JPH0723348Y2 - 自転車の車輪用フェンダの取付具 - Google Patents

自転車の車輪用フェンダの取付具

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JPH0723348Y2
JPH0723348Y2 JP1405991U JP1405991U JPH0723348Y2 JP H0723348 Y2 JPH0723348 Y2 JP H0723348Y2 JP 1405991 U JP1405991 U JP 1405991U JP 1405991 U JP1405991 U JP 1405991U JP H0723348 Y2 JPH0723348 Y2 JP H0723348Y2
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Japan
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fender
hawk
foot
piece
holding
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JP1405991U
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JPH04109693U (ja
Inventor
猛 村上
Original Assignee
オージーケー技研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自転車の車輪用フェンダ
の取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自転車の後輪を覆うフェンダ
は、後輪を支持するバックホークの左右一対のホーク足
間を通して配設されると共に、ホーク足に固着したステ
ーにボルト・ナットを介して取付固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、フェンダは自転車のフレーム側に設けたステーに
取付固定される構造であり、また製造会社各社によって
フレームサイズ又はフレームのフェンダ取付位置若しく
は形状等が異なるので、1つのフェンダを各種のフレー
ムに取付けるのは困難であった。
【0004】そこで本考案は、フェンダを各種のフレー
ムに取付け得るように企図した自転車の車輪用フェンダ
の取付具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、自転車の車輪9 を覆う
フェンダ10を取付けるための取付具であって、車輪9 を
支持するホーク6 のホーク足6aを挟むように位置する左
右一対の挟持片14,15 を備え、一方の挟持片14のホーク
足6aの前後一側に他方の挟持片15を左右方向回動自在に
枢支し、左右挟持片14,15 でホーク足6aを挟み込むべく
両挟持片14,15 のホーク足6aの前後他側同志を締結する
固定具28を備えると共に、フェンダ10を取付ける取付部
を備えて成る点にある。
【0006】また、前記一方の挟持片14のホーク足6aの
前後一側に複数の枢支孔21を左右方向に形成すると共
に、他方の挟持片15に該複数の枢支孔21に選択的に挿通
支持される差込片25を設けて、該他方の挟持片15を一方
の挟持片14に枢支するように構成するのが好ましい。
【0007】
【作用】フェンダ10を自転車のフレーム1 に取付けるに
は、取付具13の左右の挟持片14,15 の一方を他方から離
反する方向に枢支部分廻りに回動して該挟持片14,15 を
開き、この左右の挟持片14,15 を、フレーム1 のホーク
6 のホーク足6aを挟むように位置させ、左右の挟持片1
4,15 を近接させる。そして、左右挟持片14,15 の枢支
部分側と反対側を固定具28で締結することで、左右挟持
片14,15 でホーク足6aを挟み込んで挟圧し、該挟持片1
4,15 がホーク足6aに取付固定され、この挟持片14,15
にフェンダ10を取付ける。したがって、ホーク足6aを挟
み込んで取付固定される挟持片14,15 にフェンダ10が取
付けられるようにされていることから、各種のフレーム
1 に取付け可能である。
【0008】また、一方の挟持片14の前後一側に複数の
枢支孔21を左右方向に形成すると共に、他方の挟持片15
に該複数の枢支孔21に選択的に挿通支持される差込片25
を設けることで、該他方の挟持片15を一方の挟持片14に
枢支するようにした構造とすることで、ホーク足6aの太
さに対応して挟持片14,15 が取付けられ、フェンダ10が
より多くの種類のフレーム1 に取付けられる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図6及び図8は自転車の後部を示しており、図に
おいて、1はフレームで、シートポスト2 を支持するシ
ートラグ3 、シートラグ3 から前方に延設されたトップ
チューブ4 、シートラグ3から下方側に延設されたシー
トチューブ5 、シートラグ3 から後下方に向けて延設さ
れたバックホーク6 、バックホーク6 下端部とシートチ
ューブ5 下端部とを連結する左右一対のチェーンステー
7 、及びシートチューブ5 下端部から前上方に向けて延
設されたダウンチューブ8 等を備えている。そして、バ
ックホーク6の左右ホーク足6a間及び左右チェーンステ
ー7 間に後輪9 が挿入され、該後輪9はバックホーク6
下端部に回転自在に支持されている。
【0010】10は後輪9 を覆うフェンダで主として、マ
ウンティングバイクのようなオフロード走行用自転車に
採用される。このフェンダ10は図5及び図7にも示すよ
うに、バックホーク6 より後方に延出されて後輪9 上部
を覆うメインフェンダ11と、バックホーク6 より前下方
に延出されて後輪9 前上部を覆うサブフェンダ12と、こ
れらメインフェンダ11、サブフェンダ12をバックホーク
6 に取付固定するための複数の取付具13とを備えて構成
されている。
【0011】前記取付具13は、図1乃至図4にも示すよ
うに、板材から形成された左右一対の挟持片14,15 から
成り、一方の挟持片14はホーク足6aの左右方向外方側
(反対向側) に位置され、他方の挟持片15はホーク足6a
の左右方向内方側(対向側) に位置され、該取付具13は
図例では左右ホーク足6aの後輪9 上方側に夫々上下一対
取付けられる。
【0012】前記一方の挟持片14の前後方向中間部の後
部側が平板状の平坦部16とされると共に前部側が平坦部
16から左右方向内方に湾曲状に延びる湾曲部17とされ、
さらに、平坦部16の後部側にはネジ孔18が形成されてい
ると共に前部側には左右方向内方に湾曲状に切起こして
成る切起し部19が形成されており、切起し部19及び湾曲
部17の内面はホーク足6aの外周形状に略適合した弧状と
されている。また、一方の挟持片14の後部は平坦部16後
端から左右方向内方に延びる枢支部20とされ、この枢支
部20には複数(図例では3個) の角穴状の枢支孔21が左
右方向に間隔をおいて形成されている。さらに、一方の
挟持片14の前部22は湾曲部17前端から前方に延びる平板
状に形成されると共に前後方向に長いネジ挿通孔23が形
成されている。
【0013】前記他方の挟持片15は、前後方向中間部24
が左右方向内方に向けて湾曲状に形成され、後部が中間
部24から後方に延設された後左右方向内方に傾斜状に屈
曲されて前記一方の挟持片14の枢支孔21に挿脱自在に挿
通支持される差込片25とされていて、該他方の挟持片15
が一方の挟持片14に左右方向回動自在に枢支される。ま
た、他方の挟持片15の前部26は中間部24から前方に延び
る平板状に形成されて一方の挟持片14の前部22に対向す
ると共にネジ孔27が形成されている。
【0014】前記構成の取付具13をホーク足6aに取付け
るには、ホーク足6aの取付具13を取付けようとする部分
の太さを計り、左右挟持片14,15 のホーク足接当部分の
間隔が該太さに適応した間隔となるように差込片25を枢
支孔21に選択的に挿通する。そして、左右挟持片14,15
でホーク足6aを挟み込み、ネジ(固定具)28 を、一方の
挟持片14前部22のネジ挿通孔23に通して他方の挟持片15
前部26のネジ孔27に螺合させることで、ホーク足6aが左
右挟持片14,15 で挟圧されて、取付具13が取付固定され
る。
【0015】メインフェンダ11は、左右一対の側壁29
と、該側壁29上端部同志を連結する上壁30と、各側壁29
から前方側に延設された左右一対の取付壁31とを備えて
構成されている。取付壁31はバックホーク6 の左右方向
外方側に且つ前記取付具13を覆うように位置されると共
に、上下一対のネジ挿通孔33が形成されていて、ネジ32
を前記ネジ挿通孔33を通して取付具13の一方の挟持片14
のネジ孔18に螺合することで、メインフェンダ11が取付
具13に着脱自在に取付固定される。また、上壁30の上端
側は平面視円弧状に切欠かれていて、ホーク足6a間の間
隔に対応して左右の側壁29が容易に左右方向に拡開でき
るようになっている。さらに、メインフェンダ11の後部
は後方に向けて略水平方向に指向されると共に、後端部
は尻上がり状とされ、該後端部下面には反射体取付部34
が設けられ、この反射体取付部34に反射テープ等から成
る反射体が固着されている。
【0016】サブフェンダ12は、左右一対の側壁35と、
該側壁35の上端部同志を連結する上壁36と、各側壁35か
ら後方側に延設された左右一対の取付壁37とを備えて構
成されている。各取付壁37には上下一対のネジ挿通孔38
が形成されていて、該取付壁37を一方の挟持片14前部22
の左右外方側に位置させ、前記ネジ挿通孔38を介してネ
ジ25によりサブフェンダ12の取付壁37が取付具13に共締
めされて、サブフェンダ12が取付具13に着脱自在に取付
固定される。なお、サブフェンダ12の取付壁35はメイン
フェンダ11の取付壁28前部の内側に位置するので、フェ
ンダ10を取付ける際には、サブフェンダ12をメインフェ
ンダ11より先に且つ取付具13の取付時と同時に取付固定
する。そして、前記一方の挟持片14の前部22及び平坦部
16後部側がフェンダ10の取付部とされている。なお、取
付具は前輪を覆うフェンダを取付けるのに採用されても
よい。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、ホーク足6aを挟み込ん
で挟圧させることで該ホーク足6aに取付けられる左右一
対の挟持片14,15 を備えて成るフェンダ10の取付具を提
供したので、該フェンダ10が各種の自転車フレームに取
付けることができる。また、ホーク足6aの太さが太いも
のであればあるほど、左右挟持片14,15 の間隔が大きく
開いてホーク足6aの挟持が困難になるのであるが、前記
一方の挟持片14のホーク足6aの前後一側に複数の枢支孔
21を左右方向に形成すると共に、他方の挟持片15に該複
数の枢支孔21に選択的に挿通支持される差込片25を設け
て、該他方の挟持片15を一方の挟持片14に枢支するよう
に構成することでホーク足6aの太さに対応でき、フェン
ダ10をより多くの種類のフレームに取付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5のA−A線矢視断面図である。
【図2】一方の挟持片の斜視図である。
【図3】取付具の分離状態の斜視図である。
【図4】取付具の結合状態の斜視図である。
【図5】フェンダの取付部分の側面断面図である。
【図6】フェンダの分解斜視図である。
【図7】フェンダの側面断面図である。
【図8】自転車後部の側面図である。
【符号の説明】
6 バックホーク 6a ホーク足 9 後輪 10 フェンダ 14 一方の挟持片 15 他方の挟持片 21 枢支孔 25 差込片 28 固定具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の車輪(9) を覆うフェンダ(10)を
    取付けるための取付具であって、車輪(9) を支持するホ
    ーク(6) のホーク足(6a)を挟むように位置する左右一対
    の挟持片(14)(15)を備え、一方の挟持片(14)のホーク足
    (6a)の前後一側に他方の挟持片(15)を左右方向回動自在
    に枢支し、左右挟持片(14)(15)でホーク足(6a)を挟み込
    むべく両挟持片(14)(15)のホーク足(6a)の前後他側同志
    を締結する固定具(28)を備えると共に、フェンダ(10)を
    取付ける取付部を備えて成ることを特徴とする自転車の
    車輪用フェンダの取付具。
  2. 【請求項2】 前記一方の挟持片(14)のホーク足(6a)の
    前後一側に複数の枢支孔(21)を左右方向に形成すると共
    に、他方の挟持片(15)に該複数の枢支孔(21)に選択的に
    挿通支持される差込片(25)を設けて、該他方の挟持片(1
    5)を一方の挟持片(14)に枢支するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の自転車の車輪用フェンダの取
    付具。
JP1405991U 1991-03-12 1991-03-12 自転車の車輪用フェンダの取付具 Expired - Lifetime JPH0723348Y2 (ja)

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JPH04109693U JPH04109693U (ja) 1992-09-22
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