JPH0721853Y2 - 消音器 - Google Patents

消音器

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Publication number
JPH0721853Y2
JPH0721853Y2 JP3533591U JP3533591U JPH0721853Y2 JP H0721853 Y2 JPH0721853 Y2 JP H0721853Y2 JP 3533591 U JP3533591 U JP 3533591U JP 3533591 U JP3533591 U JP 3533591U JP H0721853 Y2 JPH0721853 Y2 JP H0721853Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
core
inlet
outlet pipe
bowl
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3533591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04105920U (ja
Inventor
茂 久保野
Original Assignee
ニツコー機材株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ニツコー機材株式会社 filed Critical ニツコー機材株式会社
Priority to JP3533591U priority Critical patent/JPH0721853Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は気体に生ずる騒音を効果
的に消失させる消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平1−152016号「消音器」は
本出願人の提案になるものであり,中子体の1つに吸音
濾過体を設けた構成となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記実開平1−152
016号「消音器」は非常に優れた消音効果の得られる
ものであるが,内部構造が聊か複雑となることからコス
ト高となる問題があるのであり,従って本考案は構造を
簡単にして安価に製造できるようにすると共に同様の作
用効果の得られる製品を市販に供せんとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】深椀の拡大部を有する入
口管と出口管,及び該入口管と出口管の椀状拡大部間を
連結する適当長の中間管とからなるゴム製消音器に於
て,入口管と中間管及び出口管との各連結箇所には中央
に入口管と出口管の入出口径より凡そ1/2程度に縮小
した管口を有する浅椀の中子体を,前者箇所では中子体
の管口壁がその凹に於ける凡そ1/2程度の長さ寸法で
且つ下方部分となる箇所は通水用透孔を穿設した状態と
して介在させ,これに対し後者個所では中子体の管口壁
の凡そ上半分を解放した状態で且つ下方部分となる箇所
は通水用透孔を穿設した状態となし,又該管口の出口管
側を開閉塞する弁体を介在させて固定したことを特徴と
する。
【0005】
【実施例】図1は本考案に係る消音器の縦断面図であっ
て1及び2は深椀の拡大部mを有する入口管と出口管で
ある。3は上記入口管1と出口管2の椀状拡大部mを対
向状態となし,その間を連結するようになす適当長の中
間管であって,連結にさいしては次の如き中子体及び弁
体を介在させて行われる。
【0006】図2は入口管1との連結箇所に介在させる
ゴム製中子体4であって,中央部に入口管1の流入口径
Rに対しその径rが凡そ1/2程度に縮小した管口Kを
有する浅椀状の凹体に形成されてなり,この際管口Kの
壁長は凹体内の凡そ1/2程度の寸法となされており,
且つその下方部分には通水用の透孔pが穿設されてな
る。
【0007】図3は出口管2との連結箇所に介在させる
ゴム製中子体5であって,中央部へ縮小された径r
(1/2R)の管口Kを有する浅椀状の凹体に形成され
ること,及びその下方部分に通水用の透孔pが穿設され
てなることは上記中子体4と同様であるが,本中子体5
に於けるその管口壁長は上半部分fが凡そ1/2程度に
穿設された構成となっている。
【0008】図4はゴム製の弁体6であって,上記中子
体5の出口管2側へ向う位置に当接させて管口K後部を
上方から垂設させた弁部6aで開閉塞するようになされ
る。
【0009】本考案に於て中間管3の管長Lは使用され
るエンジンや排気量の大きさに応じ適当長に設計された
ものが使用されるのであり,且つ全体の組立てに際して
は図1に示す如く各中子体4,5の鍔片eを中間管3の
左右端縁で夫々れ入口管1及び出口管2の張出段部gに
向けて押圧しながら接着剤を使用して固定するのであ
る。
【0010】図5は全体の使用例図であって,10はエ
ンジン,11は排気管,12はミキシング・チャンバ
ー,13は冷却水流入管,14は接続管,15はスクリ
ューである。この際ミキシング・チャンバーの冷却水用
通水スペース(イ)の上半部分には上方からの冷却水が
下流側へ一時に流下しないように堰止めるための突出リ
ブvが,又排気スペース(ロ)には複数の螺旋翼wが設
けてある。
【0011】上記構成の作用について説明すると,エン
ジン10からの排気ガスは排気管11を経て初めにミキ
シング・チャンバー12に入り,これを通過中に冷却水
との混合作用を受けて本考案消音器に流入する。しかし
て,排気ガスに伴う音は入口管1から椀状の拡大部mへ
移行するさい急激な膨張消音と共鳴消音作用を受け,さ
らに縮小された管口kから再び拡大された中間管3内へ
移行して同様に膨張消音と共鳴消音作用を繰り返し受け
るものとなるのであるが,該部では中間管長を適宜に設
定することにより緩急度が変えられるものとなる。しか
して,遂には出口管2に達し最後の膨張消音と共鳴消音
作用を受けるものとなるのであり,このさいその出口側
には弁体6が設けてあることにより該弁体の弁部6aで
膨張消音の反射作用が従来に増して増大されるものとな
る。一方,該弁部6aは上記の外に外部からの流体の逆
流防止作用を呈するものである。尚,上記作用中混合液
は下部の通水用透孔p,pを通過して外部へ排出される
ものとなる。
【0012】本考案に於て中子体4の管口壁を凹内に於
ける凡そ1/2程度の長さ寸法となさしめることは凹内
面を利用した膨張消音が効果的に得られるようにするた
めであり,又中子体5の管口壁の上半部分を解放状態と
なさしめてあることも同様の理由によるものである。こ
のさい,該中子体5は中子体4と同一のものを使用して
も差し支えない。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上の如き簡単な部材の構成で
製作が容易であり,安価で且つ消音効果は元より,保安
管理や耐用性にも極めて優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案消音器の縦断面図である。
【図2】本考案で使用される中子体の斜視図である。
【図3】本考案で使用される他の中子体の斜視図であ
る。
【図4】本考案で使用される弁体の斜視図である。
【図5】全体の使用例図である。
【符号の説明】
1 入口管 2 出口管 3 中間管 4,5 中子体 6 弁体 10 エンジン 12 ミキシング・チャンバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 深椀の拡大部を有する入口管と出口管,
    及び該入口管と出口管の椀状拡大部間を連結する適当長
    の中間管とからなるゴム製消音器に於て,入口管と中間
    管及び出口管との各連結箇所には中央に入口管と出口管
    の入出口径より凡そ1/2程度に縮小した管口を有する
    浅椀の中子体を,前者箇所では中子体の管口壁がその凹
    内に於ける凡そ1/2程度の長さ寸法で且つ下方部分と
    なる箇所は通水用透孔を穿設した状態として介在させ,
    これに対し後者個所では中子体の管口壁の凡そ上半分を
    解放した状態で且つ下方部分となる箇所は通水用透孔を
    穿設した状態となし,又該管口の出口管側を開閉塞する
    弁体を介在させて固定したことを特徴とする消音器。
JP3533591U 1991-02-22 1991-02-22 消音器 Expired - Lifetime JPH0721853Y2 (ja)

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JP3533591U JPH0721853Y2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 消音器

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JP3533591U JPH0721853Y2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 消音器

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JPH04105920U JPH04105920U (ja) 1992-09-11
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ID=31917527

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6659234B2 (ja) 2014-05-30 2020-03-04 株式会社神戸製鋼所 消音器
CN108506215A (zh) * 2017-09-25 2018-09-07 约克(无锡)空调冷冻设备有限公司 消音装置

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JPH04105920U (ja) 1992-09-11

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