JP2558363B2 - 液晶パネル用配向剤 - Google Patents

液晶パネル用配向剤

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液晶パネルの水平配向剤に関するものであ
る。
[従来の技術] 液晶パネルの水平配向剤としてシラン系、チタン系の
カップリング剤を用いたもの、フッ素樹脂、シリコン樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等の高分子を用い
たもの等が提案され実用化されているがどれも十分な特
性を有していなかった。配向剤として必要な特性として (1)ほとんど全てのタイプの液晶に対して安定な配向
性を示すこと (2)できるだけ低温(望ましくは200℃以下)で硬化
し、しかも耐熱性が優れていること(硬化温度が高く耐
熱性が劣るとガラス基板の場合配向剤キュアー中にNa,K
等の基板からの拡散が起こる,シール剤硬化中に配向が
乱れる,プラスチック基板の場合に基板の熱変形がおこ
る,カラーフィルターを内蔵する場合にカラー部の変色
がおこる等の異状が認められ好ましくない) (3)長期に亘り安定な配向状態と電気特性(直流カッ
ト、ダイナミックマージン等)が保持されること(加速
的には80℃ 200Hr以上、60℃相対温度90%200Hr以上) (4)直流カット特性が優れていること(膜自体の絶縁
性と、ノンピンホール性) (5)ダイナミックマージンが優れていること (6)屈折率が大きいこと。n=1.60〜1.80(透明導電
膜の反射防止効果) (7)膜に着色が少ないこと (8)基板への密着性に優れていること (9)作業上の特性として、オフセット、フレキソ等の
パターン印刷が可能なこと(上下導通部、リード端子部
を避けて配向剤を塗布する必要があるため) (10)ポットライフが長いこと があげられる。
これらの諸特性を全て合せもつ配向剤が優れた液晶パ
ネル用配向剤と言えるが、前記従来のものはこの特性の
いくつかが満足されなかった。
例えばシラン系カップリング剤(アミノシラン、エポ
キシシラン等)は特に4,6,9の特性が悪く又1,2,3も一応
満足される程度であった。高分子系配向剤の代表的な従
来のポリイミド配向剤は2,4,7,8が十分満足されてはい
ない。2については十分長期に亘って安定な配向を満足
するにはイミド環の縮合が完了する300℃以上で30分以
上のキュアーが必要であった。4については絶縁性は良
いがポリマーの基板表面へのぬれが悪いためにピンホー
ルが多く、十分な直流カット特性は示さなかった。7に
ついては黄かっ色の濃い着色をしており、特にゲストホ
スト等を用いた液晶表示に対して表示の色の鮮明さを欠
く原因となっていた。
これらの原因としては次のようなことがあげられる。
即ち、従来のポリイミドは、配向剤としての使用に際し
ては、その前駆体であるポリアミド酸の状態で有機溶剤
に溶解しておき、これを基板上に塗布した後高温下で加
熱処理し、脱溶剤、イミド化する方法が用いられてい
る。しかし上記加熱処理が不充分であるとイミド皮膜中
にアミド酸の一部が残存し、性能低下を起こす。これを
避けるため上記加熱時間は必然的に長く、かつ高温を必
要とし、着色の原因にもなっていた。又加熱中に脱水環
化反応を伴うため、配向剤層の不均一化、ピンホール、
ボイドの発生等の問題点を有していた。さらにポリアミ
ド酸は不安定で、常温でも徐々に溶液がゲル化して不溶
化するため、冷凍保存が必要となり、ポットライフが問
題となっていた。
8については4とも関連深いものであるが、8の特性
の劣ることはラビング中に被膜が基板からハゲ落ちる等
の現象を引きおこし、しばしば4の特性の劣化、場合に
よってはドメインの配向不良をおこした。これを防止す
るためにあらかじめ基材表面をアミノシラン等のカップ
リング剤で処理した後ポリイミド樹脂を塗布する方法も
提案されているが、これとても十分な密着性を得ること
は困難であった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は前記1〜10の特性を全て満足する液晶
パネル用配向剤を得ることにあるが、中でも従来のポリ
イミド系の配向剤の欠点をカバーすることができる配向
剤を得ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは1〜10の特性を全て満足する配向剤を検
討した結果、式(I)で表される繰り返し単位を有する
ポリイミド系配向剤が非常に優れている事を見出し本発
明を完成するに至った。即ち、本発明は少なくとも一方
が透明な基板間に液晶物質を挟持してなる液晶パネルに
おいて、液晶と接する面の少なくとも一方に被覆された
配向膜が式(I) (式中、Xは直結、カルボニル基またはチオ基を表し、
イミド環の窒素原子の結合位置はエーテル結合に対しメ
タまたはパラ位である。) で表される繰り返し単位を有するポリイミド高分子膜か
ら成ることを特徴とする液晶パネル用配向剤である。
前記(I)式で表される骨格を基本構造とするポリイ
ミドはすでに発明者らが特開昭63−128025に開示したよ
うに従来のポリイミドが有する長期耐熱性,機械的強
度,優れた電気的特性に加え、著しく光線透過率が高
く、更に強度な接着性を有するポリイミドである。
本発明に用いられる液晶基板としてはガラス、セラミ
ック等の無機材質、ポリエステル、ポリエーテルサルフ
ォン、ポリエーテルエーテルケトン、フェノキシ樹脂、
エポキシ樹脂等の高分子フィルムが用いられる。
本発明により有効な水平配向が得られる液晶物質とし
ては、アゾキシ系、フェニルエステル系、シクロヘキサ
ンエステル系、ビフェニル系、PCH系、CCH系、ピリミジ
ン系、ジオキサン系、シッフ系、及びこれらのミキシチ
ャーがあげられる。
本発明に用いられるポリイミド高分子は、テトラカル
ボン酸二無水物として、式(II) で表わされる4,4′−(p−フェニルジオキシ)ジフタ
ル酸二無水物を用い、これと、式(III) (式中、Xは式(I)の定義と同じであり、アミドの窒
素原子の結合位置はエーテル結合に対しメタまたはパラ
位である。) で表されるエーテルジアミンの1種以上とを重縮合させ
て得られる下記式(IV) (式中、Xは式(I)の定義と同じであり、アミドの窒
素原子の結合位置はエーテル結合に対しメタまたはパラ
位である。) で表される繰り返し単位を有するポリアミド酸を、さら
に脱水環化して得られるポリイミドである。
この方法で使用されるジアミンとしては、4,4′−ビ
ス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4′−ビス
(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、ビス[4−(3
−アミノフェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4
−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルフィド、ビ
ス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルフィ
ドなどがあげられ、これらは単独あるいは2種以上混合
して用いられる。本発明のポリイミドは、従来溶解させ
ることが不可能又は極めて困難であった有機溶剤、例え
ば、フェノール、クレゾール、ハロフェノール類、又、
例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、N,N−ジメチル
メトキシアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチルカ
プロラクタム、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2−メ
トキシエチル)エーテル、1,2−ビス(2−メトキシエ
トキシ)エタン、ビス〔2−(2−メトキシエトキシ)
エチル〕エーテル、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキ
サン、1,4−ジオキサン、ピリジン、ピコリン、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルスルホン、テトラメチル尿
素、ヘキサメチルホスホルアミドなどの高沸点有機溶剤
をはじめ、1,2−ジクロルエタン、1,1,2−トリクロルエ
タン、ジクロルメタン、1,1,2,2−テトラクロルエタン
等のハロゲン化炭化水素溶剤に溶解する。
本発明のポリイミドは、溶解性及び配向剤としての性
能の面から、対数粘度が0.05〜3.0dl/gの範囲にあるの
が望ましい。
ここに対数粘度とは次式で算出した値である。
対数粘度=1n(η/η)/c 式中1nは自然対数、ηは溶媒N,N−ジメチルアセトア
ミド100ml中にポリアミド酸0.5gを溶かした溶液の35℃
で測定した粘度、ηは溶媒の35℃で測定した粘度、c
は溶媒100ml当りポリアミド酸のgで表された重合体の
溶液濃度である。
対数粘度が0.05より小さい時は、配向剤としての性
能、特に安定性、耐久性が劣る。又対数粘度が3.0より
大きくなると製造が困難となるとともにパターン印刷等
の作業性が悪い。
前記したポリアミド酸の生成反応は通常、有機溶媒中
で実施する。この反応に用いる有機溶媒としては、例え
ばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトア
ミド、N,N−ジエチルアセトアミド、N,N−ジメチルメト
キシアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチルカプロ
ラクタム、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2−メトキ
シエチル)エーテル、1,2−ビス(2−メトキシエトキ
シ)エタン、ビス〔2−(2−メトキシエトキシ)エチ
ル〕エーテル、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキサ
ン、1,4−ジオキサン、ピリジン、ピコリン、ジメチル
スルホキシド、ジメチルスルホン、テトラメチル尿素、
ヘキサメチルホスホルアミド、フェノール、クレゾー
ル、ハロフェノールなどが挙げられる。またこれらの有
機溶剤は単独でも或いは2種以上混合して用いても差し
支えない。
反応温度は通常60℃以下、好ましくは50℃以下であ
る。
反応圧力は特に限定されず、常圧で十分実施できる。
反応時間は溶剤の種類及び反応温度により異なるが、
ポリアミド酸が生成するのに十分な時間であって、通常
30分〜24時間である。
このような反応によってポリアミド酸の有機溶媒溶液
が得られる。
次いでこのポリアミド酸溶液を100〜300℃に加熱脱
水、あるいは無水酢酸などと処理して化学的に脱水し、
ポリイミドが得られる。
かくして得られたポリイミドはそのままポリイミドワ
ニスとして使用できるが、水、またはメタノールなどの
ポリイミドの貧溶媒中に排出し、必要に応じて洗浄、精
製、乾燥し粉体のポリイミドを得ることもできる。
このようにして得られたポリイミドを前記有機溶剤、
重合溶剤に溶解して使用する。
使用に際して本発明の効果を妨げない範囲で添加剤、
カップリング剤、充填剤等を添加して使用することが出
来る。
次に配向剤としての被膜の厚みは100Å〜2000Åであ
り特に前述の条件4,6を満足させるために400Å〜600Å
が選ばれる。100Å以下では1,2,3,4,6,の条件の満足度
が低下し、2000Å以上では特に5において著しい。この
配向剤はオフセット、フレキソ印刷用に調合するために
粘度50cps〜5000cps程度に溶剤で希釈して用いるのが良
い。
配向剤は印刷塗布後硬化され、綿布、ポリエステル、
ウレタン等で一定方向にブラッシングされ水平一方向配
向性が付与されて通常用いられる。
実施例1 かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた容
器に、4,4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニ
ル36.8g(0.1モル)と、N,N−ジメチルアセトアミド202
gを装入し、室温で窒素雰囲気下に4,4−(p−フェニレ
ンジオキシ)ジフタル酸二無水物39.03g(0.097モル)
を溶液温度の上昇に注意しながら分割して加え、室温で
約20時間かきまぜた。かくして得られたポリアミド酸の
対数粘度は1.25dl/gであった。
このポリアミド酸溶液160gにN,N−ジメチルアセトア
ミド107gを装入し、かきまぜながら窒素雰囲気下に室温
で24.8g(0.24モル)の無水酢酸および9.05g(0.09モ
ル)のトリエチルアミンを滴下し、5時間かきまぜた。
この反応物を水400gに投入し、固形分をろ別し、メタノ
ールで洗浄し、無色粉末を得た。このポリイミド粉末の
DSC測定によるガラス転移温度は203℃空気中での5%重
量減少温度は527℃(DTA−TGで測定、以下同様)であっ
た。
このイミド粉末をN−メチル−2−ピロリドン中に溶
解させ、更に粘度5000cps/25℃になるようにN−メチル
−2−ピロリドンを用いて調整した。
ITO電極付の液晶パネル用ソーダガラス基板を用い所
定のフォトエッチングプロセスを用い電極パターンを形
成させた。
このワニスをオフセット印刷法により、パターニング
された基板の上下導通部及び端子部を除き電極上及びガ
ラス上にパターン状に塗布した。
150℃で30分キュアー後膜厚を測定したところ約500Å
であった。このような配向膜の塗布された基板をサラシ
を用い、一定方向にラビング処理した。上下基板共に配
向処理したこのような基板を用い、エポキシ系のシール
材を用い120゜で40分間キュアーしTN型10μギャップを
もった液晶パネルを組立てた。所定の方法でビフェニー
ル系液晶E−7(BDH社製)を注入し、封止後液晶パネ
ルとしての特性と信頼性をチェックした。比較としてポ
リイミドワニスであるトレニース+2000(東レ(株)
製)を用い、同様の方法で配向処理した(配向剤キャア
ーのみを300℃、1Hrとした)液晶パネルを作成した。
表1は3V32Hzにおいて液晶パネルに流れる直流成分を
加速試験下で比較したものである。
表1の結果から明らかなように初期においては本発明
品は全く直流が流れない。加速試験下においても従来最
も優れていると言われたポリイミド系の約半分の電流値
であった。これは配向剤の基板への密着性の良さ及び配
向剤キュアー温度が低いことに起因していると思われ
る。その他の性能は比較例と比較して問題なく、又殆ど
着色は見られなかった。
実施例2 基材として100μ厚のフェノキシフィルムを用い、低
温スパッタリングでITO形成し、所定のフォトエッチン
グ工程で電極パターニングした。実施例1と同様のポリ
イミドを用いてジメチルアセトアミド溶剤を用いて溶解
させた。更に約3000cps程度に粘度を調整後、フレキソ
印刷法により、パターン状に配向膜を塗布した。120℃
で1時間キュアーさせ配向膜とした。ウレタン系スポン
ジを用いラビングして水平配向を得、TN型液晶パネルと
した。PCH系液晶であるメルク社製ZLI−1132をを封入封
止後品質を確認した。初期配向は全く問題なく、80℃で
200Hr、60℃相対温度90%で250Hr加速試験を行なったが
何ら問題はなかった。一方実施例1で比較例として使用
したポリイミドワニスでは120℃では硬化が十分に進行
せず配向性が十分でなく、同様の加速試験でさらに配向
不良が増加した。200℃のキュアーでは基材の著しい熱
変形をともないパネル組立てはできなかった。
実施例3〜7 実施例1における4,4′−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ビフェニルに代えて各種ジアミンを用いた他は全て
実施例1と同様にしてポリアミド酸およびポリイミド粉
末を得た。得られたポリアミド酸の対数粘度、ポリイミ
ド粉末の諸物性を表2にまとめて示す。
次にこれらのポリイミド粉末を実施例1と同様にN−
メチル−2−ピロリドンに溶解し実施例1と全く同様に
液晶パネルを組み立て、特性と信頼性を実施例1と同様
にテストした結果を表2に合せて示す。
なお実施例3で得られたポリイミド粉の赤外吸収スペ
クトル図を第1図に示す。
このスペクトル図では、イミドの特性吸収帯である17
80cm-1,1720cm-1の吸収が、また1240cm-1にはエーテル
結合の特性吸収が顕著に認められる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明の配向剤は従来の
ポリイミド配向剤の欠点をカバーできる非常に優れた配
向剤である。特に電流値の低下、キュアー温度の低温化
の効果は大なるものがある。又液晶カラーテレビ等のカ
ラーフィルター内蔵液晶パネル、GHタイプパネルの配向
剤に用いた時の配向剤の無色化による効果はきわめて大
きい。
本発明によって得られた液晶パネルは、時計、電卓、
液晶テレビ等に広く用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の配向膜に使用するポリイミドの例の赤
外線吸収スペクトルである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方が透明な基板間に液晶物質
    を狭持してなる液晶パネルにおいて、液晶と接する面の
    少なくとも一方に被覆された配向膜が 式(I) (式中、Xは直結、カルボニル基またはチオ基を表し、
    イミド環の窒素原子の結合位置はエーテル結合に対しメ
    タまたはパラ位である。) で表される繰り返し単位を有するポリイミド高分子膜か
    ら成ることを特徴とする液晶パネル用配向剤。
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