JPH0868256A - 薄型移動壁及び移動壁の下部圧接構造 - Google Patents
薄型移動壁及び移動壁の下部圧接構造Info
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- JPH0868256A JPH0868256A JP22878994A JP22878994A JPH0868256A JP H0868256 A JPH0868256 A JP H0868256A JP 22878994 A JP22878994 A JP 22878994A JP 22878994 A JP22878994 A JP 22878994A JP H0868256 A JPH0868256 A JP H0868256A
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Abstract
40mm程度の薄型移動壁を配列した場合に、隣合う移動
壁間に隙間が残らないようにした薄型移動壁並びに下部
圧接構造の提供。 【構成】 移動壁の両側には縦エッジ6、6を取着して
一方側には凹部7を、他方側には凸部8を形成し、又、
下端には下部圧接部材10を内装する為にコ型断面をし
た下エッジ11を設け、そして縦エッジ6の下方であっ
て下エッジ11の部位にはパネルエッジ15をビス止め
し、このパネルエッジ15中央にはスリット溝18を形
成し、更に下部圧接部材10の両サイドには木口キャッ
プ19、19を取着し、一方の木口キャップの接合面に
は凹部29を、他方の木口キャップの接合面には凸部2
0をそれぞれ形成する。
Description
で使用される薄型移動壁、及び該移動壁の下部圧接構造
に関するものである。
場所に移動・配列することによって間仕切りを構成し、
大きな部屋空間を仕切ることが出来る。移動壁はその上
端両サイドに吊車を取着し、吊車は天井レールに沿って
走行して該移動壁を所定の場所へ移動する。ただし、移
動壁が所定の場所に移動して配列しても、単に天井レー
ルに吊設されているだけでは安定しない為に、該移動壁
には圧接部材が装着されている。
着され、内装した圧接装置によって外方向へ張り出さ
れ、上部圧接部材は天井レールに、又下部圧接部材は床
面にそれぞれ圧接して該移動壁が動かないように固定す
る。ただし、一般住宅で使用される移動壁はその厚さも
薄くて、内部に圧接装置を内装することが出来ず、移動
壁の下部のみに装着して、手動によって上げ下げ操作す
るような簡単な構造を成している。
移動壁は多少なりと安定するが、下部圧接部材は該移動
壁の安定を目的としているのみならず、光り漏れを防止
する役割も果たしている。ただし、従来の下部圧接部材
にはこの光り漏れ防止機能はなく、隣り合う移動壁の下
部圧接部材間に残された隙間から光が漏れるといった問
題が残されている。
薄型移動壁に装着した下部圧接部材には上記のごとき問
題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点
であって、隣り合う移動壁間から光りが漏れることのな
いようにした移動壁、及び該移動壁の下部圧接構造を提
供する。
移動壁の下端に下部圧接部材を装着したものであるが、
該圧接部材を降下させた場合に隣り合う移動壁の下部圧
接部材との間に隙間が残らないような構造となってい
る。移動壁はその厚さが25mm〜40mm程度の薄型を対
象とし、コアの表面にパネルを貼着したものであり、下
端にはコ型断面の長尺材からなる下エッジが設けられ、
該下エッジの空間には下部圧接部材の上部が内装されて
上下動可能となっている。
いが、該下部圧接部材の両側端には木口キャップが取着
されている。そして一方側の木口キャップ接合面には凹
部が、他方の木口キャップの接合面には凸部がそれぞれ
形成され、隣り合う移動壁の一方の木口キャップ凹部に
他方の木口キャップ凸部が嵌入するといった接合構造を
成している。
れ、該縦エッジも上記木口キャップと同じく、一方側に
は凹部を、他方側には凸部をそれぞれ形成し、移動壁を
配列した場合には上記凹部に凸部が嵌り込むようにな
る。ここで、上記縦エッジは移動壁の外観を考慮して、
パネル表面を一部カバーすることが出来るように幅広に
する場合、一方パネル表面にまで達しない狭幅にする場
合がある。
エッジを補強するとともに、該下エッジの木口に手足が
接触した際に怪我をしないように、別部材としてパネル
エッジを取着する。すなわち、縦エッジは下エッジ上端
までとし、該下エッジの両側端木口には上記パネルエッ
ジをビス止めする。一方、幅広の縦エッジを使用する場
合には、該縦エッジで下エッジの木口をカバー出来る為
に、上記パネルエッジを用いることなく該縦エッジを下
エッジ下端まで延ばしてビス止めする。更に、パネルエ
ッジ、又は縦エッジの下端部中央には細いスリット溝が
形成され、該スリット溝には上記木口キャップの凸部が
嵌入して上下動する。以下、本発明に係る実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
合の正面図である。この仕切りは3枚の移動壁1a、1
b、1cと1枚のドア2から構成され、各移動壁1a、
1b…は天井レール3に吊設されて移動することが出
来、ドア2は所定の位置に設けたヒンジを介して開閉す
ることが出来る。そして図2は図1の縦断面と横断面の
拡大図を表している。
接合状態を示したものである。該移動壁1はコア4の両
表面にパネル5、5を貼着したものであり、側端には縦
エッジ6a、6bが取着されている。該縦エッジ6はそ
の両側がパネル面まで達することがないように狭幅とな
っており、一方の縦エッジ6aには凹部7が、又他方の
縦エッジ6bには凸部8がそれぞれ形成されていて、該
凹部7には凸部8が嵌入している。従って、両移動壁1
a、1b間に僅かな隙間9が介在しても、この隙間9か
ら光が漏れることはない。
ていて、この下部圧接部材10の上部は図4に示すよう
に移動壁下端に取着したコ型断面の下エッジ11の空間
12に内装され、該空間12内を上下動する。(同図は
下部圧接部材10を降下した場合である)下エッジ11
の両側片13、13の下端にはカギ型をした受け14、
14を形成し、上記パネル5、5の下縁が受け14、1
4に嵌入して拘束されている。従って、該パネル5及び
下エッジ11の側片13は強度的に弱くて変形し易い為
に、上記縦エッジ6の下方であって下エッジ11の部分
には図3(c)に示すようにパネルエッジ15を取着す
る。勿論、該パネルエッジ15は下エッジ11の補強だ
けでなく、下エッジ木口に手足が接触した場合に怪我を
しないことを目的としている。
ビス孔16、16…にビス17、17…を螺合して取着
される。勿論、パネルエッジ15もパネル面から突出し
ない幅と成っている。そしてパネルエッジ15の中央に
は細いスリット溝18が縦方向に形成され、後述する木
口エッジ19に設けた凸部20がスライド可能に嵌入す
る。
断面をした押し出し材であり、この部材の両サイドに木
口エッジ19a、19bが取着される。図5はこの木口
エッジ19aを示す具体例であり、上ブロック21と下
ブロック22が一体化した形状で、上記下部圧接部材1
0に取着するならば下部圧接部材10を外方向へ延長し
たと同じようになる。上ブロック21の背面23からは
上アーム24が水平に延び、又下ブロック22の背面2
3からは下アーム25が延びている。木口エッジ19a
を下部圧接部材10に取着するには、該下部圧接部材1
0の空間26に上アーム24を嵌入してビス止めし、又
空間27には下アーム25を嵌入してビス止めする。
部28が、そして下ブロック22には凹部29が形成さ
れ、これらの凹部28、29には他方の木口エッジ19
bに形成した凸部20が嵌入する。図6は木口エッジ1
9aの凹部29に木口エッジ19bの凸部20が嵌入し
た場合であり、この図は図3(b)の底面図を表してい
る。同じく図7は図3(b)のA−A断面を表した場合
であり、木口エッジ19aの凹部28に木口エッジ19
bの凸部20が嵌入している。
らず、パネルエッジ15aのスリット溝18aに沿って
形成した凸部30aが嵌入し、対向する側のパネルエッ
ジ15bのスリット溝18bに沿って形成した凸部30
b先端が上記凸部30aに形成した入口部テーパに嵌入
している。そして木口エッジ19bの凸部20は両パネ
ルエッジ15a、15bのスリット溝18a、18bを
貫通していて、両接合部での光り漏れはない。
る場合、縦エッジ6a、6b、パネルエッジ15a、1
5b、それに木口キャップ19a、19bにはそれぞれ
に凹部と凸部が形成されて互いに嵌入する接合構造とな
る。図3に示す下部圧接部材10は降下して圧接状態に
ある場合であり、木口キャップ19には下端から突出し
たロッドが取着されていて、該ロッドの突出部は床面に
形成した嵌入孔に嵌る。
うにパネルエッジ15を縦エッジ6の下方に取着してい
るが、該パネルエッジ15を用いなくてもよい。ただ
し、該パネルエッジ15を用いない場合には縦エッジを
幅広として、両側部がパネル表面にて屈曲することが出
来る幅とする。図8はこの実施例であるが、パネルエッ
ジ15を用いない為に、縦エッジ6の下端部にはパネル
エッジ15に形成したスリット溝18を形成している。
そして縦エッジ6の下端は図4に示す下エッジ11の受
け14、14に設けたビス孔16、16にビス17、1
7を螺合してビス止めされる。以上述べたように、本発
明の移動壁及び下部圧接構造をこのように構成すること
で、次のような効果を得ることが出来る。
部圧接部材はその両サイドに木口キャップを取着し、一
方の木口キャップには凹部を、他方の木口キャップには
凸部を形成していて、移動壁が互いに当接する場合には
上記凹部に凸部が嵌入することで下部圧接部材間に隙間
はなくなり、光が漏れることはない。又、移動壁側端に
設けた縦エッジにも凹部と凸部を形成して互いに嵌合さ
せることで、光り漏れを防止することが出来る。そし
て、この移動壁は薄型であって、下端には下部圧接部材
を内装する大きな空間を持つ下エッジを有しているが、
移動壁側端に取着した縦エッジ又は縦エッジの下方に取
着したパネルエッジが該下エッジに固定される為に、そ
の強度は高くなる。
面図。
る下圧接構造の正面図、(c)は下圧接構造の側面図。
す他の実施例。
Claims (4)
- 【請求項1】 一般住宅やマンション等用として使用す
る薄型移動壁において、移動壁はコアの両面にパネルを
貼着したもので、両側にはパネル表面まで届かない狭幅
であって一方側には凹部を他方側には凸部を形成した縦
エッジを取着し、又移動壁の下端には下部圧接部材を内
装する為のコ型断面をした下エッジを設け、上記縦エッ
ジの下方であって下エッジの部位にはパネルエッジをビ
ス止めし、このパネルエッジ中央にはスリット溝を形成
し、更に上記下部圧接部材の両サイドには木口キャップ
を取着し、一方の木口キャップの接合面には凹部を他方
の木口キャップの接合面には上記スリット溝に嵌入する
幅の凸部をそれぞれ形成したことを特徴とする薄型移動
壁。 - 【請求項2】 一般住宅やマンション等用として使用す
る薄型移動壁において、移動壁はコアの両面にパネルを
貼着したもので、両側にはパネル表面の縁をカバーする
広幅であって一方側には凹部を他方側には凸部を形成し
た縦エッジを取着し、又移動壁の下端には下部圧接部材
を内装する為のコ型断面をした下エッジを設け、上記縦
エッジの下端を下エッジのパネル受け部にビス止めし、
この縦エッジの下端部中央にはスリット溝を形成し、更
に上記下部圧接部材の両サイドには木口キャップを取着
し、一方の木口キャップの接合面には凹部を他方の木口
キャップの接合面には上記スリット溝に嵌入する幅の凸
部をそれぞれ形成したことを特徴とする薄型移動壁。 - 【請求項3】 一般住宅やマンション等用として使用す
る薄型移動壁において、移動壁はコアの両面にパネルを
貼着したもので、その下端にはコ型断面の下エッジを設
けて下部圧接部材を内装し、下部圧接部材の両サイドに
は木口キャップを取着し、一方の木口キャップの接合面
には凹部を他方の木口キャップの接合面には凸部をそれ
ぞれ形成したことを特徴とする薄型移動壁の下部圧接構
造。 - 【請求項4】 一般住宅やマンション等用として使用す
る薄型移動壁において、移動壁はコアの両面にパネルを
貼着したもので、その下端にはコ型断面の下エッジを設
けて下部圧接部材を内装し、下部圧接部材の両サイドに
は木口キャップを取着し、一方の木口キャップの接合面
には凹部を他方の木口キャップの接合面には凸部をそれ
ぞれ形成し、更に木口キャップには下方へ突出したロッ
ドを取着したことを特徴とする薄型移動壁の下部圧接構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06228789A JP3108981B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 薄型移動壁及び移動壁の下部圧接構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06228789A JP3108981B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 薄型移動壁及び移動壁の下部圧接構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868256A true JPH0868256A (ja) | 1996-03-12 |
JP3108981B2 JP3108981B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=16881883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06228789A Expired - Fee Related JP3108981B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 薄型移動壁及び移動壁の下部圧接構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108981B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010174551A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 上吊引戸 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP06228789A patent/JP3108981B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010174551A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 上吊引戸 |
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