JP2554457Y2 - フラットケーブル用コネクタ構造 - Google Patents

フラットケーブル用コネクタ構造

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JP2554457Y2
JP2554457Y2 JP1991093763U JP9376391U JP2554457Y2 JP 2554457 Y2 JP2554457 Y2 JP 2554457Y2 JP 1991093763 U JP1991093763 U JP 1991093763U JP 9376391 U JP9376391 U JP 9376391U JP 2554457 Y2 JP2554457 Y2 JP 2554457Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば自動車および
OA機器等に利用されるフラットケーブル用コネクタ構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルプリント配線板等のフラッ
トケーブルには、通常、その端部にコネクタが取り付け
られて、そのコネクタを介して上記他の部材との電気的
な接続が図られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このようなフラットケ
ーブルとコネクタの接続は、通常、フラットケーブルの
端部をコネクタハウジング内に、ハウジング一端側に設
けられたケーブル挿通孔を介して挿入接続されるが、ケ
ーブル挿通孔とフラットケーブルとの間の水密が考慮さ
れていないため、その部分からフラットケーブル表面に
付着した水分がコネクタハウジング内に浸入して電気的
な接続信頼性に劣るという問題を有していた。
【0004】この考案は、上記従来技術の問題を解消
し、コネクタハウジング内への水分の浸入を防止して、
電気的な接続信頼性に優れるフラットケーブル用コネク
タ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この請求項1記載の考案
は、回路導体をフィルムにより被覆してなるフラットケ
ーブルの端部を、コネクタハウジングの一端側に設けら
れたケーブル挿通孔を介してそのハウジング内に挿入
し、前記コネクタハウジングの他端側に収容された電極
端子に接触保持したフラットケーブル用コネクタ構造に
おいて、前記コネクタハウジングに取付けられて前記ケ
ーブル挿通孔と前記電極端子との間を仕切る仕切部材
、前記仕切部材により仕切られた前記ケーブル挿通孔
内に注入された充填材と、前記ケーブル挿通孔開口に、
前記フラットケーブルを挟み込むように閉塞状に嵌着さ
れた一対の上蓋及び下蓋とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の考案は、一端側開口
の端面に周方向に沿った周溝が形成されるとともに、他
端側の内部に電極端子を収容した略筒状のコネクタハウ
ジングと、前記周溝に盛り上がった状態で注入された充
填材と、前記コネクタハウジングの一端側からハウジン
グ内に挿入され、前記電極端子に接触保持されたフラッ
トケーブルと、取付面側の前記周溝と対向する位置に周
状の弾性材よりなるシール材が設けられ、前記コネクタ
ハウジングの一端側開口を閉塞状とする蓋体とを備え、
前記コネクタハウジング側に設けられた係合部材と前記
蓋体側に設けられた被係合部材との弾性係止により、前
記フラットケーブルが、前記充填材と前記シール材との
間に圧接保持された状態で前記コネクタハウジング一端
側開口と前記蓋体の取付面との間から引出されるととも
に、前記フラットケーブルの配設されていない領域では
前記シール材が前記充填材に直接圧接されたことを特徴
とする。
【0007】さらに、請求項3記載の考案は、一端側開
口の一側に切欠領域が形成されると ともに、その切欠領
域の内周面にその周方向に沿って充填材注入用溝が形成
され、他方端側の内部に電極端子を収容した略筒状のコ
ネクタハウジングと、前記充填材注入用溝に盛り上がっ
た状態で注入された充填材と、前記コネクタハウジング
の一端側からハウジング内に挿入され、前記電極端子に
接触保持されたフラットケーブルと、取付面側に前記コ
ネクタハウジングの一端側開口から前記切欠領域にかけ
て嵌合可能な弾性材よりなるシール材が設けられ、前記
コネクタハウジングの一端側開口を閉塞状とする蓋体と
を備え、前記コネクタハウジング側に設けられた係合部
材と前記蓋体側に設けられた被係合部材との弾性係止に
より、前記シール材が前記コネクタハウジングの一端側
開口から前記切欠領域にかけて嵌合されるとともに、前
記フラットケーブルが、前記シール材と前記充填材との
間に圧接保持された状態で前記コネクタハウジング一端
側開口と前記蓋体の取付面との間から引出されたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】これらの考案の各フラットケーブル用コネクタ
構造においては、コネクタハウジングのケーブル挿通孔
の内周面とフラットケーブルとの間の水密が充填材によ
り図られるため、コネクタハウジング内への水分の浸入
が防止されて電気的な接続信頼性に優れる。
【0009】
【実施例】図1はこの考案の第1の実施例であるフラッ
トケーブル用コネクタ構造を示す断面図、図2はその斜
視図、図3は分解斜視図である。これらの図に示すよう
に、帯状のフレキシブルプリント配線板等で構成される
フラットケーブル1は、絶縁フィルム2上に所定の回路
パターンを構成する複数の回路導体3が印刷されるとと
もに、その上面側が他の絶縁フィルム4により被覆され
て形成されている。
【0010】コネクタ10は、樹脂材よりなる略角筒状
のコネクタハウジング10aを備え、このコネクタハウ
ジング10aの一端側開口がケーブル挿通孔11を構成
する。コネクタハウジング10aの上壁における一端側
には、幅方向に沿って仕切板挿入孔12が形成されると
ともに、その仕切板挿入孔12に対応してコネクタハウ
ジング10aの下面には同じく幅方向に沿って凹部13
(図1参照)が形成される。
【0011】また、コネクタハウジング10aの他端側
には金属製の電極端子20が収容される。電極端子20
は、コネクタハウジング10aの幅方向に沿って、フラ
ットケーブル1の回路導体3に対応する数(4個)だけ
設けられており、それぞれコネクタハウジング10aの
他端側に圧入された略角筒状の端子本体21と、この端
子本体21からコネクタハウジング10a内に向けて一
体的に連続形成され、先端部が上方に折り返されてばね
片23を形成する接触子22とを有している。
【0012】フラットケーブル1とコネクタ10との接
続は、まずフラットケーブル1の端部においてその下面
側の絶縁フィルム2を部分的に除去して各回路導体3の
一部を露出させ、その露出領域が接触子22のばね片2
3に接触するようにしてフラットケーブル1の端部をハ
ウジング10aの上壁と接触子22との間に差し込む。
これによりばね片23のばね力により、フラットケーブ
ル1の端部がハウジング10aに圧接されるようにして
保持されるとともに、そのばね片23を介して電極端子
20と回路導体3との電気的な接続が図られる。
【0013】次に、仕切板14を、仕切板挿入孔12を
介してコネクタハウジング10a内に嵌着し、その仕切
板14の下部をフラットケーブル1を介して凹部13に
差し込む。こうして、コネクタハウジング10a内を仕
切板14により仕切った状態で、ケーブル挿通孔11側
の空間に、グリス、接着剤等の充填材30を注入する。
そして、ケーブル挿通孔11のフラットケーブル1より
も上側の空間に板状の上蓋16aを嵌着するとともに、
ケーブル1よりも下側の空間に同じく板状の下蓋16b
を嵌着し、充填材30の外部漏れを防止するとともに、
外力から充填材を保護する。
【0014】このフラットケーブル用コネクタ構造によ
れば、コネクタハウジング10aのケーブル挿通孔11
側に充填材30を充填して、ケーブル挿通孔11とフラ
ットケーブル1との間を密封しているため、フラットケ
ーブル1の表面に付着した水分がフラットケーブル1の
表面に沿ってコネクタハウジング10a側に伝わって来
ても、充填材30によりせき止められる。このため、コ
ネクタハウジング10a内への水分の浸入を防止でき、
電気的な接続信頼性を向上できる。
【0015】また、コネクタハウジング10a内のケー
ブル挿通孔11と電極端子20との間を仕切部材14に
より仕切っているため、ケーブル挿通孔11内に充填し
た充填材30が接触子22とフラットケーブル1端部の
回路導体との間に浸入することにより生じる両者間の接
触不良を防止することができる。
【0016】さらに、上蓋16a及び下蓋16bにより
フラットケーブル1を挟み込んでいるため、フラットケ
ーブル1をより強固に保持することができ、そのケーブ
ル1の抜け等を防止することができる。
【0017】図4はこの考案の第2の実施例であるフラ
ットケーブル用コネクタ構造を示す分解斜視図である。
同図に示すように、コネクタ210は、両端が開放され
た略角筒状のハウジング本体211と、そのハウジング
本体211の一端側開口212を閉塞するための蓋体2
13とを有しており、ハウジング本体211と蓋体21
3の間からフラットケーブル1を外部に引き出すように
している。また、ハウジング本体211の下部には、上
記実施例と同様、電極端子が収容されている。
【0018】詳説すると、ハウジング本体211の開口
212周辺の端面211aには、図5に示すように開口
212の周縁に沿って周溝214が形成されるととも
に、ハウジング本体211の両側壁外面にはそれぞれ係
合突起215(図4において一方側のみ示す)がそれぞ
れ一体的に形成される。
【0019】一方、蓋体213のハウジング本体211
との取付面213aには上記周溝214に対向するよう
にリング状にゴム製のシール材216が接着剤を介して
取り付けられる。また、蓋体213の両側端面には上記
係合突起215にそれぞれ弾性係合可能なフック部21
7が一体的に形成される。
【0020】フラットケーブル1とコネクタ210の接
続は、上記実施例と同様にして、ハウジング本体211
内の電極端子(図示省略)に接続する。ついで、ハウジ
ング本体211の周溝214内全域に周溝214の上面
よりも少し盛り上がるようにしてグリス、接着剤等の充
填材230を注入する。次に、フラットケーブル1をハ
ウジング本体211の開口212より側方に引き出した
状態で、蓋体213をハウジング本体211側に押し込
んで、フック部217を係合突起215に弾性係止させ
ることにより、蓋体213をハウジング本体211に固
定する。これにより、フラットケーブル1が蓋体213
とハウジング本体211の端面211a間で圧接状に保
持され、フラットケーブル1の上面側ではシール材21
6がフラットケーブル1の上面側に圧縮変形状態で密着
されて水密が図られるとともに、フラットケーブル1の
下面側ではフラットケーブル1が充填材230に押し付
けられるようにして水密が図られる。また、フラットケ
ーブル1の存在しない領域では、シール材216が端面
211aに直接押し付けられて水密が図られる。この場
合、蓋体213の取付面213aとハウジング本体21
1の端面211aとの間でケーブル挿通孔が構成され
る。
【0021】このようにフラットケーブル1の下面側が
充填材230により密封されるとともに、上面側がシー
ル材216により密封されるため、フラットケーブル1
の表面に付着した水分がコネクタ210側に伝わって来
ても、充填材230およびシール材216によりせき止
められ、コネクタ210内への水分の浸入が防止され
る。
【0022】また、充填材230が注入された周溝21
4を蓋体213のシール材216により覆っているた
め、充填材230を外部から保護することができる。
【0023】さらに、フラットケーブル1は、蓋体21
3とハウジング本体211端面211a間に圧接状に保
持されているため、フラットケーブル1をより強固に保
持することができ、そのケーブル1の抜け等を防止する
ことができる。
【0024】図6はこの考案の第3の実施例であるフラ
ットケーブル用コネクタ構造を示す斜視図である。同図
に示すように、コネクタ310は、両端が開放された略
角筒状のハウジング本体311と、そのハウジング本体
311の一端側開口312を閉塞するための蓋体313
とを有している。ハウジング本体311の下部には、上
記実施例と同様、電極端子(図示省略)が収容されてい
る。
【0025】ハウジング本体311の上端には、フラッ
トケーブル301の幅寸法分だけ切り欠かれるようにし
て切欠領域320が形成されるとともに、その切欠領域
320の内周面には充填材注入用溝314が形成され
る。
【0026】一方、蓋体313のハウジング本体311
との取付面313aには、開口312から切欠領域32
0にかけて嵌合可能なゴム製のシール材316が接着剤
により取り付けられる。
【0027】フラットケーブル1とコネクタ310の接
続は、まずフラットケーブル1の一端を上記各実施例と
同様、ハウジング本体311内に開口312を介し挿入
してハウジング本体311内の電極端子(図示省略)に
接続する。ついで、充填材注入用溝314内に注入用溝
314の上面より少し盛り上がるようにしてグリス、接
着剤等の充填材330を注入する。つづいて、フラット
ケーブル1を切欠領域320内から引き出した状態で、
フック部317を係合突起315に係合させるようにし
て蓋体313をハウジング本体311に取り付ける。こ
れにより、フラットケーブル1の引出領域では、フラッ
トケーブル1がシール材316と充填材330により圧
接状態で挟持されて水密が図られるとともに、フラット
ケーブル1の非配線領域では、開口312にシール材3
16が嵌合されて、蓋体313とハウジング本体311
間の水密が図られる。この場合、切欠領域320の内周
面と取付面313aとの間でケーブル挿通孔が構成され
る。
【0028】このようにフラットケーブル1の下面側が
充填材330により密封されるとともに、上面側がシー
ル材316により密封されるため、フラットケーブル1
に付着した水分がコネクタ310内に浸入するのが防止
される。
【0029】また、充填材230が注入された充填材注
入用溝314はフラットケーブル1を介してシール材3
16により覆われるため、その充填材230が外部から
保護される。
【0030】さらに、フラットケーブル1が、ハウジン
グ本体311の切欠領域の端面とシール材316との間
で圧接状態で保持されるため、フラットケーブル1をよ
り強固に保持することができ、そのケーブル1の抜け等
を防止することができる。
【0031】
【考案の効果】以上のように、この請求項1記載のフラ
ットケーブル用コネクタ構造によれば、コネクタハウジ
ングのケーブル挿通孔内周面に、その内周面とフラット
ケーブルとの間の水密を、ケーブル挿通孔内に注入した
充填材により行っているため、コネクタハウジング内へ
の水分の浸入が防止され、電気的な接続信頼性に優れる
という効果が得られる。
【0032】また、コネクタハウジング内のケーブル挿
通孔と電極端子との間を仕切部材により仕切っているた
め、充填材が電極端子とフラットケーブル端部との間に
浸入することにより生じる両者間の接触不良を防止する
ことができる。
【0033】さらに、上蓋及び下蓋によりフラットケー
ブルを挟み込んでいるため、フラットケーブルをより強
固に保持することができ、そのケーブルの抜け等を防止
することができる。
【0034】そして、それら上蓋及び下蓋によりケーブ
ル挿通孔開口を閉塞状としているため、充填材の外部漏
れを防止するとともに、外力から充填材を保護する。
【0035】また、請求項2記載のフラットケーブル用
コネクタ構造によると、フラットケーブルが蓋体とハウ
ジングの端面間で圧接状に保持され、フラットケーブル
の一方面側にはシール材が圧縮変形状態で密着されて水
密が図られるとともに、フラットケーブルの他方面側に
は充填材が押し付けられるようにして水密が図られる。
また、フラットケーブルの存在しない領域では、シール
材が端面に直接押し付けられて水密が図られる。このよ
うに、コネクタハウジングの一端側開口に形成された周
溝に注入された充填材と蓋体のシール材との間にフラッ
トケーブルが圧接保持されるため、これら充填材及びシ
ール材により、コネクタハウジング内への水の浸入が防
止されて電気的な接続信頼性に優れる。
【0036】また、充填材が注入された溝は、フラット
ケーブルを介して蓋体により閉塞状とされることとなる
ため、その充填材を外部から保護することができる。
【0037】さらに、フラットケーブルは、蓋体とハウ
ジング開口側の端面間に圧接状に保持されているため、
フラットケーブルをより強固に保持することができ、そ
のケーブルの抜け等を防止することができる。
【0038】さらに、請求項3記載のフラットケーブル
用コネクタ構造によると、フラットケーブルの引出領域
では、フラットケーブルが蓋体のシール材と切欠領域の
充填材により圧接状態で挟持されて水密が図られるとと
もに、フラットケーブルの非配線領域では、開口に蓋体
のシール材が嵌合されて、蓋体とハウジング本体間の水
密が図られる。このようにコネクタハウジングの一端側
開口の切欠領域に形成された充填材注入用溝に注入され
た充填材と蓋体のシール材との間に、フラットケーブル
が圧接保持されるため、これら充填材及びシール材によ
り、コネクタハウジング内への水の浸入が防止されて電
気的な接続信頼性に優れる。
【0039】また、充填材注入用溝は、フラットケーブ
ルを介して蓋体により閉塞状とされることとなるため、
その充填材を外部から保護することができる。
【0040】さらに、フラットケーブルは、蓋体とハウ
ジング開口側の端面間に圧接状に保持されているため、
フラットケーブルをより強固に保持することができ、そ
のケーブルの抜け等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例であるフラットケーブ
ル用コネクタ構造を示す断面図である。
【図2】第1の実施例のコネクタ構造を示す斜視図であ
る。
【図3】第1の実施例のコネクタ構造を示す分解斜視図
である。
【図4】この考案の第2の実施例であるフラットケーブ
ル用コネクタ構造を示す分解斜視図である。
【図5】第2の実施例のコネクタ構造を示す要部断面図
である。
【図6】この考案の第3の実施例であるフラットケーブ
ル用コネクタ構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 フラットケーブル 2,4 絶縁フィルム 3 回路導体10,210,310 コネクタ11 ケーブル挿通孔

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路導体をフィルムにより被覆してなる
    フラットケーブルの端部を、コネクタハウジングの一端
    側に設けられたケーブル挿通孔を介してそのハウジング
    内に挿入し、前記コネクタハウジングの他端側に収容さ
    れた電極端子に接触保持したフラットケーブル用コネク
    タ構造において、 前記コネクタハウジングに取付けられて前記ケーブル挿
    通孔と前記電極端子との間を仕切る仕切部材と、前記仕
    切部材により仕切られた前記ケーブル挿通孔内に注入さ
    れた充填材と、前記ケーブル挿通孔開口に、前記フラッ
    トケーブルを挟み込むように閉塞状に嵌着された一対の
    上蓋及び下蓋とを備えたことを特徴とするフラットケー
    ブル用コネクタ構造。
  2. 【請求項2】 一端側開口の端面に周方向に沿った周溝
    が形成されるとともに、他端側の内部に電極端子を収容
    した略筒状のコネクタハウジングと、 前記周溝に盛り上がった状態で注入された充填材と、 前記コネクタハウジングの一端側からハウジング内に挿
    入され、前記電極端子に接触保持されたフラットケーブ
    ルと、 取付面側の前記周溝と対向する位置に周状の弾性材より
    なるシール材が設けられ、前記コネクタハウジングの一
    端側開口を閉塞状とする蓋体とを備え、 前記コネクタハウジング側に設けられた係合部材と前記
    蓋体側に設けられた被係合部材との弾性係止により、前
    記フラットケーブルが、前記充填材と前記シール材との
    間に圧接保持された状態で前記コネクタハウジング一端
    側開口と前記蓋体の取付面との間から引出されるととも
    に、前記フラットケーブルの配設されていない領域では
    前記シール材が前記充填材に直接圧接されたことを 特徴
    とするフラットケーブル用コネクタ構造。
  3. 【請求項3】 一端側開口の一側に切欠領域が形成され
    るとともに、その切欠領域の内周面にその周方向に沿っ
    て充填材注入用溝が形成され、他方端側の内部に電極端
    子を収容した略筒状のコネクタハウジングと、 前記充填材注入用溝に盛り上がった状態で注入された充
    填材と、 前記コネクタハウジングの一端側からハウジング内に挿
    入され、前記電極端子に接触保持されたフラットケーブ
    ルと、 取付面側に前記コネクタハウジングの一端側開口から前
    記切欠領域にかけて嵌合可能な弾性材よりなるシール材
    が設けられ、前記コネクタハウジングの一端側開口を閉
    塞状とする蓋体とを備え、 前記コネクタハウジング側に設けられた係合部材と前記
    蓋体側に設けられた被係合部材との弾性係止により、前
    記シール材が前記コネクタハウジングの一端側開口から
    前記切欠領域にかけて嵌合されるとともに、前記フラッ
    トケーブルが、前記シール材と前記充填材との間に圧接
    保持された状態で前記コネクタハウジング一端側開口と
    前記蓋体の取付面との間から引出されたことを 特徴とす
    るフラットケーブル用コネクタ構造。
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