JP2550842B2 - 高周波変調磁界発生回路 - Google Patents

高周波変調磁界発生回路

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JP2550842B2
JP2550842B2 JP4294566A JP29456692A JP2550842B2 JP 2550842 B2 JP2550842 B2 JP 2550842B2 JP 4294566 A JP4294566 A JP 4294566A JP 29456692 A JP29456692 A JP 29456692A JP 2550842 B2 JP2550842 B2 JP 2550842B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波変調磁界発生回路
に係り、特に磁界変調方式によりオーバーライトを行う
磁気記録装置に用いられる高周波変調磁界発生回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子計算機の発達にともない、光
磁気ディスクが低価格で大容量の補助記憶装置として要
望されている。光磁気ディスク装置によりデータの記録
を高速で行うために、種々のオーバーライト方式が提案
されており、その一つとして、レーザ光強度を一定にし
ておいてバイアス磁界の向きを変調して記録を行う磁界
変調方式が知られている。また、バイアス磁界の変調方
法としては、励磁コイルに流す励磁電流の向きをたとえ
ばスイッチング素子を用いて反転させることで変調を行
う方法がある。
【0003】以下、図11に基づいて、従来の高周波変
調磁界発生回路の一例について説明する。図11におい
て、定電流源J1及びJ2は定電圧源Eから定電圧Vを
供給されており、それぞれ所定の定電流を補償コイルL
1及びL2に供給する。両コイル間には励磁コイルLM
が接続されており、各々の接続点にはトランジスタ、 M
OSFET 等のスイッチング素子51と52が接続されてい
る。補償コイルL1及びL2のインダクタンス値は、図
示しない磁気記録媒体と所定距離離間して配設される励
磁コイルLMのインダクタンス値に比べて十分大きな値
とされている。
【0004】両スイッチング素子51及び52が外部か
ら入力される記録信号Rに応じてスイッチング制御部5
3によってスイッチング制御されることにより、励磁コ
イルLMに流れる励磁電流IMの向きは記録信号Rに基
づいて変調される。この結果、磁気記録媒体のバイアス
磁界を高周波変調して所定の記録を行えるよう構成され
ている。
【0005】すなわち、スイッチング素子51がオフ、
スイッチング素子52がオンのときは、励磁電流IMは
スイッチング素子52を介して実線で示すとおりに流
れ、磁気記録媒体には励磁電流IMの向きに応じた磁界
(正方向とする)が発生する。またこの時、電流源J2
から補償コイルL2を介してスイッチング素子52に定
電流I2が流れ、スイッチング素子52は飽和状態とさ
れている。
【0006】つづいてスイッチング素子51がオン、ス
イッチング素子52がオフとされた場合には、電流I2
は破線で示すとおりに励磁コイルLMを流れて励磁電流
とされ、磁気記録媒体に負方向の磁界を発生させる。同
時に、電流I2は補償コイルL1を介して電流源J1か
ら供給される定電流I1と共にスイッチング素子51に
流れ、所定のスイッチング時間後にこれを飽和状態とす
る。
【0007】上記の回路において、補償コイルL1及び
L2には常時定電流が流れており、スイッチング時にこ
れらの電流を各スイッチング素子に流し込むことによっ
て各スイッチング素子のターンオン時間を短縮し、高速
でスイッチングされる場合でも励磁コイルLMにほぼ一
定の大きさの励磁電流を供給する構成とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の高周波変調磁界発生回路によれば、定電流回路を使用
しているために消費電力が多く、また回路が複雑になる
問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決した高周波変
調磁界発生回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、図1の原
理図のとおり構成することにより解決される。
【0011】すなわち、磁気記録媒体1と所定距離離間
して配設される励磁コイルLMと、磁気記録媒体1に記
録する外部からの記録信号Rに応じた制御信号Cを生成
する制御手段2と、励磁コイルLMの両側に接続され、
制御信号Cによりスイッチング制御されて交互にオンま
たはオフし、記録信号Rに応じて励磁コイルLMに流れ
る励磁電流IMの向きを反転させる第1及び第2のスイ
ッチング手段3及び4と、励磁コイルLMに接続され、
第1及び第2のスイッチング手段3及び4のスイッチン
グ時に励磁電流IMの向きを速やかに反転させるための
エネルギを蓄えておく補償コイルL1, L2と、補償コ
イルL1, L2及び励磁コイルLMに電流を供給する電
流供給手段5とを具備した高周波変調磁界発生回路にお
いて、電流供給手段5を電圧源により構成すると共に、
互いに並列に接続される複数個のスイッチング素子
1 , …3m(mは2以上の整数)及び41 , …4n
(nは2以上の整数)により第1及び第2のスイッチン
グ手段3及び4を構成し、第1又は第2のスイッチング
手段3又は4の複数個のスイッチング素子31 , …3m
又は41 , …4nを記録信号Rの周波数よりも高い一定
周波数で、且つ複数個のうち少なくとも一つをオンとす
るタイミングでスイッチング手段2によってスイッチン
グ制御することにより、第1又は第2のスイッチング手
段3又は4を交互にオンとすることにより解決される。
【0012】
【作用】上記構成の本発明によれば、電流供給手段5は
電圧源により構成され、電圧源から補償コイルL1, L
2及び励磁コイルLMに電流が供給されるよう作用す
る。また、第1及び第2のスイッチング手段3及び4を
互いに並列に接続される複数個のスイッチング素子
1 , …3m及び41 , …4nにより構成し、制御手段
2によって第1又は第2のスイッチング手段3又は4の
この複数個のスイッチング素子31 , …3m及び41 ,
…4nを記録信号Rの周波数よりも高い一定周波数で、
且つ複数個のうち少なくとも一つをオンとするタイミン
グでスイッチング手段2によってスイッチング制御する
ことにより、第1又は第2のスイッチング手段3又は4
が交互にオンされる際に複数個のスイッチング素子
1 , …3m及び41 , …4nの一定時間当たりの平均
オン抵抗が一定になるように作用する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するにあ
たり、まず図2乃至図4に基づいて本発明の着想につい
て説明する。
【0014】図2はスイッチング素子である MOS FETの
ドレイン出力電流Idのゲート入力電圧Vgに対する一
般的な関係を示し、図3はゲート入力電圧Vgの周波数
を可変したときのVgとIdとの関係を同様に示す。
【0015】図2に示すとおり、ゲート入力電圧Vg
(同図(A))が立ち上がりはじめてからドレイン出力電
流Id(同図(B))が立ち上がりはじめるまで遅延時間
tdを要し、ドレイン出力電流Idが立ち上がってほぼ
飽和するまでにさらに立ち上がり時間trを要する。す
なわち、ゲート入力電圧Vgが立ち上がりはじめてから
ドレイン出力電流Idがほぼ飽和するまでにターンオン
時間tonを要する。
【0016】また、図3(A)に示す如くゲート入力電
圧Vgの周波数を3とおりに可変した場合について考え
ると、Vgの周波数が十分に低いVgLの場合、Idは
VgLより遅延時間tdだけ遅れて飽和に達し、遅延時
間だけ遅れてIdLで示す如く減少して零になる。
【0017】ところが、Vgの周波数が比較的高いVg
Mの場合、IdはVgMの立ち上がりはじめから遅延時
間tdだけ遅れて立ち上がりはじめるが、VgMが減少
しはじめるのとほぼ同時に飽和に達することなくIdM
で示す如く減少して零になる。Vgの周波数がさらに高
いVgHの場合も同様であり、Idはさらに短時間でI
dHで示す如く減少して零になる。
【0018】これは MOS FETの遅延時間td及び立ち上
がり時間trに起因して起こる現象であり、MOS FET の
オン抵抗RONがゲート入力電圧Vgの周波数(入力周波
数f)に依存することを意味し、次に図4に示すとおり
に入力周波数fが低いとオン抵抗RONが低く、入力周波
数fが高いとオン抵抗RONが高くなることを示してい
る。
【0019】すなわち、入力周波数fが低いとコイルの
電流が多く、入力周波数fが高いとコイルの電流が少な
くなることを示している。なお、図4において、入力周
波数fがf1 以下のときは MOS FETは飽和領域まで達
し、入力周波数fがf2 以上のときは MOS FET はオン
しきらずにオフ抵抗ROFF を呈することを示す。
【0020】また、図2(B)において、オン時間Ton
の平均電流をIav、立ち上がり時間とたち下がり時間を
等しくtrとし、電荷をQとすれば、 Q=Iav・Ton (1) =Id・Ton−Id・tr (2) ∴Iav=(1−(tr/Ton))Id (3) このように、スイッチング素子が飽和する場合について
も、平均電流Iavはオン時間Tonに依存する。したがっ
て、スイッチング素子のオン抵抗RONは、そのオン時間
Tonに依存する。
【0021】本発明は上記の点に着目して前記した原理
図(図1)のとおりに構成し、図4において、スイッチ
ング素子をスイッチング制御する制御信号の周波数(入
力周波数)を一定とすることにより、回路の定電流化を
図ったものである。
【0022】次に、本発明の高周波変調磁界発生回路の
具体的な一実施例について、図5乃至図7に基づいて説
明する。
【0023】図5の回路図において、Eは電流供給手段
である電圧源、Q1〜Q4はそれぞれスイッチング素子
である MOS FETであり、励磁コイルLMの左端に互いに
並列に接続されるQ1とQ2により第1のスイッチング
手段を構成し、励磁コイルLMの右端に互いに並列に接
続されるQ3とQ4により第2のスイッチング手段を構
成している。
【0024】また、それぞれの入力端子に記録信号R及
びクロックCKを入力されるゲート回路6,…9により
制御手段が構成されており、上記の各 MOS FETが各ゲー
ト回路の出力によって図6に示す如くスイッチング制御
される。
【0025】図6は、図5の高周波変調磁界発生回路の
動作を示すタイミングチャートである。記録信号Rは、
たとえば同図(A)に示すとおりに各ゲート回路に入力
され、クロック信号CK(同図(A))は記録信号Rに対
して十分高い周波数で一定の周期2Tとされている。こ
れに対し、各ゲート回路6,…9の出力の制御信号C
1,…C4は、それぞれ同図(C)乃至(F)に示すと
おりとなる。
【0026】すなわち、記録信号Rのハイレベル期間
は、そのハイレベル期間の長さに応じて制御信号C1と
C2が交互にハイレベルとなることにより、MOS FET Q
1とQ2が交互にオンとなる。このとき、制御信号C3
とC4は共にローレベルとされており、MOS FET Q3と
Q4はそれぞれオフとされる。
【0027】したがって、励磁電流IMは破線で示すと
おりに流れ、励磁コイルLMと所定距離離間して配設さ
れた磁気記録媒体には、励磁電流IMの向きに応じた負
方向の磁界が発生する。
【0028】また、記録信号Rのローレベル期間は、そ
のローレベル期間の長さに応じて制御信号C3とC4が
交互にハイレベルとなることにより、MOS FET Q3とQ
4が交互にオンとなる。このとき、制御信号C1とC2
は共にローレベルとされており、MOS FET Q1とQ2は
それぞれオフとされる。よって、励磁電流IMは実線で
示すとおりに流れ、磁気記録媒体には正方向の磁界が発
生する。
【0029】以上の各MOS FET のスイッチングのタイミ
ングはクロックパルスCKに同期しており、記録信号R
のハイレベル期間はMOS FET Q1とQ2のいずれかがオ
ン、記録信号Rのローレベル期間はMOS FET Q3とQ4
のいずれかがオンとされている。
【0030】またクロックパルスCKの周波数は一定で
記録信号の周波数よりも高い周波数とされており、記録
信号Rのハイレベル期間とローレベル期間内で一定期間
Tずつ各 MOS FETがオンする構成であるため、各 MOSFE
T のオン抵抗は記録信号Rの周波数及びデューティ比に
かかわらす一定となる。
【0031】したがって、従来のように定電流源を用い
ることなく一定の励磁電流を励磁コイルLMに供給する
ことができる。なおこのとき、期間Tは、記録信号Rの
ハイレベル期間とローレベル期間のうち最短のものと等
しいか、十分に短い期間とされている。
【0032】ここで、図5の回路における励磁電流IM
の値を計算により求める。記録信号Rがハイレベルから
ローレベルとなったときのラプラス変換後の等価回路を
図7に示し、電流I(=IMとする)について解く。励
磁コイルLMのインダクタンスをLm,補償コイルL1
及びL2のインダクタンスをL、電圧源Eの出力電圧を
V、各 MOS FETのオン抵抗をRONとおくと、
【0033】
【数1】
【0034】逆ラプラス変換して、
【0035】
【数2】
【0036】ここで、L≫Lmとすると、
【0037】
【数3】
【0038】となり、励磁電流IMを表す(6)式にお
いて時間に依存する項がなくなり、励磁電流IMは電圧
源Eの出力電圧Vと MOS FETのオン抵抗RONにより決ま
る。したがって、各 MOS FETのオン抵抗RONを一定とす
るように各 MOS FETをスイッチング制御すれば、記録信
号Rがハイレベルからローレベル(またはローレベルか
らハイレベル)となったときの励磁電流IMの向きを迅
速に切替えることができる。
【0039】また、前述の如く定電流源を必要としない
ため回路が簡単化し、消費電流が少ない利点がある。
【0040】図8は図5の実施例の一変形例を示す。本
変形例では励磁コイルがLM1とLM2に分割巻きさ
れ、それぞれの接続点を補償コイルL3に接続された構
成とされている。本変形例の高周波変調磁界発生回路
は、図7に示した制御タイミングで各MOS FET Q1〜Q
4をスイッチング制御され、上記実施例と同様に動作し
て上記実施例と同様の効果を奏する。
【0041】次に、図9は本発明の他の実施例を示す。
図9において、Q51,Q52,…Q5p(pは3以上の整
数)、及びQ61,Q62,…Q6q(qは3以上の整数)
はそれぞれスイッチング素子である MOS FETであり、励
磁コイルLMの左端に互いに並列に接続されるQ51,Q
2,…Q5pにより第1のスイッチング手段を構成し、
励磁コイルLMの右端に互いに並列に接続されるQ61,
Q62,…Q6qにより第2のスイッチング手段を構成し
ている。
【0042】また、記録信号R及びクロックCK′を入
力されるスイッチング制御部12により制御手段が構成
されており、上記の各 MOS FETは制御部12からの制御
信号C51,C52,…C5p及びC61,C62,…C6qに
よって図10に示す如くスイッチング制御される。
【0043】すなわち、記録信号Rのハイレベル期間
は、そのハイレベル期間の長さに応じて制御信号C51,
C52,…C5pのいずれかが交互にハイレベルとなるこ
とにより、MOS FET Q51,Q52,…Q5pのいずれかが
交互にオンとなる。このとき、制御信号C61,C62,…
C6qはそれぞれにローレベルとされており、MOS FET
Q61,Q62,…Q6qはそれぞれオフとされる。
【0044】したがって、励磁電流IMは破線で示すと
おりに流れ、励磁コイルLMと所定距離離間して配設さ
れた磁気記録媒体には、励磁電流IMの向きに応じた負
方向の磁界が発生する。
【0045】また、記録信号Rのローレベル期間は、そ
のローレベル期間の長さに応じて制御信号C61,C62,
…C6qのいずれかが交互にハイレベルとなることによ
り、MOS FET Q61,Q62,…Q6qのいずれかが交互に
オンとなる。このとき、制御信号C51,C52,…C5p
はそれぞれローレベルとされており、MOS FET Q51,Q
2,…Q5pはそれぞれオフとされる。よって、励磁電
流IMは実線で示すとおりに流れ、磁気記録媒体には正
方向の磁界が発生する。
【0046】以上の各MOS FET のスイッチングのタイミ
ングはクロックパルスCK′に同期しており、記録信号
Rのハイレベル期間はMOS FET Q51,Q52,…Q5pの
いずれかがオン、記録信号Rのローレベル期間はMOS FE
T Q61,Q62,…Q6qのいずれかがオンとされてい
る。
【0047】本実施例においても、クロックパルスC
K′の周波数は一定で記録信号の周波数よりも高い周波
数とされており、記録信号Rのハイレベル期間とローレ
ベル期間内で一定期間Tずつ各 MOS FETがオンする構成
であるため、各 MOS FETのオン抵抗は記録信号Rの周波
数及びデューティ比にかかわらす一定となる。
【0048】したがって、従来のように定電流源を用い
ることなく、前記実施例と同様に一定の励磁電流を励磁
コイルLMに供給することができる。なおこのとき、期
間Tは、記録信号Rのハイレベル期間とローレベル期間
のうち最短のものと等しいか、十分に短い期間とされて
いる。また、p≠qでも、p=qであってもよい。
【0049】また、本実施例においても、前記実施例に
ついて図7と共に説明したのと同様に、記録信号Rがハ
イレベルからローレベル(またはローレベルからハイレ
ベル)となったときの励磁電流IMの向きを迅速に切替
えることができる。
【0050】このように、上記の各実施例によれば、定
電流源を使用することなく簡単な回路で低消費電力とす
ることができると共に、励磁電流の向きを迅速に切替え
ることができて高速の変調磁界を生成することが可能に
なる。
【0051】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、第1又は第
2のスイッチング手段がオンされる際に複数個のスイッ
チング素子はいずれも記録信号よりも高い周波数でスイ
ッチング制御されてスイッチング素子は一定時間当たり
の平均オン抵抗が一定となり、また定電流源を必要とし
ないため、低消費電力とすることができる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の着想を説明するためのスイッチング素
子の入力と出力の関係を示す図である。
【図3】本発明の着想を説明するためのスイッチング素
子の入力と出力の関係を示す図である。
【図4】本発明の着想を説明するためのスイッチング素
子の入力周波数とオン抵抗の関係を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示す図である。
【図6】図5の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図7】図5の回路についてラプラス変換により解析す
るための図である。
【図8】図5の回路の一変形例を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す図である。
【図10】図9の回路の動作を示すタイミングチャート
である。
【図11】従来の高周波変調磁界発生回路の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 磁気記録媒体 2 制御手段 31,…3m,41,…4n,51,…5p,61,…6q,Q1,Q2,Q
3,Q4 スイッチング素子 3 第1のスイッチング手段 4 第1のスイッチング手段 5 電流供給手段 12 スイッチング制御部 LM 励磁コイル L1,L2,L3 補償コイル E 電圧源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体と所定距離離間して配設され
    る励磁コイルと、 該磁気記録媒体に記録する外部からの記録信号に応じた
    制御信号を生成する制御手段と、 該励磁コイルの両側に接続され、該制御信号によりスイ
    ッチング制御されて交互にオンまたはオフし、該記録信
    号に応じて該励磁コイルに流れる励磁電流の向きを反転
    させる第1及び第2のスイッチング手段と、 該励磁コイルに接続され、該第1及び第2のスイッチン
    グ手段のスイッチング時に該励磁電流の向きを速やかに
    反転させるためのエネルギを蓄えておく補償コイルと、 該補償コイル及び該励磁コイルに電流を供給する電流供
    給手段とを具備した高周波変調磁界発生回路において、 前記電流供給手段を電圧源により構成すると共に、互い
    に並列に接続される複数個のスイッチング素子により前
    記第1及び第2のスイッチング手段を構成し、 前記第1又は第2のスイッチング手段の該複数個のスイ
    ッチング素子を前記記録信号の周波数よりも高い一定周
    波数で、且つ複数個のうち少なくとも一つをオンとする
    タイミングで前記スイッチング手段によってスイッチン
    グ制御することにより、前記第1又は第2のスイッチン
    グ手段を交互にオンとすることを特徴とする高周波変調
    磁界発生回路。
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