JP2000294010A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JP2000294010A JP2000294010A JP11096648A JP9664899A JP2000294010A JP 2000294010 A JP2000294010 A JP 2000294010A JP 11096648 A JP11096648 A JP 11096648A JP 9664899 A JP9664899 A JP 9664899A JP 2000294010 A JP2000294010 A JP 2000294010A
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- Japan
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- lamp
- light
- light source
- reflector
- inner housing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 見栄えが良い。
【解決手段】 インナーハウジング3には、小形のリヤ
フォグランプL1側の第1光源バルブ51からの光の一
部がインナーハウジング3を透過してテールランプL2
側の第2リフレクタ62に届くための透孔31、32
が、設けられている。この結果、小形のリヤフォグラン
プL1側の第1光源バルブ51を点灯すると、その第1
光源バルブ51からの光がリヤフォグランプL1側の第
1リフレクタ61で同一共有レンズ1側に反射され、一
方、第1光源バルブ51からの光の一部がインナーハウ
ジング3の透孔31、32を透過して大形のテールラン
プL2側の第2リフレクタ62に届いて同一共有レンズ
1側に反射されるので、同一共有レンズ1がほぼ全体に
亘って発光する。このために、小形のリヤフォグランプ
L1の点灯時において、同一共有レンズ1における発光
範囲を従来の車両用灯具と比較して広げることができ、
見栄えの向上が図られる。
フォグランプL1側の第1光源バルブ51からの光の一
部がインナーハウジング3を透過してテールランプL2
側の第2リフレクタ62に届くための透孔31、32
が、設けられている。この結果、小形のリヤフォグラン
プL1側の第1光源バルブ51を点灯すると、その第1
光源バルブ51からの光がリヤフォグランプL1側の第
1リフレクタ61で同一共有レンズ1側に反射され、一
方、第1光源バルブ51からの光の一部がインナーハウ
ジング3の透孔31、32を透過して大形のテールラン
プL2側の第2リフレクタ62に届いて同一共有レンズ
1側に反射されるので、同一共有レンズ1がほぼ全体に
亘って発光する。このために、小形のリヤフォグランプ
L1の点灯時において、同一共有レンズ1における発光
範囲を従来の車両用灯具と比較して広げることができ、
見栄えの向上が図られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小形ランプを含む
少なくとも2つのランプ、例えば小形のリヤフォグラン
プと大形のテールランプとが組み合わせられたリヤーコ
ンビネーションランプ等であって、その少なくとも2つ
のランプが同一のレンズを共有する車両用灯具に係り、
特に、その少なくとも2つのランプのうち小形ランプの
点灯時において、同一共有レンズにおける発光範囲を広
げることにより、見栄えが向上された車両用灯具に関す
るものである。
少なくとも2つのランプ、例えば小形のリヤフォグラン
プと大形のテールランプとが組み合わせられたリヤーコ
ンビネーションランプ等であって、その少なくとも2つ
のランプが同一のレンズを共有する車両用灯具に係り、
特に、その少なくとも2つのランプのうち小形ランプの
点灯時において、同一共有レンズにおける発光範囲を広
げることにより、見栄えが向上された車両用灯具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】以下、この種の車両用灯具を図3及び図
4を参照して説明する。この例は、小形のリヤフォグラ
ンプと大形のテールランプとが組み合わせられた自動車
のリヤーコンビネーションランプについて説明する。こ
の図示のリヤーコンビネーションランプLは、自動車C
の後部の左右両側に装備されるものであって、小形のリ
ヤフォグランプL1と大形のテールランプL2との2つ
のランプが組み合わせられており、かつ、同一のレンズ
1を共有するものである。
4を参照して説明する。この例は、小形のリヤフォグラ
ンプと大形のテールランプとが組み合わせられた自動車
のリヤーコンビネーションランプについて説明する。こ
の図示のリヤーコンビネーションランプLは、自動車C
の後部の左右両側に装備されるものであって、小形のリ
ヤフォグランプL1と大形のテールランプL2との2つ
のランプが組み合わせられており、かつ、同一のレンズ
1を共有するものである。
【0003】すなわち、このリヤーコンビネーションラ
ンプLは、ランプハウジング2及び同一共有レンズ1に
より灯室が画成されている。この灯室内にはインナーハ
ウジング3が配設されていて、この灯室がインナーハウ
ジング3により画成される小形の第1灯室41とその他
の第2灯室42とにそれぞれ区画されている。この第1
灯室41内、第2灯室42内には、第1光源バルブ5
1、第2光源バルブ52がそれぞれ配設されている。ま
た、この第1灯室41内、第2灯室42内には、第1光
源バルブ51、第2光源バルブ52からの光を同一共有
レンズ1側に反射させる第1リフレクタ61、第2リフ
レクタ62がそれぞれ設けられている。この第1リフレ
クタ61、第2リフレクタ62とインナーハウジング
3、ランプハウジング2とは、一体構造をなす。上述の
各光源バルブ51、52を点灯すると、その各光源バル
ブ51、52からの光が各リフレクタ61,62で反射
され、その各反射光が同一共有レンズ1を経て外部に所
定の配光パターンでそれぞれ照射される。
ンプLは、ランプハウジング2及び同一共有レンズ1に
より灯室が画成されている。この灯室内にはインナーハ
ウジング3が配設されていて、この灯室がインナーハウ
ジング3により画成される小形の第1灯室41とその他
の第2灯室42とにそれぞれ区画されている。この第1
灯室41内、第2灯室42内には、第1光源バルブ5
1、第2光源バルブ52がそれぞれ配設されている。ま
た、この第1灯室41内、第2灯室42内には、第1光
源バルブ51、第2光源バルブ52からの光を同一共有
レンズ1側に反射させる第1リフレクタ61、第2リフ
レクタ62がそれぞれ設けられている。この第1リフレ
クタ61、第2リフレクタ62とインナーハウジング
3、ランプハウジング2とは、一体構造をなす。上述の
各光源バルブ51、52を点灯すると、その各光源バル
ブ51、52からの光が各リフレクタ61,62で反射
され、その各反射光が同一共有レンズ1を経て外部に所
定の配光パターンでそれぞれ照射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用灯具は、小形のリヤフォグランプL1側の第1
灯室41と、テールランプL2側の第2灯室42とがそ
れぞれ別個に独立しているので、リヤフォグランプL1
側の第1光源バルブ51を点灯した場合、その第1光源
バルブ51からの光であって、第1リフレクタ61で反
射された反射光のみが同一共有レンズ1を経て外部に所
定の配光パターンで照射され、同一共有レンズ1のう
ち、リヤフォグランプL1に対応する部分(図3中の波
線で示された長方形の部分)のみが発光することとな
る。この結果、上述の従来の車両用灯具においては、同
一共有レンズ1の大きさ(図3中の実線で示された台形
をなし、ほぼ中間における横がW2であり、縦がT2で
ある大きさ)に対して、リヤフォグランプL1の発光範
囲の大きさ(図3中の波線で示された長方形をなし、横
がW1であり、縦がT1である大きさ)が小さく(狭
く)見栄え上課題がある。
の車両用灯具は、小形のリヤフォグランプL1側の第1
灯室41と、テールランプL2側の第2灯室42とがそ
れぞれ別個に独立しているので、リヤフォグランプL1
側の第1光源バルブ51を点灯した場合、その第1光源
バルブ51からの光であって、第1リフレクタ61で反
射された反射光のみが同一共有レンズ1を経て外部に所
定の配光パターンで照射され、同一共有レンズ1のう
ち、リヤフォグランプL1に対応する部分(図3中の波
線で示された長方形の部分)のみが発光することとな
る。この結果、上述の従来の車両用灯具においては、同
一共有レンズ1の大きさ(図3中の実線で示された台形
をなし、ほぼ中間における横がW2であり、縦がT2で
ある大きさ)に対して、リヤフォグランプL1の発光範
囲の大きさ(図3中の波線で示された長方形をなし、横
がW1であり、縦がT1である大きさ)が小さく(狭
く)見栄え上課題がある。
【0005】本発明の目的は、少なくとも2つのランプ
のうち小形ランプの点灯時において、同一共有レンズに
おける発光範囲を広げることにより、見栄えが向上され
た車両用灯具を提供することにある。
のうち小形ランプの点灯時において、同一共有レンズに
おける発光範囲を広げることにより、見栄えが向上され
た車両用灯具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、小形灯室内の光源バルブからの光の一
部がインナーハウジングを透過して他の灯室側のリフレ
クタに届くための透孔を、インナーハウジングに設けた
ことを特徴とする。
達成するために、小形灯室内の光源バルブからの光の一
部がインナーハウジングを透過して他の灯室側のリフレ
クタに届くための透孔を、インナーハウジングに設けた
ことを特徴とする。
【0007】この結果、本発明の車両用灯具は、上記の
構成により、小形ランプ側の光源バルブを点灯すると、
その光源バルブからの光が小形ランプ側のリフレクタで
同一共有レンズ側に反射され、一方、その光源バルブか
らの光の一部がインナーハウジングを透過して他のラン
プ側のリフレクタに届いて同一共有レンズ側に反射され
るので、同一共有レンズがほぼ全体に亘って発光するこ
ととなる。このために、少なくとも2つのランプのうち
小形ランプの点灯時において、同一共有レンズにおける
発光範囲を従来の車両用灯具と比較して広げることがで
き、見栄えの向上が図られる。
構成により、小形ランプ側の光源バルブを点灯すると、
その光源バルブからの光が小形ランプ側のリフレクタで
同一共有レンズ側に反射され、一方、その光源バルブか
らの光の一部がインナーハウジングを透過して他のラン
プ側のリフレクタに届いて同一共有レンズ側に反射され
るので、同一共有レンズがほぼ全体に亘って発光するこ
ととなる。このために、少なくとも2つのランプのうち
小形ランプの点灯時において、同一共有レンズにおける
発光範囲を従来の車両用灯具と比較して広げることがで
き、見栄えの向上が図られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の一実
施形態を図1乃至図3を参照して説明する。この例は、
小形のリヤフォグランプと大形のテールランプとが組み
合わせられた自動車のリヤーコンビネーションランプに
使用した例について説明する。図中、図3及び図4と同
符号は同一のものを示す。なお、図1において、第2光
源バルブ52は省略されている。
施形態を図1乃至図3を参照して説明する。この例は、
小形のリヤフォグランプと大形のテールランプとが組み
合わせられた自動車のリヤーコンビネーションランプに
使用した例について説明する。図中、図3及び図4と同
符号は同一のものを示す。なお、図1において、第2光
源バルブ52は省略されている。
【0009】本発明の車両用灯具の第1リフレクタ6
1、第2リフレクタ62は、図1及び図2に示すよう
に、インナーハウジング3、ランプハウジング2と一体
構造をなす多段リフレクタである。この多段リフレクタ
61、62は、インナーハウジング3、ランプハウジン
グ2の内面(第1灯室41、第2灯室42と対向する側
の面)に、光軸Z−Zを中心とする同心円状の多段回転
放物面(焦点Fが共通し、かつ、焦点距離がそれぞれ異
なった複数個の回転放物面)を、段部56を介して連続
して設けたものである。この多段リフレクタ61、62
の内面には、例えばアルミ蒸着が直接施されていて反射
面が形成されている。なお、この多段リフレクタ61、
62は、インナーハウジング3、ランプハウジング2と
一体構造をなすものであるが、インナーハウジング3、
ランプハウジング2と別体のものを灯室41、42内に
配設しても良い。また、第1光源バルブ51のフィラメ
ント(図示せず)は、第1リフレクタ61の焦点F近傍
に位置する。
1、第2リフレクタ62は、図1及び図2に示すよう
に、インナーハウジング3、ランプハウジング2と一体
構造をなす多段リフレクタである。この多段リフレクタ
61、62は、インナーハウジング3、ランプハウジン
グ2の内面(第1灯室41、第2灯室42と対向する側
の面)に、光軸Z−Zを中心とする同心円状の多段回転
放物面(焦点Fが共通し、かつ、焦点距離がそれぞれ異
なった複数個の回転放物面)を、段部56を介して連続
して設けたものである。この多段リフレクタ61、62
の内面には、例えばアルミ蒸着が直接施されていて反射
面が形成されている。なお、この多段リフレクタ61、
62は、インナーハウジング3、ランプハウジング2と
一体構造をなすものであるが、インナーハウジング3、
ランプハウジング2と別体のものを灯室41、42内に
配設しても良い。また、第1光源バルブ51のフィラメ
ント(図示せず)は、第1リフレクタ61の焦点F近傍
に位置する。
【0010】そして、小形のリヤフォグランプL1を構
成するインナーハウジング3には、リヤフォグランプL
1側の第1光源バルブ51からの光の一部がこのインナ
ーハウジング3を透過して他のテールランプL2側の第
2リフレクタ62に届くための第1透孔31及び第2透
孔32が設けられている。上述の第1透孔31は、イン
ナーハウジング3のうち、多段リフレクタの段部(この
段部は、リヤフォグランプL1において光学的に利用さ
れていない部分、すなわち、第1光源バルブ51からの
光を同一共有レンズ1側にはんしゃしていない部分であ
る)に設けられている。また、上述の第2透孔32は、
インナーハウジング3のうち、多段リフレクタの回転放
物面に、リヤフォグランプL1の配光値を不足させない
程度の大きさで設けられている。
成するインナーハウジング3には、リヤフォグランプL
1側の第1光源バルブ51からの光の一部がこのインナ
ーハウジング3を透過して他のテールランプL2側の第
2リフレクタ62に届くための第1透孔31及び第2透
孔32が設けられている。上述の第1透孔31は、イン
ナーハウジング3のうち、多段リフレクタの段部(この
段部は、リヤフォグランプL1において光学的に利用さ
れていない部分、すなわち、第1光源バルブ51からの
光を同一共有レンズ1側にはんしゃしていない部分であ
る)に設けられている。また、上述の第2透孔32は、
インナーハウジング3のうち、多段リフレクタの回転放
物面に、リヤフォグランプL1の配光値を不足させない
程度の大きさで設けられている。
【0011】この実施の形態における本発明の車両用灯
具は、以上の如き構成からなるので、小形のリヤフォグ
ランプL1側の第1光源バルブ51を点灯する。する
と、その第1光源バルブ51からの光がフォグランプL
1側の第1リフレクタ61で同一共有レンズ1側に反射
される。一方、図1中の矢印に示すように、その第1光
源バルブ51からの光の一部がインナーハウジング3の
透孔31、32を透過して他のテールランプL2側の第
2リフレクタ62に届いて同一共有レンズ1側に反射さ
れる。この結果、同一共有レンズ1がほぼ全体に亘って
発光することとなるので、小形のリヤフォグランプL1
の点灯時において、同一共有レンズ1における発光範囲
(図3中の実線で示された台形をなし、ほぼ中間におけ
る横がW2であり、縦がT2である範囲)が従来の車両
用灯具の発光範囲(図3中の波線で示された長方形をな
し、横がW1であり、縦がT1である範囲)と比較して
広がり、その分、見栄えが向上されることとなる。上述
の第1リフレクタ61及び第2リフレクタ62における
反射光は、光軸Z−Zとほぼ平行である。
具は、以上の如き構成からなるので、小形のリヤフォグ
ランプL1側の第1光源バルブ51を点灯する。する
と、その第1光源バルブ51からの光がフォグランプL
1側の第1リフレクタ61で同一共有レンズ1側に反射
される。一方、図1中の矢印に示すように、その第1光
源バルブ51からの光の一部がインナーハウジング3の
透孔31、32を透過して他のテールランプL2側の第
2リフレクタ62に届いて同一共有レンズ1側に反射さ
れる。この結果、同一共有レンズ1がほぼ全体に亘って
発光することとなるので、小形のリヤフォグランプL1
の点灯時において、同一共有レンズ1における発光範囲
(図3中の実線で示された台形をなし、ほぼ中間におけ
る横がW2であり、縦がT2である範囲)が従来の車両
用灯具の発光範囲(図3中の波線で示された長方形をな
し、横がW1であり、縦がT1である範囲)と比較して
広がり、その分、見栄えが向上されることとなる。上述
の第1リフレクタ61及び第2リフレクタ62における
反射光は、光軸Z−Zとほぼ平行である。
【0012】なお、上述の実施の形態においては、小形
のリヤフォグランプL1と大形のテールランプL2とが
組み合わせられた自動車のリヤーコンビネーションラン
プLに使用した例について説明したが、本発明はその他
の車両用灯具にも適用できる。
のリヤフォグランプL1と大形のテールランプL2とが
組み合わせられた自動車のリヤーコンビネーションラン
プLに使用した例について説明したが、本発明はその他
の車両用灯具にも適用できる。
【0013】また、上述の実施の形態において、第1リ
フレクタ61及び第2リフレクタ62は、多段リフレク
タからなるものであるが、一段のリフレクタであっても
良い。
フレクタ61及び第2リフレクタ62は、多段リフレク
タからなるものであるが、一段のリフレクタであっても
良い。
【0014】さらに、上述の実施の形態において、小形
乗りやフォグランプL1を構成するインナーハウジング
3と同一共有レンズ1との間にインナーレンズ等を配設
しても良い。
乗りやフォグランプL1を構成するインナーハウジング
3と同一共有レンズ1との間にインナーレンズ等を配設
しても良い。
【0015】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具は、小形灯室内の光源バルブからの光の一部がイ
ンナーハウジングを透過して他の灯室側のリフレクタに
届くための透孔を、インナーハウジングに、設けたもの
であるから、小形ランプ側の光源バルブを点灯すると、
その光源バルブからの光が小形ランプ側のリフレクタで
同一共有レンズ側に反射され、一方、その光源バルブか
らの光の一部がインナーハウジングを透過して他のラン
プ側のリフレクタに届いて同一共有レンズ側に反射され
るので、同一共有レンズのほぼ全体において発光するこ
ととなる。このために、少なくとも2つのランプのうち
小形ランプの点灯時において、同一共有レンズにおける
発光範囲を従来の車両用灯具と比較して広げることがで
き、見栄えの向上が図られる。
用灯具は、小形灯室内の光源バルブからの光の一部がイ
ンナーハウジングを透過して他の灯室側のリフレクタに
届くための透孔を、インナーハウジングに、設けたもの
であるから、小形ランプ側の光源バルブを点灯すると、
その光源バルブからの光が小形ランプ側のリフレクタで
同一共有レンズ側に反射され、一方、その光源バルブか
らの光の一部がインナーハウジングを透過して他のラン
プ側のリフレクタに届いて同一共有レンズ側に反射され
るので、同一共有レンズのほぼ全体において発光するこ
ととなる。このために、少なくとも2つのランプのうち
小形ランプの点灯時において、同一共有レンズにおける
発光範囲を従来の車両用灯具と比較して広げることがで
き、見栄えの向上が図られる。
【図1】本発明の車両用灯具の一実施形態を示した横断
面図であって、図3におけるI−I線断面図である。
面図であって、図3におけるI−I線断面図である。
【図2】同じく、インナーハウジングの一部斜視図であ
る。
る。
【図3】リヤフォグランプ点灯時における同一共有レン
ズの発光範囲を、本発明の車両用灯具と従来の車両用灯
具とについて比較した説明図であって、車両用灯具の正
面図である。
ズの発光範囲を、本発明の車両用灯具と従来の車両用灯
具とについて比較した説明図であって、車両用灯具の正
面図である。
【図4】本発明若しくは従来の車両用灯具がリヤーコン
ビネーションランプとして装備された自動車の斜視図で
ある。
ビネーションランプとして装備された自動車の斜視図で
ある。
1…同一共有レンズ、2…ランプハウジング、3…イン
ナーハウジング、31…第1透孔、32…第2透孔、4
1…第1灯室、42…第2灯室、51…第1光源バル
ブ、、52…第2光源バルブ、61…第1リフレクタ、
62…第2リフレクタ、C…自動車、L…リヤーコンビ
ネーションランプ、L1…小形のリヤフォグランプ、L
2…大形のテールランプ、F…焦点、Z−Z…光軸。
ナーハウジング、31…第1透孔、32…第2透孔、4
1…第1灯室、42…第2灯室、51…第1光源バル
ブ、、52…第2光源バルブ、61…第1リフレクタ、
62…第2リフレクタ、C…自動車、L…リヤーコンビ
ネーションランプ、L1…小形のリヤフォグランプ、L
2…大形のテールランプ、F…焦点、Z−Z…光軸。
Claims (1)
- 【請求項1】 小形ランプを含む少なくとも2つのラン
プを有し、かつ、前記少なくとも2つのランプが同一の
レンズを共有する車両用灯具であって、 ランプハウジング及び前記同一共有レンズにより灯室が
画成されており、前記灯室内にはインナーハウジングが
配設されていて、前記灯室が前記インナーハウジングに
より画成される小形灯室を含む少なくとも2つの灯室に
それぞれ区画されており、前記少なくとも2つの灯室内
には光源バルブがそれぞれ配設されており、前記少なく
とも2つの灯室内には前記光源バルブからの光を前記レ
ンズ側に反射させるリフレクタがそれぞれ設けられてお
り、前記各光源バルブを点灯することにより、前記各光
源バルブからの光が前記各リフレクタで反射され、その
各反射光が前記同一共有レンズを経て外部に所定の配光
パターンでそれぞれ照射される車両用灯具において、 前記インナーハウジングには、前記小形灯室内の前記光
源バルブからの光の一部が前記インナーハウジングを透
過して他の前記灯室側のリフレクタに届くための透孔
が、設けれている、ことを特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096648A JP2000294010A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096648A JP2000294010A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000294010A true JP2000294010A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14170658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11096648A Pending JP2000294010A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000294010A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2392493A1 (en) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | Valeo Lighting Hubei Technical Center Co Ltd | Automotive vehicle illumination apparatus |
KR101195731B1 (ko) * | 2009-01-16 | 2012-10-29 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 자동이륜차의 포지션 라이트 및 등화 장치 |
JP2015060725A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | スタンレー電気株式会社 | 車両用灯具 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP11096648A patent/JP2000294010A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101195731B1 (ko) * | 2009-01-16 | 2012-10-29 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 자동이륜차의 포지션 라이트 및 등화 장치 |
EP2392493A1 (en) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | Valeo Lighting Hubei Technical Center Co Ltd | Automotive vehicle illumination apparatus |
JP2015060725A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | スタンレー電気株式会社 | 車両用灯具 |
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