JPH0531822Y2 - - Google Patents

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JPH0531822Y2
JPH0531822Y2 JP1988010036U JP1003688U JPH0531822Y2 JP H0531822 Y2 JPH0531822 Y2 JP H0531822Y2 JP 1988010036 U JP1988010036 U JP 1988010036U JP 1003688 U JP1003688 U JP 1003688U JP H0531822 Y2 JPH0531822 Y2 JP H0531822Y2
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JP
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slider
socket structure
connector
storage chamber
connector body
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、ICカードなどのソケツト構造物
が装着されるコネクタに関する。
「従来の技術」 ICカードを機器に装填し、機器から取り外す
には、従来、第6図に示すように、ICカード1
を機器2の前面に臨む挿入口2aから機器2内に
挿入して機器2内に設けられたコネクタのピン接
触子に嵌合させ、その嵌合したICカード1を手
で直接引いてコネクタのピン接触子から離脱さ
せ、機器2から抜き取るようにしている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、従来のようにICカード1を手
で直接引いてコネクタのピン接触子から離脱させ
る構造では、ICカード1をコネクタのピン接触
子から離脱させる際にICカードを抜去力以上の
力で引く必要があり、コネクタのピン接触子の数
が多い場合には大きな力を必要とするとともに、
機器2の設置場所によつては操作しずらい欠点が
ある。
そこで、この考案は、ICカードなどのソケツ
ト構造物が装着されるコネクタにおいて、コネク
タの部材を手で軽く押すだけでソケツト構造物を
コネクタのピン接触子から離脱させることができ
るようにしたものである。
「課題を解決するための手段」 この考案においては、前面より背面に向つて収
納室が形成され、その収納室の後部中央壁面に、
前方から収納室に挿入された板状ソケツト構造物
のコンタクトと嵌合離脱する接触子が取り付けら
れたコネクタ本体のほかに、上記収納室内に前後
方向にスライド可能に収容され、上記ソケツト構
造物が挿入されるスリツトが前後方向に貫通形成
され、コネクタ本体から前方に突出し、スリツト
に対しその厚み方向における両側に形成された一
対の操作部を有するスライダと、上記収納室内の
奥の両側部に設けられ、上記コネクタ本体に対し
て回転可能に配され、上記スライダが後方に押さ
れることにより回転して上記ソケツト構造物の挿
入端面を上記ソケツト構造物の離脱方向に押すこ
とにより、上記ソケツト構造物を上記接触子から
離脱させる一対のレバーとが設けられる。
「作用」 このように構成された、この考案のコネクタに
おいては、レバーの回転中心からスライダと接触
する点までの長さがレバーの回転中心からソケツ
ト構造物の嵌合面と接触する点までの長さより大
きくされることにより、ソケツト構造物の抜去力
に対してスライダの操作力を小さくすることがで
き、スライダを手で軽く押すだけでソケツト構造
物をコネクタのピン接触子から離脱させることが
できる。
特に一対のスライダ操作部がコネクタ本体から
前方に突出し、スリツトに対しその厚み方向にお
ける両側に形成されており、これによりスライダ
がソケツト構造物をコネクタ本体から離脱操作し
た後すぐにソケツト構造物の端部をつかみスライ
ダから取り出し動作に移ることが可能だあり、操
作性が良い。
「実施例」 第1図〜第5図は、この考案のコネクタの一例
を示す。
この例においては、コネクタは、コネクタ本体
10、スライダ20および2個のレバー30,4
0を備える。
コネクタ本体10は、プラスチツクなどにより
絶縁体として形成される。コネクタ本体10に
は、ソケツト構造物50が挿入される側である前
面10aと、上面10bおよび下面10cと、左
右の側面10dおよび10eとに臨んだ収納室1
1が形成され、この収納室11の後部中央の壁面
に、ソケツト構造物50が嵌合離脱するピン接触
子12が圧入係止される。ソケツト構造物50
は、例えばICカードである。また、コネクタ本
体10には、収納室11の後部の左右位置におい
て、それぞれ上面10bから下面10cまで貫通
した穴13および14が形成されるとともに、前
面10a側の左右側部に、係止部15および16
が形成される。
スライダ20は、コネクタ本体10の収納室1
1に、その前後方向にスライド可能に装着され
る。スライダ20の中央部には、ソケツト構造物
50が差し込まれるスリツト21が形成され、左
右側部には、後方に突出したレバー当接部22お
よび23と側方に突出した係止部24および25
が形成され、前方中央部には、上下に操作部26
および27が形成される。
レバー30および40は、コネクタ本体10の
収納室11の後部の左右位置に配される。レバー
30および40には、それぞれ円柱状の突起31
および41が形成され、この突起31および41
がコネクタ本体10の穴13および14に嵌合さ
れて、レバー30および40が、それぞれコネク
タ本体10に回転可能に装着される。レバー30
および40の一端部32および42は、それぞれ
スライダ20のレバー当接部22および23と当
接するようにされ、レバー30および40の他端
部33および43は、後述のようにソケツト構造
物50の嵌合面51がピン接触子12に対して所
定距離となる位置までソケツト構造物50が収納
室11内に挿入されたとき、それぞれソケツト構
造物50の嵌合面51と当接するようにされる。
この場合、レバー30,40の回転中心からスラ
イダ20のレバー当接部22,23と接触する点
までの長さがレバー30,40の回転中心からソ
ケツト構造物50の嵌合面51と接触する点まで
の長さより大きくされる。
以上の構成のコネクタにソケツト構造物50を
装着するには、ソケツト構造物50の嵌合面51
と反対側を手で持つて、ソケツト構造物50を嵌
合面51側からスライダ20のスリツト21に差
し込んでコネクタ本体10の収納室11内に挿入
し、嵌合面51が収納室11の後部中央の壁面に
突き当たるまで押し込めばよい。これにより、ソ
ケツト構造物50はピン接触子12に嵌合され
る。このとき、ソケツト構造物50の嵌合面51
によつてレバー30および40の他端部33およ
び43が後方に押されることにより、レバー30
が反時計回り方向に、レバー40が時計回り方向
に、それぞれ回転して、レバー30および40の
一端部32および42によりスライダ20が前方
に押され、スライダ20は係止部24および25
がコネクタ本体10の係止部15および16に係
止される位置まで前進する。
この状態でソケツト構造物50をコネクタから
取り外すには、まず、スライダ20の操作部26
および27に指を当ててスライダ20を後方に押
す。スライダ20が後方に押されると、スライダ
20のレバー当接部22および23によつてレバ
ー30および40の一端部32および42が後方
に押されることにより、レバー30が時計回り方
向に、レバー40が反時計回り方向に、それぞれ
回転して、レバー30および40の他端部33お
よび43によりソケツト構造物50が前方に押さ
れ、ソケツト構造物50がピン接触子12から離
脱する。この場合、レバー30,40の回転中心
からスライダ20のレバー当接部22,23と接
触する点までの長さがレバー30,40の回転中
心からソケツト構造物50の嵌合面51と接触す
る点までの長さより大きいので、スライダ20を
軽く押すだけでソケツト構造物50をピン接触子
12から離脱させることができる。このようにソ
ケツト構造物50をピン接触子12から離脱させ
たら、ソケツト構造物50の嵌合面51と反対側
を手で持つて、ソケツト構造物50をスライダ2
0のスリツト21から前方に引き出せばよい。
「考案の効果」 上述したように、この考案によれば、コネクタ
の一部を構成するスライダを手で軽く押すだけで
ソケツト構造物をコネクタのピン接触子から離脱
させることができる。特にスライダがソケツト構
造物をコネクタ本体から離脱操作した後、すぐに
ソケツト構造物の端部をつかみスライダから取り
出し動作に移ることができ操作性が頗る良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のコネクタの一例を示す一部
を破断した平面図、第2図は同じ例のコネクタの
正面図、第3図は同じ例のコネクタの側面図、第
4図は第1図の〜線上の断面図、第5図は同
じ例のコネクタの斜視図、第6図は従来のコネク
タを組み込んだ機器を示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面より背面に向つて収納室が形成され、その
    収納室の後部中央壁面に、前方から上記収納室に
    挿入された板状ソケツト構造物のコンタクトと嵌
    合離脱する接触子が取り付けられたコネクタ本体
    と、 上記収納室内に前後方向にスライド可能に収容
    され、上記ソケツト構造物が挿入されるスリツト
    が前後方向に貫通形成され、上記コネクタ本体か
    ら前方に突出し、上記スリツトに対しその厚み方
    向における両側に形成された一対の操作部を有す
    るスライダと、 上記収納室内の奥の両側部に設けられ、上記コ
    ネクタ本体に対して回転可能に配され、かつ一端
    部が上記スライダの内端面と対向し、他端部が上
    記ソケツト構造物の挿入端面と対向し、上記スラ
    イダが後方に押されることにより上記一端部がス
    ライダに押されて回転すると共に上記他端部が上
    記ソケツト構造物の挿入端面を上記ソケツト構造
    物の離脱方向に押すことにより、上記ソケツト構
    造物を上記接触子から離脱させる一対のレバー
    と、 を備えるコネクタ。
JP1988010036U 1988-01-27 1988-01-27 Expired - Lifetime JPH0531822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988010036U JPH0531822Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988010036U JPH0531822Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

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Publication Number Publication Date
JPH01113974U JPH01113974U (ja) 1989-07-31
JPH0531822Y2 true JPH0531822Y2 (ja) 1993-08-16

Family

ID=31217337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988010036U Expired - Lifetime JPH0531822Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

Country Status (1)

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088539Y2 (ja) * 1990-12-04 1996-03-06 ホシデン株式会社 多極コネクタ
JP3117360B2 (ja) * 1994-04-28 2000-12-11 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 イジェクト機構付カードエッジコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5364291U (ja) * 1976-11-02 1978-05-30
JPS60113983U (ja) * 1984-01-07 1985-08-01 赤井電機株式会社 Acアウトレツトソケツト等におけるacプラグ取り外し装置

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JPH01113974U (ja) 1989-07-31

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