JP2020000391A - 遊技機 - Google Patents

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厚 百瀬
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厚 百瀬
谷口 誠
Makoto Taniguchi
谷口  誠
鈴木 義之
Yoshiyuki Suzuki
義之 鈴木
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Abstract

【課題】FPCを簡単かつ確実に支持できる遊技機を提供する。【解決手段】カバー32の背面には、ホルダ60が設けられている。ホルダ60は、FPC46が装着される装着板62と、装着板62の両側部に設けられた2枚で一対の側板64a、64bを備えている。側板64a、64bには、装着板62の幅方向中央へ向けて突出するように形成された抑え爪70a、70bが設けられている。FPC46は、ベースフイルム上に配線が並べられた配線領域69と、ベースフイルムを側方に拡幅することによって形成された第2非配線領域72a、72bを備えており、抑え爪70a、70bは、第2非配線領域72a、72bに対応する位置に設けられ、第2非配線領域72a、72bを背面側から抑えつけるようにして支持する。【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置されるスロットマシンなどの遊技機に関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置される遊技機としてスロットマシンが広く知られている。スロットマシンには、各種の電気部品が収められており、これらがFPC(フレキシブルプリント配線板)やFFC(フレキシブルフラットケーブル)などの配線体(柔軟(フレキシブル)な帯状の配線体)を介して互いに接続されている。また、下記特許文献1には、幅が異なる2枚の配線体について、幅が細い配線体を拡幅させて2枚の配線体の幅を揃えることにより、配線体を取り扱う作業者が2枚の配線体を重ねて把持し易いようにした例が記載されている。
特開2015−002945
しかしながら、上記特許文献1では、作業者が配線体を把持する際の把持性については向上するものの、スロットマシンに配線体を装着するための構成については配慮されていない。このため、配線体の位置が定まらずに他の部品と接触して破損してしまうなどの問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、配線体を簡単に装着して支持できる遊技機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、
柔軟な帯状の配線体と、前記配線体を装着可能なホルダと、を備えた遊技機において、
前記配線体は、配線領域と、前記配線領域の側方に形成された非配線領域と、を有し、
前記非配線領域は、第1非配線領域と、前記第1非配線領域から側方に延出して形成された複数の第2非配線領域と、を有し、
前記ホルダは、前記配線体が装着された状態において前記第2非配線領域と係合する係合部を有することを特徴としている。
表示装置保護部が背後に設けられた表示装置本体の背面に付設され、前記表示装置本体の識別情報が表示される識別情報表示部、を備え、
前記表示装置保護部には、前記識別情報表示部の前記識別情報を前記表示装置保護部の外側から視認可能とし、かつ、前記表示装置本体に接続される前記配線体を挿通可能とする孔部が設けられ、
前記識別情報は、前記配線体が前記表示装置本体に接続された状態であっても前記孔部を介して視認可能であってもよい。
本発明は、配線体の側端部に設けられた第2非配線領域を、ホルダの係合部と係合させることにより、配線体がホルダに装着されるので、配線体を簡単に装着して支持できる。
また、識別情報表示部を視認可能にする孔部を通して配線体を表示装置本体に接続することにより、孔部とは別に開口を設けてこの開口を通して配線体を表示装置本体に接続する場合と比較して、製造コストを抑えることや表示装置保護部の強度を向上させることができる。
スロットマシンを前面側から観察した状態を示す外観図である。 液晶ディスプレイを背面側から観察した状態を示す外観図である。 液晶ディスプレイからホルダとFPCを分離させた状態を示す分解図である。 FPCをホルダに装着する手順を示す説明図である。 FPCの外観図である。 FPCの外観図である。 基板側コネクタと配線側コネクタの外観図である。 ホルダとFPCの外観図である。 ホルダとFPCの外観図である。
図1に示すように、スロットマシン(遊技機)10は、収納箱11と、前面扉12とを備え、これらから遊技機本体が構成されている。収納箱11には、複数のリールがユニット化されたリールユニットや、メダルの払い出しを行うホッパ装置などが収納されている。前面扉12は、上扉12aと下扉12bとに分割されており、これら上扉12a及び下扉12bはそれぞれ収納箱11に軸着され、開閉自在に支持されている。
なお、以下では、スロットマシン10の上面側を「上」、下面側を「下」、スロットマシン10のうち、遊技者(スロットマシン10で遊技する遊技者)側を「前」、スロットマシン10のうち遊技者とは反対側を「後」、スロットマシン10に向かって左側(遊技者の左手側)を「左」、スロロットマシン10に向かって右側(遊技者の右手側)を「右」として説明を行う。
上扉12aには、その前面に、各種画像を表示する液晶ディスプレイ15、及び、リールを視認させるための透明窓16が設けられている。リールの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リールが停止した状態では、透明窓16を通して1つのリールにつき3個の図柄が表示される。
下扉12bには、メダルを投入するメダル投入口22、クレジットされたメダルをベットする際に操作されるベットボタン23、遊技を開始する際に操作されるスタートレバー24、回転しているリールを停止させるためのストップボタン26a〜26c、ホッパ装置から払い出されたメダルを受けるメダル受け皿28、クレジットされたメダルを清算するための清算ボタン29が設けられている。
スロットマシン10では、メダル投入口22にメダルを投入、または、ベットボタン23操作することによりメダルがベットされるとスタートレバー24が有効化され、有効化されたスタートレバー24を操作すると遊技が開始される。遊技が開始されると内部抽選が実行される。内部抽選では、複数の当選エリアのいずれかが決定され、決定された当選エリアに割り当てられている役が当選(当選役)となる。また、遊技が開始されるとリールが回転を開始する。リールの回転速度が一定速度に到達して定常回転となるとストップボタン26a〜26cの操作が有効化され、有効化されたストップボタン26a〜26cを操作すると操作されたストップボタンに対応するリールを停止させることができる。そして、全てのリールが停止したときに、当選役に対応する図柄組合せが表示されると、この当選役が入賞となり、入賞した当選役に対応する処理(入賞処理)が実行される。
図2、図3に示すように、液晶ディスプレイ15(表示装置本体)は、液晶の封入された液晶パネル(図示せず)や、液晶パネルの背面に配置されて液晶パネルを駆動制御する表示制御基板30を備えている。そして、液晶ディスプレイ15(表示装置本体)は、カバー32(表示装置保護部)によって背面側から覆われている。換言すると、カバー32(表示装置保護部)は、液晶ディスプレイ15(表示装置本体)の背後に設けられている。
カバー32には、開口34、開口36(孔部)が設けられており、開口34にはFPC44(配線体)が、開口36にはFPC46が、それぞれ挿通されている。FPC44、46は、柔軟(フレキシブル)な帯状の配線体であり、より具体的には、柔軟(フレキシブル)に屈曲可能な薄型で帯状の配線体である。FPC44、46は、長手方向と直行する幅方向に複数の配線が並べられ、液晶ディスプレイ15とは異なる別部品から液晶ディスプレイ15へ向けて延びている。そして、FPC44は、先端に設けられた配線側コネクタ48が、開口34の奥に設けられた基板側コネクタ50に係合されることにより、液晶ディスプレイ15(表示制御基板30)と電気的に接続される。同様に、FPC46は、先端に設けられた配線側コネクタ52が、開口36の奥に設けられた基板側コネクタ54に係合されることにより、液晶ディスプレイ15(表示制御基板30)と電気的に接続される。
このように、開口34はFPC44を挿通する機能を有し、開口36はFPC46を挿通する機能を有しているが、開口36は、開口34よりも大型に形成されており、前述したFPC46を挿通させる機能に加え、製品(スロットマシン10や液晶ディスプレイ15)を識別するための識別情報を視認可能とする機能も有している。つまり、開口36は、表示制御基板30のうち基板側コネクタ54の下方部分を露呈するように下方へ大型化されており、このように大型化されて露呈された液晶ディスプレイ15(表示制御基板30)の背面に、識別情報が表示された識別情報表示部56が設けられている(付設されている)。これにより、開口36を通して、カバー32(表示装置保護部)の外側(本実施形態では、背面側)から識別情報表示部56の識別情報を視認できるようになっている。
なお、識別情報としては、製造年月日、製造元、製造番号、モデルナンバー、ロット管理のための情報、リユースのための管理情報などが挙げられる。
また、識別情報は、文字や数字、記号などの他、光学的に読み取り可能な2次元コード(例えば、バーコードやQRコード(登録商標)など)、ホログラムなどを用いて表示される。
さらに、識別情報表示部に表示する識別情報は、1種類に限定されず、複数種類の識別情報を表示してもよい。また、識別情報に関連する関連情報を識別情報として表示してもよい。例えば、本実施形態では、右側(液晶ディスプレイ15の背面に向かって左側)にバーコードの形態で識別情報を表示し、左側(液晶ディスプレイ15の背面に向かって右側)に文字や数字、記号の形態で関連情報を表示している。
また、識別情報表示部56は、識別情報がプリント(表示)されたシールやプレートを液晶ディスプレイ15の背面に貼り付けることで付設してもよいし、液晶ディスプレイ15の背面に直に、識別情報をプリントや刻印するなどによって付設してもよい。
そして、このように開口36に、FPC46を挿通する機能と識別情報表示部56の識別情報を視認可能とする機能とを付与することで、FPC46を挿通する開口と識別情報表示部56の識別情報を視認可能とするための開口とを別個に設ける場合と比較して、製造コストを抑え、かつ、カバー32(表示装置保護部)の強度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、基板側コネクタ54が下方を向けて配置(基板側コネクタ54のうち配線側コネクタ52と当接する面が下方を向けて配置)されており、ここに下方から配線側コネクタ52を係合させる構成としている。このため、自然な状態ではFPC46が下方へと向かい、FPC46により識別情報表示部56が覆われてしまい、識別情報を視認し難いといった問題がある。よって、本実施形態では、FPC46を開口36の中心から遠ざかる方向(本実施形態では水平方向)へ向けて折り曲げ、識別情報表示部56を露呈させている。こうすることで、識別情報表示部56の識別情報を視認可能としている(FPC46が液晶ディスプレイ15(表示制御基板30)に接続された状態(配線側コネクタ52が基板側コネクタ54に接続された状態)であっても識別情報表示部56の識別情報が視認可能である)。なお、識別情報表示部56の識別情報は、全ての識別情報の全ての領域が視認可能となっている必要はなく、少なくとも一部の識別情報の少なとも一部の領域が視認可能となっていればよい。
カバー32の背面には、ホルダ60が設けられており、上述のように折り曲げられたFPC46は、ホルダ60に装着されて支持される。
ホルダ60は、FPC46が装着される装着板62と、装着板62の両側部(図2、図3において装着板62の上下)に設けられた2枚で一対の側板64a、64b(側壁)とを備えている。
装着板62は、左右に長く、カバー32の背面に平行な板状に形成され、FPC46は、装着板62の背面に片面を対面させた状態で装着される。
装着板62は、側板64a、64bにより、カバー32の背面から離間(2mm〜5mm程度離間)された位置に支持されている。つまり、装着板62とカバー32の背面との間には隙間が形成されている。そして、この隙間を経由するように、FPC44が配されている。側板64a、64bは、左右に長く、カバー32の背面に垂直な板状に形成され、一側部(カバー32側の側部)には、切り欠き66a、66bが形成されている。FPC44は、この切り欠き66a、66bに挿通され、左右及び背面側への移動が規制される。
また、側板64a、64bの他側部(カバー32から遠い側の側部)は、装着板62よりも背面側に突出されている。すなわち、ホルダ60は、装着板62の前方(カバー32側)に側板64a、64bの一側部が突出し、かつ、装着板62の後方(カバー32から遠い側)に、側板64a、64bの他側部が突出した、断面I形状に形成されている。そして、FPC46は、装着板62と側板64a、64bの他側部(装着板62から背面側に突出した部分)とにより形成される溝の内部に装着される。これにより、FPC46の上下方向への移動を規制できることに加えて、FPC46の不要な接触、例えば、液晶ディスプレイ15の背面に配置される部材との接触などを防止できる。
さらに、図4(a)、(b)に示すように、側板64a、64bの他側部には、装着板62の幅方向中央へ向けて突出するように形成された抑え爪70a、70b(係合部)が設けられている。
FPC46は、ベースフイルムの片面に配線が配されたものであり、幅方向に複数の配線が並べられた帯状の配線領域69と、配線領域69の側方に形成された非配線領域とを有している。また、非配線領域は、配線領域69に隣接して設けられた第1非配線領域71a、71bと、第1非配線領域71a、71bから側方に延出して形成された複数の第2非配線領域72a、72bとを有している。これにより、FPC46の側端部は、第1、第2非配線領域71a、71b、72a、72bのいずれかから構成される。換言すると、FPC46のうち第2非配線領域72a(または、第2非配線領域72b)が設けられている部分については、第2非配線領域72a(または、第2非配線領域72b)の分だけFPC46が拡幅されているため、第2非配線領域72a(または、第2非配線領域72b)がFPC46の側端部を構成する。他方、FPC46のうち第2非配線領域72a(または、第2非配線領域72b)が設けられていない部分(隣り合う第2非配線領域72a同士の間(または隣り合う第2非配線領域72b同士の間)に存在する切り欠き状の部分)については、FPC46は拡幅されていないため、第1非配線領域71a(または、第1非配線領域71b)がFPC46の側端部を構成する。なお、以下では、第2非配線領域72a同士の間に存在する切り欠き状の部分を非拡幅部73a、第2非配線領域72b同士の間に存在する切り欠き状の部分を非拡幅部73bとして説明を行う。
そして、抑え爪70a、70bは、ホルダ60にFPC46を装着した状態において、第2非配線領域72a、72bに対応する位置に設けられている。これにより、ホルダ60にFPC46を装着した状態においては、抑え爪70a、70bと第2非配線領域72a、72bとが係合し、第2非配線領域72a、72bが背面側から抑えられて、FPC46の背面側への移動が規制される(ホルダ60(装着板62)から離間する方向へFPC46が移動することが規制される)。
図4(a)に示すように、FPC46は、抑え爪70a、70bが形成されていない部分に第2非配線領域72a、72bが位置するようにホルダ60(装着板62)にセットされた非支持位置から、同図(b)に示すように、第2非配線領域72a、72bが抑え爪70a、70bによって背面側から抑えられて、ホルダ60から離間する方向への移動が規制される支持位置(抑え爪70a、70bと第2非配線領域72a、72bとが係合する位置)まで長手方向(本実施形態では水平(左右)方向)に沿ってスライドされることによってホルダ60に装着される。
このように、スロットマシン10では、FPC46を簡単に装着して支持できる。
また、図4(a)、(b)に示すように、FPC46の上側部分について、第2非配線領域72aの各々は、その長さW2a(FPC46の長手方向(図4の左右方向)の長さ)が、各第2非配線領域72aに隣接する非拡幅部73aの長さW1a(FPC46の長手方向(図4の左右方向)の長さ)よりも短く形成されている。
さらに、各第2非配線領域72aの長さW2aを合計した第2非配線領域合計長さは、各非拡幅部73aの長さW1aを合計した非拡幅部合計長さよりも短く形成されている。換言すると、第2非配線領域72aの設けられた部分の割合が、非拡幅部73aの設けられた部分の割合よりも小さく形成されている。
また、第2非配線領域72aは、FPC46の幅方向外側(図4の上側)へ向かうほど、FPC46の長手方向の長さが短くなる先細りの形状に形成されており、第2非配線領域72aと第2非配線領域72aに隣接する非拡幅部73aとの間の境界が上下方向(FPC46の幅方向)に対して傾斜されている。
さらに、第2非配線領域72aの長さW2aは、抑え爪70aの長さWa(図4の左右方向の長さ)よりも長く形成されている。
また、第2非配線領域72aの高さH2a(図4の上下方向の長さ)は、抑え爪70aの高さHa(図4の上下方向の長さ)よりも高く形成されている。
このような構成とすることで、FPC46の着脱性を向上させている。
同様に、FPC46の下側部分について、第2非配線領域72bの各々は、その長さW2b(FPC46の長手方向(図4の左右方向)の長さ)が、各第2非配線領域72bに隣接する非拡幅部73bの長さW1b(FPC46の長手方向(図4の左右方向)の長さ)よりも短く形成されている。
さらに、各第2非配線領域72bの長さを合計した第2非配線領域合計長さは、各非拡幅部73bの長さW1bを合計した非拡幅部合計長さよりも短く形成されている。換言すると、第2非配線領域72bの設けられた部分の割合が、非拡幅部73bの設けられた部分の割合よりも小さく形成されている。
また、第2非配線領域72bは、FPC46の幅方向外側(図4の下側)へ向かうほど、FPC46の長手方向の長さが短くなる先細りの形状に形成されており、第2非配線領域72bと第2非配線領域72bに隣接する非拡幅部73bとの間の境界が上下方向(FPC46の幅方向)に対して傾斜されている。
さらに、第2非配線領域72bの長さW2bは、抑え爪70bの長さWb(図4の左右方向の長さ)よりも広く形成されている。
また、第2非配線領域72bの高さH2b(図4の上下方向の長さ)は、抑え爪70bの高さHb(図4の上下方向の長さ)よりも高く形成されている。
このような構成とすることで、FPC46の着脱性を向上させている。
なお、上記実施形態では、配線領域69の側方に形成された非配線領域をさらに側方に延出させた部分を、抑え爪70a、70bによって抑えられる抑え部として機能させる例、すなわち、抑え部が非配線領域である例で説明をしたが、本発明はこれに限定されない。配線領域69を側方に延出させることによって抑え部を形成してもよい、すなわち、抑え部が配線領域であってもよい。
また、装着板62と抑え爪70a、70bとの間の隙間(クリアランス)については、自由に設定できるが、装着板62と抑え爪70a、70bとの間の隙間が狭いと、装着板62と抑え爪70a、70bとの間で第2非配線領域72a、72bが圧迫されて、FPC46をホルダ60に装着し難くなってしまう。さらに、第2非配線領域72a、72bに配線を設けた場合には、配線が損傷してしまうおそれもある。このため、装着板62と抑え爪70a、70bとの間の隙間を第2非配線領域72a、72bの厚みよりも広く(0.5mm程度広く)、特に、第2非配線領域72a、72bに配線を設けた場合は、装着板62と抑え爪70a、70bとの間の隙間を第2非配線領域72a、72bの厚みよりも十分に広く(1mm程度広く)形成することが好ましい。
さらに、FPC46の具体的な構成については、自由に設定できるので、例えば、図5に示すように、上記実施形態(図3参照)と比較して裏返した状態でFPC46を用いてもよい。
図5の例では、FPC46は、折り曲げられた部分よりも配線側コネクタ52側の部分については、配線が設けられた面(以下、配線面)を前面側、ベースフイルム側の面(以下、ベース面)を背面側へ向け、折り曲げられた部分よりも配線側コネクタ52から遠い側の部分については、配線面を背面側、ベース面を前面側へ向けている。
また、図5の例では、FPC46のベース面(図5の例では折り曲げられた部分よりも配線側コネクタ52側の部分)に、識別情報表示部86を設け(付設し)、この識別情報表示部86に識別情報(図5の例では、指標「ABC1234」で示すFPC46の識別番号)を表示し、この識別情報を外側(背面側)から視認できるようにしている。なお、識別情報表示部86は、前述した識別情報表示部56と同様に、識別情報として、製造年月日、製造元、製造番号、モデルナンバー、ロット管理のための情報、リユースのための管理情報など各種情報を表示してよい。また、識別情報は、文字や数字、記号などの他、光学的に読み取り可能な2次元コード、ホログラムなど各種表示態様で表示可能である。さらに、識別情報表示部に表示する識別情報は、1種類に限定されず、複数種類の識別情報を表示してもよい。また、識別情報に関連する関連情報を識別情報として表示してもよい。さらに、識別情報表示部86は、識別情報がプリント(表示)されたシールやプレートをベース面に貼り付けたり、識別情報をベース面に直にプリントや刻印するなど各種態様で付設できる。なお、識別情報表示部86を付設する位置についても自由に設定できるが、配線面に付設すると配線により視認性が低下してしまうなどの問題があるため、ベース面に付設することが好ましい。また、開口36(図2、図3参照)の近傍に付設することが好ましく、特に好ましくは、開口36の内側に位置するように付設することである。こうすることで、識別情報表示部56、86の両方を同時に視認でき、より多くの識別情報を迅速に確認できる。
なお、上述した識別情報、または、識別情報とは別の情報として、FPC46(配線体)の長手方向の端部に、この端部が接続される接続先などの情報を表示してもよい。この場合、例えば、FPC46の一端部(配線側コネクタ52側)に、CN(コネクタ)1、他端部にCN2と表示するといったことが考えられる。こうすることで、例えば、配線側コネクタ52を、基板側コネクタ54以外のコネクタに接続してしまうなどのコネクタの挿し間違いを防止できる。また、仮に挿し間違いが発生してしまった場合であっても、後の検査などで発見され易い。さらに、上述のように、FPC46の長手方向の端部に、この端部が接続される接続先などの情報を表示することに加えて、例えば、基板側コネクタ54の背面にもCN1と表示するなど、FPC46の長手方向の端部に表示した情報に対応した情報を、この端部が接続される接続先にも表示してもよい。こうすることで、上述した効果(挿し間違いの防止や挿し間違いの発見の容易さ向上)がより顕著となる。
さらに、図5の例では、FPC46のうち折り曲げられた部分よりも配線側コネクタ52から遠い側の部分については、配線面が背面側(抑え爪70a、70b側)を向いているが、第2非配線領域72a、72bを非配線部としているので、抑え爪70a、70bにより配線が傷付くことを防止できる。つまり、実際には配線面には保護層が設けられているが、一般に保護層はベースフイルムよりも薄いなどの事情により配線の保護力が弱く、抑え爪70a、70bとの摺接などにより破損してしまう場合がある。これに対し、図5の例では、第2非配線領域72a、72bを非配線部としているので、仮に抑え爪70a、70bにより保護層が破損しても配線への影響(傷付くなど)を防止できる。
また、上記実施形態では、配線側コネクタ52側の部分が、配線側コネクタ52から遠い側の部分の下側(前面側)に位置するように、FPC46を折り曲げる例(図3、図5参照)で説明をしたが、本発明はこれに限定されない。
図6に示すように、配線側コネクタ52側の部分が、配線側コネクタ52から遠い側の部分の上側(背面側)に位置するようにFPC46を折り曲げてもよい。
さらに、上記実施形態では、基板側コネクタ54が、配線側コネクタ52と当接する面を下方へ向けて配置されており、ここに下方から配線側コネクタ52を係合させる構成を例で説明をしたが、本発明はこれに限定されない。
図7に示すように、基板側コネクタ54を、配線側コネクタ52と当接する面を背面側へ向けて配置し、ここに背面側から配線側コネクタ52を係合させる構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ホルダ60により、FPC46のうち、折り曲げた部分よりも後(配線側コネクタ52から遠い側)の部分を支持する例(図2、図3参照)で説明をしたが、本発明はこれに限定されない。図8、図9に示すホルダ100のように、折り曲げた部分や、折り曲げた部分よりも前(配線側コネクタ52側)の部分についても支持してもよい。
図8、図9において、ホルダ100は、前述したホルダ60(図2、図3参照)を配線側コネクタ52側に延設した延設部102を備えており、延設部102には、抑え爪104a、104b、104cが設けられている。
抑え爪104a、104bは、配線側コネクタ52から下方へ向けて延びるFPC46の幅方向(左右方向)で対向(対面)するように設けられ、FPC46のうち折り曲げられる部分よりも前(配線側コネクタ52側)の部分について、両側部(第2非配線領域)を背面側から支持する。なお、FPC46のうち折り曲げられる部分よりも前の部分には、両側部に切り欠き状の非拡幅部106a、106bが設けられている。FPC46のうち折り曲げられる部分よりも前の部分については、非拡幅部106a、106bの部分に抑え爪104a、104bが位置するようにホルダ100にセットされた後、第2非配線領域72a、72bが抑え爪104a、104bの前側に位置し、背面側への移動が規制される位置まで上方にスライドされることによりホルダ100に装着される。
一方、抑え爪104cは、FPC46の折り曲げられた部分を支持するために設けられている。抑え爪104cは、FPC46がホルダ100に装着された状態において、FPC46の折り曲げられた部分の背面側に位置するように設けられ、この部分の背面側への移動を規制する。
また、抑え爪104cは、他の抑え爪70a、70b、104a、104bとは異なり、FPC46の幅方向中央部を支持するように設けられており、より確実にFPC46の背面側への移動を規制できる。なお、図8、図9の例では、ベース面が外側を向いた状態でFPC46が折り曲げられており、抑え爪104cがベース面を抑える構成としている。これにより、配線面が外側を向いた状態(図5参照)でFPC46が折り曲げられており、抑え爪104cが配線面を抑える構成と比較して、配線の傷付きも防止できる。
なお、本発明は、抑え爪(係合部)により第2非配線領域を抑えてFPCの移動を規制すればよいので、抑え爪や第2非配線領域の形状や数、設ける位置(間隔)については自由に設定できる。例えば、上記実施形態(図4参照)では、抑え爪70aと抑え爪70b(第2非配線領域72aと第2非配線領域72b)とが互い違いに設けられている例で説明をしたが、これらを互いに対向(対面)する位置(FPC46(ホルダ60)の中心線(幅方向に中心を示す線)に対して抑え爪70aと抑え爪70b(第2非配線領域72aと第2非配線領域72b)とが線対称となる位置)に設けてもよい。
抑え爪70aと抑え爪70b(第2非配線領域72aと第2非配線領域72b)とを互い違いに設けた場合(図4参照)には、FPC46を安定して支持することが可能であり、抑え爪70aと抑え爪70b(第2非配線領域72aと第2非配線領域72b)とを互いに対向する位置に設けた場合には、ホルダ60やFPC46の設計が容易になるといった効果や、FPC60の着脱性を向上できるといった効果が得られる。
さらに、上記実施形態ではホルダ60(切り欠き66a、66b)により移動を規制する配線がFPC44(FPC44に設けられた配線)である例(図2、図3参照)で説明をしたが、これ以外の配線の移動をホルダ60により規制してもよい。
もちろん、切り欠き66a、66bと同様の切り欠きを複数箇所に設け、各々の切り欠きでそれぞれ異なる配線の移動を規制してもよい。
なお、上記実施形態では、遊技機としてスロットマシンに本発明を適用する例で説明をしたが、例えば、パチンコ機など、スロットマシン以外の遊技機に対して本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、配線体がFPCである例で説明をしたが、配線体はFFCであってもよい。配線体がFFCである場合も配線体がFPCである場合と同様に、第2非配線領域を設けて抑え爪により支持することで、上記実施形態と同様の効果、すなわち、配線体(FFC)の簡単かつ確実に支持できるといった効果を得られる。
10 スロットマシン(遊技機)
12 前面扉
12a 上扉
12b 下扉
15 液晶ディスプレイ(表示装置本体)
30 表示制御基板
32 カバー(表示装置保護部)
34 開口
36 開口(孔部)
44 FPC
46 FPC(配線)
56、86 識別情報表示部
60、100 ホルダ
62 装着板
64a、64b 側板(側壁)
66a、66b 切り欠き
69 配線領域
70a、70b、104a、104b、104c 抑え爪(係合部)
71a、71b 第1非配線領域
72a、72b 第2非配線領域
73a、73b、106a、106b 非拡幅部

Claims (2)

  1. 柔軟な帯状の配線体と、前記配線体を装着可能なホルダと、を備えた遊技機において、
    前記配線体は、配線領域と、前記配線領域の側方に形成された非配線領域と、を有し、
    前記非配線領域は、第1非配線領域と、前記第1非配線領域から側方に延出して形成された複数の第2非配線領域と、を有し、
    前記ホルダは、前記配線体が装着された状態において前記第2非配線領域と係合する係合部を有することを特徴とする遊技機。
  2. 表示装置保護部が背後に設けられた表示装置本体の背面に付設され、前記表示装置本体の識別情報が表示される識別情報表示部、を備え、
    前記表示装置保護部には、前記識別情報表示部の前記識別情報を前記表示装置保護部の外側から視認可能とし、かつ、前記表示装置本体に接続される前記配線体を挿通可能とする孔部が設けられ、
    前記識別情報は、前記配線体が前記表示装置本体に接続された状態であっても前記孔部を介して視認可能であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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