JPH11236782A - 間仕切り装置 - Google Patents

間仕切り装置

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Publication number
JPH11236782A
JPH11236782A JP5418898A JP5418898A JPH11236782A JP H11236782 A JPH11236782 A JP H11236782A JP 5418898 A JP5418898 A JP 5418898A JP 5418898 A JP5418898 A JP 5418898A JP H11236782 A JPH11236782 A JP H11236782A
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JP
Japan
Prior art keywords
unit
partition wall
partitioning
sliding door
sanitary
Prior art date
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Application number
JP5418898A
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English (en)
Inventor
Kiyoko Adachi
喜世子 足立
Yukio Kurita
幸雄 栗田
Yoshitaka Kurihara
善隆 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Priority to JP5418898A priority Critical patent/JPH11236782A/ja
Publication of JPH11236782A publication Critical patent/JPH11236782A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サニタリーユニットの外周壁部や床部等の外
殻部を傷付けることなく、簡単に引き戸を開閉自在に取
付けることができて、取付け部分からサニタリーユニッ
ト外に水漏れが生じない。 【解決手段】 サニタリーユニット1の内部を間仕切り
する間仕切り装置である。サニタリーユニット1内を間
仕切るユニット内間仕切り壁2に出入り用開口部3を設
ける。サニタリーユニット1内を間仕切るユニット内間
仕切り壁2の外面部の上部に、ユニット内間仕切り壁2
に設けた出入り用開口部3を開閉自在とするための引き
戸4を走行自在に吊り下げ支持するための上レール5を
取付ける上枠6をねじ具7により取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サニタリーユニッ
ト内における間仕切り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からサニタリーユニットの内部をユ
ニット内間仕切り壁で複数のユニット部に間仕切りする
ことが行われている(例えば、サニタリーユニットの内
部をユニット内間仕切り壁により浴室ユニット部と、手
洗いユニット部とに間仕切りしたり、あるいは、浴室ユ
ニット部と、手洗いユニット部と、トイレユニット部と
に間仕切りするといったことが行われている)。そし
て、上記サニタリーユニット内間仕切り壁には各ユニッ
ト部間を出入りできるように出入り用開口部が設けてあ
り、この出入り用開口部を開閉するために間仕切りの一
部としての引き戸装置が設けてある。
【0003】上記引き戸装置は、例えば上レール枠、左
右縦枠、下レール枠を矩形状に枠組みして引き戸枠を形
成し、この矩形状の引き戸枠の上レールをサニタリーユ
ニットの天井部を構成する天井パネルにねじ具により固
着し、下レールをサニタリーユニットの床部を構成する
床パンにねじ具により固着し、縦枠をサニタリーユニッ
トの外周壁部を構成する壁パネルや、ユニット内間仕切
り壁にねじ具により固着し、上下レールに上端部と下端
部とを支持した引き戸を走行させて、ユニット内間仕切
り壁に設けた出入り用開口部を開閉するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来例にあっては、サニタリーユニットの天井部、サ
ニタリーユニットの外周壁部を構成する壁パネル、サニ
タリーユニットの床部を構成する床パンにねじ具により
引き戸枠を固定しているので、サニタリーユニットの外
殻を構成する天井部や外周壁部や床部がねじ具の固着で
傷が付き、この外殻に対するねじ具による取付け部分か
らサニタリーユニット外に水漏れするという問題があ
り、特に、サニタリーユニット内において水が直接かか
る床部や外周壁部にねじ具をねじ込んで固着するので、
防水性が悪いという問題がある。
【0005】また、上レール枠、左右縦枠、下レール枠
を矩形状に枠組みして引き戸枠を組み込むので、サニタ
リーユニットを組立て形成した後に、後付けで間仕切り
の一部を構成する引き戸装置を取付けるのは難しく、し
たがって、サニタリーユニットの組立て時に同時に引き
戸装置を取付ける必要があって、組立てが面倒となると
いう問題がある。更に、従来例にあっては、引き戸枠の
下レールを床部を構成する床パンに載設して固着してあ
るため、ユニット内間仕切り壁に設けた出入り用開口部
の床部分に下レールが位置してこの部分が段となり、歩
行しにくくなるという問題がある。
【0006】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、サニタリーユニット内を間仕切る
ユニット内間仕切り壁に設けた出入り用開口部を開閉す
るための間仕切りの一部を構成する引き戸を開閉自在に
取付けるに当たって、サニタリーユニットの外殻である
外周壁部や床部等を傷付けることなく、引き戸を簡単に
開閉自在に取付けることができて、上レールの取付け部
分からサニタリーユニット外に水漏れが生じないように
でき、また、サニタリーユニットを組立てた後であって
も、簡単に後付けが可能となり、また、ユニット内間仕
切り壁の出入り用開口部の床部に段差が生じないように
できる間仕切り装置を提供することを課題とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の本発明の
課題を解決するために、サニタリーユニット1の内部を
間仕切りする間仕切り装置であって、サニタリーユニッ
ト1内を間仕切るユニット内間仕切り壁2に出入り用開
口部3を設け、このサニタリーユニット1内を間仕切る
ユニット内間仕切り壁2の外面部の上部に、ユニット内
間仕切り壁2に設けた出入り用開口部3を開閉自在とす
るための引き戸4を走行自在に吊り下げ支持するための
上レール5を取付ける上枠6をねじ具7により取付けて
成ることを特徴とするものである。このような構成とす
ることで、引き戸4を吊り下げ支持するための上レール
5を取付ける上枠6をサニタリーユニット1の内部を間
仕切りするためのユニット内間仕切り壁2の上部にねじ
具7で取付けるのみでよくて、サニタリーユニット1の
外殻を構成する天井部や外周壁部や床部にねじ具を固着
して外殻を傷付けたりしないで取付けることができ、ま
た、ユニット内間仕切り壁2の出入り用開口部3の床部
に下レールを取付ける必要がないので、この床部分に段
差が生じないようにできるものである。
【0008】また、本発明の間仕切り装置は、サニタリ
ーユニット1の内部を間仕切りする間仕切り装置であっ
て、サニタリーユニット1内を間仕切るユニット内間仕
切り壁2に出入り用開口部3を設け、このサニタリーユ
ニット1内を間仕切るユニット内間仕切り壁2の外面部
の上部に、ユニット内間仕切り壁2に設けた出入り用開
口部3を開閉自在とするための引き戸4を走行自在に吊
り下げ支持するための上レール5をねじ具7により取付
けて成ることを特徴とするものであってもよい。このよ
うな構成とすることで、引き戸4を吊り下げ支持するた
めの上レール5を直接サニタリーユニット1の内部を間
仕切りするためのユニット内間仕切り壁2の上部にねじ
具7で取付けるのみでよくて、サニタリーユニット1の
外殻を構成する天井部や外周壁部や床部にねじ具を固着
して外殻を傷付けたりしないで取付けることができるも
のである。
【0009】また、サニタリーユニット1の内部を間仕
切るユニット内間仕切り壁2の出入り用開口部3付近の
外面部の下部に引き戸4の下端部がはめ込まれて引き戸
4の振れ止めをするための振れ止め部材8をねじ具7に
より取付けることが好ましい。このような構成とするこ
とで、上レール5に走行自在に吊り下げ支持した引き戸
4の下端部の振れ止めを振れ止め部材8により行うこと
ができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。サニタリーユニット1は床
部を構成する床パン9の外周部に外周壁部を構成するた
めの壁パネル10と開閉戸11aを取付けるための出入
り枠体11を立設し、壁パネル10の上端部に天井部を
構成する天井パネル12の端部を取付けることで、組立
て形成してある。そして本発明においては、上記のよう
な構成のサニタリーユニット1内部をユニット内間仕切
り壁2により複数のユニット部に間仕切りしてある。図
2に示す実施形態においてはサニタリーユニット1の内
部を2つのユニット内間仕切り壁2により浴室ユニット
部1aと、手洗いユニット部1bと、トイレユニット部
1cとに間仕切りしてある。すなわち、図2に示す実施
形態においては、サニタリーユニット1の外周壁部を構
成する対向する壁パネル10間に立設された第1のユニ
ット内間仕切り壁2aと、第1のユニット内間仕切り壁
2aと壁パネル10との間に立設された第2のユニット
内間仕切り壁2bとの2つのユニット内間仕切り壁2で
サニタリーユニット1内を3つのユニット部に仕切った
例が示してある。なお、図2において、浴室ユニット部
1aには浴槽40が設けてあり、手洗いユニット部1b
には洗面装置41が設けてあり、トイレユニット部1c
には便器43が設けてある。
【0011】ここで、図1に示す実施形態では枠体18
の両面に面板19を取着して間仕切り壁パネル17が形
成してあって、この間仕切り壁パネル17によりユニッ
ト内間仕切り壁2が構成してある。そして、ユニット内
間仕切り壁2はサニタリーユニット1の床部を構成する
床パン9の上面部に床レール13を載設し、この床レー
ル13内に高さ調整自在なアジャスタ装置14の下部に
設けた下接続部材15をはめ込んで取付け、このアジャ
スタ装置14の上接続部材16にユニット内間仕切り壁
2を構成する間仕切り壁パネル17の枠体18の下枠部
をはめ込み、この壁パネル17の枠体の上枠部を天井部
を構成する天井パネル12の下面部に上取付け部材(図
示せず)を介して取付けることで、サニタリーユニット
1内にユニット内間仕切り壁2を立設してある。ユニッ
ト内間仕切り壁2には出入り用開口部3が設けてある。
ここで、出入り用開口部3部分においては、上記床レー
ル13やアジャスタ装置14が存在しないようにし、出
入り用開口部3部分においては直接床部を構成する床パ
ン9の上面部が露出するようにしてあり、また図3、図
4に示すように、ユニット内間仕切り壁2の出入り用開
口部3の上部は垂壁部21となっている。また、ユニッ
ト内間仕切り壁2の出入り用開口部3以外の部分におい
ては、床レール13の両側と間仕切り壁パネル17の下
端部両側との間にそれぞれ両側の巾木39を配設して、
両側の巾木39をボルト38により締結してある。
【0012】しかして、ユニット内間仕切り壁2の出入
り用開口部3を開閉する引き戸4を取付けるに当たって
は、次のようにして行うものである。すなわち、サニタ
リーユニット1内を間仕切るユニット内間仕切り壁2の
外面部の上部にユニット内間仕切り壁2に設けた出入り
用開口部3を開閉自在とするための引き戸4を走行自在
に吊り下げ支持するための上レール5を取付けるもので
ある。
【0013】ここで、図1、図5に示す実施形態におい
ては、上枠6に断面リップ付きコ字状をしたアルミニュ
ウム製のような上レール5を固着し、この上枠6をユニ
ット内間仕切り壁2の外面部の上部に沿って配設してね
じ具7により取付けた例を示している。図5に示す実施
形態においては、上枠6に下方に開口するレールはめ込
み用溝部22を設け、上枠6の一側部にレールはめ込み
用溝部22に連通するようにねじ具挿入用孔23を設け
てあり、まず、上枠6をユニット内間仕切り壁2の外面
部の上部に沿って配設し、ねじ具挿入用孔23からねじ
具7を挿入して上枠6のねじ具挿入用孔23と反対側の
側部にねじ込むと共にねじ具7の先端部をユニット内間
仕切り壁2にねじ込み固着することで上枠6を取付け、
その後、上枠6に設けたレールはめ込み用溝部22内に
下方よりリップ付きコ字状をした上レール5をはめ込
み、上レール5の下方開口よりねじ具7を挿入して上レ
ール5の上横片を貫通させて上枠6にねじ込み固着する
ことで、上枠6のレールはめ込み用溝部22に上レール
5をはめ込み固着するものである。そして、ねじ具挿入
用孔23にキャップ24をはめ込んで塞ぐものである。
このようにすることで、ねじ具7の頭部が外から見えな
いようにきる。また、この実施形態においては、上枠6
の上面部がユニット内間仕切り壁2から離れる程下とな
るように下り傾斜した傾斜面26となっていて、水滴な
どを傾斜面26に沿って流下させることができて上枠6
の上面に水が溜まらないようになっている。また、この
実施形態においては、上枠6の上端部とユニット内間仕
切り壁2とのなすコーナ部分にコーキング材27を充填
してこの部分から水が浸入しないようにしてある。
【0014】上記のようにして取付けられた上レール5
には引き戸4の上端部に取付けられた上ランナ28が走
行自在に吊り下げ支持してあり、上レール5に吊り下げ
支持した引き戸4を移動することで、ユニット内間仕切
り壁2に設けた出入り用開口部3を開閉自在とするもの
である。このように上レール5をユニット内間仕切り壁
2の外面部の上部に取付けるのみで、引き戸4を吊り下
げ支持できるので、上レール5の取付けがサニタリーユ
ニット1を組立て形成した後に後付けにより容易に取付
けることができるものであり、サニタリーユニット1の
組立ても簡単に行えることになる。
【0015】ここで、ユニット内間仕切り壁2の出入り
用開口部3付近の外面部の下部には引き戸4の下端部が
はめ込まれて引き戸4の振れ止めをするための短尺の振
れ止め部材8がねじ具7により取付けてあり、引き戸4
が上レール5の長手方向のどの位置に位置している時で
も引き戸4の下端部の幅方向(移動方向)のいずれかの
部位が短尺の振れ止め部材8に設けた上開口の振れ止め
用溝部29にはめ込まれていて振れ止めがなされるよう
に設定してある。つまり、引き戸4でユニット内間仕切
り壁2に設けた出入り用開口部3を全閉した状態では引
き戸4の下端部の後端部が振れ止め部材8に設けた振れ
止め用溝部29にはめ込まれ、また、ユニット内間仕切
り壁2に設けた出入り用開口部3を全開した状態では引
き戸4の下端部の前端部が振れ止め部材8に設けた振れ
止め用溝部29にはめ込まれるようになっている。この
ように、ユニット内間仕切り壁2の出入り用開口部3付
近の外面部の下部に振れ止め部材8を設けて引き戸4の
下端部の振れ止めをしているので、上レール5で吊り下
げ支持した引き戸4の振れ止めが簡単な構成で確実にで
きながら、従来の下レールを床部に取付けるもののよう
に、目立たず、また、床部に段差ができず、ユニット内
間仕切り壁2に設けた出入り用開口部3の通行をスムー
ズに行えるものである。図6には振れ止め部材8の一実
施形態が示してある。この図6に示す実施形態において
は、振れ止め部材8が振れ止め部材本体8aとカバー部
材8bとで構成してあり、振れ止め部材本体8aには一
側部の上部にL状段部31が設けてあり、一側部の中央
部に係止溝部32が設けてあり、更に係止溝部32の溝
奥にはねじ具挿入孔33が設けてある。また、カバー部
材8bの一側部の中央部には係止突部34が形成してあ
る。そして、振れ止め部材本体8aをユニット内間仕切
り壁2の出入り用開口部3付近の外面部の下部に当てた
状態でねじ具挿入孔33にねじ具を挿入して先端部をユ
ニット内間仕切り壁2に固着し、その後、振れ止め部材
本体8aの係止溝部32にカバー部材8bの係止突部3
4を係止することで、振れ止め部材本体8aのL状段部
31とカバー部材8bの一側部の上部とにより振れ止め
用溝部29を形成すると共に、カバー部材8bによりね
じ具による固着部分を隠して外観を良くすると共にねじ
具による固着部分から水が浸入しないようにしている。
【0016】次に、上レール5を上枠6を介してユニッ
ト内間仕切り壁2の外面部の上部に沿って配設してねじ
具7により取付ける他の実施形態を図7に示す。本実施
形態においては、上枠6の下部をL状に切欠してL状切
欠部37を形成してあり、L状切欠部37の縦片部37
aをねじ具7によりユニット内間仕切り壁2に固着す
る。その後、L状切欠部37に上レール5をはめ込み、
上レール5の下方開口よりねじ具7を挿入して上レール
5の上横片を貫通させて上枠6にねじ込み固着すること
で、上枠6をL状切欠部37にはめ込み固着するもので
ある。この場合、上レール5によりL状切欠部37の縦
片部37aをユニット内間仕切り壁2に固着しているね
じ具7を覆い隠して外部から見えないようにできるもの
である。また、上レール5を固着しているねじ具7は上
レール5の上横片に頭部が位置しているのみであるか
ら、外部から見えることがない。また、この実施形態に
おいては、上枠6の上面部がユニット内間仕切り壁2か
ら離れる程下となるように下り傾斜した傾斜面26とな
っていて、水滴などを傾斜面26に沿って流下させるこ
とができて上枠6の上面に水が溜まらないようになって
いる。また、この実施形態においては、上枠6の上端部
とユニット内間仕切り壁2とのなすコーナ部分にコーキ
ング材27を充填してこの部分から水が浸入しないよう
にしてある。
【0017】次に、上レール5を上枠6を介してユニッ
ト内間仕切り壁2の外面部の上部に沿って配設してねじ
具7により取付ける更に他の実施形態を図8に示す。こ
の実施形態においては、上枠6に設けた下方に開口する
レールはめ込み用溝部22にあらかじめ上レール5をは
め込んで固着してあり、また、上枠6の上面部の長手方
向に側面が傾斜した傾斜溝部35を部分的に設けてあ
り、上レール5を取付けた上枠6の側面をユニット内間
仕切り壁2の外面部の上部に沿って配設した状態で、傾
斜溝部35のユニット内間仕切り壁2側の側面である傾
斜側面35a部分からねじ具7をねじ込んでねじ具7の
先端部をユニット内間仕切り壁2にねじ込み固着するこ
とで上枠6を取付けるものである。このように上レール
5をあらかめ取付けた上枠6の上面部に傾斜溝部35を
設け、この上枠6の上面部に設けた傾斜溝部35の傾斜
側面35a部分にねじ具7を斜め上方からねじ込むこと
で、ねじ具7が見えないように上枠6の上面側からねじ
込むにもかかわらず、ねじ具7を斜め下方に向けて簡単
且つ確実にねじ込むことができるものである。図8に示
す実施形態においては、傾斜溝部35はV字状をしてい
て両側に傾斜側面35aが設けてあり、上枠6の両側面
のいずれの方をユニット内間仕切り壁2の外面部に当接
しても、傾斜溝部35のユニット内間仕切り壁2側の側
面が傾斜側面35aとなって、斜め上方からねじ具7の
ねじ込みができるようにしてある。
【0018】次に、上レール5を直接ユニット内間仕切
り壁2の外面部の上部に沿って配設してねじ具7により
取付ける実施形態を図9に示す。この実施形態において
は、アルミニュウムのような金属製の上レール5の下部
に下方に向けて開口したリップ付きコ字状をしたレール
部5aを設け、このレール部5aのユニット内間仕切り
壁2側の側片部5bに挿入孔5cを設け、更に、レール
部5aのユニット内間仕切り壁2と反対側の側片部5d
に挿入孔5cに対向してねじ具7の頭部を挿通すること
ができる大きさのねじ具挿通孔5eを設けてある。そし
て上レール5をユニット内間仕切り壁2の外面部の上部
に沿って配設し、ねじ具挿通孔5eからねじ具7を挿通
して、ねじ具7を挿入孔5cに挿入すると共にねじ具7
の先端部をユニット内間仕切り壁2に固着するものであ
る。これによりねじ具7の頭部が外から見えないように
きる。また、この実施形態においては、上レール5の上
面部がユニット内間仕切り壁2から離れる程下となるよ
うに下り傾斜した傾斜面5fとなっていて、水滴などを
傾斜面5fに沿って流下させることができて上レール5
の上面に水が溜まらないようになっている。また、この
実施形態においては、上レール5の上端部とユニット内
間仕切り壁2とのなすコーナ部分にコーキング材27を
充填してこの部分から水が浸入しないようにしてある。
【0019】なお、上記した各実施形態中図5、図7、
図9に示すものはビスのようなねじ具7を水平にねじ込
んでいるので、ねじ固定が強固で、また作用がしやすい
ものである。次に、振れ止め部材8の他の実施形態につ
き説明する。図10には振れ止め部材8の他の実施形態
が示してある。この図10に示す実施形態においては、
振れ止め部材8が振れ止め部材本体8aとカバー部材8
bとで構成してあり、振れ止め部材本体8aには上方に
開口する振れ止め用溝部29が形成してあり、また、振
れ止め部材本体8aの一側部の中央部に係止溝部32が
設けてあり、更に係止溝部32の溝奥にはねじ具挿入孔
33が設けてある。また、カバー部材8bの一側部の中
央部には係止突部34が形成してある。そして、振れ止
め部材本体8aをユニット内間仕切り壁2の出入り用開
口部3付近の外面部の下部に当てた状態でねじ具挿入孔
33にねじ具を挿入して先端部をユニット内間仕切り壁
2に固着し、その後、振れ止め部材本体8aの係止溝部
32にカバー部材8bの係止突部34を係止すること
で、カバー部材8bによりねじ具による固着部分を隠し
て外観を良くすると共にねじ具による固着部分から水が
浸入しないようにしている。
【0020】また、図11には振れ止め部材8の更に他
の実施形態が示してある。この図11に示す振れ止め部
材8は上面部に上方に開口する振れ止め用溝部29を設
け、振れ止め部材8の一側面に側部溝45を設け、側部
溝45の溝奥にねじ具挿入孔33が設けてある。そし
て、振れ止め部材8の側部溝45を設けた方と反対側の
側面をユニット内間仕切り壁2の出入り用開口部3付近
の外面部の下部に当てた状態でねじ具挿入孔33にねじ
具を挿入して先端部をユニット内間仕切り壁2に固着す
るものである。この実施形態においては、振れ止め部材
8が単一部材により構成してあるので、構造が簡略され
且つ施工が容易となる。そして、側部溝45の溝奥にね
じ具挿入孔33が設けてあって、ねじ具の頭部が側部溝
45の溝奥に位置することで、外からねじ具の頭部が見
えにくく外観を良くすることができるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、サニ
タリーユニットの内部を間仕切りする間仕切り装置であ
って、サニタリーユニット内を間仕切るユニット内間仕
切り壁に出入り用開口部を設け、このサニタリーユニッ
ト内を間仕切るユニット内間仕切り壁の外面部の上部
に、ユニット内間仕切り壁に設けた出入り用開口部を開
閉自在とするための引き戸を走行自在に吊り下げ支持す
るための上レールを取付ける上枠をねじ具により取付け
てあるので、引き戸を吊り下げ支持するための上レール
を取付ける上枠をサニタリーユニットの内部を間仕切り
するためのユニット内間仕切り壁の上部にねじ具で取付
けるのみでよくて、従来のように、サニタリーユニット
の外殻を構成する天井部や外周壁部や床部にねじ具を固
着して外殻を傷付けたりしないで取付けることができ、
この結果、サニタリーユニット内で使われる水がねじ具
の固着箇所からサニタリーユニットの外殻の外に漏れる
というようなことがないものであり、また、ユニット内
間仕切り壁の出入り用開口部の床部に下レールを取付け
る必要がないので、この床部分に段差が生じないように
できて、出入り用開口部において歩行しにくくなるとい
うようなことがないものであり、また、上レールを取付
ける上枠をサニタリーユニットの内部を間仕切りするた
めのユニット内間仕切り壁の上部にねじ具で取付けるの
みでよいので、サニタリーユニットを組立てた後におい
て後付け作業で簡単に取付けることが可能となるもので
ある。
【0022】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、サニタリーユニ
ットの内部を間仕切りする間仕切り装置であって、サニ
タリーユニット内を間仕切るユニット内間仕切り壁に出
入り用開口部を設け、このサニタリーユニット内を間仕
切るユニット内間仕切り壁の外面部の上部に、ユニット
内間仕切り壁に設けた出入り用開口部を開閉自在とする
ための引き戸を走行自在に吊り下げ支持するための上レ
ールをねじ具により取付けてあるので、引き戸を吊り下
げ支持するための上レールをサニタリーユニットの内部
を間仕切りするためのユニット内間仕切り壁の上部に直
接ねじ具で取付けるのみでよくて、従来のように、サニ
タリーユニットの外殻を構成する天井部や外周壁部や床
部にねじ具を固着して外殻を傷付けたりしないで取付け
ることができ、この結果、サニタリーユニット内で使わ
れる水がねじ具の固着箇所からサニタリーユニットの外
殻の外に漏れるというようなことがないものであり、ま
た、ユニット内間仕切り壁の出入り用開口部の床部に下
レールを取付ける必要がないので、この床部分に段差が
生じないようにできて、出入り用開口部において歩行し
にくくなるというようなことがないものであり、また、
上レールをサニタリーユニットの内部を間仕切りするた
めのユニット内間仕切り壁の上部に直接ねじ具で取付け
るのみでよいので、サニタリーユニットを組立てた後に
おいて後付け作業で簡単に取付けることが可能となるも
のである。
【0023】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、サ
ニタリーユニットの内部を間仕切るユニット内間仕切り
壁の出入り用開口部付近の外面部の下部に引き戸の下端
部がはめ込まれて引き戸の振れ止めをするための振れ止
め部材をねじ具により取付けてあるので、上レールに走
行自在に吊り下げ支持した引き戸の下端部の振れ止めを
振れ止め部材により確実に行うことができるものであ
り、また、引き戸の振れ止めをするに当たって、床部に
振れ止め部材を取付けないので、出入り用開口部におけ
る歩行性がよりいっそうよくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間仕切り装置を示し、図2のXーX線
の拡大断面図である。
【図2】同上の全体を示す概略平面図である。
【図3】同上の図2のYーY線の断面図である。
【図4】同上の図2のZーZ線の断面図である。
【図5】同上の上レールを取付けた上枠をユニット内間
仕切り壁の外面部に取付ける一実施形態を示す断面図で
ある。
【図6】同上の振れ止め部材の一実施形態を示す分解斜
視図である。
【図7】同上の上レールを取付けた上枠をユニット内間
仕切り壁の外面部に取付ける他の実施形態を示す断面図
である。
【図8】同上の上レールを取付けた上枠をユニット内間
仕切り壁の外面部に取付ける更に他の実施形態を示す断
面図である。
【図9】同上の上レールを取付けた上枠をユニット内間
仕切り壁の外面部に取付ける更に他の実施形態を示す断
面図である。
【図10】同上の振れ止め部材の他の実施形態を示す分
解斜視図である。
【図11】同上の振れ止め部材の更に他の実施形態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 サニタリーユニット 2 ユニット内間仕切り壁 3 出入り用開口部 4 引き戸 5 上レール 6 上枠 7 ねじ具 8 振れ止め部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サニタリーユニットの内部を間仕切りす
    る間仕切り装置であって、サニタリーユニット内を間仕
    切るユニット内間仕切り壁に出入り用開口部を設け、こ
    のサニタリーユニット内を間仕切るユニット内間仕切り
    壁の外面部の上部に、ユニット内間仕切り壁に設けた出
    入り用開口部を開閉自在とするための引き戸を走行自在
    に吊り下げ支持するための上レールを取付ける上枠をね
    じ具により取付けて成ることを特徴とする間仕切り装
    置。
  2. 【請求項2】 サニタリーユニットの内部を間仕切りす
    る間仕切り装置であって、サニタリーユニット内を間仕
    切るユニット内間仕切り壁に出入り用開口部を設け、こ
    のサニタリーユニット内を間仕切るユニット内間仕切り
    壁の外面部の上部に、ユニット内間仕切り壁に設けた出
    入り用開口部を開閉自在とするための引き戸を走行自在
    に吊り下げ支持するための上レールをねじ具により取付
    けて成ることを特徴とする間仕切り装置。
  3. 【請求項3】 サニタリーユニットの内部を間仕切るユ
    ニット内間仕切り壁の出入り用開口部付近の外面部の下
    部に引き戸の下端部がはめ込まれて引き戸の振れ止めを
    するための振れ止め部材をねじ具により取付けて成るこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の間仕切り装
    置。
JP5418898A 1998-02-20 1998-02-20 間仕切り装置 Pending JPH11236782A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514154A (ja) * 1999-11-03 2003-04-15 パク キーヨング レール隠蔽形窓戸装置
JP2011104098A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Panasonic Electric Works Co Ltd パネル装置及びこれを備えた対面式キッチンカウンター
JP2015203265A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 三協立山株式会社 建具及び浴室
JP2019044374A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 株式会社八木 レール状部材

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