JP2504218Y2 - トイレブ―ス - Google Patents

トイレブ―ス

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JP2504218Y2
JP2504218Y2 JP3934790U JP3934790U JP2504218Y2 JP 2504218 Y2 JP2504218 Y2 JP 2504218Y2 JP 3934790 U JP3934790 U JP 3934790U JP 3934790 U JP3934790 U JP 3934790U JP 2504218 Y2 JP2504218 Y2 JP 2504218Y2
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JP
Japan
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door
fitting
hinge shaft
toilet booth
booth
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JP3934790U
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JPH03129657U (ja
Inventor
昭 黒部
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はトイレブースに関し、詳しくはドアのヒン
ジとその周辺部構造に特徴を有するトイレブースに関す
る。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 通常トイレブースにおいては、開閉ドアと天井との間
に空間があり、トイレブース内で人が倒れたりするなど
非常時には、救出のために人がドアを乗り越えて上側の
空間よりブース内部に入れるようになっている。
ところでかかるトイレブースにおいて、ドアの上側空
間を欄間としたり、仕切壁を形成したりすることが考え
られており、このようにすると臭いが外部に漏れなくな
ったり、覗き防止できたりするなど利点が生ずるが、反
面、トイレブース内で人が倒れたりしたとき救出のため
にドアを乗り越えて内部に入ることができなくなる。
このような場合、ドアを外すことができれば良いが、
ブースドアは一般に上下のヒンジ部分において、その嵌
合部がブース壁体側のヒンジ軸に対して嵌合した状態に
あり、通常これを取り外すことは困難である。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになされたも
のであり、その要旨は、トイレブースの構成体である固
定の壁体の上端部に対してブース開閉用のドアの上端部
を、上下向きをなし且つ該ドアの下方移動によって嵌合
解除可能な上側ヒンジ軸と上側嵌合部との嵌合に基づい
て回転可能に取り付けるとともに、該壁体の下端部位
に、該ドア側に横方向に突出する支持片を備えた第一取
付具を固定する一方、該ドアの対応する個所に第二取付
具を固定し、該第一取付具の支持片に上向きに突設した
下側ヒンジ軸に対して、該第二取付具に設けた下側嵌合
部を下向きに且つ相対回転可能に嵌合させ、似て該ドア
を開閉可能と成したトイレブースにおいて、前記下側ヒ
ンジ軸を前記支持片と別体に構成して該下側ヒンジ軸の
下端部に取付用の基部を設け、該基部を該支持片上に載
置した上、外部からの操作によって固定を解除可能な固
定手段により該基部を固定したことにある。
(作用及び考案の効果) 本考案のトイレブースにおいては、下側ヒンジの固定
手段による固定を解除すると、下側ヒンジ軸が水平方向
にスライド可能な状態となる。従ってヒンジ軸をドア側
の下側嵌合部に嵌合させたままの状態で、ドアの下端を
水平方向に移動させることが可能となる。これによりド
アの下端を、固定の壁体に設けた第一取付具の支持片よ
り脱落させることができる。ドアの下端を支持片より脱
落させることができれば、上側のヒンジ部分において上
側ヒンジ軸と上側嵌合部との嵌合を外すことができ、こ
れによりドア全体を取り外すことが可能となる。従って
ドアの上側空間が閉ざされている場合においても、ブー
ス内部で人が倒れた時等非常時に、ドアを取り外すこと
によってその内部に救出のために入ることが可能とな
る。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第2図において、10は互いに連設されたトイレブース
であって、後部壁体12と、前部壁体14,16と、側部壁体1
8とを有し、全体としてボックス状を成している。この
トイレブース10においては、壁体14,16,18と天井20(第
3図)との間に欄間22が設けられている。
第2図において24は開閉ドアであって、第3図に示し
ているようにその下側に一定の隙間を形成する状態で、
上側及び下側のヒンジ26,28により開閉可能に取り付け
られている。尚このドア24は内開き、外開き何れの方式
も採用できる構造となっている。即ち第4図中右側の端
部にヒンジ26,28を配した場合には内開き方式となり、
また左側の端部にヒンジ26,28を配した場合には外開き
方式となる(本例では内開き方式となっている)。
第5図及び第6図に、上側のヒンジ26の構造が示され
ている。これらの図において、30は第一取付金具であっ
てL字状を成し、その垂直片部において前部壁体16にビ
ス等固定具にて固定され、また水平片部には下向きのヒ
ンジ軸(上側ヒンジ軸)32を有するプレート34が止め具
にて固定されている。
36は平板状の第二取付金具であって、ドア24の上端面
に固定されている。この第二取付金具36は嵌合穴(上側
嵌合部)38を有し、この嵌合穴38内にヒンジ軸32が相対
回転可能に挿入されている。
一方、第1図,第7図,第8図及び第9図に下側のヒ
ンジ部28の構造が示されている。これらの図において、
40は第一取付金具であってL字状を成し、その垂直片部
において前部壁体16に固定されている。一方水平片部の
上面には、ヒンジ軸(下側ヒンジ軸)42の下端部に一体
に設けられたスライドプレート43が載置されている。こ
のプレート43は、一端部にU字状の切欠44を、また他端
部に雌ねじ穴45を有し、その切欠44内に、第一取付金具
40の水平片部に固定された係合ピン46を挿入させた状態
で、雌ねじ穴45に止ねじ47が水平片部の下側からねじ込
まれ、以てかかる水平片部に固定されている。
第1図において、49は下側ガイド部材であって中心部
に嵌合穴50を有し、この嵌合穴50において上記ヒンジ軸
42に嵌合されている。また下端部には大径の段違部51が
形成されていて、そこに複数の切欠52が設けられ、その
うちの1つが第一取付金具40の水平片部に止め付けられ
た止ねじ54の頭部に係合させられることによって回り止
めされている。
この下側ガイド部材49は、また、円形の嵌合面56を有
し、この嵌合面56に後述の円筒部68の第二嵌合穴60が回
転可能に嵌合させられている。また下側ガイド部材49に
は上向きのカム面62が形成されており、このカム面62
が、上側ガイド部材58(第9図)に形成された下向きの
カム面64と協同してドア24を開き側に付勢・案内するよ
うになっている。尚これらガイド部材49,58のカム面62,
64の作用は本考案とは直接関係がないので、ここでは更
に詳しい説明は省略する。
第7図及び第8図において、66は平板状の第二取付金
具であって、ドア24の下端面に固定されている。この第
二取付金具66は円筒部68を有しており、この円筒部68内
に前記上側ガイド部材58を保持している。
上側ガイド部材58は、中心部に第一嵌合穴70を有し、
この嵌合穴(下側嵌合部)70においてヒンジ軸42に相対
回転可能に嵌合されている。
本例のトイレブースにおいては、第10図(A)に示す
ようにドア24下側の隙間を利用して止ねじ47を外すと、
スライドプレート43の一端側の拘束が解除され、スライ
ドプレート43が係合ピン46の回りに水平回動可能とな
る。そこで止ねじ47を外した後、ヒンジ軸42をドア24側
に嵌合させたままドア下端とともにブース10の前方側に
引くと、スライドプレート43がピン46の回りに回動し、
同図(B)に示しているように切欠44の向きをトイレブ
ース10の内部方向に向ける。そこで引続いてドア24下端
を前方へ引くと、切欠44が係合ピン46から離脱して、第
一取付金具40の支持片からドア下端とともに脱落する。
而してこのようにドア24の下端を脱落させると、上側
のヒンジ26においてヒンジ軸32と嵌合穴38との嵌合を外
すことができるから、ドア24全体を取り外すことがで
き、従ってトイレブース10内部で人が倒れた時にもドア
の取り外しによって救出のためにその内部に入ることが
できる。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はその他の
形態でも構成可能である。
例えば、上例ではヒンジ軸42の下端部にスライドプレ
ート43を一体に設けて、ヒンジ軸42の基部と成している
が、ヒンジ軸42の下端部にボス部を設けてこれを基部と
成すことも可能である。また基部の固定手段として、上
記実施例ではスライドプレートに設けた切欠44と雌ねじ
穴45及び係合ピン46と止ねじ47を用いているが、これと
は別の形態の固定手段を採用することも勿論可能であ
る。例えば基部に浅い凹部を形成する一方、支持片の側
に対応する凸部を設けて、それらを上下方向に浅く嵌合
させ、通常の使用状態ではドア24の重みによりそれらを
嵌合状態に保持させる一方、トイレブース内部に入る必
要が生じた時には、ヒンジ軸を基部と供に若干上方に持
ち上げて嵌合を外し、以てそのヒンジ軸をドア下側部分
とともに水平方向にスライドさせて支持片より脱落させ
るように成すことも可能である。
その他、上例ではトイレブースが連設されているが、
本考案はトイレブースが単独で設けられている場合にお
いても勿論適用可能であるなど、その主旨を逸脱しない
範囲において、種々変更を加えた形態で構成可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるトイレブースの下側ヒ
ンジ部分の要部分解斜視図であり、第2図はそのトイレ
ブースの斜視図、第3図は同じトイレブースのドアと周
辺部の要部正面図、第4図は第2図及び第3図のドアの
平面図である。第5図及び第6図は夫々上側ヒンジ部分
の断面図(一部正面図)及び底面図であり、第7図及び
第8図は夫々下側ヒンジ部分の平面図及び断面図(一部
正面図)である。第9図は同じ下側ヒンジ部分の分解斜
視図であり、第10図はそのヒンジ部分の作用説明図であ
る。 10:トイレブース、14,16:前部壁体 24:ドア、40:第一取付金具 32,42:ヒンジ軸、38,70:嵌合穴 43:スライドプレート、44:切欠 45:雌ねじ穴、46:係合ピン 47:止めねじ 49:下側ガイド部材 58:上側ガイド部材 66:第二取付金具 68:円筒部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレブースの構成体である固定の壁体の
    上端部に対してブース開閉用のドアの上端部を、上下向
    きをなし且つ該ドアの下方移動によって嵌合解除可能な
    上側ヒンジ軸と上側嵌合部との嵌合に基づいて回転可能
    に取り付けるとともに、該壁体の下端部位に、該ドア側
    に横方向に突出する支持片を備えた第一取付具を固定す
    る一方、該ドアの対応する個所に第二取付具を固定し、
    該第一取付具の支持片に上向きに突設した下側ヒンジ軸
    に対して、該第二取付具に設けた下側嵌合部を下向きに
    且つ相対回転可能に嵌合させ、以て該ドアを開閉可能と
    成したトイレブースにおいて、 前記下側ヒンジ軸を前記支持片と別体に構成して該下側
    ヒンジ軸の下端部に取付用の基部を設け、該基部を該支
    持片上に載置した上、外部からの操作によって固定を解
    除可能な固定手段により該基部を固定したことを特徴と
    するトイレブース。
JP3934790U 1990-04-12 1990-04-12 トイレブ―ス Expired - Lifetime JP2504218Y2 (ja)

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JPH03129657U JPH03129657U (ja) 1991-12-26
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