JP2015075315A - 気流を拡散させるための装置 - Google Patents
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Abstract
Description
点が気流吹き出し管12内を流れる気流の上流側になるように配置される。図示した実施形態において、気流拡散部材50の円錐形の底面は、不要な気流が発生しないように底板を設置することにより閉じられている。また、気流拡散部材50は高温の排ガスに対して耐熱性のあることが要件であり、たとえば鋼板を使用することができる。気流吹き出し管12の開口部16と気流拡散部材50とは、気流拡散部材50に衝突して流れの向きを変えられた気流が開口部16から吹き出すように配置される。たとえば、図3に示されるように、気流吹き出し管12の側面から観察した場合に、気流吹き出し管12の開口部16と気流拡散部材50との少なくとも一部が重なり合うように配置されることが好ましい。図3では気流拡散部材50と開口部16の一部とが重なり合っている。一実施形態において、気流拡散部材50は、気流吹き出し管12内で長手方向における位置を調整および固定できるように構成される。気流拡散部材50の位置を調整および固定するための具体的な構造や方法については後述する。
できる。気流拡散部材とともに用いる場合、上述のように気流が吹き出す開口部の開口面積および/または開口位置や向きを調整することが可能となるだけでなく、気流拡散部材の長手方向の位置を調整することで、さらに気流のフローパターンを調整することができるので、より柔軟に気流発生音を調整することができる。
152aと内側部材150bの開口部152bとは、ほぼ同じ形状及びサイズで形成されているが、外側部材150aの開口部152aと内側部材150bの開口部152bの形状および開口面積を異なるものとしてもよい。図6に示される実施形態においては、開口部152a、152bは円形の開口部として形成されており、図7に示される実施形態においては、開口部152a、152bは、略矩形のスリット形状の開口部として形成されている。なお、気流拡散部材に形成される開口部の具体的形状は、図6、図7に示される形状や個数に限らず、任意の形状や個数とすることができる。外側部材150aおよび内側部材150bは、内側部材150bが外側部材150a内に挿入された状態で、相対的な回転位置を変更して固定できるように構成することができる。
管12および配管300の上流方向に延びるロッド52が接続されている。ロッド52の接続方法はネジ係合や接着、溶接など任意である。また、ロッド52と気流拡散部材50とを1つの部材として一体的に形成してもよい。ロッド52の気流拡散部材50と反対側の端部にはネジ部54が形成されている。配管300には、ネジ受け部354を含むハンドル356が配置される。ネジ受け部354は、ロッド52のネジ部54とねじ係合するように位置決めされる。ハンドル356を回すことによりネジ受け部354が回転し、ロッド52のネジ部54は長手方向に移動する。なお、気流拡散部材50が気流吹き出し管12の内部で回転する虞がある場合には、気流拡散部材50もしくは気流吹き出し管12に後述する回り止めを設けることができる。配管300の外側にハンドル356を設けることにより、気流拡散装置10を配管300と接続した後でも、容易に気流拡散部材50の位置を調整できるので、気流拡散装置10の接続後でも気流音を低減するように調整することができる。なお、位置決め後にハンドル356を固定するようにすれば、気流拡散部材50が誤って回転および長手方向に移動することを防ぐことができる。
一体的に形成されており、外側管12aには図6または図7に示されるような気流拡散部材150bが一体的に形成されている。内側管12bの気流拡散部材150aの上流側端にはロッド52が接続される。ロッド52はハンドル356と一体的に回転するようにハンドル356に接続されている。ハンドル356を回転させることにより、内側管12bおよびそれと一体的に形成された気流拡散部材150aは、外側管12aおよび気流拡散部材150bに対して回転する。図4、図6、および図7とともに上述したように、気流拡散部材150aが一体的に形成された内側管12bが、気流拡散部材150bが一体的に形成された外側管12aに対して回転することで、気流吹き出し管12の開口部の開口面積および気流拡散部材150の開口部の開口面積を変更することができる。内側管12bおよび気流拡散部材150aを所望の位置へ回転させた後にハンドルを固定することで、内側管12bおよび気流拡散部材150aが誤って回転することを防ぐことができる。図12に示す実施形態においてネジおよび回り止めは不要である。
実施形態において、気流拡散装置10は外側管12a´および内側管12b´からなる2重構造である。図示の実施形態において外側管12a´は、たとえば図4、図5に示される外側管112a、212aと同様の形状とすることができる。図16に示す内側管12b´も図4、5に示される内側管112b、212bと類似の形状とすることができるが、図16に示す実施形態では、内側管12b´には気流拡散部材50が結合または一体的に形成されている。内側管12b´の上流側の端部において、内側ネジ部30が形成される。図16に示す実施形態において、中央フランジ400は内側管12b´の内部で長手方向下流側に延びる延長部420を備える。かかる延長部420の外側には、内側管12b´の内側ネジ部30に係合する外側ネジ部430が形成されている。内側管12b´の内側ネジ部30と中央フランジ400の延長部420に形成された外側ネジ部430のねじ係合により、中央フランジ400を回転させることで内側管12b´を外側管12a´に対して長手方向に移動させることができる。必要に応じ、内側管12b´もしくは外側管12a´に回り止めを設けて内側管12b´が外側管12a´に対して回転しないようにすることができる。回り止めは、図9、図10に示した構造と類似の構造を利用することができる。たとえば、内側管12b´に、外側管12a´の開口部16a´内に延びる突起部を設けることで回り止めを形成することができる。あるいは、外側管12a´に、内側管12b´の開口部16b´内に延びる突起部を設けることで回り止めを形成することができる。
12・・・気流吹き出し管
16,116a、116b、216a、216b・・・開口部
50・・・気流拡散部材
112a、212a、12a´・・・外側管
112b、212b、12b´・・・内側管
150a・・・外側部材
150b・・・内側部材
152a、152b・・・開口部
Claims (7)
- 気流を拡散させるための装置であって、前記装置は、
気流吹き出し管と、
前記気流吹き出し管の外周部の少なくとも一部に設けられる、気流が吹き出すための開口部と、
前記気流吹き出し管の内部に配置される気流拡散部材と、
前記開口部と前記気流拡散部材の相対的な位置を調整するための位置調整機構と、を有し、
前記開口部および前記気流拡散部材は、前記気流拡散部材により流れの向きを変えられた気流が開口部から吹き出すように配置される、装置。 - 請求項1に記載の装置であって、前記開口部および前記気流拡散部材は、前記気流吹き出し管の長手方向に直交する方向から見て、前記開口部および前記気流拡散部材の少なくとも一部が重なるように配置される、装置。
- 請求項1または2に記載の装置であって、(i)前記気流吹き出し管および前記気流拡散部材の、前記長手方向に直交する平面における断面形状が円形であり、且つ、前記気流拡散部材が円錐であり、または、(ii)前記気流吹き出し管および前記気流拡散部材の、前記長手方向に直交する平面における断面形状が多角形であり、且つ、前記気流拡散部材が多角錐である、装置。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置であって、前記開口部の開口面積は変更可能に構成される、装置。
- 請求項4に記載の装置であって、前記気流吹き出し管は、外側管および前記外側管の内側に隣接して配置される内側管から構成され、前記外側管および前記内側管の両方の外周部の少なくとも一部に気流が吹き出すための開口部が形成されており、前記外側管および前記内側管は相対的に回転可能に構成され、前記外側管および前記内側管の相対的な回転により、前記気流吹き出し管の気流が吹き出すための前記開口部の開口面積を変更可能である、装置。
- 請求項4または5に記載の装置であって、前記気流吹き出し管は、外側管および前記外側管の内側に隣接して配置される内側管から構成され、前記外側管の外周部の少なくとも一部に気流が通過するための開口部が形成されており、前記外側管および前記内側管は長手方向に相対的に移動可能に構成され、前記外側管および前記内側管の相対的な移動により、前記気流吹き出し管の気流が吹き出すための前記開口部の開口面積を変更可能である、装置。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の装置であって、前記気流拡散部材は、外側部材および前記外側部材の内側に隣接して配置される内側部材から構成され、前記外側部材および前記内側部材の両方の外周部の少なくとも一部に気流が通過するための開口部が形成されており、前記外側部材および前記内側部材は相対的に回転可能に構成され、前記外側部材および前記内側部材の相対的な回転により、気流が通過する前記気流拡散部材の開口部の開口面積を変更可能である、装置。
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2013
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