JPH09290305A - スローアウェイバイト - Google Patents

スローアウェイバイト

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JPH09290305A
JPH09290305A JP10812196A JP10812196A JPH09290305A JP H09290305 A JPH09290305 A JP H09290305A JP 10812196 A JP10812196 A JP 10812196A JP 10812196 A JP10812196 A JP 10812196A JP H09290305 A JPH09290305 A JP H09290305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】極めて容易且つ迅速にチップを交換でき、また
チップの固定力に作業者の個人差が生ぜず、そして部材
の消耗が少ないバイトを提供する。 【解決手段】シャンクを中空状とし、、チップ取付部の
先端面より外部に突出するチップ脱着ロッドを備えた押
し込み部材がL字ピンの下先端部を常時付勢するように
弾条部材を嵌挿せしめ、上記チップ脱着ロッドを押圧す
ることによって前記L字ピンの上先端部により固定され
ているスローアウェイチップを脱着可能たらしめる構造
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料などの切
削加工に用いられるスローアウェイバイトに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スローアウェイチップのクランプ機構と
して、次の2種類のものが従来から使用されてきた。第
1のものは図8に示す、いわゆるレバーロック方式と呼
ばれる機構で、これはL字型をしたレバー(以下、レバ
ーと略称する)24とロックスクリュー26を介してス
ローアウェイチップ(以下、チップと略称する)21の
クランプを行うものである。レバー24は、スローアウ
ェイバイトのバイト本体25のチップ取付部に穿設して
なるレバー穴25a内、シート23が有する貫通孔23
a内、チップ21が有する貫通孔21a内及びロックス
クリュー26を奥部で螺着するロックスクリュー孔25
b内でそのレバー支点24bを中心として揺動する。
【0003】レバー24の一端の先端部24aは、バイ
ト本体25の上部に設けられ上記レバー穴25aに貫通
しているロックスクリュー穴25b内でロックスクリュ
ー26の凹V形状部26bに組み合わされており、上記
レバー24はこのロックスクリュー26の上げ下げによ
って、レバー支点24bを中心として揺動し、上端のク
ランプ部24cでもって上記チップ21の貫通孔21a
の内壁を押圧してクランプを行うものである。
【0004】上記ロックスクリュー26は、頭部の六角
穴26aに不図示の六角棒レンチを差し込み回転させる
ことによって下端ボルト部26cがバイト本体25の上
面より穿設してなるロックスクリュー穴25b内の奥部
に螺入される。また、不図示の六角棒レンチを六角穴2
6aに挿入して回転させることによりロックスクリュー
26を上下させることができる。
【0005】尚、シート23はチップ21の底面に対す
る平面度確保のために載置される。
【0006】また、シムピン22は、チップ21が有す
る貫通孔21a内、シート23が有する貫通孔23a内
でレバー24の後背面側の、すなわちチップ21の先端
側にあるスペースに収納され、チップ21をシート23
上に載置する時、或いはチップ21を交換する時にレバ
ー24のクランプ部24cをチップ21の先端方向に揺
動させ、上記レバー24の後背面によってシムピン22
をシート23の貫通孔23aの内壁に押圧して、同時に
シムピン22の頭部22aが上記シート23を上から押
圧してシート23が外れないように固定する。
【0007】一方、第2のタイプはいわゆるウエッジク
ランプ方式と呼ばれ、図9に示すようにクランプセット
35のクランプ駒352によるチップ31への上方から
の押圧、及びホルダー34の先端部方向への押圧によっ
てチップ31の貫通孔31aの内壁がシムピン32を押
圧することによってチップ31の固定を行うものであ
る。
【0008】シムピン32はシート33が有する貫通孔
33aとバイト本体25の先端部に穿設されたシムピン
孔34aを貫通して、その下端ボルト部がバイト本体2
5に設けられたナット孔34d内でナット36によって
受けられる。この時、シムピン32の円周突起部32a
による上方からの押圧によってバイト本体25にシート
33は固定され、その上にチップ31が装着される。
【0009】上記クランプセット35はクランプ駒35
2とクランプボルト351より構成されている。そのう
ちクランプ駒352には上記クランプボルト351が貫
通するクランプボルト孔352b、及び後部にはテーパ
ーの傾斜部352aが設けられている。
【0010】一方、クランプボルト351は、その六角
孔351aに六角棒レンチを差し込み、回転させるこに
よってバイト本体25に穿設してなるクランプボルト穴
34b内に挿入され、そして、その頭部がクランプ駒3
52を押し下げる。この時クランプ駒352の上記傾斜
部352aがバイト本体25の接触角部34cを滑り、
これによってクランプ駒352がバイト本体25の先端
部方向へ移動し、チップ31が有する貫通孔31aの内
壁がシムピン32をチップ31の先端部方向へ押圧する
ことによってチップ31はクランプされる。
【0011】
【従来技術の課題】上記従来例のうち、レバーロック方
式はその構造上、次のような欠点を免れ得なかった。す
なわち、 (1)チップ21をクランプする時、レバー24のクラ
ンプ部24cが所定の位置になるようロックスクリュー
26を数回転させる必要がある。又、アンクランプ時は
クランプ時の逆動作をすることが必要である。このチッ
プ21の脱着に15秒以上の時間を要する為、その間加
工を停止しなければならず、量産加工ラインなどでは加
工能率低下の一因となっている。
【0012】(2)ロックスクリュー26を回す力は個
人により異なる為、チップ21の締め付けが一定せず、
その結果作業者によりクランプ力に強弱の差が出る。
【0013】(3)締め付け力が一定していない為、通
常オーバートルクとなる。これが原因となりロクスクリ
ュー26の六角孔26a、及び六角棒レンチが変形した
りして、チップ21が容易に取り外しができなくなる。
この場合バイト本体25をマシンより取り外し、部品を
取り換える作業が必要となる。
【0014】一方、ウエッジクランプ方式も次のような
欠点を持つ、すなわち、 (1)チップ31のクランプはクランプセット35のク
ランプ駒352の前方への移動によりチップ31の貫通
孔31aの内壁をシムピン32が押圧することによっ
て、また下方への移動によるチップ31への上方からの
押圧によってチップ31を固定するものであるため、チ
ップ31を交換する場合、クランプボルト351を回転
させることによってクランプ駒352を最低でもチップ
31の厚み分移動させる必要がある。これには約5回転
以上が必要であり、このための時間が約15秒〜20秒
かかる。
【0015】(2)クランプボルト351の締め付け力
が作業者によって一定しないためオーバートルクになり
やすい。
【0016】
【発明の目的】しかして、本発明は、極めて容易且つ迅
速にチップを交換でき、またチップの固定力に作業者の
個人差が生ぜず、そして部材の消耗が少ないバイトを提
供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決するため、本発明のバイトは、シャンクを中空状と
し、その中空穴内に、チップ取付部の先端面より外部に
突出するチップ脱着ロッドを備えた押し込み部材がL字
ピンの下先端部を常時付勢するように弾条部材を嵌挿せ
しめ、上記チップ脱着ロッドを押圧することによって前
記L字ピンの上先端部により固定されているスローアウ
ェイチップを脱着可能たらしめる構造である。
【0018】
【作用】このように構成されるスローアウェイバイト
は、シャンクを中空状とし、その中空穴内にコイルバネ
などの弾条部材を伸縮自在に装填し、且つバイトの先端
面側に突出する円筒ピンを介して弾条部材を圧縮する方
向に押し込むことができ、このピンの押し込み或いはそ
の解放によりホルダー先端にチップを固定またはチップ
の交換が可能な構造であり、上記先端面側に突出する押
し込み部材のチップ脱着ロッドを押圧するために、旋盤
を軸方向に動かし、その先端で上記チップ脱着ロッドを
押圧することができる。
【0019】すなわち、チップを取り替えるに際して
も、機械的な動力で旋盤を自動的に軸方向に動かすこと
により、レバーを揺動させることができ、その間に極め
て容易且つ迅速にチップを交換できる。また、旋盤の動
力と弾性体の反発力を利用するので、チップの固定力を
一定とすること、あるいは、ねじ締めの動作を必要とし
ないので、オーバートルクによる部品の消耗という問題
もない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図によ
って具体的に説明する。図1の透視図は、本実施形態の
スローアウェイバイト(以下、バイトと略称する)Bを
示し、この図において、1は貫通孔1aを中心に備える
スローアウェイチップ(以下、チップと略称する)、2
はシート、4はL字型をしたレバー(以下、レバーと略
称する)、6はコイルバネ、7は該コイルバネ6および
上記レバー4に係合する押し込み部材、そして8はシャ
ンク3と先端側のチップ取付部5からなるバイト本体で
ある。
【0021】この図1に示す如く、チップ1はチップ取
付部5のチップ取付面5aに着座したシート2の上面に
載置される。またレバー4はレバー穴5c内、並びに上
記チップ1とシート2の貫通孔内で、ヒンジ棒4aを中
心として揺動するようになっている。
【0022】なお、シート2はチップ1の底面に対する
平面度確保のため、及びチップ1の欠損時にはバイト本
体8を保護する為に装着されている。
【0023】また、レバー4の一端の下先部4cは、上
記バネ孔3b内でコイルバネ6の端部に当接するバネ板
7aと面接触している。また、このバネ板7aの平面の
うちコイルバネ6とは反対側の平面からはチップ脱着ロ
ッド7bが一体的に形成され、両者で押し込み部材7を
構成するとともに、このチップ脱着ロッド7bの先端部
分がバイト5の先端面5bから外方に突出している。し
たがって、上記チップ脱着ロッド7bを後方に押し込み
或いは押し込んだチップ脱着ロッド7bを解放する動作
によって、上記バネ板7aを前後動させることができ、
これにより、レバー4がビンジ棒4aを中心として揺動
し、上先端部に位置するチップ押圧部4bでもってチッ
プ1の貫通孔1aの内壁を押圧してクランプするように
なっている。
【0024】より具体的に、図2の略図に基づいてチッ
プ1装着の手順を説明すると、まず、上記チップ脱着ロ
ッド7bを幅X分、後方の点線で示す位置まで上記バネ
板7aを押し込むとレバー4の下先端部4cもこれに応
じて斜め後ろ方向に戻り、この動きに伴って、上端部位
のチップ押圧部4bがチップ1の先端1bの側に揺れ角
Y分、揺動し、チップ装着可能な状態となる。この状態
を維持しつつ、図中二点鎖線で示すチップ1を装着す
る。装着後、上述のチップ脱着ロッド7bの押し込み状
態を解放すると、今度はコイルバネ6(図1参照)の弾
性反発力によりバネ板7aが実線で示される位置まで幅
X分、押し戻され、この動きにともなって、上記レバー
4のチップ押圧部4bがチップ1の後端1cの方向に揺
れ角Y分、揺動し、チップ1の貫通孔の内壁面を押圧す
る。そして、この作用によりチップ1は固定される。
【0025】すなわち、上記チップ脱着ロッド7bを後
方に押し込んだ状態の時に、チップ1は脱着可能とな
り、それ以外の時に、チップ1が固定保持されるように
なっている。
【0026】なお、図1に示すように、上記バネ孔3a
の後端面近位部3bは内ネジ3cとなっていて、ボルト
17が螺入されており、このボルト17の締緩によって
上記コイルバネ6の弾性反発力を調整するようになって
いる。
【0027】このように構成されるスローアウェイバイ
トBは、シャンク3を中空状とし、その中空状のバネ孔
3aにコイルバネ6を伸縮自在に装填し、且つバイトB
の先端面5b側に突出するチップ脱着ロッド7bを介し
てコイルバネ6を圧縮する方向に押し込むことができ、
このチップ脱着ロッド7bの押し込み或いはその解放に
よりバイト5の先端側に位置するチップ取付部5の所定
位置にチップ1を固定またはチップ1の交換が可能な構
造であり、上記先端面5b側に突出するチップ脱着ロッ
ド7bを押し込むために、旋盤(不図示)を軸方向に動
かし、その旋盤先端部分で上記チップ脱着ロッド7bを
押圧することができる。
【0028】すなわち、チップ1を取り替えるに際に、
旋盤を機械的な動力で自動的に軸方向に動かすことによ
り、レバー4を揺動させることができ、その間に極めて
容易且つ迅速にチップ1を交換できる。また、旋盤の動
力とコイルバネ6の弾性反発力を利用するので、チップ
1の固定力を一定とすること、あるいは、ねじ締めの動
作を必要としないので、オーバートルクによる部品の消
耗という問題もない。
【0029】また、レバー4の揺動支点をヒンジ棒4a
としたことにより、レバー4とバイト本体8との無理な
圧接係合がなくなり、したがって、チップ1の固定力の
ロスや、レバー4の変形等の問題を回避できる。
【0030】さらに、上述のように構成される上記スロ
ーアウェイバイトBの他の作用として、シャンク3にバ
ネ孔3aを形成したことにより、チップ1の切刃欠損を
起こし難いということが挙げられる。その理由として
は、バネ孔3aが振動を分散または吸収、或いは振動モ
ードを好適に変えることにより、切削時の振動による共
振を引き起こしてチップ1の欠損を誘発する、ことが抑
えられるためであると考えられる。
【0031】なお、バネ孔3aの大きさは、バネ孔3a
の断面積を含むシャンク3の総断面積に対して10〜5
0の断面積であることが好ましい。これは、断面積比が
10%未満の時には、防振効果が現れ難く、他方、断面
積比が50%より大きい時には、ホルダーシャンク部の
強度が著しく低下し実用上使用不可能となる恐れがある
ためである。
【0032】次に、図3〜図7に本発明の他実施形態に
おけるバイト本体8のチップ取付部5の概略断面図を示
し、図3〜図5のバイトBでは、前記レバー4の下先部
4cと穴底面5eの間に小コイルバネ10を介在させ、
図1に示すバイトBの構造において、前記チップ脱着ロ
ッド7bを押し込んだ際に、レバー4の上端部位のチッ
プ押圧部4bをチップ1の先端1b側に揺動させる動き
を確実に且つスムーズにすることができる(図2参
照)。
【0033】また、図6〜図7のバイトBでは、上記レ
バー4を2つの円筒ピン41、42で構成し、2つの円
筒ピン41、42の直交部分43の裏側に、小コイルバ
ネ10を装着した構成となっている。
【0034】また、図4〜図7には、レバー4の支点と
して、ヒンジ棒4a以外の構造が示され、図4および図
7はバイト本体8側のV字突起11とレバー4側のV字
溝4dによる支点構造、図5は、レバー4側の半球状突
起4eとバイト4本体側の対応するR面14による支点
構造、そして図6には、略シリンダー状部材15による
支点構造が、それぞれ示されている。
【0035】これらの支点構造は、いずれも、前記ヒン
ジ棒4a同様に、レバー4とバイト本体8との無理な圧
接係合がなくし、これにより、チップ1の固定力のロス
や、レバー4の変形等の問題を回避することを目的とし
たものである。
【0036】なお、図3〜図7のうち、図4および図7
のV字突起11、図6の略シリンダー状部材15、図6
および図7の孔封止栓16は、図に詳しく示していない
が、いずれも外周に外ネジを形成してあり、バイト本体
8の対応部分に設けた内ネジに対して螺着固定してい
る。
【0037】また、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を逸脱しない限り、任意の
形態とすることができるのは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】叙上のように、本発明のスローアウェイ
バイトは、シャンクを中空状とし、その中空穴内に、チ
ップ取付部の先端面より外部に突出するチップ脱着ロッ
ドを備えた押し込み部材がL字ピンの下先端部を常時付
勢するように弾条部材を嵌挿せしめ、上記チップ脱着ロ
ッドを押圧することによって前記L字ピンの上先端部に
より固定されているスローアウェイチップを脱着可能た
らしめる構造としたので、旋盤を軸方向に動かし、その
先端で上記チップ脱着ロッドを押圧することができる。
したがって旋盤を機械的な動力で自動的に軸方向に動か
すことにより、レバーを揺動させることができ、その間
に極めて容易且つ迅速にチップを交換できる。また、旋
盤の動力を利用するので、チップの固定力を一定とする
こと、あるいは、ねじ締めの動作を必要としないので、
オーバートルクによる部品の消耗という問題がないとい
う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部構造を透視した、本発明のスローアウェイ
バイトの斜視図である。
【図2】図1のスローアウェイバイトにおける押し込み
部材とL字ピンの作用を示すために、それら部材のみを
示した斜視略図である。
【図3】L字レバーと穴底面との間に小コイルバネを用
いた他実施形態のスローアウェイバイトのチップ取付部
の概略断面図である。
【図4】図2のスローアウェイバイトの構成において、
バイト本体側のV字突起とレバー側のV字溝による支点
構造を採用した他実施形態のスローアウェイバイトのチ
ップ取付部の概略断面図である。
【図5】図2のスローアウェイバイトの構成において、
レバー側の半球状突起とバイト本体側の対応するR面に
よる支点構造を採用した他実施形態のスローアウェイバ
イトのチップ取付部の概略断面図である。
【図6】L字レバーを一対の円筒ピンで構成するととも
に、円筒ピンの交差部分裏側に小コイルバネを用い、さ
らに、略シリンダー状部材による支点構造を採用した他
実施形態のスローアウェイバイトのチップ取付部の概略
断面図である。
【図7】図5のスローアウェイバイトの構成において、
バイト本体側のV字突起とレバー側のV字溝による支点
構造を採用した他実施形態のスローアウェイバイトのチ
ップ取付部の概略断面図である。
【図8】従来の、レバーロック方式のスローアウェイバ
イトのチップ取付部を示し、(イ)は分解斜視図、
(ロ)は要部破断側面図である。
【図9】従来の、ウエッジクランプ方式のスローアウェ
イバイトのチップ取付部を示し、(イ)は分解斜視図、
(ロ)は要部破断側面図である。
【符号の説明】
B・・・・・・・・(スローアウェイ)バイト 1・・・・・・・・(スローアウェイ)チップ 1a・・・・・・・貫通孔 1b・先端 1c
・後端 2・・・・・・・・シート 3・・・・・・・・シャンク 3b・後端面近位部 3a・・・・・・・バネ孔 3c・内ネジ 4・・・・・・・・レバー 4a・・・・・・・ヒンジ棒 4e・半球突起 4b・・・・・・・チップ押圧部 4c・・・・・・・下先部 4d・・・・・・・V字溝 5・・・・・・・・チップ取付部 5b・先端面 5d
・チップポケット 5a・・・・・・・取付面 5e・穴底面 5f
・R面 5c・・・・・・・レバー穴 5g・下面 6・・・・・・・・コイルバネ 7・・・・・・・・押し込み部材 7a・・・・・・・バネ板 7b・・・・・・・チップ脱着ロッド 8・・・・・・・・バイト本体 10・・・・・・・小コイルバネ 11・・・・・・・V字突起 12、13・・・・円筒ピン 14・・・・・・・R面 15・・・・・・・略シリンダー状部材 16・・・・・・・孔封止栓 17・・・・・・・ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空のシャンクとスローアウェイチップを
    載置固定する先端側のチップ取付部からなり、該チップ
    取付部内に設置されたL字ピンの上先端部で上記スロー
    アウェイチップの中央貫通穴の壁面を押圧してスローア
    ウェイチップを固定するスローアウェイバイトであっ
    て、 上記シャンクの中空穴内に、前記チップ取付部の先端面
    より外部に突出するチップ脱着ロッドを備えた押し込み
    部材が前記L字ピンの下先端部を常時付勢するように弾
    条部材を嵌挿せしめ、上記チップ脱着ロッドを押圧する
    ことによって前記L字ピンの上先端部により固定されて
    いるスローアウェイチップを脱着可能たらしめることを
    特徴とするスローアウェイバイト。
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