JP3151377B2 - モーア - Google Patents

モーア

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JP3151377B2
JP3151377B2 JP11075095A JP11075095A JP3151377B2 JP 3151377 B2 JP3151377 B2 JP 3151377B2 JP 11075095 A JP11075095 A JP 11075095A JP 11075095 A JP11075095 A JP 11075095A JP 3151377 B2 JP3151377 B2 JP 3151377B2
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shaft
mower
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bevel case
output
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正剛 村川
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モーアに関し、詳しく
は、軸伝動によって本機から動力を受ける前後向きの入
力軸とブレード駆動用の縦向きの出力軸を備えたベベル
ケースを刈刃ハウジングの上面に取付けてあるモーアに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、センターブレードからサイドブレ
ードを駆動するに当たっては、例えば、特開平4‐21
8307号公報に示されるように、ベベルケース下部の
出力軸部分に出力プーリーを装着して、その出力プーリ
ーからベルト伝動装置を介してサイドブレードを駆動す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ベベルケース下部の出
力軸部分にサイドブレード駆動用の出力プーリーを装着
するものであるから、ベベルケースの支持高さが高くな
ってベベルケースが振動し易くなる。
【0004】そこで、上記欠点を解消する手段として、
ベベルケースと支持ブラケットとの間、或いは、支持ブ
ラケットと刈刃ハウジングとの間に防振ゴムを介在させ
てベベルケースの振動の抑制をはかることが考えられる
が、斯かる場合には、振動や騒音の吸収を良くする為
に、防振ゴムを柔軟な弾性体から構成すると、ベベルケ
ースの振れが大きくなって、モーアへの伝動系に異常負
荷が発生し、モーアへの伝動系が早期に破損する不都合
が生じる。また、防振ゴムを用いてベベルケースの振動
の抑制をはかるものでものでは、経年使用による劣化は
免れず、防振ゴムの取り替えなどのメンテナンスを必要
とする。
【0005】本発明の第1の目的は、メンテナンスを必
要とせず、また、モーアへの伝動系の破損を招くことな
く、ベベルケースの振動や騒音を抑制できるようにする
ことを目的とする。
【0006】本発明の第2の目的は、機体後部の集草容
器などの作業装置に対する補助動力の取出しを容易に行
なう点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ベベルケースの出力軸をベベルケースの上面から突
出させてその突出軸部分に出力プーリーを装着すると共
に、その出力プーリーからベルト伝動装置を介して中間
軸の入力プーリーに伝動して、その中間軸の出力プーリ
ーからベルト伝動装置を介してサイドブレード駆動軸の
入力プーリーに伝動可能に構成してある。
【0008】請求項2に記載の本発明は、前記中間軸を
モーアの刈刃ハウジングの外側に取付けて、その中間軸
の下部に補助動力取出部を設けてある。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、図2に示す
ように、ベベルケース13Aとベアリングホルダー13
Bとを一体化でき、ベアリングホルダー13Bを利用し
てベベルケース13Aを強固に支持することができ、ま
た、ベベルケース13Aの支持高さも低くし得る。
【0010】請求項2に記載の本発明によれば、図2に
示すように、中間軸15の下部から機体後部の集草容器
に対する吸引ブロアへの動力を低い状態で取り出せるの
で、例えば、従来のタイプ、つまり、ベベルケース下部
の出力軸部分にサイドブレード駆動用の出力プーリーを
備えたタイプのものにおいて、前記ベベルケース下部の
出力軸部分に更に補助動力取出用の出力プーリーを設け
て補助動力を取出す場合に比して、補助動力の対地高さ
を低くすることができ、モーアの上昇に伴って補助動力
のベルト伝動装置が機体後部のミッションケースの下部
に接当することを避けられる。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、ベア
リングホルダーを利用して、或いは、低い支持ブラケッ
トを介してベベルケースを支持することができることか
ら、メンテナンスを必要とする防振ゴムを用いることな
く、ベベルケースの振動を抑制することができる。
【0012】請求項2に記載の本発明によれば、補助動
力の取出しが対地高さを低くして取り出せることから、
モーア昇降時に、補助動力伝達装置が機体下部に接当す
ることを回避し得る。
【0013】
【実施例】図1は、走行機体1の前・後輪2,3の間に
モーア4を装備したミッドマウント型の乗用芝刈機を示
し、前記乗用芝刈機は、モーア4で刈り取った刈芝を前
部ダクト5、吸引ブロア6、後部ダクト7を介して機体
後部の集草容器8に回収するようになっている。
【0014】前記モーア4は、リンク機構9を介して昇
降可能に構成されており、機体前部のエンジン10から
ベルト伝動装置11並びにユニバーサルジョイントを備
えた伝動軸12を介してモーア4の刈刃ハウジング4A
上面のベベルケース13Aの入力軸13aに動力が伝達
されるようになっている。
【0015】図2及び図3に示すように、前記モーア4
は、刈刃ハウジング4A内に縦軸芯回りで回転する3枚
のブレード4a,4b,4bを内装した3枚ブレード型
式のモーアであって、前記ベベルケース13Aの出力軸
13bを介してセンターブレード4aが駆動されると共
に、出力軸13b上端の出力プーリー13cからベルト
伝動装置14を介して刈刃ハウジング4Aの後部に設け
た中間軸15の入力プーリー15aに伝動して、その中
間軸15の出力プーリー15bからベルト伝動装置16
を介して左右一対のブレード軸17,17の入力プーリ
ー17a,17aに伝動して、左右一対のブレード4
b,4bを駆動可能に構成してある。前記中間軸15の
下部に補助動力取出部としてのプーリー15cが装着さ
れており、その補助動力取出用のプーリー15cから第
1ベルト伝動装置18、中継軸19の2段プーリー19
a、第2ベルト伝動装置20を介して前記吸引ブロア6
が駆動されるようになっている。
【0016】前記ベベルケース13Aは、鋳物成形品で
センターブレード軸13aを回転自在に支持するベアリ
ングのホルダー13Bと一体的に成形されており、板金
製の刈刃ハウジング4Aの上面にボルト連結されてい
る。前記ベベルケース13Aに内装の出力軸13bは、
その上端が、ベベルケース13Aの上面から上方に突出
する状態で設けられており、その突出軸の上端に前記出
力プーリー13cが装着されている。
【0017】前記中間軸15は、その下端部の補助動力
取出用のプーリー15cが、刈刃ハウジング4A上面よ
り下方に位置するように、刈刃ハウジング4Aの後部に
ブラケット21を介して支持されている。
【0018】〔別実施例〕上記実施例においては、ベベ
ルケース13Aを、センターブレード軸13aを回転自
在に支持するベアリングのホルダー13Bと一体的に構
成して、刈刃ハウジング4A上面に取付けたものを例示
したが、ベベルケース13Aとセンターブレード軸13
aを回転自在に支持するベアリングのホルダー13Bを
別体に形成したセパレートタイプの場合には、ベベルケ
ース13Aを左右一対の支持ブラケットを介して取り付
けることとなる。
【0019】また、上記実施例においては、補助動力取
出部として出力プーリーを設けたが、機体後部の作業装
置に対して軸伝動装置を介して伝動する場合には、ベベ
ルギア機構であっても良い。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用芝刈機の全体側面図
【図2】モーアの伝動構造を示す縦断側面図
【図3】同、平面図
【符号の説明】
4A 刈刃ハウジング 13A ベベルケース 13a 入力軸 13b 出力軸 13c 出力プーリー 15 中間軸 15a 入力プーリー 15b 出力プーリー 17 サイドブレード軸 17a 入力プーリー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸伝動によって本機から動力を受ける前
    後向きの入力軸(13a)とブレード駆動用の縦向きの
    出力軸(13b)を備えたベベルケース(13A)を刈
    刃ハウジング(4A)の上面に取付けてあるモーアにお
    いて、ベベルケース(13A)の出力軸(13b)をベ
    ベルケース(13A)の上面から突出させてその突出軸
    部分に出力プーリー(13c)を装着すると共に、その
    出力プーリー(13c)から中間軸(15)の入力プー
    リー(15a)に伝動して、その中間軸(15)の出力
    プーリー(15b)からベルト伝動装置(16)を介し
    てサイドブレード軸(17),(17)の入力プーリー
    (17a),(17a)に伝動可能に構成してあるモー
    ア。
  2. 【請求項2】 前記中間軸(15)をモーアの刈刃ハウ
    ジング(4A)の外側に位置させて取付けて、その中間
    軸(15)の下部に補助動力取出部(15c)を設けて
    ある請求項1に記載のモーア。
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