JP2558338Y2 - 電気機器の取付け構造 - Google Patents

電気機器の取付け構造

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JP2558338Y2
JP2558338Y2 JP1991036187U JP3618791U JP2558338Y2 JP 2558338 Y2 JP2558338 Y2 JP 2558338Y2 JP 1991036187 U JP1991036187 U JP 1991036187U JP 3618791 U JP3618791 U JP 3618791U JP 2558338 Y2 JP2558338 Y2 JP 2558338Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電源等の電気機器の
取付け構造に関し、詳しくは、基体に固定された取付部
材の上方および下方引掛部に被取付部材の係合孔を上方
から嵌入させて、上記取付部材を介し被取付部材を基体
に着脱可能に固定する電気機器の取付け構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開平1−154678号公報
に開示された従来の電気機器の取付け構造を示す要部の
分解斜視図である。同図において、板状の金属製材料か
らなる基体1には、上方引掛部2および下方引掛部3を
折曲形成してなる取付部材4がねじ体5で固定されてい
る。この取付部材4は板状の金属製材料を平面ほぼL字
状に打ち抜いて形成され、その上端部に上方引掛部2
を、下端部に下方引掛部3をそれぞれ折曲形成し、これ
ら各引掛部2,3を上記基体1の主面1aから所定間隔
を存し離間させて構成されている。上記取付部材4に着
脱可能に固定される取付部材6は、金属製の平板材を横
断面ほぼL字状に折曲して垂直部6aと水平部6bとを
有し、これら各部6a,6bに上記した上方引掛部2お
よび下方引掛部3がそれぞれ係脱可能に係止される係合
孔7,8を形成して構成されている。一方の係合孔7は
縦長の矩形状に形成され、他方の係合孔8は横長の矩形
状にそれぞれ形成されている。なお、上記取付部材4の
上端部には上方引掛部2の近傍に切起こし弾性片9が突
設されて、その先端部が基体1の主面1aに対向配設さ
れている。
【0003】いま、上記構成において、被取付部材6を
図示の状態から上記基体1の主面1aに沿つて取付部材
4の上方引掛部2の方向(矢印a方向)へ移動させ、こ
の上方引掛部2を対応する係合孔7に嵌合させたのち、
上記被取付部材6を下方(矢印b方向)へ移動させ、下
方引掛部3を対応する係合孔8に嵌合させる。これによ
つて、図6で示すように、上記被取付部材6は上記取付
部材4を介して基体1に着脱可能に固定することができ
る。その後、ねじ体5を切起こし弾性片9のばね力に抗
してねじ込めば、上記被取付部材6が取付部材4に固定
される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記取
付け構造によれば、基体1の主面1aに向つて被取付部
材6の左右方向(矢印c方向)および前後方向(矢印d
方向)への抜け止めがなされているけれども、上方向
(矢印e方向)への抜け止めがなされていないから、上
記内部構造をもつた電気機器の運搬中における振動など
による上方向への不測の力が付勢されると、上記被取付
部材6が取付部材4から離脱するおそれがある。また、
特開平2−304792号公報には、ケースに突設した
L字状のツメを取付板の穴に挿入し、これをスライドさ
せて1対のツメで上記取付板をはさみ込むとともに、ス
ライドできる限界位置でロック片を上記取付板の他の穴
に係止さ せて、ワンタッチで固定するFDDの固定構造
が開示されている。 しかしながら、上記構成によれば、
ケースに突設したL字状ツメおよびロック片が上記取付
板の板厚方向へ変位可能であることによってワンタッチ
操作で固定する構造であるから、運搬中における振動な
どによる不測の力が付勢されると、上記ケースが取付板
から離脱するという課題がある。
【0005】この考案は上記課題を解消するためになさ
れたもので、いずれの方向に力が付勢されても、被取付
部材が取付部材から離脱するおそれなく、簡単な構成で
堅固かつ安価な固定が可能な電気機器の取付け構造を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案による電気機器
の取付け構造は、基体に固定されかつ上方引掛部および
下方引掛部をそれぞれ折曲形成してなる取付部材と、上
記各引掛部に係脱可能に係止される係合孔を形成してな
る被取付部材とを具備し、上記各引掛部に対応する各係
合孔を上方から嵌入させて、上記取付部材を介し被取付
部材を上記基体に着脱可能に固定する電気機器の取付け
構造において、上方引掛部の係合孔は、上方引掛部が挿
入される挿入孔と、この挿入孔の上記基体側に位置して
連設されかつ上記挿入孔の下端開口縁の上方位置に段差
をもって下端開口縁を配設したストッパ孔とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、上方引掛部の基部が挿入孔
の下端開口縁に対向させて挿入されたのち、上記ストッ
パ孔の下端開口縁に係止されて上下方向への位置規制を
することができ、上記被取付部材が前後および左右方向
はもとより、上下方向に対しても係合解除されるのを阻
止することができ、簡単な構成で堅固かつ安価な固定が
可能な電気機器の取付け構造を提供することができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面にしたがつ
て説明する。図1は、この考案による電気機器の取付け
構造の一例を示す要部の分解斜視図である。同図におい
て、図5と同一部分には同一の符号を付して、その詳し
い説明を省略する。図1において、図5と相違する点
は、取付部材4の上方引掛部2の係合孔7、上方引掛
部2の挿入孔7bと、この挿入孔7bの上記基体1側に
位置して連設されかつ上記挿入孔7bの下端開口縁7c
の上方位置に段差をもって下端開口縁7dを配設した
トッパ孔7aとを備えている。
【0009】いま、上記構成において、被取付部材6を
矢印a方向へ移動させ、上方引掛部2の基部2aを上記
挿入孔7bの下端開口縁7cに対向させて挿入したの
ち、上記被取付部材6を下方(矢印b方向)へ移動さ
せ、図2で示すように、上記ストッパ孔7aの下端開口
縁7dに係止させるとともに、下方引掛部3を係合孔8
合させて、上記被取付部材6は上記取付部材4を介
して基体1に着脱可能に仮り止めされる
【0010】その後、ねじ体5を切起こし弾性片9のば
ね力に抗してねじ込めば、図3および図4で明瞭に示す
ように、上方引掛部2の基部2aがストツパ孔7aの下
端開口縁7dに係止されるから、基体1の主面1aに向
つて被取付部材6の左右方向(矢印c方向)および前後
方向(矢印d方向)への抜け止めはもとより、上方向
(矢印e方向)への抜け止めもなされ、上記構成の内部
構造をもつた電気機器の運搬中における振動などに対す
位置規制がいずれの方向に対してもなされて、上記ス
トツパ孔7aの係止位置に保持され、これによつて、上
記被取付部材6が取付部材4に堅固に支持されるから離
脱するおそれがない。
【0011】
【考案の効果】この考案によれば、上方引掛部の係合孔
が上方引掛部の挿入孔と、この挿入孔の上記基体側に位
置して連設されかつ上記挿入孔の下端開口縁の上方位置
に段差をもって下端開口縁を配設したストッパ孔とで構
成され、上方引掛部の基部を挿入孔の下端開口縁に対向
させて挿入したのち、上記ストッパ孔の下端開口縁に係
止させることにより、上記被取付部材が上下、前後およ
び左右のいずれの方向に対してもその係合解除を阻止す
ることができ、簡単な構成で堅固かつ安価な固定が可能
な電気機器の取付け構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による電気機器の取付け構造の一例を
示す要部の分解斜視図である。
【図2】同電気機器の取付け構造の動作を説明する要部
の斜視図である。
【図3】同電気機器の取付け構造の要部の一部切欠した
正面図である。
【図4】同電気機器の取付け構造の要部の一部切欠した
側面である。
【図5】従来の電気機器の取付け構造の一例を示す要部
の分解斜視図である。
【図6】同電気機器の取付け構造の動作を説明する要部
の斜視図である。
【符号の説明】
1 基体 2 上方引掛部 2a 上方引掛部の基部 3 下方引掛部 4 取付部材 6 被取付部材 7 上方係合孔 7a ストツパ孔7b 挿入孔 7c 挿入孔の下端開口縁 7d ストッパ孔の下端開口縁 8 下方係合孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に固定されかつ上方引掛部および下
    方引掛部をそれぞれ折曲形成してなる取付部材と、上記
    各引掛部に係脱可能に係止される係合孔を形成してなる
    被取付部材とを具備し、上記各引掛部に対応する各係合
    孔を上方から嵌入させて、上記取付部材を介し被取付部
    材を上記基体に着脱可能に固定する電気機器の取付け構
    造において、上方引掛部の係合孔は、上方引掛部が挿入
    される挿入孔と、この挿入孔の上記基体側に位置して連
    設されかつ上記挿入孔の下端開口縁の上方位置に段差を
    もって下端開口縁を配設したストッパ孔とを備え、上方
    引掛部の基部は、上記挿入孔の下端開口縁に対向させて
    挿入されたのち、上記ストッパ孔の下端開口縁に係止さ
    れて上下方向への位置規制がなされるように構成したこ
    とを特徴とする電気機器の取付け構造。
JP1991036187U 1991-04-19 1991-04-19 電気機器の取付け構造 Expired - Fee Related JP2558338Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH062302Y2 (ja) * 1988-04-19 1994-01-19 オムロン株式会社 電気機器の取付構造
JPH02304792A (ja) * 1989-05-19 1990-12-18 Hitachi Ltd Fddの取付構造

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JPH04121786U (ja) 1992-10-30

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