JPH0366506B2 - - Google Patents
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- JPH0366506B2 JPH0366506B2 JP57053679A JP5367982A JPH0366506B2 JP H0366506 B2 JPH0366506 B2 JP H0366506B2 JP 57053679 A JP57053679 A JP 57053679A JP 5367982 A JP5367982 A JP 5367982A JP H0366506 B2 JPH0366506 B2 JP H0366506B2
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- Japan
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- cooling water
- water temperature
- engine
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K15/00—Testing or calibrating of thermometers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/14—Indicating devices; Other safety devices
- F01P11/16—Indicating devices; Other safety devices concerning coolant temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/06—Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
- F02D41/062—Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting
- F02D41/064—Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting at cold start
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/22—Safety or indicating devices for abnormal conditions
- F02D41/222—Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of sensors or parameter detection devices
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K7/00—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
- G01K7/42—Circuits effecting compensation of thermal inertia; Circuits for predicting the stationary value of a temperature
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、機関の冷却水温度を検出し、検出
した冷却水温度に基づいて各種の制御を行なう機
関において、機関の冷却水温度を検出する通常の
冷却水温度検出回路等に異常が発生して、実際の
冷却水温度の検出ができなくなつた場合に、別の
系統から冷却水温度を推定する方法に関する。
した冷却水温度に基づいて各種の制御を行なう機
関において、機関の冷却水温度を検出する通常の
冷却水温度検出回路等に異常が発生して、実際の
冷却水温度の検出ができなくなつた場合に、別の
系統から冷却水温度を推定する方法に関する。
従来の機関の冷却水検出装置としては、例えば
第1図に示すようなものがある。図において、1
はサーミスタ式の機関の冷却水温度センサで、周
囲の温度(すなわち冷却水温度)が変化すると、
抵抗値が変化する。電源電圧Xccの分圧抵抗R1と
R2の接続点Aの電圧は、冷却水温度に応じて決
まり、例えば冷却水温度が−40℃の時はA点の電
圧は4V、120℃の時は1Vをそれぞれ示す。
第1図に示すようなものがある。図において、1
はサーミスタ式の機関の冷却水温度センサで、周
囲の温度(すなわち冷却水温度)が変化すると、
抵抗値が変化する。電源電圧Xccの分圧抵抗R1と
R2の接続点Aの電圧は、冷却水温度に応じて決
まり、例えば冷却水温度が−40℃の時はA点の電
圧は4V、120℃の時は1Vをそれぞれ示す。
この電圧はA/D(アナログ−デイジタル)変
換器2でA/D変換され、そのデイジタル値を
CPU3が読み込み、メモリ4に内蔵されている
制御プログラムや定数に基づいて、機関の各種制
御(例えば燃料供給量や点火時期等)のパラメー
タを演算処理し、出力している。
換器2でA/D変換され、そのデイジタル値を
CPU3が読み込み、メモリ4に内蔵されている
制御プログラムや定数に基づいて、機関の各種制
御(例えば燃料供給量や点火時期等)のパラメー
タを演算処理し、出力している。
この従来の冷却水温度検出装置では、冷却水温
度センサ1やそのワイヤリングハーネスなどの冷
却水検出回路に、シヨートまたは断線などの異常
が発生すると、A点の電圧は、シヨートの場合は
0V、断線の場合は抵抗R1とR2で定まる最大分圧
電圧Vmaxをそれぞれ示し、実際の冷却水温度を
検出することができずに、極端に高い値か低い値
を示す。そのため、このように冷却水温度検出回
路に異常が発生した場合には、すなわち、A点の
電圧が0.5V以下または4.5V以上を示した場合に
は、実際の冷却水温度がいくらであつても、
CPU3は冷却水温度が80℃であるとみなし、こ
の80℃という値を用いて、各種制御のパラメータ
を演算処理し、かつ制御を行なつている。
度センサ1やそのワイヤリングハーネスなどの冷
却水検出回路に、シヨートまたは断線などの異常
が発生すると、A点の電圧は、シヨートの場合は
0V、断線の場合は抵抗R1とR2で定まる最大分圧
電圧Vmaxをそれぞれ示し、実際の冷却水温度を
検出することができずに、極端に高い値か低い値
を示す。そのため、このように冷却水温度検出回
路に異常が発生した場合には、すなわち、A点の
電圧が0.5V以下または4.5V以上を示した場合に
は、実際の冷却水温度がいくらであつても、
CPU3は冷却水温度が80℃であるとみなし、こ
の80℃という値を用いて、各種制御のパラメータ
を演算処理し、かつ制御を行なつている。
このため従来の冷却水温度検出装置では、冷却
水温度検出回路に異常が発生した場合には、実際
の冷却水温度とは大きく異なる値に基づいて機関
の諸制御を行なうため、制御が不適切かつ不正確
になり、特に、寒冷時の始動ができなかつたり、
暖機時の運転性が悪いという問題点があつた。
水温度検出回路に異常が発生した場合には、実際
の冷却水温度とは大きく異なる値に基づいて機関
の諸制御を行なうため、制御が不適切かつ不正確
になり、特に、寒冷時の始動ができなかつたり、
暖機時の運転性が悪いという問題点があつた。
本発明は上記のごとき従来技術の問題を解決す
るためになされたものであり、冷却水温度検出回
路に異常が生じた場合に、始動完了時点における
冷却水温度および始動完了後の冷却水温度を推定
する方法を提供することを目的とする。
るためになされたものであり、冷却水温度検出回
路に異常が生じた場合に、始動完了時点における
冷却水温度および始動完了後の冷却水温度を推定
する方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明において
は、特許請求の範囲に記載するように構成してい
る。
は、特許請求の範囲に記載するように構成してい
る。
特許請求の範囲第1項に記載の発明は、機関の
始動完了(機関が完爆して自立運転に入ること)
時点における冷却水温度を推定する方法である。
始動完了(機関が完爆して自立運転に入ること)
時点における冷却水温度を推定する方法である。
この方法においては、
機関の始動操作開始を検出する。この始動操
作の開始は、例えば、スタータモータの作動信
号(スタータスイツチがオン)から容易に検出
することが出来る。
作の開始は、例えば、スタータモータの作動信
号(スタータスイツチがオン)から容易に検出
することが出来る。
冷却水温度検出手段(温度センサおよびハー
ネス等)に異常が発生したことを検出する。こ
れは、詳細を後記実施例で説明するように、例
えば、冷却水温度検出手段の出力が所定の範囲
に入らない場合(第1の所定値以下であり、か
つ第2の所定値以上の場合、ただし、第1の所
定値<第2の所定値)に異常と判別することが
出来る。
ネス等)に異常が発生したことを検出する。こ
れは、詳細を後記実施例で説明するように、例
えば、冷却水温度検出手段の出力が所定の範囲
に入らない場合(第1の所定値以下であり、か
つ第2の所定値以上の場合、ただし、第1の所
定値<第2の所定値)に異常と判別することが
出来る。
次に、上記で異常を検出した場合に、始動
操作継続中は、燃料供給量を、予め定められた
最少量から、始動操作経過時間の関数として予
め定められた燃料供給特性に応じて徐々に増加
させる。上記の関数は、例えば後記第5図に示
すごとき特性を有し、機関の型式毎に予め設定
されている。
操作継続中は、燃料供給量を、予め定められた
最少量から、始動操作経過時間の関数として予
め定められた燃料供給特性に応じて徐々に増加
させる。上記の関数は、例えば後記第5図に示
すごとき特性を有し、機関の型式毎に予め設定
されている。
機関が始動完了したこと、すなわち機関が完
爆して自立運転に入つたことを検出する。これ
は、詳細を後記実施例で説明するように、スタ
ータモータの作動終了信号(スタータスイツチ
がオフ)を用いてもよいし、或いは機関の回転
速度が機関完爆を示す所定値(例えば
1200rpm)以上になつたことから検出してもよ
い。
爆して自立運転に入つたことを検出する。これ
は、詳細を後記実施例で説明するように、スタ
ータモータの作動終了信号(スタータスイツチ
がオフ)を用いてもよいし、或いは機関の回転
速度が機関完爆を示す所定値(例えば
1200rpm)以上になつたことから検出してもよ
い。
始動操作開始時点から始動完了時点までの所
要時間を検出し、その所要時間を予め記憶して
おいた所要時間と冷却水温度との関係に対応さ
せることにより、始動完了時点の冷却水温度を
推定する。
要時間を検出し、その所要時間を予め記憶して
おいた所要時間と冷却水温度との関係に対応さ
せることにより、始動完了時点の冷却水温度を
推定する。
すなわち、機関の冷却水温度とその温度で燃料
が爆発して機関が回転するために必要な燃料供給
量(例えば燃料噴射パルス幅)との間には、一定
の関係(例えば後記第6図の特性)がある。そし
て、燃料供給量(例えば燃料噴射パルス幅)は、
上記に記載したように、時間の経過に対応して
所定の関数で増加させているので、始動開始から
完了までの所要時間によつて始動完了時点におけ
る燃料供給量が判るから、最終的には、所要時間
に応じて冷却水温度が判るようになる。つまり、
第5図の燃料供給量−経過時間特性と第6図の燃
料供給量−冷却水温度特性とを合わせると、第7
図に示すごとき冷却水温度−所要時間特性が得ら
れ、所要時間を求めることによつて冷却水温度を
推定することが出来る。
が爆発して機関が回転するために必要な燃料供給
量(例えば燃料噴射パルス幅)との間には、一定
の関係(例えば後記第6図の特性)がある。そし
て、燃料供給量(例えば燃料噴射パルス幅)は、
上記に記載したように、時間の経過に対応して
所定の関数で増加させているので、始動開始から
完了までの所要時間によつて始動完了時点におけ
る燃料供給量が判るから、最終的には、所要時間
に応じて冷却水温度が判るようになる。つまり、
第5図の燃料供給量−経過時間特性と第6図の燃
料供給量−冷却水温度特性とを合わせると、第7
図に示すごとき冷却水温度−所要時間特性が得ら
れ、所要時間を求めることによつて冷却水温度を
推定することが出来る。
次に、特許請求の範囲第2項記載の発明は、第
1項記載の冷却水温度推定方法において、始動完
了時点からの機関の積算回転数または積算燃料供
給量に対応して始動完了時点からの温度上昇分を
算出し、該温度上昇分を、上記第1項で推定した
始動完了時点の冷却水温度に加算することによ
り、始完了後の冷却水温度を推定するものであ
る。
1項記載の冷却水温度推定方法において、始動完
了時点からの機関の積算回転数または積算燃料供
給量に対応して始動完了時点からの温度上昇分を
算出し、該温度上昇分を、上記第1項で推定した
始動完了時点の冷却水温度に加算することによ
り、始完了後の冷却水温度を推定するものであ
る。
すなわち、後記実施例で詳細を後述するよう
に、機関が始動完了したのち、冷却水温度が比較
的低く、冷却水が機関とラジエータとの間を循環
しない間は、冷却水温度は機関の発熱量にほぼ比
例して上昇する。また、機関の発熱量は機関の積
算回転数または積算燃料供給量にほぼ比例する。
したがつて始動完了後の冷却水温度は、第1項で
推定した始動完了時点の冷却水温度に、積算回転
数または積算燃料供給量に対応して算出した温度
上昇分を加算することによつて推定することが出
来る。
に、機関が始動完了したのち、冷却水温度が比較
的低く、冷却水が機関とラジエータとの間を循環
しない間は、冷却水温度は機関の発熱量にほぼ比
例して上昇する。また、機関の発熱量は機関の積
算回転数または積算燃料供給量にほぼ比例する。
したがつて始動完了後の冷却水温度は、第1項で
推定した始動完了時点の冷却水温度に、積算回転
数または積算燃料供給量に対応して算出した温度
上昇分を加算することによつて推定することが出
来る。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
る。
第2図は、この発明の機関の冷却水温度推定方
法を実現するための装置の一実施例を示すブロツ
ク図である。
法を実現するための装置の一実施例を示すブロツ
ク図である。
図において、本装置は、第1図に示した従来装
置、すなわち冷却水温度センサ1、電源電圧
Vcc、A/D変換器2、抵抗R1,R2、CPU3、
メモリ4に加えて、機関の1回転毎に信号を発す
る回転検出装置5、スタータモータをオンにして
始動操作を開始させかつオフにして始動操作を終
了させるスタータモータスイツチ6、各気筒に燃
料を噴射する燃料噴射弁7、回転検出装置5やス
タータモータスイツチ6の信号等を入力し、燃料
噴射弁7の駆動信号等を出力する入出力制御回路
8、冷却水温度センサ1の出力値が正常か否かを
判別し、入出力制御回路8を作動させる温度セン
サ判別回路9等から構成される。
置、すなわち冷却水温度センサ1、電源電圧
Vcc、A/D変換器2、抵抗R1,R2、CPU3、
メモリ4に加えて、機関の1回転毎に信号を発す
る回転検出装置5、スタータモータをオンにして
始動操作を開始させかつオフにして始動操作を終
了させるスタータモータスイツチ6、各気筒に燃
料を噴射する燃料噴射弁7、回転検出装置5やス
タータモータスイツチ6の信号等を入力し、燃料
噴射弁7の駆動信号等を出力する入出力制御回路
8、冷却水温度センサ1の出力値が正常か否かを
判別し、入出力制御回路8を作動させる温度セン
サ判別回路9等から構成される。
第3図は第2図の温度センサ判別回路9のブロ
ツク図を示す。図において、A点の電圧は比較器
10および11によりそれぞれ基準電圧0.5Vお
よび4.5Vと比較され、一方の比較器10の出力
はNOT回路12により反転され、NOT回路12
と他方の比較器11の出力がOR回路13に入力
される。従つて、OR回路13すなわち温度セン
サ判別回路9の出力端子Bからは、A点電圧が
0.5V〜4.5V以内の場合にはロー信号(これはA
点以前の冷却水温度検出回路が正常であることを
示す。)が、A点電圧が0.5V以下または4.5V以上
の場合にはハイ信号(これは異常であることを示
す。)が出力され、冷却水温度検出回路が正常か
否かが判別される。
ツク図を示す。図において、A点の電圧は比較器
10および11によりそれぞれ基準電圧0.5Vお
よび4.5Vと比較され、一方の比較器10の出力
はNOT回路12により反転され、NOT回路12
と他方の比較器11の出力がOR回路13に入力
される。従つて、OR回路13すなわち温度セン
サ判別回路9の出力端子Bからは、A点電圧が
0.5V〜4.5V以内の場合にはロー信号(これはA
点以前の冷却水温度検出回路が正常であることを
示す。)が、A点電圧が0.5V以下または4.5V以上
の場合にはハイ信号(これは異常であることを示
す。)が出力され、冷却水温度検出回路が正常か
否かが判別される。
なお冷却水温度センサの正常か否かをより正確
に判別するため、A点電圧が0.5V以下または
4.0V以上の状態が所定時間の間継続した時異常
と判別してもよい。
に判別するため、A点電圧が0.5V以下または
4.0V以上の状態が所定時間の間継続した時異常
と判別してもよい。
第4図は第2図の主要部Cの詳細なブロツク図
を示す。図において、14は比較器で、回転検出
装置5から入力した信号に基づく実際の機関回転
数Nと、予め定められた基準機関回転数N0とを
比較し、始動操作後に、実際の機関回転数Nが基
準機関回転数N0よりも低い間はロー(オフ)信
号を、実際の機関回転数Nが一度でも基準機関回
転数N0に達しまたは越えた場合(ハイ)信号を、
それぞれ出力する。
を示す。図において、14は比較器で、回転検出
装置5から入力した信号に基づく実際の機関回転
数Nと、予め定められた基準機関回転数N0とを
比較し、始動操作後に、実際の機関回転数Nが基
準機関回転数N0よりも低い間はロー(オフ)信
号を、実際の機関回転数Nが一度でも基準機関回
転数N0に達しまたは越えた場合(ハイ)信号を、
それぞれ出力する。
基準機関回転数N0は、実際の機関回転数Nが
このN0に達すれば機関が作動し、始動操作は完
了したとみなすことのできる機関回転数で、機種
によつても値は異なり、例えば約1200rpmの値を
とる。
このN0に達すれば機関が作動し、始動操作は完
了したとみなすことのできる機関回転数で、機種
によつても値は異なり、例えば約1200rpmの値を
とる。
第4図において、15はタイマで、スタータモ
ータスイツチ6がオンになるとリセツトされる
(0になる)。演算回路16は、スタータモータス
イツチ6をオンにして始動操作を開始した時点で
は、燃料噴射パルス巾Ti(従つて燃料噴射量)を
予め定められた最少値Ti0(第5図)に設定する。
そして、スタータモータが回転して始動操作を継
続している間は、比較器14の出力がロー(オ
フ)、すなわち、実際の機関回転数Nが基準機関
回転数N0にまだ達しない間は、第5図に示す特
性曲線に従つて、始動操作開始時からの始動操作
経過時間t、すなわち、タイマ15の値に応じ
て、燃料噴射パルス巾Tiを最少値Ti0から徐々に
増量していく。そして、始動操作中に、機関が完
曝して作動し、スタータモータの回転を停止させ
て始動操作を完了させるべくスタータモータスイ
ツチ6をオフにした時点、または、実際の機関回
転数Nが上昇して基準機関回転数N0を越えて、
比較器14がハイ(オン)信号を出力した時点
で、燃料噴射パルス巾Tiを第5図の特性曲線上
のその時点での燃料噴射パルス巾に固定する。
ータスイツチ6がオンになるとリセツトされる
(0になる)。演算回路16は、スタータモータス
イツチ6をオンにして始動操作を開始した時点で
は、燃料噴射パルス巾Ti(従つて燃料噴射量)を
予め定められた最少値Ti0(第5図)に設定する。
そして、スタータモータが回転して始動操作を継
続している間は、比較器14の出力がロー(オ
フ)、すなわち、実際の機関回転数Nが基準機関
回転数N0にまだ達しない間は、第5図に示す特
性曲線に従つて、始動操作開始時からの始動操作
経過時間t、すなわち、タイマ15の値に応じ
て、燃料噴射パルス巾Tiを最少値Ti0から徐々に
増量していく。そして、始動操作中に、機関が完
曝して作動し、スタータモータの回転を停止させ
て始動操作を完了させるべくスタータモータスイ
ツチ6をオフにした時点、または、実際の機関回
転数Nが上昇して基準機関回転数N0を越えて、
比較器14がハイ(オン)信号を出力した時点
で、燃料噴射パルス巾Tiを第5図の特性曲線上
のその時点での燃料噴射パルス巾に固定する。
第6図に示すように、一般に、機関の冷却水温
度Twと、その温度Twにおいて燃料が爆発し機
関が回転するのに必要な燃料噴射パルス巾Ti(す
なわち燃料供給量)とは一定の関係があり、図の
上限値Dと下限値Eの間にある。すなわち、Tw
が低い程Tiが大きく、Twが高くなるに従つてTi
は減少していき、Twがほぼ60℃以上では、Tiは
最少の一定値になる。
度Twと、その温度Twにおいて燃料が爆発し機
関が回転するのに必要な燃料噴射パルス巾Ti(す
なわち燃料供給量)とは一定の関係があり、図の
上限値Dと下限値Eの間にある。すなわち、Tw
が低い程Tiが大きく、Twが高くなるに従つてTi
は減少していき、Twがほぼ60℃以上では、Tiは
最少の一定値になる。
従つて、始動操作開始時点から、第5図の特性
曲線に従つて始動操作の経過時間tに応じて燃料
噴射パルス巾Tiを増加させていき、機関が作動
してスタータモータスイツチ6をオフにして始動
操作を完了した時点までの所要時間ta(すなわち、
タイマ15の値)、または、実際の機関回転数N
が基準機関回転数N0を越えた時点までの所要時
間t′a(これもタイマ15の値)は、ほゞ第6図の
特性曲線に基づいて、実際の機関の冷却水温度
Twと一定の関係となる。この上記所要時間taま
たはt′aと冷却水温度Twとの間の関係は、第7図
に示す特性曲線の通りであり、所要時間taまたは
t′aが短い場合は冷却水温度Twは高く、所要時間
taまたはt′aが長くなる程冷却水温度Twは知くな
る。
曲線に従つて始動操作の経過時間tに応じて燃料
噴射パルス巾Tiを増加させていき、機関が作動
してスタータモータスイツチ6をオフにして始動
操作を完了した時点までの所要時間ta(すなわち、
タイマ15の値)、または、実際の機関回転数N
が基準機関回転数N0を越えた時点までの所要時
間t′a(これもタイマ15の値)は、ほゞ第6図の
特性曲線に基づいて、実際の機関の冷却水温度
Twと一定の関係となる。この上記所要時間taま
たはt′aと冷却水温度Twとの間の関係は、第7図
に示す特性曲線の通りであり、所要時間taまたは
t′aが短い場合は冷却水温度Twは高く、所要時間
taまたはt′aが長くなる程冷却水温度Twは知くな
る。
そこで第4図における水温推定器17は、タイ
マ15の値に応じて、第7図の特性に基づいて、
冷却水温度Twを推定し、この推定値をメモリ4
に記憶する。この推定操作は、始動操作を完了し
てスタータモータスイツチ6がオフになるまで、
または実際の機関回転数Nが基準機関回転数N0
を越えて、比較器14の出力がハイ(オン)にな
るまで実行される。
マ15の値に応じて、第7図の特性に基づいて、
冷却水温度Twを推定し、この推定値をメモリ4
に記憶する。この推定操作は、始動操作を完了し
てスタータモータスイツチ6がオフになるまで、
または実際の機関回転数Nが基準機関回転数N0
を越えて、比較器14の出力がハイ(オン)にな
るまで実行される。
機関の始動操作が完了した時点以降、または実
際の機関回転数Nが基準機関回転数N0を越えた
時点以降の冷却水温度は、冷却水温度が低くてサ
ーモスタツトが閉じており、従つて冷却水が機関
とラジエータの間を循環しない場合は、機関の熱
発生量にほぼ比例して上昇していく。この熱発生
量は機関の積算回転数にほぼ比例する。このため
水温推定器17は、回転検出装置5からの回転信
号により求めた積算回転数から冷却水温度の上昇
分を推定し、この上昇分を、始動操作完了時点ま
たは実際の機関回転数Nが基準機関回転数N0を
越えた時点の推定冷却水温度に加えることによ
り、運転中の冷却水温度を推定し、メモリ4の内
容を変更していく。
際の機関回転数Nが基準機関回転数N0を越えた
時点以降の冷却水温度は、冷却水温度が低くてサ
ーモスタツトが閉じており、従つて冷却水が機関
とラジエータの間を循環しない場合は、機関の熱
発生量にほぼ比例して上昇していく。この熱発生
量は機関の積算回転数にほぼ比例する。このため
水温推定器17は、回転検出装置5からの回転信
号により求めた積算回転数から冷却水温度の上昇
分を推定し、この上昇分を、始動操作完了時点ま
たは実際の機関回転数Nが基準機関回転数N0を
越えた時点の推定冷却水温度に加えることによ
り、運転中の冷却水温度を推定し、メモリ4の内
容を変更していく。
第4図において、18は演算回路16の出力
(燃料噴射パルス巾Ti)を一時格納するレジス
タ、19は回転検出装置5の信号を入力して機関
が1回転する毎に燃料噴射弁7を開弁させる基準
パルスを発生する基準パルス発生器、20はクロ
ツク信号を発するクロツク、21は基準パルス発
生器19からの基準パルスによりリセツト(0に
なる)されてクロツク信号をカウントするカウン
タ、22は比較器で、レジスタ18の燃料噴射パ
ルス巾Tiとカウンタ21のカウントを比較し、
基準パルスが入力されてから、カウントが燃料噴
射パルス巾Tiより小さい間、トランジスタTを
オフにして燃料噴射弁7を開き、カウント=Ti
となつた時点以降はトランジスタTをオンにし
て、燃料噴射弁7を閉じる。なお、Nは機関回転
数信号、Qは吸入空気量信号である。
(燃料噴射パルス巾Ti)を一時格納するレジス
タ、19は回転検出装置5の信号を入力して機関
が1回転する毎に燃料噴射弁7を開弁させる基準
パルスを発生する基準パルス発生器、20はクロ
ツク信号を発するクロツク、21は基準パルス発
生器19からの基準パルスによりリセツト(0に
なる)されてクロツク信号をカウントするカウン
タ、22は比較器で、レジスタ18の燃料噴射パ
ルス巾Tiとカウンタ21のカウントを比較し、
基準パルスが入力されてから、カウントが燃料噴
射パルス巾Tiより小さい間、トランジスタTを
オフにして燃料噴射弁7を開き、カウント=Ti
となつた時点以降はトランジスタTをオンにし
て、燃料噴射弁7を閉じる。なお、Nは機関回転
数信号、Qは吸入空気量信号である。
次に作用を説明する。
第2図において、装置の各要素への電源が投入
されると、温度センサ判別回路9により先ず冷却
水温度センサ1の出力値、すなわちA点の電圧を
チエツクし、0.5〜4.5Vの間にあれば、冷却水温
度検出回路に異常はないので、その電圧値を用い
て、機関の通常の各種制御を行なう。
されると、温度センサ判別回路9により先ず冷却
水温度センサ1の出力値、すなわちA点の電圧を
チエツクし、0.5〜4.5Vの間にあれば、冷却水温
度検出回路に異常はないので、その電圧値を用い
て、機関の通常の各種制御を行なう。
しかし、A点の電圧が0.5V以下または4.5V以
上の場合は、冷却水温度センサ1およびそのワイ
ヤリングハーネスなどの冷却水温度検出回路に異
常(シヨートまたは断線)があると見なし、次の
ような制御を行なう。
上の場合は、冷却水温度センサ1およびそのワイ
ヤリングハーネスなどの冷却水温度検出回路に異
常(シヨートまたは断線)があると見なし、次の
ような制御を行なう。
第4図および第9図のフローチヤートを参照し
て、スタータモータスイツチ6がオンになつて始
動操作が開始される(第9図ステツプ30)と、タ
イマ15がリセツト(0になる)されて作動し始
める。同時に、比較器14が回転検出装置5から
の機関回転信号に基づく実際の機関回転数Nが、
基準機関回転数N0に達したか否かを比較し(ス
テツプ31)、達しない間はロー(オフ)信号を出
力する。比較器14がオフの間は、演算回路16
はタイマ15の出力に応じて第5図の特性に従つ
て、燃料噴射パルス巾Ti(従つて燃料供給量)を
演算し出力する(ステツプ32)。このTiはレジス
タ18に転送され、一時格納される(ステツプ
33、第8図b)。一方、基準パルス発生器19か
ら機関1回転毎の基準信号(第8図a)が発せら
れると、カウンタ21がリセツトされてクロツク
20からのクロツク信号がカウントされ始め(第
8図c)、同時に比較器22を介してトランジス
タTがオフとなり、燃緑噴射弁7が開いて、燃料
噴射が開始される(第8図d)。カウンタ21の
値がレジスタ18のTiより小さい間は燃料噴射
弁7は開き続け、カウンタ21の値=Tiとなつ
た時に、比較器22はトランジスタTをオンにし
て燃料噴射弁7が閉じる。従つて、演算回路16
により第5図の特性に応じて燃料噴射パルス巾
Tiが演算され、この燃料噴射パルス巾Tiは、始
動操作開始直後は最少値Ti0に設定され、始動操
作継続中は始動操作開始時点からの経過時間t
(すなわちタイマ15の値)に応じて徐々に増加
される。
て、スタータモータスイツチ6がオンになつて始
動操作が開始される(第9図ステツプ30)と、タ
イマ15がリセツト(0になる)されて作動し始
める。同時に、比較器14が回転検出装置5から
の機関回転信号に基づく実際の機関回転数Nが、
基準機関回転数N0に達したか否かを比較し(ス
テツプ31)、達しない間はロー(オフ)信号を出
力する。比較器14がオフの間は、演算回路16
はタイマ15の出力に応じて第5図の特性に従つ
て、燃料噴射パルス巾Ti(従つて燃料供給量)を
演算し出力する(ステツプ32)。このTiはレジス
タ18に転送され、一時格納される(ステツプ
33、第8図b)。一方、基準パルス発生器19か
ら機関1回転毎の基準信号(第8図a)が発せら
れると、カウンタ21がリセツトされてクロツク
20からのクロツク信号がカウントされ始め(第
8図c)、同時に比較器22を介してトランジス
タTがオフとなり、燃緑噴射弁7が開いて、燃料
噴射が開始される(第8図d)。カウンタ21の
値がレジスタ18のTiより小さい間は燃料噴射
弁7は開き続け、カウンタ21の値=Tiとなつ
た時に、比較器22はトランジスタTをオンにし
て燃料噴射弁7が閉じる。従つて、演算回路16
により第5図の特性に応じて燃料噴射パルス巾
Tiが演算され、この燃料噴射パルス巾Tiは、始
動操作開始直後は最少値Ti0に設定され、始動操
作継続中は始動操作開始時点からの経過時間t
(すなわちタイマ15の値)に応じて徐々に増加
される。
機関が完爆して作動し、スタータモータスイツ
チ6をオフにして始動操作を完了する(ステツプ
30)と、演算回路16はその時点の出力である燃
料噴射パルス巾Tiを固定する。そして水温推定
器17は、その時点でのタイマ15の値、すなわ
ち始動操作開始時点から始動操作完了時点までの
所要時間taに応じて、第7図の特性曲線に従つ
て、冷却水温度Twを推定し、この推定値Twを
メモリ4に記憶させる。
チ6をオフにして始動操作を完了する(ステツプ
30)と、演算回路16はその時点の出力である燃
料噴射パルス巾Tiを固定する。そして水温推定
器17は、その時点でのタイマ15の値、すなわ
ち始動操作開始時点から始動操作完了時点までの
所要時間taに応じて、第7図の特性曲線に従つ
て、冷却水温度Twを推定し、この推定値Twを
メモリ4に記憶させる。
あるいは、始動操作中に、実際の機関回転数N
が基準機関回転数N0を越え(ステツプ31)て、
比較器14の出力がハイ(オン)になると、演算
回路16はその時点の出力である燃料パルス巾
Tiを固定する。水温推定器17は、その時点で
のタイマ15の値、すなわち始動操作開始時点か
ら実際の機関回転数Nが基準機関回転数N0を越
えた時点までの所要時間t′aに応じて、第7図の
特性曲線に従つて、冷却水温度Twを推定し(ス
テツプ34)、この推定値をメモリ4に記憶させる。
が基準機関回転数N0を越え(ステツプ31)て、
比較器14の出力がハイ(オン)になると、演算
回路16はその時点の出力である燃料パルス巾
Tiを固定する。水温推定器17は、その時点で
のタイマ15の値、すなわち始動操作開始時点か
ら実際の機関回転数Nが基準機関回転数N0を越
えた時点までの所要時間t′aに応じて、第7図の
特性曲線に従つて、冷却水温度Twを推定し(ス
テツプ34)、この推定値をメモリ4に記憶させる。
始動操作完了時点以降または実際の機関回転数
Nが基準機関回転数N0を越えた時点以降の冷却
水温度の推定は、次のようにして行なう。まず、
回転検出装置5の回転信号から水温推定器17に
おいてそれらの時点以降の機関回転数の積算値を
求め、その積算機関回転数からそれらの時点以降
の冷却水温度の上昇分を推定する。次いで、その
上昇分を、上述したようにして推定したそれらの
時点での冷却水温度に加えることにより、運転中
の冷却水温度を推定することができる。この推定
値はメモリ4においてそれまでの推定値に代わつ
て記憶され、この新しい推定値に基づいて演算回
路16は燃料噴射パルス巾Tiを演算し出力し、
このTiにより前述と同様の動作で燃料供給を行
なう。
Nが基準機関回転数N0を越えた時点以降の冷却
水温度の推定は、次のようにして行なう。まず、
回転検出装置5の回転信号から水温推定器17に
おいてそれらの時点以降の機関回転数の積算値を
求め、その積算機関回転数からそれらの時点以降
の冷却水温度の上昇分を推定する。次いで、その
上昇分を、上述したようにして推定したそれらの
時点での冷却水温度に加えることにより、運転中
の冷却水温度を推定することができる。この推定
値はメモリ4においてそれまでの推定値に代わつ
て記憶され、この新しい推定値に基づいて演算回
路16は燃料噴射パルス巾Tiを演算し出力し、
このTiにより前述と同様の動作で燃料供給を行
なう。
始動操作完了以降または実際の機関回転数Nが
基準機関回転数N0を越えた時点以降の運転中は、
冷却水温度の上昇に伴つて、ほぼ第6図に示す特
性のように、燃料噴射パルス巾Tiは徐々に小さ
くされる。そして、推定冷却水温度が80℃(この
80℃は、サーモスタツドのオン・オフの設定温度
である。)に達したところ(ステツプ36)で、推
定温度を80℃に固定するようにする(ステツプ
37)。そしてそれ以降は、演算回路16はN(機関
回転数)とQ(吸入空気量)およびメモリ4の値
を入力し、運転条件に見合つた燃料噴射パルス巾
を演算し、燃料噴射量を制御する。
基準機関回転数N0を越えた時点以降の運転中は、
冷却水温度の上昇に伴つて、ほぼ第6図に示す特
性のように、燃料噴射パルス巾Tiは徐々に小さ
くされる。そして、推定冷却水温度が80℃(この
80℃は、サーモスタツドのオン・オフの設定温度
である。)に達したところ(ステツプ36)で、推
定温度を80℃に固定するようにする(ステツプ
37)。そしてそれ以降は、演算回路16はN(機関
回転数)とQ(吸入空気量)およびメモリ4の値
を入力し、運転条件に見合つた燃料噴射パルス巾
を演算し、燃料噴射量を制御する。
なお、始動操作完了時点以降または実際の機関
回転数Nが基準機関回転数N0を越えた時点以降
の冷却水温度の上昇分の推定は、燃料噴射パルス
巾の積算値、すなわち燃料供給量の積算値から行
なつてもよい。あるいは、余り正確ではないが、
それらの時点以降の経過時間から熱発生量を推定
して、冷却水温度の上昇分を求めることも可能で
ある。
回転数Nが基準機関回転数N0を越えた時点以降
の冷却水温度の上昇分の推定は、燃料噴射パルス
巾の積算値、すなわち燃料供給量の積算値から行
なつてもよい。あるいは、余り正確ではないが、
それらの時点以降の経過時間から熱発生量を推定
して、冷却水温度の上昇分を求めることも可能で
ある。
以上説明してきたように、この発明によれば、
冷却水温度検出回路の異常を検出した際に、機関
の始動操作を最少の燃料供給量から開始し、始動
操作開始時点からの始動操作経過時間に応じて、
該始動操作経過時間と燃料供給量との間の特性曲
線に従つて、燃料供給量を徐々に増量していき、
始動操作開始時点から始動操作完了までの所要時
間または始動操作開始時点から実際の機関回転数
が予め定められた基準機関回転数を越えた時点ま
での所要時間に応じて、該所要時間と冷却水温度
との間の特性曲線に従つて、始動操作完了時点ま
たは実際の機関回転数が基準機関回転数に達した
時点の冷却水温度を推定し、始動操作完了時点以
降または実際の機関回転数が基準機関回転数に達
した時点以降の機関の冷却水温度の上昇分を、始
動操作完了時点以降または実際の機関回転数が基
準機関回転数に達した時点以降の機関への積算燃
料供給量または機関の積算回転数から推定するこ
とにより、冷却水温度検出回路の異常発生時に
も、実際の冷却水温度に近い推定温度に基づいて
機関の諸制御を適切かつ正確に行うことができ、
特に、寒冷時の始動性が向上し、暖機時の運転性
も保たれるという効果が得られる。
冷却水温度検出回路の異常を検出した際に、機関
の始動操作を最少の燃料供給量から開始し、始動
操作開始時点からの始動操作経過時間に応じて、
該始動操作経過時間と燃料供給量との間の特性曲
線に従つて、燃料供給量を徐々に増量していき、
始動操作開始時点から始動操作完了までの所要時
間または始動操作開始時点から実際の機関回転数
が予め定められた基準機関回転数を越えた時点ま
での所要時間に応じて、該所要時間と冷却水温度
との間の特性曲線に従つて、始動操作完了時点ま
たは実際の機関回転数が基準機関回転数に達した
時点の冷却水温度を推定し、始動操作完了時点以
降または実際の機関回転数が基準機関回転数に達
した時点以降の機関の冷却水温度の上昇分を、始
動操作完了時点以降または実際の機関回転数が基
準機関回転数に達した時点以降の機関への積算燃
料供給量または機関の積算回転数から推定するこ
とにより、冷却水温度検出回路の異常発生時に
も、実際の冷却水温度に近い推定温度に基づいて
機関の諸制御を適切かつ正確に行うことができ、
特に、寒冷時の始動性が向上し、暖機時の運転性
も保たれるという効果が得られる。
第1図は従来の機関の冷却水温度検出装置のブ
ロツク図、第2図はこの発明の機関の冷却水温度
推定方法を実現するための装置のブロツク図、第
3図は第2図の温度センサ判別回路のブロツク
図、第4図は第2図の主要部Cのブロツク図、第
5図は始動操作開始後の経過時間と燃料噴射パル
ス巾の特性図、第6図は冷却水温度と機関回転に
必要な燃料噴射パルス巾の特性図、第7図は始動
操作開始時点から始動操作完了時点または実際の
機関回転数が基準機関回転数を越えた時点までの
所要時間と冷却水温度の特性図、第8図は第4図
における燃料噴射弁制御を説明するためのタイム
チヤート、第9図は第2図および第4図に示すこ
の装置の作用を説明するためのフローチヤートで
ある。 1……冷却水温度センサ、3……CPU、4…
…メモリ、5……回転検出装置、6……スタータ
モータスイツチ、7……燃料噴射弁、9……温度
センサ判別回路、14……比較器、15……タイ
マ、16……演算回路、17……水温推定器、1
8……レジスタ、19……基準パルス発生器、2
1……カウンタ、22……比較器。
ロツク図、第2図はこの発明の機関の冷却水温度
推定方法を実現するための装置のブロツク図、第
3図は第2図の温度センサ判別回路のブロツク
図、第4図は第2図の主要部Cのブロツク図、第
5図は始動操作開始後の経過時間と燃料噴射パル
ス巾の特性図、第6図は冷却水温度と機関回転に
必要な燃料噴射パルス巾の特性図、第7図は始動
操作開始時点から始動操作完了時点または実際の
機関回転数が基準機関回転数を越えた時点までの
所要時間と冷却水温度の特性図、第8図は第4図
における燃料噴射弁制御を説明するためのタイム
チヤート、第9図は第2図および第4図に示すこ
の装置の作用を説明するためのフローチヤートで
ある。 1……冷却水温度センサ、3……CPU、4…
…メモリ、5……回転検出装置、6……スタータ
モータスイツチ、7……燃料噴射弁、9……温度
センサ判別回路、14……比較器、15……タイ
マ、16……演算回路、17……水温推定器、1
8……レジスタ、19……基準パルス発生器、2
1……カウンタ、22……比較器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スタータモータの作動信号に基づいて機関の
始動操作開始を検出する第1の工程と、 冷却水温度検出手段の検出値が所定範囲外にな
ることから冷却水温度検出手段に異常が発生した
ことを検出する第2の工程と、 上記第2の工程で異常を検出した場合に、始動
操作継続中は、燃料供給量を、予め定められた最
少量から、始動操作経過時間の関数として予め定
められた燃料供給特性に応じて徐々に増加させる
第3の工程と、 スタータモータの作動終了信号または機関回転
速度が所定値に達したことから機関が始動完了し
たことを検出する第4の工程と、 始動操作開始から始動完了までの所要時間を検
出し、その所要時間を予め記憶しておいた所要時
間と冷却水温度との関係に対応させることによ
り、始動完了時点の冷却水温度を推定する第5の
工程と、を備えたことを特徴とする機関の冷却水
温度推定方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の機関の冷却水温
度推定方法において、 始動完了時点からの機関の積算回転数または積
算燃料供給量に対応して始動完了時点からの温度
上昇分を算出し、該温度上昇分を上記第5の工程
で推定した始動完了時点の冷却水温度に加算する
ことにより、始動完了後の冷却水温度を推定する
ことを特徴とする機関の冷却水温度推定方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57053679A JPS58172444A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 機関の冷却水温度推定方法 |
US06/479,482 US4556029A (en) | 1982-04-02 | 1983-03-28 | Back-up system and method for engine coolant temperature sensor in electronic engine control system |
GB08308425A GB2119131B (en) | 1982-04-02 | 1983-03-28 | Back-up system for engine coolant signal in electronic engine control system |
DE19833311927 DE3311927A1 (de) | 1982-04-02 | 1983-03-31 | Zusatzsystem und verfahren fuer einen motorkuehlmittel-temperaturfuehler in einem elektronischen motorsteuerungssystem |
FR8305475A FR2524552B1 (fr) | 1982-04-02 | 1983-04-01 | Systeme de secours et procede pour deriver la temperature du fluide de refroidissement d'un moteur dans un systeme de commande electronique du moteur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57053679A JPS58172444A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 機関の冷却水温度推定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58172444A JPS58172444A (ja) | 1983-10-11 |
JPH0366506B2 true JPH0366506B2 (ja) | 1991-10-17 |
Family
ID=12949501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57053679A Granted JPS58172444A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 機関の冷却水温度推定方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4556029A (ja) |
JP (1) | JPS58172444A (ja) |
DE (1) | DE3311927A1 (ja) |
FR (1) | FR2524552B1 (ja) |
GB (1) | GB2119131B (ja) |
Families Citing this family (49)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS58204566A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-29 | Toshiba Corp | イメ−ジセンサ |
JPS5952306A (ja) * | 1982-09-18 | 1984-03-26 | Honda Motor Co Ltd | 電子制御装置の異常判別方法 |
JPS5961741A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | 内燃機関の電子制御装置 |
JPS6014071A (ja) * | 1983-07-04 | 1985-01-24 | 三菱重工業株式会社 | 温度制御方法 |
JPH06103066B2 (ja) * | 1983-10-12 | 1994-12-14 | 日産自動車株式会社 | 無段変速機の制御装置 |
JPS6072940U (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-22 | 澤藤電機株式会社 | 自動車の運行管理装置 |
JPS60188841U (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-14 | 本田技研工業株式会社 | 燃料噴射時間制御用電子制御装置のバツクアツプ装置 |
GB8418504D0 (en) * | 1984-07-20 | 1984-08-22 | Fiamass Ltd | Functional analysis |
JPS6189957A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-08 | Aisan Ind Co Ltd | 温度センサ故障時の燃料制御方法 |
JPS62131938A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-15 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
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US4662316A (en) * | 1986-01-29 | 1987-05-05 | Nissan Motor Co., Ltd. | Cooling system for automotive engine or the like |
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DE3638131A1 (de) * | 1986-11-08 | 1988-05-11 | Audi Ag | Kuehlsystem einer wassergekuehlten fahrzeug-brennkraftmaschine |
JPS63226578A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-21 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫の温度制御回路 |
AU614178B2 (en) * | 1988-07-29 | 1991-08-22 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Fail-safe device for a temperature sensor |
JP2516188B2 (ja) * | 1988-09-22 | 1996-07-10 | 本田技研工業株式会社 | 温度センサの異常処理装置 |
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JPH0821290A (ja) * | 1994-07-06 | 1996-01-23 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の電子制御システムのセンサ異常処理装置 |
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