JP2664131B2 - 自転車用荷籠の取付装置 - Google Patents

自転車用荷籠の取付装置

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JP2664131B2
JP2664131B2 JP7180152A JP18015295A JP2664131B2 JP 2664131 B2 JP2664131 B2 JP 2664131B2 JP 7180152 A JP7180152 A JP 7180152A JP 18015295 A JP18015295 A JP 18015295A JP 2664131 B2 JP2664131 B2 JP 2664131B2
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JP7180152A
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JPH0930470A (ja
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恒昭 大岩
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Howa KK
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Howa KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車の車体前部に
荷籠を取り付けるための自転車用荷籠の取付装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自転車の車体前部に荷籠を取り付けるに
は、後側面にランプ掛け連結金を溶接するとともに底部
の略中央にねじ挿通孔を有する止め金を溶接した籠主体
を車体のランプ掛けに前記ランプ掛け連結金をもってね
じ止めするとともに、この籠主体の底部を車体の前輪車
軸に基部が軸支された籠取付用の門型ステイの上部受杆
に支持させたうえ、前記ねじ挿通孔に対応するねじ孔と
前記上部受杆を嵌合させる係合用凹部を備えたステイ受
金を前記止め金と対向させて前記ねじ挿通孔からねじ孔
に挿通されるボルトとこれに螺合されるナットで締付固
定するのを普通とする。ところが、前記したようにラン
プ掛け連結金や止め金は籠主体に溶接されていて取付位
置が変えられないため、自転車のフェンダー位置やラン
プ掛け位置が異なるタイプの自転車の全てに対応でき
ず、このため、長さの異なる門型ステイを多数種用意し
ないと、門型ステイとフェンダが干渉したり、ランプ掛
け位置と門型ステイの長さがマッチングせず、籠主体を
水平に保つことができなくなるという問題があり、コス
ト上或いは部品管理上不都合なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは前記のような問題を解決し、多数種の門型
ステイを用意しなくても種々の自転車に対して荷籠を的
確容易に取り付けることができる自転車用荷籠の取付装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明に係る自転車用荷籠の取付装置は、後側面に
ランプ掛け連結部を設けるとともに横方向に延びる係合
用凹部の多数個が前後に配列されたステイ受部を底部の
略中央に設けた籠主体を、車体のランプ掛けと前記ラン
プ掛け連結部とをもって位置調節自在に連結するととも
に、車体の前輪車軸に基部が枢動固定自在に取付けられ
た門型ステイの上部受杆に前記ステイ受部の所要の係合
用凹部を係合保持させて連結したことを特徴とするもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において籠主体としては、
金属線材を格子状に配列して溶接一体化した角籠状のも
のが特に好ましく、このような籠主体においては、ステ
イ受部は籠主体の底部を構成している前後方向に延びる
線材に対し数本の金属短杆を前後間隔が門型ステイの上
部受杆を受け入れる間隔となるように溶接一体化して各
金属短杆間を係合用凹部としたものが体裁上最も好まし
い。しかしながら、籠主体を金属網板よりなるものとし
ても、プラスチックス成形品としても何ら支障はなく、
また、籠主体の底部に設けられるステイ受部を籠主体の
底部下面に門形ステイの上部受杆を嵌合できる程度の間
隔をおいて係合用凹部としての溝形凹部が前後に配設さ
れている金属またはプラスチックスよりなる波板などを
用いてもよい。
【0006】以下、本発明の実施の形態のうち最も好ま
しいものを図面を参考にして更に詳細に説明する。籠主
体1は金属線材を逆門形に折曲した枠線2aと枠線2b
の各多数本を前後左右に所要間隔をおいて格子状に配列
してこれらを同じく金属線材よりなる角枠線2c、2c
をもって溶接一体化することにより角籠状としたもの
で、この籠主体1の底部1aの略中央外面には横方向に
延びる係合用凹部4の多数個が前後に配列されたステイ
受部3が設けられ、また、籠主体1の後側面1bには後
記するランプ掛け連結部11が設けられている。なお、
ステイ受部3として図示するものは、籠主体1の底部1
aを構成している前記した前後方向に延びる枠線2aの
うちの数本の下面に対し、数cmに切断された数本の金属
短杆3aを前後間隔が後記する門型ステイ21の上部受
杆21aを受け入れる間隔となるように数本添わせてス
ポット溶接などにより溶接一体化したものとしている。
【0007】そして、このステイ受部3には門型ステイ
21の上部受杆21aに連結するための止め具5が装脱
自在となっている。図示する止め具5はボルト挿通孔6
a、6aが前後にあけられた上部止め板6と、前記ボル
ト挿通孔6a、6aに対応するねじ孔7a、7aが前後
にあけられるとともにこのねじ孔7a、7a間に門型ス
テイ21の上部受杆21aを抱持する凹溝8を形成して
ある押さえ板9とよりなるもので、ステイ受部3の上部
に配置されている前後方向に延びる枠線2a、2aの上
面に上部止め板6をその両側の短脚部が前記枠線2a、
2aに沿わせた状態として前後摺動できるように添装す
るとともに、門型ステイ21の上部受杆21aをステイ
受部3の所要の係合用凹部4に係合させ、この状態で押
さえ板9をその凹溝8に上部受杆21aが嵌合するよう
にしてステイ受部3の下面に添わせ、上部止め板7のボ
ルト挿通孔7a、7aに挿通したボルト10を押さえ板
9のねじ孔7a、7aに螺挿して締付固定させるものと
している。
【0008】一方、籠主体1の後側面1bに設けられる
ランプ掛け連結部11は、自転車の車体のハンドル軸に
設けたランプ掛け22に籠主体1の後側面1bを係合保
持させるためのもので、籠主体1の後側面1bの内面に
添えるられるボルト挿通孔12a付きの止め板12と、
籠主体1の後側面1bの外面に添えるられるボルト挿通
孔13a付きの押さえ板13とよりなり、この押さえ板
13は後側面1bの金属線材のうちの数本の金属線材を
外面から挟み込むようにしたコ字状のもので、押さえ板
13と籠主体1の後側面1bの金属線材間にランプ掛け
22を挟み込んだうえ、押さえ板13と止め板12とを
ボルト挿通孔12aからボルト挿通孔12aに挿通され
るボルトとこれに螺合されるナットで締付固定するもの
としている。
【0009】このように構成されたものは、先ず、車体
のハンドル軸に設けられているランプ掛け22を籠主体
1の後側面1bとコ字状の押さえ板13との間に装入さ
せて籠主体1の後側面の内面に添装される止め板12の
ボルト挿通孔12aから押さえ板13のボルト挿通孔1
3aにボルトを挿通し、このボルトにナットを螺合させ
ることにより籠主体1の後側面1bをランプ掛け連結部
11においてランプ掛け22に仮止めする。次に、車体
の前輪車軸に基部を枢動固定自在に取付けてある門型ス
テイ21の上部受杆21aを籠主体1の底部1bに設け
られたステイ受部3の所要の係合用凹部4に係合させ
る。このとき、門型ステイ21の上部受杆21aと自転
車のフェンダと接触したり、間隔が小さすぎた場合に
は、門型ステイ21をハンドル軸側に傾動させれば、門
型ステイ3は垂直方向に変位することとなるから、上部
受杆21aとフェンダとの間隔は拡げられ、この状態で
止め具5の押さえ板9により門型ステイ21の上部受杆
21aを凹溝8で抱持するとともに、押さえ板9のねじ
孔9aと上部止め板6のボルト挿通孔7aが一致するよ
うにして上部止め板6を籠主体1の底部1bの上面に添
装させ、その後、上部止め板6のボルト挿通孔7aから
押さえ板9のねじ孔9aにボルト10を螺挿して門型ス
テイ21を仮止め挟持し、最後に籠主体1が水平になる
ように位置を修正したうえ門型ステイ21の基部と車体
の前輪車軸との枢着部分やランプ掛け連結部11或いは
止め具5の本締め付けを行えば、籠主体1は適正位置に
配置される。
【0010】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明かなよう
に、後側面にランプ掛け連結部を設けるとともに横方向
に延びる係合用凹部の多数個が前後に配列されたステイ
受部を底部の略中央に設けた籠主体を、車体のランプ掛
けと前記ランプ掛け連結部とをもって位置調節自在に連
結するとともに、車体の前輪車軸に基部が枢動固定自在
に取付けられた門型ステイの上部受杆に前記ステイ受部
の所要の係合用凹部を係合保持させて連結したので、メ
ーカーやタイプの異なる種々の自転車に対して最小種の
門型ステイで荷籠の適正な取付ができることとなり、門
型ステイの種類の減少による生産性の向上や在庫管理の
簡易化によりコストダウンを図ることができるうえに、
取付けも容易になる等の利点を有するものである。従っ
て、本発明は従来の問題点を解決した自転車用荷籠の取
付装置として業界の発展に寄与するところ極めて大なも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる荷籠の1例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明における要部の一部切欠側面図である。
【図3】本発明の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 籠主体 1a 底部 1b 後側面 3 ステイ受部 3a 金属線材 4 係合用凹部 11 ランプ掛け連結部 22 ランプ掛け 21 門型ステイ 21a 上部受杆

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後側面(1b)にランプ掛け連結部(11)を設
    けるとともに横方向に延びる係合用凹部(4) の多数個が
    前後に配列されたステイ受部(3) を底部(1a)の略中央に
    設けた籠主体(1) を、車体のランプ掛け(22)と前記ラン
    プ掛け連結部(11)とをもって位置調節自在に連結すると
    ともに、車体の前輪車軸に基部が枢動固定自在に取付け
    られた門型ステイ(21)の上部受杆(21a) に前記ステイ受
    部(3)の所要の係合用凹部(4) を係合保持させて連結し
    たことを特徴とする自転車用荷籠の取付装置。
  2. 【請求項2】 籠主体(1) が、金属線材を格子状に配列
    して溶接一体化した角籠状のものであり、ステイ受部
    (3) は籠主体(1) の底部(1a)を構成している前記した前
    後方向に延びる線材に対し数本の金属短杆(3a)を前後間
    隔が門型ステイ(21)の上部受杆(21a) を受け入れる間隔
    となるように溶接一体化して各金属短杆(3a)間を係合用
    凹部(4) としたものである請求項1に記載の自転車用荷
    籠の取付装置。
JP7180152A 1995-07-17 1995-07-17 自転車用荷籠の取付装置 Expired - Lifetime JP2664131B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0930470A JPH0930470A (ja) 1997-02-04
JP2664131B2 true JP2664131B2 (ja) 1997-10-15

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ID=16078312

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100586292B1 (ko) 2003-10-08 2006-06-08 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 차량용 바스켓 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100586292B1 (ko) 2003-10-08 2006-06-08 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 차량용 바스켓 구조

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JPH0930470A (ja) 1997-02-04

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