JP2006321428A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

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茂樹 岩田
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Abstract

【課題】 日射センサが故障した場合でも適切な空調制御を行う車両用空調制御装置を提供する。
【解決手段】 車内温度センサ2と、車外温度センサ3と、日射センサ4と、日射センサ故障検出部1Aと、前照灯スイッチ5および時間帯判定部1Cを備えた時間帯検出部と、ワイパスイッチ8および天候判定部1Dを備えた天候検出部と、車内温度と車外温度と日射強度に応じて設定された通常時空調制御定数と車内温度と車外温度と時間帯に応じて設定された時間帯別空調制御定数と車内温度と車外温度と時間帯および天候に応じて設定された時間帯および天候別空調制御定数とを記憶する記憶部1Bとを備え、通常時は、車内温度と、車外温度と、日射強度と、通常時空調制御定数に基づいて前記車両の車内温度の制御を行い、日射強度検出部4の故障時は、車内温度と、車外温度と、時間帯と、時間帯別空調制御定数とに基づいて、または車内温度と、車外温度と、時間帯と、天候と、時間帯および天候別空調制御定数とに基づいて、車両の車内温度の制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用空調制御装置に関するものである。
一般に自動車用の空調装置は、車内の温度を検出する車内温度センサと、車外の温度を検出する車外温度センサと、日射強度を検出する日射センサを備えている。空調装置の制御装置は、これらの各センサの検出値と操作者が設定した設定温度から、目標温度、送風量等を算出し、車室内に供給する空気の制御を行っている。ここで日射強度を検出する日射センサには、フォトダイオード等、光の強度により電気的特性が変化する素子が用いられ、日射が十分に検出できるインストルメントパネル上部等に設けられている。
このような日射センサを備えた空調装置において、日射センサが故障した際に、車内温度と車外温度に基づいて日射強度を推定して利用する車両用空調制御装置が提案されている。この車両用空調制御装置では、日射強度は、車外温度と車内温度の差に係数を掛けて算出している(特許文献1)。
実開平7−40216号公報
しかしながら、日射強度と温度との間には常に比例関係が成立しているわけではないため、特許文献1に記載された方法で日射強度の推定を行っても十分な精度が得られず、適切な空調制御が行われない場合がある、という問題がある。
本発明の課題は、日射センサが故障した場合でも適切な空調制御を行う車両用空調制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の車内温度を検出する車内温度検出部と、前記車両の車外温度を検出する車外温度検出部と、前記車両に注ぐ日射強度を検出する日射強度検出部と、前記日射強度検出部の故障を検出する日射強度検出部故障検出部と、前記車両の走行時の時間帯を検出する時間帯検出部と、前記車両の走行時の天候を検出する天候検出部と、前記車内温度と前記車外温度と前記日射強度に応じて設定された通常時空調制御定数と前記車内温度と前記車外温度と前記時間帯に応じて設定された時間帯別空調制御定数と前記車内温度と前記車外温度と前記時間帯および前記天候に応じて設定された時間帯および天候別空調制御定数とを記憶する記憶部とを備え、通常時は、前記車内温度検出部により検出された前記車内温度と、前記車外温度検出部により検出された前記車外温度と、前記日射強度検出部により検出された日射強度と、前記記憶部に記憶された前記通常時空調制御定数に基づいて前記車両の車内温度の制御を行い、前記日射強度検出部故障検出部により前記日射強度検出部の故障を検出したときは、前記車内温度検出部により検出された前記車内温度と、前記車外温度検出部により検出された前記車外温度と、前記時間帯検出部により検出された前記時間帯と、前記記憶部に記憶された前記時間帯別空調制御定数とに基づいて、または前記車内温度検出部により検出された前記車内温度と、前記車外温度検出部により検出された前記車外温度と、前記時間帯検出部により検出された前記時間帯と、前記天候検出部により検出された前記天候と、前記記憶部に記憶された前記時間帯および天候別空調制御定数とに基づいて、前記車両の車内温度の制御を行うことを特徴としている。
上記構成によれば、日射センサ故障時に、時間帯、天候を考慮した空調制御定数を用いて空調制御が行われるため、日射センサ故障時においても適切な空調制御を実施することができる。
また請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記時間帯検出部は、前記車両の車幅灯および前照灯の点灯操作を行う前照灯スイッチのスイッチ位置状態により前記時間帯を検出することを特徴としている。
上記構成によれば、特別なセンサを設けることなく時間帯を検出することができる。
また請求項3に記載の発明は、請求項1および請求項2において、前記天候検出部は、前記車両のワイパのオンオフ操作を行うワイパスイッチのオンオフ状態により前記天候を検出することを特徴としている。
上記構成によれば、特別なセンサを設けることなく天候を検出することができる。
本発明によれば、日射センサが故障した場合でも適切な空調制御を行う車両用空調制御装置を実現することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1に本発明の第1の実施例のブロック図を示す。また図2にセンサ、スイッチの配置図を示す。
車両用空調制御装置1は、車内温度センサ2、車外温度センサ3、日射センサ4、エアコン操作部20と電気的に接続されている。
車内温度センサ2は、車内温度を検出するセンサであり、インストルメントパネル30に設けられたエアコン操作部20付近に設けられている。
また車外温度センサ3は、車外温度を検出するセンサであり、車体前方のフロントグリル(図示省略)付近に設けられている。
ここで、車内温度センサ2および車外温度センサ3には、温度により抵抗値が変化する素子、例えばサーミスタが用いられており、車両用空調制御装置1は、この抵抗値の変化を検出して車内温度および車外温度を検出する。
日射センサ4は、日射強度を検出するセンサであり、日射を受けやすいインストルメントパネル30上面に設けられている。
ここで日射センサ4には、光の強度に応じて電流値が変化する素子、例えばフォトダイオードが用いられており、車両用空調制御装置1は、この電流値の変化を検出して日射強度を検出する。
エアコン操作部20はインストルメントパネル30の中央部付近に設けられており、乗員はエアコン操作部20で希望の温度や風量の設定を行う。設定された温度や風量等は、車両用空調制御装置1に取り込まれる。
車両用空調制御装置1は、日射センサ4の故障を検出する日射センサ故障検出部1Aを備えている。日射センサ故障検出部1Aは、日射センサ4の出力値に基づいて、日射センサ4の故障を検出する。
また車両用空調制御装置1は記憶部1Bを備えている。この記憶部1Bには、車内温度、車外温度、日射強度に応じてあらかじめ設定された通常時空調制御定数が記憶されている。車両用空調制御装置1は、通常時は、車内温度センサ2、車外温度センサ3、日射センサ4の各出力値に応じて通常時空調制御定数より最適な空調制御定数を選択し、選択した空調制御定数とエアコン操作部20で設定された設定値に基づいて、車内へ供給する空気の温度、風量、空調装置本体(図示省略)で発生させる冷風および温風の混合量等の算出を行い、空調装置本体の制御を行う。
さらに記憶部1Bには、車内温度、車外温度、走行時の時間帯(後述)に応じてあらかじめ設定された時間帯別空調制御定数が記憶されている。車両用空調制御装置1は、日射センサ4の故障時は、車内温度センサ2、車外温度センサ3、前照灯スイッチ(後述)5の出力に応じて時間帯別空調制御定数から最適な空調制御定数を選択し、選択した空調制御定数に基づいて、車内へ供給する空気の温度、風量、空調装置本体で発生させる冷風および温風の混合量等の算出を行い、空調装置本体の制御を行う。
前照灯スイッチ5は、車両左右前方に設けられた車幅灯7A、7B(図示省略)および前照灯7C(図示省略)、7Dを点灯させるためのスイッチであり、前照灯スイッチ本体5Aとオンオフ信号処理部5Bを備えている。前照灯スイッチ本体5Aは2つの接点L1とL2を備えており、車幅灯7A、7Bを点灯する場合はL1側を選択し、前照灯7C、7Dを点灯する場合はL2側を選択する。オンオフ信号処理部5Bは、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置状態を検出し、分散型制御ネットワークの規格であるCAN(Controller Area Network)上に前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置状態を表すスイッチ位置状態信号を出力する。CANには車幅灯7A、7Bおよび前照灯7C、7Dの点灯を行う前照灯制御装置6が接続されており、前照灯制御装置6がこのスイッチ位置状態信号を取り込んで、前照灯スイッチ本体5Aにより選択された車幅灯7A、7Bまたは前照灯7C、7Dを点灯する。またオンオフ信号処理部5Bが出力するスイッチ位置状態信号はCANを経由して車両用空調制御装置1に取り込まれる。この前照灯スイッチ5は、ハンドル40付近に設けられている。
車両用空調制御装置1は、時間帯判定部1Cを備えている。時間帯判定部1Cは、オンオフ信号処理部5Bが出力するスイッチ位置状態信号に基づいて、走行時の時間帯の判定を行う。前照灯スイッチ本体5AがL1の位置にある場合、すなわち車幅灯7A、7Bが点灯している場合は、時間帯を「朝夕」と判定し、スイッチ本体5AがL2の位置にある場合、すなわち前照灯7C、7Dが点灯している場合は、時間帯を「夜」と判定し、スイッチ本体5AがL1、L2の位置にない場合、すなわち車幅灯7A、7Bおよび前照灯7C、7Dが点灯していない場合は、時間帯を「昼」と判定する。
前述した時間帯別空調制御定数は、図3に示すように、車内温度と車外温度によって選択される2次元の配列(以下、空調制御定数テーブルと呼ぶ)内に記憶されている。ここで配列は、制御を行う車内温度と車外温度をそれぞれをm分割、n分割し、m×n個の個数が設定されている。例えば車内温度がI3度、車外温度がO3度の場合は、空調制御定数テーブル「昼」においては図3中の丸囲み部分の配列T1(3、3)に記憶されている時間帯別空調制御定数が選択される。
この空調制御定数テーブルは、図3に示すように「昼」「朝夕」「夜」の3種類の時間帯で異なるものが用意されている。車両用空調制御装置1は日射センサ4が故障した際に、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置状態に基づいて時間帯に応じた空調制御定数テーブルを選択し、選択した空調制御定数テーブルに設定されている時間帯別空調制御定数を用いて、車内へ供給する空気の温度、風量、空調装置本体で発生させる冷風および温風の混合量等の算出を行い、空調装置本体の制御を行う。
ここで、車内温度センサ2が請求項の車内温度検出部に該当する。同様に、車外温度センサ3が請求項の車外温度検出部に、日射センサ4が請求項の日射強度検出部に、日射センサ故障検出部1Aが請求項の日射強度検出部故障検出部に、前照灯スイッチ5および時間帯判定部1Cが請求項の時間帯検出部に該当する。
次に、図4に示すフローチャートを用いて、第1の実施例の動作の詳細を説明する。
車両用空調制御装置1の日射センサ故障検出部1Aにより日射センサ4の故障が検出された場合は、制御のフローはステップS101に至る。
ステップS101では、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置が判定される。前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置がL2で前照灯7C、7Dが点灯している場合は、フローはステップS102へ移行する。この場合、時間帯は「夜」と推定される。一方、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置がL2でない場合は、フローはステップS103へ移行する。
ステップS102では、空調制御定数テーブルが、図3に示す「夜」用に設定される。この後にフローはステップS106へ移行する。
ステップS103では、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置が判定される。前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置がL1で車幅灯7A、7Bが点灯している場合は、フローはステップS104へ移行する。この場合、時刻は「朝夕」と推定される。一方、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置がL1でない場合は、フローはステップS105へ移行する。
ステップS104では、空調制御定数テーブルが、図3に示す「朝夕」用に設定される。この後にフローはステップS106へ移行する。
ステップS105では、空調制御定数テーブルが、図3に示す「昼」用に設定される。この後にフローはステップS106へ移行する。
ステップS106では、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置に基づいて選択された空調制御定数テーブルに記憶された時間帯別空調制御定数を用いて、車内へ供給する空気の温度、風量、空調装置本体で発生させる冷風および温風の混合量等の算出を行い、車両用空調制御装置1が空調装置本体の制御を行う。
以上の動作により、日射センサ4が故障した場合でも、制御装置本体1は時間帯別に設定された空調制御定数テーブルに記憶された時間帯別空調制御定数を用いて適切な空調制御を行うことができる。
また前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置状態により時間帯の検出を行っているため、特別なセンサを設けることなく時間帯の検出ができ、時間帯別空調制御定数を用いた空調制御を行うことができる。
図5に本実施例のブロック図を示す。本実施例では、第1の実施例に対し、ワイパスイッチ8、ワイパ制御装置9、ワイパモータ10、天候判定部1Dが加えられており、その他の部分は第1の実施例と同等である。
ワイパスイッチ8は、図示しないワイパ本体を作動させるためのスイッチであり、ワイパスイッチ本体8Aとオンオフ信号処理部8Bを備えている。ワイパスイッチ本体8Aは2つの接点P1とP2を備えており、ワイパを低速で作動させる場合はP1側を選択し、ワイパを高速で作動させる場合はP2側を選択する。オンオフ信号処理部8Bは、ワイパスイッチ本体8Aのスイッチ位置状態を検出し、CAN上にワイパスイッチ本体8Aのスイッチ位置状態を表すスイッチ位置状態信号を出力する。CANにはワイパ本体を作動させるワイパモータ10を駆動するワイパ制御装置9が接続されており、ワイパ制御装置9がこのスイッチ位置状態信号を取り込んで、ワイパスイッチ本体8Aにより選択された動作でワイパモータ10を駆動する。またオンオフ信号処理部8Bが出力するスイッチ位置状態信号はCANを経由して車両用空調制御装置1に取り込まれる。このワイパスイッチ8は、ハンドル40付近に設けられている。
車両用空調制御装置1は、天候判定部1Dを備えている。天候判定部1Dは、オンオフ信号処理部8Bが出力するスイッチ位置状態信号に基づいて、走行時の天候の判定を行う。ワイパスイッチ本体8AがP1またはP2の位置にある場合、すなわちワイパが作動している場合は、天候を「雨」と判定し、ワイパスイッチ本体8AがP1、P2の位置にない場合、すなわちワイパが作動していない場合は、天候を「晴」と判定する。
記憶部1Bには、車内温度、車外温度、走行時の時間帯、走行時の天候に応じてあらかじめ設定された時間帯及び天候別空調制御定数が、図6に示すように「昼−晴」「昼−雨」「朝夕−晴」「朝夕−雨」「夜−晴」「夜−雨」の6種類の空調制御定数テーブル記憶されている。車両用空調制御装置1は、前照灯スイッチ5、ワイパスイッチ8のスイッチ位置状態に応じて空調制御定数テーブルを選択し、選択した空調制御定数テーブルに設定されている時間帯および天候別空調制御定数を用いて、車内へ供給する空気の温度、風量、空調装置本体で発生させる冷風および温風の混合量等の算出を行い、空調装置本体の制御を行う。
ここで、ワイパスイッチ8および天候判定部1Dが請求項の天候検出部に該当する。
次に、図7に示すフローチャートを用いて、第2の実施例の動作の詳細を説明する。
車両用空調制御装置1の日射センサ故障検出部1Aにより日射センサ4の故障が検出された場合は、制御のフローはステップS201に至る。
ステップS201では、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置が判定される。前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置がL2で前照灯7C、7Dが点灯している場合は、フローはステップS202へ移行する。この場合、時間帯は「夜」と推定される。一方、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置がL2でない場合は、フローはステップS205へ移行する。
ステップS202では、ワイパスイッチ本体8Aのオンオフが判定される。ワイパスイッチ本体8Aがオフの場合は、フローはステップS203へ移行する。この場合、天候は「晴」と推定される。一方、ワイパスイッチ本体8AのスイッチがP1位置またはP2位置にあってワイパ動作が行われている場合は、フローはステップS204へ移行する。この場合、天候は「雨」と推定される。
ステップS203では、空調制御定数テーブルが、図6に示す「夜−晴」用に設定される。この後にフローはステップS212へ移行する。
ステップS204では、空調制御定数テーブルが、図6に示す「夜−雨」用に設定される。この後にフローはステップS212へ移行する。
ステップS205では、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置が判定される。前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置がL1で車幅灯7A、7Bが点灯している場合は、フローはステップS206へ移行する。この場合、時刻は「朝夕」と推定される。一方、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置がL1でない場合は、フローはステップS209へ移行する。
ステップS206では、ワイパスイッチ本体8Aのオンオフが判定される。ワイパスイッチ本体8Aがオフの場合は、フローはステップS207へ移行する。この場合、天候は「晴」と推定される。一方、ワイパスイッチ本体8AのスイッチがP1位置またはP2位置にあってワイパ動作が行われている場合は、フローはステップS208へ移行する。この場合、天候は「雨」と推定される。
ステップS207では、空調制御定数テーブルが、図6に示す「朝夕−晴」用に設定される。この後にフローはステップS212へ移行する。
ステップS208では、空調制御定数テーブルが、図6に示す「朝夕−雨」用に設定される。この後にフローはステップS212へ移行する。
ステップS209では、ワイパスイッチ本体8Aのオンオフが判定される。ワイパスイッチ本体8Aがオフの場合は、フローはステップS210へ移行する。この場合、天候は「晴」と推定される。一方、ワイパスイッチ本体8AのスイッチがP1位置またはP2位置にあってワイパ動作が行われている場合は、フローはステップS211へ移行する。この場合、天候は「雨」と推定される。
ステップS210では、空調制御定数テーブルが、図6に示す「昼−晴」用に設定される。この後にフローはステップS212へ移行する。
ステップS211では、空調制御定数テーブルが、図6に示す「昼−雨」用に設定される。この後にフローはステップS212へ移行する。
ステップS212では、前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置およびワイパスイッチ本体8Aのオンオフ状態に基づいて選択された空調制御定数テーブルに記憶された時間帯および天候別空調制御定数を用いて、車内へ供給する空気の温度、風量、空調装置本体で発生させる冷風および温風の混合量等の算出を行い、車両用空調制御装置1が空調装置本体の制御を行う。
以上の動作により、日射センサ4が故障した場合でも、制御装置本体1は時間帯および天候別に設定された空調制御テーブルに記憶された時間帯および天候別空調制御定数を用いて適切な空調制御を行うことができる。
また前照灯スイッチ本体5Aのスイッチ位置状態およびワイパスイッチ本体8Aのスイッチ位置状態により時間帯および天候の検出を行っているため、特別なセンサを設けることなく時間帯および天候の検出ができ、時間帯および天候別別空調制御定数を用いた空調制御を行うことができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、実施例は本発明の例示にしか過ぎず、本発明は実施例の構成にのみ限定されるものではない。したがって本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれることはもちろんである。
例えば、空調制御定数テーブルは本実施例に示したものに限られるものではない。
また本実施例では、前照灯スイッチ本体5Aおよびワイパスイッチ本体8Aの操作信号はCANを経由して車両用空調制御装置1に出力されているが、前照灯スイッチ本体5Aおよびワイパスイッチ本体8Aの操作信号を車両用空調制御装置1が直接取り込むものとしても良い。
さらに、車内温度センサ2、車外温度センサ3、日射センサ4の取り付け位置は本実施例に示した位置に限られるものではない。
本発明の第1の実施例のブロック図である。 本発明の第1の実施例のセンサ、スイッチの配置図である。 本発明の第1の実施例の空調制御定数テーブル例である。 本発明の第1の実施例のフローチャートである。 本発明の第2の実施例のブロック図である。 本発明の第2の実施例の空調制御定数テーブル例である。 本発明の第2の実施例のフローチャートである。
符号の説明
1 車両用空調制御装置
2 車内温度センサ
3 車外温度センサ
4 日射センサ
5 前照灯スイッチ
5A 前照灯スイッチ本体
5B オンオフ信号処理部
6 前照灯制御装置
7A、7B 車幅灯
7C、7D 前照灯
8 ワイパスイッチ
8A ワイパスイッチ本体
8B オンオフ信号処理部
9 ワイパ制御装置
10 ワイパモータ
20 エアコン操作部
30 インストルメントパネル
40 ハンドル

Claims (3)

  1. 車両の車内温度を検出する車内温度検出部と、
    前記車両の車外温度を検出する車外温度検出部と、
    前記車両に注ぐ日射強度を検出する日射強度検出部と、
    前記日射強度検出部の故障を検出する日射強度検出部故障検出部と、
    前記車両の走行時の時間帯を検出する時間帯検出部と、
    前記車両の走行時の天候を検出する天候検出部と、
    前記車内温度と前記車外温度と前記日射強度に応じて設定された通常時空調制御定数と、前記車内温度と前記車外温度と前記時間帯に応じて設定された時間帯別空調制御定数と、前記車内温度と前記車外温度と前記時間帯および前記天候に応じて設定された時間帯および天候別空調制御定数とを記憶する記憶部とを備え、
    通常時は、前記車内温度検出部により検出された前記車内温度と、前記車外温度検出部により検出された前記車外温度と、前記日射強度検出部により検出された日射強度と、前記記憶部に記憶された前記通常時空調制御定数に基づいて前記車両の車内温度の制御を行い、
    前記日射強度検出部故障検出部により前記日射強度検出部の故障を検出したときは、前記車内温度検出部により検出された前記車内温度と、前記車外温度検出部により検出された前記車外温度と、前記時間帯検出部により検出された前記時間帯と、前記記憶部に記憶された前記時間帯別空調制御定数とに基づいて、または前記車内温度検出部により検出された前記車内温度と、前記車外温度検出部により検出された前記車外温度と、前記時間帯検出部により検出された前記時間帯と、前記天候検出部により検出された前記天候と、前記記憶部に記憶された前記時間帯および天候別空調制御定数とに基づいて、前記車両の車内温度の制御を行うことを特徴とする車両用空調制御装置。
  2. 前記時間帯検出部は、前記車両の車幅灯および前照灯の点灯操作を行う前照灯スイッチのスイッチ位置状態により前記時間帯を検出することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調制御装置。
  3. 前記天候検出部は、前記車両のワイパのオンオフ操作を行うワイパスイッチのオンオフ状態により前記天候を検出することを特徴とする請求項1および請求項2に記載の車両用空調制御装置。
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