JP2550500Y2 - 切削刃ホルダヘッドを取付けるシャンク - Google Patents
切削刃ホルダヘッドを取付けるシャンクInfo
- Publication number
- JP2550500Y2 JP2550500Y2 JP1993066564U JP6656493U JP2550500Y2 JP 2550500 Y2 JP2550500 Y2 JP 2550500Y2 JP 1993066564 U JP1993066564 U JP 1993066564U JP 6656493 U JP6656493 U JP 6656493U JP 2550500 Y2 JP2550500 Y2 JP 2550500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shank
- holder head
- flange
- mounting portion
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は加工内径の小径穴加工に
用いる切削ホルダヘッドを鋼製のシャンクに交換できる
ように取付け、剛性構造として耐防振性と機械装着時の
交換性、及びスリーブのいらない簡素化された切削刃ホ
ルダヘッドを取付けるシャンクに関する。
用いる切削ホルダヘッドを鋼製のシャンクに交換できる
ように取付け、剛性構造として耐防振性と機械装着時の
交換性、及びスリーブのいらない簡素化された切削刃ホ
ルダヘッドを取付けるシャンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の切削加工するシャンクは、先端部
に刃具の取付け部を施したシャンク部はスリーブに入れ
刃物台に取付けて使用している。
に刃具の取付け部を施したシャンク部はスリーブに入れ
刃物台に取付けて使用している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のシャンクは
スリーブを装着するため刃具位置の互換性及び突出量に
対する耐防振性等加工精度に欠陥があった。
スリーブを装着するため刃具位置の互換性及び突出量に
対する耐防振性等加工精度に欠陥があった。
【０００４】そのために前記課題に対処することを目的
に提供するものである。
に提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は前記課題を解決
するため、クーラント孔を穿ったフランジと、フランジ
の正面側には先方に向けて突出させたシャンクと、フラ
ンジの背部には大径の取付け部を一体に成形したシャン
ク本体を有し、このシャンク本体の前記シャンクには一
端面に切削刃ホルダヘッドの円錐取付け部を嵌合する錐
状の嵌合凹部を設けると共に、嵌合凹部の端縁には、ホ
ルダヘッドの取付け部に設けた突子を噛み合わせる溝を
設け、また、シャンク本体の前記シャンクの外周は、先
端からフランジに向って徐々に肉厚をもたせた楕円構造
に成形し、更に楕円構造の上下のむね部の何れか一方の
むね線上に前記突子を噛合せの溝を設け、更に、シャン
ク本体内には、前記嵌合凹部に向けて他端側に段部の受
面を設けて貫通孔を穿ち、この貫通孔に、ホルダヘッド
の取付け部に穿ったねじ孔に螺合させるねじ部を設けた
引張ボルトを挿入し、該引張ボルトをホルダに螺合して
締付け、ホルダヘッドを嵌合凹部に取付けるようにした
ことを特徴とした切削刃ホルダヘッドを取付けるシャン
クとしたものである。
するため、クーラント孔を穿ったフランジと、フランジ
の正面側には先方に向けて突出させたシャンクと、フラ
ンジの背部には大径の取付け部を一体に成形したシャン
ク本体を有し、このシャンク本体の前記シャンクには一
端面に切削刃ホルダヘッドの円錐取付け部を嵌合する錐
状の嵌合凹部を設けると共に、嵌合凹部の端縁には、ホ
ルダヘッドの取付け部に設けた突子を噛み合わせる溝を
設け、また、シャンク本体の前記シャンクの外周は、先
端からフランジに向って徐々に肉厚をもたせた楕円構造
に成形し、更に楕円構造の上下のむね部の何れか一方の
むね線上に前記突子を噛合せの溝を設け、更に、シャン
ク本体内には、前記嵌合凹部に向けて他端側に段部の受
面を設けて貫通孔を穿ち、この貫通孔に、ホルダヘッド
の取付け部に穿ったねじ孔に螺合させるねじ部を設けた
引張ボルトを挿入し、該引張ボルトをホルダに螺合して
締付け、ホルダヘッドを嵌合凹部に取付けるようにした
ことを特徴とした切削刃ホルダヘッドを取付けるシャン
クとしたものである。
【０００６】
【作用】本考案は、突出させたシャンクの外周にフラン
ジ正面側に至るまで徐々に肉厚をもたせ、しかも剛性を
もたせるよう楕円構造に成形したシャンク本体１のシャ
ンクの一端側に嵌合凹部４内に加工に必要とする切削刃
ホルダヘッド６の取付け部３ａの錐面部を嵌め込むと共
に、取付け部３ａ側に設けた突子３ｄを嵌合凹部４の端
縁に設け、上下むね部の一方側に設けた溝５と噛み合わ
せ、更に取付け部３ａ側端面中央に設けたねじ孔３ｂ
に、シャンク本体１他端側からの段部７ａを設けた貫通
孔７に挿入した引張ボルト６の先端ねじ部６ｂを螺合し
て締付けることによって取付け部３ａの錐面を嵌合凹部
４の錐面に圧接固定して、このシャンク体１を機械に装
着する。
ジ正面側に至るまで徐々に肉厚をもたせ、しかも剛性を
もたせるよう楕円構造に成形したシャンク本体１のシャ
ンクの一端側に嵌合凹部４内に加工に必要とする切削刃
ホルダヘッド６の取付け部３ａの錐面部を嵌め込むと共
に、取付け部３ａ側に設けた突子３ｄを嵌合凹部４の端
縁に設け、上下むね部の一方側に設けた溝５と噛み合わ
せ、更に取付け部３ａ側端面中央に設けたねじ孔３ｂ
に、シャンク本体１他端側からの段部７ａを設けた貫通
孔７に挿入した引張ボルト６の先端ねじ部６ｂを螺合し
て締付けることによって取付け部３ａの錐面を嵌合凹部
４の錐面に圧接固定して、このシャンク体１を機械に装
着する。
【０００７】
【実施例】図は、本考案に係る切削刃ホルダヘッドを取
付けるシャンクの一実施例を示したもので、以下図に基
いて説明する。
付けるシャンクの一実施例を示したもので、以下図に基
いて説明する。
【０００８】１は正面側をテーパー面に成形したフラン
ジ１ａを設けたシャンク本体で鋼材によって形成され、
しかも、このシャンク本体１のフランジ１ａから先端部
に向けて突出させたシャンク１ｂを設け、このシャンク
１ｂ側には、先端面に、後記切削刃２を保持するホルダ
ヘッド３の錐面取付け部３ａを嵌合する錐面の嵌合凹部
４を設け、更に、前記シャンク１ｂの外周は端部から徐
々に肉厚をもたせて剛性を強めるように楕円構造Ａに成
形する。
ジ１ａを設けたシャンク本体で鋼材によって形成され、
しかも、このシャンク本体１のフランジ１ａから先端部
に向けて突出させたシャンク１ｂを設け、このシャンク
１ｂ側には、先端面に、後記切削刃２を保持するホルダ
ヘッド３の錐面取付け部３ａを嵌合する錐面の嵌合凹部
４を設け、更に、前記シャンク１ｂの外周は端部から徐
々に肉厚をもたせて剛性を強めるように楕円構造Ａに成
形する。
【０００９】更に、フランジ１ａの背部には後方に向っ
て大径に成形して機械への取付け部１ｃを一体に設け、
更にこの取付け部１ｃは、上部側を僅かに正面に向けて
傾斜させた平面部を形成してボルト等締付け具の締付け
面１ｄを設けてある。
て大径に成形して機械への取付け部１ｃを一体に設け、
更にこの取付け部１ｃは、上部側を僅かに正面に向けて
傾斜させた平面部を形成してボルト等締付け具の締付け
面１ｄを設けてある。
【００１０】更に、前記錐面の嵌合凹部４の端縁には、
前記楕円構造Ａの楕円のむね部と一致させた上下のいず
れか一方に溝５を設けると共にシャンク本体１内には、
前記錐状嵌合凹部４の反対側から嵌合凹部４に向けて引
張ボルト６を挿入する貫通孔７を設け、しかも貫通孔７
の後部側には段部７ａを設け、この段部７ａで貫通孔７
に挿込んだ引張ボルト６の頭部６ａの座板を受止めるよ
うにしてある。
前記楕円構造Ａの楕円のむね部と一致させた上下のいず
れか一方に溝５を設けると共にシャンク本体１内には、
前記錐状嵌合凹部４の反対側から嵌合凹部４に向けて引
張ボルト６を挿入する貫通孔７を設け、しかも貫通孔７
の後部側には段部７ａを設け、この段部７ａで貫通孔７
に挿込んだ引張ボルト６の頭部６ａの座板を受止めるよ
うにしてある。
【００１１】また引張ボルト６の先端側には前記ホルダ
ヘッド３の取付け部３ａの端面に穿ったねじ孔３ｂに螺
合するねじ部６ｂを設けてこのねじ部６ｂを前記ねじ孔
３ｂに螺合させ引張ボルト６を締付けてホルダヘッド３
を引寄せて取付け部３ａの錐面を嵌合凹部４の錐面に圧
接させる。
ヘッド３の取付け部３ａの端面に穿ったねじ孔３ｂに螺
合するねじ部６ｂを設けてこのねじ部６ｂを前記ねじ孔
３ｂに螺合させ引張ボルト６を締付けてホルダヘッド３
を引寄せて取付け部３ａの錐面を嵌合凹部４の錐面に圧
接させる。
【００１２】シャンク本体１には前記フランジ１ａにク
ーラント孔８を設けてシャンク本体１内を通したクーラ
ント油を放出して刃先の冷却と切削屑を排出するように
してある。
ーラント孔８を設けてシャンク本体１内を通したクーラ
ント油を放出して刃先の冷却と切削屑を排出するように
してある。
【００１３】尚、前記ホルダヘッド３はシャンク本体１
の端部で受ける段部３ｃを備えると共に、この段部３ｃ
には前記嵌合凹部４の端縁に設けた溝５に嵌まる突子３
ｄを設けて回り止めと刃先の位置決めをしている。
の端部で受ける段部３ｃを備えると共に、この段部３ｃ
には前記嵌合凹部４の端縁に設けた溝５に嵌まる突子３
ｄを設けて回り止めと刃先の位置決めをしている。
【００１４】
【考案の効果】本考案は上述のように、鋼製から成るシ
ャンク本体はフランジを設け、更にフランジから先端に
突出させたシャンクを設け、更にこのシャンクの外周は
フランジに向けて徐々に肉厚として剛性をもたせた楕円
構造に構成したので高剛性と成ると共に耐防振性を向上
と加工精度を安定化させ、更に前記フランジは正面側を
テーパー面としてこれにクーラント油の油孔を設けて刃
先の冷却と切削屑の排出に無駄をなくし、更に切削スピ
ード、刃先寿命をそれぞれ高める効果がある。また楕円
構造としてむねの何れか一方の線上の嵌合凹部の端縁に
溝を設けることでホルダヘッドの交換時の位置あわせが
容易にできる等の効果がある。
ャンク本体はフランジを設け、更にフランジから先端に
突出させたシャンクを設け、更にこのシャンクの外周は
フランジに向けて徐々に肉厚として剛性をもたせた楕円
構造に構成したので高剛性と成ると共に耐防振性を向上
と加工精度を安定化させ、更に前記フランジは正面側を
テーパー面としてこれにクーラント油の油孔を設けて刃
先の冷却と切削屑の排出に無駄をなくし、更に切削スピ
ード、刃先寿命をそれぞれ高める効果がある。また楕円
構造としてむねの何れか一方の線上の嵌合凹部の端縁に
溝を設けることでホルダヘッドの交換時の位置あわせが
容易にできる等の効果がある。
【図１】本考案に係る切削刃ホルダヘッドを取付けるシ
ャンクの一実施例を示した縦断側面図である。
ャンクの一実施例を示した縦断側面図である。
【図２】図１の正面図である。
１ シャンク本体 １ａ フランジ １ｂ シャンク １ｃ 取付け部 １ｄ 締付け面 ２ 切削刃 ３ ホルダヘッド ３ａ 取付け部 ３ｂ ねじ孔 ３ｃ 段部 ３ｄ 突子 ４ 嵌合凹部 ５ 溝 ６ 引張ボルト ６ａ 頭部 ６ｂ ねじ部 ７ 貫通孔 ７ａ 段部 ８ クーラント孔 Ａ 楕円構造
Claims (1)
- 【請求項１】 クーラント孔を穿ったフランジと、フラ
ンジの正面側には先方に向けて突出させたシャンクと、
フランジの背部には大径の取付け部を一体に成形したシ
ャンク本体を有し、このシャンク本体の前記シャンクに
は一端面に切削刃ホルダヘッドの円錐取付け部を嵌合す
る錐状の嵌合凹部を設けると共に、嵌合凹部の端縁に
は、ホルダヘッドの取付け部に設けた突子を噛み合わせ
る溝を設け、また、シャンク本体の前記シャンクの外周
は、先端からフランジに向って徐々に肉厚をもたせた楕
円構造に成形し、更に楕円構造の上下のむね部の何れか
一方のむね線上に前記突子を噛合せの溝を設け、更に、
シャンク本体内には、前記嵌合凹部に向けて他端側に段
部の受面を設けて貫通孔を穿ち、この貫通孔に、ホルダ
ヘッドの取付け部に穿ったねじ孔に螺合させるねじ部を
設けた引張ボルトを挿入し、該引張ボルトをホルダに螺
合して締付け、ホルダヘッドを嵌合凹部に取付けるよう
にしたことを特徴とした切削刃ホルダヘッドを取付ける
シャンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066564U JP2550500Y2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 切削刃ホルダヘッドを取付けるシャンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066564U JP2550500Y2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 切削刃ホルダヘッドを取付けるシャンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737506U JPH0737506U (ja) | 1995-07-11 |
| JP2550500Y2 true JP2550500Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=13319578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993066564U Expired - Lifetime JP2550500Y2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 切削刃ホルダヘッドを取付けるシャンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550500Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002028805A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Mitsuyasu Seisakusho:Kk | ヘッド交換式切削ホルダー |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63127803U (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-22 | ||
| TW422350U (en) * | 2000-03-07 | 2001-02-11 | Lin Ming Yan | Electric 3D liquid crystal shutter eyeglass with high shielding ratio |
| JP3120306U (ja) * | 2006-01-06 | 2006-03-30 | 友義 高 | 後頭部支持補助具 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP1993066564U patent/JP2550500Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0737506U (ja) | 1995-07-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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