JPH0522109Y2 - - Google Patents

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JPH0522109Y2
JPH0522109Y2 JP1988116484U JP11648488U JPH0522109Y2 JP H0522109 Y2 JPH0522109 Y2 JP H0522109Y2 JP 1988116484 U JP1988116484 U JP 1988116484U JP 11648488 U JP11648488 U JP 11648488U JP H0522109 Y2 JPH0522109 Y2 JP H0522109Y2
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mounting
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、引出しとサスペンシヨンレールの取
付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、机、キヤビネツト等に固定したサスペン
シヨンレールの可動レールと引出しとの取付構造
は各種提供されている。例えば、実公昭58−
22594号公報にて開示される如く可動レールの後
端に前方へ向いたピンを設けるとともに、該可動
レールの前部には上方へ向いたピンを設け、そし
て前記後方ピンを引出しの後面に開口したピン穴
に嵌合するとともに、前方ピンを引出し前部の下
面に開口したピン穴に上方から嵌合する構造が開
示されているが、取付けが容易である反面、引出
し手前を持ち上げれば容易に外れてしまうといつ
た問題があり、また抜止め装着するためには別途
ビス止めする必要があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、机、キヤビネツト等に固定したサスペ
ンシヨンレールの可動レールに、引出しを極めて
容易に取付けることができ、しかも一度取付けれ
ば容易に外すことができなく強固で、防犯上にお
いても安全な引出しとサスペンシヨンレールの取
付構造を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決の為に、机、キヤビ
ネツト等に固定したサスペンシヨンレールと引出
しとの取付構造に於いて、前記サスペンシヨンレ
ールの可動レールの前後側面に上向きフツクを突
設し、引出しの両側板に固着した断面略コ字形の
取付部材の前後には、その下面に前記上向きフツ
クを挿入し得る挿入孔を形成するとともに、その
側面に該挿入孔に連続し前記上向きフツクを前後
方向にスライドさせてその基部を係合する係合孔
を連通形成してなる取付孔を形成し、更に前記上
向きフツクを前記係合孔に係合させた状態を維持
すべく前記可動レールの端縁に折曲当接可能な爪
片を前記取付部材の端部に形成したなる引出しと
サスペンシヨンレールの取付構造を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の引出しとサス
ペンシヨンレールの取付構造は、予め机、キヤビ
ネツト等の対向する両側板に固定したサスペンシ
ヨンレールに引出しを取付けるにあたり、該サス
ペンシヨンレールの可動レールの前後側面に形成
した上向きフツクを、それぞれ引出しの両側板に
固着した取付部材の挿入孔に下方から挿入すると
ともに、該引出しを前記可動レールに対して前後
方向にスライドさせて、前記上向きフツクを前記
挿入孔に連通形成した係合孔に係合させ、その状
態で前記取付部材の端部に形成した爪片を外側方
向へ折曲し、該爪片を前記可動レールの端縁に当
接させて該可動レールと引出しとの相対的な移動
を規制して取付けるものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は本考案の代表的実施例を示し、図中1
はサスペンシヨンレール、2は引出しをそれぞれ
示している。
サスペンシヨンレール1は、机、キヤビネツト
等の側板に固定する固定レール3と、該固定レー
ル3に対してスライド移動する可動レール4と、
更に本実施例では該固定レール3と可動レール4
間に中間可動レール5を設けたものであるが、こ
の構造は特に限定されるものではなく、少なくと
も固定レール3と可動レール4があれば本考案を
適用できる。そして、前記可動レール4の前後側
面には上向きフツク6,6を切り起こして形成
し、該側面から立起した該フツク6の基部7にて
該側面との間に板厚程度の間隙を形成している。
引出し2は、少なくとも両側板8,8を有し、
該両側板8,8には断面略コ字形の取付部材9,
9を外側方へ突出させてその両側片10,10を
溶着等して固着したものである。前記取付部材9
の前後には、前記上向きフツク6,6を下方から
挿入し、前後にスライドさせて係合する取付孔1
1,11を形成している。具体的には、該取付孔
11は、本実施例では前記取付部材9の下面12
に前記上向きフツク6を挿入し得る挿入孔13を
形成するとともに、該取付部材9の側面14の下
縁には前記挿入孔13の後方と連続し、前記上向
きフツク6の基部7を後方にスライド、言い換え
れば引出し2を前方に移動させて係合する係合孔
15を連通形成したものである。更に、該取付部
材9の前端の前記側面14には外側方へ折曲突出
可能な爪片16を該側面14の一部を切欠して形
成している。ここで、本実施例では前記取付孔1
1の係合孔15は挿入孔13より後方に形成する
とともに、前記爪片16は取付部材9の前端に設
けたが、この構造は前後逆転させて構成すること
も勿論可能である。尚、図中17で示したもの
は、把手を設けた前板である。
しかして、前記サスペンシヨンレール1の可動
レール4に前記引出し2を取付けるには、第1図
及び第2図a,bに示す如く該可動レール4の上
向きフツク6,6に、前記引出し2の取付部材9
に形成した取付孔11の挿入孔13を落とし込む
とともに、該引出し2を前方へ移動させて、前記
上向きフツク6の基部7を前記取付孔11の係合
孔15に上下移動不能となして係合させ、そして
前記取付部材9の前端の爪片16を外側方に折曲
突出させて前記可動レール4の前縁に当接し、前
記上向きフツク6と取付孔11との係合が外れな
いように連結する。
また、机又はキヤビネツト18の対向する両側
板19,19にサスペンシヨンレール1の固定レ
ール3を取付ける構造は、第3図に示す如く該固
定レール3の外側面の後部に後向きフツク20を
切り起こし形成するとともに、前部には下向きフ
ツク21を切り起こし形成し且つその上部に突起
22を形成し、また前記側板19の前後には断面
略コ字形の後補強23及び前補強24を上下方向
に固着し、該後補強23には前記後向きフツク2
0を前方から挿入して係合する孔25を形成し、
該前補強24には前記下向きフツク21を落とし
込み係合し且つ前記突起22を圧入して上方抜け
止め装着する開口26を形成したものである。
尚、本実施例で示した固定レール3と机又はキヤ
ビネツト18との取付構造以外に、単にビス止め
する構造のものでもよい。
第4図は、机又はキヤビネツト18の両側板1
9,19にサスペンシヨンレール1を介して引出
し2を取付けた状態を示したもので、図中左側は
前部の縦断面、右側は後部の縦断面図を示してい
る。前記サスペンシヨンレール1は固定レール
3、可動レール4及び中間可動レール5を予め組
み立てたもので、机又はキヤビネツト18に引出
し2を装着する場合には、先ず図示の如く前記固
定レール3の後部に形成した後向きフツク20を
後補強23の孔25に係合させるとともに、前部
の下向きフツク21及び突起22を前記前補強2
4の開口26内に係合させて取付け、その状態で
前述の如く前記可動レール4に前記引出し2の取
付部材9を連結するのである。尚、第5図にはそ
の連結状態の横断面をサスペンシヨンレール1の
内部構造を省略して示している。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の引出しとサスペンシヨ
ンレールの取付構造によれば、机又はキヤビネツ
ト等に予めサスペンシヨンレールを取付けて装着
した後、該サスペンシヨンレールの可動レールの
上向きフツクに引出しの両側板に固着した取付部
材に形成した取付孔の挿入孔を落とし込むととも
に、該引出しを前後方向へ移動即ち上向きフツク
を前後方向にスライドさせて該取付孔の係合孔に
該上向きフツクの基部を係合し、そして取付部材
の端部に形成した爪片を外側方へ折曲して前記可
動レールの端縁に当接するだけで、極めて簡単な
作業によりサスペンシヨンレールに引出しを取付
けることができ、しかもその取付状態は、上向き
フツクの基部と係合孔との係合により上下の移動
が規制され且つ爪片と可動レールの端縁との当接
により前後方向の移動が規制されて強固であり、
簡単に取付けられるにもかかわらず、容易に取外
しができず防犯上において優れているものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す部分斜視図、第2
図aは取付部材の取付孔を示した部分底面図、第
2図bはサスペンシヨンレールの上向きフツクを
取付部材の取付孔に係合する状態を示した部分側
面図、第3図は机又はキヤビネツトの側板にサス
ペンシヨンレールを取付ける状態を示した省略部
分斜視図、第4図は机又はキヤビネツトにサスペ
ンシヨンレールを介して引出しを取付けた状態の
部分縦断正面図、第5図はその省略部分横断平面
図である。 1……サスペンシヨンレール、2……引出し、
3……固定レール、4……可動レール、5……中
間可動レール、6……上向きフツク、7……基
部、8……側板、9……取付部材、10……側
片、11……取付孔、12……下面、13……挿
入孔、14……側面、15……係合孔、16……
爪片、17……前板、18……机又はキヤビネツ
ト、19……側板、20……後向きフツク、21
……下向きフツク、22……突起、23……後補
強、24……前補強、25……孔、26……開
口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 机、キヤビネツト等に固定したサスペンシヨン
    レールと引出しとの取付構造に於いて、 前記サスペンシヨンレールの可動レールの前後
    側面に上向きフツクを突設し、引出しの両側板に
    固着した断面略コ字形の取付部材の前後には、そ
    の下面に前記上向きフツクを挿入し得る挿入孔を
    形成するとともに、その側面に該挿入孔に連続し
    前記上向きフツクを前後方向にスライドさせてそ
    の基部を係合する係合孔を連通形成してなる取付
    孔を形成し、更に前記上向きフツクを前記係合孔
    に係合させた状態を維持すべく前記可動レールの
    端縁に折曲当接可能な爪片を前記取付部材の端部
    に形成したことを特徴とする引出しとサスペンシ
    ヨンレールの取付構造。
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JP2007075182A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Asahi:Kk スチール棚及びスチールワゴン
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