JPS5939553B2 - 染色方法 - Google Patents
染色方法Info
- Publication number
- JPS5939553B2 JPS5939553B2 JP51074653A JP7465376A JPS5939553B2 JP S5939553 B2 JPS5939553 B2 JP S5939553B2 JP 51074653 A JP51074653 A JP 51074653A JP 7465376 A JP7465376 A JP 7465376A JP S5939553 B2 JPS5939553 B2 JP S5939553B2
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- JP
- Japan
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- water
- resin
- dye
- dyeing
- dyed
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- Expired
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/04—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
- G02B1/041—Lenses
- G02B1/043—Contact lenses
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C7/00—Optical parts
- G02C7/02—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
- G02C7/021—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses with pattern for identification or with cosmetic or therapeutic effects
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒドロキシエチルメタアクリレート樹脂または
これを主要モノマー成分とする樹脂への染色方法に関す
る。
これを主要モノマー成分とする樹脂への染色方法に関す
る。
ヒドロキシメタクリレート樹脂は、ヒドロキシル基を有
する分子構造により水に不溶性でありながら、吸湿性お
よび水膨潤性がされめてすぐれた樹脂として特徴がある
。
する分子構造により水に不溶性でありながら、吸湿性お
よび水膨潤性がされめてすぐれた樹脂として特徴がある
。
そして、従来からこの樹脂をフィルム、膜、成形物など
に加工し、この性質を生かした応用物がいくつか開発さ
れている。
に加工し、この性質を生かした応用物がいくつか開発さ
れている。
これらはそれぞれ用途に応じて染色したり、文字、絵柄
等の画像を印刷する必要が当然生ずる。
等の画像を印刷する必要が当然生ずる。
しかしながら、この樹脂の特性から、水あるいは水蒸気
の雰囲気の中で使われるため、通常の油性インキによる
印刷は不可能であり、また水性のインキまたは染色液を
用いて印刷、染色できても、その画像は樹脂が水で膨潤
するため染着されず溶出してしまう。
の雰囲気の中で使われるため、通常の油性インキによる
印刷は不可能であり、また水性のインキまたは染色液を
用いて印刷、染色できても、その画像は樹脂が水で膨潤
するため染着されず溶出してしまう。
従来から試みられている例を挙げると、例えばヒドロキ
シメタクリレート樹脂を水溶性染料溶液に接触させると
容易に染色され鮮明な画像が得られるが、これを水中に
長く保存すると次第に染料が溶出し、画像が消えてしま
う。
シメタクリレート樹脂を水溶性染料溶液に接触させると
容易に染色され鮮明な画像が得られるが、これを水中に
長く保存すると次第に染料が溶出し、画像が消えてしま
う。
また、油性溶剤中に染料、顔料、バインダー樹脂等を溶
解、分散させた一般的なインキにてこの樹脂成品表面に
印刷すると一時的には鮮明に印刷できても、水中に長く
保存するとインキの接着力が弱くなり、印刷画像は次第
にうずくなる。
解、分散させた一般的なインキにてこの樹脂成品表面に
印刷すると一時的には鮮明に印刷できても、水中に長く
保存するとインキの接着力が弱くなり、印刷画像は次第
にうずくなる。
以上の例のように、ヒドロキシメタクリレート樹脂製品
への印刷、染色を行なう場合、普通に考えられるインキ
の接着力へを利用する方法や、樹脂への単なる染色によ
る方法は不適当であることが明らかとなった。
への印刷、染色を行なう場合、普通に考えられるインキ
の接着力へを利用する方法や、樹脂への単なる染色によ
る方法は不適当であることが明らかとなった。
本発明は、この点を考慮して鋭意検討の結果酸されたも
のであり、その要旨とするところは、ヒドロキシエチル
メタアクリレートまたはこれを主要上ツマー成分とする
樹脂への染色方法において、該樹脂の所望の部分に水可
溶性バット染料ロイコ体を浸透させた後、該樹脂を酸化
剤水溶液中に浸漬させることを特徴とする染色方法であ
り、従来の欠点を原理的に解消するきわめて有効な方法
であって、この発明の基本となる水不溶化処理により、
染料が樹脂の高分子網目構造内にからまり、樹脂を水で
膨潤させても流れ出すことがなく、極めて安定な染着画
像を形成することができる。
のであり、その要旨とするところは、ヒドロキシエチル
メタアクリレートまたはこれを主要上ツマー成分とする
樹脂への染色方法において、該樹脂の所望の部分に水可
溶性バット染料ロイコ体を浸透させた後、該樹脂を酸化
剤水溶液中に浸漬させることを特徴とする染色方法であ
り、従来の欠点を原理的に解消するきわめて有効な方法
であって、この発明の基本となる水不溶化処理により、
染料が樹脂の高分子網目構造内にからまり、樹脂を水で
膨潤させても流れ出すことがなく、極めて安定な染着画
像を形成することができる。
次に本発明のさらに具体的な説明をする。
まず、水可溶性バット染料ロイコ体であるが、この染料
は周知のとおり、バット染料を還元してスルホン酸塩と
した水溶性化合物でこのままでは無色のロイコ体である
。
は周知のとおり、バット染料を還元してスルホン酸塩と
した水溶性化合物でこのままでは無色のロイコ体である
。
この状態の染料を含む染色液またインキを用いて樹脂と
接触させるとこの染料はその親和性により樹脂内に浸透
される。
接触させるとこの染料はその親和性により樹脂内に浸透
される。
その後、樹脂を酸化剤の水溶液中に浸漬すると染料は酸
化反応により水不溶化し、かつ発色し、樹脂内に固着さ
れることになり、きわめて安定な画像が形成される。
化反応により水不溶化し、かつ発色し、樹脂内に固着さ
れることになり、きわめて安定な画像が形成される。
水可溶性バット染料ロイコ体としては、市販の水可溶性
バット染料ロイコ体がすべて使用できる。
バット染料ロイコ体がすべて使用できる。
染色液、インキとするためにこの染料の他に安定剤、印
刷適性を向上させる添加剤を水に溶かす。
刷適性を向上させる添加剤を水に溶かす。
酸化剤としては通常硫酸または亜硝酸の水溶液を用いる
。
。
ヒドロキシメタクリレート樹脂の応用例として最近ソフ
トコンタクトレンズが注目されている。
トコンタクトレンズが注目されている。
この樹脂が水に膨潤した状態は軟かくて親水性であるた
め眼の中に装着した際に異和感がないことがコンタクト
レンズ材として最適であるからである。
め眼の中に装着した際に異和感がないことがコンタクト
レンズ材として最適であるからである。
このコンタクトレンズは使用者によってわん曲率、レン
ズの度が異なるので、これを区別するためにレンズの周
辺近傍に符号および番号を表示しなければならない。
ズの度が異なるので、これを区別するためにレンズの周
辺近傍に符号および番号を表示しなければならない。
しかも、この表示は実際の使用と同じ状態すなわち水に
充分膨潤した状態で曲率および度を測定した直後に、し
たがって水に充分膨潤した状態で行なう必要がある。
充分膨潤した状態で曲率および度を測定した直後に、し
たがって水に充分膨潤した状態で行なう必要がある。
さらに表示された印字はこのレンズの装着中はもちろん
、その地条数回の沸湯水中での煮沸消毒操作中において
も絶対に消滅してはならない。
、その地条数回の沸湯水中での煮沸消毒操作中において
も絶対に消滅してはならない。
このような特殊条件下での印字には本発明の印字方法が
きわめて有効である。
きわめて有効である。
以下実施例について説明する。
実施例 1
2−ヒドロキシエチルメタアクリレート樹脂から成る透
明フィルムを水可溶性バット染料アンソラゾール04G
(ヘキスト社製)水溶液(濃度30 g/l )に10
分間浸漬(下漬け)し、これをとり出し、表面に付着し
た溶液を除去した後、66゜Be’硫酸(濃度約10c
c/l)および亜硝酸ソーダ(濃度約0.5g/IV)
を水に溶かした溶液(発色浴)に15分間浸漬すると、
フィルムは均一に青色に染色できた。
明フィルムを水可溶性バット染料アンソラゾール04G
(ヘキスト社製)水溶液(濃度30 g/l )に10
分間浸漬(下漬け)し、これをとり出し、表面に付着し
た溶液を除去した後、66゜Be’硫酸(濃度約10c
c/l)および亜硝酸ソーダ(濃度約0.5g/IV)
を水に溶かした溶液(発色浴)に15分間浸漬すると、
フィルムは均一に青色に染色できた。
その後、このフィルムを充分水洗し、未反応の染料を洗
い落した。
い落した。
この方法で染色したフィルムの染着性を調べるためにこ
のフィルムを沸騰水中で数時間煮沸(堅牢試験)したが
、色が薄くなることなく、堅牢な染着ができたことが確
められた。
のフィルムを沸騰水中で数時間煮沸(堅牢試験)したが
、色が薄くなることなく、堅牢な染着ができたことが確
められた。
なお、その他の水可溶性バット染料ロイコ体を用いて同
様の操作で染着したところ、はぼ同様の結果を得た。
様の操作で染着したところ、はぼ同様の結果を得た。
実施例 2
架橋剤2−ヒドロキシエチルメタアクリレート樹脂より
加工されたソフトコンタクトレンズは生理食塩水中に浸
漬して膨潤させである。
加工されたソフトコンタクトレンズは生理食塩水中に浸
漬して膨潤させである。
このレンズを取出し表面の水を除去した後、レンズの周
辺近傍の所定の位置に水可溶性バット染料アントラゾー
ルピンク13B(ヘキスト社製)3部、クリセリン13
部、水14部から成るインキを含浸させた多孔性、スポ
ンジラバー製ゴム印にて文字を印字した。
辺近傍の所定の位置に水可溶性バット染料アントラゾー
ルピンク13B(ヘキスト社製)3部、クリセリン13
部、水14部から成るインキを含浸させた多孔性、スポ
ンジラバー製ゴム印にて文字を印字した。
その後、このレンズを実施例1に示す発色浴中に浸漬す
ると鮮明な赤色の文字が発色してきた。
ると鮮明な赤色の文字が発色してきた。
この染着文字は実施例1と同様な堅牢試験に十分耐えた
。
。
尚、この実施例について、その他の水可溶性バット染料
ロイコ体を用いても同様の結果が得られた。
ロイコ体を用いても同様の結果が得られた。
Claims (1)
- 1 ヒドロキシエチルメタアクリレートまたはこれを主
要モノマー成分とする樹脂への染色方法において、該樹
脂の所望の部分に水可溶性バット染料ロイコ体を浸透さ
せた後、該樹脂を酸化剤水溶液中に浸漬させることを特
徴とする染色方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51074653A JPS5939553B2 (ja) | 1976-06-24 | 1976-06-24 | 染色方法 |
GB25955/77A GB1583492A (en) | 1976-06-24 | 1977-06-21 | Method of dyeing or printing hydrogel resin |
AU26275/77A AU515096B2 (en) | 1976-06-24 | 1977-06-21 | Method of dyeing or printing hydrogel resin |
CA281,252A CA1093763A (en) | 1976-06-24 | 1977-06-23 | Method of dyeing or printing hydrogel resin |
FR7719341A FR2355642A1 (fr) | 1976-06-24 | 1977-06-23 | Methode de teinture ou d'impression de resine hydrogel |
DE2728613A DE2728613C3 (de) | 1976-06-24 | 1977-06-24 | Verfahren zum Färben oder Bedrucken von Formkörpern, Bögen, Bahnen oder aufgezogenen Schichten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51074653A JPS5939553B2 (ja) | 1976-06-24 | 1976-06-24 | 染色方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5313673A JPS5313673A (en) | 1978-02-07 |
JPS5939553B2 true JPS5939553B2 (ja) | 1984-09-25 |
Family
ID=13553393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51074653A Expired JPS5939553B2 (ja) | 1976-06-24 | 1976-06-24 | 染色方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939553B2 (ja) |
AU (1) | AU515096B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PT75373B (en) * | 1981-08-12 | 1986-06-18 | Agripat Sa | Process for the preparation of tinted contact lenses |
JPS58104286A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-21 | ジェイエスアール株式会社 | 着色された成形品の製造方法 |
JPS5989334A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-23 | Hoya Corp | 感光性プラスチツク製品の製造法 |
CA1233302A (en) * | 1983-04-11 | 1988-03-01 | Miles W. Press | Tinted hydrogel plastic articles and method of tinting them |
JPS6231821A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-10 | Nippon Contact Lens:Kk | コンタクトレンズのマ−キング法 |
JPH071352B2 (ja) * | 1986-02-10 | 1995-01-11 | ト−メ−産業株式会社 | ソフトコンタクトレンズのマ−キング方法 |
JPS6398628A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-30 | ハイドロン・リミテッド | 不透明着色方法 |
EP0480049B1 (en) * | 1990-03-30 | 1995-06-07 | Hoya Corporation | Process for coloring polymer |
-
1976
- 1976-06-24 JP JP51074653A patent/JPS5939553B2/ja not_active Expired
-
1977
- 1977-06-21 AU AU26275/77A patent/AU515096B2/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5313673A (en) | 1978-02-07 |
AU515096B2 (en) | 1981-03-19 |
AU2627577A (en) | 1979-01-04 |
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