JP2553378Y2 - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2553378Y2
JP2553378Y2 JP1990100213U JP10021390U JP2553378Y2 JP 2553378 Y2 JP2553378 Y2 JP 2553378Y2 JP 1990100213 U JP1990100213 U JP 1990100213U JP 10021390 U JP10021390 U JP 10021390U JP 2553378 Y2 JP2553378 Y2 JP 2553378Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
camera
holder
card holder
socket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990100213U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0459078U (ja
Inventor
良一 澤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP1990100213U priority Critical patent/JP2553378Y2/ja
Publication of JPH0459078U publication Critical patent/JPH0459078U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2553378Y2 publication Critical patent/JP2553378Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ICカード等のカード着脱機構を有するカメ
ラに関する。
〔従来の技術〕
ICカードが装填される装置(カメラ)には、装填され
たカードと装置本体とを電気的に接続すると共に、カー
ドの着脱を行うためのカード着脱機構が設けられてい
る。
かかるカード着脱機構においては、カード保持機構に
装填されたカードはカード保持機構内に設けられたカー
ドソケットに装着されて、装置本体と電気的に接続され
る。カード保持機構に装填されたカードを取出す際に
は、電気的な接続を解除する解除機構を操作して、一旦
電気的接続を解除してから、その状態でカードを抜取っ
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のカード着脱機構において、電気
的接続を解除した状態とは必ずしもカードを容易に抜取
る事ができる状態とはいえず、操作性の悪いものであっ
た。
本考案は以上のような実情に鑑みてなされたもので、
カード保持体に挿入されたICカードを取り出す際に、カ
ード保持体を開状態にすることで、ICカードとカードソ
ケットとの接続を解除し、ICカードを取り出し容易な状
態まで移動させることができ、操作性が改善されたカメ
ラを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記目的を達成するために、本考案に係るカメラは、
ICカードが着脱可能なカメラであって、 カメラ本体に対して開閉可能に設けられ、カメラ本体
から開いた開状態では前記ICカードを挿入又は取り出せ
る状態となり、カメラ本体に閉じた閉状態では挿入され
ているICカードをカメラ本体に電気的に接続する状態と
なるカード保持体と、 前記カード保持体内に設けられ、該カード保持体内に
挿入されたICカードと前記カメラ本体とを電気的に接続
するカードソケットと、 前記カード保持体を開状態にして当該カード保持体に
挿入された前記ICカードを取り出すためのイジェクト操
作部材と、 自己の係合片が前記カード保持体に挿入された前記IC
カードの先端に係合し、前記イジェクト操作部材の移動
に伴って、前記ICカードと前記カードソケットとの接続
を解除し、前記ICカードを前記カード保持体から取り出
し可能な位置まで移動させるイジェクトレバーと、 を具備したことを特徴とする特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について第1図〜第10図を参
照して説明する。
第1図はカード着脱機構が設けられたカメラの外観を
示す図である。カード着脱機構は、カメラ本体1のカー
ド装着部開口にカード保持体2が回動自在に設けられ、
さらにカード保持体2の横前方のカメラ本体1にイジェ
クト操作部材例えばイジェクトボタン3が取付けられて
いる。なお、第1図中、符号4はファインダーの接眼レ
ンズ、5はバッテリーを交換するための蓋、6はカード
保持体2に挿入されたICカードを示している。
カード保持体2は、カメラ本体1のカード装着部開口
を覆う蓋体11と、この蓋体11の内面に一体として設けら
れたカード保持枠体12とからなり、支点13を中心に回動
し、かつバネ14によって開方向に付勢されている。カー
ド保持枠体12の一側面には横に突出したピン15が設けら
れている。一方、イジェクトアーム16は、その基端が支
点17によってカメラ本体1に回動自在に軸支されてい
て、その先端部がイジェクトボタン3となっている。さ
らに、イジェクトアーム16はバネ18によって図中左方向
(係合方向)に付勢されている。イジェクトボタン3の
カード保持体2側の側面にはフック19が取付けられてい
る。フック19は、第8図に示すように、イジェクトアー
ム16側に植設されたピンがフック19に形成された溝で係
止されてイジェクトボタン3側面に摺動可能に取付けら
れている。フック19の上面にはテーパが形成されてい
て、カード保持体2を閉じる際に、カード保持枠体側面
のピン15がそのテーパ面をスライドしてフック19の下面
に潜り込む。また、フック19は、バネ20によって図中左
方向に付勢される。なお、フック19の下面に係合した状
態で、カード保持体2が完全に閉じられた状態となる。
イジェクトアーム16の中間部には長手方向に長溝が形成
されていて、この長溝にイジェクトレバー21の基端部が
ピンを介して摺動自在に取付けられている。このイジェ
クトレバー21の先端部はL字状の係合片22が形成されて
いて、後述するカードソケットの切欠部に挿入されてい
る。
カード保持体2の回動軸近傍であって挿入されたカー
ド6が当接する部分には、カードソケット23が設けられ
ている。カードソケット23は、第7図に示すように、カ
ード挿入側と対向する側に解放し、カード先端よりも所
定距離カード挿入側に入り込んだ切欠部24a,24bが形成
されている。この切欠部24a,24bにイジェクトレバー21
の係合片22が挿入される。このカードソケット23には、
カード6側のソケットピンが係合して、カード6とカメ
ラ本体1とを電気的に接続する。
また、本実施例には第9図および第10図に示すカード
飛出し防止機構が設けられている。イジェクトレバー21
の両側縁部にあって、挿入されたカードのエッジが位置
する付近に形成されたつば部25a,25bにバネピン26a,26b
がそれぞれ設けられている。この2つのバネピン26a,26
bを外側から挟むようにして第10図に示す形状のブレー
キバネ27が、カード保持枠体12の最深部に嵌挿されてい
る。ブレーキバネ27は、カード6の電気的接続を解除す
る位置までイジェクトレバー21が移動したときのバネピ
ン26a,26bに対向する部分に、外側に突出する凹部28a,2
8bが形成されている。又、このブレーキバネ27は常にカ
ード6を挟む方向に付勢するものとする。
次に、以上のように構成された本実施例の動作につい
て説明する。
カード6をカメラ本体1に装填する場合は、第3図に
示すようにカード保持体2を開状態として、カード6を
矢印A方向(カード挿入方向)へ押し込む。これによっ
て、カードソケット23とカード先端部のソケットピンと
が係合してカメラ本体1に電気的に接続される。カード
保持体2を開方向に付勢するバネ14の力に抗してカード
保持体2を第3図に示す矢印B方向へ押し込むと、カー
ド保持体側のピン15がフック19のテーパ面をスライドす
ると共にフック19が図中右方向へ移動してピン15がフッ
ク19の下側に入り込む。ピン15がフック19の下側に入込
むと、フック19を付勢するバネ20によってフック19が元
の位置に戻り、カード保持体2がクランプされる。この
状態が第2図に示す状態である。
次に、カード6をカメラ本体1より取出す場合は、イ
ジェクトボタン3を第2図に示す矢印E方向へ移動させ
る。イジェクトボタン3の移動に連動してイジェクトレ
バー21が図中右方向へ移動し、係合片22がカード6の先
端部に係合して所定量移動し、カードソケット23から引
き抜かれて電気的接合が解除される。イジェクトレバー
21が電気的接合を解除する位置までくると、バネピン26
a,26bがブレーキバネ27の凹部28a,28bに落ち込み、即
ち、第10図に破線で示す状態となる。電気的接合が解除
されたカード6はブレーキバネ27の先端で所定のバネ力
で挟まれる。これによって、カード6はブレーキバネ27
の拘束を受けて飛び出しが防止される。また一方で、イ
ジェクトボタン3の移動に連動してフック19が図中右方
向へ移動するため、ピン15のフック19による係止も解除
され、バネ14の付勢により、カード保持体2が開いて第
3図に示す状態となる。その結果、カード6は抜き取り
容易な準備姿勢となる。
この様に本実施例によれば、常に開方向にバネ付勢さ
れたカード保持体2をイジェクトボタン3に取付けたフ
ック19でクランプすると共に、イジェクトアーム16に基
端を係止させたイジェクトレバー21の先端をカード6に
係合させて、イジェクトボタン3の移動に連動させて、
カード6を引出すようにしたので、イジェクトボタン3
を移動させるだけで、カードソケット23との電気的接合
を解除できると共に、カード保持体2を開状態とするこ
とができる。よって、カード6は極めて抜き取り容易な
準備姿勢となるため、従来のカード着脱操作に比べてそ
の操作性を大幅に向上させることができる。
また、カード保持枠体12内にブレーキバネ27を設けた
ので、電気的接続が解除されたカード6の不用意な飛び
出しを防止することができる。
なお、上記実施例ではイジェクトボタンとイジェクト
レバーとが別体的に設けられている例を示したが、第11
図に示すように、イジェクトボタン30とイジェクトレバ
ー31とを一体形成したものを用いることもできる。この
変形例は、レバー部分31に第9図に示すような3つの長
穴を有し、レバー部分31の一端にイジェクタボタン30が
形成されている。また、レバー部分31には図中左方向へ
付勢するバネ32が取り付けられている。
この変形例では、カードイジェクトは指でイジェクト
ボタン31を図中右方向へスライドさせることにより、第
3図に示すイジェクト機構と同様に機能する。
〔考案の効果〕
以上詳記したように本考案によれば、カード保持体に
挿入されたICカードを取り出す際に、カード保持体を開
状態にすることで、ICカードとカードソケットとの接続
を解除し、ICカードを取り出し容易な状態まで移動させ
ることができ、操作性が改善される。また、ICカードを
取り出す際に、ICカードの不用意な飛び出しを防止しIC
カードを適正位置で保持することができるため、落下等
によるICカードの破損を防止でき、常にICカードを容易
に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカメラ本体の斜視図、第2図はカ
ード装着状態を示す断面図、第3図はカード保持体のク
ランプが解除された状態を示す断面図、第4図はバネ付
勢されるカード保持体の側面図、第5図はカード保持体
の正面図、第6図はカードがカードソケットに挿入され
た状態の側断面図、第7図はカードがカードソケットに
挿入された状態の平面図、第8図はフックとカード保持
体側のピンとの位置関係を示す図、第9図はカードとイ
ジェクトレバーとの関係を示す平面図、第10図はブレー
キバネを示す図、第11図はイジェクト機構の変形例を示
す図である。 1……カメラ本体、2……カード保持体、3……イジェ
クトボタン、6……ICカード、11……カード保持蓋、12
……カード保持枠体、14……バネ、15……ピン、16……
イジェクトアーム、19……フック、21……イジェクトレ
バー、22……係合片、23……カードソケット、24……切
欠部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードが着脱可能なカメラであって、 カメラ本体に対して開閉可能に設けられ、カメラ本体か
    ら開いた開状態では前記ICカードを挿入又は取り出せる
    状態となり、カメラ本体に閉じた閉状態では挿入されて
    いるICカードをカメラ本体に電気的に接続する状態とな
    るカード保持体と、 前記カード保持体内に設けられ、該カード保持体内に挿
    入されたICカードと前記カメラ本体とを電気的に接続す
    るカードソケットと、 前記カード保持体を開状態にして当該カード保持体に挿
    入された前記ICカードを取り出すためのイジェクト操作
    部材と、 自己の係合片が前記カード保持体に挿入された前記ICカ
    ードの先端に係合し、前記イジェクト操作部材の移動に
    伴って、前記ICカードと前記カードソケットとの接続を
    解除し、前記ICカードを前記カード保持体から取り出し
    可能な位置まで移動させるイジェクトレバーと、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記カード保持体内であって前記ICカード
    を挟む方向に付勢されるように設けられ、前記イジェク
    トレバーの移動に伴って、前記ICカードが取り出し可能
    な位置に移動したとき、当該ICカードに対して有効な付
    勢力が作用するようになされたブレーキバネを有してな
    るカード飛び出し防止機構を具備したことを特徴とする
    請求項1記載のカメラ。
JP1990100213U 1990-09-27 1990-09-27 カメラ Expired - Lifetime JP2553378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990100213U JP2553378Y2 (ja) 1990-09-27 1990-09-27 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990100213U JP2553378Y2 (ja) 1990-09-27 1990-09-27 カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0459078U JPH0459078U (ja) 1992-05-20
JP2553378Y2 true JP2553378Y2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=31842696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990100213U Expired - Lifetime JP2553378Y2 (ja) 1990-09-27 1990-09-27 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2553378Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6772106B2 (ja) * 2017-06-06 2020-10-21 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276029A (ja) * 1985-09-30 1987-04-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 消去可能な光学的記録再生装置
JPH0834113B2 (ja) * 1988-02-29 1996-03-29 富士写真フイルム株式会社 メモリカートリッジの取出機構
JPH0223494A (ja) * 1988-07-12 1990-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Icカードリーダーライター
JPH0452949Y2 (ja) * 1988-07-23 1992-12-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0459078U (ja) 1992-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0541511Y2 (ja)
KR970000066Y1 (ko) 카드 케이스
US7052306B2 (en) Package with lock mechanism
JP4172929B2 (ja) 携帯工具用ホルダ
JPS61174082U (ja)
JPH0755830Y2 (ja) コネクタのロックエジェクト機構
JP2553378Y2 (ja) カメラ
GB2222302A (en) Opening/closing device for battery cover
JPH0118288B2 (ja)
JP2004146618A (ja) 電子機器の蓋装置
JPH0722176Y2 (ja) 蓋体ヒンジ部の脱着構造
JP2650012B2 (ja) 車輌用収納装置
JP3652766B2 (ja) バックル
JPH0531822Y2 (ja)
JP3988235B2 (ja) 記録再生装置のカセット蓋開閉機構
JPH01248877A (ja) メモリカートリッジの着脱装置
JPH0433047Y2 (ja)
JPH0532004Y2 (ja)
JP2534589Y2 (ja) 書類バッグの開閉式止め具
JPS6112712Y2 (ja)
JPS5814451Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−のカセット着脱装置
JPS6297192A (ja) 着脱装置
JPH0445076Y2 (ja)
JPS639312B2 (ja)
JPS58150173U (ja) 収納装置