JP2557384B2 - 波形管接続具 - Google Patents

波形管接続具

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JP2557384B2 JP62128990A JP12899087A JP2557384B2 JP 2557384 B2 JP2557384 B2 JP 2557384B2 JP 62128990 A JP62128990 A JP 62128990A JP 12899087 A JP12899087 A JP 12899087A JP 2557384 B2 JP2557384 B2 JP 2557384B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外周部に環状の山条を一定の間隔で多数設
けた波形管を接続するための波形管接続具に関する。
[従来の技術] 建築物の屋内配線、輸送機器内の配線などに使用され
る可撓性の配線保護用導管として、外周部に環状の山条
を一定の間隔で多数設けた波形管が使用されている。
この種の波形管を相互に接続し、或いは他の部材と接
続するために、従来、特公昭60−28215号公報に示され
るようなソケット筒状の接続管が提案されている。
この接続管は、波形管の端部に外嵌可能なソケットの
外周壁に窓が設けられ、この窓からC形の止め部材をソ
ケット筒内に差し込み、止め部材の両側先端部を波形管
の谷部に圧入嵌合してソケット筒を波形管の端部に固定
する構造である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この従来の接続具は、C形の止め部材
がソケット筒と完全に別体として形成され、接続具が波
形管の端部に嵌挿されるまでは別部品であることから、
接続具を装着或いは着け替える際、小形の止め部材が紛
失しやすい問題があった。
さらに、止め部材を嵌入するためにソケット筒に設け
られた窓が、ソケット筒の外周壁のほぼ半周を連続開口
して形成されているため、ソケット筒の強度が著しく低
下する問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するものであって、波形
管の端部に外嵌される筒状本体と、波形管の外周部に嵌
合される嵌合固定部とを一体成形或いは容易に分離でき
ないような構造として嵌合固定部の紛失を防止でき、ま
た、筒状本体の外周壁の強度も充分確保できる波形管接
続具を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このために、本発明の波形管接続具は、波形管の端部
に外嵌され、筒状本体に設けた開口部から該波形管の谷
部に複数のリブを圧入嵌合させて該筒状本体を該波形管
に固定する波形管接続具であって、前記筒状本体の円周
方向に長くなるように開口された前記開口部が設けら
れ、該開口部の長手方向中程に両側に軸受部が設けら
れ、該軸受部に軸支される回動軸と、該回動軸から前記
開口部の長手方向両端に向かって伸びるように設けられ
た前記リブと、該リブの一方の端に設けられ、前記開口
部の縁に係合し得る係合部とを備えた回動固定部が備え
られ、該回動固定部を回動させることにより前記リブを
前記開口部から前記筒状本体の内部に入れて前記波形管
の前記谷部に係合させると共に、前記係合部を開口部の
縁に係合させるように構成される。
[作用] この接続具では、筒状本体に波形管の端部を挿入し、
筒状本体の開口部に軸受部と回動軸を介して筒状本体に
軸支された回動固定部のリブを差し込み、リブが波形管
の谷部に圧入嵌合することにより、波形管を保持する。
このようにして、接続具は波形管の端部に確実に固定さ
れる。又、波形管の谷部に嵌入固定されるリブを設けた
回動固定部が筒状本体に軸受部と軸を介して軸支されて
いるため回動固定部が紛失する恐れはない。
[実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示すもの
で、第1図は非固定時の波形管接続具及び波形管の斜視
図を示し、第2図は波形管接続具の断面図を示してい
る。接続具は筒状本体1と、この本体に対し回動可能に
取付けられた回動固定部2とから構成される。
筒状本体1は適用される波形管10の外径より多少大き
い内径をもつ本体部1aとそれに続くねじ部1bとからな
り、ねじ部1bと内径は波形管10の外径に比して小さく、
第4図に示すように波形管10の端部を挿入したとき、波
形管10の先端が本体部1aとねじ部1bの境界付近で停止す
るように、段差部15が形成されている。なお、ねじ部1b
は、雄ねじ部とすることもできる。さらに、本体部1aに
は回動固定部2を挿入するために円周方向に長くなるよ
うに開口された方形の開口部11が相対する2箇所に設け
られる。この2箇所の開口部11は第1図,第2図に示す
ように、筒状本体1の外周の約1/8程度の長さをもつに
すぎず、筒状本体1の強度にほとんど影響を与えない程
度に小さい開口面積である。
2つの開口部11の長手方向中程には、両側に、軸受部
12が外方に突出して設けられる。この軸受部12は、回動
固定部2の回動軸21を支持するもので、回動軸21を上か
ら嵌入するために軸径よりやや小さい幅のスリット12a
を有し、軸受部1内に嵌入された回動軸21を回動可能に
支持し且つ容易に離脱しないように保持する。
回動固定部2は、本実施例では2枚の半月状のリブ22
と略弓形の取手部23を一体形成してなり、リブ22の両側
に回動軸21が両端を突出させて軸受部12に嵌挿される。
2枚のリブ22は開口部11の内部に侵入可能に形成され、
その間隔は波形管10の山条の10aの幅とほぼ同一であ
り、リブ22の厚さは波形管10の谷部10bに挿入できる厚
さに設定される。
このような回動固定部2は、その回動軸21を本体部1a
の開口部11両側の軸受部12に押し込むように嵌挿され、
回動可能に支持される。この回動固定部2は第1図のよ
うに非固定状態に回動したとき、そのリブ22は筒状本体
1外に突出し、この状態から回動固定部2を反転させ固
定状態としたとき、2枚のリブ22が開口部11から筒状本
体1内に侵入するように形成される。
なお、各リブ22の一部には回動固定部2を固定状態に
回動したとき、開口部11の縁部1cと係合する係合部24が
設けられ(第3図参照)、さらに、筒状本体1の本体部
1a外周の一部には固定状態に回動された回動固定部2の
取手部23に対向した箇所に指を入れるための浅い凹部13
が形成される。
このように構成された波形管接続具は、次のように使
用される。
第4図に示すように、接続しようとする波形管10の端
部を筒状本体1の本体部1a内の段差部15に当接まで挿入
し、そして第2図のように開いた状態の回動固定部2を
第3図のように回動軸21を中心に約180度回動させる。
つまり取手部23を持って回動固定部2を反転させる。こ
のとき、回動固定部2を設けられた2枚のリブ22は、そ
れぞれ開口部11から本体部1a内に差し込まれ、内部の定
位置に挿入されている波形管10の谷部10bに圧入嵌合さ
れる。このような操作は本体部1aの両側の回動固定部2
について行なわれ、2対のリブ22が両側から山条10aを
挟むように谷部10bに確実に嵌入され、接続具は波形管1
0の端部に完全に固定される。固定状態の回動固定部2
は、第3図に示すようにそのリブ22の一部に設けた係合
部24が開口部11の縁部1Cに係合し、容易に回動が起らな
いように保持される。
そして、波形管10を別の部材(図示省略)に接続する
場合は、その別部材に設けられた雄ねじ部に接続具のね
じ部1bを螺合させて接続する。
また、波形管10を他の波形管(図示省略)と相互に接
続する場合は、雄ねじ部を設けた同様の接続具を上記接
続具のねじ部1bにねじ込み、他の波形管をその接続具内
に上記と同様に挿入する。次に、接続具の回動固定部2
を同様に回動すれば、他の波形管の端部は雄ねじ部をも
つ他の接続具に固定され、2本の波形管は接続される。
このように、回動固定部2を反転回動させるだけで簡
単に波形管10に接続具を固定することができ、回動固定
部2は筒状本体1の軸受部12に一体的に装着されている
ため、紛失する恐れはない。また、2つの開口部11は本
体部1aの全周壁に対しかなり小さく形成されるため、筒
状本体1の本体部1bが構造的に弱くなることが防止で
き、筒状本体1が破損したり、外力によって波形管から
容易に外れることがない。
一方、固定された接続具を波形管10から外す場合、第
3図の状態の回動固定部2の取手部23を持って第2図の
状態まで係合部24を縁部1cから外しながら回動固定部2
を反転させれば、リブ22と波形管10との嵌合は解除さ
れ、接続具は波形管10から外れる。
次に、第5図乃至第9図は本発明の第2実施例を示す
もので、第5図は回動固定部をはずした状態の波形管接
続具の断面図、第6図は同じ状態の部分斜視図、第7図
は同じ状態の断面図、第8図は同接続具の非固定時の断
面図、第9図は固定時の断面図を示している。本実施例
では開口部11の両側に設ける軸受部12を本体部1aの内周
壁側に設け、内周壁側から回動軸21を嵌め込むように構
成している。したがって回動固定部2は本体部1aより外
れることが少ない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の波形管接続具によれ
ば、回動固定部が筒状本体の軸受部に回動軸を介して軸
支されているため、回動固定部を回動するだけで簡単に
接続具を波形管に固定することができ、接続具の装着や
着け替えの際、小形の回動固定部を紛失することは防止
できる。また、リブを内部に挿入するための開口部は本
体部の外周壁全周に比べかなり小さくできるため、筒状
本体の強度を充分に確保することができ、筒状本体が破
損したり、筒状本体が外力によって波形管から容易に外
れることがない。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の実施例を示し、第1図乃至第4図は第1
実施例を示すもので、第1図は波形管接続具及び波形管
の斜視図、第2図は同接続具の非固定時の断面図、第3
図は固定時の断面図、第4図は使用状態の半断面図、第
5図乃至第9図は第2実施例を示すもので、第5図は回
動固定部をはずした状態の波形管接続具の断面図、第6
図は同じ状態の軸受部の部分斜視図、第7図は同じ状態
の断面図、第8図は同接続具の非固定時の断面図、第9
図は固定時の断面図を示している。 1……筒状本体、2……回動固定部 10……波形管、11……開口部 12……軸受部、21……回動軸 22……リブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波形管の端部に外嵌され、筒状本体に設け
    た開口部から該波形管の谷部に複数のリブを圧入嵌合さ
    せて該筒状本体を該波形管に固定する波形管接続具であ
    って、前記筒状本体の円周方向に長くなるように開口さ
    れた前記開口部が設けられ、該開口部の長手方向中程に
    両側に軸受部が設けられ、該軸受部に軸支される回動軸
    と、該回動軸から前記開口部の長手方向両端に向かって
    伸びるように設けられた前記リブと、該リブの一方の端
    に設けられ、前記開口部の縁に係合し得る係合部とを備
    えた回動固定部が備えられ、該回動固定部を回動させる
    ことにより前記リブを前記開口部から前記筒状本体の内
    部に入れて前記波形管の前記谷部に嵌合させると共に、
    前記係合部を前記開口部の縁に係合させるように構成し
    た波形管接続具。
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