JPH04219601A - 磁気ヘッド駆動回路 - Google Patents

磁気ヘッド駆動回路

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JPH04219601A
JPH04219601A JP41172790A JP41172790A JPH04219601A JP H04219601 A JPH04219601 A JP H04219601A JP 41172790 A JP41172790 A JP 41172790A JP 41172790 A JP41172790 A JP 41172790A JP H04219601 A JPH04219601 A JP H04219601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
magnetic head
switching element
switching elements
period
Prior art date
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Pending
Application number
JP41172790A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
和智滋明
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクに対し
てデータを記録する際に、印加する磁界を発生するため
の磁気ヘッドの駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクによってデータを記録する装
置としては、光ディスクの記録面にレーザビームを照射
すると共に、該光ディスクに磁界を加える、いわゆる、
光磁気記録方式が知られている。図7は、かかる光磁気
記録の原理図を示したもので、光磁気ディスク101の
垂直磁化膜101aに光学ヘッド102による一定のレ
ーザ光を照射し、前記垂直磁化膜101aの温度をキュ
ーリー点以上に上げておき、磁気ヘッド103による磁
場を記録信号で変調して、前記垂直磁化膜101aに該
磁場の変化パターンと対応した磁気パターンを残すこと
によって、データの記録を行うものである。
【0003】このような磁界変調方式により記録を行う
場合には、例えば、図8に示すような矩形波状の記録信
号に対して、磁気ヘッド103のコイル103aに流れ
る電流は、図8に示すような時定数を有する積分波形に
なる。(Idは駆動電流、Hdはこれに対応する磁場の
強さを示す)ところで、一般に磁界変調方式によって高
密度記録を達成しようとすると、磁気ヘッドによる磁場
を記録に必要な強さにすると共に、磁場の立上がり、及
び立下がり時間、すなわち、磁気コイルに流す電流の立
上がり、及び立下がり時間が十分に短くなるようにする
ことが必要になる。
【0004】図9は、上記したように磁気ヘッドの励磁
コイルに流す電流の立上がり及び立上がりを変調データ
の波形と等しくなるようにするための駆動回路の一例を
示したものである。変調データとなる矩形波の電圧Ei
 は、抵抗RとコンデンサCの並列回路を介して低イン
ピーダンス出力とされているアンプAに供給され、等価
時にコイルLと抵抗rからなる励磁コイルMに供給され
ている。
【0005】この回路では励磁コイルMに流れる過渡期
tの電流をIとすると、その端子電圧EL は、
【00
06】
【数1】
【0007】又、駆動回路の全体の伝達関数は、
【00
08】
【数2】
【0009】とすることができ、矩形状の入力電圧Ei
 に対してその出力電圧EL は図10に示すようにな
る。 上記(1)式及び(2)式から励磁コイルMに流れる電
流Iは、
【0010】
【数3】
【0011】になる。よって、CR=L/r、及びr=
R1 /Rとなるように各インピーダンスを選ぶと、入
力電圧Ei に対する電流Iの応答は線形とみなせるか
ら、励磁コイルMに流れる電流Iの波形と入力電圧Ei
 の波形がほぼ等しくなり、図8の波形に比較して波形
反転時の立上がり、及び立下がりを鋭くすることができ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
回路で駆動電流Iの値を高くし、かつその立上がり(立
下がり)を鋭くするためには、アンプAの伝達特性の1
つを示すスルーレート(Slew rate )が十分
に高くなければならないが、このようなアンプAは消費
電力が大きくなると共に高価であり、回路のコストアッ
プを招くという問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる問題点
を解消するためになされたもので、少なくとも励磁コイ
ルに順方向及び逆方向の過渡応答に対応する電流を供給
する第1、及び第2のスイッチング素子と、前記励磁コ
イルに順方向及び逆方向の定常応答に対応する電流を供
給する第3、及び第4のスイッチング素子を設け、前記
第1及び第4の各スイッチング素子に流す電流値を所定
の値に設定すると共に、その開閉タイミングを制御する
ことによって、励磁コイルMに流れる電流Iの立上がり
及び立下がり特性が改善されるようにしたものである。
【0014】
【作用】立上がり及び立下がり特性を鋭くするため、第
1及び第2のスイッチング素子を介して反転時には所定
期間だけ時定数の小さい回路で電流を流すと同時に、こ
の電流が所定の値になったときに第3、及び第4のスイ
ッチング素子によってスイッチング素子で必要とされる
電流値が維持されるように切換え、励磁コイルMによっ
て形成される磁場の強さが、記録データ波形と近似する
ように制御する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の磁気ヘッド駆動回路の一実施
例を示したもので、S1 〜S4 は、例えばパワーM
OSトランジスタ等からなる高速のスイッチング素子、
Mは等価的にコイルL及び抵抗rで示される磁気ヘッド
の励磁コイルを示す。Eのスイッチング素子S1 〜S
4 にはそれぞれ抵抗値がR10〜R20とされ抵抗が
直列に接続されている。そして、スイッチング素子S1
 又はS3 のみがオンになると、図示のように順方向
の電流if が励磁コイルMを流れ、スイッチング素子
S2 又はS4 のみがオンになると、逆方向の電流i
R が励磁コイルMを流れるように電圧2E0 、及び
E0 がそれぞれ回路の電源として供給されている。
【0016】この回路の動作を図2の信号波形及び図3
のタイミング図で説明する。前述したように励磁コイル
Mに矩形波状の電流を流すためには、前述したように信
号の反転時にピーク点P1 、P2 となり、その後所
定の時定数で低下して一定のレベルとなるような図2の
(a)に示すような信号波形を供給することが要請され
るが、このような信号波形をそのまま励磁コイルMに供
給しようとするとスルーレートの高いアンプが必要にな
る。そこで、本発明の場合はこの信号波形(a)に近似
する印加電圧波形として図2の(b)の信号波形をスイ
ッチング回路によって生じるようにしている。すなわち
、反転時の過渡応答をT1 期間として、このときにス
イッチング素子S1 をオンとして時定数の小さい回路
で大電流を供給し、高い端子電圧E1 を形成する。
【0017】そして、次の定常応答時であるT2 期間
には、時定数が大きくなるスイッチング素子S3 をオ
ンとし、低い端子電圧E2 となるように制御する。又
、磁場が反転する逆方向の電流を供給する際も同様にT
3 期間には時定数が小さい回路で負の端子電圧−E3
(=E1 )が供給され、定常時(T4 期間)には時
定数の大きい回路で負の端子電圧−E4 (=E2 )
が供給されるように各スイッチング素子S1 ,S2 
,S3 ,S4 が順次オンに駆動される。図3は上記
各スイッチング素子S1 ,S2 ,S3 ,S4 の
オンとなるタイミングを示している。そして、上記各端
子電圧E1 、及びE2 (=−E4 )を供給するた
めに前記抵抗はR10<R20となるように設定される
【0018】このようなスイッチングコントロールを行
うと、過渡応答時にコイルLに流れる電流I1 と、定
常応答時にコイルLに流れる電流I2 の電流波形を拡
大すると図4に示すようになり、鋭く立ち上がった後に
、ほぼ一定レベルとなるように応答させることができる
。なお、図4に示すように定常時の期間が長くなるとき
は、スイッチング素子S3 (S4 )を期間T2 だ
けオンとし、次の期間T3 はオフとするような断続制
御にしてもよい。本発明の磁気ヘッドの駆動回路は、上
記したように駆動電流が流れる期間を過渡応答期間と、
定常応答期間に分け、それぞれ異なる時定数で電圧が供
給されるように各スイッチング素子を制御しているので
、高いスルーレートのアンプを使用することなく、立上
がり及び立下がりの改善された磁場を光ディスクに印加
することができる。
【0019】図5は本発明のさらに他の実施例を示した
もので、この実施例はプッシュプル駆動回路とすること
によって単一の電源Eで順方向及び逆方向の電流が供給
されるようにしたものである。又、各スイッチング素子
S1P・S1N,S2P・S2N,S3P・S3N,S
4PS4Pのオンオフ制御は図6のタイミング図に示さ
れており、S1(PN) ・S3(PN) で順方向電
流がS2 (PN)・S4(PN) で逆方向電流が励
磁コイルMに供給されることになる。なお、各抵抗は図
1と同一のものが使用され、R10<R20とされてい
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ヘッ
ドの駆動回路は、過渡応答時にオンとなるスイッチング
素子と、定常応答時にオンとなるスイッチング素子を設
け、上記各応答期間に異なる時定数で励磁コイルMに電
流が供給されるようになされているので、立上がりが改
善された高い反転周期の電流を高価なアンプを使用する
ことなく磁気ヘッドに供給することができ、高密度の光
磁気記録を行うことができる。又磁気ヘッド駆動回路の
コストダウンをはかることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す磁気ヘッド駆動回路図
である。
【図2】励磁コイルに供給される端子電圧波形図である
【図3】スイッチング素子のオン/オフタイミング説明
図である。
【図4】励磁電流波形の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す磁気ヘッド駆動回路
図である。
【図6】スイッチング素子のオン/  オフタイミング
説明図である。
【図7】光磁気記録の原理図である
【図8】記録信号と磁場の強さを示す波形図である。
【図9】従来の磁気ヘッド駆動用の回路図である。
【図10】入力信号波形図と出力電圧波形図である。
【符号の説明】
M  励磁コイル S1 〜S4   スイッチング素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  順方向の過渡応答電流を供給する第1
    のスイッチング素子と、順方向の定常応答電流を供給す
    る第2のスイッチング素子を設けると共に、前記励磁コ
    イルに逆方向の過渡応答電流を供給する第3のスイッチ
    ング素子と、逆方向の定常電流を供給する第4のスイッ
    チング素子を磁気ヘッドの励磁コイルに接続し、前記第
    1、第2、第3、及び第4のスイッチング素子が順次オ
    ンとなるように駆動する事を特徴とする磁気ヘッド駆動
    回路。
  2. 【請求項2】  前記第1、第2、第3、及び第4のス
    イッチング素子がそれぞれ正及び負の電源に接続されて
    いる1対のスイッチング素子によって構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁気ヘッ
    ド駆動回路。
JP41172790A 1990-12-19 1990-12-19 磁気ヘッド駆動回路 Pending JPH04219601A (ja)

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JP41172790A JPH04219601A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 磁気ヘッド駆動回路

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