JP2557268Y2 - シャワールーム - Google Patents
シャワールームInfo
- Publication number
- JP2557268Y2 JP2557268Y2 JP1992034803U JP3480392U JP2557268Y2 JP 2557268 Y2 JP2557268 Y2 JP 2557268Y2 JP 1992034803 U JP1992034803 U JP 1992034803U JP 3480392 U JP3480392 U JP 3480392U JP 2557268 Y2 JP2557268 Y2 JP 2557268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative cover
- case
- attached
- sliding door
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気設備の制御部等が
収納される収納部が壁材の外面側に設けられたシャワー
ルームに関するものである。
収納される収納部が壁材の外面側に設けられたシャワー
ルームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シャワールームにおいて、シャワ
ールーム内に設置されることとなる電気設備を制御する
ための制御部等の保守点検を必要とする部品は、一般的
にシャワールームの天井裏等に設置するようにしてい
た。
ールーム内に設置されることとなる電気設備を制御する
ための制御部等の保守点検を必要とする部品は、一般的
にシャワールームの天井裏等に設置するようにしてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のように
保守点検を必要とする部品が天井裏に設置されるように
なっていると、保守点検時にはシャワールーム内に入ら
なければならないと共に、天井裏のような高所に設置さ
れているために作業を行ないにくいものとなっており、
保守点検を容易に行なうことができないという問題があ
った。
保守点検を必要とする部品が天井裏に設置されるように
なっていると、保守点検時にはシャワールーム内に入ら
なければならないと共に、天井裏のような高所に設置さ
れているために作業を行ないにくいものとなっており、
保守点検を容易に行なうことができないという問題があ
った。
【0004】本考案はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、保守点検を手間
取ることなく容易に行なうことができるシャワールーム
を提供しようとするにある。
ものであり、その目的とするところは、保守点検を手間
取ることなく容易に行なうことができるシャワールーム
を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、周囲を囲む壁材のうち外側に位置する壁
材である固定パネル8が枠材14内に面板15を嵌め込
んで形成され、この固定パネル8の片側の枠材14に外
側に向けて開口するケース28が取り付けられると共に
ケース28内に外側に向けて開口する収納部29が形成
され、この収納部29の外側の開口を閉塞するようにケ
ース28の外側に化粧カバー30が着脱自在に取着さ
れ、化粧カバー30が壁材の上下全長に亙っていると共
に化粧カバー30の下端の弾性のある突片30aが床パ
ン13に圧接され、化粧カバー30の片側縁が上記固定
パネル8の枠材14の外面を覆うように延設され、化粧
カバー30の片側縁の延設部分の先端縁が面板15との
境界となる上記枠材14の内側縁の位置に係着されたこ
とを特徴とする。
成するために、周囲を囲む壁材のうち外側に位置する壁
材である固定パネル8が枠材14内に面板15を嵌め込
んで形成され、この固定パネル8の片側の枠材14に外
側に向けて開口するケース28が取り付けられると共に
ケース28内に外側に向けて開口する収納部29が形成
され、この収納部29の外側の開口を閉塞するようにケ
ース28の外側に化粧カバー30が着脱自在に取着さ
れ、化粧カバー30が壁材の上下全長に亙っていると共
に化粧カバー30の下端の弾性のある突片30aが床パ
ン13に圧接され、化粧カバー30の片側縁が上記固定
パネル8の枠材14の外面を覆うように延設され、化粧
カバー30の片側縁の延設部分の先端縁が面板15との
境界となる上記枠材14の内側縁の位置に係着されたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】しかして、ケース28に設けられた収納部29
内に電気設備を制御するための制御部等の保守点検を必
要とする部品が収納配置されるものであり、この部品は
化粧カバー30によって覆われてケース28内に収納さ
れた状態となっている。そして、保守点検時には化粧カ
バー30を取り外すことでシャワールーム内に入ったり
するようなことなくシャワールームの外側より部品の保
守点検を行なうことができる。またケース28の外側の
開口を化粧カバー30にて覆ったときには壁材の上下全
長に亙る化粧カバー30にて覆われると共に化粧カバー
30の下端の突片30aが床パン13に弾接されて防水
性が維持される。また化粧カバー30にて収納部29の
開口を覆ったときには化粧カバー30にて固定パネル8
の枠材14まで覆われて外観よくおさまる。
内に電気設備を制御するための制御部等の保守点検を必
要とする部品が収納配置されるものであり、この部品は
化粧カバー30によって覆われてケース28内に収納さ
れた状態となっている。そして、保守点検時には化粧カ
バー30を取り外すことでシャワールーム内に入ったり
するようなことなくシャワールームの外側より部品の保
守点検を行なうことができる。またケース28の外側の
開口を化粧カバー30にて覆ったときには壁材の上下全
長に亙る化粧カバー30にて覆われると共に化粧カバー
30の下端の突片30aが床パン13に弾接されて防水
性が維持される。また化粧カバー30にて収納部29の
開口を覆ったときには化粧カバー30にて固定パネル8
の枠材14まで覆われて外観よくおさまる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。シャワールームは、図1乃至図3に示されるように
壁材の一部に開口部1を設けると共に開口部1に開閉自
在な円弧状のスライディングドア2を配置し、壁材の上
部に天井材を設けると共に床部に床パンを設けて構成さ
れている。
る。シャワールームは、図1乃至図3に示されるように
壁材の一部に開口部1を設けると共に開口部1に開閉自
在な円弧状のスライディングドア2を配置し、壁材の上
部に天井材を設けると共に床部に床パンを設けて構成さ
れている。
【0008】シャワールーム内にはシャワー用のスペー
スSが設けられており、このシャワー用のスペースS
は、例えば、図1に示されるように直交して隣合うよう
に壁板7を設けると共に各壁板7と直交するように固定
パネル8を設け、固定パネル8間に開口部1が形成され
たシャワールーム内に形成されている。ここで、スペー
スSの形状は図示されたものに限定されるものではなく
円弧状のスライディングドア2が開口部1に設置される
ようになっているものであれば、平面視で他の多角形状
に形成されていてもよいものである。
スSが設けられており、このシャワー用のスペースS
は、例えば、図1に示されるように直交して隣合うよう
に壁板7を設けると共に各壁板7と直交するように固定
パネル8を設け、固定パネル8間に開口部1が形成され
たシャワールーム内に形成されている。ここで、スペー
スSの形状は図示されたものに限定されるものではなく
円弧状のスライディングドア2が開口部1に設置される
ようになっているものであれば、平面視で他の多角形状
に形成されていてもよいものである。
【0009】スペースS内を区画する天井部には図4に
示されるように上天井材9と下天井材10とが設置され
ており、上天井材9と下天井材10とにわたるように上
天井材9と下天井材10との下面側には筒状の支持部材
11がボルト12によって取付けられている。円弧状の
スライディングドア2を走行自在に吊り下げ支持する上
レール3はボルト12によって支持部材11の内側面に
取付けられている。この上レール3は片側半分が開口部
1に配置され、残りの片側半分の引き込みレール部分3
aがスペースS内に延出されており、開口部1の開放時
には円弧状のスライディングドア2は図1中想像線にて
示されるようにスペースS内に引き込み設置された引き
込みレール部分3aに収納されるようになっている。
示されるように上天井材9と下天井材10とが設置され
ており、上天井材9と下天井材10とにわたるように上
天井材9と下天井材10との下面側には筒状の支持部材
11がボルト12によって取付けられている。円弧状の
スライディングドア2を走行自在に吊り下げ支持する上
レール3はボルト12によって支持部材11の内側面に
取付けられている。この上レール3は片側半分が開口部
1に配置され、残りの片側半分の引き込みレール部分3
aがスペースS内に延出されており、開口部1の開放時
には円弧状のスライディングドア2は図1中想像線にて
示されるようにスペースS内に引き込み設置された引き
込みレール部分3aに収納されるようになっている。
【0010】支持部材11の下面からは支持突起11a
が一体に突設されており、この支持突起11aに開口部
1の両側に設置されることとなる固定パネル8の上部が
ボルト12によって取付けられている。固定パネル8の
下部は床パン13の端部に突設された突部13aの側面
に固定パネル8の枠材14を当接すると共に枠材14を
ボルト12によって突部13aに連結することで固定さ
れている。スペースSの開口部1の両側部に設置される
固定パネル8は、ロ字状の枠材14内に合成樹脂製の面
板15を嵌め込んで形成されており、枠材14の上部を
ボルト12によって支持部材11に連結すると共に枠材
14の下部をボルト12によって床パン13に連結する
ことで取付けられている。固定の手段としては、枠材1
4の内側片14aに通孔16を形成し、ボルト12を通
孔16に挿通して外側片14bの取付孔17に通し、通
孔16に挿通したドライバーのような工具にてボルト1
2を支持突起11aまたは床パン13の突部13aの側
面にねじ込み固定して、固定パネル8を固定するのであ
る。そして、内側片14aの通孔16にはキャップ(図
示せず)が被せられて通孔16及びボルト12が外観上
見えないようにされている。
が一体に突設されており、この支持突起11aに開口部
1の両側に設置されることとなる固定パネル8の上部が
ボルト12によって取付けられている。固定パネル8の
下部は床パン13の端部に突設された突部13aの側面
に固定パネル8の枠材14を当接すると共に枠材14を
ボルト12によって突部13aに連結することで固定さ
れている。スペースSの開口部1の両側部に設置される
固定パネル8は、ロ字状の枠材14内に合成樹脂製の面
板15を嵌め込んで形成されており、枠材14の上部を
ボルト12によって支持部材11に連結すると共に枠材
14の下部をボルト12によって床パン13に連結する
ことで取付けられている。固定の手段としては、枠材1
4の内側片14aに通孔16を形成し、ボルト12を通
孔16に挿通して外側片14bの取付孔17に通し、通
孔16に挿通したドライバーのような工具にてボルト1
2を支持突起11aまたは床パン13の突部13aの側
面にねじ込み固定して、固定パネル8を固定するのであ
る。そして、内側片14aの通孔16にはキャップ(図
示せず)が被せられて通孔16及びボルト12が外観上
見えないようにされている。
【0011】枠材14内に嵌め込まれる面板15は弾性
を有する断面略U字状の取付部材18を介して枠材14
に嵌め込み固定されている。取付部材18は枠材14の
内周面に設けられた開口19に嵌め込まれるようになっ
ており、面板15の周端縁を保持した状態で側面に設け
られた係止凹部18aに開口の開口縁を係合することで
位置ずれを起こしたりするようなことなく開口19に取
付けられている。18bは面板15の外面に当接される
こととなる当接片である。面板15の周端縁に当接され
ることとなる取付部材18の底辺の外面には薄肉部20
が設けられており、温度変化等によって面板15が膨張
した場合には膨張による面板15の伸張によって薄肉部
20の部分で取付部材18が左右に分離することで面板
15の伸張を阻害するようなことがないようになってお
り、これによって温度変化等による面板15の伸張時に
面板15が波打ったりして変形するようなことがないよ
うになっている。
を有する断面略U字状の取付部材18を介して枠材14
に嵌め込み固定されている。取付部材18は枠材14の
内周面に設けられた開口19に嵌め込まれるようになっ
ており、面板15の周端縁を保持した状態で側面に設け
られた係止凹部18aに開口の開口縁を係合することで
位置ずれを起こしたりするようなことなく開口19に取
付けられている。18bは面板15の外面に当接される
こととなる当接片である。面板15の周端縁に当接され
ることとなる取付部材18の底辺の外面には薄肉部20
が設けられており、温度変化等によって面板15が膨張
した場合には膨張による面板15の伸張によって薄肉部
20の部分で取付部材18が左右に分離することで面板
15の伸張を阻害するようなことがないようになってお
り、これによって温度変化等による面板15の伸張時に
面板15が波打ったりして変形するようなことがないよ
うになっている。
【0012】円弧状のスライディングドア2は、固定パ
ネル8と同じく枠材14内に面板15を嵌め込んで形成
されており、上部には走行具21が設置されていると共
に下部には後述するガイド具22に摺動自在に係止され
る係止部23が設けられている。係止部23は下部に位
置する枠材14の底部を凹状にへこませて形成された凹
溝23aによって構成されており、この係止部23はボ
ルト12によって床パン13に取付けられたガイド具2
2の支持突起22aに係合されている。
ネル8と同じく枠材14内に面板15を嵌め込んで形成
されており、上部には走行具21が設置されていると共
に下部には後述するガイド具22に摺動自在に係止され
る係止部23が設けられている。係止部23は下部に位
置する枠材14の底部を凹状にへこませて形成された凹
溝23aによって構成されており、この係止部23はボ
ルト12によって床パン13に取付けられたガイド具2
2の支持突起22aに係合されている。
【0013】ガイド具22は図7に示されるように取付
部22bの上部より支持突起22aを一体に突設して形
成されており、取付部22bを床パン13の段部13b
の側面に当接した状態で取付部22bに設けられた通孔
24より床パン13にボルト12を打入することで床パ
ン13に取付けられている。そして、スライディングド
ア2は上部に設けられた走行具21の走行輪21aが上
レール3に沿って走行すると共に下部の係止部23がガ
イド具22に沿って摺動することで上レール3に沿って
走行自在とされている。
部22bの上部より支持突起22aを一体に突設して形
成されており、取付部22bを床パン13の段部13b
の側面に当接した状態で取付部22bに設けられた通孔
24より床パン13にボルト12を打入することで床パ
ン13に取付けられている。そして、スライディングド
ア2は上部に設けられた走行具21の走行輪21aが上
レール3に沿って走行すると共に下部の係止部23がガ
イド具22に沿って摺動することで上レール3に沿って
走行自在とされている。
【0014】上レール3の内側方において下天井材10
にはボルト12によって脱輪防止部材25が取付けられ
ている。この脱輪防止部材25は筒状に形成されてお
り、上レール3の全長に沿って上レール3の内側方に取
付けられている。脱輪防止部材25の下部からは下方に
向けて係止突起26が突設されており、この係止突起2
6には弾性を有する化粧片27が取付けられている。化
粧片27は上部に設けられた係止フック27aを係止突
起26に係止することで脱輪防止部材25に取付けられ
ており、化粧片27の下端はスライディングドア2の枠
材14上部に当接された状態となって走行具21が外観
上見えないようになっている。
にはボルト12によって脱輪防止部材25が取付けられ
ている。この脱輪防止部材25は筒状に形成されてお
り、上レール3の全長に沿って上レール3の内側方に取
付けられている。脱輪防止部材25の下部からは下方に
向けて係止突起26が突設されており、この係止突起2
6には弾性を有する化粧片27が取付けられている。化
粧片27は上部に設けられた係止フック27aを係止突
起26に係止することで脱輪防止部材25に取付けられ
ており、化粧片27の下端はスライディングドア2の枠
材14上部に当接された状態となって走行具21が外観
上見えないようになっている。
【0015】壁材としての開口部1の一方側の固定パネ
ル8の端部には図5に示されるように外側に開口するケ
ース28がボルト12によって取付けられており、この
ケース28内に形成された収納部29内には例えば、ス
ペースS内に設置されることとなる電気設備の制御機器
等の保守点検を必要とする部品(図示せず)が収納配置
されるようになっている。ここで、ケース28の厚み寸
法は固定パネル8の厚み寸法と略同一とされており、ケ
ース28が部分的に固定パネル8の外面より突出したり
するようなことがないようになっている。ケース28の
外側には収納部29と共にケース28を覆うように化粧
カバー30が着脱自在に取付けられており、この化粧カ
バー30を取り外すことでシャワールーム内に入ったり
するようなことなく収納部29内に収納された部材の保
守点検をシャワールームの外側より手間取ることなく容
易に行なうことができるようになっている。上記化粧カ
バー30はケース28と固定パネル8の枠材14より突
設された係止突起31に端縁の係止フック32を係止す
ることで取付けられている。ここで、化粧カバー30は
開口部1の他方側の固定パネル8と壁板7との接続部分
の外面側にも取付けられている。ここで、化粧カバー3
0の下端には弾性を有する突片30aが設けられてお
り、この突片30aが床パン13の突部13aの上面に
弾性変形しながら圧接することで床パン13と化粧カバ
ー30の下端との間に隙間が形成されるようなことがな
いようになっている。
ル8の端部には図5に示されるように外側に開口するケ
ース28がボルト12によって取付けられており、この
ケース28内に形成された収納部29内には例えば、ス
ペースS内に設置されることとなる電気設備の制御機器
等の保守点検を必要とする部品(図示せず)が収納配置
されるようになっている。ここで、ケース28の厚み寸
法は固定パネル8の厚み寸法と略同一とされており、ケ
ース28が部分的に固定パネル8の外面より突出したり
するようなことがないようになっている。ケース28の
外側には収納部29と共にケース28を覆うように化粧
カバー30が着脱自在に取付けられており、この化粧カ
バー30を取り外すことでシャワールーム内に入ったり
するようなことなく収納部29内に収納された部材の保
守点検をシャワールームの外側より手間取ることなく容
易に行なうことができるようになっている。上記化粧カ
バー30はケース28と固定パネル8の枠材14より突
設された係止突起31に端縁の係止フック32を係止す
ることで取付けられている。ここで、化粧カバー30は
開口部1の他方側の固定パネル8と壁板7との接続部分
の外面側にも取付けられている。ここで、化粧カバー3
0の下端には弾性を有する突片30aが設けられてお
り、この突片30aが床パン13の突部13aの上面に
弾性変形しながら圧接することで床パン13と化粧カバ
ー30の下端との間に隙間が形成されるようなことがな
いようになっている。
【0016】壁材としての開口部1の他方側の固定パネ
ル8の端部には図6に示されるように閉成時においてス
ライディングドア2の端部が当接されることとなる戸当
たり4が設置されている。この戸当たり4は固定パネル
8の枠材14となる開口枠5より一体に突設されてお
り、このように開口枠5から一体に突設するようにして
形成してあることで戸当たり4を別部材として取り付け
るもののように取り付け作業が別途必要であると共に取
付部分の防水処理を行なうのを省略することができるよ
うになっている。戸当たり4にはスライディングドア2
の端部が挿合される受け部6が形成されており、この受
け部6は奥端より入口部分が広くなった略凹状に形成さ
れている。このように奥端より入口部分が広くなった略
凹状に形成されていることで閉成時には円弧状のスライ
ディングドア2の移動状態に沿ってスライディングドア
2の端部を受けることができ、スライディングドア2の
端部の内側面または外側面の一部が部分的に擦れたりす
るようなことなくスライディングドア2の端部を受ける
ことができるものである。33はスライディングドア2
の閉成時に受け部6の奥端面に当接されることとなるク
ッション材であり、スライディングドア2が勢い良く閉
じられた場合にはクッション材33が奥端面に当たって
ショックを和らげるようになっている。
ル8の端部には図6に示されるように閉成時においてス
ライディングドア2の端部が当接されることとなる戸当
たり4が設置されている。この戸当たり4は固定パネル
8の枠材14となる開口枠5より一体に突設されてお
り、このように開口枠5から一体に突設するようにして
形成してあることで戸当たり4を別部材として取り付け
るもののように取り付け作業が別途必要であると共に取
付部分の防水処理を行なうのを省略することができるよ
うになっている。戸当たり4にはスライディングドア2
の端部が挿合される受け部6が形成されており、この受
け部6は奥端より入口部分が広くなった略凹状に形成さ
れている。このように奥端より入口部分が広くなった略
凹状に形成されていることで閉成時には円弧状のスライ
ディングドア2の移動状態に沿ってスライディングドア
2の端部を受けることができ、スライディングドア2の
端部の内側面または外側面の一部が部分的に擦れたりす
るようなことなくスライディングドア2の端部を受ける
ことができるものである。33はスライディングドア2
の閉成時に受け部6の奥端面に当接されることとなるク
ッション材であり、スライディングドア2が勢い良く閉
じられた場合にはクッション材33が奥端面に当たって
ショックを和らげるようになっている。
【0017】しかして、円弧状のスライディングドア2
を上レール3の引き込みレール部分3aに移動させるこ
とで開口部1を開いた状態としてスペースSに出入りす
ることができるものであり、また、上レール3に沿って
スライディングドア2を開口部1に位置させると共にス
ライディングドア2の端部を戸当たり4に当接すること
で開口部1を閉塞することができるものである。また、
上レール3に円弧状のスライディングドア2を走行自在
に吊下げ、片側半分が開口部1に配置される上レール3
の残りの片側半分の引き込みレール部分3aをスペース
S内に延出してあるので、円弧状のスライディングドア
2はスペースS内に引き込み設置された引き込みレール
部分3aに収納され、このように円弧状のスライディン
グドア2は開口部1とは異なるスペースS内方に引き込
まれ、しかしてスペースSの形状はスライディングドア
2の円弧を延長した円筒形状に制限されることがなく、
円弧状のスライディングドア2を設置するスペースSの
形状は種々の形状のものでもよく、円弧状のスライディ
ングドア2を設置するスペースSの自由度を増すことが
でき、しかも、円弧状のスライディングドア2はスペー
スS内に延出された引き込みレール部分3aに収納さ
れ、円弧状のスライディングドア2を大きく開き、その
開口部1を大きくしながら、閉成時にはスライディング
ドアは開口部における上レールに移行していて、スペー
ス内にはスライディングドア2は存在せず、スペースS
を狭くするようなことがなく、スペースSを充分に活用
できるようになっている。
を上レール3の引き込みレール部分3aに移動させるこ
とで開口部1を開いた状態としてスペースSに出入りす
ることができるものであり、また、上レール3に沿って
スライディングドア2を開口部1に位置させると共にス
ライディングドア2の端部を戸当たり4に当接すること
で開口部1を閉塞することができるものである。また、
上レール3に円弧状のスライディングドア2を走行自在
に吊下げ、片側半分が開口部1に配置される上レール3
の残りの片側半分の引き込みレール部分3aをスペース
S内に延出してあるので、円弧状のスライディングドア
2はスペースS内に引き込み設置された引き込みレール
部分3aに収納され、このように円弧状のスライディン
グドア2は開口部1とは異なるスペースS内方に引き込
まれ、しかしてスペースSの形状はスライディングドア
2の円弧を延長した円筒形状に制限されることがなく、
円弧状のスライディングドア2を設置するスペースSの
形状は種々の形状のものでもよく、円弧状のスライディ
ングドア2を設置するスペースSの自由度を増すことが
でき、しかも、円弧状のスライディングドア2はスペー
スS内に延出された引き込みレール部分3aに収納さ
れ、円弧状のスライディングドア2を大きく開き、その
開口部1を大きくしながら、閉成時にはスライディング
ドアは開口部における上レールに移行していて、スペー
ス内にはスライディングドア2は存在せず、スペースS
を狭くするようなことがなく、スペースSを充分に活用
できるようになっている。
【0018】
【考案の効果】本考案は上述のように、壁材の一部に外
側に向けて開口するケースを設置し、ケース内に外側に
向けて開口する収納部を形成し、この収納部を閉塞する
ようにケースの外側に化粧カバーを着脱自在に取着して
あるので、ケースに設けられた収納部内に電気設備を制
御するための制御部等の保守点検を必要とする部品を収
納配置することができ、この部品は化粧カバーよって覆
われてケース内に収納された状態となっており、保守点
検時には化粧カバーを取り外すことでシャワールーム内
に入ったりするようなことなくシャワールームの外側よ
り保守点検を手間取ることなく容易に行なうことができ
るものである。また収納部の外側の開口を閉塞するよう
にケースの外側に着脱自在に取着される化粧カバーが壁
材の上下全長に亙っていると共に化粧カバーの下端の弾
性のある突片が床パンに圧接されたので、水回りでも化
粧カバーを防水的に取り付けて防水性を確保することが
できるものであり、しかも固定パネルが枠材内に面板を
嵌め込んで形成され、この固定パネルの片側の枠材に外
側に向けて開口するケースが取り付けられ、ケース内の
収納部の開口を閉塞する化粧カバーの片側縁が上記固定
パネルの枠材の外面を覆うように延設され、化粧カバー
の片側縁の延設部分の先端縁が面板との境界となる上記
枠材の内側縁の位置に係着されたので、固定パネルの枠
材がケース内の収納部と一緒に化粧カバーにて覆い隠さ
れ、両者間の防水性が保持されると共に上記固定パネル
の側方の外観デザインが違和感なく納まるものである。
側に向けて開口するケースを設置し、ケース内に外側に
向けて開口する収納部を形成し、この収納部を閉塞する
ようにケースの外側に化粧カバーを着脱自在に取着して
あるので、ケースに設けられた収納部内に電気設備を制
御するための制御部等の保守点検を必要とする部品を収
納配置することができ、この部品は化粧カバーよって覆
われてケース内に収納された状態となっており、保守点
検時には化粧カバーを取り外すことでシャワールーム内
に入ったりするようなことなくシャワールームの外側よ
り保守点検を手間取ることなく容易に行なうことができ
るものである。また収納部の外側の開口を閉塞するよう
にケースの外側に着脱自在に取着される化粧カバーが壁
材の上下全長に亙っていると共に化粧カバーの下端の弾
性のある突片が床パンに圧接されたので、水回りでも化
粧カバーを防水的に取り付けて防水性を確保することが
できるものであり、しかも固定パネルが枠材内に面板を
嵌め込んで形成され、この固定パネルの片側の枠材に外
側に向けて開口するケースが取り付けられ、ケース内の
収納部の開口を閉塞する化粧カバーの片側縁が上記固定
パネルの枠材の外面を覆うように延設され、化粧カバー
の片側縁の延設部分の先端縁が面板との境界となる上記
枠材の内側縁の位置に係着されたので、固定パネルの枠
材がケース内の収納部と一緒に化粧カバーにて覆い隠さ
れ、両者間の防水性が保持されると共に上記固定パネル
の側方の外観デザインが違和感なく納まるものである。
【図1】本考案の一実施例の概略平面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】同上のスライディングドアの上レールへの取付
状態を示す一部省略した断面図である。
状態を示す一部省略した断面図である。
【図5】同上のケースの取付状態を示す一部省略した断
面図である。
面図である。
【図6】同上の戸当たりの取付状態を示す一部省略した
断面図である。
断面図である。
【図7】同上のガイド具の斜視図である。
28 ケース 29 収納部 30 化粧カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 周囲を囲む壁材のうち外側に位置する壁
材である固定パネルが枠材内に面板を嵌め込んで形成さ
れ、この固定パネルの片側の枠材に外側に向けて開口す
るケースが取り付けられると共にケース内に外側に向け
て開口する収納部が形成され、この収納部の外側の開口
を閉塞するようにケースの外側に化粧カバーが着脱自在
に取着され、化粧カバーが壁材の上下全長に亙っている
と共に化粧カバーの下端の弾性のある突片が床パンに圧
接され、化粧カバーの片側縁が上記固定パネルの枠材の
外面を覆うように延設され、化粧カバーの片側縁の延設
部分の先端縁が面板との境界となる上記枠材の内側縁の
位置に係着されたことを特徴とするシャワールーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992034803U JP2557268Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | シャワールーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992034803U JP2557268Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | シャワールーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594464U JPH0594464U (ja) | 1993-12-24 |
JP2557268Y2 true JP2557268Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=12424392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992034803U Expired - Fee Related JP2557268Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | シャワールーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557268Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5427221A (en) * | 1977-07-30 | 1979-03-01 | Matsushita Electric Works Ltd | Bathroom partition |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP1992034803U patent/JP2557268Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0594464U (ja) | 1993-12-24 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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