JP2554362Y2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JP2554362Y2 JP2554362Y2 JP1992007039U JP703992U JP2554362Y2 JP 2554362 Y2 JP2554362 Y2 JP 2554362Y2 JP 1992007039 U JP1992007039 U JP 1992007039U JP 703992 U JP703992 U JP 703992U JP 2554362 Y2 JP2554362 Y2 JP 2554362Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用灯具のリフレク
タの構造に係り、特に灯具ボディの内面にリフレクタを
構成した反射型灯具の反射構造に関するものである。
タの構造に係り、特に灯具ボディの内面にリフレクタを
構成した反射型灯具の反射構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車のターンシグナルランプ等車体の
側方に構成する車両用灯具にあっては、図６に示すよう
に、車体のデザイン上の要求から薄型に形成されてお
り、内面にリフレクタ５０を一体成形して成る灯具ボデ
ィ５１の前方中心軸ＣＬ上にフィラメント５２ａが位置
するように光源５２を配設すると共に、該光源５２の前
方を前面レンズ５３によって気密的に覆って灯室５４を
構成し、上記リフレクタ５０の内面には回転放物曲面の
内面全域にわたって、その横方向又は縦方向等所定方向
へ延びる多数のシリンドリカルな、例えば凸状の拡散ス
テップ５５，５５…を形成した構造になっている。この
各拡散ステップ５５，５５…は、所定半径の曲面によっ
て均等なピッチで並列形成してあり、全体として曲面状
拡散リフレクタ５６を形成したものである。
側方に構成する車両用灯具にあっては、図６に示すよう
に、車体のデザイン上の要求から薄型に形成されてお
り、内面にリフレクタ５０を一体成形して成る灯具ボデ
ィ５１の前方中心軸ＣＬ上にフィラメント５２ａが位置
するように光源５２を配設すると共に、該光源５２の前
方を前面レンズ５３によって気密的に覆って灯室５４を
構成し、上記リフレクタ５０の内面には回転放物曲面の
内面全域にわたって、その横方向又は縦方向等所定方向
へ延びる多数のシリンドリカルな、例えば凸状の拡散ス
テップ５５，５５…を形成した構造になっている。この
各拡散ステップ５５，５５…は、所定半径の曲面によっ
て均等なピッチで並列形成してあり、全体として曲面状
拡散リフレクタ５６を形成したものである。
【０００３】そして、光源５２を点灯すると、上記曲面
状拡散リフレクタ５６上で反射される光束が、該曲面状
拡散リフレクタ５６の内面に形成した各凸条等の拡散ス
テップ５５，５５…によってそれぞれ所定の拡散角をも
って反射し、前面レンズ５３を透過して灯具前方へ拡散
出射する構造になっている。
状拡散リフレクタ５６上で反射される光束が、該曲面状
拡散リフレクタ５６の内面に形成した各凸条等の拡散ス
テップ５５，５５…によってそれぞれ所定の拡散角をも
って反射し、前面レンズ５３を透過して灯具前方へ拡散
出射する構造になっている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記構成の車
両用灯具においては、灯具ボディ５０の内面全域にわた
ってその横方向又は縦方向等へ延びる多数のシリンドリ
カルな凸条等の拡散ステップ５５，５５…を形成して曲
面状拡散リフレクタ５６を構成したものであるため、バ
ルブ５２の放射光を所定の照射パターンで効率的に前面
レンズ５３外へ拡散出射するためには、灯具ボディ５１
自体に所定の奥行きＷを必要とし、車体への取付に際し
ての設置スペースの広狭など、車体側の構造による制約
を生ずるという問題を有するものであり、特にこのよう
な薄型の車両用灯具において、車体の側部前方に対する
突出量を小さくすると共に、車体側の形状や構造に対応
した形状や大きさの車両用灯具の提案が要望されてい
た。
両用灯具においては、灯具ボディ５０の内面全域にわた
ってその横方向又は縦方向等へ延びる多数のシリンドリ
カルな凸条等の拡散ステップ５５，５５…を形成して曲
面状拡散リフレクタ５６を構成したものであるため、バ
ルブ５２の放射光を所定の照射パターンで効率的に前面
レンズ５３外へ拡散出射するためには、灯具ボディ５１
自体に所定の奥行きＷを必要とし、車体への取付に際し
ての設置スペースの広狭など、車体側の構造による制約
を生ずるという問題を有するものであり、特にこのよう
な薄型の車両用灯具において、車体の側部前方に対する
突出量を小さくすると共に、車体側の形状や構造に対応
した形状や大きさの車両用灯具の提案が要望されてい
た。
【０００５】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、リフレクタの一側内面に構成した曲面状の拡
散リフレクタ部に連続して車体の側部方向へ延びるリフ
レクタの他側内面に多数の反射セグメントを光源となる
点灯用のバルブに対してそれぞれ傾斜並列し、その表面
には所定半径の曲面を有するシリンドリカルな拡散ステ
ップを形成した多重反射面状拡散リフレクタ部を構成
し、両リフレクタ部によって所定の配光を得ると同時
に、両リフレクタ部間に一体的なステップ模様を形成
し、車両用灯具としての見栄えを向上することを目的と
している。
のであり、リフレクタの一側内面に構成した曲面状の拡
散リフレクタ部に連続して車体の側部方向へ延びるリフ
レクタの他側内面に多数の反射セグメントを光源となる
点灯用のバルブに対してそれぞれ傾斜並列し、その表面
には所定半径の曲面を有するシリンドリカルな拡散ステ
ップを形成した多重反射面状拡散リフレクタ部を構成
し、両リフレクタ部によって所定の配光を得ると同時
に、両リフレクタ部間に一体的なステップ模様を形成
し、車両用灯具としての見栄えを向上することを目的と
している。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る車両用灯具は、内面にリフレクタを一
体成形して成る灯具ボディ内に点灯用の光源を備え、該
光源の前方を前面レンズで覆って灯室を構成した車両用
灯具において、上記リフレクタの一側には回転放物曲面
状の内面を形成すると共に、該内面に所定方向へ延び、
所定半径の曲面を有する多数のシリンドリカルな拡散ス
テップを並設して曲面状拡散リフレクタ部を構成し、か
つ、該リフレクタの他側には斜傾平面の内面に上記曲面
状拡散リフレクタ部に形成した拡散ステップの形成方向
に対応して長方形状に延びる複数の反射セグメントを形
成すると共に、各反射セグメントの表面に所定半径の曲
面でなるシリンドリカルな拡散ステップを有する多重反
射面状拡散リフレクタ部を構成したことを要旨とするも
のである。
に、本考案に係る車両用灯具は、内面にリフレクタを一
体成形して成る灯具ボディ内に点灯用の光源を備え、該
光源の前方を前面レンズで覆って灯室を構成した車両用
灯具において、上記リフレクタの一側には回転放物曲面
状の内面を形成すると共に、該内面に所定方向へ延び、
所定半径の曲面を有する多数のシリンドリカルな拡散ス
テップを並設して曲面状拡散リフレクタ部を構成し、か
つ、該リフレクタの他側には斜傾平面の内面に上記曲面
状拡散リフレクタ部に形成した拡散ステップの形成方向
に対応して長方形状に延びる複数の反射セグメントを形
成すると共に、各反射セグメントの表面に所定半径の曲
面でなるシリンドリカルな拡散ステップを有する多重反
射面状拡散リフレクタ部を構成したことを要旨とするも
のである。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、多重反射面状拡散リフレク
タ部を構成した車体側部側における灯具ボディの奥行
き、乃至は前面レンズの突出量を小さくすることができ
るため、薄型に構成した車両用灯具における前面レンズ
の前方への配光性能を損なうことなく車体側の構造に対
応することができ、かつ該多重反射面状拡散リフレクタ
部側の拡散ステップと、曲面状拡散リフレクタ部側の拡
散ステップとの形状線を一致させることができるため灯
具の見栄えを向上する。
タ部を構成した車体側部側における灯具ボディの奥行
き、乃至は前面レンズの突出量を小さくすることができ
るため、薄型に構成した車両用灯具における前面レンズ
の前方への配光性能を損なうことなく車体側の構造に対
応することができ、かつ該多重反射面状拡散リフレクタ
部側の拡散ステップと、曲面状拡散リフレクタ部側の拡
散ステップとの形状線を一致させることができるため灯
具の見栄えを向上する。
【０００８】
【実施例】以下、本考案に係る薄型に構成した車両用灯
具に関する一実施例を図面に従って説明する。１は、正
面側において横方向Ｈへ略長方形状になると共に、後方
へ連続したリフレクタ２を一体的に構成した灯具ボディ
である。この灯具ボディ１の開口面を前面レンズ３によ
って気密的に覆って灯室４を構成すると共に、該灯具ボ
ディ１の底部から光源となる点灯用のバルブ５を導入
し、拡散リフレクタ２の前方中心軸ＣＬ上において焦点
Ｆにフィラメント５ａが位置するように支持する。この
リフレクタ２は、自動車の車体Ａ中央部寄りに位置する
一側において回転放物曲面ａをなしており、図示例にお
いてはその横方向内面に縦方向Ｖへ凸状に延び、所定半
径Ｒを有する多数のシリンドリカルな拡散ステップ６
ａ，６ａ，…を並設して曲面状拡散リフレクタ部６を構
成すると共に、車体Ａの側部寄りに位置する他側におい
て上記曲面状拡散リフレクタ部６に連続し、縦方向Ｖへ
長方形状をなす多数の反射セグメント７，７…をバルブ
５に対して傾斜階段状に並設してなる多重反射面状拡散
リフレクタ部８を構成してある。この多重反射面状拡散
リフレクタ部８に構成する各反射セグメント７，７…の
表面には、所定半径Ｒを有する凸状でシリンドリカルな
拡散ステップ８ａ，８ａ…が形成してあり、リフレクタ
２の上記中心軸ＣＬ位置に固設したソケット９を介し
て、フィラメント５ａが上記焦点Ｆに位置するように取
り付けた上記バルブ５の照射光をリフレクタ２の各部、
即ち曲面状リフレクタ部６及び多重反射拡散リフレクタ
部８から前方水平方向へ拡散反射するように構成したも
のである。
具に関する一実施例を図面に従って説明する。１は、正
面側において横方向Ｈへ略長方形状になると共に、後方
へ連続したリフレクタ２を一体的に構成した灯具ボディ
である。この灯具ボディ１の開口面を前面レンズ３によ
って気密的に覆って灯室４を構成すると共に、該灯具ボ
ディ１の底部から光源となる点灯用のバルブ５を導入
し、拡散リフレクタ２の前方中心軸ＣＬ上において焦点
Ｆにフィラメント５ａが位置するように支持する。この
リフレクタ２は、自動車の車体Ａ中央部寄りに位置する
一側において回転放物曲面ａをなしており、図示例にお
いてはその横方向内面に縦方向Ｖへ凸状に延び、所定半
径Ｒを有する多数のシリンドリカルな拡散ステップ６
ａ，６ａ，…を並設して曲面状拡散リフレクタ部６を構
成すると共に、車体Ａの側部寄りに位置する他側におい
て上記曲面状拡散リフレクタ部６に連続し、縦方向Ｖへ
長方形状をなす多数の反射セグメント７，７…をバルブ
５に対して傾斜階段状に並設してなる多重反射面状拡散
リフレクタ部８を構成してある。この多重反射面状拡散
リフレクタ部８に構成する各反射セグメント７，７…の
表面には、所定半径Ｒを有する凸状でシリンドリカルな
拡散ステップ８ａ，８ａ…が形成してあり、リフレクタ
２の上記中心軸ＣＬ位置に固設したソケット９を介し
て、フィラメント５ａが上記焦点Ｆに位置するように取
り付けた上記バルブ５の照射光をリフレクタ２の各部、
即ち曲面状リフレクタ部６及び多重反射拡散リフレクタ
部８から前方水平方向へ拡散反射するように構成したも
のである。
【０００９】本実施例において、曲面状リフレクタ部６
に形成する上記多数の凸状の拡散ステップ６ａ，６ａ，
…は、矢印Ｂで示すリフレクタ２の内面において、その
横方向へ同一形成高さｈ１を有し、かつ同一半径Ｒで縦
方向に延びる曲面によって均等なピッチＰ１で形成した
ものである。また、多重反射面状拡散リフレクタ部８の
各反射セグメント７，７…の各表面に形成する拡散ステ
ップ８ａ，８ａ…についても、上記曲面状拡散リフレク
タ部６に形成した拡散ステップ６ａ，６ａと同様、同一
半径Ｒで縦方向へ延びる曲面によって略同一ピッチＰ２
で形成してあり、かつ同一形成高さｈ２を有する。した
がって、曲面状拡散リフレクタ部６の焦点Ｆ位置に配設
したバルブ５に対してＲ状ステップで構成した上記拡散
リフレクタ部６，８の各拡散ステップ６ａ，６ａ，…、
８ａ，８ａ，…の拡散面が同一レベルで対向し、各拡散
角を一定にする。
に形成する上記多数の凸状の拡散ステップ６ａ，６ａ，
…は、矢印Ｂで示すリフレクタ２の内面において、その
横方向へ同一形成高さｈ１を有し、かつ同一半径Ｒで縦
方向に延びる曲面によって均等なピッチＰ１で形成した
ものである。また、多重反射面状拡散リフレクタ部８の
各反射セグメント７，７…の各表面に形成する拡散ステ
ップ８ａ，８ａ…についても、上記曲面状拡散リフレク
タ部６に形成した拡散ステップ６ａ，６ａと同様、同一
半径Ｒで縦方向へ延びる曲面によって略同一ピッチＰ２
で形成してあり、かつ同一形成高さｈ２を有する。した
がって、曲面状拡散リフレクタ部６の焦点Ｆ位置に配設
したバルブ５に対してＲ状ステップで構成した上記拡散
リフレクタ部６，８の各拡散ステップ６ａ，６ａ，…、
８ａ，８ａ，…の拡散面が同一レベルで対向し、各拡散
角を一定にする。
【００１０】なお、各拡散ステップ６ａ，６ａ，…，８
ａ，８ａ…の表面にはアルミ蒸着等の輝光処理を施して
ある。
ａ，８ａ…の表面にはアルミ蒸着等の輝光処理を施して
ある。
【００１１】灯具ボディ１の前端部に固設し、バルブ５
を収容した灯室４を密閉するための前面レンズ３の内面
には、上記リフレクタ２の曲面状拡散リフレクタ部６及
び多重反射面状拡散リフレクタ部８に形成した各拡散ス
テップ６ａ，６ａ…、８ａ，８ａ…の形成方向に直交
し、横方向Ｈに延びる凸状のシリンドリカルな多数の拡
散ステップ１０，１０…を縦方向Ｖに略等ピッチＰ３で
並列形成してある。
を収容した灯室４を密閉するための前面レンズ３の内面
には、上記リフレクタ２の曲面状拡散リフレクタ部６及
び多重反射面状拡散リフレクタ部８に形成した各拡散ス
テップ６ａ，６ａ…、８ａ，８ａ…の形成方向に直交
し、横方向Ｈに延びる凸状のシリンドリカルな多数の拡
散ステップ１０，１０…を縦方向Ｖに略等ピッチＰ３で
並列形成してある。
【００１２】したがって、バルブ５の照射光は、上記リ
フレクタ２の内面に形成した拡散ステップ６ａ，６ａ
…、８ａ，８ａ…及び前面レンズ３の拡散ステップ１
０，１０…の相乗作用により所望の拡散した配光パター
ンを形成し、均一な配光により前面レンズ３外へ出射す
ると共に、車体Ａの側部前方に対する突出量Ｗ１（Ｗ１
＋Ｗ２＝Ｗ）を減少し、車体Ａ側の形状及び構造に対応
することができる。
フレクタ２の内面に形成した拡散ステップ６ａ，６ａ
…、８ａ，８ａ…及び前面レンズ３の拡散ステップ１
０，１０…の相乗作用により所望の拡散した配光パター
ンを形成し、均一な配光により前面レンズ３外へ出射す
ると共に、車体Ａの側部前方に対する突出量Ｗ１（Ｗ１
＋Ｗ２＝Ｗ）を減少し、車体Ａ側の形状及び構造に対応
することができる。
【００１３】なお、前記実施例において、曲面状拡散リ
フレクタ部６及び多重反射面状拡散リフレクタ部８に形
成した各拡散ステップ６ａ，６ａ…、８ａ，８ａ…の形
成方向は縦方向Ｖであることに限定されるものではな
く、適宜横方向Ｈその他の方向へ延びるように形成する
こともできるばかりでなく、各拡散ステップ６ａ，６ａ
…、８ａ，８ａ…の形成ピッチＰ１，Ｐ２についても必
ずしも均等である必要はない。また、前面レンズ３の内
面に形成した拡散ステップ１０，１０…を凸状のシリン
ドリカルな形状に構成した実施例により説明したが、該
各拡散ステップ１０，１０…の形状は、凹状であっても
同様の効果を発揮するものであり、更には、該前面レン
ズ３側には、必ずしも拡散ステップ１０，１０…を必要
としない構造にすることもできることは勿論である。
フレクタ部６及び多重反射面状拡散リフレクタ部８に形
成した各拡散ステップ６ａ，６ａ…、８ａ，８ａ…の形
成方向は縦方向Ｖであることに限定されるものではな
く、適宜横方向Ｈその他の方向へ延びるように形成する
こともできるばかりでなく、各拡散ステップ６ａ，６ａ
…、８ａ，８ａ…の形成ピッチＰ１，Ｐ２についても必
ずしも均等である必要はない。また、前面レンズ３の内
面に形成した拡散ステップ１０，１０…を凸状のシリン
ドリカルな形状に構成した実施例により説明したが、該
各拡散ステップ１０，１０…の形状は、凹状であっても
同様の効果を発揮するものであり、更には、該前面レン
ズ３側には、必ずしも拡散ステップ１０，１０…を必要
としない構造にすることもできることは勿論である。
【００１４】
【考案の効果】本考案に係る車両用灯具は、以上のよう
に構成したから、回転放物曲面及び多重反射面を為すリ
フレクタの内面に形成した各凸状拡散ステップによる反
射光束の拡散角が略一定に成り、前面レンズから出射す
る照射光の配光を均一化すると共に、両リフレクタ部の
形状線を一致させ、灯具の見栄えを改善することができ
る。
に構成したから、回転放物曲面及び多重反射面を為すリ
フレクタの内面に形成した各凸状拡散ステップによる反
射光束の拡散角が略一定に成り、前面レンズから出射す
る照射光の配光を均一化すると共に、両リフレクタ部の
形状線を一致させ、灯具の見栄えを改善することができ
る。
【００１５】また、灯具前方への配光パターンを略長方
形状に形成する必要のある各種尾灯等のランプ装置とし
て本考案に係る車両用灯具を実施する場合において、前
面レンズ前方横方向への拡散角を上記両リフレクタ部の
拡散ステップにより形成し、所定の配光パターンを得る
ことができるため、車両用灯具に対するデザインの自由
性や成形性を向上する等の優れた作用効果を奏するもの
である。
形状に形成する必要のある各種尾灯等のランプ装置とし
て本考案に係る車両用灯具を実施する場合において、前
面レンズ前方横方向への拡散角を上記両リフレクタ部の
拡散ステップにより形成し、所定の配光パターンを得る
ことができるため、車両用灯具に対するデザインの自由
性や成形性を向上する等の優れた作用効果を奏するもの
である。
【図１】本考案に係る車両用灯具の正面図である。
【図２】同平断面図である。
【図３】リフレクタの要部拡大平断面図である。
【図４】同縦断面図である。
【図５】前面レンズの要図拡大縦断面図である。
【図６】従来の車両用灯具を示す平断面図である。
１ 灯具ボディ ２ リフレクタ ３ 前面レンズ ５ バルブ ６ 曲面状拡散リフレクタ部 ６ａ 拡散ステップ ７ 反射セグメント ８ 多重反射拡散リフレクタ部 ８ａ 拡散ステップ １０ 前面レンズの拡散ステップ Ａ 車体 ａ 回転放物曲面 ＣＬ 中心軸
Claims (1)
- 【請求項１】 内面にリフレクタを一体成形して成る灯
具ボディ内に点灯用の光源を備え、該光源の前方を前面
レンズで覆って灯室を構成した車両用灯具において、 上記リフレクタの一側には回転放物曲面状の内面を形成
すると共に、該内面に所定方向へ延び、所定半径の曲面
を有する多数のシリンドリカルな拡散ステップを並設し
て曲面状拡散リフレクタ部を構成し、 かつ、該リフレクタの他側には斜傾平面の内面に上記曲
面状拡散リフレクタ部に形成した拡散ステップの形成方
向に対応して長方形状に延びる複数の反射セグメントを
形成すると共に、各反射セグメントの表面に所定半径の
曲面でなるシリンドリカルな拡散ステップを有する多重
反射面状拡散リフレクタ部を構成したことを特徴とする
車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992007039U JP2554362Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992007039U JP2554362Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 車両用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561903U JPH0561903U (ja) | 1993-08-13 |
| JP2554362Y2 true JP2554362Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=11654909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992007039U Expired - Fee Related JP2554362Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554362Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001157762A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Adachi Light Co Ltd | パチンコ機 |
| JP4735983B2 (ja) * | 2006-02-01 | 2011-07-27 | トヨタ紡織株式会社 | 車室内用照明装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3062403U (ja) * | 1999-03-24 | 1999-10-08 | 有限会社水研 | 手洗い器付き小便器 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1992007039U patent/JP2554362Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0561903U (ja) | 1993-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |