JP2554224Y2 - シャワートイレの操作制御装置 - Google Patents

シャワートイレの操作制御装置

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JP2554224Y2
JP2554224Y2 JP1992007641U JP764192U JP2554224Y2 JP 2554224 Y2 JP2554224 Y2 JP 2554224Y2 JP 1992007641 U JP1992007641 U JP 1992007641U JP 764192 U JP764192 U JP 764192U JP 2554224 Y2 JP2554224 Y2 JP 2554224Y2
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JP
Japan
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toilet
toilet lid
sensor
lid
shower
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Application number
JP1992007641U
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JPH0571281U (ja
Inventor
優孝 水谷
育哉 井戸田
憲 鷹股
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、使用者がシャワートイ
レの便蓋が開けられ、かつ着座したときにのみ、洗浄等
の操作ができ、脱臭装置を作動することができるように
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から洗浄装置付きのシャワートイレ
は公知となっており、該シャワートイレの洗浄装置は着
座していない時に誤って洗浄スイッチを作動させると回
りに水が飛び散るので、便蓋を開けて着座した時のみ洗
浄できるようにしていたのである。例えば、実開昭62
−89380号公報の技術である。また、便蓋の開動作
を検出する光電センサー、人体検知センサーを有し、所
定時間以上人体を検知すれば、局部洗浄機能を作動可能
とし、かつ消臭装置を作動開始させるトイレ装置に関し
ては、実開昭63−194985号公報に記載の如き技
術が公知とされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のシャワ
ートイレにおける便蓋の位置を検出する手段は便蓋を閉
じた位置と開けた位置にスイッチを設け、便蓋を開けた
時に先端がロータンクに当たって止まるように構成して
いるので、該便蓋にカバーを付けていたり、便器が傾斜
していたり、製造段階に於ける誤差等によりロータンク
と便蓋との位置関係にはバラツキがあり、特に、後付け
する場合にはうまくスイッチが作動しないことがあった
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような問題
点を解消するために、次の如く構成したものである。便
器と便座と便蓋とロータンクと操作ボックス等によりシ
ャワートイレ本体を構成し、前記便蓋の回動基部に、該
便蓋の開閉動作を、便蓋の回動方向により検知するセン
サーを配置し、前記操作ボックスの近傍に、使用者が便
座に着座した状態を検知するセンサーを配置し、前記便
蓋が開けられ、かつ使用者が便座に着座したときのみ、
洗浄スイッチの操作を可能とし、かつ、脱臭装置を作動
可能に構成したものである。
【0005】
【作用】用便のために便蓋を開けると、センサーにより
回動方向が検知されて開けられたことを検知し、着座す
ると人体を検知するセンサーがONして、脱臭ファンが
作動し、洗浄スイッチ等の操作が可能となり、便蓋を閉
じると、センサーがその回動方向を検知して脱臭ファン
をOFFとして、洗浄スイッチ等の操作を不能とするの
である。
【0006】
【実施例】本考案の解決すべき課題及び解決する手段は
以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例につ
いて説明する。図1は洋風便器の側面図、図2は同じく
斜視図、図3は操作制御ブロック図、図4は便蓋の開閉
の検知部を示す側面図、図5は他の実施例を示す側面図
である。
【0007】図1、図2において全体構成から説明す
る。便器1上の後部にベース7が固定され、該ベース7
の後部の便器1上にロータンク4が配設されている。該
ロータンク4の上部に手洗い吐水口5が設けられ、側面
に洗浄ハンドル(図示せず)が配置され、他側の側面か
ら給水管10が挿入されている。該給水管10端と前記
手洗い吐水口5端の間にボールタップがロータンク4内
で介装されて、一定量水がロータンク4内に溜まるとボ
ールタップにより給水を停止すべく構成している。ま
た、該ロータンク4内にはオーバーフロー管が立設され
てロータンク4の後面から排水管に連通した脱臭ダクト
17と連通され、該オーバーフロー管と脱臭ダクト17
の連結部に脱臭ファン15が介装され、後述する着座し
たときにONするセンサーからの信号により、脱臭ファ
ン15が作動すべく構成している。
【0008】前記ベース7の前部を中心に回動可能に便
座2と便蓋3が設けられ、該ベース7内の中央に、シャ
ワー用とチャーム用のノズルと、温風ファンが内装され
ている。該ベース7の一側には操作ボックス6が配設さ
れている。該操作ボックス6上面には操作パネルが配置
され、該操作パネルに暖房便座スイッチ11、温風スイ
ッチ12、チャームスイッチ13、シャワースイッチ1
4、停止スイッチ16、吐出量調節ダイヤル19が配置
されている。該操作ボックス6の内側面に人体を検知す
るセンサー20と便蓋3の回動の方向を検知するセンサ
ー21a・21bが配置されている。
【0009】該便蓋3の回動の方向を検知するセンサー
21a・21bは、図2、図4に示すように、便蓋3が
回動する範囲の略中央の同心円上に二つの近接センサー
やホール素子、光センサー等よりなる便蓋3を検知する
センサーを配置している。下側のセンサー21aが先に
ONして、次に上側のセンサー21bがONすると開け
る動作であり、上側のセンサー21bがONして下側の
センサー21aが次にONすると閉じる動作であるか
ら、どちらが先にONするかで便蓋3の開閉を検知する
ようにしているのである。但し、図5に示すように便蓋
3の回動軸3aに角度センサー21’を設けて、角度が
大きくなるか小さくなるかで便蓋3の回動方向を検知し
て、便蓋の開閉を検知することも可能である。
【0010】前記暖房便座スイッチ11、温風スイッチ
12、チャームスイッチ13、シャワースイッチ14、
停止スイッチ16、吐出量調節ダイヤル19、センサー
20・21は図3に示すように制御ボックス6内の制御
回路23と接続され、該制御回路23には更に前記脱臭
ファン15のモーター24、暖房便座のヒーター25、
温風ファンのモーター26、チャームノズルの吐出を切
り換える電磁バルブのソレノイド27、シャワーノズル
の吐出を切り換える電磁バルブのソレノイド28と接続
されているのである。
【0011】このような構成において、用便を行う時に
便蓋3を開けるとセンサー21a、センサー21bと順
次ONして便蓋3が開かれたことを検知し、これを記憶
して、着座するとセンサー20がONして、温風スイッ
チ12、チャームスイッチ13、シャワースイッチ14
のいずれかを操作すると、それぞれモーター26、ソレ
ノイド27・28の作動を可能とし、同時にモーター2
4を作動して脱臭ファン15を作動させるのである。そ
して、用便後に便蓋3を閉じると、センサー21b、セ
ンサー21aと順次ONして蓋が閉じられたことを検知
しこれを記憶して、脱臭ファン15が停止され、温風ス
イッチ12、チャームスイッチ13、シャワースイッチ
14のいずれのスイッチを押しても作動しないようにし
て、誤操作があっても不意に作動しないようにしている
のである。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。第1に、便蓋の回動方
向を検出するセンサーにより、便蓋の開閉操作を検知し
てスイッチ操作の制御を行うので、便蓋が掛止される位
置の便器やロータンク等の傾斜や歪、便座とロータンク
の距離等関係なく、便蓋の開閉操作を確実に検知できる
ようになったのである。 第2に、既存の便器にシャワー
トイレを後付けする場合に、便蓋開閉の検知部 の位置や
作動点の取付や調整が不良であることにより、便蓋の開
閉操作が判断出来なくなったりすることがなく、便蓋の
開閉を検出するセンサーを容易に、シャワートイレ本体
に設置できるようになり、便蓋の開閉を確実に検知で
き、スイッチ類の操作も確実に行えるようになったので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】洋風便器側面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】操作制御ブロック図である。
【図4】便蓋の開閉の検知部を示す側面図である。
【図5】同じく他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 便器 2 便座 3 便蓋 6 制御ボックス 20・21 センサー 23 制御回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器と便座と便蓋とロータンクと操作ボ
    ックス等によりシャワートイレ本体を構成し、前記便蓋
    の回動基部に、該便蓋の開閉動作を、便蓋の回動方向に
    より検知するセンサーを配置し、前記操作ボックスの近
    傍に、使用者が便座に着座した状態を検知するセンサー
    を配置し、前記便蓋が開けられ、かつ使用者が便座に着
    座したときのみ、洗浄スイッチの操作を可能とし、か
    つ、脱臭装置を作動可能に構成したことを特徴とするシ
    ャワートイレの操作制御装置。
JP1992007641U 1992-02-21 1992-02-21 シャワートイレの操作制御装置 Expired - Lifetime JP2554224Y2 (ja)

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JP1992007641U JP2554224Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 シャワートイレの操作制御装置

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JPH0571281U JPH0571281U (ja) 1993-09-28
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JPH0447267Y2 (ja) * 1987-06-03 1992-11-09

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