JPH10103577A - 管の接続構造 - Google Patents
管の接続構造Info
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- JPH10103577A JPH10103577A JP25841696A JP25841696A JPH10103577A JP H10103577 A JPH10103577 A JP H10103577A JP 25841696 A JP25841696 A JP 25841696A JP 25841696 A JP25841696 A JP 25841696A JP H10103577 A JPH10103577 A JP H10103577A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 波型管を管継手に接続した状態で、管継手に
対して軸回りに回転させることができ、しかも密封性を
向上させることのできる管の接続構造を提供する。 【解決手段】 山部7aと谷部7bとを有する波型管7
と、波型管の端部の谷部に配設される密封リング8と、
波型管の山部の外径より大きく密封リングの外径より小
さい内径を有し波型管の端部を収容する大略円筒状の収
容部6bと該収容部の内面に周方向に刻設した収納溝部
6cと収納溝部に連通するように管継手の外面より穿設
した挿通孔6dとを有する管継手6と、挿通孔から収納
溝部に挿入配設されるとともに波型管の端部にて密封リ
ングの配設位置よりも管端から遠い位置の谷部に配設さ
れる抜け止め部材9とを設け、波型管を収容部に挿入
し、抜け止め部材を挿通孔から収納溝部に挿入配設して
接続するようにした。
対して軸回りに回転させることができ、しかも密封性を
向上させることのできる管の接続構造を提供する。 【解決手段】 山部7aと谷部7bとを有する波型管7
と、波型管の端部の谷部に配設される密封リング8と、
波型管の山部の外径より大きく密封リングの外径より小
さい内径を有し波型管の端部を収容する大略円筒状の収
容部6bと該収容部の内面に周方向に刻設した収納溝部
6cと収納溝部に連通するように管継手の外面より穿設
した挿通孔6dとを有する管継手6と、挿通孔から収納
溝部に挿入配設されるとともに波型管の端部にて密封リ
ングの配設位置よりも管端から遠い位置の谷部に配設さ
れる抜け止め部材9とを設け、波型管を収容部に挿入
し、抜け止め部材を挿通孔から収納溝部に挿入配設して
接続するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、山部と谷部とを有
する波型管の接続構造に関する。
する波型管の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の管の接続構造を図7、図8
を用いて説明する。図7は管の接続構造を示す断面図で
ある。図8は管の具体的接続例を示す断面図である。
を用いて説明する。図7は管の接続構造を示す断面図で
ある。図8は管の具体的接続例を示す断面図である。
【0003】図7に示すように、管継手本体1及び袋ナ
ット3よりなる管継手と谷部2b及び山部2cを有する
波型管2との接続は、波型管2の先拡がりの先端部2a
を袋ナット3に挿入し、管継手本体1と袋ナット3と螺
合させ、袋ナット3の内側面の内側テーパ面3aと、袋
ナット3cに螺合挿入された管継手本体1の先端部の外
側テーパ面1aとにより、前記波型管2の先端部2aを
はさみ付けて、袋ナット3を締め付けることにより行
う。そして、該締め付けにより、管継手本体1と波型管
2とを気密性及び水密性を有して接続することができ
る。
ット3よりなる管継手と谷部2b及び山部2cを有する
波型管2との接続は、波型管2の先拡がりの先端部2a
を袋ナット3に挿入し、管継手本体1と袋ナット3と螺
合させ、袋ナット3の内側面の内側テーパ面3aと、袋
ナット3cに螺合挿入された管継手本体1の先端部の外
側テーパ面1aとにより、前記波型管2の先端部2aを
はさみ付けて、袋ナット3を締め付けることにより行
う。そして、該締め付けにより、管継手本体1と波型管
2とを気密性及び水密性を有して接続することができ
る。
【0004】しかしこの接続構造にあっては次のような
問題があった。即ち、波型管2の管継手本体1に接続さ
れる端部と反対側の端部に、90度等の所定の角度でL
型に折曲げられた管が接続される場合がある。例えば、
図8に示すように、スプリンクラーの配管において、不
図示の主管に設けたT字管継手等に接続した管継手本体
1に波型管2の一端部を接続し、該波型管2の他端部
に、90度に曲げられたスプリンクラーヘッド取付管4
を接続して、その先端部4aにスプリンクラーヘッド5
を接続する場合等である。
問題があった。即ち、波型管2の管継手本体1に接続さ
れる端部と反対側の端部に、90度等の所定の角度でL
型に折曲げられた管が接続される場合がある。例えば、
図8に示すように、スプリンクラーの配管において、不
図示の主管に設けたT字管継手等に接続した管継手本体
1に波型管2の一端部を接続し、該波型管2の他端部
に、90度に曲げられたスプリンクラーヘッド取付管4
を接続して、その先端部4aにスプリンクラーヘッド5
を接続する場合等である。
【0005】この場合、スプリンクラーヘッド5は下方
を向いている必要があるから、スプリンクラーヘッド取
付管4の先端部4aは軸A回りに所定の方向(図8中下
方向)である必要がある。
を向いている必要があるから、スプリンクラーヘッド取
付管4の先端部4aは軸A回りに所定の方向(図8中下
方向)である必要がある。
【0006】しかし、予めスプリンクラーヘッド取付管
4を取り付けた波型管2の一端部を管継手本体1に接続
する場合、接続作業の完了後にスプリンクラーヘッド取
付管4の先端部4aが軸A回りに所定の方向となってい
ない場合がある。
4を取り付けた波型管2の一端部を管継手本体1に接続
する場合、接続作業の完了後にスプリンクラーヘッド取
付管4の先端部4aが軸A回りに所定の方向となってい
ない場合がある。
【0007】この場合には、波型管2を回転させて先端
部4aの方向を修正しようとしても、波型管2の先端部
2aは袋ナット3と管継手本体1とに締め付けられてい
るので、波型管2を軸A回りに回転させることができ
ず、スプリンクラーヘッド取付管4の先端部4aを軸A
回りに所定の方向となるように正すことができない。
部4aの方向を修正しようとしても、波型管2の先端部
2aは袋ナット3と管継手本体1とに締め付けられてい
るので、波型管2を軸A回りに回転させることができ
ず、スプリンクラーヘッド取付管4の先端部4aを軸A
回りに所定の方向となるように正すことができない。
【0008】従って、袋ナット3の螺合を外して、波型
管2とスプリンクラーヘッド取付管4とを軸A回りに回
転させて、スプリンクラーヘッド取付管4の先端部4a
が軸A回りに所定の方向と成るようにした後、再度袋ナ
ット3を管継手本体1に螺合しなければならず、よっ
て、該修正に手間を要していた。
管2とスプリンクラーヘッド取付管4とを軸A回りに回
転させて、スプリンクラーヘッド取付管4の先端部4a
が軸A回りに所定の方向と成るようにした後、再度袋ナ
ット3を管継手本体1に螺合しなければならず、よっ
て、該修正に手間を要していた。
【0009】そこで、これに対して特開昭60−237
292号公報に示されるように、予め袋ナットを挿通し
た波型管の谷部に抜け止め部材を配設して、袋ナットと
管継手本体とを螺合すると共に、袋ナットの内面の顎で
もって抜け止め部材の抜けを防止し、波型管と管継手と
を接続するものがある。
292号公報に示されるように、予め袋ナットを挿通し
た波型管の谷部に抜け止め部材を配設して、袋ナットと
管継手本体とを螺合すると共に、袋ナットの内面の顎で
もって抜け止め部材の抜けを防止し、波型管と管継手と
を接続するものがある。
【0010】この接続構造によると、波型管と管継手と
の接続状態であっても、波型管を管継手に対して回転さ
せることが可能である。
の接続状態であっても、波型管を管継手に対して回転さ
せることが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
後者の接続構造にあっては、以下のような問題点があっ
た。
後者の接続構造にあっては、以下のような問題点があっ
た。
【0012】即ち、袋ナットと管継手本体とを螺合して
管継手と波型管とを接続する構造であるため、接続時に
締め付けが不十分であると高水圧等によって袋ナットと
管継手本体との螺合部分が緩み、袋ナット及び波型管が
脱落する等して密封性を保てなくなる場合がある。
管継手と波型管とを接続する構造であるため、接続時に
締め付けが不十分であると高水圧等によって袋ナットと
管継手本体との螺合部分が緩み、袋ナット及び波型管が
脱落する等して密封性を保てなくなる場合がある。
【0013】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、波型管を管継
手に接続した状態で、管継手に対して軸回りに回転させ
ることができ、しかも密封性を向上させることのできる
管の接続構造を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、波型管を管継
手に接続した状態で、管継手に対して軸回りに回転させ
ることができ、しかも密封性を向上させることのできる
管の接続構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、山部と
谷部とを有する波型管と、波型管の端部の谷部に配設さ
れる密封リングと、波型管の山部の外径より大きく密封
リングの外径より小さい内径を有し波型管の端部を収容
する大略円筒状の収容部と該収容部の内面に周方向に刻
設した収納溝部と収納溝部に連通するように管継手の外
面より穿設した挿通孔とを有する管継手と、前記挿通孔
から収納溝部に挿入配設されるとともに、波型管の端部
にて密封リングの配設位置よりも管端から遠い位置の谷
部に配設される抜け止め部材とを備えてなるものであ
る。
決するために、請求項1記載の発明にあっては、山部と
谷部とを有する波型管と、波型管の端部の谷部に配設さ
れる密封リングと、波型管の山部の外径より大きく密封
リングの外径より小さい内径を有し波型管の端部を収容
する大略円筒状の収容部と該収容部の内面に周方向に刻
設した収納溝部と収納溝部に連通するように管継手の外
面より穿設した挿通孔とを有する管継手と、前記挿通孔
から収納溝部に挿入配設されるとともに、波型管の端部
にて密封リングの配設位置よりも管端から遠い位置の谷
部に配設される抜け止め部材とを備えてなるものであ
る。
【0015】請求項2記載の発明にあっては、前記挿通
孔は、管継手の軸回方向に傾斜するようにして設けたこ
とを特徴とするものである。
孔は、管継手の軸回方向に傾斜するようにして設けたこ
とを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図6
を用いて説明する。図1は管の接続構造を示す断面図で
ある。図2は管継手の断面図である。図3は密封リング
び波型管への取付を説明する側面図である。図4は波型
管を管継手に挿入する様子を示した側面図である。図5
は抜け止め部材を挿通孔に挿通している様子を示した断
面図である。図6は抜け止め部材を挿通孔に挿通してい
る様子を示した管継手の軸に垂直な断面図である。
を用いて説明する。図1は管の接続構造を示す断面図で
ある。図2は管継手の断面図である。図3は密封リング
び波型管への取付を説明する側面図である。図4は波型
管を管継手に挿入する様子を示した側面図である。図5
は抜け止め部材を挿通孔に挿通している様子を示した断
面図である。図6は抜け止め部材を挿通孔に挿通してい
る様子を示した管継手の軸に垂直な断面図である。
【0017】図1において、6は管継手、7は波型管、
8は密封リング、9は抜け止め部材を示す。
8は密封リング、9は抜け止め部材を示す。
【0018】波型管7は少なくとも一端部側に複数の山
部7aと谷部7bとを設けた可撓性を有する管体であ
る。
部7aと谷部7bとを設けた可撓性を有する管体であ
る。
【0019】管継手6は、図2に示すように、大略長筒
状に形成されており、波型管7の山部7aの外径よりや
や大きく密封リング8の外径よりやや小さい内径を有し
波型管7を挿入する挿入口6a、波型管7の山部7aの
外径よりやや大きく密封リング8の外径よりやや小さい
内径を有し波型管7の端部を収容する収容部6b、収容
部6bの内側面に刻設した収納溝部6c、収納溝部6c
に連通するように管継手6の外面より穿設した挿通孔6
d、不図示のT字継手等と接続する雄ねじ部6eとを有
している。挿通孔6dは、収納溝部6cの所定位置にお
ける接線方向に孔の軸方向を一致させて設けてある。従
来の技術の管継手本体と袋ナットとの二部材よりなる管
継手に較べて、この管継手6は一部材であるから、構造
が簡略であり、製造性、取扱性を向上させることができ
る。
状に形成されており、波型管7の山部7aの外径よりや
や大きく密封リング8の外径よりやや小さい内径を有し
波型管7を挿入する挿入口6a、波型管7の山部7aの
外径よりやや大きく密封リング8の外径よりやや小さい
内径を有し波型管7の端部を収容する収容部6b、収容
部6bの内側面に刻設した収納溝部6c、収納溝部6c
に連通するように管継手6の外面より穿設した挿通孔6
d、不図示のT字継手等と接続する雄ねじ部6eとを有
している。挿通孔6dは、収納溝部6cの所定位置にお
ける接線方向に孔の軸方向を一致させて設けてある。従
来の技術の管継手本体と袋ナットとの二部材よりなる管
継手に較べて、この管継手6は一部材であるから、構造
が簡略であり、製造性、取扱性を向上させることができ
る。
【0020】密封リング8は、内径が波型管7の谷部7
bの外径よりやや小さく、外径が収容部6bの内径より
やや大きい弾性部材のOリングであって、波型管7の管
端近傍の谷部7bに配設される。本実施の形態では、波
型管7の管端に最も近い谷部7bと次に管端に近い谷部
7bに配設してある。密封リング8は、管継手6と管継
手6に挿入した波型管7との接続の気密性及び水密性を
保つものである。
bの外径よりやや小さく、外径が収容部6bの内径より
やや大きい弾性部材のOリングであって、波型管7の管
端近傍の谷部7bに配設される。本実施の形態では、波
型管7の管端に最も近い谷部7bと次に管端に近い谷部
7bに配設してある。密封リング8は、管継手6と管継
手6に挿入した波型管7との接続の気密性及び水密性を
保つものである。
【0021】抜け止め部材9は、波型管7の端部におい
て、密封リング8の配設位置よりも管端から遠い位置の
谷部7bに配設され、波型管7と管継手6とが接続され
た状態において、収納溝部6cに収容される。抜け止め
部材9は挿通孔6dから挿入して収納溝部6cに配設で
きるように形成されており、本実施の形態では球体を連
続してつなぎ合わせた球簾状に加工した部材を用いてい
る。なお、抜け止め部材9は、例えば当初は線状であっ
て収納溝部6cに収容する際に波型管7に沿うよう変形
するものであってもよい。
て、密封リング8の配設位置よりも管端から遠い位置の
谷部7bに配設され、波型管7と管継手6とが接続され
た状態において、収納溝部6cに収容される。抜け止め
部材9は挿通孔6dから挿入して収納溝部6cに配設で
きるように形成されており、本実施の形態では球体を連
続してつなぎ合わせた球簾状に加工した部材を用いてい
る。なお、抜け止め部材9は、例えば当初は線状であっ
て収納溝部6cに収容する際に波型管7に沿うよう変形
するものであってもよい。
【0022】以上のようにして構成した各部位は以下の
ようにして接続される。まず、図3、図4に示すよう
に、波型管7の端部の谷部に密封リング8,8を配設す
る。
ようにして接続される。まず、図3、図4に示すよう
に、波型管7の端部の谷部に密封リング8,8を配設す
る。
【0023】次に、図4、図5に示すように、波型管7
の端部を、予め不図示のT字継手等に螺合した管継手6
の挿入口6aから挿入し、該波型管7の端部を収容部6
bに収容する。その際、収容部6bの内径は密封リング
8の外径よりやや小さいので、密封リング8は収容部6
bによって押圧されて波型管7の谷部7bの両側の山部
7a斜面に押しつけられ、管継手6と波型管7との気密
が保たれる。
の端部を、予め不図示のT字継手等に螺合した管継手6
の挿入口6aから挿入し、該波型管7の端部を収容部6
bに収容する。その際、収容部6bの内径は密封リング
8の外径よりやや小さいので、密封リング8は収容部6
bによって押圧されて波型管7の谷部7bの両側の山部
7a斜面に押しつけられ、管継手6と波型管7との気密
が保たれる。
【0024】そして、図5、図6に示すように、抜け止
め部材9の一端部を挿通孔6dから管継手6の内部に挿
通し、順次送り込むようにして抜け止め部材9を収納溝
部6cに位置させる。すると、抜け止め部材9の外径側
は収納溝部6cに当接し、内径側が波型管7の谷部7b
の両側の山部7a斜面に当接した状態となる。該状態で
は、波型管7に水圧などによる引っ張り力が加わって
も、前記抜け止め部材9と接する山部7aの斜面のうち
先端に近い側の斜面が抜け止め部材9に当接して波型管
7の移動が規制され、抜け止め部材9は収納溝部6cに
当接して移動を規制されるので、結果として波型管7は
引っ張り力に抗して接続状態を維持する。
め部材9の一端部を挿通孔6dから管継手6の内部に挿
通し、順次送り込むようにして抜け止め部材9を収納溝
部6cに位置させる。すると、抜け止め部材9の外径側
は収納溝部6cに当接し、内径側が波型管7の谷部7b
の両側の山部7a斜面に当接した状態となる。該状態で
は、波型管7に水圧などによる引っ張り力が加わって
も、前記抜け止め部材9と接する山部7aの斜面のうち
先端に近い側の斜面が抜け止め部材9に当接して波型管
7の移動が規制され、抜け止め部材9は収納溝部6cに
当接して移動を規制されるので、結果として波型管7は
引っ張り力に抗して接続状態を維持する。
【0025】一方、上記の接続構造にあっては、従来の
技術で説明した前者の接続構造のように波型管を管継手
に固着するものではないから、回転を規制するものはな
く、接続した状態であっても、波型管のみを軸回りに回
転させることができる。
技術で説明した前者の接続構造のように波型管を管継手
に固着するものではないから、回転を規制するものはな
く、接続した状態であっても、波型管のみを軸回りに回
転させることができる。
【0026】また、上記接続構造にあっては、波型管と
管継手との接続部分に螺合部分がないので、螺合部分が
緩むことによって波型管と管継手との間の密封性が保て
なくなるということがない。
管継手との接続部分に螺合部分がないので、螺合部分が
緩むことによって波型管と管継手との間の密封性が保て
なくなるということがない。
【0027】更に、波型管の製造時において、従来の技
術で説明したところの波型管のように先端をフレア加工
等する必要がなく、管の連続材を製造後は、切断が容易
な谷部等で切断するだけでよいので、工場等での製造工
程が簡易なものとなる。
術で説明したところの波型管のように先端をフレア加工
等する必要がなく、管の連続材を製造後は、切断が容易
な谷部等で切断するだけでよいので、工場等での製造工
程が簡易なものとなる。
【0028】なお、本実施の形態では密封リング8は2
つ配設するとして説明しているが、2つに限られるもの
ではなく、1つであってもよく、また3以上であっても
よい。この場合、密封リング8を複数個用いると、より
長期にわたり水密性を維持できるので好ましい。
つ配設するとして説明しているが、2つに限られるもの
ではなく、1つであってもよく、また3以上であっても
よい。この場合、密封リング8を複数個用いると、より
長期にわたり水密性を維持できるので好ましい。
【0029】
【発明の効果】本発明の管の接続構造は上述のように構
成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、波型
管と管継手との接続状態であっても、波型管を管継手に
対して回転させることができ、また波型管と管継手との
接続部分に螺合部分がないので、螺合部分が緩むことは
なく、よって密封性が保てなくなるという可能性を低減
できる。
成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、波型
管と管継手との接続状態であっても、波型管を管継手に
対して回転させることができ、また波型管と管継手との
接続部分に螺合部分がないので、螺合部分が緩むことは
なく、よって密封性が保てなくなるという可能性を低減
できる。
【0030】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、抜け止め部材の挿通を容易
に行うことができる。
記載の発明の効果に加えて、抜け止め部材の挿通を容易
に行うことができる。
【図1】本発明の管の接続構造を示す断面図である。
【図2】管継手の断面図である。
【図3】密封リングび波型管への取付を説明する側面図
である。
である。
【図4】波型管を管継手に挿入する様子を示した側面図
である。
である。
【図5】抜け止め部材を挿通孔に挿通している様子を示
した断面図である。
した断面図である。
【図6】抜け止め部材を挿通孔に挿通している様子を示
した管継手の軸に垂直な断面図である。
した管継手の軸に垂直な断面図である。
【図7】管の接続構造を示す断面図である。
【図8】管の具体的接続例を示す断面図である。
6 管継手 6b 収容部 6c 収納溝部 6d 挿通孔 7 波型管 7a 山部 7b 谷部 8 密封リング 9 抜け止め部材
Claims (2)
- 【請求項1】 山部と谷部とを有する波型管と、 波型管の端部の谷部に配設される密封リングと、 波型管の山部の外径より大きく密封リングの外径より小
さい内径を有し波型管の端部を収容する大略円筒状の収
容部と、該収容部の内面に周方向に刻設した収納溝部
と、収納溝部に連通するように管継手の外面より穿設し
た挿通孔と、を有する管継手と、 前記挿通孔から収納溝部に挿入配設されるとともに、波
型管の端部にて密封リングの配設位置よりも管端から遠
い位置の谷部に配設される抜け止め部材と、 を備えてなる管の接続構造。 - 【請求項2】 前記挿通孔は、管継手の軸回方向に傾斜
するようにして設けたことを特徴とする請求項1記載の
管の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25841696A JPH10103577A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 管の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25841696A JPH10103577A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 管の接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103577A true JPH10103577A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17319929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25841696A Pending JPH10103577A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 管の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10103577A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001159183A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Kubota Corp | 既設管更正工法用耐震継手 |
CN106481914A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-03-08 | 重庆有为塑胶有限公司 | 一种波纹管的连接件 |
CN114654816A (zh) * | 2022-04-06 | 2022-06-24 | 安徽源锂高新材料有限公司 | 一种高光亮高强度高抗冲hdpe-m三维立体增强直壁管 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25841696A patent/JPH10103577A/ja active Pending
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