JP2552250Y2 - 外気温度検知装置 - Google Patents
外気温度検知装置Info
- Publication number
- JP2552250Y2 JP2552250Y2 JP1991074067U JP7406791U JP2552250Y2 JP 2552250 Y2 JP2552250 Y2 JP 2552250Y2 JP 1991074067 U JP1991074067 U JP 1991074067U JP 7406791 U JP7406791 U JP 7406791U JP 2552250 Y2 JP2552250 Y2 JP 2552250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outside air
- air temperature
- temperature sensor
- temperature
- sampling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両周囲の外気温を正
確に得るための外気温度検知装置に関する。
確に得るための外気温度検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】車両には最近外気温センサが
取付けられており、オートエアコンのために外気温を検
知し、室内温度に比べて外気温が低くて寒ければ室温を
高めに設定し、逆に外気温が高くて暑ければ室温を低め
に設定するための空調用として用いられる。
取付けられており、オートエアコンのために外気温を検
知し、室内温度に比べて外気温が低くて寒ければ室温を
高めに設定し、逆に外気温が高くて暑ければ室温を低め
に設定するための空調用として用いられる。
【0003】しかし最近になってユーザが外気温そのも
のをも知りたいという要請があり、外気温センサを用い
て外気温度表示も行なうようになっている。
のをも知りたいという要請があり、外気温センサを用い
て外気温度表示も行なうようになっている。
【0004】ところが、オートエアコンにしても外気温
の直接表示にしても、外気温センサによる温度情報の正
確さが問題となっている。つまり、車両周囲はエンジン
が発熱体であることもあって、外気温より若干高温にな
っており、外気温を成るべくそのまま得るためにも、図
3に示すように走行中風が当る箇所、例えばラジエータ
ーへの空気取入口とか又はエアコン用の空気取入口に外
気温センサSが取付けられている。
の直接表示にしても、外気温センサによる温度情報の正
確さが問題となっている。つまり、車両周囲はエンジン
が発熱体であることもあって、外気温より若干高温にな
っており、外気温を成るべくそのまま得るためにも、図
3に示すように走行中風が当る箇所、例えばラジエータ
ーへの空気取入口とか又はエアコン用の空気取入口に外
気温センサSが取付けられている。
【0005】ところが、走行中は外気温センサSの温度
情報に問題はないとしても停車時とかアイドリング中で
は、外気温センサSによる温度が高めになってしまう。
情報に問題はないとしても停車時とかアイドリング中で
は、外気温センサSによる温度が高めになってしまう。
【0006】本考案は、外気温センサによる正確な温度
を得るための外気温度検知装置の提供を目的とする。
を得るための外気温度検知装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
考案は、外気温センサをCPUの入力として備え、冷却
水温が一定以上であって車速やエンジン回転数が一定以
下の条件のとき上記外気温センサをサンプリングせず、
上記条件以外のとき外気温センサをサンプリングするC
PUを備え、上記サンプリング時の外気温センサの値を
上記CPUの出力として表示する表示器を備え、たこと
を特徴とする。
考案は、外気温センサをCPUの入力として備え、冷却
水温が一定以上であって車速やエンジン回転数が一定以
下の条件のとき上記外気温センサをサンプリングせず、
上記条件以外のとき外気温センサをサンプリングするC
PUを備え、上記サンプリング時の外気温センサの値を
上記CPUの出力として表示する表示器を備え、たこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】正確な外気温が得られる状態でのみの情報を表
示するようにしている。
示するようにしている。
【0009】
【実施例】ここで、図1、図2を参照して本考案の実施
例を説明する。図1は車両に搭載したCPUを中心に示
しており、入力としてはイグニッションスイッチIG、
外気温センサS、車速センサV、エンジン回転数センサ
ER、冷却水温センサWなどがあり、出力としては表示
器DPとかエアコンACなどがある。かかる構成におい
て、外気温センサSによる入力にて表示器DPへの表示
やオートエアコン制御が行なわれる。
例を説明する。図1は車両に搭載したCPUを中心に示
しており、入力としてはイグニッションスイッチIG、
外気温センサS、車速センサV、エンジン回転数センサ
ER、冷却水温センサWなどがあり、出力としては表示
器DPとかエアコンACなどがある。かかる構成におい
て、外気温センサSによる入力にて表示器DPへの表示
やオートエアコン制御が行なわれる。
【0010】制御にあっては、図2に示すようにまず、
イグニッションスイッチIGがオンしてエンジンがスタ
ートし(ステップ1)、しかもこの時の冷却水温が45
℃以下のとき(ステップ2)には、外気温センサSをサ
ンプリングして(ステップ3)その温度情報をとり込
む。この場合には、車両は運転されず外気温度になって
いると思われるからである。
イグニッションスイッチIGがオンしてエンジンがスタ
ートし(ステップ1)、しかもこの時の冷却水温が45
℃以下のとき(ステップ2)には、外気温センサSをサ
ンプリングして(ステップ3)その温度情報をとり込
む。この場合には、車両は運転されず外気温度になって
いると思われるからである。
【0011】イグニッションスイッチIGがオンしてい
ても冷却水温が45℃以上ある場合、すなわち、運転状
態にあるときもしくは停車後直ちに再運転する場合に
は、ステップ4に移り、車両が動いているか否かを情報
収集する。そして、ステップ5にてスピードメータ、車
両センサ出力が一定値以下とかあるいはエンジン回転数
Rが1000rpm以下のアイドル中の場合、外気温セ
ンサSの周囲は若干の高温状態にあり、センサ出力が不
正確となるので、外気温センサSのサンプリングをしな
い(ステップ6)。この場合には、前にサンプリングし
たときの外気温を表示する(ステップ7)。車両が走行
状態にあるときには、外気温センサSをサンプリングし
てその値を表示する(ステップ8)。この結果、冷却水
温が低い場合を除き、通常の走行時のみ外気温度を得る
ことになり、正確な外気温が得られる。
ても冷却水温が45℃以上ある場合、すなわち、運転状
態にあるときもしくは停車後直ちに再運転する場合に
は、ステップ4に移り、車両が動いているか否かを情報
収集する。そして、ステップ5にてスピードメータ、車
両センサ出力が一定値以下とかあるいはエンジン回転数
Rが1000rpm以下のアイドル中の場合、外気温セ
ンサSの周囲は若干の高温状態にあり、センサ出力が不
正確となるので、外気温センサSのサンプリングをしな
い(ステップ6)。この場合には、前にサンプリングし
たときの外気温を表示する(ステップ7)。車両が走行
状態にあるときには、外気温センサSをサンプリングし
てその値を表示する(ステップ8)。この結果、冷却水
温が低い場合を除き、通常の走行時のみ外気温度を得る
ことになり、正確な外気温が得られる。
【0012】図2に示す例では、ステップ7,8では温
度表示を行なうものであるが、ステップ7の場合には温
度表示をしないこともでき、更にはステップ7,8にて
オートエアコン制御を行なうようにしてもよい。
度表示を行なうものであるが、ステップ7の場合には温
度表示をしないこともでき、更にはステップ7,8にて
オートエアコン制御を行なうようにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】以上説明した如く本考案によれば、冷却
水温と車速やエンジン回転数とを判定した後外気温セン
サによる外気温を取り込んで、表示や空調をするように
したことにより、オートエアコンのコントロール不良と
か外気温モニタの誤差増大を防止できる。
水温と車速やエンジン回転数とを判定した後外気温セン
サによる外気温を取り込んで、表示や空調をするように
したことにより、オートエアコンのコントロール不良と
か外気温モニタの誤差増大を防止できる。
【図1】本考案の構成例を示す図。
【図2】一実施例の処理ステップを示す図。
【図3】外気温センサの取付状態を示す図。
IG イグニッションスイッチ S 外気温センサ V 車速センサ ER エンジン回転数センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 外気温センサをCPUの入力として備
え、冷却水温が一定以上であって 車速やエンジン回転数が一
定以下の条件のとき上記外気温センサをサンプリングせ
ず、上記条件以外のとき外気温センサをサンプリングす
るCPUを備え、 上記サンプリング時の外気温センサの値を上記CPUの
出力として表示する表示器を備え、 たことを特徴とする外気温度検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991074067U JP2552250Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 外気温度検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991074067U JP2552250Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 外気温度検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525335U JPH0525335U (ja) | 1993-04-02 |
JP2552250Y2 true JP2552250Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=13536472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991074067U Expired - Lifetime JP2552250Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 外気温度検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552250Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5441642B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2014-03-12 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用表示装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62137157A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-20 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造における湯面レベル制御法 |
JPH03157219A (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-05 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用外気温検出装置 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP1991074067U patent/JP2552250Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525335U (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970527 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |