JPS6034187Y2 - キヤビネツトにおける抽斗の取付装置 - Google Patents
キヤビネツトにおける抽斗の取付装置Info
- Publication number
- JPS6034187Y2 JPS6034187Y2 JP1981016624U JP1662481U JPS6034187Y2 JP S6034187 Y2 JPS6034187 Y2 JP S6034187Y2 JP 1981016624 U JP1981016624 U JP 1981016624U JP 1662481 U JP1662481 U JP 1662481U JP S6034187 Y2 JPS6034187 Y2 JP S6034187Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- rail
- cabinet
- side rail
- side rails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、キャビネットにおける抽斗の取付装置の構造
に関する。
に関する。
一般に事務所等に備えるスチール製の多段抽斗キャビネ
ットにおいては、キャビネット本体の左右内側面の抽斗
取付箇所に本体側レールを前後方向に長く設ける一方、
各抽斗の左右側板外面に前後方向に長い抽斗側レールを
スポット溶接等で固定し、この抽斗側レールを中間レー
ルを介し又は介さずに前記本体側レールに対し前後動自
在となるように取付けていた。
ットにおいては、キャビネット本体の左右内側面の抽斗
取付箇所に本体側レールを前後方向に長く設ける一方、
各抽斗の左右側板外面に前後方向に長い抽斗側レールを
スポット溶接等で固定し、この抽斗側レールを中間レー
ルを介し又は介さずに前記本体側レールに対し前後動自
在となるように取付けていた。
したがって、抽斗と抽斗側レールとは一体的に固着され
ているから、このレール装置特に抽斗側レールの一部が
破損すれば抽斗ごと取替えねばならず、反対に抽斗が破
損しても同様に一緒に取替えねばならなかった。
ているから、このレール装置特に抽斗側レールの一部が
破損すれば抽斗ごと取替えねばならず、反対に抽斗が破
損しても同様に一緒に取替えねばならなかった。
また、抽斗側レールを予め本体側レール又は中間レール
に対し脱落困難なように組込んでセットしたレール装置
に抽斗を取付けることはキャビネットの組立作業を非常
に複雑かつ困難にするのであった。
に対し脱落困難なように組込んでセットしたレール装置
に抽斗を取付けることはキャビネットの組立作業を非常
に複雑かつ困難にするのであった。
本考案では、抽斗側レールの水平部に設けた前後対の係
止孔に抽斗から下向き突設させた前後対の係合爪を着脱
自在に嵌挿係止させることにより、抽斗に対する抽斗側
レールの取替えを簡単にできるようにすると共にレール
装置もしくは抽斗のキと側額縁となる部分に関するもの
を示し、板体1の一端2から一定の距離を置いて天幕3
、側芯4,4を直線的に一端2に並行に並べて配置させ
る。
止孔に抽斗から下向き突設させた前後対の係合爪を着脱
自在に嵌挿係止させることにより、抽斗に対する抽斗側
レールの取替えを簡単にできるようにすると共にレール
装置もしくは抽斗のキと側額縁となる部分に関するもの
を示し、板体1の一端2から一定の距離を置いて天幕3
、側芯4,4を直線的に一端2に並行に並べて配置させ
る。
天幕3の高さは側芯4よりわずか高いものを用いる。
天幕3の長さは天額縁の長さに等しく、かつ側芯4の長
さは側額縁の長さに等しく形成される。
さは側額縁の長さに等しく形成される。
板体1の天幕3及び側芯4を設けた面(裏面)上に、こ
れらの芯3,4.4に沿って第一横溝5をV字形に形成
させる。
れらの芯3,4.4に沿って第一横溝5をV字形に形成
させる。
この第一横溝5から一端2の方向に側芯4の高さに等し
い距離離れた位置に第二横溝6を第−横$5に並行に設
け、かつ第一横溝5から一端2の方向に天幕3の高さに
等しい距離離れた位置に第三横溝7を設ける。
い距離離れた位置に第二横溝6を第−横$5に並行に設
け、かつ第一横溝5から一端2の方向に天幕3の高さに
等しい距離離れた位置に第三横溝7を設ける。
これらの45.6.7の形はV字形である。さらに板体
1には、天幕3の両側の第一横溝5から一端2に向って
各溝と直交する切断細線8,8が形成されている。
1には、天幕3の両側の第一横溝5から一端2に向って
各溝と直交する切断細線8,8が形成されている。
また、板体1上に切断細線8.8を形成した側の反対側
には、縦溝9,9が各芯3,4.4の接合部分をも含め
て形成される。
には、縦溝9,9が各芯3,4.4の接合部分をも含め
て形成される。
この縦溝9,9の形状は、天額縁及び側額縁の厚さによ
って異なる。
って異なる。
第4図において鉛直軸10に対する切断角α、βは以下
の第1表の通りである。
の第1表の通りである。
この縦溝9,9を形成するのは、横溝5,6゜7を形成
した部分を折り曲げて、天額縁11、側額縁12を形成
した後である。
した部分を折り曲げて、天額縁11、側額縁12を形成
した後である。
折り曲げるに際しては、全体が第一横溝5によって90
°折り曲げられ、切断細線8,8から周外側が第二横溝
前記一対の抽斗側レール10.10にはそれを断面り形
に形成する等してそれぞれ水平部18を設け、各水平部
18には前後方向に適宜隔てて、前後対の下向き係止孔
19,19’を穿設してあり、他方抽斗2には、その左
右側板2’、2’の外面下部から、前記前後対の係止孔
19,19’に嵌る前後対の係合爪20.20’を下向
き穿設する。
°折り曲げられ、切断細線8,8から周外側が第二横溝
前記一対の抽斗側レール10.10にはそれを断面り形
に形成する等してそれぞれ水平部18を設け、各水平部
18には前後方向に適宜隔てて、前後対の下向き係止孔
19,19’を穿設してあり、他方抽斗2には、その左
右側板2’、2’の外面下部から、前記前後対の係止孔
19,19’に嵌る前後対の係合爪20.20’を下向
き穿設する。
このとき、前部係止孔19の前後長さ11とこれに嵌る
前部係合爪20の前後長さとは略同−とし、後部係止孔
19′の前後長さく1□+13)はそれに嵌る後部係合
爪20′の前後長さ1□より長くしてあり、且つ前後対
の係止孔19.19’にそれぞれ前後対の係合爪20.
20’を嵌め入れた状態て前後係合爪20.20’間に
おいて後部係止孔19′に長さ13の隙間が存在するよ
うにしである。
前部係合爪20の前後長さとは略同−とし、後部係止孔
19′の前後長さく1□+13)はそれに嵌る後部係合
爪20′の前後長さ1□より長くしてあり、且つ前後対
の係止孔19.19’にそれぞれ前後対の係合爪20.
20’を嵌め入れた状態て前後係合爪20.20’間に
おいて後部係止孔19′に長さ13の隙間が存在するよ
うにしである。
また、21.21は両抽斗側レール10,10から横向
き突設した突起部で、両抽斗側レール10.10に載置
した前記抽斗2の後部係合爪20’、2G’の上端面に
前記各突起部21.21下面が接当する等して当該抽斗
後部の上向き傾動を規制する。
き突設した突起部で、両抽斗側レール10.10に載置
した前記抽斗2の後部係合爪20’、2G’の上端面に
前記各突起部21.21下面が接当する等して当該抽斗
後部の上向き傾動を規制する。
22は抽斗側レール10前端におけるストッパー、23
はスライダーである。
はスライダーである。
なお、前記両抽斗側レール10.10における水平部1
8は前後方向に適宜隔てて少なくとも2個所設け、前後
雨水平部に前後対となる係止孔を穿設しても良い、また
、抽斗2の左右に下向き突設する前後対の係合爪20.
20’は抽斗2の底板2″下面から下向き突設するよう
に構成しても良く、そのとき前記抽斗側レール10の後
部において横向き突出した突起部21下面に接当して抽
斗の後部が上向き動するのを規制すべく、抽斗左右側板
2’、2’外面のいずれか一方もしくは両方に突起部又
は水平突条等を設けおいても良い。
8は前後方向に適宜隔てて少なくとも2個所設け、前後
雨水平部に前後対となる係止孔を穿設しても良い、また
、抽斗2の左右に下向き突設する前後対の係合爪20.
20’は抽斗2の底板2″下面から下向き突設するよう
に構成しても良く、そのとき前記抽斗側レール10の後
部において横向き突出した突起部21下面に接当して抽
斗の後部が上向き動するのを規制すべく、抽斗左右側板
2’、2’外面のいずれか一方もしくは両方に突起部又
は水平突条等を設けおいても良い。
この構成において、第1図に二点鎖線で示すように、抽
斗2をその後部が下向くように傾斜させ、まず抽斗の左
右雨後部係合爪20’、20’を両抽斗側レール10.
10の後部係止孔19′。
斗2をその後部が下向くように傾斜させ、まず抽斗の左
右雨後部係合爪20’、20’を両抽斗側レール10.
10の後部係止孔19′。
19′に斜め上方から差し込むようにすると前記両抽斗
側レール10.10の各突起部21に前記各後部係合爪
20′上端が突き当らないで嵌挿でき、この嵌挿状態で
抽斗2を抽斗側レール10の後方に向って押し滑らせ、
次いで抽斗2の前部を下向き動させるとその各前部係合
爪20が抽斗側レール10における前部係止孔19に嵌
り込み(一点鎖線参照)、抽斗2における後部係合爪2
0′の上端位置近傍に抽斗側レール10の突起部21が
位置して、当該抽斗2を左右両抽斗側レール10,10
に載置取付けしたことになり、万一抽斗2の前部に荷重
が偏っても、抽斗2が抽斗側レール10から外れ落ちる
ことはない。
側レール10.10の各突起部21に前記各後部係合爪
20′上端が突き当らないで嵌挿でき、この嵌挿状態で
抽斗2を抽斗側レール10の後方に向って押し滑らせ、
次いで抽斗2の前部を下向き動させるとその各前部係合
爪20が抽斗側レール10における前部係止孔19に嵌
り込み(一点鎖線参照)、抽斗2における後部係合爪2
0′の上端位置近傍に抽斗側レール10の突起部21が
位置して、当該抽斗2を左右両抽斗側レール10,10
に載置取付けしたことになり、万一抽斗2の前部に荷重
が偏っても、抽斗2が抽斗側レール10から外れ落ちる
ことはない。
なお、本考案は本実施例のレール装置に限らず抽斗側レ
ールを中間レールを介さずに本体側レールに対し摺動自
在に装着する等した従来公知のレール装置に対しても適
用できることは云うまでもない。
ールを中間レールを介さずに本体側レールに対し摺動自
在に装着する等した従来公知のレール装置に対しても適
用できることは云うまでもない。
以上要するに本考案に従えば、抽斗側レールの水平部に
設けた前後対の下向き係止孔に抽斗の左右から下向き突
設した前後対の係合爪をそれぞれ嵌挿するとにより抽斗
を抽斗側レールに対し着脱自在にしたから、抽斗側レー
ルを予め本体側レール又は中間レールに対し取外し困難
なように組込んだレール装置であっても当該レール装置
を予めキャビネット本体に取付けた後抽斗を取付ければ
良く、組立作業を至極容易に行えると共に、抽斗又はレ
ール装置のいずれか一方のみ破損してもその部分だけ取
替えれば良い。
設けた前後対の下向き係止孔に抽斗の左右から下向き突
設した前後対の係合爪をそれぞれ嵌挿するとにより抽斗
を抽斗側レールに対し着脱自在にしたから、抽斗側レー
ルを予め本体側レール又は中間レールに対し取外し困難
なように組込んだレール装置であっても当該レール装置
を予めキャビネット本体に取付けた後抽斗を取付ければ
良く、組立作業を至極容易に行えると共に、抽斗又はレ
ール装置のいずれか一方のみ破損してもその部分だけ取
替えれば良い。
また、抽斗側レールの突起部により抽斗の後部が上向き
動不能に規制できるので、抽斗を抽斗側レールに固着し
なくて良く構造及び部品数を省略できる。
動不能に規制できるので、抽斗を抽斗側レールに固着し
なくて良く構造及び部品数を省略できる。
さらに抽斗側レールにおける後部係止孔の前後長さをそ
れに嵌る後部係合爪の長さに比べて長くしておくことに
より、抽斗側レールにおける前部係止孔位置と抽斗にお
ける前部係合爪の位置とにその相対取付位置誤差が多少
あってもこれを吸収できる効果を有する。
れに嵌る後部係合爪の長さに比べて長くしておくことに
より、抽斗側レールにおける前部係止孔位置と抽斗にお
ける前部係合爪の位置とにその相対取付位置誤差が多少
あってもこれを吸収できる効果を有する。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は装置の全体側
面図1、第2a図は第1図のIIa−Ila線拡線断大
断面図2b図は第1図のnb−nb線拡大断面図である
。 1.1・・・・・・キャビネット本体における左右側板
、2・・・・・・抽斗、2’、 2’・・・・・・抽斗
の左右側板、10.10・・・・・・抽斗側レール、1
8,18・・・・・・水平部、19,19’・・・・・
・前後対係止孔、20,20′・・・・・・前後対係合
爪、21・・・・・・突起部。
面図1、第2a図は第1図のIIa−Ila線拡線断大
断面図2b図は第1図のnb−nb線拡大断面図である
。 1.1・・・・・・キャビネット本体における左右側板
、2・・・・・・抽斗、2’、 2’・・・・・・抽斗
の左右側板、10.10・・・・・・抽斗側レール、1
8,18・・・・・・水平部、19,19’・・・・・
・前後対係止孔、20,20′・・・・・・前後対係合
爪、21・・・・・・突起部。
Claims (1)
- キャビネット本体内に抽斗を前後動自在に装架するにあ
たり、キャビネット本体の左右側板内面に対し左右一対
の前後長手の抽斗側レールを前後動自在に設け、両抽斗
側レールには少なくともその前後部において互に対向す
る方向に水平部を突出させ、前記両抽斗側レールの水平
部に前後方向に適宜隔てて少なくとも前後対の下向き係
止孔を穿設し、抽斗の左右には前後対の係合爪を下向き
突設させて前記抽斗側レールの前後対の係止孔に着脱自
在に嵌挿係止する一方、前記抽斗側レールに抽斗後部の
上向き傾動を規制する突起部を設けてなるキャビネット
における抽斗の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981016624U JPS6034187Y2 (ja) | 1981-02-07 | 1981-02-07 | キヤビネツトにおける抽斗の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981016624U JPS6034187Y2 (ja) | 1981-02-07 | 1981-02-07 | キヤビネツトにおける抽斗の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57129442U JPS57129442U (ja) | 1982-08-12 |
JPS6034187Y2 true JPS6034187Y2 (ja) | 1985-10-11 |
Family
ID=29814603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981016624U Expired JPS6034187Y2 (ja) | 1981-02-07 | 1981-02-07 | キヤビネツトにおける抽斗の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034187Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5209572A (en) * | 1991-11-08 | 1993-05-11 | Accuride International, Inc. | Thin drawer slide |
-
1981
- 1981-02-07 JP JP1981016624U patent/JPS6034187Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57129442U (ja) | 1982-08-12 |
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