JP2558568B2 - 窒素酸化物接触還元用触媒 - Google Patents

窒素酸化物接触還元用触媒

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JP2558568B2
JP2558568B2 JP4038209A JP3820992A JP2558568B2 JP 2558568 B2 JP2558568 B2 JP 2558568B2 JP 4038209 A JP4038209 A JP 4038209A JP 3820992 A JP3820992 A JP 3820992A JP 2558568 B2 JP2558568 B2 JP 2558568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窒素酸化物接触還元用触
媒に関し、詳しくは、工場、自動車等から排出される排
ガスの中に含まれる有害な窒素酸化物を還元除去する際
に用いて好適な炭化水素及び/又は含酸素化合物を還元
剤として使用する窒素酸化物接触還元用触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排ガス中に含まれる窒素酸化物
は、窒素酸化物を酸化した後、アルカリに吸収させる方
法や、アンモニア、水素、一酸化炭素、炭化水素等の還
元剤を用いて、窒素に変換する方法等によつて除去され
ている。しかしながら、前者の方法によれば、生成する
アルカリ廃液を処理して、公害の発生を防止する方策が
必要である。他方、後者の方法によれば、還元剤として
アンモニアを用いるときは、これが排ガス中のイオウ酸
化物と反応して塩類を生成し、その結果、触媒の還元活
性が低下する問題がある。また、水素、一酸化炭素、炭
化水素等を還元剤として用いる場合でも、これらが低濃
度に存在する窒素酸化物よりも高濃度に存在する酸素と
反応するため、窒素酸化物を低減するためには多量の還
元剤を必要とするという問題がある。
【0003】このため、最近では、還元剤の不存在下に
窒素酸化物を触媒にて直接分解する方法も提案されてい
るが、しかし、従来知られているそのような触媒は、窒
素酸化物分解活性が低いために実用に供し得ないという
問題がある。また、炭化水素や含酸素化合物を還元剤と
して用いる新たな窒素酸化物接触還元用触媒として、H
型ゼオライトやCuイオン交換ZSM−5等が提案され
ている。特に、H型ZSM−5(SiO2 /Al2 3
モル比=30〜40)が最適であるとされている。しか
しながら、このようなH型ZSM−5でも、未だ十分な
還元活性を有するものとはいい難く、より高い還元活性
を有する窒素酸化物接触還元用触媒が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな事情に鑑みてなされたものであつて、その目的とす
るところは、炭化水素や含酸素化合物を還元剤として用
いる場合に、酸素の共存下においても、窒素酸化物が炭
化水素や含酸素化合物と選択的に反応するため、多量の
還元剤を用いることなく、排ガス中の窒素酸化物を効率
よく還元することができる窒素酸化物接触還元用触媒を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の炭化
水素及び/又は含酸素化合物を還元剤として用いる窒素
酸化物接触還元用触媒は、一般式(I)
【0006】
【化4】 A1−XCO
【0007】(式中、AはLa、Y、Ce、Pr、N
d、Pm、Sm、Eu及びGdよりなる群から選ばれる
少なくとも1種の元素を示し、BはNa、K、Bi、T
h、Ba、Sr、Ca、Mg、Pb、Zn及びAgより
なる群から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、Cは
Mn、Co、Fe、Ni、Cr、Cu、V、Mo、W、
Ta、Li、Ti、Zr、Nb、Pd、Rh、Ru及び
Ptよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を示
し、0≦X≦1である。)で表わされるペロブスカイト
型複合酸化物がTi、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、
Cu、Zn、Ga、Ge、Y、Zr、Nb、Ru、R
h、Pd、Pt、Ag、Sn、La、Nd、Ce、Pb
及びBiよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素
を担持したゼオライト系固体酸担体に担持されてなるこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明による第二の炭化水素及び/
又は含酸素化合物を還元剤として用いる窒素酸化物接触
還元用触媒は、一般式(I)
【0009】
【化5】 A1−XCO
【0010】(式中、AはLa、Y及びCeよりなる群
から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、BはNa、
K、Bi、Th、Ba、Sr、Ca、Mg、Pb、Zn
及びAgよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素
を示し、CはMn、Co、Fe、Ni、Cr、Cu、
V、Mo、W、Ta、Li、Ti、Zr、Nb、Pd、
Rh、Ru及びPtよりなる群から選ばれる少なくとも
1種の元素を示し、0≦X≦1、0≦Y≦1である。)
で表わされるペロブスカイト型複合酸化物がTi、C
r、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、G
e、Y、Zr、Nb、Ru、Rh、Pd、Pt、Ag、
Sn、La、Ce、Pb及びBiよりなる群から選ばれ
る少なくとも1種の元素を担持したゼオライト系固体酸
担体に担持されてなることを特徴とする。
【0011】更に、本発明による第三の炭化水素及び/
又は含酸素化合物を還元剤として用いる窒素酸化物接触
還元用触媒は、一般式(II)
【0012】
【化6】 A1−XC´1−Y
【0013】(式中、AはLa又はCeを示し、BはB
a、Sr、Ca、Mg、Pb、Zn又はAgを示し、C
はMn又はCoを示し、C’はFe、Ni、Cr、C
u、V、Mo、W、Ti、Zr、Nb、Pd、Rh、R
u又はPtを示し、0≦X≦1、0≦Y≦1である。)
で表わされるペロブスカイト型複合酸化物がTi、C
r、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、G
e、Y、Zr、Nb、Ru、Rh、Pd、Pt、Ag、
Sn、La、Ce、Pb及びBiよりなる群から選ばれ
る少なくとも1種の元素を担持したゼオライト系固体酸
担体に担持されてなることを特徴とする。
【0014】本発明において、ゼオライト系固体酸担体
とは、触媒が使用される温度領域において固体酸性を示
ゼオライト系担体をいう。固体酸性の確認は、アンモ
ニアを用いた昇温脱離法や、アンモニア又はピリジンを
用いる in situ FTIR(フーリエ変換赤外線吸収ス
ペクトル)法によりなされる。ゼオライト系固体酸担体
は、Na−モルデナイト、Na−ZSM−5、Na−U
SY(USY:ウルトラステイブル又は超安定Y型ゼオ
ライト)、ゼオライト中のアルミニウムの一部又は全部
が他の金属元素、例えば、特に、鉄、ガリウム、亜鉛、
ランタン、銅、モリブデン、クロム、ゲルマニウム、チ
タン、ホウ素等にて置換されたメタロシリケート等、耐
熱性にすぐれるゼオライトを硫酸アンモニウム等のアン
モニウム塩の水溶液又は硫酸等の酸で処理して、ゼオラ
イト中のアルカリ金属の一部又は全部をアンモニウムイ
オン又は水素イオンにてイオン交換することによつて得
ることができる。アンモニウムイオンでイオン交換する
方法による場合は、最後に焼成処理を必要とする。
【0015】ゼオライト系固体酸担体の一例として、例
えば、次式
【0016】
【化7】 M((AlO2±r(SiO10)・ZH
【0017】で表わされるモルデナイト型ゼオライトを
酸処理して得られる酸型モルデナイトであつて、SiO
2 /Al2 3 モル比が13〜20であり、且つ、Si
2 /M2 Oモル比が25〜200である酸型モルデナ
イトを挙げることができる。但し、上式中、Mはアルカ
リ金属イオンを示し、rはゼオライトの合成条件により
変動する値である。
【0018】また、ゼオライト系固体酸担体の他の一例
として、例えば、次式
【0019】
【化8】 M´((AlO(SiO)q)・Z´H
【0020】で表わされるゼオライト中のイオンMの一
部又は全部をチタンイオン(Ti4+)、ジルコニウムイ
オン(Zr4+)又はスズイオン(Sn4+)にて交換して
得られるゼオライトを挙げることができる。但し、上式
中、M’はアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオ
ン又は水素イオンを示し、nA=p(nはイオンMの価
数である。)、q/p≧5である。
【0021】本発明による触媒は、例えば、次に示す
(1)又は(2)の方法によつて調製することができ
る。 (1) Ti、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、
Zn、Ga、Ge、Y、Zr、Nb、Ru、Rh、P
d、Ag、Sn、La、Nd、Ce、Pb、Mg、C
a、Sr、Ba及び/又はBiの硝酸塩等の水溶性塩の
水溶液中に、例えば、前記式化5又は化6のゼオライト
を投入し、それぞれのM2 やMA を上記金属のイオンに
て、又は金属イオンと水素イオンにてイオン交換する。
単一のイオン交換操作によつて所定のイオン交換率を得
ることができないときは、上記のような操作を繰り返し
て行なえばよい。次いで、濾過、水洗、リパルプを繰り
返した後、乾燥し、必要に応じて、焼成する。
【0022】次いで、このような担体を分散させたスラ
リー中にLa、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、
Gd、Y、Na、K、Bi、Th、Ba、Sr、Ca、
Mg、Pb、Zn、Ag、Mn、Co、Fe、Ni、C
r、Cu、V、Mo、W、Ta、Li、Ti、Zr、N
b、Pd、Rh、Ru又はPtの硝酸塩等の水溶性塩や
これらのアルコキシドのアルコール溶液と、アンモニア
水等の中和剤又は沈殿剤を同時に投入し、沈殿を生成さ
せ、前述した担体上にペロブスカイト化合物の前駆体を
担持させる。この後、濾過、水洗、リパルプを繰り返し
た後、乾燥し、焼成する。 (2) 上記(1)の方法によつて得られたゼオライト
固体酸担体と別途調製したペロブスカイト化合物とを
遊星ミル等によつて充分に湿式粉砕混合した後、乾燥
し、必要に応じて焼成する。
【0023】以上の方法において、ペロブスカイト化合
物の生成温度は低い方が好ましい。生成温度が低い程、
大きな比表面積を有するペロブスカイト化合物を得るこ
とができる。ゼオライト系固体酸担体とペロブスカイト
化合物を構成する元素との反応によつて、ゼオライト系
固体酸担体の固体酸性が変質したり、ペロブスカイト化
合物の生成量の低下によつて、触媒の活性が低下したり
することを回避することができるからである。
【0024】ペロブスカイト化合物の好適な担持量は、
このペロブスカイト化合物とゼオライト系固体酸担体と
の総重量に対して、0.1〜60重量%であり、好ましく
は5〜50重量%の範囲である。ペロブスカイト化合物
の担持量が60重量%を越えても、そのような増量に応
じた添加効果が得られないばかりでなく、酸素が共存す
る反応系においては、酸素による炭化水素や含酸素化合
物の消耗が多くなる。一方、担持量が0.1重量%よりも
少ないときは、触媒の還元活性を十分に向上させること
ができない。
【0025】本発明による触媒は、従来、知られている
成形方法によつて、ハニカム状、球状等の種々の形状に
成形することができる。この成形の際に、成形助剤、成
形体補強体、無機繊維、有機バインダー等を適宜配合し
てもよい。また、予め成形された基材上にウオツシユコ
ート法等によつて被覆担持させることもできる。更に、
従来、知られているその他の触媒の調製法によることも
できる。
【0026】本発明の実施において、還元剤として使用
する炭化水素の具体例としては、気体状のものとして、
メタン、エタン、ブチレン等の炭化水素ガスが、液体状
のものとして、ペンタン、ヘキサン、オクタン、ヘプタ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の単一成分系の炭
化水素や、ガソリン、灯油、軽油、重油等の鉱油系炭化
水素等が挙げられる。特に好適な炭化水素としては、ア
セチレン、メチルアセチレン、1−ブチン等の低級アル
キン、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブテ
ン、2−ブテン等の低級アルケン、ブタジエン、イソプ
レン等の低級ジエン、プロパン、ブタン等の低級アルカ
ン等が挙げられる。
【0027】炭化水素の好適な添加量は、その種類によ
つて異なるが、窒素酸化物に対するモル比にて0.1〜2
程度である。0.1未満であるときは、十分な還元活性を
得ることができず、他方、モル比が2を越えるときは、
未反応の炭化水素の排出量が多くなるために、これを回
収するための後処理が必要となる。また、本発明の実施
において還元剤として使用する含酸素化合物とは、酸素
元素を分子内に有する有機化合物のことである。その具
体例としては、メチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコール、オクチルアルコール等のアルコー
ル類、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジプロピ
ルエーテル等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル、
油脂類等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類等が挙げられる。好適な含酸素化合物とし
ては、メチルアルコール、エチルアルコール等の低級ア
ルコールが挙げられる。
【0028】上記炭化水素及び含酸素化合物は、それぞ
れ一種を単独で用いてもよく、必要に応じて二種以上併
用してもよい。また、炭化水素と含酸素化合物とを一種
又は二種以上併用するようにしてもよい。尚、排ガス中
に存在する燃料等の未燃焼物乃至不完全燃焼生成物、即
ち、炭化水素類やパテイキユレート類等も還元剤として
有効であり、これらも本発明における炭化水素に含まれ
る。このことから、見方を変えれば、本発明による触媒
は、排ガス中の炭化水素類やパテイキユレート類等の減
少或いは除去触媒としても有用であるということができ
る。
【0029】上記還元剤が窒素酸化物に対して選択的還
元反応を示す温度は、含酸素化合物<アルキン<アルケ
ン<芳香族系炭化水素<アルカンの順に高くなる。ま
た、同系の炭化水素においては、炭素数が大きくなるに
従つて、その温度は低くなる。本発明による触媒が窒素
酸化物に対して還元活性を示す最適な温度は、使用する
還元剤や触媒種により異なるが、通常、100〜800
℃である。この温度領域においては、空間速度(SV)
500〜100000程度で排ガスを流通させることが
好ましい。本発明において特に好適な温度領域は200
〜600℃である。
【0030】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。 (1)触媒の調製
【0031】実施例1 硝酸ガリウム8水和物(Ga(NO3)2 ・8H2 O)1
1.47gを1リットルの蒸留水に溶解させた水溶液を攪
拌しながら、これに日本化学社製H型モルデナイト(H
M−23)100gを投入し、4時間イオン交換処理を
行なつた。その後、濾過、水洗、リパルプを行なつて、
濾液の導電率がリパルプ用水と同じになるまで繰り返し
た後、得られた濾過ケーキを120℃で18時間乾燥し
て、Ga交換モルデナイトを得た。
【0032】一方、硝酸ランタン6水和物(La(NO
3)2 ・6H2 O)101.05g、、酢酸マンガン4水和
物(Mn(Ac)2・4H2 O〔Ac=CH3 COO、以
下、同じ。〕)28.60g、硝酸ストロンチウム(Sr
(NO3)2 )74.08g及び硝酸コバルト6水和物(C
o(NO3)2 ・6H2 O)135.83gを水500mlに
溶解させ、水溶液を得た。
【0033】この水溶液に、十分に攪拌しながら、12
1g/l濃度の水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHを
10とした。沈殿反応終了後、18時間攪拌を続けて、
熟成を行なつた。その後、濾過、水洗、リパルプを、濾
液の導電率がリパルプ用水とほぼ同じになるまで繰り返
した。得られた濾過ケーキを120℃で18時間乾燥
し、次いで、700℃で3時間焼成した。
【0034】得られた焼成物のX線回折から、ペロブス
カイト結晶相が生成していることが確認された。また、
この焼成物のBET法による比表面積(以下の比表面積
の測定も同法による。)は23.7m2/gであつた(La
0.4 Sr0.6 Co0.8 Mn0.2 3 )。このようにして
得たGa交換モルデナイト60gとペロブスカイト化合
物40gとの混合物に水100gを加え、遊星ミルにて
30分間粉砕混合し、更に水で粘度調整して、ウオツシ
ユコート用スラリーを得た。このスラリーを1.25mmピ
ツチのコージユライト社製のハニカム(以下、このハニ
カムを単にハニカムと称する。)に塗布して、触媒を担
持させ、試作サンプル(A−1)を得た。このときの触
媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.103gであつ
た。
【0035】実施例2 硝酸銀(AgNO3 )3.15gを蒸留水1リットルに投
入して水溶液を調製した。この水溶液を攪拌しながら、
これに日本化学社製H型モルデナイト(HM−23)1
00gを投入し、4時間イオン交換処理を行なつた。こ
の際、モノエチルアミン水溶液(100g/l)を加え
て、pH6.5を維持した。その後、濾過、水洗、リパルプ
を行なつて、濾液の導電率がリパルプ用水と同じになる
まで繰り返した後、得られた濾過ケーキを1200Cで1
8時間乾燥した。
【0036】一方、硝酸ランタン6水和物89.5gと酢
酸マンガン4水和物50.66gを秤量し、次いで、実施
例1と同様にして、ペロブスカイト化合物(LaMnO
3 )を得た。このペロブスカイト化合物の比表面積は2
9.1m2/gであつた。このようにして得たAg交換モル
デナイト60gとペロブスカイト化合物40gを用い
て、実施例1と同様にして、試作サンプル(A−2)を
得た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり
0.117gであつた。
【0037】実施例3 硝酸ニツケル6水和物(Ni(NO3 2 ・6H2 O)
19.8gを蒸留水1リットルに投入して水溶液を調製し
た。この水溶液を攪拌しながら、これに東ソー社製ゼオ
ライトUS−Y(330HUA)100gを投入し、4
時間イオン交換処理を行なつた。この後、実施例1と同
様にして、Ni交換ゼオライトUS−Yを得た。
【0038】一方、硝酸ランタン6水和物71.60g、
硝酸鉛(Pb(NO3 2 )13.69g及び酢酸マンガ
ン4水和物50.66gを混合し、次いで、800℃で3
時間焼成した以外は、実施例1と同様にして、ペロブス
カイト化合物(La0.8 Pb0.2 MnO3 )を得た。こ
のペロブスカイト化合物の比表面積は23.7m2/gであ
つた。 このようにして得たNi交換ゼオライトUS−
Y60gとペロブスカイト化合物40gを用いて、実施
例1と同様にして、試作サンプル(A−3)を得た。こ
のときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.128
gであつた。
【0039】実施例4 酢酸銅1水和物(Cu(Ac)2 ・H2 O)6.28gを
蒸留水1リットルに投入して水溶液を調製した。この水
溶液を攪拌しながら、これに東ソー社製ゼオライトUS
−Y(330HUA)100gを投入し、4時間イオン
交換処理を行なつた。この後、実施例1と同様にして、
Cu交換ゼオライトUS−Yを得た。一方、硝酸ランタ
ン6水和物88.07g及び硝酸コバルト6水和物(Co
(NO3 2 ・6H2 O)59.19gを混合し、次い
で、800℃で3時間焼成した以外は、実施例1と同様
にして、ペロブスカイト化合物(LaCoO3 )を得
た。このペロブスカイト化合物の比表面積は17.4m2
gであつた。このようにして得たCu交換ゼオライトU
S−Y60gとペロブスカイト化合物40gを用いて、
実施例1と同様にして、試作サンプル(A−4)を得
た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.
122gであつた。
【0040】実施例5 酢酸ランタン1.5水和物(La(Ac)2 ・1.5H
2 O)1.30gを蒸留水1リットルに溶解させ、攪拌下
にこの水溶液に日本化学社製H型モルデナイト(HM−
23)100gを投入し、4時間イオン交換処理を行な
つた。この後、実施例1と同様にして、La交換H型モ
ルデナイトを得た。一方、硝酸ランタン6水和物202.
10g、硝酸亜鉛6水和物28.41g、硝酸コバルト6
水和物135.83g及び硝酸第二銅3水和物(Cu(N
3 2 ・3H2 O)28.19gを混合し、実施例1と
同様にして、ペロブスカイト化合物(La0.8 Zn0.2
Co0.8 Cu0.2 3 )を得た。このペロブスカイト化
合物の比表面積は17.3m2/gであつた。
【0041】このようにして得たLa交換H型モルデナ
イト60gとペロブスカイト化合物40gを用いて、実
施例1と同様にして、試作サンプル(A−5)を得た。
このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.11
5gであつた。
【0042】実施例6 硝酸セリウム(Ce(NO3 4 )水溶液(CeO2
して20重量%濃度)21mlを1リットルに希釈し、こ
れに日本化学社製H型モルデナイト(HM−23)10
0gを投入し、モノエチルアミンを加えながら、pHを1.
8に維持しつつ、4時間イオン交換処理を行なつた。こ
の後、実施例1と同様にして、Ce交換H型モルデナイ
トを得た。
【0043】一方、硝酸ランタン6水和物101.05
g、硝酸ストロンチウム74.08g、硝酸コバルト6水
和物135.83g及び硝酸クロム(Cr(NO3 3
27.79gを混合し、実施例1と同様にして、ペロブス
カイト化合物(La0.4 Sr0.6 Co0.8 Cr
0.2 3 )を得た。このペロブスカイト化合物の比表面
積は20.3m2/gであつた。このようにして得たCe交
換H型モルデナイト60gとペロブスカイト化合物40
gを用いて、実施例1と同様にして、試作サンプル(
−6)を得た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1
cc当たり0.118gであつた。
【0044】実施例7 五塩化ニオブ(NbCl5 )の塩酸水溶液(Nbとして
50g/l濃度の溶液)50mlを蒸留水1リットルに投
入し、攪拌しながら、これに日本化学社製H型モルデナ
イト(HM−23)100gを投入し、4時間イオン交
換処理を行なつた。この後、実施例1と同様にして、N
b交換H型モルデナイトを得た。
【0045】一方、硝酸ランタン6水和物88.07g、
硝酸ストロンチウム10.76g及び酢酸コバルト4水和
物(Co(Ac)2 ・4H2 O)50.66gを水500
mlに溶解させた。この水溶液に十分な攪拌下に濃度12
1g/lの水酸化ナトリウム水溶液を滴下し、水溶液の
pHを10とし、沈殿反応を行なつた。この沈殿反応の終
了後、18時間攪拌を続けて熟成した。
【0046】この後、濾過、水洗、リパルプを濾液の導
電率がリパルプ用水のそれとほぼ同じになるまで繰り返
した後、濾過ケーキを120℃で18時間乾燥した。こ
の乾燥物を粉砕し、この粉砕物にシユウ酸バナジル水溶
液(Vとして100g/l濃度の水溶液)25.90mlを
加え、十分に混練した後、蒸発乾固させた。これを12
0℃で18時間乾燥させた後、850℃で3時間焼成し
て、ペロブスカイト化合物(La0.8 Sr0.2 Co0.8
0.2 3 )を得た。このペロブスカイト化合物の比表
面積は12.8m2/gであつた。このようにして得たNb
交換H型モルデナイト60gとペロブスカイト化合物4
0gを用いて、実施例1と同様にして、試作サンプル
A−7)を得た。このときの触媒の担持量は、ハニカ
ム1cc当たり0.124gであつた。
【0047】実施例8 硝酸ジルコニル2水和物(ZrO(NO3 2 ・2H2
O)水溶液(ZrO2として100g/l濃度)500m
lと硫酸チタニル(TiOSO4 )水溶液(TiO2
して100g/l濃度)500mlとを混合した水溶液に
日本化学社製Naモルデナイト(NM−100P)10
0gを投入し、攪拌して、4時間イオン交換処理を行な
つた。この後、実施例1と同様にして、Ti−Zr交換
H型モルデナイトを得た。
【0048】一方、実施例7において、シユウ酸バナジ
ル水溶液に代えて、モリブデン酸アンモニウムのアンモ
ニア性水溶液(MoO2 として25g/l濃度の水溶
液)260.22mlを加えた以外は、実施例7と同様にし
て、ペロブスカイト化合物(La0.8 Sr0.2 Co0.8
Mo0.2 3 )を得た。このペロブスカイト化合物の比
表面積は10.4m2/gであつた。このようにして得たT
i−Zr交換H型モルデナイト60gとペロブスカイト
化合物40gを用いて、実施例1と同様にして、試作サ
ンプル(A−8)を得た。このときの触媒の担持量は、
ハニカム1cc当たり0.119gであつた。
【0049】実施例9 四塩化スズ(SnCl4 )9.45gを蒸留水1リットル
に溶解させ、攪拌下に、これに日本化学社製H型モルデ
ナイト(HM−23)100gを投入し、4時間攪拌し
て、イオン交換を行なつた。以下、実施例1と同様にし
て、Sn交換H型モルデナイトを得た。一方、硝酸ラン
タン6水和物173.20g、硝酸ストロンチウム126.
98g、硝酸コバルト6水和物276.48g及び塩化パ
ラジウム(PdCl 2 )8.67gを水1リットルに溶解
させて水溶液を調製した。この水溶液に濃度121g/
lの水酸化ナトリウム水溶液を攪拌しながら滴下し、pH
10として、加水分解を行なつた。この加水分解反応の
終了後、攪拌を18時間続けた。以下、実施例1と同様
にして、ペロブスカイト化合物(La0.4 Sr0.6 Co
0.95Pd0.053)を得た。このペロブスカイト化合物
の比表面積は28.5m2/gであつた。
【0050】このようにして得たSn交換H型モルデナ
イト60gとペロブスカイト化合物40gとを用いて、
実施例1と同様にして、試作サンプル(A−9)を得
た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.
113gであつた。
【0051】実施例10 硝酸イツトリウム4水和物(Y(NO3 3 ・4H
2 O)11.68gを蒸留水1リットルに溶解させ、攪拌
下に、これに日本化学社製H型モルデナイト(HM−2
3)100gを投入し、4時間攪拌して、イオン交換を
行なつた。以下、実施例1と同様にして、Y交換H型モ
ルデナイトを得た。一方、実施例9において、塩化パラ
ジウムに代えて、四塩化ルテニウム5水和物(RuCl
4 ・5H2 O)16.15gを用いた以外は、実施例9
同様にして、ペロブスカイト化合物(La0.4 Sr0.6
Co0.95Ru0.053 )を得た。このペロブスカイト化
合物の比表面積は25.3m2/gであつた。このようにし
て得たY担持H型モルデナイト60gとペロブスカイト
化合物40gとを用いて、実施例1と同様にして、試作
サンプル(A−10)を得た。このときの触媒の担持量
は、ハニカム1cc当たり0.125gであつた。
【0052】実施例11 実施例1において、Ga交換H型モルデナイト100g
とペロブスカイト化合物(La0.4 Sr0.6 Co0.8
0.2 3 )1gとを用いた以外は、実施例1と同様に
して、試作サンプル(A−11)を得た。このときの触
媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.099gであつ
た。
【0053】実施例12 実施例1において、Ga交換H型モルデナイト100g
とペロブスカイト化合物(La0.4 Sr0.6 Co0.8
0.2 3 )20gとを用いた以外は、実施例1と同様
にして、試作サンプル(A−12)を得た。このときの
触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.108gであつ
た。
【0054】実施例13 実施例1において、Ga交換H型モルデナイト100g
とペロブスカイト化合物(La0.4 Sr0.6 Co0.8
0.2 3 )50gとを用いた以外は、実施例1と同様
にして、試作サンプル(A−13)を得た。このときの
触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.113gであつ
た。
【0055】実施例14 実施例1において、Ga交換H型モルデナイト30gと
ペロブスカイト化合物(La0.4 Sr0.6 Co0.8 Mn
0.2 3 )70gとを用いた以外は、実施例1と同様に
して、試作サンプル(A−14)を得た。このときの触
媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.115gであつ
た。
【0056】実施例15 組成式NaX 〔(AlO2 X ・(SiO2 Y 〕・Z
2 Oで表わされるナトリウム型モルデナイトの市販品
(日本モービル社製ZSM−5、Y/X=35)100
gを0.025モル/l濃度の硝酸イツトリウム4水和物
水溶液1リットル中に浸漬し、十分に攪拌して、イオン
交換を行なつた。その後、濾別、水洗して、ゼオライト
のケーキを得た。次いで、このケーキを乾燥した後、6
50℃で4時間焼成して、Y交換ゼオライトを得た。こ
のようにして得たY交換ZSM−5をNi交換US−Y
に代えて用いた以外は、実施例3と同様にして、試作サ
ンプル(A−15)を得た。このときの触媒の担持量
は、ハニカム1cc当たり0.117gであつた。
【0057】実施例16 硝酸鉛(Pb(NO3 2 )8.20gを蒸留水1リット
ルに溶解させ、攪拌下に、これに日本化学社製H型モル
デナイト(HM−23)100gを投入し、4時間攪拌
して、イオン交換を行なつた。以下、実施例1と同様に
して、Pb交換H型モルデナイトを得た。
【0058】一方、硝酸ランタン6水和物89.5g、酢
酸コバルト4水和物(Co(Ac)2 ・4H2 O)41.
19g及び酢酸マンガン4水和物(Mn(Ac)2 ・4
2O)10.13gを秤量し、次いで、実施例11と同
様にして、ペロブスカイト化合物(LaCo0.8 Mn
0.2 3 )を得た。このペロブスカイト化合物の比表面
積は24.8m2/gであつた。このようにして得たPb交
換H型モルデナイト60gとペロブスカイト化合物40
gを用いて、実施例1と同様にして、試作サンプル(
−16)を得た。このときの触媒の担持量は、ハニカム
1cc当たり0.120gであつた。
【0059】実施例17 硝酸ランタン6水和物35.80g、硝酸イツトリウム4
水和物28.69g、硝酸ストロンチウム8.75g、酢酸
コバルト4水和物41.19g及び酢酸マンガン4水和物
10.13gを秤量し、以下、実施例16と同様にして、
ペロブスカイト化合物(La0.4 0.4 Sr0.2 Co
0.8 Mn0.2 3 )を得た。このペロブスカイト化合物
の比表面積は20.4m2/gであつた。このペロブスカイ
ト化合物40gと実施例1にて用いたGa交換H型モル
デナイト60gとを用いて、実施例1と同様にして、試
作サンプル(A−17)を得た。このときの触媒の担持
量は、ハニカム1cc当たり0.116gであつた。
【0060】実施例18 硝酸ランタン6水和物17.90g、硝酸イツトリウム4
水和物28.69g、硝酸セリウム6水和物(Ce(NO
3 3 ・6H2 O)35.90g及び硝酸クロム49.22
gを混合し、次いで、800℃で3時間焼成した以外
は、実施例17と同様にして、ペロブスカイト化合物
(La0.2 0.4 Ce0.4 CrO3 )を得た。このペロ
ブスカイト化合物の比表面積は21.6m2/gであつた。
このペロブスカイト化合物40gと実施例1にて用いた
Ga交換H型モルデナイト60gとを用いて、実施例1
と同様にして、試作サンプル(A−18)を得た。この
ときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.128g
であつた。
【0061】実施例19 硝酸セリウム6水和物70.65g、硝酸バリウム10.6
3g、硝酸第二銅3水和物24.57g及び硝酸クロム2
4.22gを混合し、次いで、実施例17と同様にして、
ペロブスカイト化合物(Ce0.8 Ba0.2 Cu0.5 Cr
0.5 3 )を得た。このペロブスカイト化合物の比表面
積は19.3m2/gであつた。このペロブスカイト化合物
40gと実施例1にて用いたGa交換H型モルデナイト
60gとを用いて、実施例1と同様にして、試作サンプ
ル(A−19)を得た。このときの触媒の担持量は、ハ
ニカム1cc当たり0.123gであつた。
【0062】実施例20 硝酸ランタン6水和物72.67g、硝酸セリウム6水和
物18.22g、酢酸マンガン4水和物25.71g及び四
塩化チタン水溶液(Tiとして14.82g/100ml濃
度の水溶液)339.0mlを混合し、次いで、実施例17
と同様にして、ペロブスカイト化合物(La0.8 Ce
0.2 Mn0.5 Ti0.5 3 )を得た。このペロブスカイ
ト化合物の比表面積は23.1m2/gであつた。このペロ
ブスカイト化合物40gと実施例1にて用いたGa交換
H型モルデナイト60gとを用いて、実施例1と同様に
して、試作サンプル(A−20)を得た。このときの触
媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.119gであつ
た。
【0063】実施例21 硝酸ランタン6水和物101.05g、硝酸イツトリウム
4水和物80.97g、硝酸ストロンチウム24.69g、
硝酸ニツケル6水和物135.72g及び硝酸第二鉄6水
和物33.60gを混合し、次いで、実施例17と同様に
して、ペロブスカイト化合物(La0.4 0.4 Sr0.2
Ni0.8 Fe0.2 3 )を得た。このペロブスカイト化
合物の比表面積は24.0m2/gであつた。このペロブス
カイト化合物40gと実施例1にて用いたGa交換H型
モルデナイト60gとを用いて、実施例1と同様にし
て、試作サンプル(A−21)を得た。このときの触媒
の担持量は、ハニカム1cc当たり0.109gであつた。
【0064】実施例22 硝酸ランタン6水和物151.58g、硝酸イツトリウム
4水和物40.59g、硝酸銀19.82g、硝酸第二銅3
水和物112.77g及び硝酸ジルコニウム5水和物(Z
r(NO3 4 ・5H2 O)69.87gを混合し、次い
で、実施例26と同様にしてペロブスカイト化合物(L
0.6 0.2 Ag0.2 Cu0.8 Zr0.23 )を得た。
このペロブスカイト化合物の比表面積は17.8m2/gで
あつた。このペロブスカイト化合物40gと実施例1に
て用いたGa交換H型モルデナイト60gとを用いて、
実施例1と同様にして、試作サンプル(A−22)を得
た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.
115gであつた。
【0065】実施例23 硝酸セリウム6水和物44.16g、硝酸イツトリウム4
水和物35.29g、硝酸ストロンチウム10.76g及び
硝酸第二鉄9水和物58.57gを秤量し、水500mlに
溶解させた。これに十分な攪拌下に濃度121g/lの
水酸化ナトリウム水溶液を滴下して、pHを10とした。
沈殿反応終了後、18時間攪拌して熟成し、その後、濾
過、水洗、リパルプを、濾液の導電率がリパルプ用水の
それとほぼ同じになるまで繰り返して、濾過ケーキを
得、このケーキを120℃で18時間乾燥した。次い
で、この乾燥物を粉砕し、この粉砕物にシユウ酸バナジ
ル水溶液(Vとして100g/l濃度の水溶液)25.9
0mlを加え、十分混練した後 蒸発乾固させ、120℃
で18時間乾燥させ、850℃で3時間焼成して、ペロ
ブスカイト化合物(Ce0.4 0.4 Sr0.2 Fe0.8
0.2 3 )を得た。このペロブスカイト化合物の比表面
積は13.7m2/gであつた。
【0066】このペロブスカイト化合物40gと実施例
1にて用いたGa交換H型モルデナイト60gとを用い
て、実施例1と同様にして、試作サンプル(A−23
を得た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当た
り0.120gであつた。
【0067】実施例24 硝酸ランタン6水和物173.20g、硝酸ストロンチウ
ム126.98g、硝酸第二銅3水和物276.48g及び
塩化白金酸6水和物25.90gを秤量し、水1リットル
に溶解させて、水溶液を調製した。この水溶液に攪拌下
に濃度121g/lの水酸化ナトリウム水溶液を滴下し
て、pHを10とした。加水分解反応終了後、18時間攪
拌し、その後、実施例26と同様にして、ペロブスカイ
ト化合物(La0.4 Sr0.6 Cu0.95Pt0.053)を
得た。このペロブスカイト化合物の比表面積は27.6m2
/gであつた。このペロブスカイト化合物40gと実施
例1にて用いたGa交換H型モルデナイト60gとを用
いて、実施例1と同様にして、試作サンプル(A−2
)を得た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc
当たり0.111gであつた。
【0068】実施例25 硝酸ランタン6水和物72.67g、硝酸カリウム(KN
3 )4.24g、酢酸マンガン4水和物50.39g及び
硝酸ロジウム2水和物(Rh(NO3 3 ・2H2 O)
1.36gを秤量し、水250mlに溶解させて、水溶液を
調製した。この水溶液をヤマト科学社製スプレードライ
ヤー「パルビスGB−22」にて蒸発乾固させ、これを
700℃で3時間焼成して、ペロブスカイト化合物(L
0.8 0.2 Mn0.98Rh0.023 )を得た。このペロ
ブスカイト化合物の比表面積は18.3m2/gであつた。
このペロブスカイト化合物40gと実施例1にて用いた
Ga交換H型モルデナイト60gとを用いて、実施例1
と同様にして、試作サンプル(A−25)を得た。この
ときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.124g
であつた。
【0069】実施例26 硝酸ランタン6水和物72.67g、硝酸ビスマス5水和
物9.05g、硝酸リチウム(LiNO3 )7.71g及び
塩化白金酸6水和物38.63gを水500mlに溶解させ
た。以下、実施例34と同様にして、ペロブスカイト化
合物(La0.9 Bi0.1 Li0.6 Pt0.4 3 )を得
た。このペロブスカイト化合物の比表面積は20.7m2
gであつた。このペロブスカイト化合物40gと実施例
1にて用いたGa交換H型モルデナイト60gとを用い
て、実施例1と同様にして、試作サンプル(A−26
を得た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc当た
り0.120gであつた。
【0070】実施例27 硝酸ランタン6水和物72.67g、硝酸第二銅3水和物
32.44g及び五酸化タンタル(Ta2 5 )7.42g
を秤量し、これに水250mlを加えて、十分に攪拌し
て、スラリーを調製した。このスラリーを実施例25
て用いたスプレードライヤーにて蒸発乾固させ、これを
800℃で3時間焼成して、ペロブスカイト化合物(L
aCu0.8 Ta0.2 3 )を得た。このペロブスカイト
化合物の比表面積は9.2m2/gであつた。このペロブス
カイト化合物40gと実施例1にて用いたGa交換H型
モルデナイト60gとを用いて、実施例1と同様にし
て、試作サンプル(A−27)を得た。このときの触媒
の担持量は、ハニカム1cc当たり0.118gであつた。
【0071】実施例28 硝酸ネオジム6水和物(Nd(NO3 3 ・6H2 O)
37.19gを蒸留水1リットルに溶させて水溶液を調製
し、攪拌しながら、これに日本化学社製H型モルデナイ
ト(HM−23)100gを投入し、4時間イオン交換
処理を行なつた。以下、実施例1と同様にして、Nd交
換H型モルデナイトを得た。一方、塩化プラセオジム7
水和物(PrCl3 ・7H2 O)224.02g、硝酸鉛
132.48g及び酢酸マンガン4水和物245.09gを
水500mlに溶解させて、水溶液を調製した。この水溶
液に十分に攪拌しながら、濃度121g/1の水酸化ナ
トリウム水溶液を加えてpHを10とした。沈殿反応終了
後、18時間攪拌を続けて、熟成を行なつた。その後、
濾過、水洗、リパルプを濾液の導電率がリパルプ用水と
ほぼ同じになるまで繰り返した。得られた濾過ケーキを
120℃で18時間乾燥し、次いで、700℃で3時間
焼成した。
【0072】得られた焼成物のX線回折の結果、ペロブ
スカイト結晶相が生成していることが確認された。ま
た、この焼成物のBET法による比表面積は25.9m2
gであつた(Pr0.8 Pb0.4 MnO3 )。このように
して得たペロブスカイト化合物40gと上記Nd交換H
型モルデナイト60gとの混合物に水を100g加え、
遊星ミルにて30分間粉砕混合し、更に、水で粘度調整
してウオツシユコート用スラリーを得た。このスラリー
をハニカムに塗布し、触媒を担持させて、試作サンプル
A−28)を得た。このときの触媒の担持量は、ハニ
カム1cc当たり0.128gであつた。
【0073】実施例29 硝酸ネオジム6水和物263.01g、硝酸鉛132.48
g及び酢酸マンガン4水和物245.09gを用いて、
施例28と同様にして、ペロブスカイト化合物(Nd
0.6 Pb0.4 MnO3 )を得た。このペロブスカイト化
合物の比表面積は30.7m2/gであつた。このようにし
て得たペロブスカイト化合物40gと実施例1と同じG
a交換モルデナイト60gとの混合物に水を100g加
えてスラリーを得、これをハニカムに塗布し、触媒を担
持させて、試作サンプル(A−29)を得た。このとき
の触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.123gであ
つた。
【0074】実施例30 硝酸ガドリニウム6水和物(Gd(NO3 3 ・6H2
O)270.82g、硝酸鉛132.48g及び酢酸マンガ
ン4水和物245.09gを混合し、次いで、700℃で
3時間焼成した以外は、実施例28と同様にして、ペロ
ブスカイト化合物(Gd0.6 Pb0.4 MnO3 )を得
た。このペロブスカイト化合物の比表面積は24.2m2
gであつた。このようにして得たペロブスカイト化合物
40gと実施例1と同じGa交換モルデナイト60gと
の混合物に水を100g加えてスラリーを得、これをハ
ニカムに塗布し、触媒を担持させて、試作サンプル(
−30)を得た。このときの触媒の担持量は、ハニカム
1cc当たり0.120gであつた。
【0075】実施例31 硝酸サマリウム6水和物(Sm(NO3 3 ・6H
2 O)230.97g、硝酸コバルト6水和物291.03
gとを混合し、次いで、800℃で3時間焼成した以外
は、実施例37と同様にして、ペロブスカイト化合物
(SmCoO3 )を得た。このペロブスカイト化合物の
比表面積は16.4m2/gであつた。このようにして得た
ペロブスカイト化合物40gと実施例1と同じGa交換
モルデナイト60gとの混合物に水を100g加えてス
ラリーを得、これをハニカムに塗布し、触媒を担持させ
て、試作サンプル(A−31)を得た。このときの触媒
の担持量は、ハニカム1cc当たり0.118gであつた。
【0076】実施例32 硝酸ユウロピウム6水和物(Eu(NO3 3 ・6H2
O)354.68g、硝酸バリウム52.27g及び硝酸コ
バルト6水和物291.03gを用い、実施例45と同様
にして、ペロブスカイト化合物(Eu0.8 Ba0.2 Co
3 )を得た。このペロブスカイト化合物の比表面積は
18.5m2/gであつた。このようにして得たペロブスカ
イト化合物30gと実施例1と同じGa交換モルデナイ
ト100gとの混合物に水を100g加えてスラリーを
得、これをハニカムに塗布し、触媒を担持させて、試作
サンプル(A−32)を得た。このときの触媒の担持量
は、ハニカム1cc当たり0.125gであつた。
【0077】実施例33 硝酸カルシウム8水和物(Ca(NO3)2 ・4H2 O)
8.75gを蒸留水200mlに溶解させた水溶液を攪拌し
ながら、これに日本化学社製H型モルデナイト(HM−
23)100gを投入した。このとき、(1+3)アン
モニア水(アンモニア水1部を水3部にて希釈したも
の)を加えてpHを維持し、4時間イオン交換処理を行な
つた。以下、実施例1と同様にして、Ca置換H型モル
デナイトを得た。このようにして得たCa置換H型モル
デナイト60gと実施例3において調製したペロブスカ
イト化合物(La0.8 Pb0.2 MnO3 )40gとを用
いて、実施例1と同様にして、試作サンプル(A−3
)を得た。このときの触媒の担持量は、ハニカム1cc
当たり0.119gであつた。
【0078】実施例34 硝酸マグネシウム2水和物(Mg(NO3)2 ・2H
2 O)6.83gを蒸留水200mlに溶解させた水溶液を
攪拌しながら、これに日本化学社製H型モルデナイト
(HM−23)100gを投入した。このとき、(1+
3)アンモニア水を加えてpHを維持し、4時間イオン交
換処理を行なつた。以下、実施例1と同様にして、Mg
置換H型モルデナイトを得た。このようにして得たMg
置換H型モルデナイト60gと実施例3において調製し
たペロブスカイト化合物(La0.8 Pb0.2 MnO3
40gとを用いて、実施例1と同様にして、試作サンプ
ル(A−34)を得た。このときの触媒の担持量は、ハ
ニカム1cc当たり0.108gであつた。
【0079】実施例35 硝酸ストロンチウム4水和物(Sr(NO3)2 ・4H2
O)10.51gを蒸留水200mlに溶解させた水溶液を
攪拌しながら、これに日本化学社製H型モルデナイト
(HM−23)100gを投入した。このとき、(1+
3)アンモニア水を加えてpHを維持し、4時間イオン交
換処理を行なつた。以下、実施例1と同様にして、Sr
置換H型モルデナイトを得た。このようにして得たSr
置換H型モルデナイト60gと実施例3において調製し
たペロブスカイト化合物(La0.8 Pb0.2 MnO3
40gとを用いて、実施例1と同様にして、試作サンプ
ル(A−35)を得た。このときの触媒の担持量は、ハ
ニカム1cc当たり0.134gであつた。
【0080】実施例36 硝酸バリウム(Ba(NO3)2 )9.68gを蒸留水20
0mlに溶解させた水溶液を攪拌しながら、これに日本化
学社製H型モルデナイト(HM−23)100gを投入
した。このとき、(1+3)アンモニア水を加えてpHを
維持し、4時間イオン交換処理を行なつた。以下、実施
例1と同様にして、Ba置換H型モルデナイトを得た。
このようにして得たBa置換H型モルデナイト60gと
実施例3において調製したペロブスカイト化合物(La
0.8 Pb0.2 MnO3 )40gとを用いて、実施例1と
同様にして、試作サンプル(A−36)を得た。このと
きの触媒の担持量は、ハニカム1cc当たり0.137gで
あつた。
【0081】比較例1 実施例1において、Ga交換モルデナイトを用いること
なく、ペロブスカイト化合物(La1.4 Sr0.6 Co
0.8 Mn0.2 4 )のみを用いてウオツシユコート用ス
ラリーを調製した以外は、実施例1と同様にして比較サ
ンプル(B−1)を得た。このときのスラリーの担持量
は、ハニカム1cc当たり0.132gであつた。
【0082】比較例2 日本モービル社製のナトリウム型モルデナイト(SiO
2 /Al2 3 モル比=34)を実施例2と同様に処理
して、比較サンプル(B−2)を得た(H型HSM−
5)。このときのスラリーの担持量は、ハニカム1cc当
たり0.128gであつた。
【0083】(2)評価試験 上記試作サンプル(A−1)〜(A−36)並びに比較
サンプル(B−1)及び(B−2)について、下記の試
験条件により窒素酸化物含有ガスの窒素酸化物接触還元
を行ない、窒素酸化物の窒素への転化率をガスクロマト
グラフ法により窒素を定量して算出した。 (試験条件) (1)ガス組成 NO 1容量% O2 10容量% 還元剤 1容量% He 残部 (2)空間速度 30000又は60000(1/Hr) (3)反応温度 300℃、400℃、500℃又は600℃ 結果を表1〜表3に示す。
【0084】
【表1】
【0085】
【表2】
【0086】
【表3】
【0087】表1〜表3に示す結果から明らかなよう
に、本発明による触媒〔試作サンプル(A−1)〜(
−36)〕は、いずれも窒素酸化物の窒素への転化率が
高いのに対して、比較触媒〔比較サンプル(B−1)及
び(B−2)〕は、総じて、その窒素への転化率が低
い。
【0088】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明に
よる炭化水素や含酸素化合物を還元剤として使用する窒
素酸化物接触還元用触媒は、酸素の共存下において、排
ガス中の窒素酸化物を効率よく接触還元することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 29/24 B01J 29/26 A 29/26 B01D 53/36 102B 102C (72)発明者 仲辻 忠夫 大阪府堺市戎島町5丁1番地 堺化学工 業株式会社 中央研究所内 (72)発明者 清水 宏益 大阪府堺市戎島町5丁1番地 堺化学工 業株式会社 中央研究所内 (72)発明者 安川 律 大阪府堺市戎島町5丁1番地 堺化学工 業株式会社 中央研究所内 (72)発明者 菅沼 藤夫 埼玉県北葛飾郡庄和町新宿新田228−16 (72)発明者 田畑 光紀 埼玉県幸手市権現堂1134−2 (72)発明者 土田 裕志 神奈川県川崎市川崎区京町2−24−6 (72)発明者 金田一 嘉昭 茨城県つくば市東1−1 工業技術院化 学技術研究所内 (72)発明者 佐々木 基 茨城県つくば市東1−1 工業技術院化 学技術研究所内 審査官 野田 直人 (56)参考文献 特開 昭48−28391(JP,A) 特開 昭48−55892(JP,A) 特開 平4−27435(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) 【化1】 A1−XCO (式中、AはLa、Y、Ce、Pr、Nd、Pm、S
    m、Eu及びGdよりなる群から選ばれる少なくとも1
    種の元素を示し、BはNa、K、Bi、Th、Ba、S
    r、Ca、Mg、Pb、Zn及びAgよりなる群から選
    ばれる少なくとも1種の元素を示し、CはMn、Co、
    Fe、Ni、Cr、Cu、V、Mo、W、Ta、Li、
    Ti、Zr、Nb、Pd、Rh、Ru及びPtよりなる
    群から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、0≦X≦
    1である。)で表わされるペロブスカイト型複合酸化物
    がTi、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、
    Ga、Ge、Y、Zr、Nb、Ru、Rh、Pd、P
    t、Ag、Sn、La、Nd、Ce、Pb、Mg、C
    a、Sr、Ba及びBiよりなる群から選ばれる少なく
    とも1種の元素を担持したゼオライト系固体酸担体に担
    持されてなることを特徴とする炭化水素及び/又は含酸
    素化合物を還元剤として用いる窒素酸化物接触還元用触
    媒。
  2. 【請求項2】一般式(I) 【化2】 A1−XCO (式中、AはLa、Y及びCeよりなる群から選ばれる
    少なくとも1種の元素を示し、BはNa、K、Bi、T
    h、Ba、Sr、Ca、Mg、Pb、Zn及びAgより
    なる群から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、Cは
    Mn、Co、Fe、Ni、Cr、Cu、V、Mo、W、
    Ta、Li、Ti、Zr、Nb、Pd、Rh、Ru及び
    Ptよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を示
    し、0≦X≦1である。)で表わされるペロブスカイト
    型複合酸化物がTi、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、
    Cu、Zn、Ga、Ge、Y、Zr、Nb、Ru、R
    h、Pd、Pt、Ag、Sn、La、Ce、Pb、M
    g、Ca、Sr、Ba及びBiよりなる群から選ばれる
    少なくとも1種の元素を担持したゼオライト系固体酸担
    体に担持されてなることを特徴とする炭化水素及び/又
    は含酸素化合物を還元剤として用いる窒素酸化物接触還
    元用触媒。
  3. 【請求項3】一般式(II) 【化3】 A1−XC´1−Y (式中、AはLa又はCeを示し、BはBa、Sr、C
    a、Mg、Pb、Zn又はAgを示し、CはMn又はC
    oを示し、C’はFe、Ni、Cr、Cu、V、Mo、
    W、Ti、Zr、Nb、Pd、Rh、Ru又はPtを示
    し、0≦X≦1、0≦Y≦1である。)で表わされるペ
    ロブスカイト型複合酸化物がTi、Cr、Mn、Fe、
    Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Y、Zr、N
    b、Ru、Rh、Pd、Pt、Ag、Sn、La、C
    e、Pb及びBiよりなる群から選ばれる少なくとも1
    種の元素を担持したゼオライト系固体酸担体に担持され
    てなることを特徴とする炭化水素及び/又は含酸素化合
    物を還元剤として用いる窒素酸化物接触還元用触媒。
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