JP2555185Y2 - 芝刈機 - Google Patents

芝刈機

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JP2555185Y2
JP2555185Y2 JP1991060446U JP6044691U JP2555185Y2 JP 2555185 Y2 JP2555185 Y2 JP 2555185Y2 JP 1991060446 U JP1991060446 U JP 1991060446U JP 6044691 U JP6044691 U JP 6044691U JP 2555185 Y2 JP2555185 Y2 JP 2555185Y2
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JP
Japan
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bracket
lawn mower
gear box
belt
cutting blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991060446U
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English (en)
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JPH059227U (ja
Inventor
史朗 谷合
康行 栖原
茂生 野呂
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、前輪と後輪の間に配設
するロータリ式刈刃を有するローンモアの駆動入力部に
おいて、駆動プーリーに掛けるベルトを容易に脱着でき
るようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ローンモアの刈刃を駆動するため
の入力部は、図16に示すように、刈刃を覆うモアデッ
キ25上に取付ブラケット26を固設し、該取付ブラケ
ット26にギアボックス27を固定し、該ギアボックス
27より下方に駆動軸28を突出し、該駆動軸28の下
端はモアデッキ25を貫通して軸受29にて支持されモ
アデッキ25とギアボックス27による両持ち支持であ
り、該駆動軸28上に固設した出力プーリー37’より
ベルトを介して刈刃軸上のプーリーに動力を伝えていた
のである。また、他の従来技術として、実開昭60−1
21729号公報に記載の技術が 公知とされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような構成である
と、ベルトを交換する場合には取付ブラケット26を外
してから駆動軸28を軸受から抜いて、出力プーリー3
7’からベルト39’を外していたので、大変やり難く
面倒な作業となっていたのである。そこで本考案は簡単
に交換できる芝刈機を得ようとするものである。また、
該ブラケットに取付けられたギアボックスの入力軸の位
置と、ベルトの引回し方向を一致させて、また入力軸の
方向と、ブラケットの長手方向を直交させて、ギアボッ
クスの振動や騒音の発生を防ぐ、強固な取付け機構に構
成したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような問題
点を解消するために、次のように構成したものである。
ロータリ式刈刃を有するローンモアにおいて、刈刃9・
9を覆うモアデッキ31上に、門型のブラケット32を
設け、該ブラケット32の上面に、入力軸30を水平方
向に突出したギアボックス33を固設し、該ギアボック
ス33より下方へ垂直に突出した駆動軸36を片持ち支
持し、該駆動軸36の下部に出力プーリー37を固設
し、該出力プーリー37に巻回したベルト39を介し
て、刈刃軸40・41上のプーリー42・43に動力を
伝えるべく構成し、該入力軸30は門型のブラケット3
2の長手方向と直交し、ブラケット32の中央位置に固
設されたギアボックス33に入力すべく配置し、該入力
軸30の方向と、出力プーリー37からのベルト39の
延出方向とを、同じ方向としたものである。
【0005】
【実施例】本考案の解決すべき課題及び解決する手段は
以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例につ
いて説明する。図1は本考案の芝刈機全体側面図、図2
はローンモア平面図、図3は図2におけるX−X断面
図、図4はギアボックス部平面図、図5はローンモア駆
動にビスカスLSDを用いた平面図、図6は同じく駆動
模式図、図7はレシプロ式刈刃のローンモアを示す後面
図、図8は同じく平面図、図9は同じく側面図、図10
はバッグ式の集草部後面図、図11〜図13は警報を発
する場合の集草状態を示す図、図14はワンバッグ式の
集草部後面図である。
【0006】図1において芝刈機の全体構成から説明す
る。前輪1と後輪2の間のステップ3の下方に、ローン
モア4が配設され、該ローンモア4はリンク5・6によ
り機体フレームに吊設支持され、昇降レバー7を回動す
ることによりローンモア4を昇降可能としている。該ロ
ーンモア4のモアデッキ31側部には、スロワー12が
付設され、該スロワー12にシュート13が連通され、
該シュート13は座席15の側方から後上方へ延設し、
他端をキャッチボックスA内に挿入し、刈刃9により刈
り取った刈草を側方へ飛ばして、スロワー12からシュ
ート13を介してキャッチボックスA内へ送り溜めるよ
うにしているのである。
【0007】前記ローンモア4は、ブレードを刈刃とし
て回転させて刈り取るロータリ方式であるが、図7、図
8、図9に示すようにレシプロ式の刈刃16とスロワー
12と組み合わせた構成としても構わない。即ち、本機
の幅方向にレシプロ式刈刃16が配設されて前後方向の
寸法を短くし、前両側にガイドローラ17・17が配設
され、後両側にゲージ輪18・18が配設され、側方に
スロワー12を配置して、該スロワーケース内のスロワ
ーファン12aの回動にて刈り取った刈草を吸い込んで
シュート13を介してキャッチボックスAへ投入するよ
うにし、モアデッキからの吹き出しがなくなりほこりっ
ぽくならないようにし、ロータリ方式よりも低騒音で刈
り取れるようにしているのである。
【0008】前記キャッチボックスA内に投入された刈
草が満杯になると、オペレーターに知らせるように、図
14、図15の如くセンサー19が配設されており、該
センサー19は刈草Bの重みによりONする構成であっ
て、ワンボックスタイプまたはワンバッグの場合は一つ
のセンサーで満杯を検知している。しかし、分割バッグ
式の場合には図10〜図13に示すように、それぞれの
バッグ20a・20b・20cの上方のカバー21内
に、上下二個ずつセンサー22a・22b・23a・2
3b・24a・24bが配設され、一箇所に偏って溜ま
った場合でもその他のバッグにある程度以上溜まらない
と警報を発しないようにしている。つまり、いずれかの
バック上方の上側のセンサーと隣の下側のセンサーがO
Nすると、もう一つのバッグも殆ど一杯になるので警報
を発してオペレーターに知らせるようにしているのであ
る。図12の場合はセンサー24aと23b、図13の
場合はセンサー23aと22b又は24b、図14の場
合はセンサー22aと23bがONすると警報が発っせ
られるのである。
【0009】次に本考案の要部であるロータリ式のロー
ンモア4の構成について、図2、図3、図4により説明
する。前記ボンネット10内のエンジンより、ミッショ
ンケースのPTO軸からユニバーサルジョイントを介し
てローンモア4の入力軸30に動力が伝達される。該ロ
ーンモア4の刈刃9の上部周囲を覆うモアデッキ31上
には、門形のブラケット32がボルトにて固設され、該
ブラケット32上に、ギアボックス33が固定されてい
る。該ギアボックス33より前方に入力軸30が突出さ
れている。該ギアボックス内の入力軸30端にベベルギ
ア34が固設され、該ベベルギア34は、ギアボックス
33内に垂直に軸受支持した駆動軸36上のベベルギア
35と噛合し、該駆動軸36の下端はモアデッキ31よ
り浮かせた位置まで延設して片持ち支持し、該駆動軸3
6の下端に出力プーリー37を固設している。
【0010】そして、モアデッキ31には、更に刈刃軸
40・41が垂直に軸受支持され、該刈刃軸40・41
上端にプーリー42・43を固設し、モアデッキ31内
の刈刃軸40・41の下端に、刈刃9・9を固設し、ま
た、モアデッキ31上にはテンションプーリー46を配
置し、該プーリー42・43、テンションプーリー4
6、出力プーリー37にベルト39を巻回して、刈刃4
4・45を駆動する構成としているのである。
【0011】このように構成することにより、駆動軸3
6がモアデッキ31に支持されていないので、ギアボッ
クス33はブラケット32のボルトを外すだけで取り外
しができるようになり、出力プーリー37に巻回するベ
ルト39はテンションプーリー46を弛めることによ
り、ベルト39を出力プーリー37から外し、該外れた
ベルト39はプーリー37とモアデッキ31との間の空
間より取り出すことができ、容易に交換することができ
るのである。
【0012】また、前記刈刃9・9の駆動部の他の構成
として、図5、図6に示すように、入力軸30に固設し
たベベルギア34をデフ装置Dのベベルリングギア49
と噛合し、該デフ装置Dにはビスカスカップリング50
を並列に設けたビスカスLSD(リミテッドスリップデ
フ)としており、刈刃9の一方に湿った芝や密度の高い
芝が偏って刈り取られた場合には、従来はその側の刈刃
に塊となって絡まり両方の刈刃が回転を停止し詰まるこ
とになるが、本実施例の如くビスカスLSDを設けるこ
とにより、通常の刈取作業時は50:50のトルク配分
で両刈刃に駆動力が伝え、一方の刈刃(a側)に刈り難
い芝がきた時に、両刈刃9・9の回転は停止することな
く、図6に示すようにa側の回転速度Vaがb側の回転
速度Vbより落ちて、トルクはa側が大きくなって芝の
排出を徐々に行い詰まり難くし、排出後はまた通常の回
転に戻すことができるのである。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。第1に、門型のブラケ
ット32の長手方向と、ギアボックス33の入力軸30
の軸心方向を平面視で直交させたことにより、入力軸3
0の回転に対して、ブラケット32が強固に支持でき
て、ブラケット32やギアボックス33の振動や騒音を
回避することが出来るのである。第2に、ローンモアの
昇降に際して、入力軸30に押し引きの力が掛るが、こ
の入力軸30の押し引きにより、ギアボックス33に掛
かる力を、出力プーリー37に掛けたベルト39により
受けることが出来るので、ギアボックス33とブラケッ
ト32の支持の補助を、ベルト39により行うことが出
来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の芝刈機全体側面図である。
【図2】ローンモア平面図である。
【図3】図2におけるX−X断面図である。
【図4】ギアボックス部平面図である。
【図5】ローンモア駆動にビスカスLSDを用いた平面
図である。
【図6】同じく駆動模式図である。
【図7】レシプロ式刈刃のローンモアを示す後面図であ
る。
【図8】同じく平面図である。
【図9】同じく側面図である。
【図10】バッグ式の集草部後面図である。
【図11】警報を発する場合の集草状態を示す後面図で
ある。
【図12】同じく後面図である。
【図13】同じく後面図である。
【図14】ワンバッグ式の集草部後面図である。
【図15】センサーがONした状態示す図である。
【図16】従来の出力プーリーの取付部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
4 ローンモア 9 刈刃 30 入力軸 31 モアデッキ 32 ブラケット 33 ギアボックス 36 駆動軸 37 出力プーリー 39 ベルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリ式刈刃を有するローンモアにお
    いて、刈刃9・9を覆うモアデッキ31上に、門型のブ
    ラケット32を設け、該ブラケット32の上面に、入力
    軸30を水平方向に突出したギアボックス33を固設
    し、該ギアボックス33より下方へ垂直に突出した駆動
    軸36を片持ち支持し、該駆動軸36の下部に出力プー
    リー37を固設し、該出力プーリー37に巻回したベル
    ト39を介して、刈刃軸40・41上のプーリー42・
    43に動力を伝えるべく構成し、該入力軸30は門型の
    ブラケット32の長手方向と直交し、ブラケット32の
    中央位置に固設されたギアボックス33に入力すべく配
    置し、該入力軸30の方向と、出力プーリー37からの
    ベルト39の延出方向とを、同じ方向としたことを特徴
    とする芝刈機。
JP1991060446U 1991-07-31 1991-07-31 芝刈機 Expired - Lifetime JP2555185Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598866A (ja) * 1982-07-06 1984-01-18 日本鋼弦コンクリ−ト株式会社 スペ−サ−およびその製作方法

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