JP5247359B2 - 半導体装置 - Google Patents

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この発明は半導体装置に関し、特に、温度検出回路を備えた半導体装置に関する。
近年、内蔵の温度センサで検出した温度が目標温度に到達したか否かを判定し、判定結果を示す信号を出力するサーモスタットICが開発されている。このサーモスタットICは、検出温度に応じたレベルの電圧を出力する温度検出回路と、温度検出回路の出力電圧と参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する比較回路とを備えている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2007−82365号公報
たとえば、携帯電話機用の電池パックは、下限温度以下の低温環境で使用すると液漏れを起こし、上限温度以上の高温環境で使用すると破裂する恐れがある。したがって、電池パックの液漏れや破裂を防止するためには、下限温度を超えたか否かを判定する第1のサーモスタットICと、上限温度を超えたか否かを判定する第2のサーモスタットICと、第1および第2のサーモスタットICの出力信号に基づい電池パックの使用の許可または禁止する制御部とを携帯電話機に搭載する必要がある。
しかし、第1および第2のサーモスタットICと制御部を携帯電話機に搭載すると、携帯電話機の構成が複雑化し、大型化してしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、検出温度が所定の温度範囲内にあるか否かを判定し、判定結果を示す信号を出力する半導体装置を提供することである。
この発明に係る半導体装置は、それぞれ予め定められた下限温度および上限温度に応じたレベルの一定の第1および第2の参照電圧を発生する参照電圧発生回路と、検出温度に応じたレベルの電圧を出力する温度検出回路と、温度検出回路の出力電圧と第1の参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する第1の比較回路と、温度検出回路の出力電圧と第2の参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する第2の比較回路と、第1および第2の比較回路の出力信号に基づいて、検出温度が下限温度および上限温度間の温度範囲内にあるか否かを示す信号を出力する出力回路とを備えたものである。
好ましくは、検出温度が温度範囲内にある場合は、第1および第2の比較回路は第1のレベルの信号を出力し、検出温度が温度範囲内にない場合は、第1および第2の比較回路のうちのいずれか一方の比較回路が第1のレベルの信号を出力するとともに他方の比較回路が第2のレベルの信号を出力する。出力回路は、出力端子と基準電圧のラインとの間に並列接続された第1および第2のトランジスタを含む。第1のトランジスタは、第1の比較回路から第1のレベルの信号が出力された場合に非導通になり、第1の比較回路から第2のレベルの信号が出力された場合に導通する。第2のトランジスタは、第2の比較回路から第1のレベルの信号が出力された場合に非導通になり、第2の比較回路から第2のレベルの信号が出力された場合に導通する。
また好ましくは、下限温度および上限温度は変更可能になっている。
また好ましくは、さらに、下限温度および上限温度の変更を指示するための外部端子を備え、参照電圧発生回路は、一定の電圧を発生する定電圧発生回路と、一定の電圧を分圧し、それぞれ複数の下限温度に対応する複数の第1の参照電圧と、それぞれ複数の上限温度に対応する複数の第2の参照電圧とを生成する分圧回路と、外部端子を介して与えられた信号に従って、複数の第1の参照電圧のうちのいずれかの第1の参照電圧と、複数の第2の参照電圧のうちのいずれかの第2の参照電圧とを選択し、選択した第1および第2の参照電圧をそれぞれ第1および第2の比較回路に与える電圧選択回路とを含む。
この発明に係る半導体装置では、それぞれ予め定められた下限温度および上限温度に応じたレベルの一定の第1および第2の参照電圧を発生する参照電圧発生回路と、検出温度に応じたレベルの電圧を出力する温度検出回路と、温度検出回路の出力電圧と第1の参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する第1の比較回路と、温度検出回路の出力電圧と第2の参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する第2の比較回路と、第1および第2の比較回路の出力信号に基づいて、検出温度が下限温度および上限温度間の温度範囲内にあるか否かを示す信号を出力する出力回路とが設けられる。したがって、検出温度が所定の温度範囲内にあるか否かを判定し、判定結果を示す信号を出力する半導体装置を実現することができる。
図1は、この発明の一実施の形態によるサーモスタットIC1の構成を示すブロック図である。図1において、このサーモスタットIC1は基板2を備える。基板2の表面には、参照電流発生回路3、温度センサ4、参照電圧発生回路5、比較回路6,7、および出力回路8が形成されている。また、基板2の外周部には外部ピンP1〜P5が設けられている。外部ピンP2には外部から接地電圧GND(0V)が与えられ、外部ピンP4には外部から電源電圧VDD(たとえば、3V)が与えられる。IC1は、電源電圧VDDおよび接地電圧GNDによって駆動される。
参照電流発生回路3は、たとえばバンドギャップ定電流源を含み、温度依存性の無い一定の参照電流Iref1,Iref2を発生する。温度センサ4は、直列接続された複数のダイオードを含む。複数のダイオードには、参照電流発生回路3で生成された参照電流Iref1が流される。複数のダイオードの順方向電圧の和は、温度センサ4の出力電圧Vtとなる。この電圧Vtは、温度上昇に比例して低下する。電圧Vtは、外部ピンP3に出力される。
参照電圧発生回路5は、参照電流発生回路3からの参照電流Iref2に基づいて、温度依存性の無い一定の参照電圧Vref1,Vref2を発生する。参照電圧Vref1,Vref2は、それぞれ下限温度T1および上限温度T2に対応している。下限温度T1および上限温度T2は、変更可能になっている。
すなわち参照電圧発生回路5は、図2に示すように、定電圧発生回路10、増幅回路11、分圧回路12、論理回路13、および電圧選択回路14を含む。定電圧発生回路10は、参照電流発生回路3とともにバンドギャップ定電圧源を構成し、参照電流発生回路3で生成された参照電流Iref2に基づいて、温度依存性の無い一定の電圧VCを発生する。増幅回路11は、定電圧VCを増幅する。分圧回路12は、増幅回路11の出力電圧V0を分圧して、6つの電圧V1〜V6を生成する。電圧V1〜V6は、たとえば、それぞれ−5℃,0℃,5℃,55℃,60℃,65℃に対応している。
論理回路13は、外部ピンP1を介して与えられる制御信号CNTに従って、信号S1〜S3のうちのいずれかの信号を選択レベルの「H」レベルにする。制御信号CNTが「L」レベルの場合は信号S1が「H」レベルになり、制御信号CNTが「H」レベルの場合は信号S2が「H」レベルになり、制御信号CNTがハイ・インピーダンス状態である場合は信号S3が「H」レベルになる。
電圧選択回路14は、信号S1が「H」レベルの場合は電圧V1,V4を選択し、選択した電圧V1,V4をそれぞれ参照電圧Vref1,Vref2として出力する。この場合、下限温度T1および上限温度T2は、それぞれ−5℃および55℃となる。
また、電圧選択回路14は、信号S2が「H」レベルの場合は電圧V2,V5を選択し、選択した電圧V2,V5をそれぞれ参照電圧Vref1,Vref2として出力する。この場合、下限温度T1および上限温度T2は、それぞれ0℃および60℃となる。
また、信号S3が「H」レベルの場合は電圧V3,V6を選択し、選択した電圧V3,V6をそれぞれ参照電圧Vref1,Vref2として出力する。この場合、下限温度T1および上限温度T2は、それぞれ5℃および65℃となる。
図1に戻って、比較回路6の反転入力端子(−端子)には参照電圧Vref1が与えられ、その非反転入力端子(+端子)には温度センサ4の出力電圧Vtが与えられる。比較回路6は、温度センサ4の出力電圧Vtと参照電圧Vref1との高低を比較し、電圧Vtが参照電圧Vref1よりも高い場合は出力信号φ1を「H」レベル(電源電圧VDD)にし、電圧Vtが参照電圧Vref1よりも低い場合は出力信号φ1を「L」レベル(接地電圧GND)にする。なお、比較回路6は、ヒステリシス特性を有する。
また、比較回路7の非反転入力端子(+端子)には参照電圧Vref2が与えられ、その反転入力端子(−端子)には温度センサ4の出力電圧Vtが与えられる。比較回路7は、温度センサ4の出力電圧Vtと参照電圧Vref2との高低を比較し、電圧Vtが参照電圧Vref2よりも高い場合は出力信号φ2を「L」レベル(接地電圧GND)にし、電圧Vtが参照電圧Vref2よりも低い場合は出力信号φ2を「H」レベル(電源電圧VDD)にする。なお、比較回路7は、ヒステリシス特性を有する。
出力回路8は、比較回路6,7の出力信号φ1,φ2がそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルの場合は外部ピンP5を「L」レベルにし、信号φ1,φ2がともに「L」レベルの場合は外部ピンP5をハイ・インピーダンス状態にし、信号φ1,φ2がそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルの場合は外部ピンP5を「L」レベルにする。
換言すると、検出温度Taが下限温度T1よりも低い場合は、比較回路6,7の出力信号φ1,φ2はそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルとなり、外部ピンP5は「L」レベルとなる。また、検出温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲にある場合は、比較回路6,7の出力信号φ1,φ2はともに「L」レベルとなり、外部ピンP5はハイ・インピーダンス状態となる。また、検出温度Taが上限温度T2よりも高い場合は、比較回路6,7の出力信号φ1,φ2はそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルとなり、外部ピンP5は「L」レベルとなる。
さらに、換言すると、検出温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲にある場合は、外部ピンP5はハイ・インピーダンス状態となる。検出温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲に無い場合は、外部ピンP5は「L」レベルとなる。
図3は、出力回路8の構成を示す回路図である。図3において、出力回路8は、外部ピンP5と接地電圧GNDのラインとの間に並列接続されたNチャネルMOSトランジスタ15,16を含む。NチャネルMOSトランジスタ15,16のゲートは、それぞれ比較回路6,7の出力信号φ1,φ2を受ける。外部ピンP5には、抵抗素子17の一方端子が接続され、その他方端子は電源電圧VDDを受ける。
比較回路6,7の出力信号φ1,φ2がそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルである場合は、トランジスタ15が導通するとともにトランジスタ16が非導通となり、外部ピンP5に現れる信号OSは「L」レベルとなる。比較回路6,7の出力信号φ1,φ2がともに「L」レベルの場合は、トランジスタ15,16はともに非導通となり、外部ピンP5に現れる信号OSは「H」レベルとなる。また、比較回路6,7の出力信号φ1,φ2がそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルである場合は、トランジスタ15が非導通になるとともにトランジスタ16が導通し、外部ピンP5に現れる信号OSは「L」レベルとなる。
換言すると、検出温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲にある場合は、信号OSは「H」レベルとなる。検出温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲に無い場合は、信号OSは「L」レベルとなる。
図4(a)は温度センサ4の出力電圧Vtの温度特性を示す図であり、同図(b)はIC1の出力信号OSの温度特性を示す図である。図4(a)において、電圧Vtは、30℃で1.300Vである。電圧Vtは、30℃から温度が1℃上昇する毎に8.2mV低下する。図4(b)では、下限温度T1および上限温度T2がそれぞれ0℃および60℃に設定されている場合が示されている。対象物の温度Taが室温から上昇して60℃に到達すると、信号OSが「H」レベルから「L」レベルに立ち下げられる。温度Taが60℃よりも高い温度から下降して50℃に到達すると、信号OSが「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられる。つまり、このIC1は、10℃のヒステリシスを有する。これは、たとえば、温度が略60℃一定になったとき、信号OSが高い周波数で振動することを防止するためである。
逆に、対象物の温度Taが室温から下降して0℃に到達すると、信号OSが「H」レベルから「L」レベルに立ち下げられる。温度Taが0℃よりも低い温度から上昇して10℃に到達すると、信号OSが「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられる。つまり、このIC1は、10℃のヒステリシスを有する。これは、たとえば、温度が略0℃一定になったとき、信号OSが高い周波数で振動することを防止するためである。
なお、信号OSの論理変化を逆にし、検出温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲にある場合は信号OSを「L」レベルにし、検出温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲に無い場合は信号OSを「H」レベルにしてもよい。ただし、この場合は、NチャネルMOSトランジスタ15,16を、電源電圧VDDのラインと外部ピンP5の間に並列接続された2つのPチャネルMOSトランジスタで置換し、信号φ1,φ2の反転信号を2つのPチャネルMOSトランジスタのゲートにそれぞれ与える必要がある。また、抵抗素子17は、外部ピンP5と接地電圧GNDのラインとの間に接続する。
次に、このサーモスタットIC1の使用方法について説明する。図5は、サーモスタットIC1を用いた携帯電話機用電池パック20を示す図である。図5において、電池パック20は、電池21と、制御基板22とを備える。制御基板22は、電池21の端面に設けられている。制御基板22にはサーモスタットIC1が搭載されており、サーモスタットICは電池21に貼り付けられている。
図6は、電池パック20の構成を示す回路ブロック図である。図6において、制御基板22には、サーモスタットIC1、抵抗素子17、コンデンサ23、および制御部24が設けられている。IC1の外部ピンP1,P4には電源電圧VDDが与えられ、外部ピンP4と接地電圧GNDのラインとの間にコンデンサ23が接続される。コンデンサ23は、電源電圧VDDの安定化のために設けられる。外部ピンP2には、接地電圧GNDが与えられる。外部ピンP3は使用されない。外部ピンP5は、抵抗素子17を介して電源電圧VDDのラインに接続されるとともに、制御部24に接続される。
IC1は、電池21の温度Taを検出し、検出した温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲内にある場合は信号OSを「H」レベルにし、温度Taが下限温度T1と上限温度T2の間の範囲内に無い場合は信号OSを「L」レベルにする。制御部24は、信号OSが「H」レベルの場合は電池21の充電および放電を許可し、信号OSが「L」レベルの場合は電池21の充電および放電を禁止する。これにより、電池21が下限温度以下の低温環境で使用されて液漏れを起こしたり、上限温度以上の高温環境で使用されて破裂することが防止される。
図7は、サーモスタットIC1を用いた冷却装置の構成を示す回路ブロック図である。図7において、この冷却装置は、サーモスタットIC1、抵抗素子17、コンデンサ23、PチャネルMOSトランジスタ25、ファン26、およびダイオード27を備える。IC1、抵抗素子17、およびコンデンサ23の接続方法は、図6で示した通りである。IC1は、対象物の温度を検出する。PチャネルMOSトランジスタ25およびファン26は、電源電圧VDDのラインと接地電圧GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ25のゲートはIC1の出力信号OSを受ける。
ダイオード27のアノードは接地電圧GNDを受け、そのカソードはPチャネルMOSトランジスタ25のドレインに接続される。ダイオード27は、PチャネルMOSトランジスタ25が非導通にされたときにファン26の巻線に発生する電圧によってトランジスタ25が破壊されるのを防止するために設けられている。
対象物の温度がIC1に設定された上限温度よりも低い場合は、信号OSが「H」レベルになってトランジスタ25が非導通になり、ファン26に電源電圧VDDは印加されない。したがって、ファン26は駆動されず、対象物に送風されず、対象物の冷却は行なわれない。
対象物の温度が上昇して上限温度を超えると、信号OSが「L」レベルに立ち下げられてトランジスタ25が導通し、ファン26に電源電圧VDDが印加される。したがって、ファン26が駆動されて対象物に送風され、対象物が冷却される。したがって、対象物の温度はIC1の上限温度に維持される。なお、この冷却装置では、対象物の温度が室温以上になることが前提とされており、IC1の下限温度は使用されない。
図8は、サーモスタットIC1を用いた加熱装置の構成を示す回路ブロック図である。図8において、この加熱装置は、サーモスタットIC1、抵抗素子17、コンデンサ23、リレー30、NPNバイポーラトランジスタ31、およびヒータ32を備える。IC1、抵抗素子17、およびコンデンサ23の接続方法は、図6で示した通りである。IC1は、対象物の温度を検出する。リレー30の電磁コイル30aおよびトランジスタ31は、電源電圧VDDのラインと接地電圧GNDのラインとの間に直列接続される。トランジスタ31のベースは、IC1の出力信号OSを受ける。リレー30のスイッチ30bおよびヒータ32は、たとえば交流電源33の端子間に直列接続される。
対象物の温度がIC1に設定された上限温度よりも低い場合は、信号OSが「H」レベルになってトランジスタ31が導通し、電磁コイル30aに電流が流れる。したがって、スイッチ30bが導通してヒータ32に電流が流れ、対象物が加熱される。
対象物の温度が上昇して上限温度を超えると、信号OSが「L」レベルに立ち下げられてトランジスタ31が非導通になり、電磁コイル30aに電流は流れない。したがって、スイッチ30bが非導通になってヒータ32に電流は流れず、対象物は加熱されない。したがって、対象物の温度はIC1の上限温度に維持される。なお、この冷却装置では、対象物の温度が室温以上になることが前提とされており、IC1の下限温度は使用されない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態によるサーモスタットICの構成を示すブロック図である。 図1に示した参照電圧発生回路の構成を示すブロック図である。 図1に示した出力回路の構成を示す回路図である。 図1に示した温度センサの出力電圧とICの出力信号OSの温度依存性を示す図である。 図1に示したICを用いた電池パックの構成を示す図である。 図5に示した電池パックの構成を示す回路ブロック図である。 図1に示したICを用いた冷却装置の構成を示す回路ブロック図である。 図1に示したICを用いた加熱装置の構成を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1 サーモスタットIC、2 基板、3 参照電流発生回路、4 温度センサ、5 参照電圧発生回路、6,7 比較回路、8 出力回路、10 定電圧発生回路、11 増幅回路、12 分圧回路、13 論理回路、14 電圧選択回路、15,16 NチャネルMOSトランジスタ、17 抵抗素子、20 電池パック、21 電池、22 制御基板、23 コンデンサ、24 制御部、25 PチャネルMOSトランジスタ、26 ファン、27 ダイオード30 リレー、30a 電磁コイル、30b スイッチ、31 NPNバイポーラトランジスタ、32 ヒータ、33 交流電源、P1〜P5 外部ピン。

Claims (4)

  1. それぞれ予め定められた下限温度および上限温度に応じたレベルの一定の第1および第2の参照電圧を発生する参照電圧発生回路と、
    検出温度に応じたレベルの電圧を出力する温度検出回路と、
    前記温度検出回路の出力電圧と前記第1の参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する第1の比較回路と、
    前記温度検出回路の出力電圧と前記第2の参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する第2の比較回路と、
    前記第1および第2の比較回路の出力信号に基づいて、前記検出温度が前記下限温度および上限温度間の温度範囲内にあるか否かを示す信号を出力する出力回路とを備え
    前記検出温度が前記温度範囲内にある場合は、前記第1および第2の比較回路は第1のレベルの信号を出力し、前記検出温度が前記温度範囲内にない場合は、前記第1および第2の比較回路のうちのいずれか一方の比較回路が第1のレベルの信号を出力するとともに他方の比較回路が第2のレベルの信号を出力し、
    前記出力回路は、出力端子と基準電圧のラインとの間に並列接続された第1および第2のトランジスタを含み、
    前記第1のトランジスタは、前記第1の比較回路から前記第1のレベルの信号が出力された場合に非導通になり、前記第1の比較回路から前記第2のレベルの信号が出力された場合に導通し、
    前記第2のトランジスタは、前記第2の比較回路から前記第1のレベルの信号が出力された場合に非導通になり、前記第2の比較回路から前記第2のレベルの信号が出力された場合に導通する、半導体装置。
  2. 前記下限温度および前記上限温度は変更可能になっている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. さらに、前記下限温度および前記上限温度の変更を指示するための外部端子を備え、
    前記参照電圧発生回路は、
    一定の電圧を発生する定電圧発生回路と、
    前記一定の電圧を分圧し、それぞれ複数の下限温度に対応する複数の第1の参照電圧と、それぞれ複数の上限温度に対応する複数の第2の参照電圧とを生成する分圧回路と、
    前記外部端子を介して与えられた信号に従って、前記複数の第1の参照電圧のうちのいずれかの第1の参照電圧と、前記複数の第2の参照電圧のうちのいずれかの第2の参照電圧とを選択し、選択した第1および第2の参照電圧をそれぞれ前記第1および第2の比較回路に与える電圧選択回路とを含む、請求項に記載の半導体装置。
  4. それぞれ予め定められた下限温度および上限温度に応じたレベルの一定の第1および第2の参照電圧を発生する参照電圧発生回路と、
    検出温度に応じたレベルの電圧を出力する温度検出回路と、
    前記温度検出回路の出力電圧と前記第1の参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する第1の比較回路と、
    前記温度検出回路の出力電圧と前記第2の参照電圧との高低を比較し、比較結果を示す信号を出力する第2の比較回路と、
    前記第1および第2の比較回路の出力信号に基づいて、前記検出温度が前記下限温度および上限温度間の温度範囲内にあるか否かを示す信号を出力する出力回路と、
    前記下限温度および前記上限温度の変更を指示するための外部端子とを備え、
    前記参照電圧発生回路は、
    一定の電圧を発生する定電圧発生回路と、
    前記一定の電圧を分圧し、それぞれ複数の下限温度に対応する複数の第1の参照電圧と、それぞれ複数の上限温度に対応する複数の第2の参照電圧とを生成する分圧回路と、
    前記外部端子を介して与えられた信号に従って、前記複数の第1の参照電圧のうちのいずれかの第1の参照電圧と、前記複数の第2の参照電圧のうちのいずれかの第2の参照電圧とを選択し、選択した第1および第2の参照電圧をそれぞれ前記第1および第2の比較回路に与える電圧選択回路とを含む、半導体装置。
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