JP2555589B2 - 集積回路作製用ポジ型感放射線性樹脂組成物 - Google Patents

集積回路作製用ポジ型感放射線性樹脂組成物

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JP2555589B2
JP2555589B2 JP62072665A JP7266587A JP2555589B2 JP 2555589 B2 JP2555589 B2 JP 2555589B2 JP 62072665 A JP62072665 A JP 62072665A JP 7266587 A JP7266587 A JP 7266587A JP 2555589 B2 JP2555589 B2 JP 2555589B2
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は集積回路作製用ポジ型感放射線性樹脂組成物
に関し、さらに詳しくはアルカリ可溶性樹脂、1,2−キ
ノンジアジド化合物およびアルキルアミンからなる、集
積回路作製のためのレジストとして好適なポジ型感放射
線性樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、集積回路を作製するために使用されるレジスト
としては、環化ゴムにビスアジド化合物を配合したネガ
型レジスト、アルカリ可溶性樹脂に1,2−キノンジアジ
ド化合物を配合したポジ型レジストとが知られている。
ネガ型レジストは、紫外線照射によりビスアジド化合物
が窒素が脱離してナイトレンとなり、環化ゴムを三次元
架橋するため、環化ゴムの溶剤からなる現像液に対する
紫外線照射部分と未照射部分との溶解性に差が生じ、こ
れによりパターニングされるが、架橋といっても紫外線
照射部分が完全に硬化するわけではないため、現像液中
でのレジストパターンの膨潤が大きく、レジストパター
ンの解像度が悪いという欠点がある。
一方、ポジ型レジストは、アルカリ可溶性樹脂にアル
カリ不溶性の1,2−キノンジアジド化合物を配合するた
め、アルカリ性水溶液からなる現像液に溶解しにくく、
ほとんど膨潤もしない。すなわちポジ型レジストでは紫
外線照射部分の1,2−キノンジアジド化合物がインデン
カルボン酸に変化し、アルカリ性水溶液からなる現像液
で現像されても、レジストパターンとなる紫外線未照射
部分の変化が極端に少ないため、高い解像度のレジスト
パターンが得られる。このため集積回路の高集積度化が
要求される近年は、解像度の優れたポジ型レジストが多
く用いられている。
しかしながら、アルカリ可溶性樹脂と1,2−キノンア
ジド化合物とからなるポジ型レジストを溶剤に溶解して
長期間保存すると、アルカリ可溶性樹脂の劣化および1,
2−キノンジアジド化合物の変質が徐々に進み、感度変
化、異物の増加等を起こす問題がある。例えば、室温で
は感度の変化や異物の増加が観察さない場合でも、さら
に高い温度で保存すると感度変化や異物の増加がみら
れ、やがては沈澱物が生成する。このような感度変化や
異物の発生は、解像度、感度、現像性等のレジスト性能
に大きな影響を与え、集積回路作製時の歩留まり悪化の
原因となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、長
期間または室温よりも高い温度で保存しても、感度変化
や異物の増加がほとんどない保存安定性に優れた集積回
路作製用ポジ型感放射線性樹脂組成物を供給することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の集積回路作製用ポジ型感放射線性樹脂組成物
は、アルカリ可溶性樹脂100重量部と、1,2−キノンジア
ジド化合物22〜50重量部と、アルキルアミン0.002〜0.5
重量部とを含有することを特徴とする。
また、本発明の組成物は、紫外線、遠紫外線、X線、
電子線、分子線、γ線、シンクロトロン放射線、プロト
ンビーム等の放射線に感応する。
なお、前記アルキルアミンは置換基を有していてもよ
い。
本発明に用いられるアルキルアミンとしては、例えば
ブチルアミン、アミルアミン、2−アミノヘプタン、セ
チルアミン、シクロヘキシルアミン、4−アミノデカリ
ン、β−シクロヘキシルエチルアミン、メチルブチルア
ミン、エチルシクロヘキシルアミン、ジアリルアミン、
トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ジメチルシク
ロヘキシルアミン、トリブチルアミン、ドデシルジメチ
ルアミン、エチレンジアミン、テトラメチレンジアミ
ン、テトラメチルエチレンジアミン、ドデカメチレンジ
アミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、トルエチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン等が挙げられる。
これらのうち好ましい化合物としては、例えばトリエ
チルアミン、トリブチルアミン、エチレンジアミン、テ
トラメチルエチレンジアミン、ブチルアミン、セチルア
ミン、ドデシルジメチルアミン、トリプロピルアミン等
のアルキルアミンを挙げることができる これらのアルキルアミンは単独でまたは2種以上組み
合わせて用いることができる。
前記アルキルアミンの使用料は、アルカリ可溶性樹脂
100重量部に対し0.002〜0.5重量部である。使用量が0.0
02重量部未満であると感度変化や異物の増加の抑制に対
してほとんど効果がなく、また使用量が0.5重量部を超
えると、感度、残膜率、解像度、現像性等のレジスト性
能を悪化するので好ましくない。
本発明に用いられるアルカリ可溶性樹脂としては、例
えばアルカリ可溶性ノボラック樹脂(以下、単に「ノボ
ラック樹脂」という)を挙げることができる。ノボラッ
ク樹脂は、フェノール類とアルデヒド類とを酸触媒の存
在下に縮合して得られる。
この際用いられるフェノール類としては、例えばフェ
ノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾ
ール、o−エチルフェノール、m−エチルフェノール、
p−エチルフェノール、o−ブチルフェノール、m−ブ
チルフェノール、p−ブチルフェノール、2,3−キシレ
ノール、2,4−キシレノール、2,5−キシレノール、3,4
−キシレノール、3,5−キシレノール、2,3,5−トリメチ
ルフェノール、p−フェニルフェノール、ヒドロキシノ
ン、カテコール、レゾルシノール、2−メチルレゾルシ
ノール、ピロガロール、α−ナフトール、ビスフェノー
ルA、ジヒドロキシ安息香酸エステル、没食子酸エステ
ル等が挙げられる。これらのフェノール類のうちフェノ
ール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾー
ル、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、2,3,5−
トリメチルフェノール、レゾルシノール、2−メチルレ
ゾルシノールおよびビスフェノールAが好ましい。これ
らのフェノール類は、単独でまたは2種以上組合せて用
いられる。
また、アルデヒド類としては、例えばホルムアルデヒ
ド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピ
ルアルデヒド、ベンズアルデヒド、フェニルアセトアル
デヒド、α−フェニルプロピルアルデヒド、β−フェニ
ルプロピルアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシ
ベンズアルデヒド、o−クロロベンズアルデヒド、m−
クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズアルデヒ
ド、o−ニトロベンズアルデヒド、m−ニトロベンズア
ルデヒド、p−ニトロベンズアルデヒド、o−メチルベ
ンズアルデヒド、m−メチルベンズアルデヒド、p−メ
チルベンズアルデヒド、p−エチルベンズアルデヒド、
p−n−ブチルベンズアルデヒド等が挙げられ、これら
のアルデヒド類のうちホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒドおよびベンズアルデヒドが好ましい。これらのアル
デヒド類は、単独でまたは2種以上組合せて使用するこ
とができる。アルデヒド類の使用量は、フェノール類1
モル当たり、好ましくは0.7〜3モルである。
酸触媒としては、塩酸、硝酸、硫酸、蟻酸、シュウ
酸、酢酸等が用いられる。これらの酸触媒の使用量は、
通常、フェノール類1モル当たり、1×10-4〜5×10-1
モルである。
縮合反応においては、通常、反応媒質として水を用い
るが、縮合反応において使用するフェノール類がアルデ
ヒド類の水溶液に溶解せず、反応初期から不均一系にな
る場合には、反応媒質として親水性溶媒を使用すること
もできる。この際用いられる親水性溶媒としては、例え
ばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール
等のアルコール類、またはテトラヒドロフラン、ジオキ
サン等の環状エーテル類が挙げられる。これらの反応媒
質の使用量は、通常、反応原料100重量部当たり、20〜1
000重量部である。
縮合反応の反応温度は、反応原料の反応性に応じて適
宜調整することができるが、通常、10〜200℃である。
縮合反応終了後、系内に存在する未反応原料、酸触媒
および反応触媒を除去し、ノボラック樹脂を回収する。
本発明に用いられるノボラック樹脂以外のアルカリ可
溶性樹脂としては、例えばポリヒドロキシスチレンまた
はその誘導体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポ
リビニルヒドロキシベンゾエート、カルボキシル基含有
メタアクリル系樹脂等が用いられる。
これらのアルカリ可溶性樹脂または単独でまたは2種
以上組合せて使用することができる。
本発明に用いられる1,2−キノンジアジド化合物とし
ては、例えば1,2−ベンゾキノンジアジド−4−スルホ
ン酸エステル、1,2−ナフト−ノンジアジド−4−スル
ホン酸エステル、1,2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルホン酸エステル等が挙げられる。具体的にはp−クレ
ゾール、レゾルシノール、ピロガロール等の(ポリ)ヒ
ドロキシベンゼンの1,2−キノンジアジドスルホン酸エ
ステル類、2,4−ジヒドロキシフェニループロピルケト
ン、2,4−ジヒドロキシフェニル−n−ヘキシルケト
ン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,3,4−トリヒ
ドロキシフェニル−n−ヘキシルケトン、2,3,4−トリ
ヒドロキシベンゾフェノン、2,4,6−トリヒドロキシベ
ンゾフェノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾ
フェノン、2,3,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,2′、3,4,6′−ペンタヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,3,3′,4,4′,5′−ヘキサヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,3′,4,4′,5′,6−ヘキサヒドロキシベンゾフ
ェノン等の(ポリ)ヒドロキシフェニルアルキルケトン
または(ポリ)ヒドロキシフェニルアリールケトンの1,
2−キノンジアジドスルホン酸エステル類、ビス(p−
ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(2,4−ジヒドロキ
シフェニル)メタン、ビス(2,3,4−トリヒドロキシフ
ェニル)メタン、2,2−ビス(p−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(2,4−ジヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(2,3,4−トリヒドロキシフェ
ニル)プロパン等のビス〔(ポリ)ヒドロキシフェニ
ル〕アルカンの1,2−キノンジアジドスルホン酸エステ
ル類、3,5−ジヒドロキシ安息香酸ラウリル、2,3,4−ト
リヒドロキシ安息香酸フェニル、3,4,5−トリヒドロキ
シ安息香酸プロピル、3,4,5−トリヒドロキシ安息香酸
フェニル等の(ポリ)ヒドロキシ安息香酸アルキルエス
テルまたは(ポリ)ヒドロキシ安息香酸アリールエステ
ルの1,2−キノンジアジドスルホン酸エステル類、ビス
(2,5−ジヒドロキシベンゾイル)メタン、ビス(2,3,4
−トリヒドロキシベンゾイル)メタン、ビス(2,4,6−
トリヒドロキシベンゾイル)メタン、p−ビス(2,5−
ジヒドロキシベンゾイル)ベンゼン、p−ビス(2,3,4
−トリヒドロキシベンゾイル)ベンゼン、p−ビス(2,
4,6−トリヒドロキシベンゾイル)ベンゼン等のビス
〔(ポリ)ヒドロキシベンゾイル〕アルカンまたはビス
〔(ポリ)ヒドロキシベンゾイル〕ベンゼンの1,2−キ
ノンジアジドルスルホン酸エステル類、エチレングリコ
ール−ジ(3,5−ジヒドロキシベンゾエート)、ポリエ
チレングリコール−ジ(3,4,5−トリヒドロキシベンゾ
エート)等の(ポリ)エチレングリコール−ジ〔(ポ
リ)ヒドロキシベンゾエート〕の1,2−キノンジアジド
スルホン酸エステル類等が挙げられる。これらの化合物
の他に、J,Kosar著“Light−Sensitive Systems"339〜3
52(1965)、John Wiley & Sons 社(New York)やW.
S.DeForest著“Photoresist"50,(1975)、McGraw−Hil
l,Inc.,(New York)に掲載されている1,2−キノンジア
ジド化合物を用いることもできる。
これらの1,2−キノンジアジド化合物は単独でまたは
2種以上混合して使用される。
これらの1,2−キノンジアジド化合物の配合量は、前
記アルカリ可溶性樹脂100重量部に対して、22〜50重量
部用いられる。この場合量が少なすぎりと、1,2−キノ
ンジアジド化合物が放射線を吸収して生成するカルボン
酸量が少ないので、パターニングが困難となり、一方、
多すぎると、短時間の放射線照射では加えた1,2−キノ
ンアジド化合物の全てを分解することができず、アルカ
リ性水溶液からなる現像液による現像が困難となる。
本発明の組成物には、通常のポジ型感放射線性樹脂組
成物の保存安定性改良剤を併用することもできる。これ
らの保存安定性改良剤としては、例えばp−フェニルフ
ェノール、4,4′−ジヒドロキシジフェニル、2,5−ジ−
t−アミルヒドロキノン、4,4′−ジヒドロキシジフェ
ニルシクロヘキサン、2,2′−メチレンビス(4−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)、2,6−ジ−t−ブチ
ル−p−クレゾール、4,4′−ブチリデン−ビス(6−
t−ブチル−m−クレゾール)2,6−t−ブチル−4−
オクタデカニルプロピオニックフェノール、2,4−ビス
(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−
t−ブチルアニリド)−1,3,5−トリアジン等のフェノ
ール系老化防止剤、さらに公知の含イオウ系老化防止剤
が挙げられる。
これらの保存安定性改良剤の使用割合は、前記アルカ
リ可溶性樹脂100重量部に対して、通常、10重量部以
下、好ましくは0.01〜5重量部である。
本発明の組成物には、レジストとしての感度を向上さ
せるために、増感剤を配合することもできる。これらの
増感剤としては、例えば2H−ピリド〔3,2−b〕−1,4−
オキサジン−3〔4H〕オン類、10H−ピリド〔3,2−b〕
〔1,4〕−ベンゾチアジン類、ウラゾール類、ヒダント
イン類、バルビツール酸類、グリシン無水物類、1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール類、アロキサン類、マレイ
ミド類、さらに特公昭48−12242号公報、特公昭48−354
02号公報、特開昭58−37641号公報、特開昭58−149042
号公報等に記載されている増感剤が挙げられる。これら
の増感剤の配合量は前記1,2−キノンジアジド化合物100
重量部に対して、通常、100重量部以下、好ましくは4
〜60重量部である。
本発明の組成物には、塗布性、例えばストリエーショ
ンや乾燥塗膜形成後の放射線照射部の現像性を改良する
ために界面活性剤を配合することもできる。界面活性剤
としは、例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、
ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエ
チレンオレイルエーテル、ポリオシキエチレンオクチル
フェノールエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェノ
ールエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、
ポリエチレングリコールジステアレート等のノニオン系
界面活性剤、エフトップEF301、EF303、EF352(新秋田
化成社製)、メガファックF171、F173(大日本インキ社
製)、特開昭57−178242号公報に例示されるフッ化アル
キル基まはパーフルオロアルキル基を有する直鎖状のフ
ッ素系界面活性剤、フロラードFC430、FC431(住友スリ
ーエム社製)、アサヒガードAG710、サーフロンS−38
2、SC101、SC102、SC103、SC104、SC105、SC106(旭硝
子社製)等のフッ素系界面活性剤、オルガノシロキサン
ポリマーKP341(信越化学工業社製)、アクリル酸系ま
たはメタクリル酸系(共)重合体ポリフローNo.75、No.
95(共栄社油脂化学工業社製)等が挙げられる。これら
の界面活性剤の配合量は、組成物中のアルカリ可溶性樹
脂および1,2−キノンジアジド化合物の総量1000重量部
当たり、通常、2重量部以下、好ましくは1重量部以下
である。
また、本発明の組成物には、放射線照射部の潜像を可
視化させたり、放射線照射時のハレーションの影響を少
なくするために着色剤を、また接着性を改良するために
接着助剤を、さらに必要に応じて消泡剤等を配合するこ
ともできる。
本発明の組成物を基板に塗布するに際しては、前記ア
ルカリ可溶性樹脂、前記1,2−キノンジアジド化合物、
前記含窒素化合物および各種配合剤を、例えば濃度が5
〜50重量%となるように適当な溶剤を所定両ずつ溶解
し、例えば孔径0.2μm程度のフィルターで濾過するこ
とにより組成物溶液を調製し、回転塗布、流し塗布、ロ
ール塗布等によるシリコンウエーハ等に塗布する。この
際に用いられる溶剤としては、例えばエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレグリコールモノエチルエ
ーテル、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテート、2−オキシプロピオン酸メチル、2−オ
キシプロピオン酸エチル、トルエン、キシレン、メチル
エチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等が挙げられる。これらの溶剤は単独でまた2種以
上組み合わせて用いられる。また必要に応じベンジルエ
チルエーテル、ジヘキシルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、アセトニルアセトン、イソホロン、カプ
ロン酸、カプリル酸、1−オクタノール、1−ノナノー
ル、ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、安息香酸エチ
ル、シュウ酸ジエチル、マレイン酸ジエチル、γ−ブチ
ロラクトン、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、フェニル
セロソルブアセテート等の高沸点溶剤を添加することも
できる。
本発明の組成物の現像液としては、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、珪酸ナトリ
ウム、メタ珪酸ナトリウム、アンモニア水、エチルアミ
ン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プ
ロピルアミン、トリエチルアミン、メチルジエチルアミ
ン、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエ
チルアンモニウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピ
ベリジン、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)−7−ウンデ
セン、1,5−ジアザビシクロ(4,3,0)−5−ノナン等を
溶解してなるアルカリ性水溶液が使用される。
また前記現像液には水溶性有機溶媒、例えばメタノー
ル、エタノール等のアルコール類や界面活性剤を適量添
加して使用することもできる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例によって何ら制約されるものでは
ない。
(A)ノボラック樹脂Aの合成 フラスコに、m−クレゾール324g(3モル)、3,5−
ジメチルフェノール244g(2モル)、37重量%ホルムア
ルデヒド水溶液770gおよびシュウ酸0.8gを仕込んだ後、
該フラスコを油浴に浸し、内温を100℃に保持しながら
1時間反応させ、その後さらにm−クレゾール324g(3
モル)および3,5−ジメチルフェノール244g(2モル)
を反応の進行とともに連続的にフラスコに仕込み、2時
間反応させた。次いで油浴温度を180℃まで上昇させ、
同時にフラスコ内を減圧にして水、未反応のホルムアル
デヒド、m−クロゾールおよび3,5−ジメチルフェノー
ル、シュウ酸等を除去し、ノボラック樹脂を回収した
(以下、この樹脂を「ノボラック樹脂A」と称する)。
(B)ノボラック樹脂Bの合成 フラスコに、m−クレゾール162g(1.5モル)、p−
クレゾール468g(6モル)、37重量%ホルムアルデヒド
水溶液770gおよびシュウ酸0.45gを仕込み、フラスコを
油浴に浸し、内温を100℃に保持しながら1時間反応さ
せ、その後さらにm−クレゾール270g(2.5モル)を反
応の進行とともに連続的にフラスコに仕込み、2時間反
応させた。次いで油浴温度を180℃まで上昇させ、同時
にフラスコ内を減圧にして、水、未反応のホルムアルデ
ヒド、m−クレゾールおよびp−クレゾール、シュウ酸
等を除去し、ノボラック樹脂を回収した(この樹脂を
「ノボラック樹脂B」と称する)。
実施例1 フラスコにノボラック樹脂A100重量部、2,3,4,4′−
テトラヒドロキシベンゾフェノン(TEHB)に1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホニルクロリド(NQD)を
平均2.5モル縮合させた化合物a29重量部、トリエチルア
ミン0.005重量部をエチルセロソルブアセテート320重量
部とともに仕込み、撹拌して溶解させた。次にで孔径0.
2μmのメンブランフィルターで濾過して組成物溶液を
調製した。
この調製直後の組成物溶液について、該溶液中の粒径
0.5μm以上の微粒子数およびポジ型レジストとして使
用した場合の感度を測定した。
また、この組成物溶液を30℃で2カ月間保存した後、
該溶液中の粒径0.5μm以上の微粒子数およびポジ型レ
ジストとして使用した場合の感度を測定し、さらに感度
についてはその変化率を求めた。
なお、上記の微粒子数は、HIAC/ROYCO社製自動微粒子
計測器を使用して測定した。
また、感度は、シリコンウエーハ上にスピンナーで組
成物溶液を塗布した後、ホットプレート上にて90℃で2
分間プレベークして1.2μm厚のレジスト層を形成さ
せ、次いでステッパーで露光したのち、テトラメチルア
ンモニウムフドロキシド2.4重量%水溶液を現像液とし
て、60秒間現像し、水でリンスし乾燥したのち、得られ
たレジストパターンの走査型電子顕微鏡で観察し、2μ
mパターンのラインとスペースが1対1になる露光量を
求めることにより測定した。
比較例1 実施例1において、トリエチルアミン0.005重量部を
添加しない以外は実施例1と同様に組成物溶液を調製
し、実施例1と同様の操作で測定を行なった。その結果
を第1表に示した。
実施例2 実施例1において、ノボラック樹脂Aの代わりにノボ
ラック樹脂Bを用いた以外は実施例1と同様にして組成
物溶液を調製し、実施例1と同様の操作で測定を行なっ
た。その結果を第1表に示した。
比較例2 実施例2において、トリエチルアミン0.005重量部を
添加しない以外は実施例2と同様に組成物溶液を調製
し、実施例1と同様の操作で測定を行なった。その結果
を第1表に示した。
実施例3〜6 実施例1において、トリエチルアミンを第1表に示す
化合物に代え、その使用量を第1表に示す量に代えた以
外は実施例1と同様に組成物溶液を調製し、実施例1と
同様の操作で測定を行なった。その結果を第1表にし
た。
実施例7〜11 実施例2において、1,2−キノンジアジド化合物を第
1表に示す1,2−キノンジアジド化合物〔b:2,3,4−トリ
ヒドロキシベンゾフェノン(THB)1モルと1,2−ナフト
キノンジアジド−5−スルホニルクロリド(NQD)2.2モ
ルとの縮合物、c:THB1モルとNQD3モルとの縮合物、d:TE
HB1モルとNQD2.6モルとの縮合物〕に代え、その使用量
を第1表に示す量に代え、さらにトリエチルアミンをト
リプロピルアミンに代えた以外は実施例2と同様にして
組成物溶液を調製し、実施例2と同様の操作で測定を行
なった。その結果を第1表に示した。
比較例3 実施例1において、トリエチルアミン0.005重量部の
代わりに2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0.005重
量部を用いた以外は実施例1と同様にして組成物溶液を
調製し、実施例1と同様の操作で測定を行なった。その
結果を第1表に示した。
〔発明の効果〕 本発明によれば、アルカリ可溶性樹脂と1,2−キノン
ジアジド化合物とを含むポジ型感放射線性樹脂組成物
に、アルキルアミンを添加することにより、感度変化や
異物の増加がほとんどない優れた保存安定性を有する組
成物を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−158440(JP,A) 特開 昭57−212436(JP,A) 特開 昭50−108002(JP,A) 特開 昭57−47875(JP,A) 特公 昭45−9610(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルカリ可溶性樹脂100重量部と、1,2−キ
    ノンジアジド化合物22〜50重量部と、アルキルアミン0.
    002〜0.5重量部とを含有することを特徴とする集積回路
    作製用ポジ型感放射線性樹脂組成物。
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