JP2554748Y2 - 自転車における籠の取付構造 - Google Patents

自転車における籠の取付構造

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JP2554748Y2
JP2554748Y2 JP6382591U JP6382591U JP2554748Y2 JP 2554748 Y2 JP2554748 Y2 JP 2554748Y2 JP 6382591 U JP6382591 U JP 6382591U JP 6382591 U JP6382591 U JP 6382591U JP 2554748 Y2 JP2554748 Y2 JP 2554748Y2
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音義 南
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南金網工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自転車の前部に取付け
て荷物等を便利に出し入れする籠の取付構造の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、自転車におけるこのような籠の
取付構造は、一般に籠の後側壁の上端から底面の前端に
至る個所にL形状の補強芯金を複数本並列させると共
に、これらの補強芯金を挟む形で籠の後側壁と底面の二
個所を夫々二枚一組とする板状金具により夫々少なくと
も二組のボルトナットを締付けて取付け固定するように
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これらの従来の取付構
造は、籠の底面では、下端を前輪のハブ軸に軸支させた
略門形状の支持杆を直立させてその上端水平部を籠の底
面に当接させた状態で上下に板状金具を対向させると共
に、少なくともその二個所をボルトナットで締付け固定
し、籠の後側壁の外側をハンドルポストに突設したラン
プホルダーに当接させた状態で前後に板状金具を対向さ
せると共に、少なくともその二個所をボルトナットで締
付け固定させるものである。従って、特に籠の底面を固
定する場合には不安定な支持状態で籠の内側と下面に夫
々板状金具を対向させ、これらをボルトナットにより締
付けるため困難な作業となり、しかも、少なくとも最低
四組のボルトナットの締付けを繰り返えす必要があり、
意外に困難かつ煩雑な作業であった。
【0004】それ故に本考案は、籠をできるだけ安定に
支持した状態で作業を行うことができ、しかも、支持杆
と籠の底面の取付はワンタッチ操作で行うことができる
ためボルトナットによる締付け固定作業が省略され、従
来と比較してボルトナットによる締付固定作業が半減で
きるようにした籠の取付構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、籠の底面に複
数本の補強芯金を跨ぐ大きさの開口を設け、また、支持
杆の上端水平部に扁平部を一対に形成し、一方、籠の底
面に開設した開口に見合う大きさの平板の下面に一対を
なす突片を垂設して、これらの突片に一側端で開口する
切欠き溝を平板に水平状に開設すると共に、その奥端に
円孔を連設した連結部材を合成樹脂材等により一体成形
し、該籠の底面上で平板を開口に臨ませて各突片を籠の
底面より下方に突出させると共に、各切欠き溝に支持杆
の上端水平部に設けた扁平部を嵌挿させて、該扁平部が
円孔に臨んだ状態で支持杆が籠の底面に略直交するよう
に回動させることにより籠と支持杆を固定させるように
構成した。
【0006】
【作用】このように構成した本考案の籠の取付構造は、
籠の底面と支持杆の取付固定がボルトナットの締付けに
よることなく、連結部材によりワンタッチ的に簡単に行
なえると共に、合成樹脂等で形成した連結部材の弾性に
よって籠を安定に支持することができ、籠の後側壁とラ
ンプホルダーとの取付固定を容易になし得る。
【0007】
【実施例】以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は自転車2の前部に取付けられる籠で
あり、全体を金網状に形成すると共に、後側壁3の上端
から底面4の前端に至る2個所にL形状をなす補強芯金
5,5’を四本等間隔に並列させている。そして、籠1
の底面4の前方寄りに四本の補強芯金5,5’を跨ぐよ
うに方形状の開口6を開設する。また、7は略門形状に
屈曲形成した支持杆であり、両下端を扁平状に圧潰して
その扁平部の中央に自転車2の前輪8のハブ軸9に軸支
させる軸孔10,10を開設すると共に、籠1の底面4
に当接させる上端水平部11に扁平部12,12を間隔
を隔てて二個所形成している。
【0008】そして、13は籠1の底面4と支持杆7の
上端水平部11とを連結して固定させる連結部材であ
る。この連結部材13は籠1の開口6に見合う大きさの
平板14の下面に間隔を隔てて一対の突片15,15を
垂設すると共に、これらの突片15,15の一側端で開
口する切欠き溝16,16を平板14に平行状に開設す
る。これらの切欠き溝16,16は支持杆7の上端水平
部11に設けた扁平部12,12を扁平状にして嵌挿可
能な巾とし、その奥端に扁平部12,12が回動可能な
径の円孔17,17を連設している。さらに平板14の
下面には突片15,15の夫々外側に前記補強芯金5,
5を載置させる段部18,18を形成すると共に、突片
15,15の間に間隔を置いてリブ19を複数垂設し、
隣接するリブ間に前記補強芯金5’,5’を嵌着させる
嵌合溝18’,18’を形成する。
【0009】次に、本考案の籠の取付構造を説明する。
図4に示すように連結部材13を籠1の底面4上で開口
6に臨ませ、平板14の下面に形成した嵌合溝18’,
18’を開口6に露出している補強芯金5’,5’に嵌
合させて突片15,15を底面4の下面より突出させ、
この状態で突片15,15に開設した切欠き溝16,1
6に支持杆7の上端水平部11に形成した扁平部12,
12を嵌挿させ、該扁平部12,12が円孔17,17
に臨んだ状態で支持杆7を矢印方向に回動させて図5に
示すように底面4に対して支持杆7を略直交させると扁
平部12の両先端が円孔17の内壁面に圧接してその径
を拡張させ、籠1と支持杆7を固定状態に支持する。こ
の状態で支持杆7の下端に開設した軸孔10,10を自
転車2の前輪8のハブ軸9に挿通して軸支させる。
【0010】そして、籠1の後側壁3を自転車2のハン
ドルポスト20に突設したランプホルダー21に当接さ
せると共に、籠1の後側壁3内側とランプホルダー21
の内側とに二枚の板状金具22,22を当てがい、互い
に対向させた状態で二組のボルトナット23,23で締
付けることで、籠1の取付け固定を完了する。
【0011】このように本考案によれば、籠1の底面3
と支持杆7との固定は、ボルトナットによる締付けをす
ることなく連結部材13により略ワンタッチ的に簡単に
行なうことができ、ボルトナットによる締付け作業を半
減させることができる。しかも連結部材13は平板14
の下面に形成した嵌合溝18’,18’を開口6に臨む
補強芯金5’,5’に嵌合させた状態で連結部材13の
段部18,18が補強芯金5,5に載置されて確実な取
付位置を保持し、支持杆7の連結や回動操作を容易にし
かも正確に行なうことができて、支持杆7に対して籠1
を固定した状態に支持し、籠1の後側壁3とランプホル
ダー21との固定作業を容易になし得る。
【0012】
【考案の効果】以上に述べたように本考案の自転車にお
ける籠の取付構造は、従来、特に作業が困難であった籠
の底面と支持杆との取付固定をボルトナットによる締付
けによらず、連結部材を介しワンタッチ的に容易に行な
うことができる。従ってボルトナットによる締付作業は
半減されて、籠の取付作業を簡略化できると共に、確実
な取付固定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の籠の取付構造の斜視図。
【図2】籠の後側壁及び底面を中心に示す斜視図。
【図3】支持杆及び連結部材の斜視図。
【図4】支持杆の上端水平部を連結部材の円孔に嵌挿し
た状態の断面図。
【図5】支持杆を籠の底面に直交させた状態の断面図。
【図6】支持杆の上端水平部を連結部材の円孔に嵌挿し
た状態の底面図。
【符号の説明】
1 籠 2 自転車 3 後側壁 4 底面 5,5’ 補強芯金 6 開口 7 支持杆 8 前輪 9 ハブ軸 11 上端水平部 12,12 扁平部 13 連結部材 14 平板 15,15 突片 16,16 切欠き溝 17,17 円孔 18,18 段部 18’,18’ 嵌合溝

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪のハブ軸にその下端を軸支させる略
    門形状をなす支持杆の上端水平部で籠の底面を支持させ
    ると共に、後側壁はハンドルポストに突設したランプホ
    ルダーに当接支持させる自転車における籠の取付構造に
    おいて、前記籠は後側壁の上端から底面の前端に至る個
    所に補強芯金を複数本並列させると共に、籠の底面に前
    記補強芯金を跨ぐ大きさの開口を設け、また、支持杆の
    上端水平部に扁平部を一対に形成し、一方、籠の底面に
    開設した開口に見合う大きさの平板の下面に一対をなす
    突片を垂設して、これらの突片に一側端で開口する切欠
    き溝を平板に水平状に開設すると共に、その奥端に円孔
    を連設した連結部材を合成樹脂材等により一体成形し、
    該連結部材は籠の底面上で平板を開口に臨ませて各突片
    を籠の底面より下方に突出させると共に、各切欠き溝に
    支持杆の上端水平部に設けた扁平部を嵌挿させて該扁平
    部が円孔に臨んだ状態で支持杆が籠の底面に略直交する
    ように回動させることにより籠と支持杆を固定させるよ
    うにした自転車における籠の取付構造。
  2. 【請求項2】 連結部材の平板下面に籠の底面に並列し
    た補強芯金に嵌合する嵌合溝を形成した請求項1記載の
    自転車における籠の取付構造。
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JPH057593U JPH057593U (ja) 1993-02-02
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