JPH0612767Y2 - エアーポンプの消音装置 - Google Patents

エアーポンプの消音装置

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JPH0612767Y2
JPH0612767Y2 JP16260988U JP16260988U JPH0612767Y2 JP H0612767 Y2 JPH0612767 Y2 JP H0612767Y2 JP 16260988 U JP16260988 U JP 16260988U JP 16260988 U JP16260988 U JP 16260988U JP H0612767 Y2 JPH0612767 Y2 JP H0612767Y2
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JP
Japan
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air
air pump
muffling
communication port
silencer
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JP16260988U
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JPH0282335U (ja
Inventor
輝夫 増田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、気泡バスなどにおいて用いられるエアーポン
プの消音装置に関するものである。
【従来の技術】
浴槽内に空気を噴出させながら入浴することができるよ
うにした気泡バスなどにおいては、空気を送り込むため
のエアーポンプが設けられている。そしてエアーポンプ
からのエアーの吐出音が大きいと快適な入浴がおこなえ
ないために、エアーポンプから浴槽へのエアー配管、も
しくはエアーポンプ内に吐出音を低減するための消音装
置を設けることが一般的になされている。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、エアーポンプのエアー吐出量が増加すると消音
装置の容積が大きくなり、エアー配管に設ける場合には
その設置スペース等に障害が生じ、またエアーポンプ内
に内蔵する場合でもエアーポンプの全体が大きくなって
同様に設置スペース等に障害が生じることになる。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、容積を
ことさら大きく形成する必要なく消音の効率を高めるこ
とができる消音装置を提供することを目的とするもので
ある。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る消音装置は、複数の消音室1a,1bを消音室
1a,1bの径よりも小さな径の連通口2で連通させ、一つ
の消音室1aにエアーポンプ3からのエアーを流入させる
流入口4を設けると共に他の一つの消音室1bにエアーを
流出させる流出口5を設けて成ることを特徴とするもの
である。 また、連通口2に逆止弁6を設けて逆止弁6で連通口2
を開閉自在するようにしてもよい。
【作用】
本考案にあっては、複数の消音室1a,1bに連通口2を介
してエアーを通すことによって各消音室1a,1bでそれぞ
れ消音させることができ、数次に亘って消音させること
ができるために消音装置の全体の容積に比較して消音効
果を高めることができる。
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 第1図は本考案の一実施例を示すものであり、両端が閉
じられた円筒形容器で消音装置の本体10が形成してあ
り、本体10内は仕切板11で仕切って独立した複数の
消音室1a,1bが設けてある(図の実施例では二室)。仕
切板11には各消音室1a,1bの径よりも小さな径の連通
口2を形成してあって、各消音室1a,1bはこの連通口2
によって連通させてある。第1図に実施例ではこの連通
口2は連通管12として形成してあり、連通口2の径は
後述の吐出配管13の内径よりも小さく設定するのがよ
い。そして消音室1a,1bのうち第一の消音室1aには流入
口4が形成してある。流入口4はエアーポンプ3の吐出
配管13とほぼ同じ径の流入管14によって形成される
ものであり、この流入口4は流入管14より径を絞った
絞り管15によって第一の消音室1aに連通させてある。
また第二の消音室1bには流出口5が形成してある。流出
口5はエアーポンプ3の吐出配管13とほぼ同じ径の流
出管16によって形成されるものであり、この流出口5
は流出管16より径を絞った絞り管17によって第二の
消音室1bに連通させてある。 上記のように形成される消音装置Aはエアーポンプ3の
吐出配管13に連続されるものである。第3図の実施例
はエアーポンプ3の外部に導出した吐出配管13に消音
装置Aを接続するようにしたものを示すが、エアーポン
プ3内の吐出配管13に消音装置Aを接続してエアーポ
ンプ3内に消音装置Aを内蔵するようにしてもよい。消
音装置Aの接続は、エアーポンプ3からの吐出配管13
の途中を切断して、一方の吐出配管13aの端部に接続ス
リーブ18によって流入管14を接続すると共に他方の
吐出配管13bの端部に接続スリーブ18によって流出管
16を接続することによっておこなうことができる。 そしてこのものにあって、吸入口23からエアーポンプ
3に吸入されたエアーは吐出配管13aを通過して流入口
14から消音装置Aの第一の消音室1aに流入して膨張さ
れることによって消音作用を受け、この第一の消音室1a
内のエアーは連通口2を通過して第二の消音室1bに流入
して膨張されることによって消音作用を受ける。このよ
うに複数の消音室1a,1bで数次に亘ってエアーを膨張さ
せることによって、消音装置Aで効率良く消音をおこな
うことができるものである。第二の消音室1b内のエアー
は流出口5から吐出配管13bを通過して、この吐出配管1
3bが接続されている浴槽内に吐出される。また、吐出配
管13aを通過して流入口4から第一の消音室1aにエアー
が流入する際に、エアーは絞り管15で絞られた状態で
第一の消音室1aに流入して急激に膨張されることにな
り、第一の消音室1aでの消音効果を高めることができる
ようにしてある。さらに第二の消音室1bのエアーが流出
口5から吐出配管13bへと流出する際に、エアーは絞り
管15で絞られて流路抵抗が増大され、第二の消音室1b
での消音効果を高めることができるようにしてある。 第2図は本考案の他の実施例を示すものであり、このも
のでは仕切板11に設けた連通口2を囲むように弁座1
9が仕切板11の第二の消音室1b側の面に形成してあ
り、第二の消音室1b内に配設される逆止弁6のロッド2
0を仕切板11にスライド自在に通し、弁座19に密接
して連通口2を閉じる方向にバネ21によって逆止弁6
を弾発付勢してある。このものにあって、エアーポンプ
3を作動させてエアーがエアーポンプ3から吐出されて
いる間はエアーの圧力で逆止弁6は押圧されるために、
第2図の状態のように連通口2は逆止弁6で塞がれてい
ず、エアーの流れに支障はない。そしてエアーポンプ3
の作動を停止してエアーの吐出をストップさせると、バ
ネ21によって逆止弁6は弁座19に密接して連通口2
が閉塞される。従って、浴槽に接続して湯水中に開放さ
れている吐出配管13bに浴槽内の湯水が逆流して流れて
きても、連通口2を湯水が通過できないためにエアーポ
ンプ3に湯水が浸入するようなことを防止することがで
きる。このために湯水の逆流の防止のために別途の逆止
弁装置を設けるような必要がなくなるものである。
【考案の効果】
上述のように本考案にあっては、複数の消音室を消音室
の径よりも小さい径の連通口で連通させ、一つの消音室
にエアーポンプからのエアーを流入させる流入口を設け
ると共に他の一つの消音室にエアーを流出させる流出口
を設けるようにしたので、複数の消音室に連通口を介し
てエアーを通すことによって各消音室で数次に亘って消
音させることができ、消音装置の全体の容積に比較して
消音効果を高めることができるものであって、消音装置
を小型化することができるものである。 また、連通口に逆止弁を設けて逆止弁で連通口を開閉自
在にすることによって、気泡バスに消音装置を用いる場
合において湯水が逆流してエアーポンプに作用すること
を、消音装置を利用して防止することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は同上の他
の実施例の断面図、第3図はエアーポンプへの消音装置
の取付状態を示す概略図である。 1a,1bは消音室、2は連通口、3はエアーポンプ、4は
流入口、5は流出口、6は逆止弁である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の消音室を消音室の径よりも小さな径
    の連通口で連通させ、一つの消音室にエアーポンプから
    のエアーを流入させる流入口を設けると共に他の一つの
    消音室にエアーを流出させる流出口を設けて成るエアー
    ポンプの消音装置。
  2. 【請求項2】連通口に逆止弁を設けて逆止弁で連通口を
    開閉自在にして成る請求項1記載のエアーポンプの消音
    装置。
JP16260988U 1988-12-15 1988-12-15 エアーポンプの消音装置 Expired - Lifetime JPH0612767Y2 (ja)

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JP16260988U JPH0612767Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 エアーポンプの消音装置

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JP16260988U JPH0612767Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 エアーポンプの消音装置

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Publication Number Publication Date
JPH0282335U JPH0282335U (ja) 1990-06-26
JPH0612767Y2 true JPH0612767Y2 (ja) 1994-04-06

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ID=31446590

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JP16260988U Expired - Lifetime JPH0612767Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 エアーポンプの消音装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556696Y2 (ja) * 1992-01-28 1997-12-08 松下電工株式会社 気泡発生浴槽の空気吸入部の消音構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0282335U (ja) 1990-06-26

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