JP2556134Y2 - 横形工作機械用ワーククランプ装置 - Google Patents

横形工作機械用ワーククランプ装置

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JP2556134Y2
JP2556134Y2 JP1991111804U JP11180491U JP2556134Y2 JP 2556134 Y2 JP2556134 Y2 JP 2556134Y2 JP 1991111804 U JP1991111804 U JP 1991111804U JP 11180491 U JP11180491 U JP 11180491U JP 2556134 Y2 JP2556134 Y2 JP 2556134Y2
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ring
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/02Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for mounting on a work-table, tool-slide, or analogous part
    • B23Q3/10Auxiliary devices, e.g. bolsters, extension members
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    • B25B5/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B5/061Arrangements for positively actuating jaws with fluid drive

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、横形マシニングセンタ
等の横形工作機械で加工されるワークをクランプする装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のクランプ装置には、実開昭63
−44733号公報に示すように、次のように構成され
たものがある。ベースプレートの中央部から四角形の支
柱を上向きに突設するとともに、同上ベースプレートの
左右両側部に一対のワーク受け部を設ける。上記の支柱
の左右両側部に高さ調節用シリンダを設け、そのシリン
ダの上部から左右一対の押圧腕を突設する。各押圧腕に
設けたクランプ用シリンダを上記の各ワーク受け部に上
側から対面させたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来構造では、
次の問題がある。重量ワークをクレーンで運搬してベー
スプレートに載置するときに、ワーク受け部の上側空間
に押圧腕が配置されているので、そのワークをワーク受
け部へ向けて真っすぐに降ろすことができない。このた
め、ワークの載置操作に手間がかる。また、押圧腕は高
さ調節用シリンダによって上下方向へ昇降されるだけな
ので、水平方向のクランプ位置を微調節できない。本考
案は、ワークの載置操作を容易にすること、押圧手段の
水平方向のクランプ位置を微調節できるようにすること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、ワーククランプ装置を次のように構成し
た。例えば、図1から図3、又は図4と図5に示すよう
に、ベースプレート1の中央部2から支柱3を上向きに
突設し、少なくとも2つのワーク受け部4・4を上記ベ
ースプレート1の上面に周方向へ間隔をあけて設け、少
なくとも2つの押圧腕5・5を、上記の支柱3に水平旋
回可能に支持するとともに上記ワーク受け部4・4の上
側へ放射状に突出させ、その押圧腕5の突出部に、上記
のワーク受け部4に対面する流体圧式押圧手段6を設
け、これら複数の押圧腕5・5の中央寄り部内に上記の
支柱3の周方向へ延びる環状流路32を設けて、その環
状流路32によって上記の押圧腕5内の放射状流路30
を介して上記の各押圧手段6の流体圧作動室24を相互
に連通させて構成したものである
【0005】
【作用】本考案によれば、ワークのクランプ操作は、例
えば図1から図3に示すように次のようになされる。
【0006】クレーン等の運搬機械によってワークWを
ワーク受け部4に載置する時には、予め、押圧腕5・5
をワーク受け部4・4の上側空間から外れた退避位置Y
(図2中の二点鎖線図参照)に旋回させておく。これによ
って、ワークWをワーク受け部4へ向けて真っすぐに降
ろすことができるので、そのワークWの載置操作が容易
である。次いで、上記の押圧腕5・5をワーク受け部4・
4の上側空間のクランプ準備位置X(同上の図2中の実
線図参照)へ旋回させる。この場合、押圧腕5・5の旋
回角度を微調節することによって、ワークWに対する押
圧手段6の水平方向のクランプ位置を微調節できるの
で、その調節操作も容易である。引き続いて、押圧手段
6によってワークWをワーク受け部4にクランプするの
である。さらに、環状流路32によって上記の押圧手段
6の流体圧作動室24を相互に連通させたので、複数の
押圧手段6を同時に操作できる。このため、これら複数
の押圧手段6の切換え操作に手間がかからない。しか
も、上記の環状流路32を複数の押圧腕5・5の中央寄
り部内に支柱3の周方向へ延びるように設けたので、上
記の流体圧作動室24を相互に連通させる構成が簡素と
なって容易に機械加工できる。
【0007】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。クレーン等の運搬機械に
よってワークをワーク受け部に載置するにあたり、押圧
腕を予め退避位置に旋回させておくことにより、ワーク
と押圧腕との干渉を無くして、ワークをワーク受け部へ
向けて真っすぐに降ろすことができるので、そのワーク
の載置操作が容易である。また、押圧腕の旋回角度を微
調節することによって、ワークに対する押圧手段の水平
方向のクランプ位置を微調節できるので、その調節操作
も容易である。さらに、環状流路によって上記の押圧手
段の流体圧作動室を相互に連通させたので、複数の押圧
手段を同時に操作でき、これら複数の押圧手段の切換え
操作に手間がかからない。しかも、上記の環状流路によ
り、上記の流体圧作動室を相互に連通させる構成が簡素
となって機械加工が容易となる。このため、クランプ装
置の製作コストを低減できる。
【0008】なお、雄ネジで構成した支柱に複数の押圧
腕をネジ嵌合によって旋回および昇降自在に支持した場
合には、前記の従来構造の高さ調節用シリンダを省略で
きるので、クランプ装置を小形・簡素化できる。さら
に、支柱に対して複数の押圧腕を螺進させるだけでクラ
ンプ高さを調節できるので、そのクランプ高さの調節操
作も容易である。さらに、前記の流体圧式押圧手段のピ
ストンの進退ストロークを上記の雄ネジ式支柱のネジピ
ッチ以上の値に設定した場合には、ワークの厚さが変化
しても、その変化に容易に対応できる。 また、上記の複
数の押圧腕の中央寄り部と上記の雄ネジ式支柱との間に
旋回ロック装置を設けて、上記の押圧腕がクランプ準備
位置に差しかかった時に、同上の押圧腕に支持した係止
具がバネ力によって上記の支柱の係止溝へ自動的に係合
するように構成した場合には、上記の押圧腕をクランプ
準備位置に容易かつ正確に位置決めできる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面で説明する。図
1から図3は、本考案の第1実施例を示している。図1
の立面図と図2の平面図で示すように、クランプ装置の
ベースプレート1は、平面視で正方形状の下板11と平
面視で+字状の下ブロック12とからなる。上記の下ブ
ロック12の中央部2に雄ネジ式の支柱3の下部をネジ
止めするとともに、その下ブロック12の上面の外寄り
に4つのワーク受け部4を90度の間隔で設けてあ
る。
【0010】上記の支柱3には、平面視で+字状の上ブ
ロック14を旋回および昇降自在にネジ嵌合してある。
上記の上ブロック14は、放射状に突出する4つの押圧
腕5を備え、これら押圧腕5の中央寄り部を構成する正
方形部分15の中央部に昇降ナット16を複数のボルト
17で固定してある。そのナット16及びロックナット
19とが支柱3の雄ネジ部3aに螺合される。これらの
ネジ山は30度台形ネジで構成してある。上記ロックナ
ット19と操作レバー20とによって旋回ロック装置2
1を構成してある。
【0011】上記の各押圧腕5の先端部に、押圧手段で
ある2つの油圧シリンダ6・6が下向きに固定されて、
これら油圧シリンダ6・6が上記の各ワーク受け部4に
ワーク収容空間Aを隔てて上側から対面される。なお、
ワークWは、各ワーク受け部4の上面に複数の位置決め
ピン(ここでは図示せず)によって位置決めされる。図3
に示すように、上記の油圧シリンダ6は、押圧腕5にネ
ジ止め固定した蓋ボルト22と、その蓋ボルト22内に
挿入したピストン23と、そのピストン23の上側に形
成した油圧作動室(流体圧作動室)24と、同上ピストン
23の下側に装着したアンクランプ用バネ25とを備え
る。上記ピストン23から下向きに突設したピストンロ
ッド26の下部に、ボルト27によって押圧具28を支
持してある。
【0012】上記の図1から図3に示すように、各押圧
腕5内には放射状油路(放射状流路)30が貫通形成され
ている。各油路30の外端部が、プラグ31で閉じられ、
同上の各油路30の内端部同士が、前記の昇降ナット1
6に設けた環状油路(環状流路)32によって互いに連通
される。
【0013】上記の4つの放射状油路30のうちの1つ
の油路30に圧油給排油路33を介して切換弁34が連
通される。この切換弁34は、操作レバー35を操作す
ることにより、圧油供給位置と圧油排出位置とに切換え
操作可能になっている。符号36は圧力計、符号37は
圧油給排用の急速継手である。
【0014】上記クランプ装置では、クランプ操作が次
の手順でなされる。ワークWをクレーンによってベース
プレート1に載置する時には、予め、上ブロック14の
4つの押圧腕5を退避位置Y(図2中の二点鎖線図参照)
に旋回させておく。この状態で、クレーンによって材料
置場から吊り上げてきたワークWをワーク受け部4の上
側空間へ移送し、そのワークWをワーク受け部4へ向け
て真っすぐに降して載置する。他のワーク受け部4へも
同様にしてワークWを載置する。引き続いて、上記の4
つの押圧腕5をワーク受け部4の上側のクランプ準備位
置X(図2中の実線図参照)へ旋回させる。この場合、上
ブロック14の旋回角度を調節操作することにより、ワ
ークWに対する油圧シリンダ6の水平方向のクランプ位
置を微調節できる。
【0015】次いで、ロックナット19を締め、その
後、前記の切換弁34を圧油供給位置に切換え操作す
る。すると、油圧作動室24内の油圧力によってピスト
ン23を介して押圧具28が下降し、その押圧具28が
ワークWをワーク受け部4に押圧する。
【0016】なお、上記の油圧シリンダ6のピストン2
3の進退ストロークを前記の雄ネジ式支柱3のネジピッ
チ以上の値に設定することによって、ワークWの厚さが
変化しても、その変化に容易に対応できる。
【0017】上記クランプ装置のアンクランプ操作は、
次の手順でなされる。まず、上記のクランプ状態におい
て、前記の切換弁34を圧油排出位置に切換え操作す
る。すると、アンクランプ用バネ25の弾圧力によって
ピストン23を介して押圧具28が上昇復帰され、ワー
クWのクランプ状態が解除される。次いで、ロックナッ
ト19を緩めて、上ブロック14の複数の押圧腕5をク
ランプ準備位置Xから退避位置Yへ旋回させる。引き続
いて、ワークWをクレーンによって真っすぐに持ち上げ
るのである。
【0018】図4から図10は、第2実施例を示してい
る。この第2実施例においては、上記の第1実施例と同
じ構成の部材には原則として同一の符号を付けてある。
図4の平面図と図5の縦断面図に示すように、前記の旋
回ロック装置21が次のように構成される。
【0019】上ブロック14の中央部に昇降ナット16
を複数の下ボルト17によって固定して、そのナット1
6を支柱3の雄ネジ部3aに嵌合してある。上記の支柱
3にリング41を旋回自在に外嵌し、そのリング41を
上記ナット16の上面に載置してある。上記リング41
の外周下部に設けたフランジ42が、4つの固定具43
と4本の上ボルト44とによって、上ブロック14の上
面に押圧される。
【0020】上記の支柱3の外周面に、上下方向へ延び
る一対の係止溝46・46が形成される。また、上記リ
ング41に係止具47がリング径方向へ移動自在に挿入
される。この係止具47が、2つのバネ48によって内
向きに弾圧されて、係止溝46に係合する。符号51は
調節ボルト、符号52は旋回操作用穴、符号53は操作
ロッドである。
【0021】なお、前記の第1実施例と同様に、昇降ナ
ット16には、上下のOリング54・55の間に環状油
路32を形成し、各押圧腕5の放射状油路30を上記の
環状油路32に連通してある。
【0022】上記の旋回ロック装置21は次のように作
動する。図示の状態では、上ブロック14が前述のクラ
ンプ準備位置に旋回されるとともに係止具47が係止溝
46に係合している。ベースプレートにワークを載置す
る時には、作業員が上ブロック14に旋回力を加える。
すると、固定具43によって上ブロック14に固定した
リング41にも旋回力が加わる。これにより、係止溝4
6のV形テーパ面が係止具47をバネ48に抗して外向
きに後退させる。その結果、係止溝46と係止具47と
の係合が解除されて、上ブロック14が小さな操作力で
前述の退避位置に旋回される。
【0023】次いで、ベースプレートにワークを載置す
る。引き続いて、上ブロック14を上記の退避位置から
前記のクランプ準備位置へ向けて旋回させる。すると、
その上ブロック14がクランプ準備位置に差しかかった
時に、係止具47がバネ48によって係止溝46に自動
的に係合する。このため、上ブロック14を容易かつ正
確にクランプ準備位置に位置決めできる。しかも、この
クランプ準備位置で上ブロック14に振動が加わったり
他物が衝突したりした場合でも、係止溝46と係止具4
7との係合によって上ブロック14がズレ動くことを防
止できる。
【0024】上記の旋回ロック装置21は、クランプし
ようとするワークの厚さが小さくなった時には、次のよ
うに操作される。まず、上記クランプ準備位置の上ブロ
ック14に旋回力を加えて、係止溝46と係止具47と
の係合を解除して、その上ブロック14を別のクランプ
準備位置へ旋回下降させる。次いで、4本の上ボルト4
4を緩め、引き続いて、操作ロッド53によってリング
41を係合位置へ旋回させて、係止具47を係止溝46
に係合させる。最後に、4本の上ボルト44を締め付け
てリング41を上ブロック14に固定する。これによ
り、その上ブロック14は、上記の別のクランプ準備位
置で旋回が阻止される。
【0025】なお、上記の旋回ロック装置21は、クラ
ンプしようとするワークの厚さが大きくなった時も、上
記と同様の手順で操作される。
【0026】また、図6に示すように、前記ベースプレ
ート1のワーク受け部4にはワークの形状に応じた治具
プレート58が取り付けられ、その治具プレート58の
上面にワークが位置決めされる。ワーク受け部4には、
6つのネジ穴59を2列(ここでは1列だけ図示してあ
る)設けるとともに、ガイド溝60と上向きピン61と
を設ける。治具プレート58には、2つのボルト孔63
を2列(ここでは1列だけ図示してある)設けるととも
に、下向きピン64と位置決め孔65とを設ける。符号
66は、ワーク位置決めピンである。
【0027】治具プレート58はワーク受け部4に次の
手順で取り付けられる。まず、ワーク受け部4のガイド
溝60と上向きピン61とに治具プレート58の下向き
ピン64と位置決め孔65とを上側から嵌合させる。こ
れにより、治具プレート58を水平面上で位置決めす
る。次いで、複数のボルト68をボルト孔63を通して
ネジ穴59に嵌合させて、治具プレート58をワーク受
け部4に固定する。
【0028】上記の構成は次の長所がある。治具プレー
ト58に施す孔加工は、上下の一方向だけでよいので、
加工コストが安い。また、治具プレート58の下向きピ
ン64と位置決め孔65との距離を変更してもガイド溝
60によって逃すことができるので、ワークの形状に応
じた種々の治具プレート58を容易に製作できる。
【0029】図7と図8とは、ワークWの加工例を示し
ている。図7の第1工程で示すように、ワーク受け部4
に取り付けた治具プレート58にワークWを前横向きに
位置決めする。次いで、そのワークWをクランプして、
矢印の3面を加工する。引き続いて、図8の第2工程で
示すように、治具プレート58に上記ワークWを後ろ立
て向きに位置決めし直す。次いで、そのワークWを再ク
ランプして、矢印に示すように、加工が終了した前記の
3面とは別の3面を加工する。以上の工程によって、上
記ワークWの6面の全てが加工される。
【0030】図9は、丸形のワークWの加工例を示して
いる。前記の治具プレート58をVブロックで構成し、
そのV溝70によってワークWが位置決めされる。
【0031】図10は、複数の薄いワークWを積層した
状態で同時に加工する例を示している。各ワークWには
2つの位置決め孔72を形成し、各孔72に長尺の位置
決めピン73を挿入している。
【0032】図11は、上記とはさらに異なるワークの
加工例を示している。ベースプレート1のワーク受け部
4には、治具プレート58とスペーサ75とを順に介し
て非対象形ワークWを載置してある。このワークWは、
その両端部が上下逆向きに突出する形状になっている。
【0033】なお、上記のクランプ装置は、ワークの形
状に応じて、次のように使用することも可能である。図
12の使用例では、横長のワークWが、隣接する2つの
ワーク受け部4・4上に載置されて2つの押圧腕5・5
によって固定される。図13の使用例では、L字状のワ
ークWが、隣接する2つのワーク受け部4・4上に載置
されて2つの押圧腕5・5によって固定される。
【0034】前記の各実施例は、次のように変更可能で
ある。前記の押圧手段6は、油圧シリンダに代えて、空
圧シリンダであってもよい 前記の複数のワーク受け部
4と複数の押圧腕5の数量は、2つ以上であればよい。
しかし、複数のワークWから押圧腕5に作用するクラン
プ反力を釣り合わせるために、上記のワーク受け部4と
押圧腕5とは、偶数個ずつ設けることが好ましく、ま
た、周方向に等しい角度で設けることがさらに好まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のワーククランプ装置の立面図であ
る。
【図2】上記クランプ装置の平面図である。
【図3】上記クランプ装置の押圧手段の縦断面図であ
る。
【図4】第2実施例のワーククランプ装置の拡大平面図
であって、図2に相当する部分図である。
【図5】図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】ワーク受け部に治具プレートを取り付けた状態
を示す斜視図である。
【図7】ワークの加工例を示す斜視図であって、第1工
程を示す図である。
【図8】上記加工例の第2工程を示す図である。
【図9】別のワークの加工例を示し、図7に相当する図
である。
【図10】さらに別のワークの加工例を示し、図7に相
当する図である。
【図11】さらに異なるワークの加工例を示す立面図で
ある。
【図12】ワーククランプ装置の別の使用例を示す図で
ある。
【図13】ワーククランプ装置のさらに別の使用例を示
す図である。
【符号の説明】
1…ベースプレート、2…中央部、3…支柱、4…ワーク
受け部、5…押圧腕、6…押圧手段(油圧シリンダ)、2
1…旋回ロック装置、23…ピストン、24…流体圧作動
室(油圧作動室)、30…放射状流路(放射状油路)、32…
環状流路(環状 油路)、41…リング、43…固定具、46
…係止溝、47…係止具、48…バネ。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレート(1)の中央部(2)から支
    柱(3)を上向きに突設し、少なくとも2つのワーク受け
    部(4)(4)を上記ベースプレート(1)の上面に周方向へ
    間隔をあけて設け、少なくとも2つの押圧腕(5)(5)
    を、上記の支柱(3)に水平旋回可能に支持するとともに
    上記ワーク受け部(4)(4)の上側へ放射状に突出させ、
    その押圧腕(5)の突出部に、上記のワーク受け部(4)に
    対面する流体圧式押圧手段(6)を設け、これら複数の押
    圧腕(5)(5)の中央寄り部内に上記の支柱(3)の周方向
    へ延びる環状流路(32)を設けて、その環状流路(32)
    によって上記の押圧腕(5)内の放射状流路(30)を介し
    て上記の各押圧手段(6)の流体圧作動室(24)を相互に
    連通させて構成した、ことを特徴とする横形工作機械用
    ワーククランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の横形工作機械用ワーククラン
    プ装置において、 前記の支柱(3)を雄ネジによって構成し、その支柱(3)
    に前記の複数の押圧腕(5)(5)をネジ嵌合によって旋回
    かつ昇降自在に支持して、 前記の流体圧式押圧手段(6)のピストン(23)の進退ス
    トロークを上記の雄ネジ式支柱(3)のネジピッチ以上の
    値に設定した、ことを特徴とする横形工作機械用ワーク
    クランプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の横形工作機械用ワーククラン
    プ装置において、前記の支柱(3)を雄ネジによって構成し、その支柱(3)
    に前記の複数の押圧腕(5)(5)をネジ嵌合によって旋回
    かつ昇降自在に支持して、 上記の複数の押圧腕(5)(5)の中央寄り部と上記の雄ネ
    ジ式支柱(3)との間に旋回ロック装置(21)を設け、 上記の旋回ロック装置(21)を、上記の支柱(3)に旋回
    自在に外嵌したリング(41)と、そのリング(41)を押
    圧腕(5)(5)に固定する固定具(43)と、上記の支柱
    (3)の外周面に上下方向へ形成した係止溝(46)と、同
    上のリング(41)にリング径方向へ移動自在に支持され
    た係止具(47)と、その係止具(47)を径方向の内側へ
    弾圧するバネ(48)とで構成した、ことを特徴とする横
    形工作機械 用ワーククランプ装置。
JP1991111804U 1990-12-28 1991-12-20 横形工作機械用ワーククランプ装置 Expired - Fee Related JP2556134Y2 (ja)

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