JP2551476B2 - 医用画像管理システムにおけるデータベース構築方法 - Google Patents

医用画像管理システムにおけるデータベース構築方法

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JP2551476B2 JP1027842A JP2784289A JP2551476B2 JP 2551476 B2 JP2551476 B2 JP 2551476B2 JP 1027842 A JP1027842 A JP 1027842A JP 2784289 A JP2784289 A JP 2784289A JP 2551476 B2 JP2551476 B2 JP 2551476B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、放射線画像等の医用画像のデータを光ディ
スク等の記録媒体に検索可能に記録蓄積する医用画像管
理システムにおけるデータベース構築方法に関するもの
である。
(従来の技術) 従来より例えば病院等の医療機関においては、医療あ
るいは研究のために多くの医用画像が利用されている。
この医用画像の大半は放射線画像であるが、最近ではそ
他にCT画像やMR画像等も多く利用されつつある。
ところで、このような医用画像は、患者の傷病の変化
を知るために保管しておく必要があり、また法律でも所
定期間の保管が義務付けられているので、病院等におい
ては保管する医用画像の枚数が日々増えてゆくことにな
る。従来この医用画像は、ハードコピーそのままの形態
で保管されていたので、その保管スペースの確保、管理
作業、検索作業は、各病院等にとって大きな負担になっ
ていた。
そこで近時、医用画像を画像データの形で光ディス
ク、磁気ディスク等の記録媒体に検索可能に記録蓄積す
る、いわゆる電子ファイリングが提案されている。この
ようにして医用画像を記録媒体に記録蓄積(ファイリン
グ)すれば、画像保管の上で省スペース、省力化が実現
され、また画像の検索作業も容易かつ高速化される。
(発明が解決しようとする課題) ところで放射線画像等の医用画像は、通常1人の患者
(被検者)に関して3、4枚程度撮影され、長期入院患
者に関しては1人当り50〜100枚程度撮影されることも
ある。上記のような電子ファイリングによる医用画像管
理システムにおいては、当然患者名も画像検索用データ
の一つとされて画像検索用データベースに記録されるの
で、患者1人当り何枚もの医用画像がファイリングされ
ていても、患者名を検索条件として与えれば、その患者
に関するすべての医用画像がたちどころに検索されう
る。
ところが、このように画像検索そのものは容易になさ
れても、患者1人当り多数の医用画像がファイリングさ
れていると、医師等はどの画像が診断上重要なものであ
るかが分からず、結局はあやふやな記憶に頼ったり、手
当り次第に画像を再出力することになる。
このようにして、診断上さほど有効でない医用画像を
何枚も再出力するのは大変不経済であり、また時間を浪
費することにもなる。
一方、上記画像検索用データベースに記録することの
できるデータ量は有限であるため、さほど有効でない医
用画像や、将来診断に用いられる可能性の低い医用画像
に関する画像検索用データをいつまでもデータベースに
記録したままにしていると、新たなデータの記録が行な
えなくなるといった不都合も生じる。
そこで本発明は、診断上有効な医用画像を選択して再
出力することを可能にする医用画像管理システムを提供
するとともに、画像検索用データベースが満杯になった
時に、比較的利用価値の低い医用画像に関する画像検索
用データを削除することのできるデータベース構築方法
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の医用画像管理システムは、前述のように医用
画像を担持する画像データを記録媒体に記録蓄積すると
ともに、画像データを検索するためのデータベースを構
築する医用画像管理システムにおいて、 医用画像の各々の撮影時を示す情報、および重要度を
示す情報を、それらと対応付けられた画像データに関す
る画像検索用データとして上記データベースに記録する
とともに、上記画像データが検索出力される毎に該検索
出力回数を画像検索用データとしてデータベースに記録
し、上記データベースにおいて画像検索用データが満杯
になった時に、少なくとも1)上記撮影時が所定時より
前であること、および2)上記重要度が所定基準より低
いこと、に該当する画像データに対応する前記画像検索
用データを前記データベースから削除することを特徴と
するものである。
(作用) 上記のように、医用画像の重要度を示す情報が画像検
索用データとしてデータベースに記録されていれば、画
像検索時、与えられた検索条件に該当する画像の番号に
この情報を付加した上でCRT等に表示させることが可能
となる。したがって、この表示を観察して画像の重要度
を確認した上で再出力する画像を指定すれば、診断上有
効な医用画像が得られるようになる。
これとともに、データベースが満杯になった際に、撮
影からの経過時間、重要度、検索回数に照らして、比較
的利用価値の低いと考えられる医用画像に対応する画像
検索用データを削除するようにすれば、より多くの重要
の医用画像に対応する画像検索用データをデータベース
に記録することができる。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例によるデータベース構築方
法が実施される医用画像管理システムを示すものであ
る。上記医用画像管理システム50は基本的に、システム
制御装置51と、光ディスク装置52と、キーボード61Aお
よびCRT等の表示装置61Bからなる操作卓61とから構成さ
れている。上記医用画像管理システム50は、画像処理装
置30に接続されている。該画像処理装置30は、画像デー
タ供給源の一例としての放射線画像情報記録読取装置10
から画像データS1を受け、該データS1に所定の画像処理
を施して画像出力装置70に送出する。
上記放射線画像情報記録読取装置10は例えば特開昭61
−29834号、同61−94035号等に示されるものであり、蓄
積性蛍光体シート11を循環通路12に沿って循環搬送し、
撮影台13に対向する位置に停止させた上記蓄積性蛍光体
シート11に放射線源14から発せられた放射線15を照射す
ることにより、該シート11に被写体(患者)16の透過放
射線画像を蓄積記録する。こうして放射線画像が記録さ
れた蓄積性蛍光体シート11は画像読取部において、レー
ザ光源17から発せられ光偏向器19により偏向されたレー
ザ光18によって2次元的に走査される。こうして励起光
としてのレーザ光18の照射を受けたシート11の箇所から
は、放射線画像信号を担う輝尽発光光が発せられ、この
輝尽発光光は集光体20を介してフォトマルチプライヤー
等の光検出器21により光電的に検出される。この光検出
器21のアナログ出力は増幅、A/D変換され、被写体16の
放射線画像を担持するデジタル画像データS1として放射
線画像情報記録読取装置10から出力される。画像読取り
が終了した蓄積性蛍光体シート11は次に消去部22に送ら
れ、ここで消去光の照射を受けて、再度放射線画像情報
記録が可能な状態とされる。
また上記放射線画像情報記録読取装置10にはIDターミ
ナル25が接続されており、ここで患者16のIDカード26に
書き込まれている情報(以下、これを患者情報という)
すなわち患者氏名、性別、生年月日等の情報が読み取ら
れ、また放射線撮影に関する種々の条件(以下、これを
撮影情報という)すなわち画像番号、撮影年月日、撮影
部位、撮影サイズ、読取り感度等の情報が入力される。
この患者情報S2と撮影情報S3は、画像データS1とともに
画像処理装置30に伝送される。
画像処理装置30においては、デジタル画像データS1に
対して、例えば20通り以上の階調処理、10通り以上の周
波数処理がなされうるようになっている。これらの画像
処理の条件はすべてテーブル化されており、前述のIDタ
ーミナル25において設定された撮影条件に応じて最適の
ものが自動的に選択されるようになっている。画像処理
装置30において最適な条件で画像処理された画像データ
S1′は、画像出力装置70に送出される。
この画像出力装置70は、例えば上記画像データS1′に
基づいて変調した光ビームを感光フィルム上に2次元的
に走査させる光走査記録装置と、感光したフィルムを現
像する自動現像機とからなるものであり、このような処
理を行なうことにより、上記感光フィルムには画像デー
タS1′が担持する画像すなわち患者16の透過放射線画像
が出力される。
上述のように感光フィルムを用いて形成された放射線
画像のハードコピー71は、患者16の診断のために利用さ
れる。なお画像出力装置70としては上記構成の装置の
他、例えばCRT表示装置等が用いられてもよい。
次に医用画像管理システム50による放射線画像の記録
蓄積(ファイリング)について説明する。この医用画像
管理システム50のシステム制御装置51は公知のコンピュ
ータシステムからなり、CPU(中央処理装置)53、メモ
リ54、インターフェース55、56、ディスクドライブ制御
装置57、以上の各部を接続するバス58、磁気ディスクド
ライブ59およびフロッピディスクドライブ60から構成さ
れている。前述のキーボード61Aおよび表示装置61Bは上
記CPU53に接続され、また上記インターフェース55は画
像処理装置30のインターフェース31と接続されている。
一方光ディスク装置52は、システム制御装置51のインタ
ーフェース56に接続されたインターフェース62と、光デ
ィスクドライブ制御装置63と、光ディスクドライブ64と
からなる。
前述した患者情報S2および撮影情報S3は画像処理装置
30からシステム制御装置51に転送され、これらの情報は
磁気ディスクドライブ59により駆動される磁気ディスク
65に順次記録され、データベースが構築される。なおフ
ロッピディスクドライブ60によって駆動されるフロッピ
ディスク66は、システムの駆動制御のために利用され
る。上記患者情報S2および撮影情報S3は光ディスク装置
52にも転送され、同じく画像処理装置30から転送される
画像データS1とともに、光ディスクドライブ64により駆
動される光ディスク67に記録蓄積される。この際、画像
データS1は画像処理装置30において画像処理部をバイパ
スし、画像処理を受けない言わば生データの状態で光デ
ィスク67に記録される。
ここで第2図を参照して、上記画像データS1、患者情
報S2および撮影情報S3の光ディスク67への記録について
詳しく説明する。この第2図は、光ディスク67の記録フ
ォーマットの概略を示している。図中縦軸の1目盛りが
光ディスクの1トラックを示し、横軸の1目盛りが1セ
クタを示している。画像データS1は、光ディスク67にお
いて十分に広く設定された画像データを記録用領域80に
おいて、1画像分ずつ記録される。周知の通りこのデー
タ記録は、ディスク表面におけるピット形成の有無の形
でなされる。1枚分の画像データ81の前後には、該画像
データ81に対応する患者情報S2や撮影情報S3を記録する
ためのヘッダー81A、および画像処理装置30における画
像処理条件を示すデータS4を記録するためのブロック81
B、81Cが設けられる。この画像処理条件は、画像データ
S1を直ちに画像処理装置70に送って画像出力する際に、
この画像データS1が画像処理装置30において受けた画像
処理そのものの条件である。
以上述べたようにして光ディスク67において画像デー
タ81が記録されると、画像ディレクトリのための領域82
において、上記画像データ81に対応する画像ディレクト
リ83(83A、83B、83C…)が1つ記録される。この画像
ディレクトリ83には基本的に、各画像データ81のヘッダ
ー81Aの先頭アドレスと、画像データ81のセクタ長、お
よび画像データ81に関する特徴的情報が記録される。
光ディスク67には以上述べた領域80、82の他に、画像
ディレクトリ83の記録内容が変更された場合にそれと置
き換えるための置換ディレクトリ89A、89B、89C…を形
成する領域84や、新たに例えばカルテ内容を記録するよ
うになったとき、それらの新規記録データに対応するデ
ィレクトリを形成するための領域85等が設定されてい
る。また光ディスク67の第1トラックには、各ディスク
の通し番号およびA面、B面の識別コードを記録するた
めのブロック86や、光ディスクが満量になったことを示
すブロック87とともに、多数のディレクトリエントリブ
ロック88A、88B、88C…が設けられている。1番目のデ
ィレクトリエントリブロック88Aは、画像ディレクトリ8
3A、83B、83C…の群が形成されていることを示すもので
あり、画像ディレクトリ群(領域82に形成されるディレ
クトリ群である)の先頭アドレスとセクタ長を記録して
いる。2番目のディレクトリエントリブロック88Bは置
換ディレクトリ群(89A、89B、89C…)の先頭アドレス
とセクタ長を記録し、また3番目以降のディレクトリエ
ントリブロック88C…は順次、将来用ディレクトリ群そ
れぞれの先頭アドレスとセクタ長を記録するために設け
られている。
以上のようにして光ディスク67には、画像データS1が
1画像分ずつ、そして各画像データS1と対応付けて患者
情報S2、撮影情報S3および画像処理条件データS4が順次
記録される。なお画像データS1は、公知の画像データ圧
縮技術によって圧縮した上で光ディスク67に記録すれ
ば、該光ディスク67に蓄積しうる画像の枚数をより多く
することができて好ましい。光ディスク67には患者情報
S2、撮影情報S3に加えて、非常にデータ量の多い画像デ
ータが記録されるが、データ圧縮技術を適用すれば、例
えば1枚の光ディスク67に1000枚程度の画像を記録蓄積
することができる。一方磁気ディスク65は、光ディスク
67よりも記録容量は低いが、ここには患者情報S2および
撮影情報S3のみしか記録されないから、例えば画像100
万枚程度分の患者情報S2と撮影情報S3を蓄積可能であ
る。
ここで本発明の特徴部分として、キーボード61Aの操
作により、放射線画像の重要度を示す情報がシステム制
御装置51に入力されうるようになっている。すなわち医
師等は、画像処理装置30から出力された画像データS1′
に基づいて直ちに出力されたハードコピー71を観察し
て、その診断上の重要度のランク(例えば0〜5までの
6ランク等)を、キーボード61Aを用いて入力する。こ
の際、ハードコピー71に記録された画像番号が一緒に入
力される。システム制御装置51のCPU53は、このように
して入力される重要度ランク情報S5を受けて、該情報S5
を磁気ディスク65および光ディスク67に記録する。この
際該情報S5は、上記のように入力された画像番号の画像
に関する画像検索用データとして記録される。つまり磁
気ディスク65に前述の患者情報S2および撮影情報S3とと
もに重要度ランク情報S5が記録されてデータベースが構
築され、また光ディスク67においては、上記画像番号に
対応する画像データ81(第2図参照)の前後のヘッダー
81Aに重要度ランク情報S5が記録される。なお、この重
要度ランク情報S5は、必ずしも光ディスク67には記録し
なくてもよく、磁気ディスク65のみに記録しておくよう
にしてもよい。
またこの重要度ランク情報S5は、キーボード61Aの
他、IDターミナル25や他の端末機器から入力するように
してもよい。
次に画像の検索および再出力について説明する。前述
したように磁気ディスク65には、患者情報S2および撮影
情報S3が蓄積されて、画像検索のためのデータベースが
構築されている。画像検索者は、操作卓61の表示装置61
Bを観察しながらキーボード61Aを操作することにより、
所望の検索データを入力する。システム制御装置51は、
磁気ディスク65に構築されているデータベースから、入
力された検索データに対応する画像を検索し、それらの
画像の画像リストを表示装置61Bに表示させる。上記検
索データとしては、原則として患者情報S2および撮影情
報S3のうちのすべての情報が使えるようになっている。
例えば検索データとして患者情報S2のうちの患者氏名が
指定されると、表示装置61Bには、指定患者に関するす
べての画像の画像番号と、氏名以外の患者情報S2、撮影
情報S3、それに前記重要度ランク情報S5を示す画像リス
トが例えば第3図図示のように表示される。
検索者はこの表示された画像リストを見て所望の画像
を選択し、再出力の予約をする。この予約された画像番
号はメモリ54に記憶される。こうすることにより、画像
処理装置30と画像出力装置70とが、放射線画像情報記録
読取装置10から送られてきた画像データS1に基づいて直
ちに画像出力するために稼動中であっても、画像検索作
業だけは済ましておくことが可能となる。また検索され
た画像が、検索時光ディスク装置52に装填されている光
ディスク67以外の光ディスクに記録されているものであ
っても、検索作業が無駄になってしまうことがなく、上
記の予約後、その予約した画像が記録されている光ディ
スクを光ディスク装置52に装填して、引き続き画像再出
力に移れるようになる。
上記の予約がなされた後、画像処理装置30が作動停止
したことを示す情報がシステム制御装置51に入力される
と、該システム制御装置51は光ディスク装置52を駆動さ
せ、光ディスク67から予約された画像の読出しを行なわ
せる。この画像読出しに際しては、1番目のディレクト
リエントリブロック88Aがポインターとなって、画像デ
ィレクトリ群(領域82)の読取り指示が与えられ、画像
ディレクトリ83A、83B、83C…が読み取られる。そして
予約された画像番号が記された1つの画像ディレクトリ
83がポインターとなって、該画像ディレクトリ83が示す
1つのヘッダー81Aが指定され、該ヘッダー81Aおよびそ
れに対応する画像データ81、ブロック81B、81Cの記録内
容が読み出される。またこの時、磁気ディスク65には、
読み出された画像データの検索出力回数が該画像データ
の画像検索用データとして記録され、この検索出力回数
は以後、上記画像データが検索されて読み出される毎に
1つずつ加算されていく。なおこの検索出力回数は、第
3図に示す画像リスト中に表示されるようにしてもよ
い。
以上のようにして読み出された画像データ81(S1)
と、ヘッダー81Aに記録されていた患者情報S2と撮影情
報S3、およびブロック81B、81Cに記録されていた画像処
理条件を示すデータS4は、システム制御装置51から画像
処理装置30に転送される。画像データ81はこの画像処理
装置30において、上記データS4が示す画像処理条件に従
って前記階調処理や周波数処理等の画像処理を受けた
後、画像出力装置70に送られる。画像出力装置70におい
ては、この画像処理済みの画像データS1′に基づいて、
前記と同様にして画像出力がなされ、放射線画像のハー
ドコピー71が形成される。なお患者情報S2および撮影情
報S3は、上記ハードコピー71において患者情報や撮影情
報を書き込むために利用される。
前述のようにして表示装置61Bに表示された画像リス
トは、重要度ランク情報90が示されているから、同一の
患者に関して多数の画像が検索された場合には、この情
報90を参考にして、診断上より重要な画像を選択し、再
出力させることが可能となる。
なお検索された画像のリストを表示装置61Bに表示さ
せる場合、重要度ランク情報S5が示す重要度の順に画像
信号を並べて表示させることも可能である。また上記実
施例においては、重要度ランク情報S5が医師等の判断に
基づいてマニュアル操作で入力されるようになっている
が、CPU53等が所定のプログラムに基づいて、撮影情報S
3が示す撮影方法、撮影順序等から自動的に重要度ラン
クを決定するように構成することも可能である。
ところで、上記CPU53は、放射線画像情報記録読取装
置10において画像情報の記録(撮影)がある毎に、磁気
ディスク65に画像検索用データを入力するようになって
いるが、磁気ディスク65の記録容量は有限であるため、
いつかは磁気ディスク65上に構築されたデータベースが
満杯となる。本発明のデータベース構築方法では、上記
のようにデータベースが満杯になった際に、比較的利用
価値の低いと考えられる医用画像に対応する画像検索デ
ータを削除し、新たなデータを入力することができるよ
うになっている。すなわち、磁気ディスク65上のデータ
が満杯となると、ディスクドライブ制御装置57は満杯で
あることをCPU53に知らせ、CPU53はこの情報を前記表示
装置61Bに表示して医師等のユーザーに知らせる。ユー
ザーはこの表示を認知して、キーボード61Aから磁気デ
ィスク65上の画像検索用データのうち不要なデータを削
除する指示を与えれば、CPU53は、磁気ディスク65上の
データの中から不要なものを選び出してこれを削除す
る。不要なデータの削除は一例として第4図に示す流れ
に沿って行なわれる。すなわち、不要なデータの検索、
削除の指示が与えられると、画像検索用のデータは一件
分ずつその内容が検討される。まずステップ100におい
て、撮影情報S2の1つである撮影年月日が、検索年月日
に対応して決められる所定の年月日より前であるか否
か、すなわち撮影時からの経過時間が所定の時間より大
であるか否かが判定される。次にステップ101において
重要度ランク情報S5が示す重要度が所定の基準より低い
か否かが検討され、さらにステップ102において、前述
した検索出力回数が所定の回数より少ないか否かが検討
される。上記3つのステップのいずれか1つでも答がNO
であれば、そのデータは必要なものであると見なされて
データベースに残される。一方、3つのステップのすべ
てにおいて答がYESであるもの、すなわち、撮影時から
の経過時間が長く、重要度の評価が低く、検索出力回数
が少ないデータは、比較的利用価値の低いものであると
見なされ、これらのデータはデータベース上から削除さ
れる。このようにしてデータベース上のすべての画像検
索用データについてその評価が行なわれ、不要なデータ
と削除が終了すると、満杯だったデータベースは削除に
より余裕ができるので、新たな画像検索用データをデー
タベースに記録することができるようになる。なお、ス
テップ100〜102においてYES,NOの判定の基準となる経過
時間、重要度、出力回数は、予め所定の値がプログラム
されていてもよいし、表示装置61Bにデータベースが満
杯であるとの表示がなされる毎に、各ステップについて
表示装置61Bとキーボード61Aを用いてユーザーとの対話
形式でその都度決められてもよい。
また、検索出力回数が所定回数よりも少ないか否かに
ついては、通常重要度ランク情報と関連するので、必ず
しも検討せずに撮影時からの経過時間および重要度ラン
ク情報の2つの項目により画像検索用データの評価を行
ない、データの削除をするようにしてもよい。更に、前
記3つの項目以外に他の項目をも検討し、データの削除
を行なうようにしてもよい。
なお、以上本発明について医用画像の一つである放射
線画像を蓄積する場合について説明したが、本発明はそ
の他例えばCT画像やMR画像等の医用画像を蓄積する場合
にも同様に適用可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明の医用画像管理システ
ムにおけるデータベース構築方法によれば、1人の患者
に関して多数記録蓄積された医用画像の中から診断上有
効なものを選択して再出力することが可能となるので、
役に立たない医用画像を不必要に再出力することを防止
して経費節減、システム操作時間の短縮化を実現でき
る。これとともに、本発明の方法によれば、画像検索用
データが記録されたデータベースが満杯になった際に、
比較的利用価値の低い医用画像に対応するデータが削除
されるので、磁気ディスク等の記録媒体を有効に利用し
て、常に価値の高いデータによりデータベースを構築す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるデータベース構築方法
が実施される医用画像管理システムを示す概略図、 第2図は上記システムに用いられる光ディスクの記録フ
ォーマットの概要を説明する説明図、 第3図は上記システムにおける検索画像リストの表示例
を示す概略図、 第4図は画像検索用データを削除するプロセスを示すフ
ローチャートである。 50……医用画像管理システム 51……システム制御装置、52……光ディスク装置 53……CPU、59……磁気ディスクドライブ 61A……キーボード、61B……表示装置 64……光ディスクドライブ 65……磁気ディスク、67……光ディスク 90……表示された重要度ランク情報 S1……画像データ、S2……患者情報 S3……撮影情報、S5……重要度ランク情報

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医用画像を担持する画像データを記録媒体
    に記録蓄積するとともに、該画像データを検索するため
    のデータベースを構築する医用画像管理システムにおい
    て、 前記医用画像の各々の撮影時を示す情報、および重要度
    を示す情報を、それらと対応付けられた画像データに関
    する画像検索用データとして前記データベースに記録す
    るとともに、前記画像データが検索出力される毎に該検
    索出力回数を前記画像検索用データとして前記データベ
    ースに記録し、前記データベースにおいて前記画像検索
    用データが満杯になった時に、少なくとも1)前記撮影
    時が所定時より前であること、および2)前記重要度が
    所定基準より低いこと、に該当する前記画像データに対
    応する前記画像検索用データを前記データベースから削
    除することを特徴とする医用画像管理システムにおける
    データベース構築方法。
JP1027842A 1986-08-08 1989-02-07 医用画像管理システムにおけるデータベース構築方法 Expired - Fee Related JP2551476B2 (ja)

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