JPH0740216U - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JPH0740216U
JPH0740216U JP6982393U JP6982393U JPH0740216U JP H0740216 U JPH0740216 U JP H0740216U JP 6982393 U JP6982393 U JP 6982393U JP 6982393 U JP6982393 U JP 6982393U JP H0740216 U JPH0740216 U JP H0740216U
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JP
Japan
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solar radiation
sensor
amount
outside air
temperature
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Pending
Application number
JP6982393U
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English (en)
Inventor
亮一郎 木原
康文 倉橋
秀明 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Climate Systems Corp
Original Assignee
Japan Climate Systems Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0740216U publication Critical patent/JPH0740216U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 日射センサの故障に拘わらず、適切な空調制
御を行なう。 【構成】 日射量推測手段7は、日射センサ故障検出手
段6からの故障検出信号に基づいて、外気センサ3及び
内気センサ4からの検出温度の差が所定値以上であるか
どうかを判断し、所定値以上である場合に次式 SRA=(Th−Ta)×A (SRA;推測日射量、Th;車内温度、Ta;外気温
度、A;相関係数)に従って日射量を推測する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用空調制御装置、特に、その日射センサが故障した場合でも適切 な空調制御を行なうことのできる車両用空調制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車等の車両の空調制御では、屋内空調制御とは異なり、日射量の 違いが与える影響は非常に大きい。例えば、暖房中では、車内温度が多少低くて も日射量が多ければ暖かいと感じ、逆に車内温度が高くても日射量が少なければ 寒いと感じることになる。このため、外気センサ、内気センサ等のほかに日射セ ンサを設け、日射量を測定するようにしている。そして、この日射量を含む内外 諸条件に基づいて設定温度等に応じて所定の演算処理を行なうことにより、送風 量、送風温度あるいは送風モードを求め、車内を空調制御する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の車両用空調制御装置では、日射センサが故障した場 合、日射量の違いに拘わらず、測定値を一律に、例えば、0(W/m2)に設定 していた。このため、日射センサを修理するまでの間は乗員にとって好ましい空 調状態を得られないという問題が生じていた。 本考案は前記問題点に鑑み、日射センサの故障に拘わらず、適切な空調制御が 可能な車両用空調制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、日射センサの故障を検出する日射センサ故 障検出手段と、外気温度を検出する外気センサと、車内温度を検出する内気セン サと、前記日射センサ故障検出手段からの故障検出信号に基づいて、前記外気セ ンサ及び内気センサからの検出温度の差が所定値以上であるかどうかを判断し、 所定値以上である場合に次式 SRA=(Th−Ta)×A (SRA;推測日射量、Th;車内温度、Ta;外気温度、A;相関係数) に従って日射量を推測する日射量推測手段とを設けたものである。 ただし、前記相関係数Aは16〜80であり、好ましい範囲は20〜40であ るが、最も好ましい値は27である。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例について添付図面に従って説明する。 図1中、1は車両用空調制御装置を示し、中央処理装置(CPU)2には外気 センサ3、内気センサ4及び日射センサ5から検出信号がそれぞれ入力されてい る。また、前記CPU2には日射センサ5から日射センサ故障検出部6及び日射 量推測部7を介して推測日射量が入力されている。
【0006】 前記外気センサ3は車両前方部に設けられ、前記内気センサ4は車内前方部足 元に設けられている。両センサ3,4にはサーミスタ等を使用可能である。サー ミスタは温度の違いにより抵抗値が変化するので、電圧変化により温度を検出す る。
【0007】 前記日射センサ5は車内前方部のダッシュボード上に設けられるもので、フォ トダイオード等が使用されている。フォトダイオードは日射量の違いにより変化 する電流値から日射量を検出する。
【0008】 前記日射センサ故障検出部6では、日射センサ5からの入力信号、すなわちそ の電流値が0となること等により故障を検出し、故障検出信号を日射量推測部7 に出力する。 前記日射量推測部7では、前記日射センサ故障検出部6からの故障検出信号の 入力があった場合に次式 SRA=(Th−Ta)×A (SRA;推測日射量、Th;車内温度、Ta;外気温度、A;相関係数) に従って日射量を推測する。 この場合、前記相関係数は、実験により算出したが、これは車内空間容積等に より異なる値であり、一般の自動車に適用する場合には16〜80の範囲にあれ ばよい。ただし、好ましい範囲は20〜40であり、最も好ましい値は27であ る。
【0009】 前記構成からなる車両用空調制御装置では、次のようにして車内の空調制御を 行なう。 すなわち、ステップS1で各種センサ3,4,5等からの検出信号を受け、ス テップS2で各検出信号のうち、日射センサ5から入力された日射量に基づいて この日射センサ5が故障していないかどうかを判断する。日射センサ5が故障し ていないと判断すれば、ステップS5に移行し、故障していると判断すれば、ス テップS3に移行する。
【0010】 ステップS3では、内気温度と外気温度との温度差と所定値αとの大小を判断 する。大きくなっていれば、日射量による影響が大であるので、ステップS4に 移行して前述のようにして日射量を推測する。推測された結果は、ステップS5 において正規の日射量として利用する。
【0011】 また、外気温度と内気温度との差が所定値αよりも大きくなっていなければ、 夜間や、天候が曇あるいは雨で日射量が少なくなっている場合であり、その影響 が小さいと判断し、日射量の推測を行なうことなくステップS5に移行する。
【0012】 ステップS5では、従来通りに図示しないブロアの回転数を算出して送風量を 決定したり、図示しないエアミックスダンパの回動角度を算出して送風温度を決 定したりする。そして、ステップS6でそれらの出力を行なうことにより、所定 の空調制御を行なう。
【0013】 このように、前記車両用空調制御装置では、たとえ日射センサ5が故障した場 合でも、外気温度及び内気温度から前式に基づいて日射量を推測できるので、日 射センサ5を修理するまでの間に急速に空調状態が悪化することを防止すること が可能となる。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る車両用空調制御装置によれば、 たとえ日射センサが故障したとしても、外気温度と内気温度の差に基づいて日射 量を推測できるようにしたので、日射センサを修理するまでの間であっても好ま しい空調制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る車両用空調制御装置の概略図
である。
【図2】 本実施例に係る空調制御を示すフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
3…外気センサ、4…内気センサ、5…日射センサ、6
…日射センサ故障検出部(日射センサ故障検出手段)、
7…日射量推測部(日射量推測手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日射センサの故障を検出する日射センサ
    故障検出手段と、外気温度を検出する外気センサと、車
    内温度を検出する内気センサと、前記日射センサ故障検
    出手段からの故障検出信号に基づいて、前記外気センサ
    及び内気センサからの検出温度の差が所定値以上である
    かどうかを判断し、所定値以上である場合に次式 SRA=(Th−Ta)×A (SRA;推測日射量、Th;車内温度、Ta;外気温
    度、A;相関係数)に従って日射量を推測する日射量推
    測手段とを設けたことを特徴とする車両用空調制御装
    置。
JP6982393U 1993-12-27 1993-12-27 車両用空調制御装置 Pending JPH0740216U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290130A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Japan Climate Systems Corp 自動車のブロア電圧制御システム
JP2006321428A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Calsonic Kansei Corp 車両用空調制御装置

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