JP3359707B2 - モーアのブレード軸取付け構造 - Google Patents

モーアのブレード軸取付け構造

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紘明 河北
光弘 松山
秀雄 大倉
要 松崎
政治 久礼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芝刈り用ブレードとプ
ーリを取付ける複数のブレード軸をモーアデッキに軸支
部材を介して回転自在に装着し、複数のプーリにわたっ
て伝動ベルトを巻回したモーアのブレード軸取付け構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレード軸の軸支部材をモーアデ
ッキに剛に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モーア駆動系
の振動に対してモーアデッキが共鳴し、モーアデッキに
よる騒音が大きくなりやすく、静粛性向上の面から改良
の余地があった。本発明の目的は、モーア駆動系に起因
するモーアデッキの振動を効果的に抑制して、騒音を十
分に小さくし、しかも、そのことによるブレードの駆動
不良を防止する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、
刈り用ブレードとプーリを取付ける複数のブレード軸
を、軸受けを備えた軸支部材を介してモーアデッキに回
転自在に装着し、複数のプーリにわたって伝動ベルトを
巻回したモーアにおいて、ブレード軸を支承する軸支
部材とモーアデッキの間に、プーリに掛張される伝動
ベルトの回動面に沿う方向での各ブレード軸の振動を吸
収するように作用する防振用弾性体をそれぞれ介装し、
複数の軸支部材をそれらの軸間距離が一定に維持される
状態で剛性連結部材により連結したことにある。
【0005】
【作用】つまり、ブレード軸の軸支部材とモーアデッキ
の間に防振用弾性体を介装することによって、モーア駆
動系の振動に対するモーアデッキの共鳴を十分に抑制し
て、モーアデッキによる騒音を効果的に小さくできる。
さらに、単純に軸支部材とモーアデッキの間に防振用弾
性体を介装すると、弾性体の変形によりブレード軸の軸
間距離が変化したり、ブレード軸が傾いて、複数のプー
リにわたって巻回した伝動ベルトがスリップしたり、ベ
ルト偏摩耗が発生したりして、ブレードの駆動不良を生
じるおそれがあるが、本発明によれば、複数の軸支部材
同士を剛性連結部材により連結して、ブレード軸の軸間
距離を一定に維持するようにしてあるから、伝動ベルト
のスリップによるブレードの駆動不良を確実に防止でき
る。
【0006】
【発明の効果】その結果、伝動ベルトによるブレード駆
動を良好に実現できながら、モーア駆動系の振動による
モーアデッキからの騒音発生を十分に抑制できる、静粛
性において一段と優れたモーアを提供できるようになっ
た。
【0007】
【実施例】図1に示すように、下方が開口したモーアデ
ッキ1の内部において、刈り芝排出路2に沿って三個の
芝刈り用ブレード3を並設し、それらブレード3を下端
側に取付けた三本のブレード軸8夫々の上端側にプーリ
4を取付け、それら三個のプーリ4に伝動ベルト5を巻
回し、テンションプーリ6を伝動ベルト5に作用させ、
中央のブレード3に連動させた入力軸7に例えばトラク
タなどのPTO軸からの動力を軸伝達するように構成
し、ブレード3の駆動回転に伴って芝を刈るとともに刈
り芝を刈り芝排出路2の一端側の出口2aからモーアデ
ッキ1の外に放出するモーアを構成してある。
【0008】図2に示すように、中央のブレード3を取
付けたブレード軸8の軸支部材9とモーアデッキ1に固
定したボルト10の間に、内外の金属カラー11間に焼
き付けた防振ゴム12を介装し、モーア駆動系の振動に
対するモーアデッキ1の共鳴に起因した騒音を小さくす
るように構成してある。
【0009】入力軸7とブレード軸8を連動するベベル
ギア13をケース14内に収容し、ケース14をブラケ
ット15や防振ゴム16でモーアデッキ1に取付け、ケ
ース14の下部をプーリ4の凹部に入れ込ませて、ケー
ス14を低く配置してある。ケース14をオイルバス式
に形成し、空気とオイルの分離室17をケース14内に
形成し、分離室17の上部にブレザー18を設けてあ
る。ブレード軸8にベベルギア13を取付けるに、ベベ
ルギア13と抜け止め用クリップ19の間の隙間により
ブレード軸8とベベルギア13の相対上下動を許容する
ように構成し、防振ゴム12,16に起因するブレード
軸8とケース14の相対上下動を可能にしてある。
【0010】図3に示すように、左右のブレード3を取
付けたブレード軸8の軸支部材9とモーアデッキ1に固
定したボルト10の間に、内外の金属カラー11間に焼
き付けた防振ゴム12を介装し、モーア駆動系の振動に
対するモーアデッキ1の共鳴に起因した騒音を小さくす
るように構成してある。
【0011】図4に示すように、三個の軸支部材9をボ
ルト20で締付け固定した三本のロッド21で一体的に
連結し、三本のブレード軸8の軸間距離が一定に維持さ
れるように構成し、防振ゴム12の変形にかかわらず伝
動ベルト5のスリップによるブレード3の駆動不良を防
止するようにしてある。
【0012】〔別実施例〕 ブレード3の設置数は複数であればよい。 ブレ
ード軸8の軸支部材9とモーアデッキ1の間に介装する
防振手段の種類や形態は適当に変更でき、それら手段を
防振用弾性体12と総称する。また、防振用弾性体12
の配置は適当に選定でき、例えば図5に示すように、
支部材9に固定したボルト22とモーアデッキ1との間
に防振用弾性体12を配置してもよい。 複数の軸支
部材9を軸間距離が一定になるように連結する具体的構
成は適宜変更でき、それら連結手段を剛性連結部材21
と総称する。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】モーアの平面図
【図2】図1のA−A矢視図
【図3】図1のB−B矢視図
【図4】要部平面図
【図5】別実施例の要部縦断面図
【符号の説明】
1 モーアデッキ 3 ブレード 4 プーリ 8 ブレード軸 9 軸支部材 12 防振用弾性体 21 剛性連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大倉 秀雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 松崎 要 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 久礼 政治 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平3−239840(JP,A) 実開 平5−15722(JP,U) 実開 平1−68727(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/76

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝刈り用ブレード(3)とプーリ(4)
    を取付ける複数のブレード軸(8)を、軸受けを備えた
    軸支部材(9)を介してモーアデッキ(1)に回転自在
    に装着し、複数の前記プーリ(4)にわたって伝動ベル
    ト(5)を巻回したモーアにおいて、 前記ブレード軸(8)を支承する各軸支部材(9)と前
    記モーアデッキ(1)の間に、前記プーリ(4)に掛
    張される伝動ベルト(5)の回動面に沿う方向での各ブ
    レード軸(8)の振動を吸収するように作用する防振用
    弾性体(12)をそれぞれ介装し、複数の前記軸支部材
    (9)同士をそれらの軸間距離が一定に維持される状態
    で剛性連結部材(21)により連結してあるモーアのブ
    レード軸取付け構造。
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