JP2553605B2 - 記録材位置不良検出装置 - Google Patents
記録材位置不良検出装置Info
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- JP2553605B2 JP2553605B2 JP62332078A JP33207887A JP2553605B2 JP 2553605 B2 JP2553605 B2 JP 2553605B2 JP 62332078 A JP62332078 A JP 62332078A JP 33207887 A JP33207887 A JP 33207887A JP 2553605 B2 JP2553605 B2 JP 2553605B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録材を移動台に固定し、その移動台を記
録ヘッドに対して移動させることにより、記録ヘッドで
記録材に記録する形式の装置等において、記録材が移動
台の所定位置に固定されていないことを検出する記録材
位置不良検出装置に関する。
録ヘッドに対して移動させることにより、記録ヘッドで
記録材に記録する形式の装置等において、記録材が移動
台の所定位置に固定されていないことを検出する記録材
位置不良検出装置に関する。
従来の技術 従来、記録材を移動台に固定し、その移動台を記録ヘ
ッドに対して移動させて記録を行う装置、或いは記録ヘ
ッドを移動台に対して移動させて記録を行う装置では、
記録材が移動台に乗っているか否かのみを検出してお
り、もし検出されない場合は、記録材が乗っていないと
して処理していた。
ッドに対して移動させて記録を行う装置、或いは記録ヘ
ッドを移動台に対して移動させて記録を行う装置では、
記録材が移動台に乗っているか否かのみを検出してお
り、もし検出されない場合は、記録材が乗っていないと
して処理していた。
発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、記録材が移動台に対し
て所定位置に固定されているか否かを検出することがで
きず、記録材が移動台の所定位置からずれて固定されて
いる場合にも記録動作が行われ、記録材に対し所定の位
置からずれた位置に記録してしまうという問題があっ
た。
て所定位置に固定されているか否かを検出することがで
きず、記録材が移動台の所定位置からずれて固定されて
いる場合にも記録動作が行われ、記録材に対し所定の位
置からずれた位置に記録してしまうという問題があっ
た。
本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、記
録材の所定の位置以外に記録を行うことがないように、
記録材の移動台に対するずれ等の位置不良を検出するこ
との可能な記録材位置不良検出装置を提供することを目
的とする。
録材の所定の位置以外に記録を行うことがないように、
記録材の移動台に対するずれ等の位置不良を検出するこ
との可能な記録材位置不良検出装置を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解決するため、記録材を乗せ
て移動する移動台の走路上方に、記録材の有無を検出す
る検出手段を配置し、更に、所定のサンプリングタイミ
ングで前記検出手段からの信号を取り出し記録材の有無
を判定する手段と、各サンプリング時において前記検出
手段による検出位置に移動台のどの区間が位置している
かを判定する手段とを設け、前記移動台の記録材を乗せ
るべき区間が前記検出位置にある時における記録材なし
の検出、及び記録材を乗せるべき区間の前の区間及び後
ろの区間が前記検出位置にある時における記録材ありの
検出によって、記録材位置不良を検出するように構成し
たものである。
て移動する移動台の走路上方に、記録材の有無を検出す
る検出手段を配置し、更に、所定のサンプリングタイミ
ングで前記検出手段からの信号を取り出し記録材の有無
を判定する手段と、各サンプリング時において前記検出
手段による検出位置に移動台のどの区間が位置している
かを判定する手段とを設け、前記移動台の記録材を乗せ
るべき区間が前記検出位置にある時における記録材なし
の検出、及び記録材を乗せるべき区間の前の区間及び後
ろの区間が前記検出位置にある時における記録材ありの
検出によって、記録材位置不良を検出するように構成し
たものである。
作用 本発明は上述の構成によって、記録材を乗せた移動台
が検出手段の下、即ち検出位置を通過する際に、所定の
サンプリングタイミングで検出手段からの信号を取り出
し、記録材の有無を監視し、且つその時に検出位置を移
動台の記録材を乗せるべき区間、その前の区間、或いは
その後ろの区間のいずれが通過しているかも監視してお
り、それによって、移動台上の記録材の有無或いは位置
不良を判定することができる。すなわち、移動台の記録
材を乗せるべき区間が検出位置を通過する間において、
検出手段からの信号が記録材無しを示した場合は、記録
材が移動台に乗っていない場合若しくは位置がずれてい
る場合であり、また、移動台の記録材を乗せるべき区間
の前後の区間が検出位置を通過する間に検出手段が記録
材有りを検出した場合は、記録材が記録台の所定位置か
らずれている場合である。かくして、移動台に記録材が
無い場合及び記録材がずれて乗せられている場合等の異
常を検出することができ、記録材が移動台上に正常に乗
せられている場合にのみ、記録動作を行うことにより、
記録ずれ等の不具合の発生を防止することができる。
が検出手段の下、即ち検出位置を通過する際に、所定の
サンプリングタイミングで検出手段からの信号を取り出
し、記録材の有無を監視し、且つその時に検出位置を移
動台の記録材を乗せるべき区間、その前の区間、或いは
その後ろの区間のいずれが通過しているかも監視してお
り、それによって、移動台上の記録材の有無或いは位置
不良を判定することができる。すなわち、移動台の記録
材を乗せるべき区間が検出位置を通過する間において、
検出手段からの信号が記録材無しを示した場合は、記録
材が移動台に乗っていない場合若しくは位置がずれてい
る場合であり、また、移動台の記録材を乗せるべき区間
の前後の区間が検出位置を通過する間に検出手段が記録
材有りを検出した場合は、記録材が記録台の所定位置か
らずれている場合である。かくして、移動台に記録材が
無い場合及び記録材がずれて乗せられている場合等の異
常を検出することができ、記録材が移動台上に正常に乗
せられている場合にのみ、記録動作を行うことにより、
記録ずれ等の不具合の発生を防止することができる。
実施例 第6図は本発明の実施例による記録材位置不良検出装
置を備えた記録装置を示す概略側面図であり、1は図面
上方を記録面としたカード等の記録材、2は未記録の記
録材1を積み重ねて収納するホッパー、3はホッパー2
の前方ガイド、4はホッパー2の後方ガイド、5はホッ
パー2の底部をなして記録材1を保持するシャッターで
ある。このシャッター5は水平に設けられたガイド6に
移動可能に保持されており、図示の閉位置と、その閉位
置より右方に移動してホッパー底部を開放する開位置と
に移動可能である。5aはシャッター5が図示の閉位置よ
り更に図面左方に移動しないように拘束するストッパ、
5bはシャッター5のストッパ5aとは反対側に形成された
テーパ、7はシャッター5を右方の開位置から図示の閉
位置に戻るようにするためのトーションスプリングであ
る。
置を備えた記録装置を示す概略側面図であり、1は図面
上方を記録面としたカード等の記録材、2は未記録の記
録材1を積み重ねて収納するホッパー、3はホッパー2
の前方ガイド、4はホッパー2の後方ガイド、5はホッ
パー2の底部をなして記録材1を保持するシャッターで
ある。このシャッター5は水平に設けられたガイド6に
移動可能に保持されており、図示の閉位置と、その閉位
置より右方に移動してホッパー底部を開放する開位置と
に移動可能である。5aはシャッター5が図示の閉位置よ
り更に図面左方に移動しないように拘束するストッパ、
5bはシャッター5のストッパ5aとは反対側に形成された
テーパ、7はシャッター5を右方の開位置から図示の閉
位置に戻るようにするためのトーションスプリングであ
る。
8はガイド6に移動可能に保持された移動台であり、
その上面部分に記録材保持部9が形成されている。記録
材保持部9は、その上面に記録材を固定、保持すること
ができるものであり、且つその面積は記録材1よりも広
く、図面に示すようにカード1を乗せた状態で左右に余
裕が生じるようになっている。また、記録材保持部9の
上面はガイド6に平行になっており、従って、記録材1
を保持して、その記録材1に平行に移動可能である。記
録材保持部9としては、記録材1を固定、保持しうる任
意の機構のものが使用可能であり、例えば、静電吸着板
が好適に使用される。10はガイド6に平行に設けられた
ねじ軸、11はねじ軸10に噛み合い、且つ移動台8に取付
けられたナット、12はパルスモータ、13はモータ12の回
転をねじ軸10に伝達する伝達機構であり、モータ12の回
転がねじ軸10を回転させ、それに噛み合うナット11介し
て移動台8を左右に移動させる。ここで、移動台8の移
動範囲は、少なくとも移動台8がホッパー2の下に位置
してホッパー内のカードを受け取る位置から、移動台8
上の所定位置に固定された記録材1が記録位置X−Xに
おるサーマルヘッドを左方向に通り過ぎた位置まで移動
するように定められる。
その上面部分に記録材保持部9が形成されている。記録
材保持部9は、その上面に記録材を固定、保持すること
ができるものであり、且つその面積は記録材1よりも広
く、図面に示すようにカード1を乗せた状態で左右に余
裕が生じるようになっている。また、記録材保持部9の
上面はガイド6に平行になっており、従って、記録材1
を保持して、その記録材1に平行に移動可能である。記
録材保持部9としては、記録材1を固定、保持しうる任
意の機構のものが使用可能であり、例えば、静電吸着板
が好適に使用される。10はガイド6に平行に設けられた
ねじ軸、11はねじ軸10に噛み合い、且つ移動台8に取付
けられたナット、12はパルスモータ、13はモータ12の回
転をねじ軸10に伝達する伝達機構であり、モータ12の回
転がねじ軸10を回転させ、それに噛み合うナット11介し
て移動台8を左右に移動させる。ここで、移動台8の移
動範囲は、少なくとも移動台8がホッパー2の下に位置
してホッパー内のカードを受け取る位置から、移動台8
上の所定位置に固定された記録材1が記録位置X−Xに
おるサーマルヘッドを左方向に通り過ぎた位置まで移動
するように定められる。
14は記録位置X−X上に配置されたライン状サーマル
ヘッドであり、駆動回路からの記録信号に対応して発熱
し、転写記録を行うように構成されている。15はこのサ
ーマルヘッド14を移動台8上の記録材1に押付ける作動
位置と記録材1から離れた非作動位置とに移動させるサ
ーマルヘッド移動装置、17は記録時にサーマルヘッド14
を記録材1に押付けるばね、18は転写用カラーインクフ
イルムである。インクフイルム18は供給ロール18aから
繰り出され、サーマルヘッド14と記録材1との間を通過
した後、巻取ロール18bに巻き取られるようになってい
る。19はカラーインクフイルム18の各色駒の位置を検出
するためのセンサ、20は移動台8が、ホッパー2内の記
録材1を、移動台8上の所定位置に受け取ることのでき
る位置に到達したことを検出する移動台検出センサ、21
は移動台8の走路の上方の位置に配置され、移動台8上
の記録材1の有無を検出する記録材検出センサである。
ヘッドであり、駆動回路からの記録信号に対応して発熱
し、転写記録を行うように構成されている。15はこのサ
ーマルヘッド14を移動台8上の記録材1に押付ける作動
位置と記録材1から離れた非作動位置とに移動させるサ
ーマルヘッド移動装置、17は記録時にサーマルヘッド14
を記録材1に押付けるばね、18は転写用カラーインクフ
イルムである。インクフイルム18は供給ロール18aから
繰り出され、サーマルヘッド14と記録材1との間を通過
した後、巻取ロール18bに巻き取られるようになってい
る。19はカラーインクフイルム18の各色駒の位置を検出
するためのセンサ、20は移動台8が、ホッパー2内の記
録材1を、移動台8上の所定位置に受け取ることのでき
る位置に到達したことを検出する移動台検出センサ、21
は移動台8の走路の上方の位置に配置され、移動台8上
の記録材1の有無を検出する記録材検出センサである。
次に、上記記録装置による記録動作を簡単に説明す
る。移動台8上に記録材を乗せない状態において、モー
タ12の回転により移動台8が第6図で右方向に移動し、
シャッター5をホッパー2の下から右方向に押し出しな
がらホッパー2の下に入り、ホッパー内の記録材1を支
持する。移動台8が所定位置に到達すると移動台検出セ
ンサ20が動作してモータ12を止め、移動台8を停止さ
せ、同時に移動台8の記録材保持部9が記録材1を固
定、保持する。これにより、移動台8上の所定位置に記
録材1が固定される。次に、モータ12が逆方向に回転を
始め、移動台8がその上に1枚の記録材1を固定した状
態で図面の左方向に移動し、その記録材1をホッパー2
から引き出す。同時にシャッター5がホッパー2の下に
入り、ホッパー2内に残った記録材1を支持する。一
方、移動台8は左方向への移動を続け、モータ12に所定
数の駆動パルスが印加され、図示のように、移動台8上
に固定した記録材1の記録開始位置が記録位置X−Xに
到達すると、モータ12が停止し、移動台8が停止する。
次いで、サーマルヘッド14が下降し、インクフイルム18
を介して記録材1に接触する。その後、移動台8が移動
し、それに並行してサーマルヘッド14に第1色の記録信
号が印加され、記録材1への第1色の画像記録が行われ
る。その後、移動台8が図面に示す元の位置に戻り、再
びサーマルヘッドの下を移動して記録材1上に第2色の
記録が行われ、以下、同様にして第3色の記録も行わ
れ、記録材1上にカラー画像が形成される。記録終了
後、記録材1を適当な方法で移動台8から外し、次の記
録材に対する記録動作に移行する。
る。移動台8上に記録材を乗せない状態において、モー
タ12の回転により移動台8が第6図で右方向に移動し、
シャッター5をホッパー2の下から右方向に押し出しな
がらホッパー2の下に入り、ホッパー内の記録材1を支
持する。移動台8が所定位置に到達すると移動台検出セ
ンサ20が動作してモータ12を止め、移動台8を停止さ
せ、同時に移動台8の記録材保持部9が記録材1を固
定、保持する。これにより、移動台8上の所定位置に記
録材1が固定される。次に、モータ12が逆方向に回転を
始め、移動台8がその上に1枚の記録材1を固定した状
態で図面の左方向に移動し、その記録材1をホッパー2
から引き出す。同時にシャッター5がホッパー2の下に
入り、ホッパー2内に残った記録材1を支持する。一
方、移動台8は左方向への移動を続け、モータ12に所定
数の駆動パルスが印加され、図示のように、移動台8上
に固定した記録材1の記録開始位置が記録位置X−Xに
到達すると、モータ12が停止し、移動台8が停止する。
次いで、サーマルヘッド14が下降し、インクフイルム18
を介して記録材1に接触する。その後、移動台8が移動
し、それに並行してサーマルヘッド14に第1色の記録信
号が印加され、記録材1への第1色の画像記録が行われ
る。その後、移動台8が図面に示す元の位置に戻り、再
びサーマルヘッドの下を移動して記録材1上に第2色の
記録が行われ、以下、同様にして第3色の記録も行わ
れ、記録材1上にカラー画像が形成される。記録終了
後、記録材1を適当な方法で移動台8から外し、次の記
録材に対する記録動作に移行する。
上記した記録動作では、モータ12に所定数の駆動パル
スを加え、移動台8が所定位置に達した時点でサーマル
ヘッド14による記録を開始している。従って、もし記録
材1が移動台8上の所定位置からずれていた場合には、
記録材1のずれた位置に記録が行われることとなる。こ
れを避けるには記録材1の移動台8上で位置が所定位置
からずれている場合を検出し、その場合には記録動作を
停止させることが必要となる。
スを加え、移動台8が所定位置に達した時点でサーマル
ヘッド14による記録を開始している。従って、もし記録
材1が移動台8上の所定位置からずれていた場合には、
記録材1のずれた位置に記録が行われることとなる。こ
れを避けるには記録材1の移動台8上で位置が所定位置
からずれている場合を検出し、その場合には記録動作を
停止させることが必要となる。
第1図はこの記録材1のずれを検出するために設けら
れた本発明の実施例になる記録材位置不良検出装置の概
略構成を示すブロック図であり、21は前記したように、
記録材1を乗せて移動する移動台8の走路の上方の定位
置に配置され、記録材1の有無を検出可能な記録材検出
センサである。この検出センサ21としては、例えば受光
素子と発光素子とを有する光反射型センサを使用するこ
とができる。Pは検出センサ21による検出位置を示す。
23は制御部であり、検出センサ21の信号を入力する入力
回路24、モータ12を駆動するモータ駆動回路25及びこれ
らを制御するMPU(マイクロプロセッサ)26等を有して
いる。このMPU26は、モータ駆動回路25を制御してモー
タ12を駆動し、移動台8を所定のシーケンスに従って移
動させる機能を有する他、一定のサンプリング周期(例
えば、モータ駆動回路25に印加するパルスの数パルスに
1回の割合)で入力回路24を介して検出センサ21からの
信号を入力し記録材1の有無を判定する機能、各サンプ
リング時における移動台8の検出位置Pに対する位置を
計測し(具体的には、モータの駆動パルスの計測、或い
はモータ起動からの時間の計測によって、移動台8の検
出位置Pに対する位置を計測し)、移動台8の記録材1
を乗せるべき区間、その前の区間、その後ろの区間のい
ずれが検出位置Pに位置しているかを判定する機能等を
有している。
れた本発明の実施例になる記録材位置不良検出装置の概
略構成を示すブロック図であり、21は前記したように、
記録材1を乗せて移動する移動台8の走路の上方の定位
置に配置され、記録材1の有無を検出可能な記録材検出
センサである。この検出センサ21としては、例えば受光
素子と発光素子とを有する光反射型センサを使用するこ
とができる。Pは検出センサ21による検出位置を示す。
23は制御部であり、検出センサ21の信号を入力する入力
回路24、モータ12を駆動するモータ駆動回路25及びこれ
らを制御するMPU(マイクロプロセッサ)26等を有して
いる。このMPU26は、モータ駆動回路25を制御してモー
タ12を駆動し、移動台8を所定のシーケンスに従って移
動させる機能を有する他、一定のサンプリング周期(例
えば、モータ駆動回路25に印加するパルスの数パルスに
1回の割合)で入力回路24を介して検出センサ21からの
信号を入力し記録材1の有無を判定する機能、各サンプ
リング時における移動台8の検出位置Pに対する位置を
計測し(具体的には、モータの駆動パルスの計測、或い
はモータ起動からの時間の計測によって、移動台8の検
出位置Pに対する位置を計測し)、移動台8の記録材1
を乗せるべき区間、その前の区間、その後ろの区間のい
ずれが検出位置Pに位置しているかを判定する機能等を
有している。
第2図、第3図、第4図は移動台8上に固定された記
録材1の位置関係を示す図である。第1図〜第4図にお
いて、Aは移動台8の記録材を乗せるべき所定の区間を
示し、B1、B2はその前後の区間を示している。第2図は
記録材1が所定の位置であるA区間に固定された状態を
示し、第3図、第4図はそれぞれ記録材1が所定の位置
からずれて乗せられた状態を示している。なお、第2図
(b)、第3図、第4図における直線Y−Yは移動台8
の移動中における検出センサ21による検出位置である。
次に、上記構成になる記録材位置不良検出装置につい
て、その動作を第5図の動作フローチャートを参照して
説明する。
録材1の位置関係を示す図である。第1図〜第4図にお
いて、Aは移動台8の記録材を乗せるべき所定の区間を
示し、B1、B2はその前後の区間を示している。第2図は
記録材1が所定の位置であるA区間に固定された状態を
示し、第3図、第4図はそれぞれ記録材1が所定の位置
からずれて乗せられた状態を示している。なお、第2図
(b)、第3図、第4図における直線Y−Yは移動台8
の移動中における検出センサ21による検出位置である。
次に、上記構成になる記録材位置不良検出装置につい
て、その動作を第5図の動作フローチャートを参照して
説明する。
第6図について説明したように、ホッパー2の下方で
移動台8上に記録材1が固定された後、モータ12の回転
により移動台8が左方向に移動し、検出センサ21の下方
の検出位置Pを通過して記録位置に移動する。この移動
中において、所定のサンプリングタイミングで検出セン
サ21からの信号により記録材の有無を判定し、且つその
際の移動台8の検出位置Pに対する位置判定し、その結
果から正常か異常かを判定する。即ち、第5図におい
て、まず、ステップ30で検出センサ21からの信号により
記録材1の有無を判定し、次いでステップ31でB1区間中
か否かを判定する。この区間中は記録材なしであれば正
常であるが、第3図に示すように記録材1がずれている
場合にはB1区間内のC区間で記録材が検出される。従っ
て、ステップ30で記録材ありの場合には、異常処理へ移
行し、記録動作を中止する。
移動台8上に記録材1が固定された後、モータ12の回転
により移動台8が左方向に移動し、検出センサ21の下方
の検出位置Pを通過して記録位置に移動する。この移動
中において、所定のサンプリングタイミングで検出セン
サ21からの信号により記録材の有無を判定し、且つその
際の移動台8の検出位置Pに対する位置判定し、その結
果から正常か異常かを判定する。即ち、第5図におい
て、まず、ステップ30で検出センサ21からの信号により
記録材1の有無を判定し、次いでステップ31でB1区間中
か否かを判定する。この区間中は記録材なしであれば正
常であるが、第3図に示すように記録材1がずれている
場合にはB1区間内のC区間で記録材が検出される。従っ
て、ステップ30で記録材ありの場合には、異常処理へ移
行し、記録動作を中止する。
次にステップ31でB1区間を通過したことを判定する
と、ステップ32に移行し、記録材の有無を判定し、次い
でステップ33でA区間中か否かを判定する。この区間中
は記録材ありが正常であるが、第4図に示すように記録
材1がずれている場合にはA区間内のD区間では記録材
なしとなる。従って、ステップ32で記録材なしを検出し
た場合には、異常処理へ移行する。
と、ステップ32に移行し、記録材の有無を判定し、次い
でステップ33でA区間中か否かを判定する。この区間中
は記録材ありが正常であるが、第4図に示すように記録
材1がずれている場合にはA区間内のD区間では記録材
なしとなる。従って、ステップ32で記録材なしを検出し
た場合には、異常処理へ移行する。
その後、ステップ34、35に移行し、B2区間における記
録材の有無を判定する。この区間ではB1区間と同様に記
録材なしが正常であるので、もし、記録材ありを検出し
た場合には異常処理に移行する。B2区間で記録材なしの
場合には、正常処理に移行し、所定の記録を行う。
録材の有無を判定する。この区間ではB1区間と同様に記
録材なしが正常であるので、もし、記録材ありを検出し
た場合には異常処理に移行する。B2区間で記録材なしの
場合には、正常処理に移行し、所定の記録を行う。
以上のようにして、記録材1の位置不良が検出され
る。ここで、記録材1を乗せるべきA区間のみならず、
その前後のB1区間、B2区間についても記録材の有無を判
定しているが、これは、記録材の位置不良を確実に検出
することを可能にする。例えば、第3図に示すように記
録材1が移動台8に対して傾斜している場合には、A区
間、B2区間の検出では異常が検出できないが、B1区間も
検出しているので、異常検出ができる。
る。ここで、記録材1を乗せるべきA区間のみならず、
その前後のB1区間、B2区間についても記録材の有無を判
定しているが、これは、記録材の位置不良を確実に検出
することを可能にする。例えば、第3図に示すように記
録材1が移動台8に対して傾斜している場合には、A区
間、B2区間の検出では異常が検出できないが、B1区間も
検出しているので、異常検出ができる。
発明の効果 異常の説明から明らかなように、本発明は、記録材を
乗せて移動する移動台の走路上方に、記録材有無を検出
する検出手段を配置し、更に、所定のサンプリングタイ
ミングで前記検出手段からの信号を取り出し記録材の有
無を判定する手段と、各サンプリング時において前記検
出手段による検出位置に移動台のどの区間が位置してい
るかを判定する手段とを設け、前記移動台の記録材を乗
せるべき区間が前記検出位置にある時における記録材な
しの検出、及び記録材を乗せるべき区間の前の区間及び
後ろの区間が前記検出位置にある時における記録材あり
の検出によって、記録材位置不良を検出するように構成
したものであるので、移動台に記録材が無い場合とかず
れている場合のように異常がある場合には、移動台の記
録材を乗せるべき区間が検出位置を通過する間に検出手
段が記録材なしを検出するか、或いは記録材を乗せるべ
き区間以外の区間が検出位置を通過する間に検出手段が
記録材ありを検出することによって異常を検出でき、そ
の検出に基づいて記録動作を停止することにより、記録
ずれ等の不具合の発生を防止することができるという効
果を有するものである。
乗せて移動する移動台の走路上方に、記録材有無を検出
する検出手段を配置し、更に、所定のサンプリングタイ
ミングで前記検出手段からの信号を取り出し記録材の有
無を判定する手段と、各サンプリング時において前記検
出手段による検出位置に移動台のどの区間が位置してい
るかを判定する手段とを設け、前記移動台の記録材を乗
せるべき区間が前記検出位置にある時における記録材な
しの検出、及び記録材を乗せるべき区間の前の区間及び
後ろの区間が前記検出位置にある時における記録材あり
の検出によって、記録材位置不良を検出するように構成
したものであるので、移動台に記録材が無い場合とかず
れている場合のように異常がある場合には、移動台の記
録材を乗せるべき区間が検出位置を通過する間に検出手
段が記録材なしを検出するか、或いは記録材を乗せるべ
き区間以外の区間が検出位置を通過する間に検出手段が
記録材ありを検出することによって異常を検出でき、そ
の検出に基づいて記録動作を停止することにより、記録
ずれ等の不具合の発生を防止することができるという効
果を有するものである。
第1図は本発明の一実施例による記録材位置不良検出装
置の概略構成を示すブロック図、第2図(a)は移動台
上の所定位置に記録材が乗せられた状態を示す側面図、
(b)はその平面図、第3図、第4図はそれぞれ、移動
台上の記録材がずれた位置にある状態を示す平面図、第
5図は上記実施例における動作フローチャート、第6図
は上記実施例の記録材位置不良検出装置を備えた記録装
置の概略側面図である。 1……記録材、2……ホッパー、5……シャッター、6
……ガイド、8……移動台、9……記録材保持部、10…
…ねじ軸、12……モータ、14……サーマルヘッド、18…
…カラーインクフイルム、20……移動台検出センサ、21
……記録材検出センサ、23……制御部、24……入力回
路、25……モータ駆動回路、26……MPU。
置の概略構成を示すブロック図、第2図(a)は移動台
上の所定位置に記録材が乗せられた状態を示す側面図、
(b)はその平面図、第3図、第4図はそれぞれ、移動
台上の記録材がずれた位置にある状態を示す平面図、第
5図は上記実施例における動作フローチャート、第6図
は上記実施例の記録材位置不良検出装置を備えた記録装
置の概略側面図である。 1……記録材、2……ホッパー、5……シャッター、6
……ガイド、8……移動台、9……記録材保持部、10…
…ねじ軸、12……モータ、14……サーマルヘッド、18…
…カラーインクフイルム、20……移動台検出センサ、21
……記録材検出センサ、23……制御部、24……入力回
路、25……モータ駆動回路、26……MPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 次郎 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (72)発明者 宮崎 博夫 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (72)発明者 泉田 哲弥 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−252629(JP,A) 特開 昭57−186108(JP,A) 特開 昭59−48160(JP,A) 特開 昭62−299712(JP,A) 特開 昭58−216850(JP,A) 特開 昭60−4877(JP,A) 特開 昭62−204113(JP,A) 実開 昭61−132785(JP,U) 実開 昭61−170086(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】記録材を乗せて移動する移動台の走路上方
に固定して配置され、記録材の有無を検出する検出手段
と、所定のサンプリングタイミングで前記検出手段から
の信号取り出し記録材の有無を判定する手段と、各サン
プリング時において前記検出手段による検出位置に移動
台のどの区間が位置しているかを判定する手段とを有
し、前記移動台の記録材を乗せるべき区間が前記検出位
置にある時における記録材なしの検出、及び記録材を乗
せるべき区間の前の区間及び後ろの区間が前記検出位置
にある時における記録材ありの検出によって、記録材位
置不良を検出するように構成したことを特徴とする記録
材位置不良検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62332078A JP2553605B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 記録材位置不良検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62332078A JP2553605B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 記録材位置不良検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172703A JPH01172703A (ja) | 1989-07-07 |
JP2553605B2 true JP2553605B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=18250897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62332078A Expired - Fee Related JP2553605B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 記録材位置不良検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553605B2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62332078A patent/JP2553605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01172703A (ja) | 1989-07-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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