JPS62295406A - 光磁気記録装置のバイアス磁界発生装置 - Google Patents

光磁気記録装置のバイアス磁界発生装置

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JPS62295406A
JPS62295406A JP61138346A JP13834686A JPS62295406A JP S62295406 A JPS62295406 A JP S62295406A JP 61138346 A JP61138346 A JP 61138346A JP 13834686 A JP13834686 A JP 13834686A JP S62295406 A JPS62295406 A JP S62295406A
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久年 馬場
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は電磁石の駆動方法に係り、特に高速に磁界を切
換え得る電磁石駆動方法に関する。
(従来の技術) 従来磁界を発生させるための装置として、電磁石を用い
た電磁変換装置が知られている。
テープレコーダー等の磁気ヘッドに用いられる電磁石に
おいては、磁気ヘッドとテープとを接触させて情報の記
録再生を行うようにしであるため、磁気ヘッドの近傍に
おいてのみ大きな磁束密度が得られれば十分であるので
、その分装置の小型化が容易であり、しかも電磁石の応
答性は良好に得られる。又、該磁気ヘッドの左右両極の
ギャップ等を調整することにより、磁束を集中させるこ
とができるので、該装置を小型化しても大きな磁束密度
を得ることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、近年情報の記録再生のための装置として
多用されつつある光磁気ディスク装置におけるバイアス
磁界発生用の電磁石においては、電磁石から数菖■離れ
てもなお数百〜数koeの磁束密度が必要とされている
。これは、磁化媒体が磁気ディスク表面から1.21程
度内側にあり、さらに該ディスクが回転する際、同ディ
スクの面振れにより、ディスク面が垂直方向に11■程
度上下動するので、磁化媒体を電磁石から2υ程度以内
に近づけることは困難であるからである。
したがって、光磁気ディスク装置の場合においては、所
要の磁束密度を得るために比較的大きな電磁石を用いざ
るを得ない。
又、光磁気ディスクでは情報の記録時と消去時でバイア
ス磁界の方向を切換える必要があり、この記録再生の切
換えを迅速に行なわなければ情報の授受スピードが低下
するという不都合が生じる。
このため、従来から、駆動段において電磁石のコイルに
流れる電流を帰還させることにより、磁界の変化時にお
いては大きな電圧を電磁石のコイルの両端に印加し、磁
界の立上がり後においては電磁石のコイルに適当な電圧
を印加するという電流駆動段が用いられていた。
しかしながらこの場合においても、所要切換時間を数l
ll5以下にするのに高い電源電圧を印加するか、若し
くは電磁石のコイルの巻数を減らしてインダクタンスを
減少させて大電流で駆動させる必要があり、いずれにし
ても駆動段における消費電力が大きくなるという欠点が
あった。
(問題点を解決するための手段) 上述した従来の問題点は本発明のほぼ同一空間に磁界を
発生する複数のコイルを持ち、該複数のコイルのうち1
つ又は複数の第1のコイル群を開放し、残りの1つ又は
複数の第2のコイル群に流れる電流を変化させて前記磁
界を変化させ、該磁界の変化後において第1のコイル群
又は第1及び第2のコイル群のうち任意の1つ又は複数
のコイルに通電することにより一定の磁界を発生するよ
うにした電磁石駆動方法により解決することができる。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の詳細な説明するための図
である。
■は電磁石、1aは第1コイル、1bは第2コイルであ
る。第2コイル1bは磁界立上げ時に用いられるもので
あり、第1コイル1aより少い巻数で巻回されている。
又、第1コイ月川aと第2コイル1bは、第1図に示す
ように夫々第1スイツチ2a及び第2スイツチ2bを介
して、相#に接続されており、接続された1端はアース
され、他端は電圧→■を印加できるようにされている。
以上のような構成からなっているので、磁界を発生ずる
には、まず第2スイツチ2bを入れ゛(第2コイル1b
に電流を流す。
この第2コイル1bは、第1コイル1aに比しインダク
タンスが小さく、又直流抵抗が小さいので電圧子■を印
加すると急激に電流が流れ、それに伴い電磁石1に発生
する磁界も急激に立」−る。
そして、一定時間後に若しくは第2コイル1bにより発
生する磁界又は該コイルに流れる電流が規定レヘルにな
ったごとを検知した後、第1スイツチ2aを入れて第2
スイツチ2bを切ることにより第1コイル1aに電流が
流れ電磁石1から発生ずる磁界が保持される。保持すべ
き磁界の強さにより、第1コイル1a及び第2コイル1
bの巻数、直流抵抗あるいは電圧+■を設定する。
第2図には他の実施例の概念図が示しである。
同図において、第1コイル1a及び第2コイル1bは連
続的に電磁石lに巻回されており、第2コイル1bにお
りる巻数が少くなるような(☆置で第2スイツチ2bが
接続され、該第2スイツチ2bは第1コイルla側の端
部に接続された第1スイツチ2aと連結され電圧子■を
印加できるようにされている。又、第2コイル11)側
の端部taアースされている。
該実施例における作用は前記実施例におけると同様であ
るが、前記実施例の説明中箱1スイッチ2aを入れた後
第2スイツチ2bを切ることにより、該実施例において
は第1コイル1aと第2コイル1bに電流が流れて電磁
石1から発生ずる磁界が保持されることになる。
次に、トランジスタをスイッチに用いて磁界の反転を可
能にした他の実施例について第3図及び第4図を用いて
説明する。
第3図において、■は電磁石、1aば第1コイル、1b
は第2コイルであり、第2コイル1bは第1コイル1a
より少なく巻回されており、従って前記と同様の作用を
有している。Trla、 Trlb。
Tr2a、 Tr2b、 Tr3a、 Tr3bはトラ
ンジスタでありスイッチング動作をする。3はダイオ−
1ζである。
以上のような構成からなる本実施例の動作を第4図に示
したタイミングチャートを合わせて用い説明する。
時刻t0においては全てのトランジスタがOFFの状態
になっておりコイルに電流が流れず磁界は発生しない。
次に時刻t、で正磁界(第3図の結線では上方向に磁束
が発生する)を発生させるには、トランジスタTrla
、 Tr2bをONにし、第2コイル1bに電圧を印加
する。所要の磁束密度が発生した時t2においてトラン
ジスタTr3bをONにし、トランジスタTr2bをO
FFにすることにより第1コイル1aを有効にし磁界を
保持する。時刻t。
においてトランジスタTr3bを叶Fにすることにより
磁界は消滅する。
同様に時刻t4において逆方向の磁界を発生させるには
トランジスタTrlb、 Tr2aをONにし、第2コ
イル1bに逆方向の電圧を印加して逆磁界を立上げ、そ
の後時刻t5においC1トランジスタTr3aをONに
し、トランジスタTr2aをONにして逆方向の一定磁
界を得る。時刻t6でトランジスタをOFFにすること
により磁界が消滅する。
なお、第3図中のダイオード3は、電磁石1の磁界の変
化に伴って発生ずる誘起電圧を阻止するために設けられ
たものである。
又、トランジスタを完全なスイッチング動作とすると磁
界の消滅時において非常に大きな誘起電圧が発生するの
で、これを防11−するには磁界の消滅時のスイッチン
グ時間を長くする構成とすればよい。正逆方向の磁束密
度に差Wを持た一ロるには、トランジスタの出力側に適
当な抵抗を挿入することによりなし得る。
又、第1コイル1a及び第2コイル1bは巻数又は導線
の断面積如何により適宜ひ+り時間を設定することがで
き所定の電源電圧等に適合さ−Uることが可能である。
又、以−Lの実施例においては、第1及び第2のコイル
を使用した例を示したが、本発明においてはこれに限定
されるものではなく、それ以上の複数のコイルを用いて
、任意のコイルを選ぶことにより立上り速度の調整をす
ることができる。又、スイッチング素子としてはVFE
T、 GTOサイリスタなどを用いることができる。
又、第1コイル1a及び第2コイル1bのそれぞれに別
々の電源を用いて電圧を印加するようにすれば、各コイ
ルの巻数の比を大きくとらなくてすみ誘起電圧を低くす
ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の電磁石駆動方法によれば、
数百〜数kOeという大きな磁界を数ms程度の時間で
高速に切換えることができ、電磁石の駆動段において単
一の電圧源によっても消費電力に無駄がなくなる。
又、本発明の電磁石駆動方法を光磁気ディスク装置のバ
イアス磁界発生用電磁石に適用すると、情報の記録に先
立って、例えば光ヘッドのシーク中から電磁石を駆動す
る必要がないため該装置の電源容量を小さくすることが
できる。さらに、該シーク中に電磁石から発生する磁界
により光ヘッドすなわちキャリッジを引きつけたり反発
したりする外力が発生しないから安定したシーク動作を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例の概念図、第3図は
本発明の他の実施例の概念図であり、スイッチとしてト
ランジスタを用いたもの、第4図は第3図における磁界
発生に関するタイミングチャートである。 1・・・電磁石、1a・・・第1コイル、1b・・・第
2コイル、2a・・・第1スイツチ、2b・・・第2ス
イツチ、Tri〜Tr3・・・トランジスタ、3・・・
ダイオード。 代理人 弁理士  山 下 穣 平 第1因 第2図 第3図 第4民 To  h t2T3kt5ts 昭和62年 5月29]」 特許庁長官  黒 1)明 雄 殿 ■、事件の表示 特願昭61〜138346号 2、発明の名称 電磁石駆動方法 3、補正をする者 事件との関係    特許用願人 名    称  (1(10)キャノン株式会社4、代
理人 住所 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号虎ノ門40森
ビル明細書の発明の名称、特許請求の範囲及び発明の詳
細な説明の欄 6、補正の内容 (1、発明の名称を「磁界発生装置」と訂正する。 (2、特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (3)  明細間第3頁16行目の「駆動方法Jを1磁
界発生装置」と訂正する。 (4)明細間第3頁17行目の「電磁石駆動方法」を1
磁界発生装置」と訂正する。 (5)明細書第6頁2〜10行目の「ほぼ同一空間・・
・・・・電磁石駆動方法」を[通電によって磁界を発生
する第1のコイルと、該第1のコイルとほぼ同一空間に
磁界を発生ずるように配置された第1のコイルより小さ
いインダクタンスを持つ第2のコイルと、前記第2のコ
イルにまず通電し、この第2のコイルによる磁界の立ち
上りの後、前記第1のコイルに通電して一定の磁界を保
持するように動作する駆動手段とから成る磁界発生装置
」と訂正する。 (6)明細書第11頁12行目の「電磁石駆動方法」を
1磁界発生装置」と訂正する。 (7)明細書箱11頁17行目の[電磁石駆動方法」を
「磁界発生装置」と訂正する。 特許請求の範囲 通電によって磁界を発生する第1のコイルと、該第1の
コイルとほぼ同一空間に磁界を発生するように配置され
た第1のコイルより小さいインダクタンスを持つ第2の
コイルと、前記第2のコイルにまず通電し、この第2の
コイルによる磁界の立ち上りの後、前記第1のコイルに
通電して一定の磁界を保持するように動作する駆動手段
とから成る磁界発生装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ほぼ同一空間に磁界を発生する複数のコイルを持
    ち、該複数のコイルのうち1つ又は複数の第1のコイル
    群を開放し、残りの1つ又は複数の第2のコイル群に流
    れる電流を変化させて前記磁界を変化させ、該磁界の変
    化後において第1のコイル群又は第1及び第2のコイル
    群のうち任意の1つ又は複数のコイルに通電することに
    より一定の磁界を発生するようにした電磁石駆動方法。
  2. (2)前記複数のコイルを1本の導線から成るコイルの
    途中に1つ又は複数の端子を設けることにより構成する
    特許請求の範囲第1項記載の電磁石駆動方法。
  3. (3)前記第2のコイル群のインダクタンスを前記一定
    磁界を発生させるコイル群のインダクタンスより小さく
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁
    石駆動方法。
  4. (4)前記第2のコイル群に印加する電圧を前記一定磁
    界を発生させるコイル群に印加する電圧より大きくした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁石駆
    動方法。
  5. (5)前記第2のコイル群のインダクタンス、抵抗及び
    印加電圧による電流立上り時間を前記一定磁界を発生さ
    せるコイル群の立上り時間より小さくしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の電磁石駆動方法。
  6. (6)前記第2のコイル群の抵抗値を前記一定磁界を発
    生させるコイル群の抵抗より小さくしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の電磁石駆動方法。
  7. (7)前記第2のコイル群と前記一定磁界を発生させる
    コイル群とを同一電圧源で駆動するようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載の電磁石駆動方法。
  8. (8)前記第2のコイル群の巻数を前記一定磁界を発生
    させるコイル群の巻数より小さくしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の電磁石駆動方法。
  9. (9)前記第2のコイル群と前記一定磁界を発生させる
    コイル群とを同一電圧源で駆動したことを特徴とする特
    許請求の範囲第8項記載の電磁石駆動方法。
  10. (10)前記第2のコイル群の導電線の断面積を前記第
    1のコイル群の導電線の断面積より大きくしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁石駆動方法。
  11. (11)前記第2のコイル群と前記一定磁界を発生させ
    るコイル群とを同一電圧源で駆動したことを特徴とする
    特許請求の範囲第10項記載の電磁石駆動方法。
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US07/060,303 US4841407A (en) 1986-06-16 1987-06-10 Magnetic field generator having a plurality of coils for generating magnetic field in substantially the same space and method of driving the same
EP87305339A EP0251561B1 (en) 1986-06-16 1987-06-16 Magnetic field generator
DE8787305339T DE3781474T2 (de) 1986-06-16 1987-06-16 Magnetfelderzeuger.

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008078680A (ja) * 2007-11-05 2008-04-03 Komatsu Ltd ソレノイド駆動装置
JP2012180741A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Bosch Corp コモンレール式燃料噴射制御装置用電磁アクチュエータ、コモンレール式燃料噴射制御装置用電磁アクチュエータのバックアップ方法、及び、コモンレール式燃料噴射制御装置用電磁アクチュエータのバックアップ装置
CN112524655A (zh) * 2020-12-08 2021-03-19 珠海格力电器股份有限公司 磁场控制电路、离子火焰控制方法、装置及等离子灶具

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