが構成されている。円
板形の前記本体部分36aの下流側面(下面)には、密
封部材としての弾性部材(ゴム材)42が設けられてい
る。該弾性部材42は、前記下流側開口部18の周囲の
面である前記ショルダー部40と対向して設けられてい
る。また、前記本体部分36aは、前記始動位置にある
とき、前記コイルばね58によって、前記下流側開口部
18と離間した位置に付勢されている。
【0025】また、前記バルブ室Vには、前記バルブ要
素36の前記本体部分36aの上流側に案内部材44が
設けられている。該案内部材44は前記バルブ室V内を
横切って設けられ、その中心に、前記上流側軸部36b
を受け入れる案内孔46が形成されている。前記上流側
軸部36bと前記案内孔46とで、前記本体部分36a
の中心を前記中心軸線O−O上に位置させるための案内
部が構成されている。前記上流側開口部14と前記下流
側開口部18との間を遮断しないように、前記案内部材
44には、前記上流側開口部14と連通する適数の流通
孔48が形成されている。前記バルブ要素36が前記始
動位置にあるとき、前記本体部分36aは、前記案内部
材44と離間して位置決めされている。
【0026】前記付勢部材収容室Cには、それを横方向
に横切って延びる固定部材50が設けられている。該固
定部材50は、円盤状であり、かつ、前記下流側開口部
18と前記排出口6との間を遮断しないように、適数の
流通孔52が形成されている。前記固定部材50の外周
面には雄ねじが形成され、また、前記付勢部材収容室C
の内周壁面には雌ねじが形成されており、前記固定部材
50は前記付勢部材収容室Cの中に螺合させられてい
る。
【0027】前記バルブ要素36の前記下流側軸部36
cは、前記付勢部材収容室Cの中に延びており、その下
端は、前記固定部材50の中心に形成されれた貫通孔5
4の中に延びている。前記下流側軸部36cのうち、前
記固定部材50の下流側に突出した突出部分36dに雄
ねじが形成されており、前記突出部分36dにはダブル
ナット56が螺合している。また、前記固定部材50の
上流側において、前記下流側軸部36cの周りに前記コ
イルばね58が設けられている。該コイルばね58の一
端(下流側端部)は、前記固定部材50の上流側面に着
座しており、また、他端(上流側端部)は、前記バルブ
要素36の前記本体部分36aの下流側面と係合してい
る。前記バルブ要素36は、前記コイルばね58によっ
て上流側に向かって付勢されている。より詳細には、前
記バルブ要素36は、前記コイルばね58によって前記
本体部分36aの下流側面と前記下流側開口部18の周
辺部分との間に、軸線方向O−Oに隙間を形成し、か
つ、前記上流側開口部14との間にも隙間を設けるよう
に、上流側に向かって付勢されている。
【0028】前記下流側軸部36cと前記ダブルナット
56、及び、前記固定部材50とで、前記本体部分36
aの下流側面と前記下流側開口部18の周辺部分との間
の軸線方向O−Oの前記隙間の大きさを調整するための
間隔調整手段が構成されている。前記ポンプ室PC内の
正圧が前記コイルばね58の付勢力にうちかって、前記
本体部分36aが前記作動位置まで移動して前記下流側
開口部18を閉じるために、前記ポンプ室PC内の圧の
大きさによって、前記本体部分36aの下流側面と、前
記下流側開口部18の周辺部分との間の軸線方向O−O
の前記隙間の大きさを調整する必要がある。この調整
は、前記固定部材50を所望の位置になるまで回転さ
せ、前記ダブルナット56でその位置に固定させること
によって、前記コイルばね58に予荷重を与えて圧縮さ
せたり、弛緩させたりして行うことができる。これによ
って前記バルブ要素36の前記本体部分36aを前記下
流側開口部18に近づけたり、遠ざけたりすることがで
きる。また、前記固定部材50のみを前記中心軸線O−
Oまわりに回転させ、前記バルブ要素36部分全体とし
て前記付勢部材収容室C内で軸線方向O−Oに移動させ
ることによって、前記コイルばね58の付勢力変化させ
ずに、前記隙間の大きさを調整するようにしてもよい。
【0029】図3に示す第二実施形態にかかる前記オー
トドレンバルブ30は、下記のように作動する。まず、
前記ポンプPの始動前においては、前記ポンプ室PCは
大気に通じており、中に空気が存在している。前記オー
トドレンバルブ30の前記バルブ要素36は、前記コイ
ルばね58によって上流側に付勢されている(始動位
置)。この状態において、前記排出口6は、前記上流側
開口部14と前記案内部材44との間の前記中心軸線O
−O方向の前記隙間を介して、前記ポンプ室PCと連通
している。
【0030】前記ポンプPを始動させると、次第に前記
ポンプ室PC内の圧が上昇する。それによって、内部に
存在している空気が、前記上流側連通路16、前記バル
ブ室Vおよび前記下流側連通路20を介して、前記排出
口6から押し出される。更に、前記ポンプ室PC内の圧
が上昇し、前記バルブ要素36の前記受圧面41が圧を
受け、前記ポンプ室PC内の圧が前記コイルばね58の
付勢力にうちかって、前記バルブ要素36が下流側、す
なわち前記下流側開口部18に向かって押し下げられ
る。
【0031】前記ポンプ室PC内の空気が前記排出口6
から排気され、内部の圧が前記ポンプPの作動圧力に達
する過程で、前記バルブ要素36の前記本体部分36a
の、前記下流側面および前記弾性部材42が、前記下流
側開口部18の周りの前記ショルダー部40に対して押
圧され(作動位置)、前記排出口6への通路が遮断さ
れ、前記ポンプPの水を加圧する正常作動継続可能とな
る。作業を終えて前記ポンプPを停止すると、前記ポン
プ室PC内の圧が次第に下がる。前記バルブ要素36
は、前記コイルばね58によって、前記作動位置から前
記始動位置に戻される。前記弾性部材42と前記ショル
ダー部40との間が離間すると、前記ポンプP内の残留
水が、前記上流側連通路16、前記バルブ室V、および
前記下流側連通路20を介して、前記排出口6から自動
的に継続排出される。次回、前記ポンプPを使用する場
合には、上記の動作が繰返される。
【0032】図1および図2に示す、前記第一実施形態
によれば、前記バルブ要素12は、前記始動位置におい
て、前記付勢部材28によって前記上流側開口部14に
近接して位置決めされている、より詳細には、本実施形
態においては、前記上流側開口部14の周囲の面に対し
て付勢されているので、遊び空間がなく、前記付勢部材
28と前記バルブ要素12とを互いに連結固定する必要
がなく、部品の構成および組立てが容易である。しか
も、前記第一実施形態によれば、前記バルブ要素12
に、前記間隔保持部12bが設けられ、前記上流側開口
部14と前記排出口6とを連通させるための前記流通路
Fが形成されているので、前記バルブ要素12が前記上
流側開口部14に近接して位置決めされていても、流路
が確保される。
【0033】更に、前記第一実施形態によれば、前記流
通路Fを形成する前記羽根部材12bの外径が、前記バ
ルブ要素12の前記本体部分36aの外径より大きいの
で、前記バルブ要素12が前記バルブ室V内で半径方向
に偏位するのを防止することができる。また、図3に示
す、第二実施形態にかかるオートドレンバルブ30によ
れば、前記バルブ要素36が、前記始動位置において、
前記上流側開口部14との間に間隙が形成されるよう
に、前記固定部材50によって位置決めされているの
で、前記ポンプPの始動時において、前記ポンプ室PC
内の前記空気抜きを、また、停止時において水抜きを、
前記排出口6を介して自動的に行うことができる。
【0034】更に、前記正圧の大きさに応じて、前記コ
イルばね58に予荷重を与えて前記間隔の大きさを調整
するための前記間隔調整手段56、50が設けられてい
るので、前記ポンプ室PC内の正圧が小さくても、前記
バルブ部材36の前記本体部分36aが、確実に前記コ
イルばね58による付勢力に抗して前記ショルダー部4
0に対して押圧されるようにすることができる。
【0035】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で
種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包
含されるものであることはいうまでもない。例えば、前
記第一実施形態においては、前記バルブ要素12は前記
コイルばね28によって前記上流側開口部14の周囲の
面に対して押付けられているが、前記バルブ要素12と
前記上流側開口部14の周囲の面とは、互いに近接して
いればよく、僅かな間隔を隔てていてもよい。この場合
においても、前記間隔保持部12bに前記流通路Fが形
成されているので、前記始動位置において、空気および
液体の円滑な流れを確保することができる。
【0036】また、前記第一実施形態においては、前記
流通路Fは、前記バルブ要素12の前記間隔保持部12
bに形成されているが、前記流通路Fは、前記バルブ要
素12が前記始動位置にあるとき、前記ポンプ室PCと
前記排出口6との間を連通せしめるものであればよく、
例えば、前記バルブハウジング8側に流通路Fが形成さ
れていてもよい。更に、前記第一実施形態においては、
前記流通路Fは、前記羽根部12bと截頭円錐形の前記
コア部12dとで形成されているが、前記流通路Fは、
前記上流側開口部14と前記バルブ本体の周囲の隙間S
とを連通させれば、いかなる形状であってもよく、例え
ば、管路であってもよい。また、前記第二実施形態にお
いて、前記間隔調整手段50,56を有していることが
望ましいが必須ではない。
【0037】更に、前記第一実施形態および前記第二実
施形態における前記コイルばね28、58は、例えば、
引張りばね、ゴムなど、いかなる付勢手段であってもよ
い。
【発明の効果】本発明によれば、ポンプの始動時には、
ポンプ内の空気を、また、ポンプの停止時には液体を、
排出口から自動的に排出することができるので、始動性
が良く、また、冬季の凍結による破損を確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかるオートドレン
バルブの始動位置を示す縦断面図である。
【図2】図1に示すII−IIに沿ったオートドレンバルブ
の矢視横断面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態にかかるオートドレ
ンバルブの始動位置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
6 排出口 2 オートドレンバルブ 12 バルブ要素 12a 本体部分 12b 間隔保持部 14 上流側開口部 16 上流側連通路 18 下流側開口部 20 下流側連通路 28 付勢部材(コイルばね) 30 オートドレンバルブ 36 バルブ要素 40 ショルダー部 50 間隔調整手段(固定部材) 58 付勢部材(コイルばね) 56 間隔調整手段(ダブルナット) F 流通路 P ポンプ PC ポンプ室 V バルブ室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 浩一 東京都青梅市末広町一丁目7番地2 株式 会社共立内 Fターム(参考) 3H060 AA02 BB10 CC01 CC38 DB13 DC05 DD02 GG02 HH15 3H071 AA01 BB01 BB04 CC35 CC42 CC44 DD13 DD22 DD35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ(P)の始動時には該ポンプ
    (P)内の空気を、また、前記ポンプ(P)の停止時に
    は液体を、同一の排出口(6)から自動的に排出するオ
    ートドレンバルブ(2、30)であって、 上流側に配置されたポンプ室(PC)と下流側に配置さ
    れた前記排出口(6)との間に配設されたバルブ要素
    (12、36)と、該バルブ要素(12、36)を上流
    側に付勢するための付勢部材(28,58)とを有し、
    前記バルブ要素(12、36)は、前記ポンプ(P)の
    始動時における始動位置においては、前記ポンプ室(P
    C)に通じる流通路(F)を形成して、前記ポンプ室
    (PC)と前記排出口(6)と連通させ、また、前記ポ
    ンプ(P)の作動中における作動位置においては、前記
    ポンプ室(PC)内の正圧によって、前記付勢部材(2
    8,58)の付勢力に抗して下流側に移動されて、前記
    排出口(6)に通じる下流側連通路(20)を遮断す
    る、ことを特徴とするオートドレンバルブ。
  2. 【請求項2】 前記バルブ要素(12)を収容するバル
    ブ室(V)を有し、該バルブ室(V)は、上流側連通路
    (16)を介して前記ポンプ室(PC)に連通してお
    り、前記バルブ室(V)には、上流側に位置し、かつ、
    前記上流側連通路(16)に通じる上流側開口部(1
    4)が設けられ、前記バルブ要素(12)は、前記始動
    位置において、前記付勢部材(28)によって前記上流
    側開口部(14)に近接して位置決めされており、前記
    バルブ要素(12)に、前記上流側開口部(14)と前
    記排出口(6)とを連通させるための前記流通路(F)
    が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の
    オートドレンバルブ。
  3. 【請求項3】 前記バルブ室(V)には、下流側に位置
    し、かつ、前記下流側連通路(20)に通じる下流側開
    口部(18)が設けられ、前記バルブ要素(12)は、
    前記作動位置において、前記下流側開口部(18)の周
    りに対して押付けられて、前記下流側開口部(18)を
    閉じるための本体部分(12a)と、該本体部分(12
    a)の上流側に設けられ、かつ、前記本体部分(12
    a)を前記上流側開口部(14)と離間させる間隔保持
    部(12b)とを有し、該間隔保持部(12b)に前記
    流通路(F)が形成されており、前記始動位置におい
    て、前記間隔保持部(12b)が、前記付勢部材(2
    8)によって前記上流側開口部(14)の周縁部に対し
    て付勢されている、ことを特徴とする請求項2に記載の
    オートドレンバルブ。
  4. 【請求項4】 前記バルブ要素(36)を収容するバル
    ブ室(V)を有し、該バルブ室(V)は、上流側連通路
    (16)を介して前記ポンプ室(PC)に連通してお
    り、前記バルブ室(V)には、上流側に位置し、かつ、
    前記上流側連通路(16)に通じる上流側開口部(1
    4)が設けられ、前記バルブ要素(36)は、前記始動
    位置において、前記上流側開口部(14)との間に間隙
    が形成されるように、前記付勢部材(58)によって位
    置決めされ、前記間隙が前記流通路(F)を構成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のオートドレンバル
    ブ。
  5. 【請求項5】 前記バルブ室(V)には、下流側に位置
    し、かつ、前記下流側連通路(20)に通じる下流側開
    口部(18)が設けられ、該下流側開口部(18)の周
    りには、前記作動位置において前記バルブ要素(36)
    が押圧されるショルダー部(40)が設けられており、
    また、前記付勢部材はコイルばね(58)であり、 前記バルブ要素(36)は、前記始動位置において、前
    記コイルばね(58)によって前記ショルダー部(4
    0)との間に間隔を隔てて位置決めされ、前記バルブ要
    素(36)が、前記ポンプ室(PC)に生じる正圧によ
    って、前記コイルばね(58)による付勢力に抗して前
    記ショルダー部(40)に対して押圧されるように、前
    記正圧の大きさに応じて前記コイルばね(58)に予荷
    重を与えるとともに前記間隔の大きさを調整するための
    間隔調整手段(56,50)が設けられている、ことを
    特徴とする請求項1または4に記載のオートドレンバル
    ブ。
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