JP2554709Y2 - 通風ダクト用継手部材 - Google Patents

通風ダクト用継手部材

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JP2554709Y2
JP2554709Y2 JP1992039222U JP3922292U JP2554709Y2 JP 2554709 Y2 JP2554709 Y2 JP 2554709Y2 JP 1992039222 U JP1992039222 U JP 1992039222U JP 3922292 U JP3922292 U JP 3922292U JP 2554709 Y2 JP2554709 Y2 JP 2554709Y2
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JP
Japan
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corner
vertical portion
flange
ventilation duct
joint
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JP1992039222U
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JPH0743227U (ja
Inventor
弘 中川
Original Assignee
株式会社共栄機材
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、空調施設或いは排気施設
などに用いられる通風ダクト用の継手部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調施設或いは工場における排気
施設などに用いられる通風ダクト用の継手部材として、
両端部が開放した布地材料から成る筒状のキャンバスの
両端部にコネクタエッジを夫々係着し、このコネクタエ
ッジを、枠状に形成された断面L字状の金属製の取付フ
ランジの水平部に嵌合すると共にその嵌合部をリベット
により固着して、かつ、前記取付フランジの垂直部を送
風ダクトのフランジの垂直部に重合してボルト・ナット
により結着する構成のものは例えば実開昭52−117
616号公報において公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来公知の継手部材によれば、キャンバスの両端部に係着
したコネクタエッジを枠状に形成された取付フランジの
水平部に嵌合して、その嵌合部位置でリベット止めする
構成であるので、これらにリベット用孔を穿設する作業
と、リベット用の孔を合致させてリベット止めする作業
を必要とするので、全体として製作にかなりの手数を要
し、コスト高となる不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は上記した従
来のものの不都合を解消し、かつ、コーナー部の機械的
強度を高めるために、角筒状の可撓性部材の両側縁部
に、水平部分と垂直部分とを有し、垂直部分のコーナー
部に相当する位置に切欠部を設けた断面L字状で枠状の
フランジ部材の前記水平部分の端縁を夫々取り付けた継
手本体と、平面L字状を呈し、その直角部に取付孔を有
したコーナー部材とから成り、該コーナー部材をフラン
ジ部材の垂直部分のコーナー部位置に重合して固定する
と共に、コーナー部材の各相互間に引掛部を形成し、か
つ前記可撓性部材を、耐熱性の布地材料から構成したこ
とを特徴とするものであり、好ましくは、フランジ部材
の垂直部の端縁を内向きに屈曲することにより、コーナ
ー部材を前記垂直部に固定すると共に、引掛部を一体に
形成する。コーナー部材は、外周縁と直角部位置を除く
内周縁に沿って夫々内向きのリブを有すると共に、直角
部位置の内周縁に舌片を突設して成り、またフランジ部
材及びコーナー部材として亜鉛メッキ処理された金属板
が用いられる。
【0005】
【作用】しかして、使用に際しては、送風ダクトの端部
に設けたフランジの垂直部に、フランジ部材の垂直部分
をパッキングを介して重合して、取付孔の位置でボルト
・ナットにより結着するものである。
【0006】
【実施例】以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述す
ると、可撓性部材1は、例えば断熱繊維を編組した布地
材料から成り、その両側縁に例えば亜鉛メッキを施した
帯状金属板から成るフランジ部材2,2が図2で示すよ
うにフランジ部材2の接続端縁をコ字状に折曲してその
コ字状の係着部3に可撓性部材1の側縁を係合したの
ち、前記係着部3の上辺を断続的に圧潰3aすることに
より係着してある。
【0007】このように両側縁にフランジ部材2,2を
取り付けた可撓性部材1は、帯状に延びており、これを
所要の長さに切断したのち、その長手方向で折曲すると
共に、その端縁部同士を重合し、この重合部は好ましく
は断熱シートから成るシール片4を接着することにより
封口されたのち、複数のリベット5により止着し、さら
にフランジ部材2,2を夫々断面L字状に折曲して角筒
状の継手本体6が構成される。
【0008】上記した継手本体6におけるフランジ部材
2,2は、可撓性部材1を長手方向で折曲する以前は、
水平部材2aと垂直部分2bを形成するための幅を有す
る帯状金属板から成り、角筒状の継手本体6を構成した
ときに、コーナー部となる垂直部分2bの位置に予めV
字状の切欠部7を有しており、この切欠部7の形成によ
って、フランジ部材2は断面L字状に折曲される。なお
本例では垂直部分2bの上縁に、後述のかしめ17及び
引掛部15を形成するための2つ折りされた折片2cが
内向きに設けてある。
【0009】このように構成された継手本体6の垂直部
分2bの切欠されたコーナー部には、コーナー部材10
が取り付けられる。このコーナー部材10は、図3で示
すように平面L字状の金属板から成り、その外周縁及び
直角部位置を除く内周縁に沿って夫々内向きのリブ1
1,12か設けてあると共に、内周縁の直角部位置に
は、舌片13が突設されており、さらに直角一部には取
付孔14が開設してある。
【0010】このように構成されたコーナー部材10
は、前記フランジ部材2の垂直部分2bの各コーナ部内
面に、その水平部分2aの面に内側リブ12が当接する
ように重合したのち、前記垂直部分2bに設けた折片2
cを内向きに屈曲して、コーナー部材10の外側リブ1
1をかしめ17して前記垂直部分2bに重合固定し、必
要に応じて溶着すると共に、コーナー部材10の各相互
間に水平状の引掛部15を夫々形成し、かつ、舌片13
を水平部分2aのコーナー部外面に夫々圧接する。また
垂直部分2bにおける端縁同士の接合部の内面位置には
添板16が止着される。
【0011】しかして、使用に際しては、図4で示すよ
うに、送風ダクトAの端部に設けたのフランジaの垂直
部分にフランジ部材2の垂直部分2bをパッキング20
を介して重合した状態で、取付孔14の位置でボルト・
ナット21により結着し、さらにフランジaに設けた引
掛部bと垂直部分2bに設けた引掛部15とを連結金具
22により挟着するものである。
【0012】
【考案の効果】以上のように本願によれば、フランジ部
材をキャンバスに直接取り付けて成るので、従来のよう
にコネクタエッジと取付フランジとをリベット止めする
ための作業が省略できて製作に極めて便利であると共
に、安価に得られ、またフランジ部材のコーナー部にコ
ーナー部材を取り付けて成るので、機械的強度にも優
れ、さらに、耐熱性の布地材料から成る可撓性部材を用
いたので、継手部材が柔軟性に富み、かつ耐熱性に優れ
た製品が提供できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】総体斜視図
【図2】継手部材の部分斜視図
【図3】コーナー部材の斜視図
【図4】一部省略した取付状態を示す側面図
【符号の説明】
1 可撓性部材 2 フランジ部材 2a 水平部分 2b 垂直部分 4 シール片 6 継手本体 10 コーナー部材 11,12 リブ 13 舌片 14 取付孔 15 引掛部

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角筒状の可撓性部材の両側縁部に、水平
    部分と垂直部分とを有し、垂直部分のコーナー部に相当
    する位置に切欠部を設けた断面L字状で枠状のフランジ
    部材の前記水平部分の端縁を夫々取り付けた継手本体
    と、平面L字状を呈し、その直角部に取付孔を有したコ
    ーナー部材とから成り、該コーナー部材をフランジ部材
    の垂直部分のコーナー部位置に重合して固定すると共
    に、コーナー部材の各相互間に引掛部を形成し、かつ前
    記可撓性部材を、耐熱性の布地材料から構成したことを
    特徴とする通風ダクト用継手部材。
  2. 【請求項2】 フランジ部材の垂直部の端縁を内向きに
    屈曲することにより、コーナー部材を前記垂直部に固定
    すると共に、引掛部を一体に形成した請求項1記載の通
    風ダクト用継手部材。
  3. 【請求項3】 コーナー部材が、外周縁と直角部位置を
    除く内周縁に沿って夫々内向きのリブを有すると共に、
    直角部位置の内周縁に舌片を突設して成る請求項1また
    は2記載の通風ダクト用継手部材。
  4. 【請求項4】 フランジ部材及びコーナー部材が亜鉛メ
    ッキ処理された金属板から成る請求項1,2または3記
    載の通風ダクト用継手部材。
JP1992039222U 1992-05-18 1992-05-18 通風ダクト用継手部材 Expired - Lifetime JP2554709Y2 (ja)

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JPH0743227U JPH0743227U (ja) 1995-08-18
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JPH0622297Y2 (ja) * 1988-06-30 1994-06-15 亨一 村田 離型材付き遮光シート
JPH0217266U (ja) * 1988-07-13 1990-02-05

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