JPH033227Y2 - - Google Patents

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JPH033227Y2
JPH033227Y2 JP19190686U JP19190686U JPH033227Y2 JP H033227 Y2 JPH033227 Y2 JP H033227Y2 JP 19190686 U JP19190686 U JP 19190686U JP 19190686 U JP19190686 U JP 19190686U JP H033227 Y2 JPH033227 Y2 JP H033227Y2
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JP
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rail
stopper
side wall
fitting
plate
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JP19190686U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ストツパー装置に係り、引出しのサ
スペンシヨンレール等の開放端のレールの端部に
装着して該レールにより案内される引出し等の走
行部を当止するストツパー装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のストツパー装置は、レールの条溝内に溶
接及びネジ止めして突出固定するか又は該レール
の一部を切り起こして形成したストツパー金具
に、弾性部材を外覆して構成していたが、溶接や
切り起こして金具をレールの条溝内に突出固定し
た場合、引出し等の走行部をレール内にスライド
可能に装着するには、該走行部をレールの端部か
ら前記ストツパー金具を越えてさせて挿入しなけ
ればならず、その為レールに対して走行部の大き
さを余裕を持たせて形成しているので、引出し等
が上下にガタつく等の問題があり、またストツパ
ー金具をネジ止めした場合、多数回の使用に際し
てその衝撃でネジが緩んだりする問題があるとと
もに、ストツパー金具の取付け作業に手間の要す
るものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、引出し等の走行部をレール内に極めて
容易に装着することができ、またストツパー金具
及び弾性部材の取付けを嵌挿作業のみで容易に行
えるとともに、構造上に於いて強固であるストツ
パー装置を提供する点にある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、端部を開放
した引出しのサスペンシヨンレール等のレールの
側壁端部に形成した縦長のスリツトと、略方形の
基板の一側縁から直角に前記スリツトに嵌挿し得
る係合板を延設するとともに、該基板の隣接する
側縁から前記係合板と反対方向直角に前記レール
の側壁内面に当止し得る当止板を延設してなるス
トツパー金具と、前記レールの端部に嵌合し得る
当止部を有し、該当止部には前記基板を収容し得
る凹所を形成するとともに、内方端面を緩衝部と
してなる弾性部材とよりなるストツパー装置を構
成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案のストツパー装
置は、引出しのサスペンシヨンレール等のレール
の側壁端部に形成したスリツトに、ストツパー金
具の係合板を前記レールの側壁内方から嵌挿する
とともに、該ストツパー金具を90度回転させて前
記係合板を前記レールの側壁外面に当接させ且つ
ストツパー金具の当止板を水平状態でその側縁を
該レールの側壁内面に当接させて、前記基板を該
レールに対して直交状態に取付け、該レール内に
スライド可能に装着した引出し等の走行部の移動
を完全に抑制するものであり、また弾性部材の当
止部を前記レールの開放端部に嵌合させるととも
に、前記ストツパー金具の基板を該当止部に形成
した凹所内に嵌入させて取付け、前記走行部の衝
撃を該当止部のレール内に位置する端面に形成し
た緩衝部で吸収するものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は本考案のストツパー金具の代表的実施
例を示し、Aはストツパー金具、Bは弾性部材を
それぞれ示してある。
ストツパー金具Aは、第1図及び第3図に示し
た如く、端部を開放した引出しのサスペンシヨン
レール等のレール1の側壁2の端部から所定間隔
をおいて形成した縦長のスリツト3に嵌挿装着す
るもので、略方形の基板4の一側縁から直角に係
合板5を延設するとともに、該基板4の隣接する
側縁から前記係合板5と反対方向へ直角に当止板
6を延設し、前記係合板5の折曲方向側の内面7
を延長した面と前記当止板6の隣接する側縁8と
の間に前記レール1の側壁2の厚み分だけの間隔
を設けて構成した。尚、該ストツパー金具Aの形
状は、前記レール1の側壁2のどちら側に取付け
るかにより、図示した形状に対し鏡面対称な形状
となすこともできるものである。
ここで、前記レール1の形状を更に詳しく述べ
れば、該レール1は、引出しのサスペンシヨンレ
ール等の端部を開放したもので、更に側壁2を有
するものであれば適用でき、例えばその使用例を
第4図に示せば、机9の天板10の下面に取付け
る為の取付板11を前記側壁2の上縁に延設する
とともに、別部材を固定して設けてあり、また該
側壁2の下縁を一方へ延設して水平な底面12を
形成し、更に該底面12の側縁を上方へ延設して
案内壁13を形成し、前記側壁2、底面12及び
該案内壁13とで条溝14を形成したものである
が、本考案は以上のレール1に限らず適用できる
ものである。尚、前記当止板6の折曲線にそつた
幅は、前記レール1の底面12の幅と略一致させ
てあり、またその長さは該レール1の端部からス
リツト3までの距離より短く設定してある。
弾性部材Bは、硬質ゴム等の衝撃を吸収し得る
材質で形成したもので、第1図及び第3図に示し
た如く前記レール1の端部の条溝14内に嵌合し
得る当止部15と該レール1の端部を覆い得る頭
部16とよりなり、前記当止部15の幅は前記レ
ール1の底面12の幅と略一致させるとともに、
その高さは該レール1の取付板11と案内壁13
の上縁との間隔に略一致させ、更に該当止部15
と頭部16の連続部の下部に嵌合部17を一部突
出形成して、前記条溝14内に嵌合するようにな
してあり、また該当止部15には前記ストツパー
金具Aの基板4を嵌合状態で収容し得る下方へ開
放したスリツト状の凹所18を形成するととも
に、前記レール1の内方に位置する端面の上下略
中央部を水平に一部切欠して緩衝部19を形成し
てある。
しかして、本考案のストツパー装置をレール1
に装着する場合は、先ず第2図に示したように、
該レール1の側壁2に設けたスリツト3に、該レ
ール1の側壁2内方、即ち前記条溝14を形成し
た側からストツパー金具Aの係合板5を直交状態
にして嵌挿した後、該係合板5の内面7を前記レ
ール1の側壁2外面に当接させ且つ前記当止板6
の側縁8を該レール1の側壁2内面に当接させ
て、前記基板4を該レール1に対して直交状態に
取付け、そして前記弾性部材Bの当止部15を側
方から捩じるようにして該レール1の端部に嵌合
するとともに、該当止部15の凹所18内に前記
ストツパー金具Aの基板4を嵌入し、更に前記嵌
合部17を前記条溝14内に嵌合するとともに、
前記当止板6の先端部を該嵌合部17に当接させ
て装着するものであり、この状態で該弾性部材B
の頭部16は、前記レール1の端部を完全に覆つ
た状態になり、また当止部15の端面に設けた緩
衝部19を該レール1の条溝14内に位置させて
なるものである。
以上に示した本考案のストツパー装置は、引出
し等に適用できるものであるが、本実施例では、
第4図及び第5図に示すように、机9の天板10
下面に取付けたレール1に、キーボード等を載置
し得る小天板20を手前にスライド引出し可能に
装着したものに適用した例を示す。即ち、前記天
板10下面の奥行方向に併設したレール1,1間
に渡設したビーム21の両端に、それぞれ転子2
2,22を列設して走行部23を形成し、該転子
22は前記レール1の条溝14内に位置してその
底面12上を移動するものであり、前記小天板2
0は水平動案内手段24、上下動案内手段25を
介して前記ビーム21の中央部に連結されてい
る。そして、該小天板20を手前側へスライド移
動させた場合、前記走行部23を構成する転子2
2が前記弾性部材Bの緩衝部19に衝突して、前
方移動を完全に規制するものであり、また該緩衝
部19を前記転子22が当接する当止部15の位
置に水平方向に一部切欠して形成し、該転子22
が緩衝部19に当接した場合、該緩衝部19を構
成する水平方向の切欠の中央部に前記転子22の
中心線が一致するように設定したので、該転子2
2が衝撃力によりはね返ることがなく、該転子2
2の一部が該緩衝部19の切欠に入るので、該転
子22の衝撃力を効果的に吸収して当止すること
ができるものである。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案のストツパー装置によれ
ば、端部を開放したレールの側壁端部に形成した
縦長のスリツトと、略方形の基板の一側縁から直
角に前記スリツトに嵌挿し得る係合板を延設する
とともに、該基板の隣接する側縁から前記係合板
と反対方向直角に前記レールの側壁内面に当止し
得る当止板を延設してなるストツパー金具と、前
記レールの端部に嵌合し得る当止部を有し、該当
止部には前記基板を収容し得る凹所を形成すると
ともに、内方端面を緩衝部としてなる弾性部材と
よりなるので、レールの側壁端部に形成したスリ
ツトに、ストツパー金具の係合板を前記レールの
側壁内方から嵌挿するとともに、該ストツパー金
具を90度回転させるだけで極めて容易に取付ける
ことができ、また弾性部材も少し捩じつた状態で
当止部を前記レールの開放端部に嵌合させるとと
もに、前記ストツパー金具の基板を該当止部に形
成した凹所内に嵌入させるだけの嵌合作業のみで
容易に装着できるものである。そして、前記係合
板は前記レールの側壁外面に当接し且つ当止板は
水平状態でその側縁を該レールの側壁内面に当接
しているので、前記基板を該レールに対して直交
状態で該レールに沿つた方向に対して強固に支持
することができ、更に該ストツパー金具は前記弾
性部材で外覆して嵌合保持しているので、該レー
ル内を移動する走行部の衝撃力を吸収して当止す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案のストツパー装置をレールの
端部に装着した説明用側面図、第1図bは弾性部
材の頭部側から見た説明用正面図、第1図cは第
1図aの説明用平面図、第2図はレールの端部に
ストツパー金具を取付ける状態を示した部分斜視
図、第3図はストツパー金具を取付けた状態のレ
ールの端部に弾性部材を取付ける状態を示した部
分斜視図、第4図は本考案のストツパー装置を適
用した実施例を示す斜視図、第5図は第4図の要
部の省略拡大平面図である。 A:ストツパー金具、B:弾性部材、1:レー
ル、2:側壁、3:スリツト、4:基板、5:係
合板、6:当止板、7:内面、8:側縁、9:
机、10:天板、11:取付板、12:底面、1
3:案内壁、14:条溝、15:当止部、16:
頭部、17:嵌合部、18:凹所、19:緩衝
部、20:小天板、21:ビーム、22……転
子、23:走行部、24:水平動案内手段、2
5:上下動案内手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部を開放した引出しのサスペンシヨンレール
    等のレールの側壁端部に形成した縦長のスリツト
    に、略方形の基板の一側縁から直角に係合板を延
    設するとともに、該基板の隣接する側縁から前記
    係合板と反対方向直角に当止板を延設してなるス
    トツパー金具を、前記係合板を前記レールの側壁
    内方から嵌挿するとともに、該係合板を該レール
    の側壁外面に当接し且つ前記当止板の側縁を該レ
    ールの側壁内面に当接して、前記基板を該レール
    に対して直交状態に取付け、更に前記レールの端
    部に嵌合し得る当止部を有し、該当止部には前記
    基板を収容し得る凹所を形成するとともに、内方
    端面を緩衝部としてなる弾性部材を、前記凹所内
    に前記ストツパー金具の基板を嵌入させた状態
    で、前記当止部を前記レールの端部に嵌合してな
    るストツパー装置。
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