JP2557986B2 - 含水性コンタクトレンズの染色方法 - Google Patents
含水性コンタクトレンズの染色方法Info
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- D06P1/00—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
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- G02C7/021—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses with pattern for identification or with cosmetic or therapeutic effects
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、含水性コンタクトレンズの染色方法に係
り、特にレンズの所定の表面に対して確実に染色を施し
得る方法に関するものである。
り、特にレンズの所定の表面に対して確実に染色を施し
得る方法に関するものである。
(背景技術) コンタクトレンズを着色することは、眩しさを防止す
る上で有効であり、また落した時の発見が容易であり、
更には商品イメージを向上せしめる上においても有効で
ある等の、幾つかの特徴を有しており、それ故、実際
に、レンズ全体を薄く染色したり、レンズの所望の部分
のみを染色したりすることが為されている。また、コン
タクトレンズの所望の部分に、レンズを識別するため
に、文字や図形、記号等のマークを染着する場合には、
コンタクトレンズの規格が明示されて、レンズの区分や
整理が容易となったり、左眼用のコンタクトレンズと右
眼用のコンタクトレンズが区別され得ることから、ユー
ザーが左右を誤って装用することが防止されたりする等
の効果が得られるのである。
る上で有効であり、また落した時の発見が容易であり、
更には商品イメージを向上せしめる上においても有効で
ある等の、幾つかの特徴を有しており、それ故、実際
に、レンズ全体を薄く染色したり、レンズの所望の部分
のみを染色したりすることが為されている。また、コン
タクトレンズの所望の部分に、レンズを識別するため
に、文字や図形、記号等のマークを染着する場合には、
コンタクトレンズの規格が明示されて、レンズの区分や
整理が容易となったり、左眼用のコンタクトレンズと右
眼用のコンタクトレンズが区別され得ることから、ユー
ザーが左右を誤って装用することが防止されたりする等
の効果が得られるのである。
特に、含水性のコンタクトレンズに対して、かかる文
字、図形等のマークを染着すれば、その表裏の判別も容
易に為され得ることとなって、極めて有用である。即
ち、かかる含水性コンタクトレンズは、水分を吸収して
柔らかくなるところから、装用性が良好で、安全性が高
いといった優れた特徴を有する反面、かかる膨潤状態
(含水状態)において、レンズの凹凸面が容易に反転す
るところから、レンズの凸面をレンズ表面と見做すこと
が出来ないのであって、その表裏の判別が極めて困難な
のである。そこで、前記文字等のマークを染着しておけ
ば、そのマークが正しく見える面をレンズ表面として、
極めて簡単に表裏の判別が出来るのである。
字、図形等のマークを染着すれば、その表裏の判別も容
易に為され得ることとなって、極めて有用である。即
ち、かかる含水性コンタクトレンズは、水分を吸収して
柔らかくなるところから、装用性が良好で、安全性が高
いといった優れた特徴を有する反面、かかる膨潤状態
(含水状態)において、レンズの凹凸面が容易に反転す
るところから、レンズの凸面をレンズ表面と見做すこと
が出来ないのであって、その表裏の判別が極めて困難な
のである。そこで、前記文字等のマークを染着しておけ
ば、そのマークが正しく見える面をレンズ表面として、
極めて簡単に表裏の判別が出来るのである。
ところで、このような含水性コンタクトレンズの染色
乃至はマーキング方法としては、膨潤状態のコンタクト
レンズにレーザービームを照射することによりマーキン
グを行なう方法(特公昭62−37368号公報)や、膨潤状
態のコンタクトレンズに染色液を施し、紫外線を照射す
ることにより、染色液を固着化する方法(特公昭64−10
045号公報)、更に膨潤状態のコンタクトレンズにバッ
ト染料および還元剤を含有する染色剤を用いて染色する
方法(特開昭63−264719号公報)等があるが、何れも、
そのマーキング操作が、膨潤(含水)状態のコンタクト
レンズに対して行なわれている。しかしながら、上述し
たように、含水性のコンタクトレンズは、その膨潤状態
において、凹凸面が反転し易いところから、万一反転し
た状態で染色操作が行なわれた場合、レンズの表面に適
用すべき染色液を、レンズの裏面に適用してしまうとい
った誤操作が生じ得る問題を内在しているのである。
乃至はマーキング方法としては、膨潤状態のコンタクト
レンズにレーザービームを照射することによりマーキン
グを行なう方法(特公昭62−37368号公報)や、膨潤状
態のコンタクトレンズに染色液を施し、紫外線を照射す
ることにより、染色液を固着化する方法(特公昭64−10
045号公報)、更に膨潤状態のコンタクトレンズにバッ
ト染料および還元剤を含有する染色剤を用いて染色する
方法(特開昭63−264719号公報)等があるが、何れも、
そのマーキング操作が、膨潤(含水)状態のコンタクト
レンズに対して行なわれている。しかしながら、上述し
たように、含水性のコンタクトレンズは、その膨潤状態
において、凹凸面が反転し易いところから、万一反転し
た状態で染色操作が行なわれた場合、レンズの表面に適
用すべき染色液を、レンズの裏面に適用してしまうとい
った誤操作が生じ得る問題を内在しているのである。
そして、レンズに対して一旦マークが付与されると、
その後はそのマーク表示に従って取り扱われることとな
るところから、ミスマークの付与されたコンタクトレン
ズにあっては、ユーザーがそのミスマークに従ってコン
タクトレンズの表裏を逆に装用する問題を生じ、正しい
レンズ機能が果たされないばかりか、装用感が悪いと
か、痛みを感じるとかいった苦痛をユーザーに与える問
題があった。
その後はそのマーク表示に従って取り扱われることとな
るところから、ミスマークの付与されたコンタクトレン
ズにあっては、ユーザーがそのミスマークに従ってコン
タクトレンズの表裏を逆に装用する問題を生じ、正しい
レンズ機能が果たされないばかりか、装用感が悪いと
か、痛みを感じるとかいった苦痛をユーザーに与える問
題があった。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為
されたものであって、その課題とするところは、含水性
コンタクトレンズを染色するに際して、その染色操作時
に、レンズの凸面がレンズ表面と正しく一致するように
為し、以て含水性コンタクトレンズに対するマークミス
を回避することにある。
されたものであって、その課題とするところは、含水性
コンタクトレンズを染色するに際して、その染色操作時
に、レンズの凸面がレンズ表面と正しく一致するように
為し、以て含水性コンタクトレンズに対するマークミス
を回避することにある。
(解決手段) そして、上記課題を解決するため、本発明にあって
は、含水性コンタクトレンズを染色するに際し、含水率
が5%以下の乾燥状態の含水性コンタクトレンズを用い
て、その所望の部分に、0.05〜2.0重量%のバット染料
およびアルカリ性還元剤を、水を主成分とし、これに、
低級アルコール、アセトン及びアセトニトリルからなる
群より選ばれた有機溶媒を配合してなる溶媒に溶解、含
有せしめてなる染色液を適用した後、かかるバット染料
を不溶化せしてめ、所望の文字、図形、記号等を染着す
ることを、その要旨とするものである。
は、含水性コンタクトレンズを染色するに際し、含水率
が5%以下の乾燥状態の含水性コンタクトレンズを用い
て、その所望の部分に、0.05〜2.0重量%のバット染料
およびアルカリ性還元剤を、水を主成分とし、これに、
低級アルコール、アセトン及びアセトニトリルからなる
群より選ばれた有機溶媒を配合してなる溶媒に溶解、含
有せしめてなる染色液を適用した後、かかるバット染料
を不溶化せしてめ、所望の文字、図形、記号等を染着す
ることを、その要旨とするものである。
また、本発明は、含水率が5%以下の乾燥状態の含水
性コンタクトレンズに対して、所要の文字、図形、記号
等を設けたスクリーンを接するように重ねて配置した
後、0.05〜2.0重量%のバット染料およびアルカリ性還
元剤を、水を主成分とし、これに、低級アルコール、ア
セトン及びアセトニトリルからなる群より選ばれた有機
溶媒を配合してなる溶媒に溶解、含有せしめてなる染色
液を浸透または付着させ、次いで不溶化せしめることを
も、その要旨とするものである。
性コンタクトレンズに対して、所要の文字、図形、記号
等を設けたスクリーンを接するように重ねて配置した
後、0.05〜2.0重量%のバット染料およびアルカリ性還
元剤を、水を主成分とし、これに、低級アルコール、ア
セトン及びアセトニトリルからなる群より選ばれた有機
溶媒を配合してなる溶媒に溶解、含有せしめてなる染色
液を浸透または付着させ、次いで不溶化せしめることを
も、その要旨とするものである。
(具体的構成) 以下に、本発明をより具体的に明らかにするために、
更に詳細に説明することとする。
更に詳細に説明することとする。
先ず、本発明手法にあっては、染色操作が施されるべ
き含水性コンタクトレンズが、乾燥状態において準備さ
れる。この乾燥状態の含水性コンタクトレンズとして
は、レンズ形状加工を非含水の重合体(ブロック)に対
して行なったときには、コンタクトレンズの形状に加工
されたもの、そのものが用いられ得るが、膨潤状態で形
状加工が為されたコンタクトレンズにあっては、その染
色操作に先立って、乾燥状態とされて、用いられること
となる。なお、かかる乾燥状態とは、一般に、含水性コ
ンタクトレンズの含水率を低下せしめた状態で、実現さ
れ、それによって、該レンズの凹凸面が反転しない程度
に柔軟性は低下せしめられる。従って、本発明にあって
は、少なくともレンズの凹凸面が反転しない程度に柔軟
性を低下せしめるべく、含水率が約5%以下に調整され
ることとなる。
き含水性コンタクトレンズが、乾燥状態において準備さ
れる。この乾燥状態の含水性コンタクトレンズとして
は、レンズ形状加工を非含水の重合体(ブロック)に対
して行なったときには、コンタクトレンズの形状に加工
されたもの、そのものが用いられ得るが、膨潤状態で形
状加工が為されたコンタクトレンズにあっては、その染
色操作に先立って、乾燥状態とされて、用いられること
となる。なお、かかる乾燥状態とは、一般に、含水性コ
ンタクトレンズの含水率を低下せしめた状態で、実現さ
れ、それによって、該レンズの凹凸面が反転しない程度
に柔軟性は低下せしめられる。従って、本発明にあって
は、少なくともレンズの凹凸面が反転しない程度に柔軟
性を低下せしめるべく、含水率が約5%以下に調整され
ることとなる。
また、かかる乾燥状態の含水性コンタクトレンズに適
用される染色液は、発色成分としてバット染料を含有
し、更にアルカリ性還元剤を含んで、調製されるもので
ある。
用される染色液は、発色成分としてバット染料を含有
し、更にアルカリ性還元剤を含んで、調製されるもので
ある。
より具体的には、このバット染料は、公知の各種のバ
ット染料の中から適宜に選択、使用されるものであり、
例えばアントラキノン系のC.I.Vat Blue 6、C.I.Vat Gr
een 1等やインジゴ系のC.I.Vat Blue 1、C.I.Vat Black
1等を用いることが出来る。そして、その使用濃度は、
染料の種類や他の基剤(配合剤)の濃度等に応じて、染
料が均一に還元、溶解される濃度が適宜に決定されるこ
ととなるが、本発明では、0.05〜2.0重量%が採用さ
れ、より好適には0.1〜1.0重量%である。なお、界面活
性剤入りのバット染料を使用すれば、染料の水への分散
性を高めることが出来るところから、好ましいものであ
る。
ット染料の中から適宜に選択、使用されるものであり、
例えばアントラキノン系のC.I.Vat Blue 6、C.I.Vat Gr
een 1等やインジゴ系のC.I.Vat Blue 1、C.I.Vat Black
1等を用いることが出来る。そして、その使用濃度は、
染料の種類や他の基剤(配合剤)の濃度等に応じて、染
料が均一に還元、溶解される濃度が適宜に決定されるこ
ととなるが、本発明では、0.05〜2.0重量%が採用さ
れ、より好適には0.1〜1.0重量%である。なお、界面活
性剤入りのバット染料を使用すれば、染料の水への分散
性を高めることが出来るところから、好ましいものであ
る。
また、アルカリ性還元剤は、バット染料を還元して、
水溶性のロイコ化合物と為すために配合されるものであ
り、アルカリ基剤および還元剤とからなり、それぞれ、
公知のものの中から、前記バット染料に応じて適宜に選
択され、配合されることとなる。そして、一般的に使用
されるアルカリ基剤としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩
基が挙げられ、また還元剤としては、ハイドロサルファ
イトナトリウム(亜二チオン酸ナトリウム)やこれをホ
ルマール化したロンガリット等が用いられる。
水溶性のロイコ化合物と為すために配合されるものであ
り、アルカリ基剤および還元剤とからなり、それぞれ、
公知のものの中から、前記バット染料に応じて適宜に選
択され、配合されることとなる。そして、一般的に使用
されるアルカリ基剤としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩
基が挙げられ、また還元剤としては、ハイドロサルファ
イトナトリウム(亜二チオン酸ナトリウム)やこれをホ
ルマール化したロンガリット等が用いられる。
なお、これらアルカリ基剤と還元剤とは、同量使用す
るのが好ましく、また、その使用量は、多過ぎても少な
過ぎても、染色性が悪くなるところから、それぞれ、0.
05〜10.0重量%程度で配合されることとなる。より好ま
しくは、それら還元剤及びアルカリ基剤の溶解度と染色
剤の還元度の面から、0.1〜5.0重量%である。
るのが好ましく、また、その使用量は、多過ぎても少な
過ぎても、染色性が悪くなるところから、それぞれ、0.
05〜10.0重量%程度で配合されることとなる。より好ま
しくは、それら還元剤及びアルカリ基剤の溶解度と染色
剤の還元度の面から、0.1〜5.0重量%である。
そして、前記バット染料が、かかるアルカリ性還元剤
により還元され、水溶性のロイコ化合物とされた状態
で、水を主成分とする溶媒に溶解せしめられることによ
って、染色液が調製されることとなるが、本発明におい
ては、かかる溶媒には、レンズ表面への染色性を促進さ
せるために、所定の有機溶媒が配合される。このような
有機溶媒としては、メタノール、エタノール等の低級ア
ルコール、アセトン、アセトニトリルを挙げることが出
来る。なお、その使用量が多過ぎると、染料が完全に溶
解されないところから、約1〜90重量%の濃度にて使用
される。
により還元され、水溶性のロイコ化合物とされた状態
で、水を主成分とする溶媒に溶解せしめられることによ
って、染色液が調製されることとなるが、本発明におい
ては、かかる溶媒には、レンズ表面への染色性を促進さ
せるために、所定の有機溶媒が配合される。このような
有機溶媒としては、メタノール、エタノール等の低級ア
ルコール、アセトン、アセトニトリルを挙げることが出
来る。なお、その使用量が多過ぎると、染料が完全に溶
解されないところから、約1〜90重量%の濃度にて使用
される。
さらに、かかる染色液には、その粘性を調節するため
に、必要に応じて、増粘剤が配合せしめられる。かかる
増粘剤としては、通常使用されているものが何れも使用
可能であるが、例えば、アルギン酸ナトリウム、トラガ
ントゴム、グアーゴム、デンプン、カルボキシメチルセ
ルロース、更にはポリエチレングリコール等が用いられ
る。また、増粘剤の使用量が多過ぎると、染色液の粘性
が高くなって、染料のレンズ表面への浸透を妨げ、転写
性を低下せしめるため、その配合量は、10重量%程度以
下が好ましい。
に、必要に応じて、増粘剤が配合せしめられる。かかる
増粘剤としては、通常使用されているものが何れも使用
可能であるが、例えば、アルギン酸ナトリウム、トラガ
ントゴム、グアーゴム、デンプン、カルボキシメチルセ
ルロース、更にはポリエチレングリコール等が用いられ
る。また、増粘剤の使用量が多過ぎると、染色液の粘性
が高くなって、染料のレンズ表面への浸透を妨げ、転写
性を低下せしめるため、その配合量は、10重量%程度以
下が好ましい。
なお、特開平1−188824号公報において、本願出願人
が明らかにしている如く、かかる増粘剤として、特に、
ポリエチレングリコールを使用する場合には、均一な染
色が為されて、染色ムラの発生が防止され得る利点があ
る。
が明らかにしている如く、かかる増粘剤として、特に、
ポリエチレングリコールを使用する場合には、均一な染
色が為されて、染色ムラの発生が防止され得る利点があ
る。
要するに、上記の如く調製された染色液は、バット染
料を用いるものであるところから、溶媒である水が、前
記乾燥状態のレンズに良好に浸透することに基づいて、
発色成分であるバット染料(ロイコ化合物)のレンズへ
の浸透が有利に確保されるため、強固に染着し、良好な
染着マークが形成されるのである。
料を用いるものであるところから、溶媒である水が、前
記乾燥状態のレンズに良好に浸透することに基づいて、
発色成分であるバット染料(ロイコ化合物)のレンズへ
の浸透が有利に確保されるため、強固に染着し、良好な
染着マークが形成されるのである。
そして、かかる染色液を、前記乾燥状態に調整せしめ
られた含水性コンタクトレンズの所望の部分に適用する
べく、所定の染色操作が施されることとなる。その染色
操作は、従来から知られている各種の染色手法が何れも
採用され得るものであり、例えば、特開昭57−120912号
公報等に記載されたスクリーン捺染法、特開昭62−7322
8号公報等に記載されたアタッチメント治具法、特開昭5
3−45253号公報等に記載された多孔質スタンプを用いた
方法、シリコンパッド等を用いた転写法等を利用するこ
とが出来る。本発明にあっては、その中でも、スクリー
ン捺染法を採用することが染色のし易さ等の点から、特
に推奨されるものである。
られた含水性コンタクトレンズの所望の部分に適用する
べく、所定の染色操作が施されることとなる。その染色
操作は、従来から知られている各種の染色手法が何れも
採用され得るものであり、例えば、特開昭57−120912号
公報等に記載されたスクリーン捺染法、特開昭62−7322
8号公報等に記載されたアタッチメント治具法、特開昭5
3−45253号公報等に記載された多孔質スタンプを用いた
方法、シリコンパッド等を用いた転写法等を利用するこ
とが出来る。本発明にあっては、その中でも、スクリー
ン捺染法を採用することが染色のし易さ等の点から、特
に推奨されるものである。
なお、このスクリーン捺染法は、よく知られているよ
うに、所望の文字、図形、記号等に対応した型(網目部
分)を設けたスクリーンを、レンズに接するように重ね
て配置し、該スクリーンを通して、前記染色液をレンズ
表面に適用することによって、染色が為されるものであ
り、一度に大量のコンタクトレンズに対して適用するこ
とが可能である利点を有している。
うに、所望の文字、図形、記号等に対応した型(網目部
分)を設けたスクリーンを、レンズに接するように重ね
て配置し、該スクリーンを通して、前記染色液をレンズ
表面に適用することによって、染色が為されるものであ
り、一度に大量のコンタクトレンズに対して適用するこ
とが可能である利点を有している。
ここで、既に述べたように、染色が施されるべき含水
性コンタクトレンズは、乾燥状態に調整されており、柔
軟性が低いものであるところから、その凹凸面が反転す
ることが効果的に防止されているのであり、かかる染色
操作に際して、常にレンズ表面がレンズ凸面として与え
られるようになっている。よって、レンズの凹凸面に従
って、染色液を適用することにより、表裏を間違えて染
色することが、極めて効果的に防止され得るのである。
性コンタクトレンズは、乾燥状態に調整されており、柔
軟性が低いものであるところから、その凹凸面が反転す
ることが効果的に防止されているのであり、かかる染色
操作に際して、常にレンズ表面がレンズ凸面として与え
られるようになっている。よって、レンズの凹凸面に従
って、染色液を適用することにより、表裏を間違えて染
色することが、極めて効果的に防止され得るのである。
このようにして、レンズ表面に染色液が適用される
と、染色液中の水分の良好な浸透性に基づいて、水溶化
されたバット染料がレンズ内部に良好に浸透するのであ
り、その後、所定の酸化処理を施すことにより、バット
染料を不溶化せしめて、以て所望の文字、図形、記号等
を染着することが出来るのである。
と、染色液中の水分の良好な浸透性に基づいて、水溶化
されたバット染料がレンズ内部に良好に浸透するのであ
り、その後、所定の酸化処理を施すことにより、バット
染料を不溶化せしめて、以て所望の文字、図形、記号等
を染着することが出来るのである。
なお、かかる酸化処理は、空気中の酸素や水中の溶存
酸素にて容易に行なわれ、例えば、空気中に放置するこ
とにより、空気酸化によって酸化処理を実現することが
出来、或いは、熱水中の沸騰処理により、実施されるこ
ととなるが、加熱することにより、酸化をより速く進行
せしめることが出来るため、本発明にあっては、そのよ
うな加熱操作が有利に採用される。なお、染料の浸透を
促し、強固に染着するために、数秒〜数分間酸化処理す
ることが好ましい。
酸素にて容易に行なわれ、例えば、空気中に放置するこ
とにより、空気酸化によって酸化処理を実現することが
出来、或いは、熱水中の沸騰処理により、実施されるこ
ととなるが、加熱することにより、酸化をより速く進行
せしめることが出来るため、本発明にあっては、そのよ
うな加熱操作が有利に採用される。なお、染料の浸透を
促し、強固に染着するために、数秒〜数分間酸化処理す
ることが好ましい。
そして、かかる酸化処理の後、レンズ固定治具よりレ
ンズを取り外して、または、レンズ固定治具と共に、コ
ンタクトレンズを水中へ浸漬させることにより、膨潤し
た含水性コンタクトレンズを得ることが出来るのであ
る。その際、レンズ表面について固着していない余分の
染料および染色液中のアルカリを取り除くため、よく水
で洗い流し、洗浄するのが好ましい。
ンズを取り外して、または、レンズ固定治具と共に、コ
ンタクトレンズを水中へ浸漬させることにより、膨潤し
た含水性コンタクトレンズを得ることが出来るのであ
る。その際、レンズ表面について固着していない余分の
染料および染色液中のアルカリを取り除くため、よく水
で洗い流し、洗浄するのが好ましい。
(実施例) 以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本発明を更
に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、その
ような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるも
のでないことは、言うまでもないところである。
に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、その
ような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるも
のでないことは、言うまでもないところである。
また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上
記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限
りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修
正、改良等を加え得るものであることが、理解されるべ
きである。
記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限
りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修
正、改良等を加え得るものであることが、理解されるべ
きである。
先ず、下記第1表に示す配合に従って、5種類の染色
液(A〜E)を調製し、次いで、これらの染色液を用い
て、材質の異なる3種類の含水性コンタクトレンズに対
して染色操作を施した。
液(A〜E)を調製し、次いで、これらの染色液を用い
て、材質の異なる3種類の含水性コンタクトレンズに対
して染色操作を施した。
実施例 1〜2 ジメチルアクリルアミドを主成分とする重合体からな
る、含水率:80%を示す含水性コンタクトレンズ材料を
用いて、加工して得られた含水性コンタクトレンズを、
乾燥状態のまま、レンズ固定治具上に固定して、その上
からマーキング用スクリーンを加圧しながら接触させ、
前記染色液AまたはBを、スポイトを用いて、それぞれ
1滴づつ垂らした。
る、含水率:80%を示す含水性コンタクトレンズ材料を
用いて、加工して得られた含水性コンタクトレンズを、
乾燥状態のまま、レンズ固定治具上に固定して、その上
からマーキング用スクリーンを加圧しながら接触させ、
前記染色液AまたはBを、スポイトを用いて、それぞれ
1滴づつ垂らした。
次いで、室温で20秒間放置した後、それらコンタクト
レンズを、レンズ固定治具ごと生理食塩水中へ浸漬した
結果、何れも所望の記号が良好に染色された含水コンタ
クトレンズを得た。
レンズを、レンズ固定治具ごと生理食塩水中へ浸漬した
結果、何れも所望の記号が良好に染色された含水コンタ
クトレンズを得た。
実施例 3 2−ヒドロキシメチルメタクリレートを主成分とする
重合体からなる。含水率:38%を示す含水性コンタクト
レンズ材料を用いて、加工して得られた含水性コンタク
トレンズを、レンズ固定治具上に固定し、その上からマ
ーキング用スクリーンを加圧しながら接触させ、前記染
色液Cを、スポイトを用いて1滴垂らした。
重合体からなる。含水率:38%を示す含水性コンタクト
レンズ材料を用いて、加工して得られた含水性コンタク
トレンズを、レンズ固定治具上に固定し、その上からマ
ーキング用スクリーンを加圧しながら接触させ、前記染
色液Cを、スポイトを用いて1滴垂らした。
次いで、室温で20秒間放置した後、かかるコンタクト
レンズをレンズ固定治具より取り外し、界面活性剤:プ
ロノン204(商品名)を0.3%含有する0.9%食塩水中へ
浸漬した後、すすいだところ、得られた膨潤状態のレン
ズには、所望の記号が良好に染色されていた。
レンズをレンズ固定治具より取り外し、界面活性剤:プ
ロノン204(商品名)を0.3%含有する0.9%食塩水中へ
浸漬した後、すすいだところ、得られた膨潤状態のレン
ズには、所望の記号が良好に染色されていた。
実施例 4〜5 酢酸ビニルを主成分とする重合体からなる、含水率:8
0%を与える含水性コンタクトレンズ材料を用いて、加
工して得られた含水性コンタクトレンズを、レンズ固定
治具上に固定し、その上からマーキング用スクリーンを
加圧しながら接触させ、前記染色液DまたはEをスポイ
トを用いて1滴垂らした。
0%を与える含水性コンタクトレンズ材料を用いて、加
工して得られた含水性コンタクトレンズを、レンズ固定
治具上に固定し、その上からマーキング用スクリーンを
加圧しながら接触させ、前記染色液DまたはEをスポイ
トを用いて1滴垂らした。
次いで、室温で90秒間放置した後、かかるコンタクト
レンズをレンズ固定治具より外し、0.25NのNaOH−メタ
ノール中へ2時間浸漬させて、ケン化した。しかる後、
これを水洗し、更に24時間煮沸したところ、所望の記号
が染色された含水性コンタクトレンズが得られた。
レンズをレンズ固定治具より外し、0.25NのNaOH−メタ
ノール中へ2時間浸漬させて、ケン化した。しかる後、
これを水洗し、更に24時間煮沸したところ、所望の記号
が染色された含水性コンタクトレンズが得られた。
(発明の効果) 以上述べたところから明らかなように、本発明手法に
依れば、含水性コンタクトレンズの染色操作に際して、
柔軟性の低い、含水率が5%以下の乾燥状態のレンズを
使用するところから、レンズの凹凸面が反転することが
なく、常にレンズ表面がレンズ凸面として与えられるの
である。従って、レンズの凹凸面に所望の染色操作を施
すことにより、レンズの表裏の所要の面の目的とする部
位に正しく染色を施すことが出来るのである。
依れば、含水性コンタクトレンズの染色操作に際して、
柔軟性の低い、含水率が5%以下の乾燥状態のレンズを
使用するところから、レンズの凹凸面が反転することが
なく、常にレンズ表面がレンズ凸面として与えられるの
である。従って、レンズの凹凸面に所望の染色操作を施
すことにより、レンズの表裏の所要の面の目的とする部
位に正しく染色を施すことが出来るのである。
そして、かかる手法において、染色液をレンズに適用
するに際して、所要の文字、図形、記号等を設けたスク
リーンを用いて、捺染するようにすれば、極めて容易に
染色を行なうことが出来るのであり、一度に大量の染色
を行なうことが出来る特徴を発揮するものである。
するに際して、所要の文字、図形、記号等を設けたスク
リーンを用いて、捺染するようにすれば、極めて容易に
染色を行なうことが出来るのであり、一度に大量の染色
を行なうことが出来る特徴を発揮するものである。
フロントページの続き (72)発明者 横山 康弘 愛知県名古屋市西区枇杷島3丁目12番7 号 株式会社メニコン枇杷島研究所内 (72)発明者 柴田 孝則 愛知県名古屋市西区枇杷島3丁目12番7 号 株式会社メニコン枇杷島研究所内 (72)発明者 加藤 安幸 愛知県名古屋市西区枇杷島3丁目12番7 号 株式会社メニコン枇杷島研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−264719(JP,A) 特開 昭53−45253(JP,A) 特開 平1−188824(JP,A) 特開 平3−100623(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】含水率が5%以下の乾燥状態の含水性コン
タクトレンズを用い、その所望の部分に、0.05〜2.0重
量%のバット染料およびアルカリ性還元剤を、水を主成
分とし、これに、低級アルコール、アセトン及びアセト
ニトリルからなる群より選ばれた有機溶媒を配合してな
る溶媒に溶解、含有せしめてなる染色液を適用した後、
かかるバット染料を不溶化せしめて、所望の文字、図
形、記号等を染着することを特徴とする含水性コンタク
トレンズの染色方法。 - 【請求項2】含水率が5%以下の乾燥状態の含水性コン
タクトレンズに対して、所要の文字、図形、記号等を設
けたスクリーンを接するように重ねて配置した後、0.05
〜2.0重量%のバット染料およびアルカリ性還元剤を、
水を主成分とし、これに、低級アルコール、アセトン及
びアセトニトリルからなる群より選ばれた有機溶媒を配
合してなる溶媒に溶解、含有せしめてなる染色液を浸透
または付着させ、次いで不溶化せしめることを特徴とす
る含水性コンタクトレンズの染色方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1244137A JP2557986B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 含水性コンタクトレンズの染色方法 |
US07/826,769 US5244470A (en) | 1989-09-20 | 1992-01-28 | Method for marking a water-absorptive contact lens: dyeing dry lens with a mark using reduced vat dye and then making the dye insoluble |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1244137A JP2557986B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 含水性コンタクトレンズの染色方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107121A JPH03107121A (ja) | 1991-05-07 |
JP2557986B2 true JP2557986B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=17114312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1244137A Expired - Fee Related JP2557986B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 含水性コンタクトレンズの染色方法 |
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JP2003515787A (ja) | 1999-11-01 | 2003-05-07 | ドーシ,プレイフール | 薄く色付けられたレンズとその製造方法 |
US7048375B2 (en) * | 1999-11-01 | 2006-05-23 | Praful Doshi | Tinted lenses and methods of manufacture |
US6880932B2 (en) * | 1999-11-01 | 2005-04-19 | Praful Doshi | Tinted lenses and methods of manufacture |
US7267846B2 (en) * | 1999-11-01 | 2007-09-11 | Praful Doshi | Tinted lenses and methods of manufacture |
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US6733126B2 (en) | 2001-06-29 | 2004-05-11 | Daniel G. Streibig | Colored contact lens and method of making same |
US6655804B2 (en) * | 2001-06-29 | 2003-12-02 | Daniel G. Streibig | Colored contact lens and method of making same |
US7330579B2 (en) | 2002-11-13 | 2008-02-12 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Automated inspection of tinted ophthalmic parts |
DE102004047156A1 (de) * | 2004-09-29 | 2006-03-30 | Stefan Kloth | Aufbewahrungs-, Reinigungs- und/oder Pflegelösung für Kontaktlinsen |
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US9690115B2 (en) | 2010-04-13 | 2017-06-27 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Contact lenses displaying reduced indoor glare |
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US8820924B2 (en) * | 2012-07-31 | 2014-09-02 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Inversion marking for contact lenses |
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JPS5345253A (en) * | 1976-10-05 | 1978-04-22 | Toppan Printing Co Ltd | Contact lens |
US4238524A (en) * | 1978-03-06 | 1980-12-09 | American Optical Corporation | Process for identification marking clear plastic articles |
JPS58104286A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-21 | ジェイエスアール株式会社 | 着色された成形品の製造方法 |
US4518390A (en) * | 1984-03-23 | 1985-05-21 | Ryder International Corporation | Lens tinting fixture and system utilizing said fixture |
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JP2557986B2 (ja) * | 1989-09-20 | 1996-11-27 | トーメー産業株式会社 | 含水性コンタクトレンズの染色方法 |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1244137A patent/JP2557986B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-01-28 US US07/826,769 patent/US5244470A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03107121A (ja) | 1991-05-07 |
US5244470A (en) | 1993-09-14 |
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