JPS5989334A - 感光性プラスチツク製品の製造法 - Google Patents

感光性プラスチツク製品の製造法

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JPS5989334A
JPS5989334A JP57198632A JP19863282A JPS5989334A JP S5989334 A JPS5989334 A JP S5989334A JP 57198632 A JP57198632 A JP 57198632A JP 19863282 A JP19863282 A JP 19863282A JP S5989334 A JPS5989334 A JP S5989334A
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photosensitive
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photosensitive plastic
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Shigeo Komiya
小宮 重夫
Koji Sato
弘次 佐藤
Hajime Kamiya
神谷 肇
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Hoya Corp
Hoya Lens Corp
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Hoya Corp
Hoya Lens Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紫外線によって着色できる感光性シラスチッ
ク製品の製造法に関するものである。
従来、透明なプラスチック成形品の着色は、有機系分散
染料を分散させた熱水中に、成形品を浸漬することによ
シ行われていた。このようないわゆる染色法は、人体に
対して有害な染料を使用するため大量に用いることは好
ましくなく、眼鏡レンズやコンタクトレンズ等の小型の
成形品には利用できても大型の成形品に対して利用しに
くい欠点を有していた。また、浴中の染料濃度が、使用
回数が増すとともに変化し、一定の色調、濃度の製品を
得ることが難かしいという問題があり、レンズの染色に
は熟練が要求されていた。更に、レンズを店頭染色する
際、一度耐着すると落ちにくい染料を使用する為、作業
自体がきわめて煩しいものであった。
本発明の目的は、分散染料や水を使用しなくとも容易に
着色させることができるプラスチック製品の製造法を提
供することにちる。
本発明者らは、従来のプラスチック製品のこのような欠
点を改善すべく鋭意検討した結果、感光性物質を透明重
合体中に含有させれば、該重合体を紫外線照射によシ容
易に着色させることができることを見い出し、本発明に
到達した。
すなわち本発明の要旨は、透明硬質重合体から成る成形
体を、感光性物質を溶かした溶媒中に浸漬することを特
徴とする感光性プラスチック製品の製造法にある。
本発明で利用できる感光性物質としては、紫外線によシ
感光されかつ溶媒に溶解することのできるものであれば
伺でもよいが、特に好ましくは、銀イオン、金イオン、
銅イオン、セリウムイオン等のコロイドが着色する金属
イオンを用いることができる。かかる金属イオンは、硝
酸塩、硫酸塩、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、酢酸塩、シアン
化物、ハロゲン化物及び錯塩の形で溶媒に溶かして、硬
質重合体中に導入することができる。
これらの感光性物質は、単独もしくは2種以上組合せて
用いることができるが、各種溶媒に対する溶解性の点か
ら、金属の硝酸塩及び錯塩が最も使用し易い。また、溶
媒としては水及び極性の大きい有機溶媒を利用できるが
、安全性や作業性から水、アルコールまたは両者の混合
溶媒を用いることが好ましい。成形体浸漬時の液温は、
溶媒によって異なるが、水の場合は、80℃以上、アル
コールの場合は20℃〜60℃の範囲が好適に用いられ
る。
本発明にかかる透明硬質重合体としては、ジエチレング
リコールビスアリルカーボネート系重合体、ジアリルフ
タレート系重合体、アクリル系重合体、スチレン系重合
体を挙げることができるが、中でも製品物性の点からジ
エチレングリコールビスアリルカーボネート系重合体が
特に好ましい。
ジアリルフタレート系重合体としては、ジアリルオルソ
フタレート、ジアリルイソフタレート、ジアリルテレフ
タレート等を主成分とする重合体、アクリル系重合体と
してはヒドロキシエチルメタクリレート、メチルメタク
リレート、メチルアクリレート、シクロへキシルメタク
リレート、シクロヘキシルアクリレート等を主成分とす
る重合体、スチレン系重合体としては、スチレン1.メ
チルスチレン、クロルスチレン等を主成分とする重合体
を用いることができる。
透明硬質重合体として、下記に示した官能基を有するラ
ジカル重合可能な単量体0.1〜60重量%と前記主単
量体70〜99.9重量係との共重合体を用いることに
より、自在に各種の色を出すことができる。
−OH,−000H,−0000H3、−CJ、−Br
 、  −C!N 。
−OR(R: an3.02H5,C3Hγ、 04H
9又はC6H5)前記官能基を有する単量体を共重合せ
ず、ジエチレングリコールぎスアリルカーボネート、ジ
アリルイソフタレート、メチルメタクリレート等を単独
で重合成形体とした場合は、感光性物質を成。
形体中に含有させても黄色にしか着色させることができ
ない。−万前記官能基を有する単量体を共重合した場合
には、単量体の種類、共重合比によシ、赤色、燈色、黄
色、茶色、褐色、紫色、灰色等を出すととができる。ま
た、同一重合体では、感光性物質を含有した溶°液に長
時間浸漬する程、感光時の色の吸収極太が長波長側ヘシ
フトする傾向にあシ、紫外線照射時間を長くすると着色
濃度が濃くなる。したがって、浸漬時間と照射時間をコ
ントロールすることにより無色透明物質から色調と着色
濃度を自由に変えた製品を製造できる。
かくの如き本発明の方法によれば、店頭における着色時
に従来の染色法のように有害な染料や熱水を使用せず、
紫外線照射のみを行えばよく、きわめて簡単に着色する
こと示できる。しかも、色調、着色濃度の調節も容易で
あシ、従来の染色法のように同一素材でも硬さが異なれ
ば色調、濃度が変化してしまうといった欠点も解決され
、その工業的意義はきわめて大きなものがある。
実施例1 ジエチレングリコールビスアリルヵーボネ−1・97部
、了りルクロライド6部、ジイソプロピルパーオキシジ
カーボネート5部及び2−ヒドロキシ−4−n−オクト
キシベンゾフェノン0.1部から成る混合液を、2枚の
平板ガラスと樹脂製ガスケットとを組み合せて成る鋳型
中に注入したのち、40℃から80℃まで24時間かけ
て昇温した。重合終了後、鋳型から成形体を取シ外し、
90℃の25係硝酸銀水溶液中に一定時間浸漬したのち
、90℃の熱水中に5分間保持した。得られた成形体は
無色透明であわ、400Wの水銀灯で一定時間紫外線照
射すると、浸漬時間及び照射時間の違いにより種々の色
に着色した。
第1図は、実施例1における硝酸銀水溶液への浸漬時間
と成形体(径65韮、厚さ2.0酊の平板)の透過率曲
線の関係を示したものである。尚、紫外線照射は、■〜
Oとも5分間照射である。
■ 浸漬時間2時間の時の透過率曲線 @〃4tt     tt ○   〃  6 〃    〃 ○   〃8〃I 第2図は、実施例1における、紫外線照射時間と成形体
(径65龍、厚さ2.0朋の平板)の透過率曲線の関係
を示したものである。尚、硝酸銀水溶液には、■〜Oと
も4時間浸漬した。
■ 照射時間5分後の透過率曲線 @  〃 10分  〃 ○ 照射時間15分後の透過率曲線 @  〃 20分  〃 実施例2 ジエチレングリコールぎスアリルカーボネート80部、
酢酸ビニル20部、ジイソプロピルパ−オキシジカーボ
ネート5部、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキンベン
ゾフェノン0.1部から成る混合液を2枚の平板ガラス
と樹脂製ガスケットから成る鋳型中に注入したのち、4
0℃から85℃まで16時間かけて昇温しだ。重合終了
後、鋳型から成形体を取り出し、50℃の40%硝酸銀
メタノール溶液に16時間浸漬したのち、100℃の乾
燥型中に60分保持した。得られた成形体は、無色透明
であシ、IKWの水銀灯で6分間紫外線照射すると赤紫
色に着色し、透過率は57チ(550nm )となった
。ここで着色した色は、1力月間室内放置しても安定で
変化することはなかった。
実施例6 ジエチレングリコールビスアリルカーざネート90部、
グリシジルメタクリレート10部、ジイソゾロピルパー
オキシジカーボネート6部、2−ヒドロキシ−4−n−
オクトキシベンゾフェノン0.1部から成る混合液を2
枚のガラスモールドと樹脂製ガスケットから成る鋳型中
に注入したのち、40℃から80 ’Cまで24時間か
げて昇温しだ。
重合終了後、鋳型からレンズ形状をした成形体を取り出
し、60℃の10%硝酸銀溶液(水/エタノール−1/
l)に24時間浸漬したのち、ioo℃の乾燥型中に6
0分間保持した。得られた成形体は無色透明であり、4
00Wの水銀灯で15分間紫欠線を照射すると、褐色に
着色し、透過率は65%(550nm )となった。こ
こで着色した色は、1力月間室内放置しても安定で変化
することはなかった。
実施例4 メチルメタクリレート90部、メタアクリル酸8部、エ
チレングリコールジメタクリレート2部。
アゾビスイソブチロニトリル0.1部から成る混合液を
40℃から80℃まで12時間かけて昇温した。得られ
た成形体を研磨加工してコンタクトレンズとし、これを
5チ硝酸銀メタノール溶液に20℃で1時間浸漬させた
。得られたコンタクトレンズは無色透明であp、600
Wの水銀灯で紫外線を60秒間照射すると、茶褐色に着
色し、透過率は72 % (550nm )であった。
着色した色は1力月間室内放置しても安定で変化するこ
とはなかった。
実施例5 ジアリルテレフタレート70部、ベンジルメタクリレー
ト25部、トリアリルイソシアヌレート5部、ジイソプ
ロピルパーオキシカーホメート4部から成る混合液を2
枚のガラスモールドと樹脂製ガスケットから成る鋳型に
注入したのち、40℃から90℃まで24時間かレナて
昇温した。重合終了後、鋳型から成形体を取υ外し、8
0℃の10%金(I)シアン酸カリウム水溶液中に2時
間浸漬した。得られたレンズは無色透明であシ、400
Wの水銀灯によ)紫外線を10分間照射したところ赤燈
色に着色し、透過率は82%(550nm)となった。
この色は、室温で1力月間放置しても変化せず安定であ
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1における硝酸銀水溶液への浸漬時間と
成形体の透過率曲線の関係を示したものである。 第2図は、実施例1における紫外線照射時間と成形体の
透過率曲線の関係を示したものである。 代理人 浅  村   皓 外4名

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明硬質重合体から成る成形体を、感光性物質を
    溶かした溶媒中に浸漬することを特徴とする感光性プラ
    スチック製品の製造法。
  2. (2)感光性物質がコロイドが着色する金属イオンであ
    る特許請求の範囲第1項記載の感光性プラスチック製品
    の製造法。
  3. (3)  前記金属イオンが、銀イオン、金イオン、銅
    イオン及びセリウムイオンからなる群から選ばれる一種
    以上である特許請求の範囲第2項記載の感光性プラスチ
    ック製品の製造法。
  4. (4)  前記金属イオンを硝酸塩又は錯塩の形で供給
    する特許請求の範囲第6項記載の感光性プラスチック製
    品の製造法。
  5. (5)溶媒が、水、アルコール及び水とアルコールの混
    合物から選択される特許請求の範囲第1項〜第4項のい
    ずれかに記載の感光性プラスチック製品の製造法。
  6. (6)透明硬質重合体が、ジエチレングリコールビスア
    リルカーボネート系共重合体、ジアリルフタレート系共
    重合体、アクリル系共重合体及びスチレン系共重合体か
    らなる群から選択される特許請求の範囲第1項記載の感
    光性プラスチック製品の製造法。
  7. (7)透明硬質重合体が、下記の官能基を有するラジカ
    ル重合可能な単量体0.1〜30重量%と主単量体70
    〜99.9重量%との共重合体である特許請求の範囲第
    6項記載の感光性プラスチック製品の製造法。 −OH−−000H% −0000H3、−CJ、−B
    r 、 −ON 5−0R(R:OH3,a2H5,0
    3H7,04H9又はC!6H5)、−【プH2、+0
    H2−OH2−0+n(n’ i、2,6又は4)
JP57198632A 1982-11-12 1982-11-12 感光性プラスチツク製品の製造法 Granted JPS5989334A (ja)

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