JP3014473U - とも板フランジダクト用接続具 - Google Patents

とも板フランジダクト用接続具

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JP3014473U
JP3014473U JP1995001321U JP132195U JP3014473U JP 3014473 U JP3014473 U JP 3014473U JP 1995001321 U JP1995001321 U JP 1995001321U JP 132195 U JP132195 U JP 132195U JP 3014473 U JP3014473 U JP 3014473U
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bent
duct
fitting
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portions
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JP1995001321U
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Inventor
啓一 高田
Original Assignee
株式会社三晃機械製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクトの接続に用いるクリップがとも板フラ
ンジに確実に取り付けられるようにする。 【構成】 ダクト本体10の端部にほぼL字形のとも板
フランジを構成する第1折り曲げ部11と第2折り曲げ
部12を形成し、両方の第2折り曲げ部12を両側から
挟んで固定するためにそれらに嵌まり合う一対の嵌合部
13、14と、いずれかの嵌合部から本体外面側へ延び
て第1折り曲げ部11に接する脚部15とを形成し、第
2折り曲げ部12の端部に引っ掛かることにより抜け出
しを防止する突起部16を少なくとも一方の嵌合部13
の本体外面寄りの部位に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダクト本体の端部を外方へ折り曲げて第1折り曲げ部を形成し、さ らにその端部を本体外面側へ折り曲げて第2折り曲げ部を形成したとも板フラン ジ用ダクトの接続に使用するクリップ型の器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空調用、若しくは各種の気体を送るダクトの接続のために、通常はダクトの端 部を外方へほぼL字型に折り曲げて接続用のフランジ(とも板フランジ)を形成 し、このフランジでほぼ鉤型の接続金具をかしめて取り付け、接続するダクト端 部にて接続金具同士をボルト締めし(実公平6−41077号等参照)、またク リップなどと称する接続具によって接続金具間の両フランジ部を挾持するように していた。
【0003】 しかし、この種のダクトは通風時に振動が加わるものであり、僅かな振動も長 年繰り返されることにより接続部にクリップされている接続器具を変形させ、場 合によっては外れて脱落するおそれもある。またこのクリップ型の接続具は取り 付けの際にも問題を生じている。例えば、取り付けが完全に行なわれたか否かを 判断し難いため、常に不安が残り、また取り付け時に余計な力を加えて変形させ てしまう可能性がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題はクリップ型の接続具 の取り付けが完全に行なわれたか否かを容易に判別できるようにし、かつ取り付 けたのちに外れにくくすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、隣接するダクトの第1折り曲げ部11を接 触可能に端部を突き合わせたときに、両方の第2折り曲げ部12を両側から挟ん で固定するためにそれらに嵌まり合う一対の嵌合部13、14と、いずれかの嵌 合部から本体外面側へ延びて第1折り曲げ部11に接する脚部15とを設け、第 2折り曲げ部12の端部に引っ掛かることにより抜け出しを防止する突起部16 を少なくとも一方の嵌合部13の本体外面寄りの部位に設けるという手段を講じ たものである。
【0006】
【作用】
一対の嵌合部13、14は、隣接するダクトの両方の第2折り曲げ部12を両 側から挟んで固定するが、本考案のクリップ型の接続具Aはこれを取り付けると きに、少なくとも一方の嵌合部13に設けた突起部16が第2折り曲げ部12を 乗り越える。そのため突起部16が第2折り曲げ部12の一方から他方へ移動す る感触の強弱変化及び音の変化によって、取り付けの完了を知ることができる。 また突起部16が第2折り曲げ部12を乗り越えた位置にあるため、振動により 接続具Aが変形しても引っ掛かり、外れるときの抵抗となる。
【0007】
【実施例】
図面を参照して説明すると、図1はとも板フランジ用ダクトの接続に使用する クリップ型の接続具Aの1例を示す。例示のダクトDは4角形の断面形状を有し 、そのダクト本体10の端部を外方へ折り曲げて第1折り曲げ部11を形成し、 さらにその端部を本体外面側へ折り曲げて第2折り曲げ部12を形成した通気用 のダクトである。第1、第2折り曲げ部11、12はほぼL字形の断面形を有し 、とも板フランジと称する。
【0008】 そして、隣接するダクトの端部を突き合わせて両方の第1折り曲げ部11が接 触可能に配置したときに両方の第2折り曲げ部12を両側から挟んで固定するた めにそれらに嵌まり合う一対の嵌合部13、14と、いずれかの嵌合部から本体 外面側へ延びて第1折り曲げ部11に接する脚部15とを有し、第2折り曲げ部 12の端部に引っ掛かることにより抜け出しを防止する突起部16を少なくとも 一方の嵌合部13の本体外面寄りの部位に設ける。
【0009】 例示のクリップ型接続具Aは、第2折り曲げ部12の全長よりも短く、後述す る接続金具17の接続部17aの間に収まる程度の長さを有する(図2)。さら に、この接続具Aは一対の嵌合部13、14の間が外方へ突出した彎曲部18に なっていて、両方の第2折り曲げ部12を挟圧する嵌合部13、14にばね性を 付与している。また脚部15も一方の嵌合部13の外方への突出により、同様の ばね性を保持しており、取り付け状態で脚部先端15aが第1折り曲げ部11を 弾力的に押すようになっている。
【0010】 このような接続具Aはダクト本体10よりは厚目の鋼板類を材料として例えば プレス加工により形成され、一方の嵌合部13が嵌合する第2折り曲げ部先端部 12aを嵌合方向へ越えた部分を例えばプレス加工することにより、突起部16 を形成する。突起部16の数及び形態は任意であるが、図4に示すように脚部1 5から一方の嵌合部13へ向けて突出量が大きくなる傾斜状部16aを有すると 、嵌め合わせがし易い。なお、他方の嵌合部14にも同様の突起部16を形成す ることができるが、その先端19が第2折り曲げ部12を十分乗り越えるように 設けてあれば、ほぼその代用となる。
【0011】 前記ダクト本体10の4箇所の角部における第1折り曲げ部1、1間にほぼ鉤 型の接続金具17を当てがい、第2折り曲げ部12をかしめて接続金具17をダ クト本体10に取り付けるようにする。19はそのかしめ部を示す。接続金具1 7にはボルト孔20が形成してあり、そこにボルト21を通しナット22で締め ることにより、隣接しているダクトの接続を行なう。23はパッキング、24、 25は補強用突条を示す。
【0012】 このような構成において、隣接するダクト本体10、10の第1折り曲げ部1 1、11を接触可能に配置したときに、両方の第2の折り曲げ部12、12に一 対の嵌合部13、14を嵌め合わせるようにして接続具Aを取り付ける。取り付 け時、接続具Aの嵌合部13の側に設けられた突起部16がその第2折り曲げ部 12を通過すると音を発し、或いはその前後で押し込む力が急減することで作業 の完成が分かる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は前記の如く構成され、かつ作用するものであるから、クリップ型接続 具Aの取り付けが完全に行なわれたことを、突起部16が第2折り曲げ部12を 通過したときの音や感触の変化で知ることができるため作業性及び信頼性が向上 するとともに、それ以上の力を加える必要がないため変形させることがなく、し かも使用中振動等が加わっても外れにくいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るとも板フランジダクト用接続具の
実施例を示す斜視図。
【図2】同上接続具によるダクト接続部の斜視図。
【図3】同上要部の拡大斜視図。
【図4】同じく断面図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト本体10の端部を外方へ折り曲げ
    て第1折り曲げ部11を形成し、さらにその端部を本体
    外面側へ折り曲げて第2折り曲げ部12を形成したとも
    板フランジ用ダクトの接続に使用するクリップ型の器具
    であって、隣接するダクトの第1折り曲げ部11を接触
    可能に端部を突き合わせたときに、両方の第2折り曲げ
    部12を両側から挟んで固定するためにそれらに嵌まり
    合う一対の嵌合部13、14と、いずれかの嵌合部から
    本体外面側へ延びて第1折り曲げ部11に接する脚部1
    5とを有し、第2折り曲げ部12の端部に引っ掛かるこ
    とにより抜け出しを防止する突起部16を少なくとも一
    方の嵌合部13の本体外面寄りの部位に設けたことを特
    徴とするとも板フランジダクト用接続具。
  2. 【請求項2】 ダクト本体10の端部を外方へ折り曲げ
    て第1折り曲げ部11を形成し、さらにその端部を本体
    外面側へ折り曲げて第2折り曲げ部12を形成したとも
    板フランジ用ダクトの接続に使用するクリップ型の器具
    であって、ダクト本体10は4角形の断面形状を有し、
    その4箇所の角部における第1折り曲げ部11、11間
    にほぼ鉤型の接続金具17を当てがい、第2折り曲げ部
    12をかしめて接続金具17をダクト本体10に取り付
    け、隣接するダクトの第1折り曲げ部11を接触可能に
    端部を突き合わせ、両方の接続金具17同士をボルト締
    めし、さらに両方の第2折り曲げ部12を両側から挟ん
    で固定するために、それらに嵌まり合う一対の嵌合部1
    3、14と、いずれかの嵌合部から本体外面側へ延びて
    第1折り曲げ部11に接する脚部15と、第2折り曲げ
    部12に引っ掛かることにより抜け出しを防止するため
    少なくとも一方の嵌合部に設けた突起部16とによって
    構成したとも板フランジダクト用接続具。
JP1995001321U 1995-02-08 1995-02-08 とも板フランジダクト用接続具 Expired - Lifetime JP3014473U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000346416A (ja) * 1999-06-08 2000-12-15 Takasago Thermal Eng Co Ltd 循環型クリーンルーム
JP3440379B2 (ja) 1995-12-21 2003-08-25 メツ・システム マイニッヒ カー.ゲー 空気ダクト区分の間の突合せ継手
JP2011122810A (ja) * 2009-11-12 2011-06-23 Nojima Kakusei Seisakusho:Kk ダクト補強取付用金具並びにダクト補強具
KR101323791B1 (ko) 2011-07-07 2013-10-31 삼성중공업 주식회사 덕트

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