JP3069486B2 - 洗面化粧台用幕前板 - Google Patents

洗面化粧台用幕前板

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JP3069486B2
JP3069486B2 JP6031650A JP3165094A JP3069486B2 JP 3069486 B2 JP3069486 B2 JP 3069486B2 JP 6031650 A JP6031650 A JP 6031650A JP 3165094 A JP3165094 A JP 3165094A JP 3069486 B2 JP3069486 B2 JP 3069486B2
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隆一 木下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面化粧台用幕前板に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来洗面化粧台のカウンター1の前端部
下面側に取付けられる幕前板2は図21に示すように木
製により全体を厚みの厚い状態に形成していたので、高
価になっていた。また、上記の幕前板2はカウンター1
に取付けてある金具50に幕前板2の背面上部に取付け
たL金具52を差し込んで止める方式をとっていたので
下部がグラグラしてしまい手前に簡単に抜けてしまうと
いう問題があった。また、幕前板2を合成樹脂により形
成することが考えられているが、これだと厚みを薄くで
きてコストも低下できるが、反面、幕前板2は合成樹脂
で形成してあるため、強度が弱く、前面側から力が作用
すると後ろ側に撓んだりして変形し、あるいは下端縁が
波打つたりするという問題がある。そこで、合成樹脂で
形成するに当たり、背面側に補強リブを形成することが
考えられるが、この場合、洗面カウンター1に洗面ボー
ルを設ける場合、洗面ボールは上記補強リブの位置を避
けて取付けねばならず、洗面ボールの取付け位置が限定
されてしまい(つまり、補強リブがある場所では補強リ
ブが邪魔になって洗面ボールが配設できない)、このた
め、洗面ボールの位置を現場で自由に選択できないとい
う問題がある。まあ、このように補強リブを設けても幕
前板の下方にキャビネットが存在せずオープンになって
いる場合には幕前板2の下端部がキャビネットに固定さ
れていないので、特に波打つたりするという問題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その主な目的
とするところは、幕前板を合成樹脂で形成したにもかか
わらず、背面側を補強でき、しかも、洗面ボールの位置
を避けて補強部材を配置できる洗面化粧台用幕前板を提
供するにあり、また、別の目的とするところは、幕前板
の下方にキャビネットがある場合にはキャビネットに固
定して下端部の波打ちを防止し、幕前板の下方にキャビ
ネットがない場合でも幕前板の下端部の波打ちを防止す
ることができる洗面化粧台用幕前板を提供するにあり、
また、別の目的とするところは、洗面ボールがある位置
でキャビネットに確実に幕前板を取付けることができる
洗面化粧台用幕前板を提供するにあり、また、別の目的
とするところは、固定部材を補強部材を乗り越えて移動
させることができる洗面化粧台用幕前板を提供するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の洗面化粧
台用幕前板は、カウンター1の前端部の下面側に取付け
られる幕前板2において、合成樹脂製の幕前板2の背面
側に幕前板2に対して横方向にスライド自在にピース状
の補強部材3を取付けて成ることを特徴とするものであ
る。
【0005】また、補強部材3の後端部にキャビネット
4に固定するためのキャビネット固定部5を設け、補強
部材3の後部下端に補強桟6を取付けるための補強桟取
付け部7を設けることも好ましい。また、幕前板2の下
端部に横方向にスライド自在にピース状の固定部材8を
設け、固定部材8にキャビネット4の前端上部に架設し
た幕板9に固定するための幕板固定部10を設けること
も好ましい。
【0006】また、固定部材8が着脱自在であることも
好ましい。
【0007】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、カウンター1の前端部の下面側に取付けられる幕前
板2において、合成樹脂製の幕前板2の背面側に幕前板
2に対して横方向にスライド自在に補強部材3を取付け
ることで、幕前板2を補強部材3により補強できて、幕
前板2の変形を防止するようになっている。そして、カ
ウンター1に洗面ボール11を設ける場合、幕前板2を
スライドさせて洗面ボール11を避けることができるよ
うになっている。
【0008】また、補強部材3の後端部にキャビネット
4に固定するためのキャビネット固定部5を設け、補強
部材3の後部下端に補強桟6を取付けるための補強桟取
付け部7を設けるものにおいては、幕前板2の下方にキ
ャビネット4が位置する場合には補強部材3のキャビネ
ット固定部5を利用してキャビネット4に補強部材3を
固定して幕前板2が振れないように固定できるものであ
り、また、幕前板2の下方にキャビネット4が位置しな
い場合には補強部材3の後部下端の補強桟取付け部7に
補強桟6を取付けることで、幕前板2の下端部が振れた
り、波打ったりするのを防止するようになっている。
【0009】また、幕前板2の下端部に横方向にスライ
ド自在に固定部材8を設け、固定部材8にキャビネット
4の前端上部に架設した幕板9に固定するための幕板固
定部10を設けたものにおいては、幕前板2の下方にキ
ャビネット4が位置し、しかも、カウンター1に洗面ボ
ール11を設ける場合、補強部材3を洗面ボール11位
置からずらしてキャビネット4に固定し、洗面ボール1
1位置においては固定部材8をスライドさせてキャビネ
ット4に固定することができる。
【0010】また、固定部材8が着脱自在であると、固
定部材4は補強部材3を越えて移動できることになり、
固定部材4による固定位置が補強部材3に邪魔されるこ
となく任意の位置に設定できることになる。
【0011】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。幕前板2は合成樹脂により形成してあり、
図4に示すような形状をしている。すなわち、上部程前
方に突出するように傾斜した幕前板本体部2aの上端部
の横方向の全長にわたり背方に向けて上横片12を突設
し、上横片12に横方向のほぼ全長にわたり上レール片
13が垂設してあり、また、幕前板本体部2aの下端部
の横方向の全長にわたり背方に向けて下横片14を突設
し、下横片14に略逆L状をした下レール片15とスト
ッパ突片25とが上方に向けて突設してあり、また、幕
前板本体部2aの上下方向の略中央部には背方に向けて
中央レール片16が突設してある。ここで、上レール片
13及び下レール片15は図4(a)に示すように一部
が切欠してあって切欠部17が設けてある。
【0012】上記のような構成の幕前板2の背面側には
幕前板2に対して横方向にスライド自在に補強部材3が
取付けられる。補強部材3は図5に示すように略直角三
角形状をしたピース材であり、上辺の斜辺側端部付近に
上方から切り込んだ溝状の上係止部18が設けてあり、
斜辺の下端部に下方から切り込んだ溝状の下係止部19
が設けてあり、また、斜辺の略中央部に溝状の中央係止
部20が設けてある。また、後縦辺には背方に向かって
柱状部21が突設してあり、この柱状部21の下端部に
下方に向けて開口した溝状の補強桟取付け部7が設けて
あり、また、柱状部21の中央部はキャビネット固定部
5となっていて固着具挿入孔22が設けてあり、また、
柱状部21の上部はカウンター連結金具取付け部23と
なっていて固着具挿入孔24が設けてある。上記のよう
な構成の補強部材3は上係止部18を幕前板2の上レー
ル片13にスライド自在に係止し、下係止部19を下レ
ール片15にスライド自在に係止し、中央係止部20を
中央レール片16にスライド自在に係止することで、補
強部材3が幕前板2の背面側において横方向にスライド
自在に取付けられるものであり、ここで、補強部材3の
斜辺は傾斜した幕前板本体部2の背面に当接し、また、
補強部材3が上記幕前板2との係止により横方向以外に
は移動できないようになっているので、幕前板2の変形
防止の約目、特に、幕前板2の前方側からの外力に対し
て幕前板2の変形防止の役目をすることになる。
【0013】幕前板2には更に、図3(a)に示すよう
に、ピース状の固定部材8が横方向にスライド自在に取
付けてある。固定部材8は略Z字状をした金具により構
成してあり、下レール片15に略Z字状をした固定部材
8の下横片26の先端をスライド自在に係止し、縦片2
7の下端をストッパー片25に当接しているものであ
り、上横片28にキャビネット4の前端上部に架設した
幕板9に固定するための幕板固定部10が設けてある。
【0014】図2には幕前板2に補強部材3及び固定部
材8を取付けた例が示してある。ここで、固定部材8は
図14(a)の矢印方向に回動しながら係止を解除して
取り外すことができるようになっており、取り外した固
定部材8は図14(b)(c)の順番で再び係止するこ
とができるようになっている。したがって、固定部材8
をスライド移動する際に補強部材3が邪魔になる場合に
は固定部材8を取り外して図13の矢印のように補強部
材3を飛び越して再び取付けることができるようになっ
ている。
【0015】幕前板2の両端部には図6に示すように端
部キャップ29がはめ込まれて接着材により固着してあ
る。したがって、端部キャップ29を取付けた後で、補
強部材3を取付けたり、取り外したりする場合には上レ
ール片13及び下レール片15に設けた切欠部17を利
用して上レール片13及び下レール片15に係合するこ
とができる。
【0016】各補強部材3のカウンター連結金具取付け
部23にはL状をしたカウンター連結金具32の縦片が
ねじのような固着具により固着具挿入孔24を利用して
取付けてある。上記のような構成の補強部材3及び固定
部材8を取付けた幕前板2は下方にキャビネット4が配
置される場合には図7に示すように補強部材3をスライ
ドさせてキャビネット4の側板33の側面前端部に当接
させ、キャビネット固定部5となっている固着具挿入孔
22からねじ具のような固着具を挿入して補強部材3を
キャビネット4の側板33に図9のように固着するもの
である。この場合、キャビネット4の側板33の上端部
にはカウンター1が載設されるが、このカウンター1に
洗面ボール11を設ける場合、洗面ボール11は側板3
3が存在しない位置に配置されるので(側板33が存在
する位置では側板33が邪魔になって洗面ボール11が
配置できない)、上記スライドさせて側板33の側面に
当接して固着具で固着した補強部材3も図10に示すよ
うに洗面ボール11の配設位置を避けて配設されること
になる。ここで、固定部材8は任意の位置にスライドさ
せ、固定部材8の上横片28をキャビネット4の前端上
部に架設した幕板9の上面に載置して上横片28に設け
た幕板固定部10を構成する孔からねじ具のような固着
具を挿入して幕板9に固着するものである。そして、図
11に示すように上記固定部材8は特に洗面ボール11
が位置する部分に対応する箇所に配置して幕板9に固着
することで、洗面ボール11に対応する箇所に補強部材
3が位置できないにもかかわらず、幕前板2の下端部を
確実にキャビネット4に固定できることになる。このよ
うに幕前板2をキャビネット4に補強部材3を介して固
定することで、幕前板2の振れ等を防止できるものであ
り、更に、固定部材8でもキャビネット4に固定するこ
とで、幕前板2の固定が確実になり、特に幕前板2の下
端部の波打ちが防止され、更に、洗面ボール11の配置
位置に対応する部分における幕前板2のキャビネット4
への固定が確実になるものである。
【0017】図12(a)はキャビネット4を複数個並
設した例が示してあり、図12(b)には補強部材3を
両側に移動させて両側の補強部材3間を広く取ること
で、この間に洗面ボール11を2個配設することができ
るようにした例が示してある。また、カウンター1の下
面部には補強部材3に取付けたカウンター連結金具32
の横片をねじのような固着具により固着することで、カ
ウンター1の前端部下方に幕前板2が配設固着されるも
のである。ここで、幕前板2をカウンター1の前端部下
方に固着した後に、カウンター1をキャビネット4に載
設して幕前板2を前述のように補強部材3や固定部材8
を介してキャビネット4に固着してもよく、また、幕前
板2を補強部材3や固定部材8を介してキャビネット4
に固着した後にカウンター1を載設して取付けるように
してもよい。
【0018】図8には上記ようにしてキャビネット4、
幕前板2、カウンター1を組立てて構成した洗面化粧台
Aの一例が示してある。図中35はミラーであり、36
は収納部である。一方、本発明の幕前板2は上記のよう
にキャビネット4が下方に配置されない場合にも使用さ
れるものである。すなわち、カウンター1の前端部下方
に幕前板2を取付けるのみで下方はオープンになってい
る洗面化粧台Bを構成する場合には、まず、図15のよ
うに、補強部材3の補強部材取付け部7に補強桟6をは
め込んでねじのような固着具により固着するものであ
る。ここで、補強桟6は幕前板2の下端部の背面側に沿
って取付けるものであって、幕前板2の下方にキャビネ
ット4が配置してなくて幕前板2の下端がフリーとなっ
ているにもかかわらず、補強桟6を取付けることで、幕
前板2の下端の波打ち等の変形が防止されることにな
る。この場合、固定部材8も任意の位置に位置させて補
強桟6に取付ける。そして、上記補強部材3の取付けに
当たり、カウンター1に洗面ボール11を配設する場
合、洗面ボール11を避けた位置まで補強部材3をスラ
イドさせて補強桟6を固定するものである。このように
することで、カウンター1に洗面ボール11を設けても
洗面ボール11と補強部材3とがぶつかってカウンター
1を取付けることができないというような事態を避ける
ことができる。ここで、端部キャップ29の後端部には
固定片30が設けてあって、この固定片30に端部仕舞
い材31が固着される。幕前板2は図16に示すように
カウンター1の前端下方に配設され、補強部材3に取付
けたカウンター連結金具32の横片をねじのような固着
具により固着するものであり、また、端部仕舞い材31
に設けたカウンター連結金具32も横片をねじのような
固着具によりカウンター1に固着する。
【0019】図17には上記のようにして幕前板2を取
付けたカウンター1を壁40に支持金具41により取付
けて構成した洗面化粧台Bが示してある。図18は端部
仕舞い材31をカウンター1に取付けている部分を示
し、図19は補強部材3に補強桟6を取付けている部分
を示し、図20は固定部材8に補強桟6を取付けている
部分を示している。
【0020】また、図示を省略しているが、カウンター
1の下方にキャビネット4がある部分とキャビネット4
がない部分とが存在するような洗面化粧台においては、
カウンター1の前端部下方に配設する幕前板2の下方に
キャビネット4のある箇所においては上記のように補強
部材3と固定部材8とを介してキャビネット4に固定
し、幕前板2の下方にキャビネット4のない箇所におい
てはキャビネット4のない部分の長さと同じ長さの補強
桟6を補強部材3と固定部材8とに取付けるものであ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明において
は、上述のように、カウンターの前端部の下面側に取付
けられる幕前板において、合成樹脂製の幕前板の背面側
に幕前板に対して横方向にスライド自在にピース状の補
強部材を取付けてあるので、補強部材により幕前板の補
強ができて、合成樹脂で形成した幕前板が変形するのを
防止できるものであり、しかも、幕前板の背面側に補強
部材を設けるといえども、カウンターに洗面ボールを取
付ける場合、補強部材をスライドさせて洗面ボールの取
付け位置を避けて配設でき、洗面ボールの取付け位置が
現場において異なっても補強部材に邪魔されることなく
洗面ボールを任意の位置に配設できるものである。
【0022】また、請求項2記載の発明にあっては、補
強部材の後端部にキャビネットに固定するためのキャビ
ネット固定部を設け、補強部材の後部下端に補強桟を取
付けるための補強桟取付け部を設けてあるので、請求項
1記載の発明の効果に加えて、カウンターの下方にキャ
ビネットが位置する場合には補強部材のキャビネット固
定部をキャビネットに固定して幕前板を強固に取付ける
ことができて幕前板の振れ等を防止できるものであり、
また、カウンターの下方にキャビネットが位置しない場
合には補強桟取付け部に補強桟を取付けることで幕前板
の下端部の補強ができて波打ち等の変形を防止できるも
のである。
【0023】また、請求項3記載の発明にあっては、幕
前板の下端部に横方向にスライド自在にピース状の固定
部材を設け、固定部材にキャビネットの前端上部に架設
した幕板に固定するための幕板固定部を設けてあるの
で、請求項1記載の発明の効果に加えて、固定部材を任
意の位置に移動させて任意の位置で固定部材を介して幕
前板をキャビネットに固定できるものであり、この点で
も幕前板の取付けが強固になり、特に、洗面ボールが位
置する箇所においては固定部材を介して幕板に固定する
ことで洗面ボールが位置する部分においても幕前板を確
実にキャビネットに固定できるものである。
【0024】また、請求項4記載の発明にあっては、固
定部材が着脱自在であるので、請求項3記載の発明の効
果に加えて、固定部材を移動する際に補強部材がスライ
ドの邪魔になる場合には、固定部材を取り外すことで補
強部材を越えて移動できるものであって、固定部材によ
る固定位置が補強部材に邪魔されることなく任意の位置
に設定できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補強部材及び固定部材を取付けた幕前
板の斜視図である。
【図2】(a)は同上の平面図であり、(b)は正面図
であり、(c)は側面図である。
【図3】(a)は同上の固定部材の取付け部分の断面図
であり、(b)は補強部材の下部の係止部分を示す断面
図であり、(c)は補強部材の上部の係止部分を示す断
面図である。
【図4】(a)は同上の幕前板の正面図であり、(b)
は同上の側断面図であり、(c)は同上の側面図であ
る。
【図5】同上の補強部材を示し、(a)は平面図であ
り、(b)は側面図であり、(c)は背面図である。
【図6】同上の端部カバーを示し、(a)は平面図であ
り、(b)は側面図であり、(c)は背面図である。
【図7】同上の幕前板をキャビネットに取付ける場合の
分解斜視図である。
【図8】同上の洗面化粧台の一例を示し、(a)は側面
図であり、(b)は平面図であり、(c)は正面図であ
る。
【図9】同上の補強部材の側板への取付け部分の断面図
である。
【図10】同上の洗面ボールの向こう側に補強部材を位
置させている部分の断面図である。
【図11】同上の洗面ボール部分において固定部材を幕
板に固定している部分の断面図である。
【図12】(a)は同上のキャビネットを並設した場合
を示すカウンターを取付ける前の上面図であり、(b)
は補強部材を両側に移動させて補強部材間に大きな隙間
を形成した場合を示すカウンターを取付ける前の上面図
である。
【図13】同上の固定部材が補強部材を乗り越えて移動
する場合の説明図である。
【図14】(a)(b)(c)は同上の固定部材を取り
外し、再び取付ける順序を示す説明図である。
【図15】同上の補強桟を取付ける例を示す斜視図であ
る。
【図16】(a)は同上のカウンターへの取付けを示す
下方から見た斜視図であり、(b)は上下逆にした状態
の側面図である。
【図17】洗面化粧台の他の実施例を示し、(a)は平
面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図で
ある。
【図18】同上の端部仕舞い材をカウンターに取付けて
いる部分を示す断面図である。
【図19】同上の洗面ボールの向こう側において補強部
材に補強桟を取付けている部分を示す断面図である。
【図20】同上の洗面ボールに対応した位置で固定部材
に補強桟を取付けている部分を示す断面図である。
【図21】従来例の幕前板の取付けを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 カウンター 2 幕前板 3 補強部材 4 キャビネット 5 キャビネット固定部 6 補強桟 7 補強桟取付け部 8 固定部材 9 幕板 10 幕板固定部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンターの前端部の下面側に取付けら
    れる幕前板において、合成樹脂製の幕前板の背面側に幕
    前板に対して横方向にスライド自在にピース状の補強部
    材を取付けて成ることを特徴とする洗面化粧台用幕前
    板。
  2. 【請求項2】 補強部材の後端部にキャビネットに固定
    するためのキャビネット固定部を設け、補強部材の後部
    下端に補強桟を取付けるための補強桟取付け部を設けて
    成ることを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台用幕前
    板。
  3. 【請求項3】 幕前板の下端部に横方向にスライド自在
    にピース状の固定部材を設け、固定部材にキャビネット
    の前端上部に架設した幕板に固定するための幕板固定部
    を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の洗面化粧
    台用幕前板。
  4. 【請求項4】 固定部材が着脱自在であることを特徴と
    する請求項3記載の洗面化粧台用幕前板。
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