JPS5819285Y2 - 消音器 - Google Patents
消音器Info
- Publication number
- JPS5819285Y2 JPS5819285Y2 JP9950078U JP9950078U JPS5819285Y2 JP S5819285 Y2 JPS5819285 Y2 JP S5819285Y2 JP 9950078 U JP9950078 U JP 9950078U JP 9950078 U JP9950078 U JP 9950078U JP S5819285 Y2 JPS5819285 Y2 JP S5819285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet pipe
- exhaust gas
- resonance chamber
- chamber
- expansion chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車等のエンジンの排気管の途中に設けら
れ、エンジンから脈動的に排出される排気を整圧し消音
するための消音器の改良に関する。
れ、エンジンから脈動的に排出される排気を整圧し消音
するための消音器の改良に関する。
エンジン排気中の騒音成分を減衰させるための消音器の
一種として、第１図に示すような形式の消音器が知られ
ている。
一種として、第１図に示すような形式の消音器が知られ
ている。
すなわち、筒状のケーシング１の内部を隔板２で仕切っ
て拡張室３と共鳴室４とに分割し、先端部分に多数の小
孔５ ａ 、５ ａを穿設した入口管５を拡張室３と隔
板２とを貫通して共鳴室４に開口させ、出口管６を共鳴
室４と隔板２とを貫通して拡張室３に開口させたもので
ある。
て拡張室３と共鳴室４とに分割し、先端部分に多数の小
孔５ ａ 、５ ａを穿設した入口管５を拡張室３と隔
板２とを貫通して共鳴室４に開口させ、出口管６を共鳴
室４と隔板２とを貫通して拡張室３に開口させたもので
ある。
エンジンから人口管５に送られて来た排気は該管５先端
部分の小孔５ａ、５ａから拡張室３内に流入し、次いで
出口管６内に流入して消音器外へ排出される。
部分の小孔５ａ、５ａから拡張室３内に流入し、次いで
出口管６内に流入して消音器外へ排出される。
この間に排気は拡張と収縮とを繰り返して騒音成分を減
衰させられる。
衰させられる。
また排気の一部は入口管５の端部開口から共鳴室４内に
流入し、該共鳴室４内で共鳴作用により騒音成分の内特
に低周波成分を減衰させられてから入口管５内に還流し
、小孔５ａ、５ａから拡張室３内に流入する。
流入し、該共鳴室４内で共鳴作用により騒音成分の内特
に低周波成分を減衰させられてから入口管５内に還流し
、小孔５ａ、５ａから拡張室３内に流入する。
ところで、このように共鳴室４に於いて消音される騒音
の周波数成分を調節するために、人口管５の共鳴室４へ
の端部開口に孔明きプラグ７を固着し、該プラグ７の中
心部に穿設した孔７ａの大きさく開口面積）の変化によ
り消音される騒音の周波数を調節することが行なわれて
いる。
の周波数成分を調節するために、人口管５の共鳴室４へ
の端部開口に孔明きプラグ７を固着し、該プラグ７の中
心部に穿設した孔７ａの大きさく開口面積）の変化によ
り消音される騒音の周波数を調節することが行なわれて
いる。
ところが、従来からの消音器に使用される孔明きプラグ
７は、第２図に詳しく示すように、全体をシャーレ状に
形成され、入口管５を送られてくる排気の流れに対して
直角に固定しているため、排気の一部が該プラグ７の孔
７ａを除く壁面に衝突しで排気の滞留を生じ、渦流によ
る二次騒音の発生やエンジンの背圧を高くする原因とな
っていた。
７は、第２図に詳しく示すように、全体をシャーレ状に
形成され、入口管５を送られてくる排気の流れに対して
直角に固定しているため、排気の一部が該プラグ７の孔
７ａを除く壁面に衝突しで排気の滞留を生じ、渦流によ
る二次騒音の発生やエンジンの背圧を高くする原因とな
っていた。
本考案は以上のような不都合を解消した消音器を提供せ
んとするものである。
んとするものである。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明する。
本考案の消音器は、共鳴室４に開口する入口管５の該開
口部に、第３図に示すような逆漏斗状の孔明きプラグ８
を固着したことり特徴としている。
口部に、第３図に示すような逆漏斗状の孔明きプラグ８
を固着したことり特徴としている。
すなわち、人口管５の内径と一致する外径を有する円管
部８ｂと該円管部８ｂに連続する円錐面部８Ｃとより成
り、該円錐面部８Ｃの先端部に孔８ａを形成した漏斗状
の孔明きプラグ８を、孔８ａの排気上流側に向けて入口
管５の端部に固着したものである。
部８ｂと該円管部８ｂに連続する円錐面部８Ｃとより成
り、該円錐面部８Ｃの先端部に孔８ａを形成した漏斗状
の孔明きプラグ８を、孔８ａの排気上流側に向けて入口
管５の端部に固着したものである。
このように、本考案の消音器の入口管５には逆漏斗状の
孔明きプラグ８が固着されているので、入口管５を送ら
れてくる排気が該プラグ８の壁面と直角に衝突すること
はない。
孔明きプラグ８が固着されているので、入口管５を送ら
れてくる排気が該プラグ８の壁面と直角に衝突すること
はない。
すなわち、入口管５の端部まで送られて来た排気は、孔
８ａを通って共鳴室４内に流入する排気を除き、プラグ
８の円錐面部８Ｃに沿って入口管５の直径方向に拡散し
、護管５の周囲に多数穿設された小孔５ ａ 、５ ａ
を通って拡張室３内に流入する。
８ａを通って共鳴室４内に流入する排気を除き、プラグ
８の円錐面部８Ｃに沿って入口管５の直径方向に拡散し
、護管５の周囲に多数穿設された小孔５ ａ 、５ ａ
を通って拡張室３内に流入する。
この時、排気は強く壁面に衝突することなく、緩やかに
流路を変えられるので、排気の流れは円滑になり、入口
管５の端部で渦流による二次騒音を発生したり、エンジ
ンの背圧が高くなったりすることはない。
流路を変えられるので、排気の流れは円滑になり、入口
管５の端部で渦流による二次騒音を発生したり、エンジ
ンの背圧が高くなったりすることはない。
また、共鳴室４に流入した一部の排気が入口管５内に還
流する際も、排気は孔明きプラグ８の円錐面部８Ｃに導
かれて効率良く流れるので、第２図に示す従来の孔明き
プラグ７の場合のように、排気がプラグ壁面と直角に衝
突することにより生じる渦流のため二次騒音が発生する
ことを防止できる。
流する際も、排気は孔明きプラグ８の円錐面部８Ｃに導
かれて効率良く流れるので、第２図に示す従来の孔明き
プラグ７の場合のように、排気がプラグ壁面と直角に衝
突することにより生じる渦流のため二次騒音が発生する
ことを防止できる。
消音器のその他の構成部分については従来からの消音器
と同様であり、その作用についても同様であるため説明
を省略する。
と同様であり、その作用についても同様であるため説明
を省略する。
本考案の消音器は以上に述べた通り構成され作用するの
で、渦流による二次騒音の発生が少なく排気の通過抵抗
（エンジンの背圧）の小さな消音器として、実用上の効
果が大きい。
で、渦流による二次騒音の発生が少なく排気の通過抵抗
（エンジンの背圧）の小さな消音器として、実用上の効
果が大きい。
第１図は従来からの消音器を示す略縦断側面図、第２図
は第１図のＡ部拡大断面図、第３図は本考案の実施例を
示す第２図同様の断面図である。 １：ケーシング、２：隔板、３：拡張室、４：共鳴室、
５：入口管、５ａ：小孔、６：出口管、８：孔明きプラ
グ、８ａ：孔。
は第１図のＡ部拡大断面図、第３図は本考案の実施例を
示す第２図同様の断面図である。 １：ケーシング、２：隔板、３：拡張室、４：共鳴室、
５：入口管、５ａ：小孔、６：出口管、８：孔明きプラ
グ、８ａ：孔。
Claims (1)
- ケーシング１内を隔板２によって拡張室３と共鳴室４と
に分割し、先端部分に多数の小孔５ａ、５ａを穿設した
入口管５の端部を拡張室３を貫通して共鳴室４に開口さ
せ、出口管６を共鳴室４を貫通して拡張室３に開口させ
るとともに、前記入口管５の開口端部に孔明きプラグ８
を固着した消音器に於いて、該孔明きプラグ８を排気上
流側端部に孔８ａを設けた逆漏斗状に形成したことを特
徴とする消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9950078U JPS5819285Y2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9950078U JPS5819285Y2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 消音器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5517907U JPS5517907U (ja) | 1980-02-05 |
| JPS5819285Y2 true JPS5819285Y2 (ja) | 1983-04-20 |
Family
ID=29036275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9950078U Expired JPS5819285Y2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819285Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015075315A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 株式会社荏原製作所 | 気流を拡散させるための装置 |
-
1978
- 1978-07-21 JP JP9950078U patent/JPS5819285Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5517907U (ja) | 1980-02-05 |
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